JP5583814B1 - 水弁開閉用ソケットレンチ - Google Patents

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【課題】ハンドル棒が確実に水弁開閉用ソケットレンチに固定されていると共に、取り外す時は簡単な操作で容易に取り外すことができ、また、異なる形状のバルブ栓ごとに異なる水弁開閉用ソケットレンチを用意する必要がなく、しかも簡単な操作で複数の形状のバルブ栓に対応できる水弁開閉用ソケットレンチを提供する。
【解決手段】本発明に係る水弁開閉用ソケットレンチは、ハンドル棒あるいはソケットパイプに、ハンドル棒をソケットパイプから抜け出る方向に弾性付勢する付勢部材が設けられていると共に、前記ソケット部が前記ソケットパイプに対して摺動可能に構成され、且つ、前記ソケット部より奥側に可能且つ前記ソケット部から露出可能に構成された前記ソケット部とは異なる水弁開閉用操作端部が前記ソケットパイプの内側に設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、消火栓などの水弁の開閉に用いられる水弁開閉用ソケットレンチに関するものである。
従来、消火栓の水弁の開閉に用いられる水弁開閉用ソケットレンチには、例えば、図4に示すものがある。同図に示すように、従来の水弁開閉用ソケットレンチ1は、ソケットパイプ2と、ソケットパイプ2の上端近傍に取り付けられるハンドル棒3と、当該ソケットパイプ2の下端に消火栓の水弁開閉キャップに接続するためのソケット部4とによって構成されている。
また、ソケットパイプ2は、それぞれ断面矩形状の中空構造をなす外パイプ2aと内パイプ2bとの2重構造となっており、互いに摺動可能に接続され、外パイプ2aに取り付けられた止め金7の係合爪7aを、内パイプ2bの長手方向に所定の間隔で設けられた係合孔6の一つと係合させることによって、パイプの長さを変化可能な構造で両パイプを固定している。
したがって、使用時には任意の長さに固定でき、収納時には最も短くしてコンパクトに収納できる。また、ハンドル棒3は、断面形状が円形をなし、ソケットパイプ2の上端部に設けられた円形の貫通孔5に対して取り外し自在に挿入されている。これにより、ソケットレンチ1の不使用時には、ハンドル棒3をソケットパイプ2から取り外すことができると共に、ハンドル棒3をソケットパイプ2の内部に差し込むことで、収納可能な構造となっている。
図6に示すように、ハンドル棒3の一端には当て板3bが取り付けられており,該当て板3bから一定の距離をおいて突起部3aが形成されている。一方、図5に示すように、ソケットパイプ2の上端部には、開口部8が形成されている。開口部8はハンドル棒3を挿入可能な大きさの円形をなしており、その一部に当該ハンドル棒3の突起部3aが通過できる切欠部8aが形成されている。
ソケットパイプ2内へハンドル棒3を収納する際、先ずハンドル棒3をソケットパイプ2の貫通孔5から抜き取る。次に、ハンドル棒3をその先端部3c側からソケットパイプ2の上端部の開口部8へ挿入する。その時、突起部3aと開口部8の切欠部8aの位置を合わせることにより、突起部3aは開口部8を通過し、ハンドル棒3を当て板3bがソケットパイプ2の上端部に当接するまで挿入できる(図7参照。)。
続いて、ハンドル棒3をソケットパイプ2に対して適当な角度だけ回転させることにより、突起部3aと開口部8の周辺部が干渉し、ハンドル棒3の開口部8からの抜けを防止できる。収納したハンドル棒3を取り出す場合には、再度ハンドル棒3を回転させて突起部3aと切欠部8aの位置を合わせればよい。
上述のように、従来の水弁開閉用ソケットレンチ1は、ハンドル棒3をソケットパイプ2から取り外すことができると共に、ソケットパイプ2の内部に取り外したハンドル棒3を収納できるため、不使用時にはコンパクトに収納でき、しかも、ソケットパイプ2とハンドル棒3とを一体的に管理することができる(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−138155号公報
特許文献1に開示されている水弁開閉用ソケットレンチ1は、突起部3aと切欠部8aの位置が合っていれば、ソケットパイプ2に収納されたハンドル棒3は簡単に取り外されてしまう。このように、ハンドル棒3が簡単に取り外されてしまうと、ハンドル棒3の先端部3cが鋭利に尖っていることとも関係して、取り扱いに注意を要する。
また、特許文献1の水弁開閉用ソケットレンチ1は、四角錘状の水弁開閉用に1個のソケット部4が備えられている。しかし、消火栓の種類によっては、四角錘状以外の形状の水弁が使用されている場合があり、そのような形状の水弁を開閉するには異なる形状のバルブ栓に応じた水弁開閉用ソケットレンチを別途用意しなければならず、不便である。
したがって、本発明は、ハンドル棒が確実に水弁開閉用ソケットレンチに固定されていると共に、取り外す時は簡単な操作で容易に取り外すことができる水弁開閉用ソケットレンチを提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、異なる形状のバルブ栓ごとに異なる水弁開閉用ソケットレンチを用意する必要がなく、しかも簡単な操作で複数の形状のバルブ栓に対応することができる水弁開閉用ソケットレンチを提供することである。
本発明の水弁開閉用ソケットレンチは、端に水弁開閉キャップに接続するためのソケット部を有するソケットパイプと、前記ソケットパイプの上端近傍に取り付けられる断面円形状のハンドル棒とを具備し、前記ソケットパイプに前記ハンドル棒が分離可能に装着されてなる水弁開閉用ソケットレンチであって、前記ソケットパイプの上端部に、該ソケットパイプ内に前記ハンドル棒を挿入するための断面円形状の開口部が形成され、且つ、前記開口部あるいは該開口部に挿入される前記ハンドル棒に、突起部と該突起部の通過を可能とする切欠部が形成され、前記突起部と切欠部の位置を合わせた時にのみ、前記ハンドル棒が前記ソケットパイプから抜き出し可能となるように構成されてなる水弁開閉用ソケットレンチにおいて、
前記ハンドル棒あるいは前記ソケットパイプに、前記ハンドル棒を前記ソケットパイプから抜け出る方向に弾性付勢する付勢部材が設けられ、
さらに、前記ソケット部が前記ソケットパイプに対して摺動可能に構成され、
且つ、前記ソケット部より奥側に収納可能且つ前記ソケット部から露出可能に構成された前記ソケット部とは異なる水弁開閉用操作端部が前記ソケットパイプの内側に設けられている。
本発明によれば、水弁開閉用ソケットレンチの不使用時には、下端に水弁開閉キャップに接続するためのソケット部を有するソケットパイプの上端近傍に取り付けられているハンドル棒を該ソケットパイプから分離し、前記ハンドル棒を前記ソケットパイプの上端部に形成された開口部から該ソケットパイプ内に挿入し、収納する。また、前記ハンドル棒の断面形状、及び前記開口部の断面形状は共に円形をなしており、前記ハンドル棒の挿入後、任意の角度だけ回転させて、前記開口部に前記突起部が位置合わせされた時にのみ、前記ハンドル棒をソケットパイプから抜き取ることができるように構成されている。
このため、簡単な操作で前記ハンドル棒を前記ソケットパイプ内に収納した状態を保持し、あるいは抜き取ることができる。これによって、不使用時にはコンパクトに収納でき、しかもハンドル棒とソケットパイプとを一体的に管理できるため、持ち運びが容易となり、またハンドル棒、ソケットパイプのどちらか一方の紛失を防止することができる。
また、本発明によれば、前記ハンドル棒あるいは前記ソケットパイプに、前記ハンドル棒を前記ソケットパイプから抜け出る方向に弾性付勢する付勢部材が設けられているので、一旦ソケット部内に収納されたハンドル棒は、前記開口部に前記突起部が位置合わせされていなければ前記ハンドル棒が前記ソケットパイプ内で勝手に回転してハンドル棒が前記ソケットパイプから不用意に抜け出てしまうような事がなく、先端が尖っているために危険なハンドル棒の安全性が向上する。
更に、本発明によれば、前記ソケット部が前記ソケットパイプに対して摺動可能に構成され、且つ、前記ソケット部より奥側に収納可能且つ前記ソケット部から露出可能に構成された前記ソケット部とは異なる水弁開閉用操作端部が前記ソケットパイプの内側に設けられている。このため、ソケットパイプは、使用時に必要な任意の長さに設定でき、収納時には最も短くしてコンパクトに収納できる。それに加えて、前記ソケット部とは異なる水弁操作端部を前記ソケット部内より奥側に収納した状態では、前記ソケット部を用いて水弁開閉キャップを操作することができるほか、前記ソケット部とは異なる水弁操作端部を前記ソケット部内より露出させた状態では、水弁開閉キャップ以外の操作をすることができるので、1つのレンチで複数種類の水弁操作部に対する操作を行うことができ、利便性が向上する。
本発明の一実施形態に係る水弁開閉用ソケットレンチの全体構成図である。(a)はソケットパイプからハンドル棒が若干抜き出された状態を示す図であり、(b)はソケットパイプにハンドル棒が完全に差し込まれた状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る水弁開閉用ソケットレンチに用いるソケットパイプを示す図である。(a)は側パイプを示す図であり、(b)は側パイプを示す図である。 図1に示した水弁開閉用ソケットレンチの水弁操作部の詳細図である。(a)はソケット部以外の水弁操作端部をソケット部内より奥に収納した状態を示す図であり、(b)はソケット部を摺動させて、ソケット部とは異なる水弁操作端部をソケット部内より露出させた状態を示す図であり、(c)はソケット部とは異なる水弁操作端部の詳細を示す図である。(d)は水弁操作端部を保持するためのストッパーピンの構造を示す図である。 本発明、及び従来技術に係る水弁開閉用ソケットレンチの基本構造を説明する正面図(一部断面)である。 本発明、及び従来技術に係る水弁開閉用ソケットレンチの上端部を説明する図である。 本発明、及び従来技術に係る水弁開閉用ソケットレンチの端部を説明する図である。 従来の水弁開閉用ソケットレンチの上端部の概略構成図である。 本発明の一実施形態に係る水弁開閉用ソケットレンチの使用状態を説明する概略図である。
以下、本発明の実施の形態に係る水弁開閉用ソケットレンチについて、添付図面に従って説明する。なお、以下の説明では、方向や位置を表す用語(例えば、「一端」や「他端」等)を便宜上用いるが、これらは発明の理解を容易にするためであり、それらの用語の意味によって本発明の技術的範囲が限定されるものではない。また、以下の説明は、本発明の一形態の例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
本実施の形態に係る水弁開閉用ソケットレンチ11の基本構造については、図4以下に示した水弁開閉用ソケットレンチ1と同様である。図8に示すように、水弁開閉用ソケットレンチ11は、ソケットパイプ12と、ソケットパイプ12の上端近傍に取り付けられるハンドル棒13と、ソケットパイプ12の下端に消火栓の水弁開閉キャップに接続するためのソケット部14とによって構成されている。図1には、ソケットパイプ12にハンドル棒13が収納された状態が示されている。ハンドル棒13がソケットパイプ12の上端近傍に直角に取り付けられた状態については、従来と同じである。
また、ソケットパイプ12はそれぞれ断面矩形状の中空構造をなす外パイプ12aと内パイプ12bとの2重構造となっており、外パイプ12aと内パイプ12bとは、互いに摺動可能に接続され、内パイプ12bに取り付けられた係合部材22(図3参照)を、外パイプ12aの長手方向に所定の間隔で設けられた係合孔16の一つと係合させることによって、パイプの長さを変えることが可能な構造である。したがって、ソケットパイプ12は、使用時に必要な任意の長さに設定でき、収納時には最も短くしてコンパクトに収納できる。
また、ハンドル棒13は、断面形状が円形をなし、ソケットパイプ12の上端部に設けられた円形の貫通孔15に対して取り外し自在に挿入される(図4、図8参照)。したがって、ソケットレンチ11の不使用時には、ハンドル棒13を図8に示す使用状態のソケットパイプ12から取り外すことができ、ハンドル棒13を図1のようにソケットパイプ12の内部に差し込むことで収納可能な構造となっている。
図1に示すように、ハンドル棒13の一端には半球殻状の当て板13bが取り付けられており、該当て板13bから一定の距離をおいて、公知のキー等からなる突起部13aが固定されている。一方、上述のようにソケットパイプ12は中空構造となっており、該ソケットパイプ12の上端部には、開口部8が形成されている。この開口部8は図5で説明したものと同様である。開口部8はハンドル棒13を挿入可能な大きさの円形をなしており、その一部に当該ハンドル棒13の突起部13aが通過できる切欠部(図示せず)が形成されている。
図1に示すように、ソケットパイプ12内へハンドル棒13を収納する際、先ずハンドル棒13をソケットパイプ12の貫通孔15から抜き取り、その先端部13c側からソケットパイプ12上端部の開口部8へ挿入する。その時、突起部13aと開口部8の切欠部(図示せず)の位置を合わせることにより、突起部13aは開口部8を通過し、ハンドル棒13を当て板13bがソケットパイプ12の上端部に当接するまで挿入できる(図1(b)参照。)。
続いて、ハンドル棒13をソケットパイプ12に対して適当な角度だけ回転させることにより、突起部13aと開口部8の周辺部が干渉し、ハンドル棒13が開口部8からの抜けなくなる。収納したハンドル棒13を取り出す場合には、再度ハンドル棒13を回転させて突起部13aと切欠部(図示せず)の位置を合わせればよい。
このように、本実施の形態に係る水弁開閉用ソケットレンチ11は、ソケットパイプ12からハンドル棒13を取り外すことができ、更に取り外したハンドル棒13をソケットパイプ12の内部に収納することが可能であるため、不使用時にはコンパクトに収納でき、しかも、ソケットパイプ12とハンドル棒とを一体的に管理できる。
ところで、ソケットパイプ12に挿入されたハンドル棒13が、単に突起部13aと開口部8の周辺部が干渉していることだけで、開口部8からの抜け止めとなっているのでは、少々の振動や、操作者の手が触れたといった偶発的理由でソケットパイプ12に対してハンドル棒13が回転してしまう可能性がある。そのとき、ソケットパイプ12に対するハンドル棒13の回転角度によっては、ソケットパイプ12からハンドル棒13が抜け落ちてしまう可能性がある。これは、ハンドル棒13の先端が尖っていることとも関係して取り扱いに注意を要する。
本実施の形態においては、このような危険性を回避するために、図1に示すように、ハンドル棒13の当て板13bを取り付けた部分に、ソケットパイプ12にハンドル棒13を挿入したときにハンドル棒13をソケットパイプ12から抜け出る方向に弾性付勢する付勢部材の一例であるバネ部材20aが設けられている。このようなバネ部材は、ソケットパイプ12の先端部側に設けられてもよい。付勢部材としては、バネ部材のほか、ゴムなどでも構わない。
このように、ソケットパイプ12、あるいはハンドル棒13に、ソケットパイプ12からハンドル棒13が抜け出る方向に弾性付勢する付勢部材が設けられているので、一旦、ソケットパイプ12部内に収納されたハンドル棒13は、ソケットパイプ12に対して容易には回転することができない。したがって、開口部8に突起部13aが位置合わせされていなければ、ハンドル棒13がソケットパイプ12内で勝手に回転し、ソケットパイプ12からハンドル棒13が不用意に抜け出てしまうことがなく、先端が尖っているハンドル棒13の危険性が回避される。
更に、本実施の形態では、図3(a)、(b)に示すように、内パイプ12b内に配置され、上方に付勢するバネ22aとロック釦22bからなる係合部材22を押下することにより、係合孔16とロック釦22bとの係合が外れ、外パイプ12aと内パイプ12bの固定が解除される。これにより、外パイプ12aを含むソケット部14が矢印Y方向に摺動可能となる。また、外パイプ12a内側であってソケット部14の近傍には、水弁操作端部17が備えられている。この水弁操作端部17はストッパーピン24により固定、又は摺動自在に保持されている。水弁操作端部17の保持方法、ストッパーピン24の詳細構成については後述する。
図3(c)に示すように、水弁操作端部17は、中空直方体状のホルダー17aと、ホルダー17aの一端面から該ホルダー17aの長手方向に伸びる一対のテーパ形状の開栓部材17bからなる。一対の開栓部材17bは、ホルダー17aの一端面の対角線状に取り付けられている。また、ホルダー17aの内部は、ストッパーピン24の一部を収容する内部空間17cが形成されている。ホルダー17aの一側面には、内部空間17cに向けて貫通する長円状のガイド溝17dが形成されている。ガイド溝17dの両端部は、当該ガイド溝17dの幅よりも大きな直径を有する丸孔部17eが形成されている。
図3(d)に示すように、ストッパーピン24は、軸方向に平行な平行二面部240が形成された軸部24aと、平行二面部240の長辺側の寸法よりも大きな直径の頭部24bからなる。軸部24aの先端近傍には、当該軸部24aの厚み方向に貫通する割ピン孔242が形成されている。平行二面部240の短辺側(厚み)は、ガイド溝17dの幅よりも僅かに小さい寸法に形成されている。
図3(a)、(b)に戻り、水弁操作端部17の保持方法について説明する。ストッパーピン24は、その軸部24aがガイド溝17dから突出しており、頭部24bが内部空間17cに収容されている。ピン孔242には抜止めピンとしての割ピン244が挿通されている。図示するように、軸部24aの二面幅部240をガイド溝17dに対して直角方向になるようにストッパーピン24を回転させると、水弁操作端部17は確実に固定される。一方、軸部24aの二面幅部240をガイド溝17dに沿う方向に回転させると、水弁操作端部17はガイド溝17dに沿って矢印Y方向に摺動自在となる。
図3(a)は、外パイプ12aを含むソケット部14が係合部材22により所定位置で内パイプ12bと固定されており、且つストッパーピン24がガイド溝17bの一端側に当接して水弁操作端部17がソケット部14内より奥に収納された状態を示している。
また、図3(b)は、係合部材22を押下することにより、外パイプ12aを含むソケット部14と内パイプ12bの固定が解除されており、且つストッパーピン24がガイド溝17bの他端側に当接して水弁操作端部17がソケット部14から露出した状態を示している。
このように、水弁操作端部17をソケット部14内より奥に収納した状態(図3(a))では、ソケット部14を用いて水弁開閉キャップを操作することができるほか、水弁操作端部17をソケット部14内より露出させた状態(図3(b))では、水弁操作端部17を用いて、水弁開閉キャップ以外の操作をすることができるので、1つのレンチで複数種類の水弁操作部に対する操作を行うことができ、利便性が向上する。
本発明に係る水弁開閉用ソケットレンチは、消火栓、上下水道や農業用水配管の地中埋設又はハンドルのない弁栓等の開閉操作に利用可能である。
7a 係合爪、8 開口部、8a 切欠部、11 水弁開閉用ソケットレンチ、12 ソケットパイプ、12a 外パイプ、12b 内パイプ、13 ハンドル棒、13a 突起部、13b 当て板、14 ソケット部、15 貫通孔、16 係合孔、17 水弁操作端部、20a バネ部材、22 係合部材、24 ストッパーピン

Claims (2)

  1. 下端に水弁開閉キャップに接続するためのソケット部を有するソケットパイプと、前記ソケットパイプの上端近傍に分離可能に取り付けられるハンドル棒とを具備し、前記ハンドル棒が前記ソケットパイプ内に着脱可能に収納されてなる水弁開閉用ソケットレンチであって、前記ソケットパイプの上端部に、該ソケットパイプ内に前記ハンドル棒を挿入するための開口部が形成され、且つ、前記開口部側あるいは該開口部に挿入される前記ハンドル棒側に、突起部と該突起部の通過を可能とする切欠部が形成され、前記突起部と切欠部の位置を合わせた時にのみ、前記ハンドル棒が前記ソケットパイプから抜き出し可能となるように構成されてなる水弁開閉用ソケットレンチにおいて、
    前記ハンドル棒あるいは前記ソケットパイプに、前記ハンドル棒を前記ソケットパイプから抜け出る方向に弾性付勢する付勢部材が設けられ、
    さらに、前記ソケット部が前記ソケットパイプに対して摺動可能に構成され、
    且つ、前記ソケット部より奥側に収納可能且つ前記ソケット部から露出可能に構成された前記ソケット部とは異なる水弁開閉用操作端部が前記ソケットパイプの内側に設けられていることを特徴とする水弁開閉用ソケットレンチ。
  2. 前記付勢部材がバネである請求項1記載の水弁開閉用ソケットレンチ。
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