JP5581761B2 - 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
近年、電子写真法を利用した画像形成装置に使用される電子写真感光体(以下、「感光体」と称す場合がある)に関し、該感光体の感光層表面に表面層(保護層)を設ける技術が検討されている。
また、特許文献2には、「導電性基体上に、感光層と表面層とをこの順に積層して構成され、前記表面層を構成する元素のうち、13族元素、酸素及び水素の全元素量に対する各構成比の和が0.95以上であり、かつ、前記酸素及び13族元素の元素組成比(酸素/13族元素)が1.1以上1.5以下である電子写真感光体」が開示されている。
請求項1に係る発明は、
基体と、
前記基体上に設けられた感光層と、
前記感光層上に設けられ、ガリウムと酸素と水素を含む保護層であって、赤外吸収スペクトルにおけるGa−O結合のシグナルIGa−OとO−H結合のシグナルIO−Hとの強度比(IO−H/IGa−O)が、0.1以上、0.5以下である保護層と、
を備える電子写真感光体。
前記保護層の厚みが、2μm以上である請求項1に記載の電子写真感光体。
前記保護層の原子数比〔酸素/ガリウム〕が、1.50を超え2.20以下である請求項1又は請求項2に記載の電子写真感光体。
請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の電子写真感光体を備え、
画像形成装置に脱着するプロセスカートリッジ。
請求項1〜請求項3のいずれか1項に電子写真感光体と、
前記電子写真感光体を帯電する帯電手段と、
帯電した前記電子写真感光体の表面に潜像を形成する潜像形成手段と、
前記電子写真感光体の表面に形成された潜像をトナーにより現像してトナー像を形成する現像手段と、
前記電子写真感光体の表面に形成されたトナー像を記録媒体に転写する転写手段と、
を備えた画像形成装置。
請求項2に係る発明によれば、保護層の膜厚が上記範囲外である場合に比べ、保護層の凹みの発生が抑制される。
請求項3に係る発明によれば、保護層の原子数比〔酸素/ガリウム〕が上記範囲外である場合に比べ、保護層の割れや凹みの発生が抑制される。
請求項4、5に係る発明によれば、強度比(IO−H/IGa−O)が上記範囲外の電子写真感光体を適用した場合に比べ、電子写真感光体の保護層の凹みに起因する画像欠陥を抑制した画像が得られる。
本実施形態に係る電子写真感光体は、基体と、基体上に設けられた感光層と、感光層上に設けられた保護層と、を備える。そして、保護層は、ガリウムと酸素と水素を含んで構成され、且つ赤外吸収スペクトルにおけるGa−O結合のシグナルIGa−OとO−H結合のシグナルIO−Hとの強度比(IO−H/IGa−O)が0.1以上、0.5以下である。
ここで、上記強度比(IO−H/IGa−O)が上記範囲であることは、保護層としてガリウムと酸素とを含む層、即ち酸化ガリウム系層において、水素原子が「O−H」結合として含まれていることを意味している。
そして、水素原子が「O−H」結合として含まれることで、酸化ガリウム系層は、弾性率が低くなる、つまり柔軟性(フレキシビリティ)が付与される。これは、水素原子が「O−H」結合として含まれると、酸化ガリウム系層の原子結合間の柔軟性(フレキシビリティ)が向上するためであると考えられるためである。
このため、本実施形態に係る電子写真感光体では、保護層の割れや剥れの発生が抑制されると考えられる。また、酸化ガリウム系層からなる保護層に柔軟性が付与されるため、当該層の厚膜化(例えば2μm以上)も実現されることから、より保護層の凹みの発生が抑制されると考えられる。その結果、電子写真感光体の保護層に対するキャリア等異物挟み込みによる凹部の発生や、ブレード等による過剰な負荷により生じる凹部(割れ)の発生が抑制される。
そして、本実施形態に係る電子写真感光体を備える画像形成装置では、電子写真感光体の保護層の凹部の発生に起因する画像欠陥(例えば、画像濃度の低下等)が抑制された画像が得られる。
このため、本実施形態に係る電子写真感光体は、その保護層の酸素欠損型の組成によらなくとも、電子写真感光体として機能するための導電性(例えば、107Ω・cm以上1013Ω・cm以下程度の範囲)を持つ部材となる。このような膜は約350nmより長波長の紫外〜近赤外光に対し透明であり特許文献2のように厚膜化したときの感度低下がない。
これに対して、本実施形態の如く、水素原子を「O−H」結合として含まれることで導電性を発現させた酸化ガリウム系層は、ガリウム(Ga)原料が酸素(O)原料よりも過剰な量で存在する雰囲気で膜成長させる必要がなく、上記酸素欠損型の組成で導電性を発現させた酸化ガリウム系層に比べ、コスト、生産性の面で有利となる。
無論、本実施形態に係る電子写真感光体は、保護層がガリウムと酸素と水素を含んで構成されていることから、耐久性にも優れる。
図1は、本実施形態に係る電子写真用感光体の一例を示す模式断面図である。図2乃至図3はそれぞれ本実施形態に係る電子写真感光体の他の一例を示す模式断面図である。
また、図3に示す電子写真感光体7Cにおいては、導電性基体4上に下引層1が設けられ、その上に単層型感光層6、保護層5が順次形成された構造を有するものである。
導電性基体としては、従来から使用されているものであれば、如何なるものを使用してもよい。例えば、薄膜(例えばアルミニウム、ニッケル、クロム、ステンレス鋼等の金属類、及びアルミニウム、チタニウム、ニッケル、クロム、ステンレス鋼、金、バナジウム、酸化錫、酸化インジウム、酸化錫インジウム(ITO)等の膜)を設けたプラスチックフィルム等、導電性付与剤を塗布又は含浸させた紙、導電性付与剤を塗布又は含浸させたプラスチックフィルム等が挙げられる。基体の形状は円筒状に限られず、シート状、プレート状としてもよい。
なお、導電性基体粒子は、例えば体積抵抗率が107Ω・cm未満の導電性を有するものがよい。
下引層は、導電性基体表面における光反射の防止、導電性基体から感光層への不要なキャリアの流入の防止などの目的で、必要に応じて設けられる。
下引層に含まれる結着樹脂としては、ポリビニルブチラールなどのアセタール樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、カゼイン、ポリアミド樹脂、セルロース樹脂、ゼラチン、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、メタクリル樹脂、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリビニルアセテート樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸樹脂、シリコーン樹脂、シリコーン−アルキッド樹脂、フェノール樹脂、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、メラミン樹脂、ウレタン樹脂などの公知の高分子樹脂化合物、また電荷輸送性基を有する電荷輸送性樹脂やポリアニリン等の導電性樹脂などが挙げられる。これらの中でも、上層の塗布溶剤に不溶な樹脂が望ましく用いられ、特にフェノール樹脂、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、メラミン樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂などが望ましく用いられる。
また、導電性粒子は、疎水化処理剤(例えばカップリング剤)等により表面処理を施して、抵抗調整して用いてもよい。
導電性粒子の含有量は、例えば、結着樹脂に対して、10質量%以上80質量%以下であることが望ましく、より望ましくは40質量%以上80質量%以下である。
また、下引層形成用塗布液中に粒子を分散させる方法としては、ボールミル、振動ボールミル、アトライター、サンドミル、横型サンドミル等のメディア分散機や、攪拌、超音波分散機、ロールミル、高圧ホモジナイザー等のメディアレス分散機が利用される。ここで、高圧ホモジナイザーとしては、高圧状態で分散液を液−液衝突や液−壁衝突させて分散する衝突方式や、高圧状態で微細な流路を貫通させて分散する貫通方式などが挙げられる。
中間層を形成する塗布方法としては、浸漬塗布法、突き上げ塗布法、ワイヤーバー塗布法、スプレー塗布法、ブレード塗布法、ナイフ塗布法、カーテン塗布法等の通常の方法が用いられる。
電荷発生層は、例えば、電荷発生材料と結着樹脂中とを含んで構成される。かかる電荷発生材料としては、無金属フタロシアニン、クロロガリウムフタロシアニン、ヒドロキシガリウムフタロシアニン、ジクロロスズフタロシアニン、チタニルフタロシアニン等のフタロシアニン顔料が挙げられ、特に、CuKα特性X線に対するブラッグ角(2θ±0.2゜)の少なくとも7.4゜、16.6゜、25.5゜及び28.3゜に強い回折ピークを有するクロロガリウムフタロシアニン結晶、CuKα特性X線に対するブラッグ角(2θ±0.2゜)の少なくとも7.7゜、9.3゜、16.9゜、17.5゜、22.4゜及び28.8゜に強い回折ピークを有する無金属フタロシアニン結晶、CuKα特性X線に対するブラッグ角(2θ±0.2゜)の少なくとも7.5゜、9.9゜、12.5゜、16.3゜、18.6゜、25.1゜及び28.3゜に強い回折ピークを有するヒドロキシガリウムフタロシアニン結晶、CuKα特性X線に対するブラッグ角(2θ±0.2゜)の少なくとも9.6゜、24.1゜及び27.2゜に強い回折ピークを有するチタニルフタロシアニン結晶が挙げられる。その他、電荷発生材料としては、キノン顔料、ペリレン顔料、インジゴ顔料、ビスベンゾイミダゾール顔料、アントロン顔料、キナクリドン顔料等が挙げられる。また、これらの電荷発生材料は、単独又は2種以上を混合して用いてもよい。
なお、電荷発生材料と結着樹脂の配合比は、例えば10:1乃至1:10の範囲が望ましい。
電荷輸送層は、電荷輸送材料と、必要に応じて結着樹脂と、を含んで構成される。
なお、電荷輸送材料と上記結着樹脂との配合比は、例えば10:1乃至1:5が望ましい。
電荷輸送層の膜厚は、望ましくは5μm以上50μm以下、より望ましくは10μm以上40μm以下の範囲に設定される。
保護層は、ガリウムと酸素と水素を含むと共に、赤外吸収スペクトルにおけるGa−O結合のシグナルIGa−OとO−H結合のシグナルIO−Hとの強度比(IO−H/IGa−O)が、0.1以上、0.5以下であるが、望ましくは0.15以上0.35以下であり、より望ましくは0.20以上0.30以下である。
強度比(IO−H/IGa−O)を上記範囲とすることで、保護層の割れの発生が抑制される。
具体的には、保護層のサンプルを、シリコン基板上に形成し、シリコン基板を参照基準(リファレンス)として、赤外吸収スペクトルで得られた各シグナルを参照基準(リファレンス)に対する差分として得た各シグナルの強度を、さらに干渉によるバックグラウンドの変動をベースライン処理して求めて、強度比(IO−H/IGa−O)を得る。
ここで、赤外吸収スペクトルを測定は、装置:PerkinElmer社製Spectrum One FT―IR Spectrometerを用い、条件:透過モードで行う。また、赤外線吸収スペクトル測定は、感光体そのものをサンプルとして、反射吸収法(RA法)や減衰全反射法(ATR法)などにより表面層側から測定し、基材からのシグナルを差し引いて表面層からのシグナルとすることも可能である。
また、酸素の元素構成比率は、例えば、保護層全構成元素に対して、30原子%以上70原子%以下であることがよく、望ましくは40原子%以上60原子%以下、より望ましくは45原子%以上55原子%以下である。
また、水素の元素構成比率は、例えば、保護層全構成元素に対して、10原子%以上40原子%以下であることがよく、望ましくは15原子%以上35原子%以下、より望ましくは20原子%以上30原子%以下である。
RBSは:
加速器 NEC社 3SDH Pelletron
エンドステーション CE&A社 RBS−400
システムとして 3S−R10を用いた。
解析にはCE&A社のHYPRAプログラム等を用いた。
He++イオンビームエネルギーは2.275eV
検出角度 160°入射ビームに対してGrazing Angle 約109°
RBS測定はHe++イオンビームを試料に対して垂直に入射し、検出器をイオンビー
ムに対して、160°にセットし、後方散乱されたHeのシグナルを測定する。検出した
Heのエネルギーと強度から組成比と膜厚を決定する。
これらの中で非晶質は表面の平滑性で特に望ましいが、微結晶膜は硬度の点でより望ましい。
保護層の成長断面は柱状構造をとっていてもよいが、滑り性の観点からは平坦性の高い構造が望ましく、非晶質が望ましい。
この弾性率が上記範囲であると、保護層の凹部の発生、剥れや割れが抑制され、当該範囲は上記強度比を上記範囲とすることで実現される。
・測定環境:23℃、55%RH
・使用圧子:ダイヤモンド製正三角錐圧子(Berkovic圧子)三角錐圧子
・試験モード:CSMモード
−保護層の形成方法−
次に、保護層の形成方法についてより具体的に説明する。保護層の形成に際しては、プラズマCVD法、有機金属気相成長法、分子線エピタキシー法、スパッタリング法等の公知の気相成膜方法が利用される。
保護層の形成には、プラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)法、有機金属気相成長法、分子線エキタピシー法、蒸着、スパッタリング等の公知の気相成膜法が利用される。
このプラズマ発生装置は、高周波放電管部221と、高周波放電管部221内に配置され、放電面が排気口211側に設けられた平板電極219と、高周波放電管部221外に配置され、平板電極219の放電面と反対側の面に接続された高周波電力供給部218とから構成されたものである。なお、高周波放電管部221には、高周波放電管部221内にガスを供給するためのガス導入管220が接続されており、このガス導入管220のもう一方の端は、不図示の第1のガス供給源に接続されている。
また、成膜室210内には、基体回転部212が設けられており、円筒状の基体214が、シャワーノズル216の長手方向と基体214の軸方向とが沿って対面するように基体支持部材213を介して基体回転部212に取りつけられるようになっている。成膜に際しては、基体回転部212が回転することによって、基体214が周方向に回転する。なお、基体214としては、例えば、予め感光層まで積層された感光体等が用いられる。
まず、酸素ガス(又は、ヘリウム(He)希釈酸素ガス)、ヘリウム(He)ガス、及び必要に応じ水素(H2)ガスを、ガス導入管220から高周波放電管部221内に導入すると共に、高周波電力供給部218から平板電極219に、13.56MHzのラジオ波を供給する。この際、平板電極219の放電面側から排気口211側へと放射状に広がるようにプラズマ拡散部217が形成される。ここで、ガス導入管220から導入されたガスは成膜室210を平板電極219側から排気口211側へと流れる。平板電極219は電極の周りをアースシールドで囲んだものでもよい。
次に、トリメチルガリウムガスをガス導入管215、活性化手段である平板電極219の下流側に位置するシャワーノズル216を介して成膜室210に導入することによって、基体214表面にガリウムと酸素と水素とを含む非単結晶膜を成膜する。
基体214としては、例えば、感光層が形成された基体を用いる。
基体214表面の温度が成膜開始当初は150℃以下であっても、プラズマの影響で150℃より高くなる場合には有機感光層が熱で損傷を受ける場合があるため、この影響を考慮して基体214の表面温度を制御することが望ましい。
また、アモルファスシリコン感光体を用いる場合には、保護層の成膜時の基体214表面の温度は、例えば、30℃以上350℃以下とされる。
基体214表面の温度は加熱及び/又は冷却手段(図中、不図示)によって制御してもよいし、放電時の自然な温度の上昇に任せてもよい。基体214を加熱する場合にはヒータを基体214の外側や内側に設置してもよい。基体214を冷却する場合には基体214の内側に冷却用の気体又は液体を循環させてもよい。
放電による基体214表面の温度の上昇を避けたい場合には、基体214表面に当たる高エネルギーの気体流を調節することが効果的である。この場合、ガス流量や放電出力、圧力などの条件を所要温度となるように調整する。
例えば、保護層の形成の初期において、トリメチルインジウムをガス導入管215、シャワーノズル216を介して成膜室210内に導入することにより、基体214上に窒素とインジウムとを含む膜を成膜すれば、この膜が、継続して成膜する場合に発生し、感光層を劣化させる紫外線を吸収する。このため、成膜時の紫外線の発生による感光層へのダメージが抑制される。
具体的には、例えば、少なくとも一つ以上のドーパント元素を含むガスをガス導入管215、シャワーノズル216を介して成膜室210内に導入することによって、n型、p型等の導電型の保護層を得る。
このようにすることで、基体214表面上には、活性化された、炭素原子、ガリウム原子、窒素原子、水素原子、等が制御された状態で存在する。そして、活性化された水素原子が、有機金属化合物を構成するメチル基やエチル基等の炭化水素基の水素を分子として脱離させる効果を有する。
このため、三次元的な結合を構成する硬質膜(保護層)が形成される。
さらに、これらの装置を2種類以上組み合わせて用いてもよく、あるいは、同種の装置を2つ以上用いてもよい。プラズマの照射によって基体214表面の温度上昇を抑制するためには高周波発振装置が望ましいが、熱の照射を抑制する装置を設けてもよい。
また、異なる2種類のプラズマ発生装置を同一の圧力下で利用する場合、例えば、マイクロ波発振装置と高周波発振装置とを用いる場合、励起種の励起エネルギーを大きく変えることができ、膜質の制御に有効である。また、放電は大気圧近傍(70000Pa以上110000Pa以下)で行ってもよい。大気圧近傍で放電を行う場合にはキャリアガスとしてHeを使用することが望ましい。
図6は、本実施形態に係る画像形成装置の一例を示す概略構成図である。
本実施形態に係る画像形成装置101は、図6に示すように、例えば、矢印aで示すように、時計回り方向に回転する電子写真感光体10(上記本実施形態に係る電子写真感光体)と、電子写真感光体10の上方に、電子写真感光体10に相対して設けられ、電子写真感光体10の表面を帯電させる帯電装置20(帯電手段の一例)と、帯電装置20により帯電した電子写真感光体10の表面に露光して、静電潜像を形成する露光装置30(静電潜像形成手段の一例)と、露光装置30により形成された静電潜像に現像剤に含まれるトナーを付着させて電子写真感光体10の表面にトナー像を形成する現像装置40(現像手段の一例)と、電子写真感光体10に接触しつつ矢印bで示す方向に走行するとともに、電子写真感光体10の表面に形成されたトナー像を転写するベルト状の中間転写体50と、電子写真感光体10の表面をクリーニングするクリーニング装置70(クリーニング手段の一例)とを備える。
帯電装置20としては、例えば、導電性の帯電ローラ、帯電ブラシ、帯電フィルム、帯電ゴムブレード、帯電チューブ等を用いた接触型帯電器が挙げられる。また、帯電装置20としては、例えば、非接触方式のローラ帯電器、コロナ放電を利用したスコロトロン帯電器やコロトロン帯電器等のそれ自体公知の帯電器等も挙げられる。帯電装置20としては、接触型帯電器がよい。
なお、本実施形態では、直流に交流を重畳した電圧を印加する方式の帯電器を採用しても、放電生成物が生じ易い方式であるが、このような方式を採用しても、電子写真感光体10に放電生成物の付着・堆積が抑制され、画像の白抜けが抑制される。
露光装置30としては、例えば、電子写真感光体10表面に、半導体レーザ光、LED光、液晶シャッタ光等の光を、像様に露光する光学系機器等が挙げられる。光源の波長は電子写真感光体10の分光感度領域にあるものがよい。半導体レーザーの波長としては、例えば、780nm前後に発振波長を有する近赤外がよい。しかし、この波長に限定されず、600nm台の発振波長レーザーや青色レーザーとして400nm以上450nm以下に発振波長を有するレーザーも利用してもよい。また、露光装置30としては、例えばカラー画像形成のためにはマルチビーム出力するタイプの面発光型のレーザー光源も有効である。
現像装置40は、例えば、現像領域で電子写真感光体10に対向して配置されており、例えば、トナー及びキャリアからなる2成分現像剤を収容する現像容器41(現像装置本体)と、補給用現像剤収納容器(トナーカートリッジ)47と、を有している。現像容器41は、現像容器本体41Aとその上端を塞ぐ現像容器カバー41Bとを有している。
現像剤は、トナーとキャリアを含む二成分系現像剤が採用される。
トナーは、例えば、結着樹脂、着色剤、及び必要に応じて離型剤等の他の添加剤を含むトナー粒子と、必要に応じて外添剤と、を含んで構成される。
一次転写装置51、及び二次転写装置52としては、例えば、ベルト、ローラ、フィルム、ゴムブレード等を用いた接触型転写帯電器、コロナ放電を利用したスコロトロン転写帯電器やコロトロン転写帯電器等のそれ自体公知の転写帯電器が挙げられる。
クリーニング装置70は、筐体71と、筐体71から突出するように配設されるクリーニングブレード72と、クリーニングブレード72の電子写真感光体10回転方向下流側に配置される潤滑剤供給装置60と、を含んで構成されている。
なお、クリーニングブレード72は、筐体71の端部で支持された形態であってもよし、別途、支持部材(ホルダー)により支持される形態であってもよいが、本実施形態では、筐体71の端部で支持された形態を示している。
クリーニングブレード72(上記クリーニング層72A及び背面層72B)を構成する材料としては、ウレタンゴム、シリコンゴム、フッ素ゴム、プロロピレンゴム、ブタジエンゴム等が挙げられる。これらの中で、ウレタンゴムがよい。
ウレタンゴム(ポリウレタン)は、例えば、通常ポリウレタンの形成に用いられるものであれば特に限定されないが、例えばポリエチレンアジペート、ポリカプロラクトンなどのポリエステルポリオールなどのポリオールとジフェニルメタンジイソシアネートなどのイソシアネートとからなるウレタンプレポリマー及びたとえば1,4−ブタンジオール、トリメチロールプロパン、エチレングリコールやこれらの混合物などの架橋剤を原料とするものよい。
潤滑剤供給装置60は、例えば、クリーニング装置70の内部であって、クリーニングブレード72よりも電子写真感光体10の回転方向上流側に設けられている。
プロセスカートリッジ101Aの構成は、これに限られず、例えば、少なくとも、電子写真感光体10を備えてえればよく、その他、例えば、帯電装置20、露光装置30、現像装置40、一次転写装置51、潤滑剤供給装置60及びクリーング装置70から選択される少なくとも一つを備えていてもよい。
(電子写真感光体の作製)
まず、以下に説明する手順により、アルミニウム(Al)基体上に、下引層と電荷発生層と電荷輸送層とをこの順に積層形成した有機感光体を作製した。
ジルコニウム化合物(商品名:マツモト製薬社製オルガノチックスZC540)20質量部、シラン化合物(商品名:日本ユニカー社製A1100)2.5質量部、ポリビニルブチラール樹脂(商品名:積水化学社製エスレックBM−S)10質量部及びブタノール45質量部を攪拌混合して得た溶液を、外径84mmのAl製基体表面に塗布し、150℃10分間加熱乾燥することにより、層厚1.0μmの下引層を形成した。
次に、電荷発生材料としてクロロガリウムフタロシアニン1質量部を、ポリビニルブチラール(商品名:積水化学社製エスレックBM−S)1質量部及び酢酸n−ブチル100質量部と混合して得られた混合物をガラスビーズとともにペイントシェーカーで1時間分散し、電荷発生層形成用分散液を得た。
この分散液を浸漬法により下引層の上に塗布した後、100℃で10分間乾燥させ、層厚0.15μmの電荷発生層を形成した。
次に、下記構造式(1)で表される化合物を2質量部、及び、繰り返し単位が下記構造式(2)で表される高分子化合物(粘度平均分子量:39000)3質量部をクロロベンゼン20質量部に溶解させて電荷輸送層形成用塗布液を得た。
ノンコート感光体(1)表面への保護層の形成は、図4に示す構成を有する成膜装置を用いて行った。
まず、参照試料作製のためのシリコン基板(5mm×10mm)をノンコート感光体(1)の端部に粘着テープで貼り付け、成膜装置の成膜室210内の基体支持部材213に載せ、排気口211を介して成膜室210内を、圧力が1×10−2PaPaになるまで真空排気した。
次に、ガス導入管220から直径50mmの平板電極219が設けられた高周波放電管部221内に、水素ガスおよびHe希釈酸素(40モル%)を表1に示した供給レートで供給すると共に、ガス導入管215を介してシャワーノズル216から成膜室210内のプラズマ拡散部217に、水素希釈トリメチルガリウム(約20モル%)を表1に示した供給レートで供給し、この状態で、コンダクタンスバルブ(不図示)を調整することにより成膜室210内の反応圧力を表1に示した圧力(バラトロン真空計で測定)に調整した。
続けて、高周波電力供給部218及びマッチング回路(図4中不図示)により、13.56MHzのラジオ波を出力100Wにセットしチューナでマッチングを取り平板電極219から放電を行った。この時の反射波は0Wであった。この状態で、表1に示した時間、ノンコート感光体(1)を100rpmの速度で回転させながら成膜することにより、ノンコート感光体(1)の電荷輸送層表面に保護層を形成した。
なお、この水素希釈トリメチルガリウムガスの供給は、0℃に保たれたトリメチルガリウムに、水素をキャリアガスとしてバブリングすることによって行った。
参照試料を癖開した断面を走査型電子顕微鏡(SEM)で観察し、膜(保護層)の膜厚を測定した。
また、参照試料に形成された膜(保護層)について、上記に従って、組成分析を行って各元素構成比率、原子数比(酸素/ガリウム)を求めると共に、赤外線吸収スペクトルを測定し強度比(IO−H/IGa−O)を求めた。
また、参照試料に形成された膜(保護層)の弾性率も測定した。
結果を表2に示す。
実施例1における、水素ガスおよびHe希釈酸素(40モル%)の供給レート、水素希釈トリメチルガリウム(約20モル%)の供給レート、成膜室内の圧力、ラジオ波出、及び成膜時間を表1に示した値に変更した以外は、実施例1と同様に電荷輸送層の表面に保護層を形成し、各電子写真感光体を得た。
このようにして得られた保護層についても、実施例1と同様に保護層の分析、評価を行った。その結果を表2に示す。
各例で得られた電子写真感光体を、画像形成装置(富士ゼロックス社製、DocuCentre Color500)に取り付けて、気温20度、湿度40%RHの環境において連続1万枚のプリントテストを実施した。その後、ハーフトーン(30% 200dpi(dot per inch))の画像サンプルを10枚プリントし、10枚目の画質について評価した。その後電子写真感光体の保護層における凹部の発生状況、剥れ・割れの発生状況をについて評価した。結果を表2に示す。
なお、プリントテストは、A4用紙(富士ゼロックス社製、P紙)に画像密度5%のK、C、M、Y色のベタ画像を形成して実施した。
凹部の発生状況については、キーエンス社製マイクロスコープVHX−100に、高倍率ズームレンズVH−Z450、3D形状自動測定ユニットVHX−S15を組み合わせた顕微鏡を用いて、倍率450倍で10視野測定し、打痕状の凹み部の数をカウントして評価した。評価基準は以下の通りである。
A:膜割れを伴う打痕状の凹み部がみられない。
B:膜割れを伴う打痕状の凹み部が、1mm2あたり1個以上、100個以下ある。
C:膜割れを伴う打痕状の凹み部が、1mm2あたり101個以上ある。
剥れ・割れの発生状況については、キーエンス社製マイクロスコープVHX−100に、高倍率ズームレンズVH−Z450、3D形状自動測定ユニットVHX−S15を組み合わせた顕微鏡を用いて、倍率450倍で10視野測定し、筋状のクラック、それに伴う剥がれを評価した。評価基準は以下の通りである。
A:クラック、剥がれが全くない。
B:クラックはあるが、クラック同士がつながっておらず、さらにクラック周辺に膜剥がれがみられない。
C:クラックがあり、そのクラック同士がつながっている、またはそのクラック周辺に膜剥がれがみられる。
D: 表面層が完全に剥がれ落ちている。
画質については、ハーフトーン(30% 200dpi)からなる画像サンプルを出力し、目視および光学顕微鏡で観察して評価した。評価基準は以下の通りである。
A:画像濃度、ドット再現、とも異常が見られない。
B:画像濃度低下、あるいは一部でドットの欠け、縦スジが見られるが、問題とならないレベル。
C:かなりの画像濃度の低下あるいは縦スジが見られ、問題となるレベル。
Claims (5)
- 基体と、
前記基体上に設けられた感光層と、
前記感光層上に設けられ、ガリウムと酸素と水素を含む保護層であって、赤外吸収スペクトルにおけるGa−O結合のシグナルIGa−OとO−H結合のシグナルIO−Hとの強度比(IO−H/IGa−O)が、0.1以上、0.5以下である保護層と、
を備える電子写真感光体。 - 前記保護層の厚みが、2μm以上である請求項1に記載の電子写真感光体。
- 前記保護層の原子数比〔酸素/ガリウム〕が、1.50を超え2.20以下である請求項1又は請求項2に記載の電子写真感光体。
- 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の電子写真感光体を備え、
画像形成装置に脱着するプロセスカートリッジ。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1項に電子写真感光体と、
前記電子写真感光体を帯電する帯電手段と、
帯電した前記電子写真感光体の表面に潜像を形成する潜像形成手段と、
前記電子写真感光体の表面に形成された潜像をトナーにより現像してトナー像を形成する現像手段と、
前記電子写真感光体の表面に形成されたトナー像を記録媒体に転写する転写手段と、
を備えた画像形成装置。
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