JP5581715B2 - フォーク装置 - Google Patents
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Description
このようなフォーク装置は、基台となる1段目のフォークと、この1段目のフォークに対して積層配置されるスライドフォーク(摺動台)を備えている。そして、フォーク装置では、スライドフォークが摺動して1段目のフォークに対して移動することによって、遠方の荷物の載置箇所との間で荷物の受渡しを行う。
そして、全てのフォークが垂直に積層された状態である基準状態からスライドフォークを押し出す場合には押出機構によってスライドフォークが押し出され、スライドフォークが押し出された状態からスライドフォークを基準状態に近づけるように引き戻す場合には引戻機構によってスライドフォークが引き戻される。
なお、1段目のフォークに対してスライドフォークが前後いずれにも移動可能に構成されているフォーク装置では、スライドフォークが1段目のフォークに対して前方でスライドする場合とスライドフォークが1段目のフォークに対して後方でスライドする場合とで、押出機構と引戻機構との機能が入れ替わる。つまり、スライドフォークが1段目のフォークに対して前方でスライドする場合の押出機構はスライドフォークが1段目のフォークに対して後方でスライドする場合には引戻機構として機能する。また、スライドフォークが1段目のフォークに対して前方でスライドする場合の引戻機構はスライドフォークが1段目のフォークに対して後方でスライドする場合には押出機構として機能する。
また、本発明においては、各摺動台に設けられることによって複数設けられた引戻機構が、摺動台の上記中心線に対して両側に分散して配置されている。このため、本発明によれば、摺動台を引き戻す場合に摺動台に作用する駆動力が上記中心線の移動方向の両側に分散して作用する。
このように本発明によれば、摺動台を移動させる場合に摺動台の片側のみに集中して駆動力が作用することを避けることができる。このため、基台と摺動台との間に設けられたクリアランス及び摺動台同士の間に設けられたクリアランスが片側に偏って狭まることを抑止し、全体として摺動台が片側に変位することを抑制することができる。
したがって、本発明によれば、フォーク装置において、移動方向と直角方向に摺動台が変位することを抑止することが可能となる。これにより、フォーク移動時におけるフォーク装置と荷物の載置箇所のすきまを少なくし、載置箇所における荷物の支持部を拡大することが可能となる。
これらの図に示すように、本実施形態のフォーク装置Sは、第1フォーク1(基台)と、第2フォーク2(摺動台)と、第3フォーク3(摺動台)と、第4フォーク4(摺動台)と、先端フォーク5(摺動台)と、駆動機構6と、第3フォーク用押出機構A2と、第3フォーク用引戻機構B2と、第4フォーク用押出機構A3と、第4フォーク用引戻機構B3と、先端フォーク用押出機構A4と、先端フォーク用引戻機構B4とを備えている。
この第1フォークは、図1に示す中心線Lを中心とする線対称の矩形状に形状設定さており、フォーク装置Sの設置台等に直接固定されている。
図3は、駆動機構6のみを抽出した模式図である。そして、この図に示すように、駆動機構6は、駆動スプロケット61と、第1〜第4従動スプロケット62〜65と、チェーン部材66と、第1チェーン端部固定部67と、第2チェーン端部固定部68と、モータ69を備えている。
そして、駆動スプロケット61は、図3に示すように、第1フォーク1の前方側に配置されており、第1〜第4従動スプロケット62〜65よりも下方に配置されている。
より詳細には、チェーン部材66は、図3に示すように、一端66aが第2フォーク2の後方側に固定された第1チェーン端部固定部67に接続され、第1従動スプロケット62の上側に廻し掛けられ、駆動スプロケット61の下側に廻し掛けられ、第2従動スプロケット63の上側に廻し掛けられ、第3従動スプロケット64の上側に廻し掛けられ、第4従動スプロケット65の下側から上側に廻し掛けられ、他端66bが第2フォーク2の前方側に固定された第2チェーン端部固定部68に接続されている。
また、第2チェーン端部固定部68は、チェーン部材66の他端66bが接続されるものであり、上述のように中間フォーク2の前方側に配置されている。
そして、これらの第1チェーン端部固定部67及び第2チェーン端部固定部68は、チェーン部材66に掛ける張力を調節可能に構成されており、第1フォーク1に対する第2フォーク2の摺動に最適な張力をチェーン部材66に対して掛ける。
なお、連結チェーン30は、チェーン部材66の長手方向において、第2フォーク2が摺動して第1フォーク1に対して最大限に変位した場合であっても、図3に示す交差領域Rに到達しない部位に設けられている。つまり、連結チェーン30は、第1チェーン10と第2チェーン20とが交差する領域(交差領域R)を外して第1チェーン10と第2チェーン20とを連結している。
また、第1従動スプロケット62及び第4従動スプロケット65は、第1チェーン10もしくは第2チェーン20が掛かっていればよく、共に2連スプロケットである必要は無い。
したがって、以下の説明においては、中心線Lの上側(第2フォーク2、第3フォーク3、第4フォーク4及び先端フォーク5の前方へ向かう摺動方向の一方側)を摺動方向の左側と称し、中心線Lの下側(第2フォーク2、第3フォーク3、第4フォーク4及び先端フォーク5の前方へ向かう摺動方向の他方側)を摺動方向の右側と称する。
このような第3フォーク用押出機構A2においては、第2フォーク2が第1フォーク1に対して前方側に移動することによってスプロケットA23が前方側に移動し、この結果、チェーンA24の他端側がチェーン端部固定部A22を前方に引っ張る。これによって第3フォーク3が第2フォーク2に対して前方に押し出される。
このような第3フォーク用引戻機構B2においては、第2フォーク2が第1フォーク1側に移動することによってスプロケットB23が後方側に移動し、この結果、チェーンA24の他端側がチェーン端部固定部B22を引っ張る。これによって第3フォーク3が第2フォーク2側に引き戻される。
このような第4フォーク用押出機構A3においては、第3フォーク3が第2フォーク2に対して前方側に移動することによってスプロケットA33が前方側に移動し、この結果、チェーンA34の他端側がチェーン端部固定部A32を前方に引っ張る。これによって第4フォーク4が第3フォーク3に対して前方に押し出される。
このような第4フォーク用引戻機構B3においては、第3フォーク3が第2フォーク2側に移動することによってスプロケットB33が後方側に移動し、この結果、チェーンA34の他端側がチェーン端部固定部B32を引っ張る。これによって第4フォーク4が第3フォーク3側に引き戻される。
このような先端フォーク用押出機構A4においては、第4フォーク4が第3フォーク3に対して前方側に移動することによってスプロケットA43が前方側に移動し、この結果、チェーンA44の他端側がチェーン端部固定部A42を前方に引っ張る。これによって先端フォーク5が第4フォーク4に対して前方に押し出される。
このような先端フォーク用引戻機構B4においては、第4フォーク4が第3フォーク3側に移動することによってスプロケットB43が後方側に移動し、この結果、チェーンA44の他端側がチェーン端部固定部B42を引っ張る。これによって先端フォーク5が第4フォーク4側に引き戻される。
つまり、本実施形態のフォーク装置Sにおいては、複数の押出機構(第3フォーク用押出機構A2、第4フォーク用押出機構A3及び先端フォーク用押出機構A4)が摺動方向の左右に分散して配置されている。
このため、本実施形態のフォーク装置Sによれば、摺動台(第2フォーク2、第3フォーク3、第4フォーク4及び先端フォーク5)を押し出す場合に摺動台に作用する駆動力が摺動台の中心線Lの両側に分散して作用する。
つまり、本実施形態のフォーク装置Sにおいては、複数の引戻機構(第3フォーク用引戻機構B2、第4フォーク用引戻機構B3及び先端フォーク用引戻機構B4)が摺動方向の左右に分散して配置されている。
このため、本実施形態のフォーク装置Sによれば、摺動台を引き戻す場合に摺動台に作用する駆動力が摺動台の中心線Lの両側に分散して作用する。
したがって、本実施形態のフォーク装置Sによれば、移動方向の直角方向に摺動台が変位することを抑止することが可能となる。
このため、摺動台(第3フォーク3、第4フォーク4及び先端フォーク5)を押し出す場合及び引き戻す場合に摺動台に作用する駆動力が摺動台の中心線Lの両側に均等して分散して作用する。
よって、本実施形態のフォーク装置Sによれば、移動方向と直角方向に摺動台が変位することをより確実に抑止することが可能となる。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、四段式等の多段式のフォーク装置全般に適用することができる。
Claims (2)
- 基台と、該基台に対して積層配置される複数の摺動台と、該摺動台の各々に対して設けられると共に前記基台に対して前記摺動台を押し出す複数の押出機構と、前記摺動台の各々に対して設けられると共に前記基台に対して前記摺動台を引き戻す複数の引戻機構とを備えるフォーク装置であって、
複数の前記押出機構は、設けられる前記摺動台の積層順に、前記摺動台の移動方向に向かう当該摺動台の中心線に対して一方側と他方側とに交互に配置され、
複数の前記引戻機構は、設けられる前記摺動台の積層順に前記中心線に対して他方側と一方側とに交互に配置されている
ことを特徴とするフォーク装置。 - 各前記摺動台において、前記押出機構と前記引戻機構とが当該摺動台の移動方向に向かう当該摺動台の中心線から同じ距離に配置されていることを特徴とする請求項1記載のフォーク装置。
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JP2010023501A JP5581715B2 (ja) | 2010-02-04 | 2010-02-04 | フォーク装置 |
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JP2010023501A JP5581715B2 (ja) | 2010-02-04 | 2010-02-04 | フォーク装置 |
Publications (2)
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JP2011162278A JP2011162278A (ja) | 2011-08-25 |
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Family
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Family Applications (1)
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JP2010023501A Active JP5581715B2 (ja) | 2010-02-04 | 2010-02-04 | フォーク装置 |
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-
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Also Published As
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