JP5580540B2 - ガイドデバイス - Google Patents
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Description
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、心臓等の組織の拍動等を停止させることなく、内視鏡の安定した視野を確保することができるガイドデバイスを提供することを目的としている。
本発明は、細長く柔軟な部材からなり、患者の体内に挿入される内視鏡の挿入部の少なくとも先端に設けられた係合部に係合して、長手方向に沿って挿入部をスライド可能に支持するガイドレール部材と、該ガイドレール部材の先端に設けられ、該ガイドレール部材の先端を体内の組織表面に着脱可能に固定する固定手段とを備え、前記ガイドレール部材が、前記固定手段によって前記体内の組織表面に固定された前記ガイドレール部材の先端に向かって長手方向に前記挿入部を案内し、前記固定手段が、負圧により前記組織表面に吸着する吸着部を備えるガイドデバイスを提供する。
このようにすることで、吸着部に負圧を供給して組織に吸着させることによって、ガイドレール部材の少なくとも先端を簡易に組織に固定することができる。また、負圧の供給を停止することで簡易に固定を解除することができる。
このようにすることで、広い範囲にわたって吸着面を組織表面に固定することができ、内視鏡の体内への挿入および内視鏡による観察をより安定して行うことができる。
このようにすることで、細長いガイドレール部材野中に吸気流路を形成して、体内に挿入し易いコンパクトな形態に構成することができる。
このようにすることで、吸着すべき組織表面の状態に合わせて吸着パッドを揺動させて適正な吸着状態を確保することができる。また、吸着面に複数の吸引孔が設けられている場合には、吸引孔がガイドレール部材の長手方向に交差する方向に配列されるように吸着パッドを揺動させることにより、ガイドレール部材のねじれによる内視鏡の回転を抑えることができる。
このようにすることで、フック部材を組織に引っかけることによって、ガイドレール部材を機械的に組織に固定することができる。
このようにすることで、バルーン部材を収縮させた状態でガイドレール部材を体内に挿入し、膨張させることにより組織の凹部に係合させて、ガイドレール部材をを組織に固定することができる。
このようにすることで、把持鉗子によって組織を把持することでガイドレール部材を組織に固定することができる。
このようにすることで、患者の体内に挿入された状態で、X線撮影することによって、ガイドレール部材に設けられた可視化手段によりガイドレール部材の位置や形態を患者の体外から確認することができる。
このようにすることで、患者の体内に挿入された状態で、体外に配置した磁気センサによって、ガイドレール部材に設けられた可視化手段の位置を検出し、ガイドレール部材の位置や形態を患者の体外から確認することができる。
このようにすることで、ガイドレール部材を患者の体内に挿入する際に、湾曲部を湾曲させてガイドレール部材の先端の方向を変更し、所望の方向に容易に挿入していくことができる。
このようにすることで、患者の体内にガイドレール部材を挿入して固定手段により体内の組織に固定した状態で、ガイドレール部材の基端側から該ガイドレール部材を鉗子チャネル内に挿入した挿入部を体内に挿入していくことにより、ガイドレール部材にそって挿入部を安定して目標部位まで導くことができる。
このようにすることで、患者の体内に挿入されて固定されたガイドレール部材に対してスライダ部材をスライドさせることで、該スライダ部材が固定されている挿入部をガイドレール部材に沿って容易に目標部位まで導くことができる。
このようにすることで、複数のガイドレール部材に係合部を契合させることによって、挿入部の長手軸線回りの回転を抑えることができる。
本実施形態に係るガイドデバイス1は、内視鏡を体内に安定して挿入しかつ支持するためのデバイスであって、図1に示されるように、体内に挿入される細長く柔軟なガイドレール部材2と、該ガイドレール部材2の先端を体内の組織(例えば、心臓A)に固定する固定手段3とを備えている。
また、ワイヤ7は、X線不透過性の金属材料により構成されている。
本実施形態に係るガイドデバイス1を用いて、内視鏡により体内の組織、例えば、心臓Aの外表面に存在する壊死部位D等を観察するには、図3(a)に示されるように、内部にガイドレール部材2および吸着パッド6を収容した状態のガイドシース8を剣状突起Eの下部から心膜Bを貫通して心膜腔C内に挿入する。
ガイドレール部材2が心臓Aの表面に固定されているので、該ガイドレール部材2を鉗子チャネル内に挿通させることによって、内視鏡の挿入部9の半径方向の移動が拘束され、かつ、挿入部9のガイドレール部材2に沿う移動が案内される。
また、この場合には、ガイドレール部材2の間に隙間を設けることができ、該隙間を介した側視または斜視の内視鏡による観察および処置具による処置を容易に行うことができる。この場合のガイドレール部材2と係合部13とはアリ状に形成してもよいし、図10および図11に示されるように、ワイヤ16と該ワイヤ16を貫通させる貫通孔17とにより構成してもよい。
1 ガイドデバイス
2 ガイドレール部材
2a 湾曲部
3 固定手段
4 貫通孔(吸気流路)
6 吸着パッド(吸着部)
6b 吸引孔(吸着部)
6c 吸着面(吸着部)
9 挿入部
12,13 係合部
14 スライダ部材
18,19 内視鏡
20 フック部材
22 バルーン部材
23 把持鉗子
24 可視化手段
Claims (7)
- 細長く柔軟な部材からなり、患者の体内に挿入される内視鏡の挿入部の少なくとも先端に設けられた係合部に係合して、長手方向に沿って挿入部をスライド可能に支持するガイドレール部材と、
該ガイドレール部材の先端に設けられ、該ガイドレール部材の先端を体内の組織表面に着脱可能に固定する固定手段とを備え、
前記ガイドレール部材が、前記固定手段によって前記体内の組織表面に固定された前記ガイドレール部材の先端に向かって長手方向に前記挿入部を案内し、
前記固定手段が、負圧により前記組織表面に吸着する吸着部を備えるガイドデバイス。 - 前記吸着部が、複数の吸引孔を配列した吸着面を有する吸着パッドを備える請求項1に記載のガイドデバイス。
- 前記ガイドレール部材に、その長手方向に沿って、前記吸着部に負圧を供給する吸気流路が設けられている請求項1に記載のガイドデバイス。
- 前記吸着パッドが、前記吸着面に直交する軸線回りに、前記ガイドレール部材に揺動可能に取り付けられている請求項2に記載のガイドデバイス。
- 前記係合部が、前記挿入部に長手方向に沿って設けられた鉗子チャネルである請求項1から請求項4のいずれかに記載のガイドデバイス。
- 前記係合部が、前記ガイドレール部材に設けられたアリ溝又はアリ状の突起にスライド可能に係合するアリ状の突起又はアリ溝を備え、前記挿入部に固定されたスライダ部材である請求項1から請求項5のいずれかに記載のガイドデバイス。
- 前記ガイドレール部材が、長手方向に直交する方向に間隔をあけて複数設けられている請求項1から請求項6のいずれかに記載のガイドデバイス。
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