JP2015145721A5 - - Google Patents
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Description
クラッチスリーブ35は、本体部351とインナー部352とを有する。
本体部351は円筒状に形成される。本体部351の外周面には、リング状で板状の素複数のドリブンプレート36が、軸線方向に並べられるように設けられる。複数のドリブンプレート36は、クラッチスリーブ35と一体に回転するが、軸線方向にはクラッチスリーブ35の本体部351に対して相対的に移動可能である。そして、クラッチスリーブ35の本体部351に設けられる複数のドリブンプレート36と、クラッチハウジング32に設けられる複数のドライブプレート33とが、軸線方向に交互に入り組むように並ぶ。
インナー部352は、本体部351の内周面から半径方向中心側に向かって突出するリング状でリブ状の構成を有する。インナー部352は、本体部351の車幅方向の中心側寄りの位置(特に、車幅方向中心側の端部近傍)に、本体部351に一体に形成される。インナー部352の内周面353には、クラッチハブ34に設けられるストッパー342と当接する当接部354が設けられる(後述)。
本体部351は円筒状に形成される。本体部351の外周面には、リング状で板状の素複数のドリブンプレート36が、軸線方向に並べられるように設けられる。複数のドリブンプレート36は、クラッチスリーブ35と一体に回転するが、軸線方向にはクラッチスリーブ35の本体部351に対して相対的に移動可能である。そして、クラッチスリーブ35の本体部351に設けられる複数のドリブンプレート36と、クラッチハウジング32に設けられる複数のドライブプレート33とが、軸線方向に交互に入り組むように並ぶ。
インナー部352は、本体部351の内周面から半径方向中心側に向かって突出するリング状でリブ状の構成を有する。インナー部352は、本体部351の車幅方向の中心側寄りの位置(特に、車幅方向中心側の端部近傍)に、本体部351に一体に形成される。インナー部352の内周面353には、クラッチハブ34に設けられるストッパー342と当接する当接部354が設けられる(後述)。
ここで、規制部材6の構成について、図6(a)(b)を参照して説明する。図6(a)(b)は、規制部材6の構成例を模式的に示す外観斜視図である。なお、図6(a)は規制部材6を車幅方向中心側から見た斜視図であり、図6(b)は規制部材6を車幅方向外側から見た斜視図である。図6(a)(b)に示すように、規制部材6は、本体部61と、ウェイト部62と、規制部63とを含む。
本体部61には、車幅方向(軸線方向)に貫通する貫通孔611が形成される。この貫通孔611はストッパー342を挿通可能に形成される。
規制部63は、本体部61から車幅方向中心側に突出するブロック状の構成を有する。さらに規制部63は、挿入部631と係止部632と制止部633とを有する。挿入部631は、ストッパー342と当接部354との隙間に入り込むことができる寸法および形状に形成される。すなわち、挿入部631の半径方向寸法(ここでは、カウンターシャフト42の半径方向ではなく、規制部材6の貫通孔611の半径方向をいう)は、前述の隙間とほぼ同じか、それよりも小さい寸法に形成される。一方、係止部632は、前述の隙間に入り込むことができない寸法および形状に形成される。すなわち、係止部632の半径方向寸法(規制部材6の貫通孔611についての半径方向をいう)は、前述の隙間の最大値よりも大きい寸法に形成される。制止部633は、規制部材6が所定角度回転して挿入部631が前述の隙間から抜け出た場合に、クラッチスリーブ35のインナー部352の内周面に当接する位置に形成される。このため、制止部633は、ストッパー342と当接部354の隙間であって、挿入部631が入り込む隙間とは反対側の隙間に入り込むことができない寸法および形状に形成される。
ウェイト部62は、規制部材6の本体部61から車幅方向外側に向かって突出するブロック状の構成を有する。
本体部61には、車幅方向(軸線方向)に貫通する貫通孔611が形成される。この貫通孔611はストッパー342を挿通可能に形成される。
規制部63は、本体部61から車幅方向中心側に突出するブロック状の構成を有する。さらに規制部63は、挿入部631と係止部632と制止部633とを有する。挿入部631は、ストッパー342と当接部354との隙間に入り込むことができる寸法および形状に形成される。すなわち、挿入部631の半径方向寸法(ここでは、カウンターシャフト42の半径方向ではなく、規制部材6の貫通孔611の半径方向をいう)は、前述の隙間とほぼ同じか、それよりも小さい寸法に形成される。一方、係止部632は、前述の隙間に入り込むことができない寸法および形状に形成される。すなわち、係止部632の半径方向寸法(規制部材6の貫通孔611についての半径方向をいう)は、前述の隙間の最大値よりも大きい寸法に形成される。制止部633は、規制部材6が所定角度回転して挿入部631が前述の隙間から抜け出た場合に、クラッチスリーブ35のインナー部352の内周面に当接する位置に形成される。このため、制止部633は、ストッパー342と当接部354の隙間であって、挿入部631が入り込む隙間とは反対側の隙間に入り込むことができない寸法および形状に形成される。
ウェイト部62は、規制部材6の本体部61から車幅方向外側に向かって突出するブロック状の構成を有する。
このほか、クラッチハブ34とクラッチスリーブ35には、クラッチスリーブ35からクラッチハブ34に回転動力を伝達するための機構が設けられる。さらに、バックトルクリミッター7を構成する機構として、バックトルクが掛かった場合にプレッシャーディスク40を車幅方向外側に向かって移動させるための機構とが設けられる。ここで、これらの機構について、図8を参照して説明する。図8は、クラッチ3の構成を模式的に示す断面図であり、図5のVIII−VIII線断面矢視図である。
クラッチハブ34の車幅方向外側の面(クラッチスリーブ35のインナー部352に対向する側の面)には、第1のカム71および係合部74が設けられる。一方、クラッチスリーブ35のインナー部352の車幅方向中心側の面(クラッチハブ34に対向する側の面)には、第2のカム72が設けられる。そして、第1のカム71と第2のカム72との間には、鋼球などの球体73が介在するように設けられる。第1のカム71および第2のカム72は、円周方向に沿って傾斜する傾斜面状の立体カムであり、例えば円筒状の端面カムの一部を抜き出したような構成を有する。なお、第1のカム71は、カウンターシャフト42の前進回転方向C(図7(a)(b)参照)の前側に向かって下り勾配となる(クラッチハブ34の車幅方向外側の面からの高さが低くなる)傾斜面に形成される。一方、第2のカム72は、カウンターシャフトの前進回転方向Cの前側に向かって登り勾配となる(クラッチスリーブ35のインナー部352の車幅方向中心側の面からの高さが高くなる)傾斜面に形成される。係合部74は、車幅方向外側に向かって突出するブロック状の構成を有する。
クラッチハブ34の第1のカム71と係合部74は、円周方向(回転方向)に並べて設けられ、第1のカム71がカウンターシャフト42の前進回転方向Cの後側に、係合部74が前進回転方向Cの前側に位置する。そして、クラッチスリーブ35の第2のカム72は、クラッチハブ34の第1のカム71と係合部74との間に位置する。
クラッチハブ34の車幅方向外側の面(クラッチスリーブ35のインナー部352に対向する側の面)には、第1のカム71および係合部74が設けられる。一方、クラッチスリーブ35のインナー部352の車幅方向中心側の面(クラッチハブ34に対向する側の面)には、第2のカム72が設けられる。そして、第1のカム71と第2のカム72との間には、鋼球などの球体73が介在するように設けられる。第1のカム71および第2のカム72は、円周方向に沿って傾斜する傾斜面状の立体カムであり、例えば円筒状の端面カムの一部を抜き出したような構成を有する。なお、第1のカム71は、カウンターシャフト42の前進回転方向C(図7(a)(b)参照)の前側に向かって下り勾配となる(クラッチハブ34の車幅方向外側の面からの高さが低くなる)傾斜面に形成される。一方、第2のカム72は、カウンターシャフトの前進回転方向Cの前側に向かって登り勾配となる(クラッチスリーブ35のインナー部352の車幅方向中心側の面からの高さが高くなる)傾斜面に形成される。係合部74は、車幅方向外側に向かって突出するブロック状の構成を有する。
クラッチハブ34の第1のカム71と係合部74は、円周方向(回転方向)に並べて設けられ、第1のカム71がカウンターシャフト42の前進回転方向Cの後側に、係合部74が前進回転方向Cの前側に位置する。そして、クラッチスリーブ35の第2のカム72は、クラッチハブ34の第1のカム71と係合部74との間に位置する。
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