JP5584398B2 - 筐体用パネルおよびその製造方法と、この筐体用パネルを備えた電子機器 - Google Patents

筐体用パネルおよびその製造方法と、この筐体用パネルを備えた電子機器 Download PDF

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Description

この発明は、異なる材料からなる2種類の部材が一体に成形された部位を備える電子機器用の筐体用パネル、およびその製造方法と、この筐体用パネルを備える電子機器に関するものである。
従来携帯用電子機器等に用いられる筐体用パネルにおいては、薄肉高強度の要求を満たすために、2種類の部材、たとえば、金属板と樹脂とを一体化させてモールド成形を行うという手法が取られていた。これらの手法の中でも、インサート成形法は、金属板を金型内にセットし、その後液体状の樹脂を射出成形して一体化する方法であり、一体化は金属板の両面に樹脂層を形成し、金属板を挟み込むような構造にすることにより行われていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−124060号公報(第3−4頁、第1−3図)
従来の方法では、金属板の両面に樹脂層を形成し、金属板を挟み込むような構造にすることで一体化していた。しかし、この構造では金属板の両面に樹脂層を形成する3層構造のために、締結部が相当の厚さとなり、筐体用パネルおよび筐体用パネルを備えた電子機器の小型化、薄肉化に対しての弊害になっていた。
本発明は、金属板と樹脂等の2種類の複合部材からなる筐体用パネルにおいて、両部材の接合部における厚みを増加させることなく、両者を一体化する筐体用パネルを提供することを目的とする。
この発明に係る筐体用パネルは、第1の材料で成形され境界部に凸部を有し、かつ単層からなる第1の部材と、第2の材料で成形され境界部に第1の部材の凸部に対応する凹形状部を有し、かつ単層からなる第2の部材と、を備えている。
また、第1の部材と第2の部材は、凸部と凹形状部を嵌め合わせて一体化しており、第1の部材の凸部と第2の部材の凹形状部は、同じ厚みを有していて、第1の部材の凸部は、側壁に突起部が設けられている。
この発明によれば、筐体用パネルの板状部の第1の領域と第2の領域の境界面が、第1の部材は凹凸形状を有し、第2の部材はこの凹凸形状に接触する形状を有していることにより、両者の位置関係が拘束されており、締結部は各部材の材料強度以上の外力を受けない限り引き離されることがないため、第1の部材の両面を第2の部材で挟み込むことなく強固に一体化し、接合部分の筐体の厚みを薄くできるという効果がある。
実施の形態1.
図1は本願発明の実施の形態1による筐体用パネルを備える電子機器1の構成を示した斜視図であり、本電子機器1は、筐体の表側に配置される第1の筐体用パネル2と、裏側に配置される第2の筐体用パネル3、内部に組み込まれる第3の筐体用パネル4と表示部5、および図示しない電子基板、音声出力部、バッテリー等の部品から構成されており、電子基板において生成された各種信号が、表示部5において表示される。電子機器1の組立は、まず電子基板等の内部部品を第3の筐体用パネルにねじ止め等により固定し、次に第1の筐体用パネル2と第2の筐体用パネル3で表側、裏側を覆うことにより行われる。
図2は、第1の材料にて成形される第1の部材6と、第1の材料の融解点相当温度より低い温度で成形される第2の部材7とを一体化した第3の筐体用パネル4において、第1の部材6と第2の部材7との複合部の一例を示している。ここで、融解点相当温度とは、金属材料や熱可塑性の結晶性高分子材料の場合には融解点のことを、熱可塑性の非晶性高分子材料の場合には、粘度が低下して流動性を呈し、原形を保持できなくなる所定の温度のことを指す。
表示部5は液晶ディスプレイなどであり強度が弱いため、第3の筐体用パネル4は、表示部5が配置される部分に、高い剛性を有する第1の材料、例えばステンレス板で成形される第1の部材6が配置され、ねじ止め等により表示部5と一体化されることにより、落下による衝撃等の外力に耐えることができる。この部材6の一端は凸部6aが成形され、更にこの凸部6aの側壁に突起部6bが設けられている。第2の部材7は、第1の材料の融解点相当温度よりも低い温度で成形される第2の材料、例えばポリカーボネート樹脂およびアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂のポリマーアロイ(以下、PC+ABSで示す)で成形されており、第1の部材の凸部6aおよび突起部6bに嵌まり合う形状を有している。図3は図2のA−A断面を示すものであるが、この図に示すように第1の部材6のうちy方向の両端のものは、第2の部材7と一体に成形される側壁8で挟み込まれている。あるいは、図4に示すように第1の部材6の端部を折り曲げ、側壁8の中に埋没させてしまうことも可能である。
次に上記に示した第3の筐体用パネル4の製造方法について、図5に示す製作フロー図に基づいて説明する。まず、所定の厚みを有する第1の材料であるステンレス板を、凸部6aと突起部6bを備えるようにプレス成形する。次に、第3の筐体用パネル4の形状が彫り込まれた金型のキャビティ内の所定の位置に、第1の部材6を配置する。ここで、金型のキャビティとは、成形品が形成される雌型と雄型の間の空間のことである。一方、第2の材料であるPC+ABSを加熱して流動化させ、前記金型の第1の部材6の配置された部分以外の空間に充填する。次に全体の温度を下げて、第2の材料を冷却・固化させることにより、第2の部材7を成形し、第1の部材と一体化させる。最後に、一体化された複合体を金型から離型させて、第3の筐体用パネル4を得る。なお、以上述べたような製造方法が採用できるのは、第1の材料であるステンレス板の融解点が約1400℃と比較して、PC+ABSを流動化して金型のキャビティに充填する時の温度は約260℃であり、十分低いためである。
上記のように第3の筐体用パネル4は構成されており、第1の部材6に設けた凸部6aに対して第2の部材7が嵌まり込んでいるため、図2においてy方向の移動が拘束される。また、同様に突起部6bがあるため、x方向の移動も拘束される。更に第1の部材6の凸部6aのうち、y方向の両端に配置されたものは、図3あるいは4に示されるように、側壁8で挟み込まれているか、側壁8内に埋没しているため、z方向へ移動することを拘束されている。凸部6aのうち、y方向の両端に配置されたもの以外は、z方向に平行に設けられた突起部6bが第2の部材7と嵌まり合う関係にあることから、凸部6aの付け根部分を中心とした回転運動も拘束される。以上より、第1の部材6と第2の部材7は両者間の移動が全方向に拘束され、従来のように異なる部材を板厚(z)方向に重ねなくても一体化されるため、筐体の当該部位の厚みを薄くできるという効果がある。
また、従来では異なる材料で成形された部材を板厚(z)方向に重ねていたため、冷却固化の段階で両材料の異なる熱収縮率のためそりが発生していたが、本実施の形態のうち、図3の断面形状を有するものについては、第1の部材6の板厚(z)方向の中心面に対して対称な構造となったため、熱収縮率の差によって発生するそりの発生を防止することができる。
更に、本実施の形態1に示すように異なる部材の境界部に凸部6aとそれに対応する凹形状を嵌め合わせて一体化させたため、下記のような追加的効果も期待される。すなわち、図6に示すように凸部6aを備えずに異なる部材を単純に突き合わせたものと比較すると、突き合わせ部に局所的な屈曲を生じることもなく、また、異なる部材の剛性が合成される領域を介在させて、各部の剛性の差を小さくすることができるため、熱収縮率以外の要因(例えば、成形完了品を金型から離型するときに外部から加える力によるもの、樹脂材料の配向によるもの、金型内部の温度差によって生じる内部応力によるもの、等)で発生するそりも小さくすることができる(図7参照)。
更に、前述のとおり表示部5の補強のため、この部分のみ金属材料等の剛性の高い第1の材料を限定的に使用している。これにより、第3のパネル4全体を第1の材料で製作する場合と比較すると、筐体全体の軽量化と低コスト化を図ることができる。また、通信機能を有するような電子機器の場合には、電波の送受信に障害を与えないよう、アンテナ近傍には金属板の使用を避ける配慮が必要であるが、本実施の形態によればこのように筐体の材料の一部変更も容易になし得る。
一方、本実施の形態では、従来のように第1の部材の両面を挟み込むように第2の部材を形成していないため、締結部を破砕すれば容易に分離でき、リサイクルの際の解体性に優れているという特徴を有している。
尚、本実施の形態1では、第1の部材としてステンレス材を例に挙げたが、これに限定されるものではなく、アルミニウム合金や銅合金、マグネシウム合金、チタン合金などの各種金属でも適用できる。また、ダイカスト等のほかの製造方法で成形してもよい。更に金属材に限らず、第2の部材7を成形する温度よりも高い融解点相当温度を有する材料であって表示部5を保護できる高い剛性を有するものであれば、各種樹脂成形体、シートやフィルム等でも適用可能である。
またこれまで、第1の材料の融解点相当温度より低い温度で第2の材料が成形されることを利用して、当初流動性を持っていた第2の材料を冷却固化することにより、第2の部材を成形する例を示してきたが、例えば、第2の材料として感光性樹脂を使用して露光することにより同様に第2の部材を成形することも可能である。更に、第2の材料として、2液混合により硬化する樹脂や熱硬化性樹脂を使用しても実現できる。
第1の材料としても、前記熱硬化性樹脂等の各種樹脂を採用することは可能であり、この場合には第1の材料は、第2の部材7を成形する温度より高い融解点相当温度を有する材料に限定されることはない。
一方、第2の材料として、金属を適用する場合は、ダイカストや金属粉末射出成形などによっても同様に成形可能である。
実施の形態2.
図8は本願発明の実施の形態2による筐体用パネルを備える電子機器10の構成を示した斜視図であり、本電子機器10の筐体の表側に配置される第1の筐体用パネル11と、裏側に配置される第2の筐体用パネル12と、内部に組み込まれる第3の筐体用パネル13と、表示部14、および図示されていない電子基板、スピーカ、バッテリー等の部品から構成されており、電子基板において生成された各種信号が、表示部14において表示される。本電子機器10の組立手順は実施の形態1と同様である。
図9は、第1の材料にて成形される第1の部材15と、第1の材料の融解点相当温度より低い温度で成形される第2の部材16とを一体化した第3の筐体用パネル13において、第1の部材15と第2の部材16との複合部の一例を示している。
第3の筐体用パネル13は、実施の形態1と同じ理由により、表示部14が配置される部分に、第1の材料、例えばステンレス板で成形される第1の部材15が配置されており、ねじ止め等により表示部14と一体化される。この第1の部材15の周囲四辺には凸部15aが設けられ、この凸部15aの断面D−D部の形状は図10に示すとおりテーパ状を有する。第2の部材16は、第1の材料の融解点相当温度よりも低い温度で成形される第2の材料、例えばPC+ABSで成形されており、第1の部材の凸部15aに嵌まり合う形状を有している。
本実施の形態における筐体用パネル13は、図5に示される実施の形態1と同じ手順により製作されるが、第2の材料を冷却して固化する工程においては、ボス17のような複雑な形状も併せて成形することが可能である。
上記のように第3の筐体用パネル13は構成されており、第1の部材15の周囲四辺に設けた凸部15aに対して第2の部材16が嵌まり込んでいるため、図2においてx方向とy方向の両部材の移動が拘束される。また、上記凸部15aの断面をテーパ形状にしたことにより、z方向への移動も拘束されている。以上より、第1の部材15と第2の部材16は両者間の移動が全方向に拘束され、従来のように異なる部材を板厚(z)方向に重ねなくても一体化されるため、筐体の当該部位の厚みを薄くできるという効果がある。
その他実施の形態1と同じ効果が得られるが、本実施の形態では、第1の部材は、実施の形態1における側壁8で挟んだり、側壁8の内部に埋め込んだりする必要がないため、配置位置に制約を受けないという利点がある。
更に、第1の部材15は、凸部15aの側面にテーパ角がついており、ダイカストにより製造した場合、このテーパを利用して金型と離型することが容易となるため、実施の形態1と比較して、よりダイカストで製造するのに適した構造と言える。
また、実施の形態1において示したように、第1の材料、第2の材料を各種変更しても、上記にて示した効果を得ることができる。
実施の形態3.
図11は本願発明の実施の形態3による筐体用パネルを備える電子機器20の構成を示した斜視図であり、本電子機器20の筐体の表側に配置される第1の筐体用パネル21と、裏側に配置される第2の筐体用パネル22と、内部に組み込まれる第3の筐体用パネル23と、表示部24、スピーカ25、および図示されていない電子基板、バッテリー等の部品から構成されており、電子基板において生成された各種信号が、表示部24において表示される。本電子機器24の組立手順は実施の形態1と同様である。
図12は、図11に示したE部の斜視図であり、第1の材料にて成形される第1の部材26と、第1の材料の融解点相当温度より低い温度で成形される第2の部材27とを一体化した第3の筐体用パネル23において、第1の部材26と第2の部材27の複合部の一例を示している。
第3の筐体用パネル23は、実施の形態1と同じ理由により、表示部24が配置される部分に、例えばマグネシウム合金のダイカスト成形品が第1の部材26として配置されており、ねじ止め等により表示部24と一体化される。第1の部材26の端部は図12に示すような凹部26aが成形され、この凹部26aの内壁に突起部26bを設ける。F−F部の断面は図13に示すように、断面中央部が凸となるような形状に成形されている。第2の部材27は第2の材料として例えばPC+ABSを使用して、平面視凸形状、断面視凹形状に成形されることにより、第1の部材26とお互いに嵌まり込むような関係を有している(図12、13参照)。
次に、本実施の形態における第3の筐体用パネル23の製造方法について、図14に示す製作フロー図、および図15に基づいて説明する。まず、第1の部材26の形状を得ることができるように掘り込まれた金型のキャビティ28内に第1の材料を加熱・融解して充填し、これを冷却固化することにより第1の部材26を製造する。ここで、第1の部材26を成形するための金型31から離型可能とするように、上部金型29と下部金型30の分割面をGの位置にする必要がある点に注意する。仕上がった第1の部材26を第3の筐体用パネル23の金型にセットしてから後の手順については、実施の形態1と同様である。
上記のように第3の筐体用パネル23は構成されており、第1の部材26に設けた凹部26aに対して第2の部材27の凸部が嵌まり込んでいるため、図12においてy方向の両部材の移動が拘束される。また、同様に突起部26bがあるため、x方向の移動も拘束される。更に第1の部材26の凹部26a内壁に設けられた凸形状と第2の部材27の凹形状が嵌まり合うことによりz方向の移動も拘束される。以上より、第1の部材26と第2の部材27は両者間の移動が全方向に拘束され、従来のように異なる部材を板厚(z)方向に重ねなくても一体化されるため、筐体の当該部位の厚みを薄くできるという効果がある。
本実施の形態においては以上述べた事項以外にも、実施の形態1と同じ効果を得ることができる。
また、第1の実施の形態において示したように、第1の材料、第2の材料を各種変更しても、上記にて示した効果を得ることができる。
実施の形態4.
図16は本願発明の実施の形態4による筐体用パネルを備える電子機器40の構成を示した斜視図であり、本電子機器40の筐体の表側に配置される第1の筐体用パネル41と、裏側に配置される第2の筐体用パネル42と、内部に組み込まれる第3の筐体用パネル43と、表示部44、および図示されていない電子基板、スピーカ、バッテリー、アンテナ等の部品から構成されており、電子基板において生成された各種信号が、表示部44において表示される。本電子機器40の組立手順は実施の形態1と同様である。
図17は、図16に示したH部の斜視図であり、第1の材料にて成形される第1の部材45と、第1の材料の融解点相当温度より低い温度で成形される第2の部材46とを一体化した第3の筐体用パネル43において、第1の部材45と第2の部材46の複合部の一例を示している。
第3の筐体用パネル43は、実施の形態1と同じ理由により、表示部44が配置される部分に、例えばステンレス板を成形した第1の部材45が配置されており、ねじ止め等により表示部14と一体化される。第1の部材45の端部は図17に示すような湾曲した凸部45aが成形されている。第2の部材46は第2の材料として例えばポリカーボネート(PC)にガラス繊維を含有したガラス繊維強化PCを使用して成形されており、第1の部材45の凸部45aとお互いに嵌まり込むような関係を有している(図17参照)。
本実施の形態における第3の筐体用パネル43の製造方法については、基本的には図5に示す実施の形態1の方法と同じである。第1の部材45はプレス抜き型によりせん断加工を行って成形されるが、図17のI−I断面である図18に示すように、加工断面はだれ(α)、せん断面(β)、破断面(γ)の3つの部分から構成され、板厚中央部において凸となる形状を有する。第2の部材46の断面は、第1の部材の凸部がちょうど嵌まり合うように板厚中央部が凹となる形状を有する(図18参照)
図18においては、図中太矢印にて示すように、隣接する凸部45aを互いに逆側の面からせん断加工を行っている。同一面側からせん断加工を行うことも可能であるが、破断面(γ)と比べてだれ(α)部分の凹部の深さが浅いため、片側面にだれ(α)が集中すると、だれ(α)の存在する側に第1の部材45が抜けてしまうおそれもある。このため、図18に示すように第1の部材の隣接する凸部45aは互いに逆側の面からプレスするほうがよい。
また、第2の材料を金型の空間部に充填する工程において、第2の材料の充填開始位置Kは、図19(a)に示すように第1の部材45の凹部の外側に配置する。図19(b)に示すように充填開始位置Lを凹部の内側に配置すると、繊維強化樹脂の流れJは放射状に形成されるが、図19(a)のように充填開始位置Lを凹部の外側に配置すると、繊維強化樹脂の流れJは、図17においてx方向にほぼ平行に形成されることとなる。尚、第2の材料の充填口の形状としては、例えば、ピンゲート、サブマリンゲート、サイドゲート、ダイレクトゲート、ファンゲート等のいずれでもよい。
上記のように第3の筐体用パネル43は構成されており、第1の部材45に設けた湾曲した凸部45aと第2の部材46の湾曲した凹形状が嵌り合っているため、両部材のx、y方向の移動が拘束される。また、第1の部材45の断面が略中央部で凸形状を有し、第2の部材46がこれに嵌まり合う凹形状となっているため、z方向への移動も拘束される。以上より、第1の部材45と第2の部材46は両者間の移動が全方向に拘束され、従来のように異なる部材を板厚(z)方向に重ねなくても一体化されるため、筐体の当該部位の厚みを薄くできるという効果がある。
本実施の形態においては以上述べた事項以外にも、実施の形態1と同じ効果を得ることができる。
また、第1の実施の形態において示したように、第1の材料、第2の材料を各種変更しても、上記にて示した効果を得ることができる。
本実施の形態では、特にガラス繊維を含有したものを第2の材料として使用しているが、一般的にこの材料の成形収縮率については、繊維強化樹脂の流れ方向のものは、流れに垂直な方向のものと比較して小さく、また、ヤング率については、繊維強化樹脂の流れ方向のものは、流れに垂直な方向のものと比較して大きいということができる。これは、流れ方向に沿って強化繊維が配向するためである。従って、第2の材料の繊維強化樹脂の流れがx方向にほぼ平行に形成されている本実施の形態においては、x方向の成形収縮率がより小さく、x方向の剛性が高いため、実施の形態1と比較して、x方向のそりがより小さく、かつ、x方向の締結をより確実なものとすることができる。
実施の形態5.
図20は本願発明の実施の形態5による筐体用パネルを備える電子機器50の構成を示した斜視図であり、本電子機器50の筐体の表側に配置される第1の筐体用パネル51と、裏側に配置される第2の筐体用パネル52と、内部に組み込まれる第3の筐体用パネル53と、チャンネル切り換え用ボタン部54、その他の操作用ボタン部55、および図示されていない電子基板、スピーカ、バッテリー、赤外線通信部等の部品から構成されており、チャンネル切り換え用ボタン部54及びその他の操作用ボタン部55から電子基板に対して各種信号が出力される。本電子機器50の組立手順は実施の形態1と同様である。
図21は、図20に示したM部の斜視図であり、第1の材料にて成形される第1の部材56と、第1の材料の融解点相当温度より低い温度で成形される第2の部材57とを一体化した第3の筐体用パネル53において、第1の部材56と第2の部材57の複合部の一例を示している。
第3の筐体用パネル53は、他の操作用ボタン部55と比較して使用頻度の高いチャンネル切り換え用ボタン54部が配置される部分に、剛性が高い第1の材料、例えばアルミニウム合金等で成形された第1の部材56が配置されており、ねじ止め等によりチャンネル切り換え用ボタン部54と一体化される。これは、チャンネル切り換え用ボタン部54はしばしば押下されるため、経年使用により当該部分が変形し接触不良等の問題が発生するのを防ぐためである。第1の部材56の端部は図21に示すような湾曲した凸部56aが成形されている。第2の部材57は第2の材料として例えばABSにガラス繊維を含有させたガラス繊維強化ABSを使用して成形されており、第1の部材56の凸部56aとお互いに嵌まり込むような関係を有している(図21参照)。図21のN−N部断面を図22に示すが、第1の部材56は断面が段差のあるテーパ形状となっており、第2の部材57はこれに嵌まり合う段差のある略台形形状となっている。
本実施の形態における第3の筐体用パネル53の製造方法については、基本的には図14に示す実施の形態3の方法と同じである。ただし、第2の材料を金型の空間部に充填する工程においては、実施の形態4と同じく、図23(a)に示すように、第2の材料の充填開始位置Pを第1の部材56の凹部の外側Pに配置する。繊維強化樹脂の流れOがx方向にほぼ平行に形成されるのは、実施の形態4と同様である。
上記のように第3の筐体用パネル53は構成されており、第1の部材56に設けた湾曲した凸部56aと第2の部材57の湾曲した凹形状が嵌り合っているため、両部材のx、y方向の移動が拘束される。また、第1の部材56の断面が段差のあるテーパ形状となっており、第2の部材57がこれに嵌まり合う段差のある略台形形状となっているため、z方向への移動も拘束される。以上より、第1の部材56と第2の部材57は両者間の移動が全方向に拘束され、従来のように異なる部材を板厚(z)方向に重ねなくても一体化されるため、筐体の当該部位の厚みを薄くできるという効果がある。
本実施の形態においては以上述べた事項以外にも、実施の形態1と同じ効果を得ることができる。
また、第1の実施の形態において示したように、第1の材料、第2の材料を各種変更しても、上記にて示した効果を得ることができる。
また、図23(a)に示すように強化繊維が配向されていることにより、実施の形態1と比較して、x方向のそりがより小さく、x方向の締結をより確実なものとする効果を得ることができるのは、実施の形態4に記載した内容と同じである。
この発明の実施の形態1による筐体用パネルを備える電子機器の斜視図である。 この発明の実施の形態1による筐体用パネルの異材複合部の斜視図である。 この発明の実施の形態1による筐体用パネルの異材複合部の断面図である。 この発明の実施の形態1による筐体用パネルの異材複合部の局部断面拡大図である。 この発明の実施の形態1による筐体用パネルの製造フロー図である。 2種の異材を単純に突き合わせた構造の筐体用パネルにおけるそりを示す模式図である。 この発明の実施の形態1による筐体用パネルにおけるそりを示す模式図である。 この発明の実施の形態2による筐体用パネルを備える電子機器の斜視図である。 この発明の実施の形態2による筐体用パネルの異材複合部の斜視図である。 この発明の実施の形態2による筐体用パネルの異材複合部の断面図である。 この発明の実施の形態3による筐体用パネルを備える電子機器の斜視図である。 この発明の実施の形態3による筐体用パネルの異材複合部の斜視図である。 この発明の実施の形態3による筐体用パネルの異材複合部の断面図である。 この発明の実施の形態3による筐体用パネルの製造フロー図である。 この発明の実施の形態3による第1の部材製作用金型の断面図である。 この発明の実施の形態4による筐体用パネルを備える電子機器の斜視図である。 この発明の実施の形態4による筐体用パネルの異材複合部の斜視図である。 この発明の実施の形態4による筐体用パネルの異材複合部の断面図である。 この発明の実施の形態4における第2の材料の充填開始位置と繊維強化樹脂の流れの方向を示す図である。 この発明の実施の形態5による筐体用パネルを備える電子機器の斜視図である。 この発明の実施の形態5による筐体用パネルの異材複合部の斜視図である。 この発明の実施の形態5による筐体用パネルの異材複合部の断面図である。 この発明の実施の形態5における第2の材料の充填開始位置と繊維強化樹脂の流れの方向を示す図である。
符号の説明
1 電子機器
4 第3の筐体用パネル
5 表示部
6 第1の部材
6a 凸部
6b 突起部
7 第2の部材
10 電子機器
13 第3の筐体用パネル
14 表示部
15 第1の部材
15a 凸部
16 第2の部材
20 電子機器
23 第3の筐体用パネル
24 表示部
26 第1の部材
26a 凹部
26b 突起部
27 第2の部材
40 電子機器
43 第3の筐体用パネル
44 表示部
45 第1の部材
45a 凸部
46 第2の部材
50 電子機器
53 第3の筐体用パネル
54 チャンネル切り換え用ボタン部
56 第1の部材
56a 凸部
57 第2の部材

Claims (11)

  1. 第1の材料で成形され境界部に複数の連続した凸部を有し、かつ単層からなる第1の部材と、
    第2の材料で成形され境界部に前記第1の部材の凸部に対応する複数の連続した凹形状部を有し、かつ単層からなる第2の部材と、を備える筐体用パネルであって、
    前記第1の部材と前記第2の部材は、前記凸部と前記凹形状部を嵌め合わせて一体化しており、前記第1の部材の凸部と前記第2の部材の凹形状部は、同じ厚みを有していることを特徴とする筐体用パネル。
  2. 第1の材料で成形され境界部に凸部を有し、かつ単層からなる第1の部材と、
    第2の材料で成形され境界部に前記第1の部材の凸部に対応する凹形状部を有し、かつ単層からなる第2の部材と、を備える筐体用パネルであって、
    前記第1の部材と前記第2の部材は、前記凸部と前記凹形状部を嵌め合わせて一体化しており、前記第1の部材の凸部と前記第2の部材の凹形状部は、同じ厚みを有していて、
    前記第1の部材の凸部は、側壁に突起部が設けられていることを特徴とする筺体用パネル。
  3. 第1の材料で成形され境界部に凸部を有する第1の部材と、
    第2の材料で成形され境界部に前記第1の部材の凸部に対応する凹形状部を有する第2の部材と、を備える筐体用パネルであって、
    前記第1の部材と前記第2の部材は、前記凸部と前記凹形状部を嵌め合わせて一体化しており、前記第1の部材の凸部と前記第2の部材の凹形状部は、同じ厚みを有していて、
    前記第1の部材の凸部は、境界部の周囲四辺に設けられていることを特徴とする筺体用パネル。
  4. 第1の材料で成形され境界部に凸部を有する第1の部材と、
    第2の材料で成形され境界部に前記第1の部材の凸部に対応する凹形状部を有する第2の部材と、を備える筐体用パネルであって、
    前記第1の部材と前記第2の部材は、前記凸部と前記凹形状部を嵌め合わせて一体化しており、前記第1の部材の凸部と前記第2の部材の凹形状部は、同じ厚みを有していて、
    前記第1の部材の凸部は、厚さ方向にテーパ形状となっていることを特徴とする筺体用パネル。
  5. 第1の材料で成形され境界部に複数の連続した凸部を有する第1の部材と、
    第2の材料で成形され境界部に前記第1の部材の凸部に対応する複数の連続した凹形状部を有する第2の部材と、を備える筐体用パネルであって、
    前記第1の部材と前記第2の部材は、前記凸部と前記凹形状部を嵌め合わせて一体化しており、前記第1の部材の凸部と前記第2の部材の凹形状部は、同じ厚みを有していて、
    前記第1の材料は金属材料であり、前記第2の材料は樹脂材料であることを特徴とする筐体用パネル。
  6. 第1の材料で成形され境界部に凸部を有する第1の部材と、
    第2の材料で成形され境界部に前記第1の部材の凸部に対応する凹形状部を有する第2の部材と、を備える筐体用パネルであって、
    前記第1の部材と前記第2の部材は、前記凸部と前記凹形状部を嵌め合わせて一体化しており、前記第1の部材の凸部と前記第2の部材の凹形状部は、同じ厚みを有していて、
    前記第1の部材の凸部は、側壁に突起部が設けられており、
    前記第1の材料は金属材料であり、前記第2の材料は樹脂材料であることを特徴とする筺体用パネル。
  7. 電子基板と、
    前記電子基板の各種信号状況を表示する表示部か、前記電子基板に操作信号を出力する操作ボタン部かの少なくとも一つと、
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載の筐体用パネルとを備える電子機器であって、
    前記表示部か前記操作ボタン部かの少なくとも一つが前記筐体用パネルの第1の部材に固定されている電子機器。
  8. 第1の材料から、境界部に複数の連続した凸部を有し、かつ単層からなる第1の部材を成形する第1の工程と、
    筐体用パネルの形状が掘り込まれた金型のキャビティに、前記凸部を有する第1の部材を配置する第2の工程と、
    流動性を有する第2の材料を、前記金型の前記第1の部材が配置された部分以外の空間に充填し固化して単層からなる第2の部材を成形する第3の工程と、
    を備える筐体用パネルの製造方法であって、
    前記第2の部材には境界部に前記第1の部材の凸部に対応する複数の連続した凹形状部が成形され、
    前記第1の部材と前記第2の部材は、前記凸部と前記凹形状部を嵌め合わせて一体化しており、前記第1の部材の凸部と前記第2の部材の凹形状部は、同じ厚みを有していることを特徴とする筐体用パネルの製造方法。
  9. 金属材料からなる第1の材料から、境界部に複数の連続した凸部を有する第1の部材を成形する第1の工程と、
    筐体用パネルの形状が掘り込まれた金型のキャビティに、前記凸部を有する第1の部材を配置する第2の工程と、
    流動性を有し、かつ樹脂材料からなる第2の材料を、前記金型の前記第1の部材が配置された部分以外の空間に充填し固化して第2の部材を成形する第3の工程と、
    を備える筐体用パネルの製造方法であって、
    前記第2の部材には境界部に前記第1の部材の凸部に対応する複数の連続した凹形状部が成形され、
    前記第1の部材と前記第2の部材は、前記凸部と前記凹形状部を嵌め合わせて一体化しており、前記第1の部材の凸部と前記第2の部材の凹形状部は、同じ厚みを有していることを特徴とする筐体用パネルの製造方法。
  10. 第1の材料から、境界部に凸部を有する第1の部材を成形する第1の工程と、
    筐体用パネルの形状が掘り込まれた金型のキャビティに、前記凸部を有する第1の部材を配置する第2の工程と、
    流動性を有する第2の材料を、前記金型の前記第1の部材が配置された部分以外の空間に充填し固化して第2の部材を成形する第3の工程と、
    を備える筐体用パネルの製造方法であって、
    前記第2の部材には境界部に前記第1の部材の凸部に対応する凹形状部が成形され、
    前記第1の部材と前記第2の部材は、前記凸部と前記凹形状部を嵌め合わせて一体化しており、前記第1の部材の凸部と前記第2の部材の凹形状部は、同じ厚みを有していて、
    前記第2の材料は、前記第1の材料の融解点相当温度よりも低い温度で成形される材料であることを特徴とする筐体用パネルの製造方法。
  11. 前記第1の材料は金属材料であり、前記第2の材料は樹脂材料であることを特徴とする請求項10に記載の筐体用パネルの製造方法。
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