JP5790133B2 - 活性エネルギー線硬化型接着剤を用いる偏光板の製造方法 - Google Patents
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Description
・第二の透明樹脂フィルムは、紫外線の照射を受けても蛍光を発しないものから選択すること、及び
・蛍光を発生させるための紫外線照射は、第二の透明樹脂フィルム側から行い、かつ、蛍光を発生させるための紫外線光源及び蛍光を検知する検出器を備える蛍光強度測定装置と偏光板との間に、偏光フィルターを、その面は偏光板の面と平行に、かつその吸収軸は偏光板を構成する偏光フィルムの吸収軸と直交するように介在させ、その蛍光強度測定装置から紫外線を照射して蛍光強度を計測すること。
(B)上記積層工程(A)で得られる積層体の第一の透明樹脂フィルム側から活性エネルギー線を照射して活性エネルギー線硬化型接着剤を硬化させ、偏光板を得る硬化工程、及び
(C)上記硬化工程(B)で得られる偏光板の第二の透明樹脂フィルム側から、その面は偏光板の面と平行に、かつその吸収軸は偏光フィルムの吸収軸と直交するように配置された偏光フィルターを介して、蛍光強度計測用の紫外線を照射し、上記活性エネルギー線硬化型接着剤の硬化物から発せられる蛍光の強度を計測する蛍光強度計測工程。
上記活性エネルギー線硬化型接着剤は、活性エネルギー線の照射による硬化反応が起こった後に、紫外線の照射を受けて蛍光を発する物質を残存させる成分を含有し、
上記第二の透明樹脂フィルムは、紫外線の照射を受けても蛍光を発しないものであり、
上記硬化のための活性エネルギー線は、上記第一の透明樹脂フィルム側から照射し、
そしてこの方法は、
(C)得られる偏光板の上記第二の透明樹脂フィルム側から、その面は偏光板の面と平行に、かつその吸収軸は上記偏光フィルムの吸収軸と直交するように配置された偏光フィルターを介して、蛍光強度計測用の紫外線を照射し、上記活性エネルギー線硬化型接着剤の硬化物から発せられる蛍光の強度を計測する蛍光強度計測工程、及び
(D)上記蛍光強度計測工程(C)で得られる蛍光強度に基づき、上記偏光板における活性エネルギー線硬化型接着剤の硬化状態を評価する評価工程
を備える、偏光板における接着剤の硬化状態評価方法。
偏光フィルム1は、ポリビニルアルコール系樹脂からなり、このポリビニルアルコール系樹脂は、ポリ酢酸ビニル系樹脂をケン化することにより得られる。ポリ酢酸ビニル系樹脂は、酢酸ビニルの単独重合体であるポリ酢酸ビニルのほか、酢酸ビニルとそれに共重合可能な他の単量体との共重合体であってもよい。酢酸ビニルに共重合される他の単量体としては、例えば、不飽和カルボン酸類、不飽和スルホン酸類、オレフィン類、ビニルエーテル類、アンモニウム基を有するアクリルアミド類などが挙げられる。ポリビニルアルコール系樹脂のケン化度は、通常85〜100モル%であり、好ましくは98モル%以上である。ポリビニルアルコール系樹脂はさらに変性されていてもよく、例えば、アルデヒド類で変性されたポリビニルアセタールなども用いることができる。ポリビニルアルコール系樹脂の平均重合度は、通常1,000〜10,000程度であり、好ましくは 1,500〜5,000の範囲である。
本発明では、上記のようにして製造されるポリビニルアルコール系樹脂からなる偏光フィルム1の両面にそれぞれ、活性エネルギー線硬化型接着剤を介して、第一の透明樹脂フィルム2及び第二の透明樹脂フィルム3を貼合し、偏光板5を製造する。このとき、偏光フィルム1の一方の面に貼合される第一の透明樹脂フィルム2は、紫外線の照射を受けて蛍光を発するものであってもよいし、紫外線の照射を受けても蛍光を発しないものであってもよい。ここで、「紫外線の照射を受けて蛍光を発する樹脂」とは、紫外線の照射を受けてその樹脂自体が蛍光を発する構造を有するもののほか、その樹脂自体は紫外線の照射を受けて蛍光を発する構造を有しないが、紫外線の照射を受けて蛍光を発する物質(「蛍光発生物質」とする)が添加されたものをも含む意味である。また、「紫外線の照射を受けても蛍光を発しない樹脂」とは、その樹脂自体が紫外線の照射を受けても蛍光を発する構造を有さず、かつ蛍光発生物質も添加されていないものを意味する。一方、偏光フィルム1の他方の面に貼合される第二の透明樹脂フィルム3は、紫外線の照射を受けても蛍光を発しないもので構成する。
偏光フィルム1の一方の面に貼合され、接着剤硬化のための活性エネルギー線が照射される側となる第一の透明樹脂フィルム2は、上述のとおり、紫外線の照射を受けて蛍光を発するものであっても、蛍光を発生しないものであってもよい。紫外線の照射により蛍光を発する樹脂には、樹脂の構成単位にベンゼン環を有する、ポリエチレンテレフタレート系樹脂やポリカーボネート系樹脂などがある。一方、紫外線の照射を受けても蛍光を発しない樹脂は、後で説明する第二の透明樹脂フィルムとなりうるものである。
偏光フィルム1の他方の面に貼合され、接着剤を硬化させた後、蛍光強度計測のための紫外線が照射される側となる第二の透明樹脂フィルム3は、先述のとおり、紫外線の照射を受けても蛍光を発しないものとする。第二の透明樹脂フィルム3は、後述の蛍光強度計測工程(C)において、蛍光強度計測のための紫外線が照射される側となることから、そこで照射される紫外線の波長域における透過率が60%以上を示すものであることが好ましい。
偏光フィルム1と第一の透明樹脂フィルム2及び第二の透明樹脂フィルム3とを接着するための接着剤として、本発明では活性エネルギー線硬化型接着剤を用いる。この活性エネルギー線硬化型接着剤は、活性エネルギー線の照射を受けて硬化する成分(「硬化性成分」とする)を含有するものであるが、本発明では、後述する蛍光強度計測工程(C)において、その接着剤の硬化物に紫外線を照射し、そこから発せられる蛍光の強度を計測するので、この接着剤は、活性エネルギー線の照射による硬化反応が起こった後に、蛍光発生物質を残存させる成分を含有する。
硬化性成分は、重合反応によって硬化するモノマー又はオリゴマーであり、代表的なものとして、アクリル系化合物やエポキシ化合物を挙げることができる。アクリル系化合物は、ラジカル重合によって硬化し、その代表例に、ポリエステルアクリレート、ウレタンアクリレート、ポリブタジエンアクリレート、シリコーンアクリレート、エポキシアクリレートなどがある。一方、エポキシ化合物は、カチオン重合によって硬化する。特に本発明においては、偏光フィルム1と透明樹脂フィルム2,3との接着性の観点から、エポキシ化合物が硬化性成分として好ましく用いられる。
B:3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシルメチル 3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキサンカルボキシレート、
C:エチレンビス(3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート)、
D:ビス(3,4−エポキシシクロヘキシルメチル) アジペート、
E:ビス(3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシルメチル) アジペート、
F:ジエチレングリコールビス(3,4−エポキシシクロヘキシルメチルエーテル)、
G:エチレングリコールビス(3,4−エポキシシクロヘキシルメチルエーテル)、
H:2,3,14,15−ジエポキシ−7,11,18,21−テトラオキサトリスピロ[5.2.2.5.2.2]ヘンイコサン、
I:3−(3,4−エポキシシクロヘキシル)−8,9−エポキシ−1,5−ジオキサスピロ[5.5]ウンデカン、
J:4−ビニルシクロヘキセンジオキサイド、
K:1,2;8,9−ジエポキシリモネン、
L:ビス(2,3−エポキシシクロペンチル)エーテル、
M:ジシクロペンタジエンジオキサイドなど。
本発明においては、活性エネルギー線硬化性接着剤中に、活性エネルギー線の照射による硬化反応が起こった後、紫外線の照射を受けて蛍光を発する物質(蛍光発生物質)を残存させる成分を含有させる。典型的には、先の特許文献2(特開 2007-248244号公報)にも記載されるとおり、光重合開始剤が、かかる蛍光発生物質を残存させる成分となる。特許文献2の表1及びそれを参照した説明によれば、そこでは、市場から入手した22種類の紫外線硬化型樹脂のすべてにおいて、紫外線の照射により、それより波長の長い、すなわち400〜500nm程度の波長を有する蛍光を発することが確認されており、その蛍光は光重合開始剤に由来すると結論付けられている。そして、同文献の図5〜図9を参照すると、硬化反応の進行に伴って発せられる蛍光の強度が増加するので、光重合開始剤が紫外線の照射に伴う分解により、蛍光発生物質を増殖させていることも容易に理解される。そこで以下、活性エネルギー線の照射による硬化反応後に、かかる蛍光発生物質を残存させる成分となる光重合開始剤について説明する。
光ラジカル重合開始剤は、どのように活性ラジカルを生成するかによってさらに、水素引抜型と分子内開裂型に分類される。水素引抜型ラジカル重合開始剤としては、ベンゾフェノンやo−ベンゾイル安息香酸メチルをはじめとするベンゾフェノン系光重合開始剤などがある。分子内開裂型ラジカル重合開始剤としては、ベンゾインメチルエーテルをはじめとするベンゾイン系光重合開始剤、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オンをはじめとするベンジルケタール系光重合開始剤、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オンをはじめとするα−ヒドロキシアセトフェノン系光重合開始剤、2−メチル−1−(4−メチルチオフェニル)−2−モルフォリノプロパン−1−オンをはじめとするα−アミノアセトフェノン系光重合開始剤などがある。
光カチオン重合開始剤には、トリフェニルスルホニウム ヘキサフルオロホスフェートやトリフェニルスルホニウム ヘキサフルオロアンチモネート、4,4′−ビス(ジフェニルスルホニオ)ジフェニルスルフィド ビスヘキサフルオロホスフェートをはじめとするスルホニウム塩系の光カチオン重合開始剤、(4−メチルフェニル)〔4−(2−メチルプロピル)フェニル〕ヨードニウム ヘキサフルオロフォスフェートをはじめとするヨードニウム塩系の光カチオン重合開始剤などがある。
活性エネルギー線硬化型接着剤は、さらにオキセタン化合物やポリオール化合物など、重合を促進する化合物を含有していてもよい。オキセタン化合物は、分子内に4員環エーテルを有する化合物であり、例えば、3−エチル−3−ヒドロキシメチルオキセタン、ビス〔(3−エチル−3−オキセタニル)メチル〕エーテル、3−エチル−3−(2−エチルヘキシルオキシメチル)オキセタンなどを挙げることができる。かかるオキセタン化合物は、市販品を容易に入手することが可能である。市販品の例を挙げると、いずれも東亞合成株式会社から販売されている商品名で、“アロンオキセタン OXT-101”、“アロンオキセタン OXT-221”、“アロンオキセタン OXT-212”などがある。オキセタン化合物を配合する場合、その量は、活性エネルギー線硬化型接着剤中で、通常5〜95重量%、好ましくは30〜70重量%である。
偏光フィルム1と第一の透明樹脂フィルム2との接着、及び偏光フィルム1と第二の透明樹脂フィルム3との接着には、同じ接着剤を用いることが多く、かつ生産性の面からもそのほうが好ましい。しかし、第一の透明樹脂フィルム2と第二の透明樹脂フィルム3とが異なる種類であり、偏光フィルムへの接着性の面から、異なる種類の接着剤を用いることも可能である。その場合であっても、二つの接着剤がいずれも活性エネルギー線硬化型であり、活性エネルギー線の照射による硬化反応が起こった後に、紫外線の照射を受けて蛍光発生物質を残存させる成分を含有するという要件を満たす限りにおいて、本発明の方法を適用することができる。
次に図1を参照しながら、本発明に係る偏光板の製造方法について説明する。図1の装置について改めて説明すると、この例では、一定方向に搬送される偏光フィルム1の一方の面に、第一の透明樹脂フィルム2が供給され、偏光フィルム1の他方の面には、第二の透明樹脂フィルム3が供給され、これら3枚のフィルムが貼合用ニップロール21,22で貼合されて積層体4となり、積層体4の第一の透明樹脂フィルム2側に配置された活性エネルギー線照射装置41から活性エネルギー線の照射を受けた後、搬送用ガイドロール24及び巻取り前ニップロール25,26を経て、得られる偏光板5が製品ロール30に巻き取られるように、装置が構成されている。
(B)上記積層工程(A)で得られる積層体4の第一の透明樹脂フィルム2側から活性エネルギー線を照射して活性エネルギー線硬化型接着剤を硬化させ、偏光板5を得る硬化工程、及び
(C)上記硬化工程(B)で得られる偏光板5の第二の透明樹脂フィルム3側から、その面は偏光板5の面と平行に、かつその吸収軸は偏光フィルム1の吸収軸と直交するように配置された偏光フィルター45を介して、蛍光強度計測用の紫外線を照射し、活性エネルギー線硬化型接着剤の硬化物から発せられる蛍光の強度を計測する蛍光強度計測工程。
積層工程(A)は、例えば、ロール状に巻回された状態から連続的に繰り出される透明樹脂フィルム2,3のそれぞれ偏光フィルム1に重ね合わされる面に、塗工機10,15から活性エネルギー線硬化型接着剤を塗布し、両者の間に搬送される偏光フィルム1の両面にそれぞれの接着剤塗布面を重ね合わせ、貼合用ニップロール21,22により挟んで厚み方向に加圧することにより、行われる。
硬化工程(B)は、先の積層工程(A)で得られる積層体4に活性エネルギー線を照射し、積層体4中の活性エネルギー線硬化型接着剤を硬化させて、偏光板5を得る工程である。活性エネルギー線硬化型接着剤の硬化により、第一の透明樹脂フィルム2及び第二の透明樹脂フィルム3がそれぞれ、偏光フィルム1に強固に接着する。
上の硬化工程(B)を経て、偏光板5が製造されるのであるが、生産の連続による活性エネルギー線源の劣化、その他各種製造条件の変動などに伴って、偏光フィルム1と透明樹脂フィルム2,3との間の接着力にバラツキを生じ、場合によっては接着力が十分でなく、得られる偏光板5が不良品となることもある。そこで本発明では、活性エネルギー線照射装置41から活性エネルギー線の照射を受けて接着剤を硬化させた後の偏光板5に対し、その第二の透明樹脂フィルム3側に配置された蛍光強度測定装置43から、偏光フィルター45を介して紫外線47を照射し、その紫外線47を受けて発せられる蛍光48,49のうち、主に活性エネルギー線硬化型接着剤の硬化物層に起因する蛍光48を蛍光強度測定装置43で検知し、その強度を計測して、接着剤の硬化状態を判定する。
本発明に係る偏光板の製造方法は、以上説明した積層工程(A)、硬化工程(B)及び蛍光強度計測工程(C)を備えるとともに、この蛍光強度計測工程(C)での計測結果に基づき、この蛍光強度計測工程(C)において、偏光フィルム1と第二の透明樹脂フィルム3とが十分に接着していると判断できる蛍光強度が得られるように、硬化工程(B)における活性エネルギー線の照射量を決定する。この硬化工程(B)における活性エネルギー線の照射量を決定する操作は、先に述べた偏光板における接着剤の硬化状態評価方法という観点からは、蛍光強度計測工程(C)で得られる蛍光強度に基づき、偏光板における活性エネルギー線硬化型接着剤の硬化状態を評価する評価工程(D)を含むものとなる。
蛍光強度計測工程(C)において計測される蛍光強度と対比するための基準値(閾値)は、例えば、以下の(1)〜(5)の手順を有する予備実験により、設定することができる。
蛍光強度計測工程(C)で計測された蛍光強度は、上記のようにして設定される基準値(閾値)と対比される。これにより、偏光フィルム1と第二の透明樹脂フィルム3との接着性が評価される。すなわち、ここでの対比は、評価工程(D)に相当する。
蛍光強度計測工程(C)で計測される蛍光強度が、基準値(閾値)に比べて高い場合には、硬化工程(B)におけるそれまでの操業条件を維持すればよい。一方、その蛍光強度が基準値(閾値)に比べて低い場合、あるいは基準値(閾値)に近づいて漸減傾向にある場合には、硬化工程(B)における照射量が不足して十分な接着力が得られなくなっているか、又はその状態に近づきつつあると判定して、この結果を硬化工程(B)にフィードバックし、硬化工程(B)における活性エネルギー線照射装置41の出力を上げるなどして、そこからの照射量を増加させる。場合によっては、活性エネルギー線照射装置41の線源を取り換える操作が必要になることもある。
偏光板の工業的な生産ラインにおいては、図1に示されるように、偏光フィルム1、第一の透明樹脂フィルム2及び第二の透明樹脂フィルム3が、それぞれ連続的に搬送されながら、それらが貼合される。そして、本発明において規定する積層工程(A)、硬化工程(B)及び蛍光強度計測工程(C)は、上の説明からわかるように、いずれもこの生産ラインに組み込むことができる。
次の各成分を混合し、脱泡して、液状の紫外線硬化型接着剤を調製した。
ビスフェノールA型エポキシ樹脂 80部
ビスフェノールF型エポキシ樹脂 20部
トリフェニルスルホニウム ヘキサフルオロホスフェート(開始剤) 4部
第一の透明樹脂フィルム2として、三菱樹脂株式会社から入手した厚さ38μm の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムである“ダイアホイル”(商品名)を用いた。このフィルムは、波長280〜400nmにおける平均透過率が61%であった。また、第二の透明樹脂フィルム3として、日本ゼオン株式会社から入手した厚さ60μm の非晶性ポリオレフィン樹脂フィルムである“ゼオノアフィルム”(商品名)を用いた。このフィルムは、波長280〜400nmにおける平均透過率が88%であり、波長365nmにおける透過率が90%であった。
第一の透明樹脂フィルム2である二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムの片面には、上の製造例1に示した紫外線硬化型接着剤を、厚さが約2μm となるように塗工した。また、第二の透明樹脂フィルム3である非晶性ポリオレフィン樹脂フィルムの片面にも、やはり上の製造例1に示した紫外線硬化型接着剤を、厚さが約2μm となるように塗工した。そして、ポリビニルアルコールにヨウ素が吸着配向している厚さ約30μm の偏光フィルム1の片面に、上記第一の透明樹脂フィルム2の接着剤塗布面を、偏光フィルム1の他面には、上記第二の透明樹脂フィルム3の接着剤塗布面をそれぞれ重ね合わせて、積層体4とした。
その後、積層体4の第一の透明樹脂フィルム2側に紫外線照射装置41(株式会社GSユアサ製)を配置し、そこに備えられたメタルハライドランプから出力を3水準で変化させて紫外線を照射し、上記接着剤を硬化させて、偏光板5を作製した。この際、3水準で変化させた紫外線照射装置の出力は、280〜400nmの波長域における積算光量でそれぞれ、1,400mJ/cm2、700mJ/cm2及び400mJ/cm2に相当していた。
得られた偏光板5の第二の透明樹脂フィルム3側(非晶性ポリオレフィン樹脂フィルム側)に、偏光フィルター45及び蛍光強度測定装置43をこの順で配置した。ここで用いた偏光フィルター45は、波長280〜400nmにおける平均単体透過率が31%、波長365nmにおける単体透過率が31%であった。この偏光フィルター45を、その面が偏光板5の面と平行になるように、そしてその吸収軸45aが偏光板5を構成する偏光フィルム1の吸収軸1aと直交するように、すなわち、偏光板5に対してクロスニコルで配置した。また、ここで用いた蛍光強度測定装置43は、株式会社センテック製の“UV硬化センサー OL201”(商品名)であって、内部に励起用LED光源を有し、そこから出射される波長365nmの紫外線47を被測定物(ここでは偏光板5)に照射し、被測定物(偏光板5中の、特に紫外線硬化型接着剤の硬化物層)がその紫外線の照射を受けて発する蛍光48を、やはり内部に設けられた検出器が検知するようになっている。検知された蛍光は、ボルト(V)の単位で出力される。
実験例1において紫外線の照射量(積算光量)を3水準で変化させて作製された偏光板5に対し、偏光フィルター45を介在させずに、蛍光強度測定装置43から出射される紫外線をそのまま、第二の透明樹脂フィルム3側(非晶性ポリオレフィン樹脂フィルム側)から照射し、蛍光強度を計測した。その結果を表1に示した。
実験例1において紫外線の照射量(積算光量)を3水準で変化させて作製された偏光板5につき、接着剤硬化のための紫外線照射から約1時間後と約1日(24時間)後に、第二の透明樹脂フィルム3(非晶性ポリオレフィン樹脂フィルム)と偏光フィルム1との間の接着性を以下の方法で評価した。すなわち、偏光板5を構成する第二の透明樹脂フィルム3(非晶性ポリオレフィン樹脂フィルム)側に、まずカッターナイフで表面から偏光フィルム1にまで達する切込みを約1cm間隔で2本入れ、その間の透明樹脂フィルム3を剥がして約1cm幅の溝を設ける。次にその溝の中央部に、カッターナイフの刃を寝かせた状態で置き、その刃先を第二の透明樹脂フィルム3(非晶性ポリオレフィン樹脂フィルム)と偏光フィルム1との間に押し当て、そのままカッターナイフを前方(奥側)に押し進める。そして、このときの刃の進み具合を以下の3段階で評価し、結果を表1に示した。
△:少し力を入れると刃が5mm程度まで入るが、それ以上進まず、接着性は概ね良好;
×:あまり力を入れなくても刃が進み、接着性は不良。
1a…偏光フィルムの吸収軸、
2……第一の透明樹脂フィルム、
3……第二の透明樹脂フィルム、
4……硬化前の積層体、
5……偏光板、
7,8……活性エネルギー線硬化型接着剤の硬化物層、
10……第一の塗工機、
11……第一の塗工機が備えるグラビアロール、
15……第二の塗工機、
16……第二の塗工機が備えるグラビアロール、
21、22……貼合用ニップロール、
23……接触ロール、
24……搬送用ガイドロール、
25,26……巻取り前ニップロール、
28……ガイドロール、
30……製品ロール、
41……活性エネルギー線照射装置、
43……蛍光強度測定装置、
45……偏光フィルター、
45a…偏光フィルターの吸収軸、
47……蛍光強度測定装置から出射される紫外線、
48,49……蛍光、
R……硬化用の活性エネルギー線。
Claims (4)
- ポリビニルアルコール系樹脂からなる偏光フィルムの両面にそれぞれ、活性エネルギー線硬化型接着剤を介して、第一の透明樹脂フィルム及び第二の透明樹脂フィルムが貼合された偏光板を製造する方法であって、
前記活性エネルギー線硬化型接着剤は、活性エネルギー線の照射による硬化反応が起こった後に、紫外線の照射を受けて、硬化反応前より強い蛍光を発する物質を残存させる成分を含有し、
前記第二の透明樹脂フィルムは、紫外線の照射を受けても蛍光を発しないものであり、
そして前記方法は、
前記偏光フィルムの一方の面に前記活性エネルギー線硬化型接着剤を介して前記第一の
透明樹脂フィルムを、他方の面に前記活性エネルギー線硬化型接着剤を介して前記第二の
透明樹脂フィルムをそれぞれ重ね合わせて積層体を得る積層工程、
前記積層工程で得られる積層体の前記第一の透明樹脂フィルム側から活性エネルギー線
を照射して前記活性エネルギー線硬化型接着剤を硬化させ、偏光板を得る硬化工程、及び
前記硬化工程で得られる偏光板の前記第二の透明樹脂フィルム側から、その面は該偏光
板の面と平行に、かつその吸収軸は前記偏光フィルムの吸収軸と直交するように配置され
た偏光フィルターを介して、蛍光強度計測用の紫外線を照射し、前記活性エネルギー線硬
化型接着剤の硬化物から発せられる蛍光の強度を計測する蛍光強度計測工程を備え、
前記第二の透明樹脂フィルムは、前記蛍光強度計測工程で照射される紫外線の波長域における光の透過率が60%以上であり、
前記蛍光強度計測工程において、前記偏光フィルムと前記第二の透明樹脂フィルムとが
十分な強度で接着していると判断できる蛍光強度が得られるように、前記硬化工程におけ
る活性エネルギー線の照射量を決定することを特徴とする、偏光板の製造方法。 - 前記第一の透明樹脂フィルムは、紫外線の照射を受けて蛍光を発するものである請求項
1に記載の製造方法。 - 前記第一の透明樹脂フィルムは、紫外線の照射を受けても蛍光を発しないものである請
求項1に記載の製造方法。 - 前記第二の透明樹脂フィルムは、光学補償機能を有する請求項1〜3のいずれかに記載の製造方法。
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