JP5584240B2 - 逆入力遮断クラッチ - Google Patents

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Description

本発明は、入力側からの双方向の回転力は出力側に伝達されるが、出力側からの回転力は入力側に伝達されない逆入力遮断クラッチに関する。
逆入力遮断クラッチとして、入力側からの双方向の駆動力は出力側に伝達されるが、出力側からの外力は入力側に伝達されないものがある。そのような逆入力遮断クラッチの例として、出力部材となる従動側部材に回転力が与えられると、従動側部材がロックされる機構を有し、そのロックによって従動側部材が回転できなくなり、出力側からの回転力は入力側に伝達されないようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、入力部材の入力軸が回転するとき、入力部材の入力係合部と出力部材の出力係合部とが機械的に係合することにより出力部材も一緒に回転し、一方、出力部材に回転力が加えられるときには、出力部材における出力係合部の先端部とハウジング部材の円筒状内壁面との間に中間部材が食い込むことにより出力部材の回転力は入力部材に伝達されないようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−199532公報 特開2007−32634公報
しかし、特許文献1のものでは、複数のカム部材、クラッチ歯、二つのコイルスプリングなどを組み合わせた構造であるので構造が複雑であり、組み立て作業に時間を要するなどコストの低減や小型化が難しい。
一方、特許文献2のものは、出力部材に回転力が加えられるとき、出力部材における出力係合部の先端部と外輪の円筒状内壁面との間に中間部材が食い込むことにより出力部材の回転力を阻止するものである。この場合、中間部材が出力係合部の先端部と外輪の円筒状内壁面との間に食い込んだ状態で、同一平面上において、中間部材の中心と外輪の中心とを結ぶ直線と、中間部材と出力係合部の先端部との接触点と中間部材の中心とを結ぶ直線とのなす角度(以下、接触角度という)が基準範囲内になるように、出力係合部の先端部には凹曲面が形成されている。
この接触角度の基準範囲は、出力部材に回転力が加えられたときには、出力部材の回転力を阻止するのに必要な回転阻止力が得られ、回転を阻止している状態で入力部材に回転力が加えられたときには、その回転阻止を解除して出力部材側に回転力を伝達できる状態となる角度範囲である。つまり、接触角度は、出力係合部の先端部と外輪の円筒状内壁面との間に、中間部材を係止解除可能に係止できるときの出力係合部と中間部材と外輪との接触で形成される角度である。
ここで、中間部材のばらつきがあると接触角度が変化する。また、中間部材が摩耗して小さくなると、出力係合部の先端部は凹曲面に形成されていることから、接触角度が大きくなる。通常、中間部材のばらつきや中間部材の摩耗があっても接触角度が基準範囲に入るように出力係合部の先端部の凹曲面は形成されているので特に問題はないが、中間部材のばらつきや中間部材の摩耗が大きい場合は接触角度の変化幅も大きくなり、入力部材や出力部材に回転力が加えられるときガタが生じることになる。
本発明の目的は、中間部材のばらつきや中間部材の摩耗があっても、接触角度の変化幅を抑制できる逆入力遮断クラッチを提供することである。
請求項1の発明に係る逆入力遮断クラッチは、回転力が入力される入力軸の一端に連結され入力係合部を有する入力部材と、回転力を出力する出力軸の一端に形成され前記入力係合部と係合し先端面に一対の円柱状凸部を有した出力係合部が設けられた出力部材と、前記入力係合部と前記出力係合部とが互いに入り込んで間隔をもって係合するように配置して前記入力部材と前記出力部材とを収納する円筒状に形成された外輪と、前記出力係合部の前記円柱状凸部と前記外輪の円筒状内壁面との間に設けられた中間部材とを備え、前記入力部材の前記入力軸に回転力が加えられるときは、前記入力係合部と前記出力係合部とが機械的に係合して前記出力部材に回転力を与え、前記出力部材の前記出力軸に回転力が加えられるときは、前記出力係合部の前記円柱状凸部が前記中間部材に押圧力を与え、前記円柱状凸部と前記外輪の円筒状内壁面との間に前記中間部材を食い込ませて前記出力部材の回転を阻止する逆入力遮断クラッチにおいて、前記中間部材が前記出力係合部の前記円柱状凸部と前記外輪の円筒状内壁面との間に食い込んだ状態で、同一平面上において、前記中間部材の中心と前記外輪の中心とを結ぶ直線と、前記中間部材と前記出力係合部の前記円柱状凸部との接触点と前記中間部材の中心とを結ぶ直線とのなす接触角度の変化幅が小さくなるように、前記円柱状凸部を形成する円柱の中心を求めることを特徴とする。
請求項2の発明に係る逆入力遮断クラッチは、請求項1の発明において、前記円柱状凸部を形成する円柱の中心は、前記中間部材の半径、前記円柱状凸部を形成する円柱の半径、前記外輪の円筒状内壁面を形成する円筒の半径が所定値であり、前記接触角度が基準範囲内の基準角度である基準の逆入力遮断クラッチを用意し、前記円柱状凸部を形成する円柱の中心座標(x、y)は、以下のようにして求めることを特徴とする。
(1)前記中間部材の半径が基準の逆入力遮断クラッチの半径より小さい中間部材を装着し、前記円柱状凸部を形成する円柱の中心のy軸座標を、前記基準の逆入力遮断クラッチのy軸座標より小さい値から徐々に大きくしたときの接触角度と前記円柱状凸部を形成する円柱の中心のy軸座標との相関曲線を求め、
(2)前記中間部材の半径が基準の逆入力遮断クラッチの半径より大きい中間部材を装着し、前記円柱状凸部を形成する円柱の中心のy軸座標を、前記基準の逆入力遮断クラッチのy軸座標より小さい値から徐々に大きくしたときの接触角度と前記円柱状凸部を形成する円柱の中心のy軸座標との相関曲線を求め、
(3)前記(1)で求めた相関曲線と前記(2)で求めた相関曲線との交点のy軸座標を前記円柱状凸部を形成する円柱の中心座標(x、y)のy軸座標として求め、
(4)前記(1)で求めた相関曲線と前記(2)で求めた相関曲線との交点の接触角度、前記(3)で求めたy軸座標、前記中間部材の半径、前記外輪の円筒状内壁面を形成する円筒の半径により定まるx軸座標を前記円柱状凸部を形成する円柱の中心座標(x、y)のx軸座標として求める。
請求項1の発明によれば、出力部材の出力係合部の先端面に一対の円柱状凸部を有し、入力部材の入力軸に回転力が加えられるときは入力係合部と出力係合部とが係合して出力部材に回転力を与え、出力部材の出力軸に回転力が加えられるときは、出力係合部の円柱状凸部が外輪の円筒状内壁面との間に中間部材を食い込ませて出力部材の回転を阻止するので、出力係合部の円柱状凸部と中間部材と外輪との接触で形成される接触角度の変化幅を抑制でき、動作時のガタを抑制できる。
また、出力係合部の円柱状凸部と中間部材と外輪との接触で形成される接触角度の変化幅が小さくなるように、円柱状凸部を形成する円柱の中心を求めるので、出力係合部の円柱状凸部と中間部材と外輪との接触で形成される接触角度をほぼ一定に保持できる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、出力係合部の円柱状凸部と中間部材と外輪との接触で形成される接触角度の変化に影響を与える円柱状凸部を形成する円柱の中心座標(x、y)を、接触角度の変化幅に最も影響を与えない位置とするので、中間部材が大きい場合でも小さい場合でも接触角度をほぼ一定に保持できる。
本発明の実施形態に係る逆入力遮断クラッチ11の外観構成図。 本発明の実施形態における外輪及び蓋部の説明図。 本発明の実施形態における外輪に収納される伝達機構の構成要素を示す分解斜視図。 本発明の実施形態における中間部材を支承するバネ部材の他の一例を示す斜視図。 本発明の実施形態における出力係合部を下方に位置させた場合の出力部材の斜視図。 本発明の実施形態における出力係合部を上方に位置させた場合の出力部材の斜視図。 本発明の実施形態における出力部材及び中間部材を外輪に収納した場合の入力側から見た平面図。 図7の状態でさらに入力部材を外輪に収納した場合の入力側から見た平面図。 本発明の実施形態に係る逆入力遮断クラッチ11の動作説明図。 本発明の実施形態における円柱状凸部を形成する円柱の半径R1を求めるための説明図。 本発明の実施形態における中間部材の大きさが変化した場合の接触角度αの変化及びb値の変化の説明図。 本発明の実施形態における出力係合部(球面状凸部)と中間部材と外輪との接触で形成される接触角度αと球面状凸部の球中心座標のy座標(b値)との相関図。
以下、本発明の実施形態を説明する。図1は本発明の実施形態に係る逆入力遮断クラッチ11の外観構成図である。逆入力遮断クラッチ11は、入力軸12に入力される正転方向及び逆転方向の双方向の回転力を出力軸13に伝達するものであり、入力軸12側からの双方向の回転力は出力軸13側に伝達するが、出力軸13側からの回転力は入力軸12側に伝達しない。外輪14には、この機能を達成するための伝達機構が収納され、外輪14の入力軸12側及び出力軸13側には、それぞれ蓋部15a、15bが設けられている。
図2は外輪14及び蓋部15の説明図であり、図2(a)は外輪14及び蓋部15の断面図、図2(b)は図2(a)の矢印方向を見た場合の矢視図である。図2では入力軸側の蓋部15aの図示を省略している。
外輪14は円筒状に形成され、外輪14の出力軸側の端部には、出力軸13を貫通して外部に導出する貫通孔16を有した蓋部15bが設けられている。同様に、外輪14の入力側の端部には図示省略の蓋部15aが設けられ、蓋部15aは、外部から入力軸12を貫通して外輪14の内部に導入する貫通孔を有している。外輪14の円筒状内壁面17及び蓋部15a、15bの内壁面により伝達機構を収納する空間を形成している。
図3は外輪14に収納される伝達機構の構成要素を示す分解斜視図である。図3では入力軸12の図示を省略している。伝達機構は、入力軸12の一端に連結される入力部材18と、出力軸13の一端に形成された出力部材19と、出力軸13側からの回転力を入力軸12側に伝達することを阻止するための中間部材20とからなり、さらに、ワッシャ21aとシールド部材21bとに挟まれて出力軸13に装着され中間部材20を支承するためのバネ部材22を有している。図3ではバネ部材22は板バネである場合を示している。
入力部材18は図示省略の入力軸12の一端に連結するための連結孔23と、出力部材19と係合するための入力係合部24とを有している。出力部材19は出力軸13の一端に形成され、入力部材18の入力係合部24と係合し先端面に複数組(5組)の一対の円柱状凸部25a、25bを有した出力係合部26を有している。入力部材18及び出力部材19は、入力係合部24と出力係合部26とが互いに入り込んで間隔をもって係合するように配置されて外輪14に収納される。
中間部材20は、出力係合部26の円柱状凸部25a、25bと外輪14の円筒状内壁面17との間に位置するように配置されて外輪14に収納される。図3では、中間部材20は円筒状のローラである場合を示しているが、ローラに代えてボールであってもよい。
バネ部材22は、外輪14の両端部に蓋部15a、15bが取り付けられたときに、外輪14に収納された中間部材20を軸方向に押圧して中間部材20を支承する。これにより、バネ部材22は、出力側の出力軸13に回転力が加えられたとき中間部材20に制動をかける働きをし、中間部材20が確実に出力部材19の円柱状凸部25a、25bと外輪14の円筒状内壁面17との間に食い込むようにする。
図3ではバネ部材22として、中間部材20を軸方向に押圧する板バネである場合を示したが、図4に示すように、入力係合部24の両端部にコイル状バネのバネ部材22を設け、中間部材20を両側から挟み込むようにしてもよい。また、出力側の出力部材に回転力が加えられたとき中間部材20に制動をかける働きをするバネ部材20であれば、板バネやコイル状バネに限らず、その他のバネ部材20を用いることも可能である。
図5は出力部材19の出力係合部26を下方に位置させた場合の斜視図、図6は出力部材19の出力係合部26を上方に位置させた場合の斜視図である。出力部材19の一端には出力係合部26が形成されている。出力係合部26の半径方向の先端面には、所定の間隔を保って5組の一対の円柱状凸部25a、25bが突出して設けられている。出力係合部26の円柱状凸部25a、25bの側面は、入力部材18の入力係合部24の側面と係合する。すなわち、出力係合部26の半径方向の凹部(円柱状凸部25a、25bが設けられていない部分)に、入力部材18の入力係合部24が位置し、入力係合部24と出力係合部26とが互いに入り込んで間隔をもって係合する。
図7は、出力部材19及び中間部材20を外輪14に収納した場合の入力側から見た平面図である。図7に示すように、出力部材19に形成された出力係合部26の円柱状凸部25a、25bには中間部材20が対面し、中間部材20は外輪14の円筒状内壁面17に対面するように配置される。出力係合部26の円柱状凸部25a、25bと中間部材20との間、中間部材20と外輪14の円筒状内壁面17との間は、僅かな間隔を保つか、もしくは、押圧力が掛からない状態で当接している。図7では、出力係合部26の円柱状凸部25a、25bと中間部材20との間、中間部材20と外輪14の円筒状内壁面17との間には、押圧力が発生していない状態で当接している場合を示しているが、以下の説明では、僅かな距離を保っている場合を例に取り説明する。
図8は、図7の状態でさらに入力部材18を外輪14に収納した場合の入力側から見た平面図である。図8に示すように、入力部材18の入力係合部24が出力部材19の円柱状凸部25a、25bが設けられていない部分に位置し、入力係合部24と出力係合部26(円柱状凸部25a、25b)とが互いに入り込んで間隔をもって係合する。つまり、出力係合部26の円柱状凸部25a、25bの側面と、入力部材18の入力係合部24の側面とが間隔をもって係合する。
また、入力軸12の先端部が入力部材18の連通孔23に挿入されて入力軸12が入力部材18と連結する。これにより、入力軸12は、入力部材18の入力係合部24及び出力部材19の出力係合部26を介して出力軸13に連結される。
次に、逆入力遮断クラッチ11の動作について説明する。図9は本発明の実施形態に係る逆入力遮断クラッチ11の動作説明図である。図9(a)は入力部材18にも出力部材19にも回転力が加わっていない静止状態のときの中間部材20、円柱状凸部25a、25b、入力係合部24の位置関係の説明図、図9(b)は入力部材18に反時計方向の回転力が加わった状態のときの中間部材20、円柱状凸部25a、25b、入力係合部24の位置関係の説明図、図9(c)は出力部材19に反時計方向の回転力が加わり回転阻止状態となったときの中間部材20、円柱状凸部25a、25b、入力係合部24の位置関係の説明図である。
さらに、図9(d)は図9(c)の回転阻止状態で入力部材18に反時計方向の回転力が加わったときの中間部材20、円柱状凸部25a、25b、入力係合部24の位置関係の説明図、図9(e)は図9(c)の回転阻止状態で入力部材18に時計方向の回転力が加わったときの中間部材20、円柱状凸部25a、25b、入力係合部24の位置関係の説明図である。
図9(a)に示すように、入力部材18にも出力部材19にも回転力が加わっていない静止状態のときは、中間部材20は円柱状凸部25a、25bのほぼ中央に位置する。また、円柱状凸部25a、25bには中間部材20が僅かな距離を保って対面し、中間部材20は外輪14の円筒状内壁面17に僅かな間隔を保って対面している。
いま、図9(a)の静止状態から入力部材18に反時計方向の回転力が加わったとすると、図9(b)に示すように、入力係合部24が左矢印方向に回動して、まず、入力係合部24の側面が円柱状凸部25bの側面または中間部材20の側面に当接する。
さらに、入力係合部24が左矢印方向に回動すると、入力係合部24の側面は、円柱状凸部25b及び中間部材20の側面の双方に当接し、入力係合部24は、円柱状凸部25b及び中間部材20を左矢印方向に押し出す。
つまり、入力部材18が反時計方向に回転すれば、出力部材19は入力部材18と一緒に回転し、入力部材18に加わる回転力は出力部材19に伝達される。入力部材18が時計方向に回転する場合にも、方向が異なるだけであり、入力係合部24は円柱状凸部25a及び中間部材20に当接し、同様に、出力部材19は入力部材18と一緒に回転し、入力部材18に加わる回転力は出力部材19に伝達される。
一方、図9(a)の静止状態から出力部材19に反時計方向の回転力が加わったとすると、図9(c)に示すように、円柱状凸部25bには左矢印方向に回転力がかかり、円柱状凸部25bは左矢印方向に動く。中間部材20はバネ部材22により制動がかけられているおり、円柱状凸部25bが左矢印方向に動くのに伴い、中間部材20は円柱状凸部25bにより上方に押し上げられるようになる。これにより、円柱状凸部25bと外輪14の円筒状内壁面17との間隙が狭くなり、中間部材20は円柱状凸部25bと外輪14の円筒状内壁面17との間に食い込みロック状態となる。
従って、それ以上、出力部材19は回転できなくなり、出力部材19に加えられた回転力は入力部材18に伝達されない。このロック状態では、出力部材19の円柱状凸部25a、25bと中間部材20との位置関係は、中間部材20が円柱状凸部25b側に偏り、中間部材20が円柱状凸部25bよりはみ出した状態となっている。出力部材19が時計方向に回転する場合も同様であり、出力部材19の円柱状凸部25a、25bと中間部材20との位置関係は、中間部材20が円柱状凸部25a側に偏り、中間部材20が円柱状凸部25aよりはみ出した状態となる。
図9(c)に示すロック状態で、逆に、出力部材19に時計方向の力が加わると、円柱状凸部25bとは反対側の円柱状凸部25aが右矢印方向に動き中間部材20を上方に押し上げ、円柱状凸部25aと外輪14の円筒状内壁面17との間に中間部材20が食い込み、やはりロック状態となる。
次に、図9(c)に示すロック状態で入力部材18に反時計方向の回転力が加わったとすると、図9(d)に示すように、入力係合部24が左矢印方向に動き、入力係合部24の側面が円柱状凸部25aよりはみ出した状態の中間部材20の側面に当接し、中間部材20を左矢印方向に押し出す。これにより、図9(a)に示す静止状態となりロック状態が解除される。そして、さらに、入力部材18が反時計方向に回転すれば、図9(b)に示したように、出力部材19は入力部材18と一緒に回転し、入力部材18に加わる回転力は出力部材19に伝達される。
図9(c)に示すロック状態で入力部材18に時計方向の回転力が加わったとすると、図9(e)に示すように、入力係合部24が右矢印方向に動き、入力係合部24の側面が出力部材19の円柱状凸部25aの側面に当接する。これにより、出力部材19の円柱状凸部25a、25bを右矢印方向に押し出し、図9(a)に示す静止状態となりロック状態が解除される。そして、さらに、入力部材18が時計方向に回転すれば、出力部材19は入力部材18と一緒に回転し、入力部材18に加わる回転力は出力部材19に伝達される。
このように、入力部材18の入力軸12に回転力が加えられるときは入力係合部24と出力係合部26とが係合して出力部材19に回転力を与え、出力部材19の出力軸13に回転力が加えられるときは、出力係合部19の円柱状凸部25が外輪14の円筒状内壁面17との間に中間部材20を食い込ませて出力部材19の回転を阻止する。
つまり、出力部材19の出力係合部26の先端面に一対の円柱状凸部25a、25bを設け、円柱状凸部25a、25bにより、中間部材20を上方に押し上げて中間部材20を円柱状凸部25bと外輪14の円筒状内壁面17との間に食い込ませてロック状態とする。
次に、出力係合部19の円柱状凸部25a、25bを形成する円柱の半径R1について説明する。図10は、円柱状凸部25a、25bを形成する円柱の半径R1を求めるための説明図である。図10では、円柱状凸部25bが中間部材20に当接する場合を示している。
いま、円筒状の外輪14、円柱状の中間部材20、円柱状凸部25a、25bの位置関係を同一平面上で考える。同一平面上での円筒状の外輪14の中心を0とし、外輪14の円筒状内壁面17までの半径をR2とする。また、中間部材20の半径をr、円柱状凸部25bを形成する円柱の半径をR1、円柱状凸部25bを形成する円柱の中心Bの座標を(a,b)、円柱状凸部25bと中間部材20との接触点Aの座標を(x、y)、円柱状凸部25bと中間部材20と外輪14との接触で形成される接触角度をαとする。
接触角度αは、同一平面上において、中間部材20の中心と外輪14の中心0とを結ぶ直線と、中間部材20と円柱状凸部25bとの接触点Aの座標(x、y)と中間部材20の中心とを結ぶ直線とのなす角度である。
接触点Aの座標(x、y)は、下記の(1)式及び(2)式で示される。
(x、y)=(rsinα、R2−r−rcosα) …(1)
(x、y)=(rsinα、(R1+r)cosα−rcosα+b) …(2)
(1)式及び(2)式で示される接触点Aの座標(x、y)のy座標は、等しいことから、(3)式が成立する。
R2−r−rcosα=(R1+r)cosα−rcosα+b …(3)
(3)式を整理して、R1を求めると、(4)式が得られる。
R1=(1/cosα)(R2−r+b)−r …(4)
また、円柱状凸部25bを形成する円柱の中心Bの座標(a,b)のx座標aは(5)式で示される。
a=(R2−r−b)×tanα …(5)
(4)式において、接触角度αは前述したように基準範囲内の予め定めた基準角度が選択されるので既知である。外輪14の筒状内壁面17までの半径R2も逆入力遮断クラッチ11の大きさにより決まる値であるので既知である。中間部材20の半径rも逆入力遮断クラッチ11の大きさにより決まる値であるので既知である。円柱状凸部25bを形成する円柱の中心座標(a,b)のy座標bは、未知数となる。なお、円柱の中心座標(a,b)のx座標aは、bの変数で示されるので、bが決まればaは決まる。
以下、このy座標bをb値ということにする。また、円柱状凸部25bを形成する円柱の半径R1を円柱状凸部半径R1ということにする。
本発明の実施形態では、中間部材20の大きさに大小のばらつきがあっても、接触角度αの変化幅が小さくなるように、円柱状凸部半径R1を決定する。上述したように、円柱状凸部半径R1を決定するにあたっての変数はb値となるので、中間部材20の大きさに大小のばらつきがあっても、接触角度αの変化幅が小さくなるb値を求めることになる。
図11は、中間部材20の大きさが変化した場合の接触角度αの変化及びb値の変化の説明図である。いま、接触角度αが基準範囲内の基準角度α0である基準の逆入力遮断クラッチを考える。この基準の逆入力遮断クラッチにおいて、円柱状凸部半径はR1、円柱状凸部の円柱中心Bは(a,b)であるとし、半径がrの中間部材20が装着されているとする。この基準の逆入力遮断クラッチの場合には、中間部材20の半径がr、円柱状凸部25bと中間部材20との接触点Aが(x,y)、円柱状凸部の円柱中心Bが(a,b)であり、これにより、接触角度は基準角度α0に保たれている。
そして、この基準の逆入力遮断クラッチに対して、半径がrより小さいr−Δrの中間部材20’が装着された場合、半径がrより大きいr+Δrの中間部材20”が装着された場合を考える。なお、図11では、説明のためΔrを大きく図示しているが、実際にはΔrは微少である。
基準の逆入力遮断クラッチに対して、半径がrより小さいr−Δrの中間部材20’が装着されたとすると、円柱状凸部半径R1、円筒状の外輪14の中心0から円柱状凸部の円柱中心Bまでの距離Lは同じであるから、円柱状凸部半径R1及び距離Lを一定に保ったまま円柱状凸部25bが中間部材20’に接触するには、接触点A及び円柱状凸部の円柱中心BがA’、B’に移動する。
すなわち、半径がr−Δrの中間部材20’と円柱状凸部25bとの接触点AはA’(x’,y’)となり、円柱状凸部の円柱中心BはB’(a’,b’)となる。このように、半径が小さい中間部材20’が装着されると、接触点A及び円柱状凸部の円柱中心BがA’、B’に移動して接触角度がα0’となり、接触角度αは基準角度α0より小さくなる。b値はb’となり基準の逆入力遮断クラッチの場合bより大きくなる。
一方、この基準の逆入力遮断クラッチに対して、半径がrより大きいr+Δrの中間部材20”が装着されたとすると、円柱状凸部半径R1、円筒状の外輪14の中心0から円柱状凸部の円柱中心Bまでの距離Lは同じであるから、円柱状凸部半径R1及び距離Lを一定に保ったまま円柱状凸部25bが中間部材20”に接触するには、接触点A及び円柱状凸部の円柱中心BがA”、B”に移動する。
すなわち、半径がr+Δrの中間部材20”と円柱状凸部25bとの接触点AはA”(x”,y”)となり、円柱状凸部の円柱中心BはB”(a”,b”)となる。このように、半径が大きい中間部材20”が装着されると、接触点A及び円柱状凸部の円柱中心BがA”、B”に移動して接触角度がα0”となり基準角度α0より大きくなる。b値はb”となり基準の逆入力遮断クラッチの場合のbより小さくなる。
このように、半径が小さい中間部材20’が装着されると接触角度が小さくb値が大きくなり、半径が大きい中間部材20”が装着されると接触角度が大きくb値が小さくなる。このような関係から、接触角度αの変化幅が小さくなるb値の求め方を具体的に説明する。
図12は、円柱状凸部と中間部材と外輪との接触で形成される接触角度αとb値との相関図である。縦軸は接触角度αであり横軸はb値である。横軸のb値は、接触角度αが基準角度α0である基準の逆入力遮断クラッチのb値をb0として示している。前述のように、b値は円柱状凸部の円柱中心座標のy座標である。
曲線(r−Δr)は、半径がrより小さいr−Δrの中間部材20’を装着し、b値をb0より小さいy1aからb0より大きいy1oとした場合の曲線、 曲線(r+Δr)は、半径がrより大きいr+Δrの中間部材20”を装着し、b値をb0より小さいy2aからb0より大きいy2nとした場合の曲線である。
曲線(r−Δr)を求めるにあたっては、基準の逆入力遮断クラッチの半径rより小さい半径r−Δrの中間部材20’を装着し、基準の逆入力遮断クラッチのy軸座標(b0)より小さい値y1aから徐々に大きく変化させたy軸座標(y1=y1a、y1b、…)での接触角度αを求める。
同様に、曲線(r+Δr)を求めるにあたっては、基準の逆入力遮断クラッチの半径rより大きい半径r+Δrの中間部材20”を装着し、基準の逆入力遮断クラッチのy軸座標(b0)より小さい値y2aから徐々に大きく変化させたy軸座標(y2=y2a、y2b、…)での接触角度αを求める。
半径がrより小さいr−Δrの中間部材20’の場合、曲線(r−Δr)に示すように、b値を大きくすると接触角度αは大きくなり、b値を小さくすると接触角度αは小さくなる相関関係を有する。一方、半径がrより大きいr+Δrの中間部材20”の場合、曲線(r+Δr)に示すように、b値を大きくすると接触角度αは小さくなり、b値を小さくすると接触角度αは大きくなる相関関係を有する。
そこで、曲線(r−Δr)と曲線(r+Δr)との交点のy軸座標を求め、そのときのy軸座標での接触角度αが基準範囲Aに入っていることを条件に円柱状凸部を形成する円柱の中心座標(x、y)のy軸座標として求める。図12では曲線(r−Δr)でのy座標y1gと曲線(r+Δr)でのy座標y2gとが等しく、曲線(r−Δr)と曲線(r+Δr)との交点のy軸座標はy1g、y2gであり、y軸座標y1g、y2gのときの接触角度αは基準範囲Aに入っているので、このy軸座標y1g、y2gを円柱状凸部を形成する円柱の中心座標(x、y)のy軸座標bとして求める。そして、円柱の中心座標(x、y)のy軸座標bを求めた後に、(5)式により円柱の中心座標(x、y)のx軸座標aを求める。
通常、曲線(r−Δr)と曲線(r+Δr)との交点のy軸座標のときの接触角度αは基準範囲Aに入っているので、そのときの接触角度αが基準範囲Aに入っているかどうかの確認は省略してもよい。なお、交点のy軸座標を円柱状凸部を形成する円柱の中心座標(x、y)のy軸座標として求めた場合には、図12に示すように、接触角度αは基準角度α0よりずれるが、交点のy軸座標のときの接触角度αは基準範囲Aに入っているので問題はない。
このように、半径がrより小さいr−Δrの中間部材20’の曲線(r−Δr)と半径がrより大きいr+Δrの中間部材20”の曲線(r+Δr)との交点のy軸座標を円柱状凸部を形成する円柱の中心座標(x、y)のy軸座標bとして求め、(5)式により円柱の中心座標(x、y)のx軸座標aを求めるので、基準の逆入力遮断クラッチに対し、中間部材20が小さくなった場合でも大きくなった場合でも接触角度αの変化が小さい逆入力遮断クラッチとすることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11…逆入力遮断クラッチ、12…入力軸、13…出力軸、14…外輪、15…蓋部、16…貫通孔、17…円筒状内壁面、18…入力部材、19…出力部材、20…中間部材、21a…ワッシャ、21b…シールド部材、22…バネ部材、22…シールド部材、23…連結孔、24…入力係合部、25…円柱状凸部、26…出力係合部、27…凹曲面

Claims (2)

  1. 回転力が入力される入力軸の一端に連結され入力係合部を有する入力部材と、回転力を出力する出力軸の一端に形成され前記入力係合部と係合し先端面に一対の円柱状凸部を有した出力係合部が設けられた出力部材と、前記入力係合部と前記出力係合部とが互いに入り込んで間隔をもって係合するように配置して前記入力部材と前記出力部材とを収納する円筒状に形成された外輪と、前記出力係合部の前記円柱状凸部と前記外輪の円筒状内壁面との間に設けられた中間部材とを備え、前記入力部材の前記入力軸に回転力が加えられるときは、前記入力係合部と前記出力係合部とが機械的に係合して前記出力部材に回転力を与え、前記出力部材の前記出力軸に回転力が加えられるときは、前記出力係合部の前記円柱状凸部が前記中間部材に押圧力を与え、前記円柱状凸部と前記外輪の円筒状内壁面との間に前記中間部材を食い込ませて前記出力部材の回転を阻止する逆入力遮断クラッチにおいて、
    前記中間部材が前記出力係合部の前記円柱状凸部と前記外輪の円筒状内壁面との間に食い込んだ状態で、同一平面上において、前記中間部材の中心と前記外輪の中心とを結ぶ直線と、前記中間部材と前記出力係合部の前記円柱状凸部との接触点と前記中間部材の中心とを結ぶ直線とのなす接触角度の変化幅が小さくなるように、前記円柱状凸部を形成する円柱の中心を求めることを特徴とする逆入力遮断クラッチ。
  2. 前記円柱状凸部を形成する円柱の中心は、前記中間部材の半径、前記円柱状凸部を形成する円柱の半径、前記外輪の円筒状内壁面を形成する円筒の半径が所定値であり、前記接触角度が基準範囲内の基準角度である基準の逆入力遮断クラッチを用意し、前記円柱状凸部を形成する円柱の中心座標(x、y)は、以下のようにして求めることを特徴とする請求項1に記載の逆入力遮断クラッチ。
    (1)前記中間部材の半径が基準の逆入力遮断クラッチの半径より小さい中間部材を装着し、前記円柱状凸部を形成する円柱の中心のy軸座標を、前記基準の逆入力遮断クラッチのy軸座標より小さい値から徐々に大きくしたときの接触角度と前記円柱状凸部を形成する円柱の中心のy軸座標との相関曲線を求め、
    (2)前記中間部材の半径が基準の逆入力遮断クラッチの半径より大きい中間部材を装着し、前記円柱状凸部を形成する円柱の中心のy軸座標を、前記基準の逆入力遮断クラッチのy軸座標より小さい値から徐々に大きくしたときの接触角度と前記円柱状凸部を形成する円柱の中心のy軸座標との相関曲線を求め、
    (3)前記(1)で求めた相関曲線と前記(2)で求めた相関曲線との交点のy軸座標を前記円柱状凸部を形成する円柱の中心座標(x、y)のy軸座標として求め、
    (4)前記(1)で求めた相関曲線と前記(2)で求めた相関曲線との交点の接触角度、前記(3)で求めたy軸座標、前記中間部材の半径、前記外輪の円筒状内壁面を形成する円筒の半径により定まるx軸座標を前記円柱状凸部を形成する円柱の中心座標(x、y)のx軸座標として求める。
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