JP5577974B2 - 接着性評価方法 - Google Patents
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Description
すなわち、本発明は、
[1]紫外線の照射によって蛍光を放射する材料を含有しない第1のフィルムと紫外線の照射によって蛍光を放射する材料を含有しない第2のフィルムとを、硬化性樹脂組成物を介して貼合し、該硬化性樹脂組成物を硬化させることにより得られる積層体におけるフィルムの接着性を評価する接着性評価方法であって、
硬化性樹脂組成物を介在させて第1のフィルムと第2のフィルムとを貼合して、積層体を得る工程と、
積層体に光照射するか、または、積層体を加熱することによって、積層体中の硬化性樹脂組成物を硬化して、積層体を得る工程と、
積層体中の硬化した硬化性樹脂組成物層に活性エネルギー線を照射して、硬化性樹脂組成物層から放射される蛍光の蛍光強度を測定する工程と、
蛍光強度の測定結果に基づいて、積層体中の第1のフィルムと第2のフィルムとの接着性を評価する工程とを含む接着性評価方法;
硬化性樹脂組成物を介在させて第1のフィルムと第2のフィルムとを貼合する工程と、
第2のフィルムの、第1のフィルムが貼合された側とは反対側に、硬化性樹脂組成物を介在させて第3のフィルムを貼合して、積層体を得る工程と、
積層体に光照射するか、または、積層体を加熱することによって、積層体中の硬化性樹脂組成物を硬化して、積層体を得る工程と、
積層体中の硬化した硬化性樹脂組成物層に活性エネルギー線を照射して、硬化性樹脂組成物層から放射される蛍光の蛍光強度を測定する工程と、
蛍光強度の測定結果に基づいて、積層体中の第1のフィルムと第2のフィルムとの接着性、および、第2のフィルムと第3のフィルムとの接着性を評価する工程とを含む接着性評価方法;
(A)硬化性樹脂組成物を介在させて第1のフィルムと第2のフィルムとを貼合して、積層体を得る工程と、
(B)積層体に光照射するか、または、積層体を加熱することによって、積層体中の硬化性樹脂組成物を硬化して、積層体を得る工程と、
(C)積層体中の硬化した硬化性樹脂組成物層に活性エネルギー線を照射する工程と、
(D)前記工程(C)において照射される活性エネルギー線を受けて、硬化性樹脂組成物層から放射される蛍光の蛍光強度を測定する工程と、
(E)前記工程(D)において測定される蛍光強度に基づいて、積層体中の第1のフィルムと第2のフィルムとの接着性を評価し、積層体の品質の良否を判断する工程、を含むことを特徴とする積層体の製造方法;
(A’−1)硬化性樹脂組成物を介在させて第1のフィルムと第2のフィルムとを貼合する工程と、
(A’−2)第2のフィルムの、第1のフィルムが貼合された側とは反対側に、硬化性樹脂組成物を介在させて第3のフィルムを貼合して、積層体を得る工程と、
(B’)積層体に光照射するか、または、積層体を加熱することによって、積層体中の硬化性樹脂組成物を硬化して、積層体を得る工程と、
(C’)積層体中の硬化した硬化性樹脂組成物層に活性エネルギー線を照射する工程と、
(D’)前記工程(C’)において照射される活性エネルギー線を受けて、硬化性樹脂組成物層から放射される蛍光の蛍光強度を測定する工程と、
(E’)前記工程(D’)において測定される蛍光強度に基づいて、積層体中の第1のフィルムと第2のフィルムとの接着性、および、第2のフィルムと第3のフィルムとの接着性を評価し、積層体の品質の良否を判断する工程、を含むことを特徴とする接着性評価方法;等を提供するものである。
紫外線の照射によって蛍光を放射する材料を含有しない第1のフィルムと紫外線の照射によって蛍光を放射する材料を含有しない第2のフィルムとを、硬化性樹脂組成物を介して貼合し、該硬化性樹脂組成物を硬化させることにより得られる積層体におけるフィルムの接着性を評価する接着性評価方法であって、
硬化性樹脂組成物を介在させて第1のフィルムと第2のフィルムとを貼合して、積層体を得る工程と、
積層体を光照射するか、または、加熱することによって、積層体中の硬化性樹脂組成物を硬化して、積層体を得る工程と、
積層体中の硬化した硬化性樹脂組成物層に活性エネルギー線を照射して、硬化性樹脂組成物層から放射される蛍光の蛍光強度を測定する工程と、
蛍光強度の測定結果に基づいて、積層体中の第1のフィルムと第2のフィルムとの接着性を評価する工程とを含む。
紫外線の照射によって蛍光を放射する材料を含有しない第1のフィルムと紫外線の照射によって蛍光を放射する材料を含有しない第2のフィルムと紫外線の照射によって蛍光を放射する材料を含有しない第3のフィルムとを、硬化性樹脂組成物を介して、第2のフィルムが第1のフィルムと第3のフィルムとで挟まれるように貼合し、該硬化性樹脂組成物を硬化させることにより得られる積層体におけるフィルムの接着性を評価する接着性評価方法であって、
硬化性樹脂組成物を介在させて第1のフィルムと第2のフィルムとを貼合する工程と、
第2のフィルムの、第1のフィルムが貼合された側とは反対側に、硬化性樹脂組成物を介在させて第3のフィルムを貼合して、積層体を得る工程と、
積層体を光照射するか、または、加熱することによって、積層体中の硬化性樹脂組成物を硬化して、積層体を得る工程と、
積層体中の硬化した硬化性樹脂組成物層に活性エネルギー線を照射して、硬化性樹脂組成物層から放射される蛍光の蛍光強度を測定する工程と、
蛍光強度の測定結果に基づいて、積層体中の第1のフィルムと第2のフィルムとの接着性、および、第2のフィルムと第3のフィルムとの接着性を評価する工程とを含む。
なお、本明細書内において、「積層体」とは、硬化性樹脂組成物が硬化していない積層体、および、硬化性樹脂組成物の一部または全部が硬化した積層体のいずれも含む総称的な意味で使用する。
硬化性樹脂組成物は、光照射または加熱によって硬化する樹脂組成物であり、モノマーおよび/またはオリゴマーと、光照射または加熱によって蛍光を放射する重合開始剤とを含む。
モノマーとしては、ポリエステルアクリレート、ウレタンアクリレート、ポリブタジエンアクリレート、シリコンアクリレート、エポキシアクリレート等のアクリル系モノマー、および、エポキシ系モノマーが挙げられる。モノマーは、単量体とも呼ばれ、硬化反応によって樹脂を合成する場合の原料となる状態である。
(式中、mは2〜5の整数を表わし、環に含まれる水素原子は、炭素数1〜4のアルキル基で置換されていてもよく、環を形成するメチレン基に含まれる水素原子の1つが取れて結合手となり、他の基と結合してもよい。)
で示される構造を含む化合物が挙げられる。
(式中、R3およびR4は、互いに独立に、水素原子または炭素数1〜5の直鎖状アルキル基を表わし、nは2〜20の整数を表わす。)
で示されるアルカンジオールのビス(エポキシシクロヘキサンカルボキシレート):
(式中、R5およびR6は、互いに独立に、水素原子または炭素数1〜5の直鎖状アルキル基を表わし、pは2〜20の整数を表わす。)
で示されるアルカンジカルボン酸のエポキシシクロヘキシルメチルエステル:
(式中、R7およびR8は、互いに独立に、水素原子または炭素数1〜5の直鎖状アルキル基を表わし、qは2〜10の整数を表わす。)
で示されるポリエチレングリコールのエポキシシクロヘキシルメチルエーテル:
(式中、R9およびR10は、互いに独立に、水素原子または炭素数1〜5の直鎖状アルキル基を表わし、rは2〜20の整数を表わす。)
で示されるアルカンジオールのエポキシシクロヘキシルメチルエーテル:
7−オキサビシクロ[4.1.0]ヘプタン−3−カルボン酸と(7−オキサ−ビシクロ[4.1.0]ヘプト−3−イル)メタノールとから導かれるエステル(R1およびR2が水素原子である式(II)で示される化合物)、
4−メチル−7−オキサビシクロ[4.1.0]ヘプタン−3−カルボン酸と(4−メチル−7−オキサ−ビシクロ[4.1.0]ヘプト−3−イル)メタノールとから導かれるエステル(R1がメチル基であって、4位に結合し、R2がメチル基であって、4位に結合している式(II)で示される化合物)、
7−オキサビシクロ[4.1.0]ヘプタン−3−カルボン酸と1,2−エタンジオールとから導かれるエステル(R3およびR4が水素原子であり、nが1である式(III)で示される化合物)、
(7−オキサビシクロ[4.1.0]ヘプト−3−イル)メタノールとアジピン酸とから導かれるエステル(R5およびR6が水素原子であり、pが2である式(IV)で示される化合物)、
(4−メチル−7−オキサビシクロ[4.1.0]ヘプト−3−イル)メタノールとアジピン酸とから導かれるエステル(R5がメチル基であって、4位に結合し、R6がメチル基であって、4位に結合し、pが2である式(IV)で示される化合物)、および、
(7−オキサビシクロ[4.1.0]ヘプト−3−イル)メタノールと1,2−エタンジオールとから導かれるエーテル(R9およびR10が水素原子であり、rが1である式(V)で示される化合物)が好ましい。
オリゴマーは、低重合体とも呼ばれ、重合度が2〜20程度の比較的重合度の低い状態の樹脂である。オリゴマーとしては、前記のモノマーのオリゴマーが挙げられ、芳香環を含まないエポキシ系オリゴマーであることが好ましい。芳香環を含まないエポキシ系オリゴマーとは、その構造中に芳香環を含まず、エポキシ基を有するモノマーに由来するオリゴマーである。
活性エネルギー線の照射によって蛍光を放射する重合開始剤としては、(1)光照射または加熱によってラジカルを発生するラジカル重合開始剤、および、(2)光照射または加熱によってカチオンを発生するカチオン重合開始剤に大別される。ラジカル重合開始剤は、例えば、硬化性樹脂組成物がアクリル系モノマーおよび/またはオリゴマーを含む場合などにおいて使用され、カチオン重合開始剤は、例えば、硬化性樹脂組成物がエポキシ系モノマー、ビニルエーテル系モノマーおよび/またはオリゴマーを含む場合などにおいて使用される。光照射によって重合反応を開始させるものを光重合開始剤といい、加熱によって重合反応を開始させるものを熱重合開始剤という。光重合開始剤を使用すると、常温で硬化性樹脂組成物を硬化させることが可能であり、第1のフィルムおよび第2のフィルムの耐熱性あるいは膨張による歪みを考慮する必要が減少し、且つ、良好にフィルムを接着することができる。
活性エネルギー線としては、可視光線、紫外線、X線および電子線が挙げられる。
ラジカル重合開始剤は、ラジカルの発生過程に応じて、水素引抜型および分子内開裂型に大別される。水素引抜型ラジカル重合開始剤としては、ベンゾフェノンおよびオルソベンゾイル安息香酸メチルが挙げられる。分子内開裂型ラジカル重合開始剤としては、ベンゾインエーテル、ベンジルジメチルケタール、α−ヒドロキシアルキルフェノン、α−アミノアルキルフェノン、オキソベンゾイル安息香酸メチル、4−ベンゾイル−4’−メチルジフェニルサルファイド、イソプロピルチオキサントン、ジエチルチオキサントン、エチル 4−(ジエチルアミノ)ベンゾエート、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−オン、ベンジルジメチルケタールおよび1,2α−ヒドロキシアルキルフェノンが挙げられる。
カチオン重合開始剤としては、ジフェニルヨードニウム塩が挙げられる。なお、本明細書内において、「光重合開始剤」とは、光重合反応を開始させる能力が残存しているものに限らず、当初の光重合開始剤が光重合反応に寄与することによって変化したり光重合反応の対象となるモノマーやオリゴマーが周囲に存在しなかったりすることにより、もはや光重合反応の開始に寄与しない物質となったものをも含む意味で使用する。重合開始反応に寄与した後のカチオン重合開始剤は、通常、2つまたはそれ以上の数の分子に分裂し、分裂後の分子のうちの少なくとも一部のものが蛍光放射に寄与すると考えられる。
具体的には、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、α,α−ジメトキシ−α−フェニルアセトフェノン等のベンゾイン誘導体;ベンゾフェノン、2,4−ジクロロベンゾフェノン、o−ベンゾイル安息香酸メチル、4,4’−ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン、4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン等のベンゾフェノン誘導体;2−クロロチオキサントン、2−イソプロピルチオキサントン等のチオキサントン誘導体;2−クロロアントラキノン、2−メチルアントラキノン等のアントラキノン誘導体;N−メチルアクリドン、N−ブチルアクリドン等のアクリドン誘導体;その他、α,α−ジエトキシアセトフェノン、ベンジル、フルオレノン、キサントン、ウラニル化合物、および、ハロゲン化合物が挙げられる。これらはそれぞれ単独で使用してもよいし、混合して使用してもよい。光増感剤の含有量は、硬化性樹脂組成物100重量部に対して、0.1〜20重量部であることが好ましい。
第1のフィルムは、紫外線の照射によって蛍光を放射する材料を含有しない。紫外線の照射によって蛍光を放射する材料としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリエーテルスルホン等が挙げられる。
第2のフィルムは、紫外線の照射によって蛍光を放射する材料を含有しない。
第3のフィルムは、紫外線の照射によって蛍光を放射する材料を含有しない。
図1に、紫外線の照射によって蛍光を放射する材料を含有しない第1のフィルムと紫外線の照射によって蛍光を放射する材料を含有しない第2のフィルムとを、硬化性樹脂組成物を介して貼合し、該硬化性樹脂組成物を硬化させることにより得られる積層体の一例の概略図を示した。図1に示す積層体1は、硬化性樹脂組成物3を介在させて第1のフィルム4と第2のフィルム2とが貼合された積層体である。
(A)硬化性樹脂組成物を介在させて第1のフィルムと第2のフィルムとを貼合して、積層体を得る工程と、
(B)積層体に光照射するか、または、積層体を加熱することによって、積層体中の硬化性樹脂組成物を硬化して、積層体を得る工程と、
(C)積層体中の硬化した硬化性樹脂組成物層に活性エネルギー線を照射する工程と、
(D)前記工程(C)において照射される活性エネルギー線を受けて、硬化性樹脂組成物層から放射される蛍光の蛍光強度を測定する工程と、
(E)前記工程(D)において測定される蛍光強度に基づいて、積層体中の第1のフィルムと第2のフィルムとの接着性を評価し、積層体の品質の良否を判断する工程、を含む製造方法により製造することができる。
工程(A)は、例えば、第2のフィルム上に硬化性樹脂組成物を塗布し、得られた硬化性樹脂組成物の塗布膜上に第1のフィルムを貼り付けることにより、実施される。
工程(B)は、工程(A)で得られた積層体に光を照射するか、または、加熱することによって、積層体中の硬化性樹脂組成物を硬化して、積層体を得る工程である。硬化性樹脂組成物が硬化すると、第1のフィルムおよび第2のフィルムが互いに固着する。
工程(C)は、前記工程(B)で得られた積層体中の硬化した硬化性樹脂組成物層に活性エネルギー線を照射する工程である。
工程(D)は、前記工程(C)において照射される活性エネルギー線を受けて、硬化性樹脂組成物層から放射される蛍光の蛍光強度を測定する工程である。
工程(E)は、前記工程(D)において測定される蛍光強度に基づいて、積層体中の第1のフィルムと第2のフィルムとの接着性を評価し、積層体の品質の良否を判断する工程である。放射される蛍光の強度(蛍光強度)は、重合開始剤の化学的状態に応じて変化するものと考えられる。そのため、蛍光強度を測定することにより、どの程度の量の重合開始剤が消費されたか、すなわち、積層体における第1のフィルムと第2のフィルムとが、どの程度接着したかという接着性の状態を評価することができる。そして、予め、第1のフィルムと第2のフィルムとが十分に貼合された積層体について、重合開始剤が実質的に消費された時点、すなわち、積層体における第1のフィルムと第2のフィルムとの接着性が十分である時点の蛍光強度を測定し、基準値とすることにより、当該基準値と測定された蛍光強度とを比較することにより、積層体中の第1のフィルムと第2のフィルムとの接着性を評価し、積層体の品質の良否を判断することができる。なお、硬化性樹脂組成物には、収率や温度変動等を考慮して、理論的必要量に対して所定の余裕率を乗じた量の重合開始剤が含まれていることが多いため、重合開始剤が「実質的に消費される」とは、硬化反応を十分に生じるだけの活性種(ラジカルや酸等)が重合開始剤から生じた状態を意味する。
「基準選定ステップ」とは、接着性の良否を判断する基準を選定するステップであり、例えば、以下のような手順で基準を選定する。
(I)第2のフィルム上に、硬化性樹脂組成物を一定の膜厚になるよう塗布し、その塗布膜上に第1のフィルムを貼合して、モデル試料を作製する。
(II)上記工程(I)で作製されたモデル試料に、任意の積算光量で光照射し、硬化性樹脂組成物の硬化状態の異なるモデル試料、例えば、未硬化状態から完全に硬化した状態までのいずれかの硬化段階にあるモデル試料、を作製する。次いで、積算光量を変えて、同様な方法により硬化段階の異なるモデル試料を作製する。このようにして、異なる硬化段階にある複数のモデル試料を作製する。
(III)上記工程(II)で作製された複数のモデル試料について、蛍光スペクトルアナライザーを用いて、照射される活性エネルギー線を受けて放射される蛍光の強度を蛍光スペクトルとして測定することにより、硬化時の積算光量と蛍光強度との関係を取得する。
(IV)作製された複数のモデル試料について、公知の接着性評価方法により、その接着性を評価し、硬化時の積算光量と接着性との関係を取得し、十分な接着性を示す硬化時の積算光量を選択する。公知の接着性評価方法としては、カッターナイフ試験、ピール試験等の剥離試験等が挙げられる。
(V)上記工程(III)で取得した硬化時の積算光量と蛍光強度との関係から、上記工程(IV)で選択した十分な接着性を示す硬化時の積算光量に対する蛍光強度を選択し、基準(閾値)とする。
「評価ステップ」とは、前記基準選定ステップにおいて選定された基準(閾値)と、前記工程(D)において測定される蛍光強度とを比較することにより、第1のフィルムと第2のフィルムとの接着性を評価する評価ステップである。
(A’−1)硬化性樹脂組成物を介在させて第1のフィルムと第2のフィルムとを貼合する工程と、
(A’−2)第2のフィルムの、第1のフィルムが貼合された側とは反対側に、硬化性樹脂組成物を介在させて第3のフィルムと第2のフィルムとを貼合して、積層体を得る工程と、
(B’)積層体に光照射するか、または、積層体を加熱することによって、積層体中の硬化性樹脂組成物を硬化して、積層体を得る工程と、
(C’)積層体中の硬化した硬化性樹脂組成物層に活性エネルギー線を照射する工程と、
(D’)前記工程(C’)において照射される活性エネルギー線を受けて、硬化性樹脂組成物層から放射される蛍光の蛍光強度を測定する工程と、
(E’)前記工程(D’)において測定される蛍光強度に基づいて、積層体中の第1のフィルムと第2のフィルムとの接着性、および、第2のフィルムと第3のフィルムとの接着性を評価し、積層体の品質の良否を判断する工程、を含む製造方法により製造することができる。
本発明の評価方法を実現する一つの実施形態である評価装置について以下説明する。
例えば、下記のような処理に従って、基準値の選定、および、積層体の接着性評価が行なわれる。なお、以下の処理は、積層体1のように、第1のフィルムと第2のフィルムとを、硬化性樹脂組成物を介して貼合した積層体について接着性を評価するケースについてのものであるが、積層体5のように、硬化性樹脂組成物を介在させて第1のフィルムと第2のフィルムとが貼合され、硬化性樹脂組成物を介在させて、第2のフィルムの、第1のフィルムが貼合された側とは反対側に、第3のフィルムが貼合された積層体についても、これと同様の処理に従って、基準値の選定、および、積層体の接着性評価が行われる。
まず、CPUは、光照射または加熱装置からの照射状態信号に基づいて、光照射または加熱が開始されたか否かを判断する。光照射または加熱が開始されていない場合には、CPUは、スタート時点(以下、ステップS1という)へ戻る。
CPUは、光照射または加熱装置からの照射状態信号に基づいて、光照射または加熱が開始されたか否かを判断する。光照射または加熱が開始されていない場合には、CPUは、スタート時点(以下、ステップS11という)へ戻る。
具体的には、以下の通りである。まず、送り出される第1のフィルムに、所定の位置から硬化性樹脂組成物が塗布される。その塗布と同時もしくは製造ラインのより下流側において、第2のフィルムが第1のフィルムと接合される。このようにして得られる積層体は、製造ラインのさらに下流側にある光照射または加熱部、制御部とからなる光照射または加熱装置から硬化性樹脂組成物を硬化させるための光または熱を与えられる。
第2のフィルムとして、ポリビニルアルコール−染料系偏光子(以下、B1という)を用い、
第3のフィルムとして、非晶性ポリオレフィン樹脂フィルム(商品名;ZEONOR、日本ゼオン(株)製、以下、C1という)またはセルロースエステルフィルム(商品名;New−nTAC、コニカ(株)製、以下、C2という)を用いた。これらA1、B1、C1およびC2は、いずれも、紫外線の照射によって蛍光を放射する材料を含まない。
表1に示す、第1、第2および第3のフィルム、並びに硬化性樹脂組成物を用い、以下のようにして、積層体S1〜S5を作製した。第1のフィルム上に硬化性樹脂組成物を塗布した後、第2のフィルムを貼合した。さらに、第2のフィルムの、第1のフィルムが貼合された面とは反対側の面上に硬化性樹脂組成物を塗布した後、第3のフィルムを貼合した。
作製した積層体の膜厚を測定し、得られた膜厚から、予め測定しておいた第1のフィルム、第2のフィルムおよび第3のフィルムのそれぞれの膜厚を差し引き、得られた値を2で割る。なお、得られた膜厚は、測定箇所によって、±20%程度のばらつきを示したので、測定箇所を変えて3点測定した時の値の平均値を硬化性樹脂組成物層の膜厚とした。膜厚を表1に示す。
紫外線照射装置(商品名;CV−1100−G、フュージョンUVシステムズ・ジャパン(株)製、Dバルブ使用、出力80%、高さ4cm、速度11m/分)に、積層体を、第3のフィルムを上側(照射口側)にした状態で、所定回通した。積層体を紫外線照射装置に4回通したときの積算光量は約600mJ/cm2(UVB)であった。それぞれの積層体について、紫外線照射装置の出力、速度および通過回数を代えて、蛍光強度の測定を行った。
第1のフィルムの第2のフィルムへの接着性を、カッターナイフ試験法で評価した。結果を表2に示す。
第3のフィルムの第2のフィルムへの接着性を、カッターナイフ試験法で評価した。結果を表2に示す。
第1のフィルムの第2のフィルムへの接着性をピール試験法で評価し、剥離強度(単位;N)を測定した。結果を表2に示す。
剥離速度1cm/分、ロードセル25Nとして約5cm(約5分)剥離させた時にかかった力の平均値を剥離強度とした。
2,8 第2のフィルム
3,7,9 硬化性樹脂組成物
4,10 第1のフィルム
6 第3のフィルム
Claims (14)
- 紫外線の照射によって蛍光を放射する材料を含有しない第1のフィルムと紫外線の照射によって蛍光を放射する材料を含有しない第2のフィルムとを、硬化性樹脂組成物を介して貼合し、該硬化性樹脂組成物を硬化させることにより得られる積層体におけるフィルムの接着性を評価する接着性評価方法であって、
硬化性樹脂組成物を介在させて第1のフィルムと第2のフィルムとを貼合して、積層体を得る工程と、
積層体に光照射するか、または、積層体を加熱することによって、積層体中の硬化性樹脂組成物を硬化して、積層体を得る工程と、
積層体中の硬化した硬化性樹脂組成物層に活性エネルギー線を照射して、硬化性樹脂組成物層から放射される蛍光の蛍光強度を測定する工程と、
蛍光強度の測定結果に基づいて、積層体中の第1のフィルムと第2のフィルムとの接着性を評価する工程とを含む接着性評価方法であり、
前記評価は、接着性が十分である時点の蛍光強度を基準値とすることにより、当該基準値と前記蛍光強度の測定結果とを比較することにより行われるものであり、
前記基準値は、異なる硬化段階にある複数のモデル試料について、硬化時の積算光量と蛍光強度及び接着性との関係を取得し、取得した関係から選択した十分な接着性を示す硬化時の積算光量に対する蛍光強度である接着性評価方法。 - 紫外線の照射によって蛍光を放射する材料を含有しない第1のフィルムと紫外線の照射によって蛍光を放射する材料を含有しない第2のフィルムと紫外線の照射によって蛍光を放射する材料を含有しない第3のフィルムとを、硬化性樹脂組成物を介して、第2のフィルムが第1のフィルムと第3のフィルムとで挟まれるように貼合し、該硬化性樹脂組成物を硬化させることにより得られる積層体におけるフィルムの接着性を評価する接着性評価方法であって、
硬化性樹脂組成物を介在させて第1のフィルムと第2のフィルムとを貼合する工程と、
第2のフィルムの、第1のフィルムが貼合された側とは反対側に、硬化性樹脂組成物を介在させて第3のフィルムを貼合して、積層体を得る工程と、
積層体に光照射するか、または、積層体を加熱することによって、積層体中の硬化性樹脂組成物を硬化して、積層体を得る工程と、
積層体中の硬化した硬化性樹脂組成物層に活性エネルギー線を照射して、硬化性樹脂組成物層から放射される蛍光の蛍光強度を測定する工程と、
蛍光強度の測定結果に基づいて、積層体中の第1のフィルムと第2のフィルムとの接着性、および、第2のフィルムと第3のフィルムとの接着性を評価する工程とを含む接着性評価方法であり、
前記評価は、接着性が十分である時点の蛍光強度を基準値とすることにより、当該基準値と前記蛍光強度の測定結果とを比較することにより行われるものであり、
前記基準値は、異なる硬化段階にある複数のモデル試料について、硬化時の積算光量と蛍光強度及び接着性との関係を取得し、取得した関係から選択した十分な接着性を示す硬化時の積算光量に対する蛍光強度である接着性評価方法。 - 第2のフィルムが、偏光子である請求項1記載の接着性評価方法。
- 第2のフィルムが、偏光子である請求項2記載の接着性評価方法。
- 第1のフィルムが、第2のフィルムを保護する保護フィルムである請求項1〜4のいずれか一項記載の接着性評価方法。
- 第3のフィルムが、第2のフィルムを保護する保護フィルムである請求項2、4または5記載の接着性評価方法。
- 第1のフィルムが、セルロースアセテート樹脂、非晶性ポリオレフィン樹脂、結晶性ポリオレフィン樹脂およびアクリル樹脂からなる群から選ばれる少なくとも1種の樹脂を含むフィルムである請求項1〜6のいずれか一項記載の接着性評価方法。
- 第2のフィルムが、ポリビニルアルコール樹脂からなるフィルムである請求項1〜7のいずれか一項記載の接着性評価方法。
- 第2のフィルムが、二色性色素が吸着配向された樹脂からなるフィルムである請求項1〜8のいずれか一項記載の接着性評価方法。
- 第2のフィルムが、樹脂を一軸延伸して得られるフィルムである請求項1〜9のいずれか一項記載の接着性評価方法。
- 第3のフィルムが、セルロースアセテート樹脂、非晶性ポリオレフィン樹脂、結晶性ポリオレフィン樹脂およびアクリル樹脂からなる群から選ばれる少なくとも1種の樹脂を含むフィルムである請求項2、4または6記載の接着性評価方法。
- 硬化性樹脂組成物が、モノマーおよび/またはオリゴマーと、活性エネルギー線の照射によって蛍光を放射する重合開始剤とを含む組成物である請求項1〜11のいずれか一項記載の接着性評価方法。
- 紫外線の照射によって蛍光を放射する材料を含有しない第1のフィルムと紫外線の照射によって蛍光を放射する材料を含有しない第2のフィルムとを、硬化性樹脂組成物を介して貼合し、該硬化性樹脂組成物を硬化させる積層体の製造方法であって、
(A)硬化性樹脂組成物を介在させて第1のフィルムと第2のフィルムとを貼合して、積層体を得る工程と、
(B)積層体に光照射するか、または、積層体を加熱することによって、積層体中の硬化性樹脂組成物を硬化して、積層体を得る工程と、
(C)積層体中の硬化した硬化性樹脂組成物層に活性エネルギー線を照射する工程と、
(D)前記工程(C)において照射される活性エネルギー線を受けて、硬化性樹脂組成物層から放射される蛍光の蛍光強度を測定する工程と、
(E)前記工程(D)において測定される蛍光強度に基づいて、積層体中の第1のフィルムと第2のフィルムとの接着性を評価し、積層体の品質の良否を判断する工程、を含むことを特徴とする積層体の製造方法であり、
前記評価は、接着性が十分である時点の蛍光強度を基準値とすることにより、当該基準値と前記測定される蛍光強度とを比較することにより行われるものであり、
前記基準値は、異なる硬化段階にある複数のモデル試料について、硬化時の積算光量と蛍光強度及び接着性との関係を取得し、取得した関係から選択した十分な接着性を示す硬化時の積算光量に対する蛍光強度である積層体の製造方法。 - 紫外線の照射によって蛍光を放射する材料を含有しない第1のフィルムと紫外線の照射によって蛍光を放射する材料を含有しない第2のフィルムと紫外線の照射によって蛍光を放射する材料を含有しない第3のフィルムとを、硬化性樹脂組成物を介して、第2のフィルムが第1のフィルムと第3のフィルムとで挟まれるように貼合し、該硬化性樹脂組成物を硬化させる積層体の製造方法であって、
(A’−1)硬化性樹脂組成物を介在させて第1のフィルムと第2のフィルムとを貼合する工程と、
(A’−2)第2のフィルムの、第1のフィルムが貼合された側とは反対側に、硬化性樹脂組成物を介在させて第3のフィルムを貼合して、積層体を得る工程と、
(B’)積層体に光照射するか、または、積層体を加熱することによって、積層体中の硬化性樹脂組成物を硬化して、積層体を得る工程と、
(C’)積層体中の硬化した硬化性樹脂組成物層に活性エネルギー線を照射する工程と、(D’)前記工程(C’)において照射される活性エネルギー線を受けて、硬化性樹脂組成物層から放射される蛍光の蛍光強度を測定する工程と、
(E’)前記工程(D’)において測定される蛍光強度に基づいて、積層体中の第1のフィルムと第2のフィルムとの接着性、および、第2のフィルムと第3のフィルムとの接着性を評価し、積層体の品質の良否を判断する工程、を含むことを特徴とする積層体の製造方法であり、
前記評価は、接着性が十分である時点の蛍光強度を基準値とすることにより、当該基準値と前記測定される蛍光強度とを比較することにより行われるものであり、
前記基準値は、異なる硬化段階にある複数のモデル試料について、硬化時の積算光量と蛍光強度及び接着性との関係を取得し、取得した関係から選択した十分な接着性を示す硬化時の積算光量に対する蛍光強度である積層体の製造方法。
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