JP2007270468A - 埋込型標識灯装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、既に埋込型標識灯が設置されている場所であっても、複雑な施工や大掛かりな工事を伴うことなく、主となる発光以外の発光を実現可能とする埋込型標識灯装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の埋込型標識灯装置Bは、上面に配設された光導出溝1a、光導出溝1aに連通する内部空間、および光導出溝1aと内部空間との間に液密に配設された透光窓1eを備え、嵌合部xを周縁に有するとともに、上面周縁部に互いに分散し、かつ、上下に貫通する複数の取付孔を備えた灯体1と、透光窓1eに向かって投光するように灯体1の内部空間に配設された光源2aを含む光学ユニット2とを備えた埋込型標識灯Aと、外部に露出している表面部に発光部LEDが設けられていると共に、周段部yを有する開口端を上面に備え、周段部yに埋込型標識灯Aの灯体1の嵌合部xを受容する取付体Dと、埋込型標識灯Aの灯体1に備えられた複数の取付孔を経由して埋込型標識灯Aを取付体Dに固着する固着手段Eと、を具備している。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明の埋込型標識灯装置Bは、上面に配設された光導出溝1a、光導出溝1aに連通する内部空間、および光導出溝1aと内部空間との間に液密に配設された透光窓1eを備え、嵌合部xを周縁に有するとともに、上面周縁部に互いに分散し、かつ、上下に貫通する複数の取付孔を備えた灯体1と、透光窓1eに向かって投光するように灯体1の内部空間に配設された光源2aを含む光学ユニット2とを備えた埋込型標識灯Aと、外部に露出している表面部に発光部LEDが設けられていると共に、周段部yを有する開口端を上面に備え、周段部yに埋込型標識灯Aの灯体1の嵌合部xを受容する取付体Dと、埋込型標識灯Aの灯体1に備えられた複数の取付孔を経由して埋込型標識灯Aを取付体Dに固着する固着手段Eと、を具備している。
【選択図】 図1
Description
本発明は、空港において航空機のパイロットに対するマーカーライトなどとして用いたり、道路などに用いたりする埋込型標識灯装置に関する。
例えば、特許文献1にみられるように、この種の埋込型標識灯装置は、設置予定の箇所の舗装工事に先立ち、その路面等の基礎層の所定箇所に、予め基台を埋設しておき、その舗装工事の後、舗装面の表皮を掘り返して、埋設されていた基台の上に取付体を固定し、埋込型標識灯を取付体に嵌合させてから、両者をボルトで締結等することで設置される。
ここで、舗装工事の後に、その舗装面を掘り起こして基台を埋設し、上記と同様に埋込型標識灯を設置することができる場合があるが、舗装面の強度を維持すするために、基礎部分に例えば鉄筋等の骨材が設置されている場合には、一般にその骨材を切断できないため、基台をあらためて埋め込むことが困難ある。特に、空港等の滑走路の場合には、大重量の飛行機の離発着や走行に耐えるように舗装面は高強度が要求されるため、前述のように、その基礎に予め基台を埋設しておく手法が多用されている。
また、既設の埋込型標識灯とは別に、他の目的で標識灯を設置したい要求が高まりつつある。例えば、空港においては、その滑走路の中心位置を示すために、その中心線に埋込型標識灯が規則的に埋設されているが、その滑走路と交差している誘導路の方向に、例えば赤色の別の光を放射させて、その誘導路を走行する飛行機に対して、進入禁止等の待機指示を表す標識灯などである。
ここで、誘導路の路肩に、一般的に交通信号機と同様の標識灯を設ければ、進入禁止指示等を簡単に表すことができるが、地上型のものでは障害物となる危険をはらんでおり、特に空港の滑走路周辺の場合には、このようなものを追加することは現実的ではないため、埋込型標識灯が好適となる。
しかしながら、前述のように、舗装面を掘り起こしてあらためて埋込型標識灯を増設しようとすることは、その施工上大掛かりとなることが多く、現実的には困難な場合が多い。
したがって、既に埋込型標識灯が設置されている場所であっても、複雑な施工や大掛かりな工事を伴うことなく、主となる発光以外の発光を追加できるようにすることが望まれている。
特開2003−336229号公報
本発明は上記問題に鑑みなされたもので、既に埋込型標識灯が設置されている場所であっても、複雑な施工や大掛かりな工事を伴うことなく、主となる発光以外の発光を実現可能とする埋込型標識灯装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項記載の埋込型標識灯装置は、上面に配設された光導出溝、光導出溝に連通する内部空間、および光導出溝と内部空間との間に液密に配設された透光窓を備え、嵌合部を周縁に有するとともに、上面周縁部に互いに分散し、かつ、上下に貫通する複数の取付孔を備えた灯体と、透光窓に向かって投光するように灯体の内部空間に配設された光源を含む光学ユニットとを備えた埋込型標識灯と、外部に露出している表面部に発光部が設けられていると共に、周段部を有する開口端を上面に備え、周段部に埋込型標識灯の灯体の嵌合部を受容する取付体と、埋込型標識灯の灯体に備えられた複数の取付孔を経由して埋込型標識灯を取付体に固着する固着手段と、を具備していることを特徴とする。
なお、本発明において、用語の定義および技術的意味は次による。
本発明の埋込型標識灯装置は、埋込型標識灯、取付体および固着手段から構成され、種々の用途に用いることができる。たとえば、空港用としては滑走路中心線灯、誘導路中心線灯、停止線灯など、また道路用としては交叉点標識用などに適応することができる。以下、構成要素ごとに説明する。
<埋込型標識灯について> 埋込型標識灯は、灯体および光学ユニットを備える。
(灯体について) 灯体は、光導出溝、内部空間および透光窓を備えている。光導出溝は、灯体の路面上に露出している上面部に配設されている。この種の埋込型標識灯は光を路面に対して小さな仰角で照射する必要があり、そのために光導出溝を形成している。内部空間は、一般に路面内に埋設される位置にあり、外部に対して液密に構成される。そして、後述する光学ユニットを始め、受電部分などを収容する。透光窓は、例えばプリズムに代表され、プリズムで構成したときは、光学ユニットから放射された光路を屈折させる、すなわち光路を規制するために用いられる。すなわち、灯体の内部空間においては、ランプの光軸を路面に対して小角度で設定することが困難である。そこで、中間にプリズムを介在させて路面方向へ屈折させる。光路規制とは、光路を例えば上述のように所定の方向に規制することを意味する。なお、透光窓としては、光屈折の作用を奏しない例えば耐圧性の優れたガラス部材などを許容し、その用途によって種々が選択可能である。
また、灯体は、嵌合部および複数の取付孔を備えている。嵌合部は、灯体の周縁部に形成されていて、一般的には全体がほぼ円形であるが、一部を非円形部に形成しておき、また、灯体の嵌合部を受容する取付体もその形状に適合させておけば、取付体の周段部に嵌合する際に、嵌合のできる方向が一義的に決まるので、埋込型標識灯の向きを間違えることがなく、したがって、間違った方向に標識光を投光して誤誘導が行なわれる虞がないという利点がある。
この非円形部は、円形の内側および外側のいずれであってもよいが、好適には外形の大形化を回避できるので、内側に配置されている。複数の取付孔は、灯体の周縁部において、互いに分散するとともに、灯体の上下に貫通していているが、灯体内部の液密性を阻害しないように構成される。
(光学ユニットについて) 光学ユニットは、少なくとも光源を備え、また必要に応じて、その光源からの光を反射させる反射鏡を付加することができる。そして、光学ユニットは、また、光学ユニットは、所望により、位置規制枠、押圧片および弾性脱落阻止体などを備えることが許容される。以下、光学ユニットの構成要素ごとに説明する。
光源は、主たる発光を行うもので、小形高光出力の点からハロゲン電球が好ましいが、クリプトンやキセノンガスを封入した白熱電球においても比較的小形高光出力のものが得られるので、またそれほど小形高光出力を要求されない場合も含めて、その他の白熱電球または発光ダイオードなどの使用を許容する。ハロゲン電球にはバルブの表面に赤外線反射膜を形成したものがあるが、発光効率が高いので、この構成は本発明に好適である。
必要に応じて付加される反射鏡は、基体の内面に高反射率の反射膜を被着したものが好適であるが、基体自体が反射率の高い物質たとえば高純度アルミニウムなどからなる場合は別に反射膜を被着させる必要はない。また、基体としてはガラスや金属が適している。さらに、反射鏡の高さを小さくするために、基本形が回転2次曲面をなしている椀形の反射鏡の上下を平行にカットした薄形の反射鏡を用いることができる。
なお、所望により、光源と反射鏡とを一体化することができる。これにより、反射鏡の焦点位置に光源の発光中心が固定されるため、配光が乱れにくくなるとともに、集光効率が高くなる。
次に、本発明において、光学ユニットの必須要素ではないが、以下に説明する部材を含むことができる。
1 位置規制枠 位置規制枠は、光学ユニットが所定の配光特性を示すように一体化された光源又は反射鏡の配設位置を規制するとともに、その取り付けをサポートする部材である。位置規制枠を用いる場合、光学ユニットは、透光窓に正対する位置に配置されるように位置規制枠を介して後述する基板にねじなどの固着手段を用いて取り付けられる。光源又は反射鏡の配設位置を規制するには、反射鏡の前面を位置規制枠の背面に当接するのが効果的である。なお、反射鏡が左右または上下に動かないように位置規制枠に起立片を形成することができる。
2 押圧片 押圧片は、反射鏡をその背面から押圧して、前面が位置規制枠に当接させるために用いられる。なお、押圧片の基端を位置規制枠に固定することで、ユニット化しやすくなる。
3 弾性脱落阻止体 弾性脱落阻止体は、埋込型標識灯に大きな衝撃が加わったときでも反射鏡が所定の位置から脱落しないように作用する手段であり、位置規制枠に着脱自在に装着される。しかし、その装着のそれ以上の態様は問わない。したがって、弾性脱落阻止体は、たとえばばね性部材からなるか、ばね性部材を有しており、その弾性を利用して少なくとも衝撃が加わったときに、反射鏡を直接または間接弾性的に押さえてその脱落を阻止する。また、弾性脱落阻止体を位置規制枠に着脱自在に装着するには、どのような手段によってもよい。たとえば、弾性脱落阻止体の弾性を利用して着脱すると構造が簡単になるので好ましいが、要すればねじなどの固着手段を用いてもよい。また、弾性脱落阻止体を装着するために、位置規制枠に孔、凹み、鉤状部分などを適宜形成することができる。
<取付体について> 取付体は、周段部を有する開口端を上面に備え、周段部に埋込型標識灯の灯体の嵌合部を受容する。周段部は、標識灯の灯体の嵌合部に合致する大きさおよび形状になっている。開口端は、灯体の下方へ突出する部分があれば、それを受容したり、給電部材を標識灯に接続したりするなどのために利用される。
また、外部に露出している上部の表面には、例えば発光ダイオードが外部に光り放射可能となるように配設され、発光部を形成する。発光部としては、電球、放電灯、電界発光素子などの既存の光源が利用できるが、コンパクトで高輝度が得られ易い発光ダイオード素子が適している。なお、灯体から発せられる主の発光とこの発光部の発光を区別するため、その目的に応じて、発光部の発光色を適宜選択することができる。
このように構成される取付体は、調整リングまたはアダプタと称される部材であることを許容する。次に、取付体がそれぞれである場合について説明する。
1 調整リングが取付体を構成する場合 この場合、埋込型標識灯は、調整リングまたはおよびアダプタなどを介して基台に取り付けられる。調整リングは、その開口端の周段部に埋込型標識灯を直接受容して標識灯を取り付けるように構成されるとともに、周段部の外周側に埋込型標識灯の水平取付角度調整機構を備えている。水平取付角度調整機構は、調整リングの周段部の外周側に円弧状の長孔を形成し、基台やアダプタなどの開口端に植立したねじ孔に調整リングの長孔を介してボルトを緩くねじ込み、調整リングを長孔に沿って動かして所望の水平取付角度に設定してから、ボルトを締め付けることによって、調整リングを基台やアダプタなどに対して固定するように構成するのが一般的である。
2 アダプタが取付体を構成する場合 この場合、アダプタは、直接または調整リングを介して基台に取り付けられる。また、アダプタは、配管工法の基台に切込接着工法用に設計された埋込型標識灯を用いる場合などのために用いられる。そして、皿状をなし、その底部に電源給電端子を配設して、埋込型標識灯の受電端子に接続して給電するとともに、電源給電端子に接続する電源プラグを外部に露出させている。なお、電源プラグは、配管を経由して基台に導入されたレセプタクルに接続する。
また、アダプタは、水平取付角度調整機構を備えていてもよいし、備えていなくてもよい。
<固着手段について> 固着手段は、埋込型標識灯と取付体とを固着する手段であり、スタッドボルトおよびナットまたはボルトなどを用いることができる。なお、ナットとしては、通常のナットでもよいが、車両等の通過を考慮し、ボルト脚部が露出しない袋ナットが好適である。
スタッドボルトおよびナットを用いる場合、スタッドボルトを取付体の周段部から起立させる。そのためには、スタッドボルトの基部を取付体の周段部の表面に溶接したり、基端に固定用基部を有するスタッドボルトを、取付体の周段部に通孔を形成してその裏面から通孔にスタッドボルトを挿通し、固定用基部を取付体の裏面に回転不能に係止させたりすればよい。そうして、スタッドボルトに埋込型標識灯の取付孔を挿通させて、埋込型標識灯の嵌合部を取付体の周段部に嵌合させ、埋込型標識灯の上面に露出したスタッドボルトの先端にナットをねじ込み、締め付ける。
ボルトを用いる場合、取付体の周段部にねじ孔を形成しておき、そのねじ孔に埋込型標識灯の取付孔を合わせて埋込型標識灯の嵌合部を取付体の周段部に嵌合させ、埋込型標識灯の取付孔の上面からボルトを取付体のねじ孔にねじ込み、締め付ける。
本発明によれば、埋込型標識灯の灯体の嵌合部を受容する取付体の外部に露出した表面に設けられた発光部が、透光窓から主たる発光とは別に発光するように構成されているため、例えば舗装面の掘り返し等の複雑な施工や大掛かりな工事を伴うことなく、主となる発光以外の発光が実現される。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1及び図2は、本発明の埋込型標識灯装置の一実施形態を示し、図1は平面図、図2は断面図を示す。
<埋込型標識灯A> 埋込型標識灯Aは、灯体1、光学ユニット2、受電端子3および色フィルタ4などからなる。
(灯体1) 灯体1は、上部灯体1A、下部灯体1B、Oリング1Cおよび取付ビス1Dからなる。
上部灯体1Aは、図1に示すように、一部が非円形部x´を有するほぼ円形の嵌合部xを周縁に有している。そして、上面に光導出溝1a、平坦部1b、傾斜面1c、取付孔1dおよび切欠係止縁1iを備えるとともに、光導出溝1aに透光窓としてプリズム1eを装着し、下面に下部周段部1fを備えている。光導出溝1aは、上部灯体1Aの上面において、斜め上方に向かうように形成されている。平坦部1bは、上部灯体1Aの上面中心領域に形成されている。傾斜面1cは、平坦部1bの周囲から周縁に形成され、したがって上部灯体1Aの上面は全体として切頭円錐形状をなしている。なお、光導出溝1aは上面の平坦部1bおよび傾斜面1cに跨って開口している。
取付孔1dは、灯体1の周縁部に互いに分散し、かつ、上部灯体1Aおよび下部灯体1Bの両者を貫通して形成されていて、灯体1を調整リングからなる後述する取付体Dに取り付けるためのものである。
プリズム1eは、光路規制用の手段で光導出溝1aと後述する内部空間1Eとの間にパッキング1e1および押さえ金具1e2により液密に配設されている。下部周段部1fは、下部灯体1Aの下面周縁部に形成されている。
切欠係止縁1iは、図1に示すように、灯体1の上部灯体1Aの周縁部の直径方向に対向する位置に形成されている。そして、図示しない灯体支持工具で一対の切欠係止縁1iを挟むことによって埋込型標識灯Aを支持することができる。
下部灯体1bは、上部灯体1Aの下面にOリング1Cを介して液密に覆合する。また、下部灯体1Bの下面には、周縁部に当接面1gが、中央部に当接面1gより下方へ突出する円盤状部分1hが、それぞれ形成されている。そして、当接面1gは、上部灯体1Aの下部周段部1fに下方から当接する。
Oリング1Cは、上部灯体1Aの下部周段部1fと、下部灯体1Bの当接面1gに隣接する部分との間の角の部分に装着され、上部灯体1Aおよび下部灯体1Bを液密に覆合させる。その結果、灯体1の内部に外部に対して液密な内部空間1Eが形成される。
取付ビス1Dは、下部灯体1Bの当接面1gと上部灯体1Aの下部周段部1fとを固着する。
(光学ユニット2) 光学ユニット2は、光源2a、反射鏡2bおよびランプソケット2fなどがユニット化され、位置規制枠2cを介して下部灯体1Bの内面に取り付けられている。また、光学系として光学ユニット2の他に、ダイクロイックミラーからなる色フィルタ4などを含んでいる。ただし、色フィルタ4は、プリズム1eと一緒に取り付けられている。
光源2aは、ハロゲン電球からなる。そして、背面から口金ピンが突出している。後述する反射鏡2bと口金セメントによって、光源2aの発光中心が反射鏡2bの焦点に合致する位置で一体化されている。
反射鏡2bは、ガラス基体と、その内面に形成されたダイクロイックミラーからなる。そして、回転方物面の上下部分を平行にカットされて薄形になっていて、反射面には複数のファセットが形成されている。
ランプソケット2fは、受電端子3に接続するとともに、反射鏡2bと一体化された光源2aの口金部に装着されて光源2aに給電する。
位置規制枠2cは、反射鏡2bの前面の周囲に当接して、光源2a1および反射鏡2bのプリズム1eに対する位置を規制する。
そうして、光学ユニット2は、ビス5によって下部灯体1A内面に取り付けられ、プリズム1eに対面する位置に支持している。
<埋込型標識灯装置B> 埋込型標識灯装置Bは、基台C、取付体D、固着手段Eおよび埋込型標識灯Aを主体として構成されている。
(基台C) 基台Cは、皿状をなしていて、開口端11に取付ねじ孔12、受電コネクタ12および給電端子13を備えている。受電コネクタ12は、基台Cの側壁を貫通して液密に取り付けられている。給電端子13は、絶縁導線Wを経由して受電コネクタ12に接続している。
(取付体D) 取付体Dは、調整リングからなり、一部が非円形部y´を有するほぼ円形の周段部yを有するリング状をなしている。周段部yには、取付孔1dに対向する位置に通孔21が形成されている。また、取付体Dは、その下面に嵌合座22を、上面にシール段部23および円弧状長孔24を、それぞれ備えている。嵌合座22は、基台Cの開口端11に嵌合し、ボルトB1により基台Cに固定されている。周段部yは、埋込型標識灯Aの嵌合部xを支承し、非円形部x´はy´に嵌合する。シール段部22は、埋込型標識灯Aの当接面1gおよび円盤状部分1hの間に形成された角部との間でOリングO1を挟持して埋込型標識灯Aを液密に取り付ける。
円弧状長孔24は、その複数が取付体Dの外周縁部に分散して形成され、基台Cの開口端11の取付ねじ孔12にねじ込まれたボルトB1との間で埋込型標識灯Aの水平取付角度を調整することができる。
また、この取付体Dの表面の外周縁部には、ほぼ均等をなす間隔で小孔が形成され、その小孔に強固な透光樹脂で包囲された発光部を構成する赤色の発光ダイオードLEDが、水平位置からもその発光を認識可能とするため、その頂部が取付体Dの表面から僅かに突出するように合計4個埋設されている。
発光ダイオードLEDは、取付体Dのフランジを貫通し、他端が給電端子13と電気接続するコネクタGに結線され、これにより電力供給されて発光する。
(固着手段E) 本実施例において、固着手段Eは、スタッドボルトB2および袋ナットNからなる。スタッドボルトB2は、取付体Dの通孔21に下面から挿通して周段部yから起立するが、基端部が取付体Dの裏面に回転不能に固定されている。袋ナットNは、埋込型標識灯Aを取り付けた後にスタッドボルトB2の先端にねじ込まれて、固着手段Eにより埋込型標識灯Aを取付体Dに固定している。
(固着手段E) 本実施例において、固着手段Eは、スタッドボルトB2および袋ナットNからなる。スタッドボルトB2は、取付体Dの通孔21に下面から挿通して周段部yから起立するが、基端部が取付体Dの裏面に回転不能に固定されている。袋ナットNは、埋込型標識灯Aを取り付けた後にスタッドボルトB2の先端にねじ込まれて、固着手段Eにより埋込型標識灯Aを取付体Dに固定している。
以上説明した実施の形態によれば、埋込型標識灯の灯体の嵌合部を受容する取付体の外部に露出した表面に設けられた発光ダイオードが、灯体の透光窓から放射される主発光とは別に発光することになる。
また、既存の埋込型標識灯装置について、既存の取付体を本実施形態のものに付け替える得るように構成させることができるため、例えば舗装面の掘り返し等の複雑な施工や大掛かりな工事が不要となる。
1…灯体、1a…光導出溝、1e…透光窓、2…光学ユニット、2a…光源、2b…反射鏡、x…嵌合部、y…周段部、A…埋込型標識灯、B…埋込型標識灯装置、D…取付体、E…固着手段 LED…発光部
Claims (1)
- 上面に配設された光導出溝、光導出溝に連通する内部空間、および光導出溝と内部空間との間に液密に配設された透光窓を備え、嵌合部を周縁に有するとともに、上面周縁部に互いに分散し、かつ、上下に貫通する複数の取付孔を備えた灯体と、透光窓に向かって投光するように灯体の内部空間に配設された光源を含む光学ユニットとを備えた埋込型標識灯と;
外部に露出している表面部に発光部が設けられていると共に、周段部を有する開口端を上面に備え、周段部に埋込型標識灯の灯体の嵌合部を受容する取付体と;
埋込型標識灯の灯体に備えられた複数の取付孔を経由して埋込型標識灯を取付体に固着する固着手段と;
を具備していることを特徴とする埋込型標識灯装置。
Priority Applications (1)
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CN107588370A (zh) * | 2017-08-31 | 2018-01-16 | 中山市四维家居照明有限公司 | 一种能自动清洁玻璃面板的埋地灯 |
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