JP5577744B2 - 車両シート用荷重検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のシートに設置して乗員の着座状態を検知する荷重検出装置とその荷重
検出装置の取付構造に関する。
従来、自動車に装備されたシートベルトやエアバッグ等の各種安全装置の性能を向上さ
せるため、車両シートに乗員が着座している状態を検知してこれらの安全装置をコントロ
ールする場合がある。このような乗員の着座状態を検知するのに適する荷重検出装置とし
て、薄くて可撓性があるフィルム状のメンブレンスイッチが考えられる。一方、車両シー
トの座部や背もたれ部は、一般にウレタン等で構成されたパッド部材に、布やビニールレ
ザー、皮革等の表皮部材を被せて構成されており、パッド部材の表面に備えられた凹溝に
表皮部材を引き込んで、パッド部材の内部における凹溝の近傍に配置された係留部材(ワ
イヤー)に、凹溝に引き込まれた表皮部材を固定具(固定環)により固定して、パッド部
材の表面の形状に表皮部材が沿うように構成されている。このように構成された車両シー
トでは、凹溝が車両シートの座部のパッド部材の着座位置に位置していることが多いので
、荷重検出装置(メンブレンスイッチ)の検出部の間に設けられ検出部の信号を伝達する
導通部が、凹溝を横切る状態となる。そして、車両シートに取付けられる場合に、荷重検
出装置はパッド部材の表面と表皮部材との間に配置され、表皮部材が跨った凹溝に引き込
まれるのと一緒に、荷重検出装置の導通部が凹溝の位置で急角度に折れ曲がる状態となる
ことがある。そのような状態で長期間使用されると、荷重検出装置の導通部が断線するお
それがある。そのため、このような断線を防止するため考えられた特許文献1に開示する
着座センサ配置構造によると、荷重検出装置をパッド部材の表面に配置する場合、荷重検
出装置の感圧部(検出部)を溝部の後側に配置し、荷重検出装置の接続部(導通部)を傾
斜部に配置するようになっている。このように導通部を傾斜部に配置することにより、導
通部が急角度で折れ曲がるような状態を避けることができるとする。
特開2002−65396号公報
しかし、円筒袋状に形成した表皮部材に、表皮部材を保持するため係止部材(ワイヤー)が挿入されているが、この係止部材と荷重検出装置とは互いに保持する状態にないため、乗員の車両シートへの着座が繰り返されることにより荷重検出装置(導通部)と係止部材とが擦れて荷重検出装置が傷つき断線するおそれがある。また、荷重検出装置は、薄いフィルム状の可撓性の材質のものであることに加えてパッド部材に埋設され凹溝に沿って延在する線材である係留部材に対しても保持されていないので、着座状態を検出する感圧部(検出部)を、車両シート上の検出すべき位置からずれるのを防止することが困難である。
本発明は係る従来の問題点に鑑みてなされたものであり、荷重検出装置の断線を防止するとともに、検出部車両シートの検出すべき位置からずれることを防止することができる荷重検出装置を提供するものである。
上述した課題を解決するために、請求項1に係る発明の特徴は、一部に陥没形成された凹溝を有する車両シート用パッド部材の着座側表面と、該着座側表面を覆うように前記パッド部材に装着される表皮部材との間において、前記凹溝を横切るよう敷設されるよう適合され、前記パッド部材の着座側表面に当接して該パッド部材への荷重情報を検出する複数の検出部、該検出部により検出された荷重信号を出力する外部出力部、及び前記複数の検出部の間に又は前記検出部と前記外部出力部との間を導通する導通部、を備えた可撓性を有するフィルム状本体と、該フィルム状本体の前記導通部の形成部位であり且つ曲成変形されて前記凹溝に挿入された状態で該凹溝を横切る部位を挟持し、前記パッド部材における前記凹溝対応部位に設けられた係留部材、及び前記表皮部材に設けられ前記係留部材に連結された係止部材のうちの一方に係脱自在な係合部材と、を備え、前記係合部材は、前記フィルム状本体の導通部の形成部位を挟持する取付部と、前記取付部から突出して前記係留部材及び前記係止部材のうちの前記一方に対して前記フィルム状本体を離間させた状態で前記係留部材及び前記係止部材の前記一方に係脱自在に係合する係合部と、を有することである。
請求項に係る発明の構成上の特徴は、前記取付部は、前記導通部を抜け止め保持する保持構造を有する請求項1に記載の車両シート用荷重検出装置とすることである。
請求項に係る発明の構成上の特徴は、前記取付部、及び前記フィルム状本体における前記取付部の取着部位には、互いに係合して位置ずれを規制する係合構造を有する請求項1又は請求項2に記載の車両シート用荷重検出装置とすることである。
請求項における発明の構成上の特徴は、一部に陥没形成された凹溝を有する車両シート用パッド部材の着座側表面と、該着座側表面を覆うように前記パッド部材に装着される表皮部材との間において、前記凹溝を横切るよう敷設されるよう適合され、前記パッド部材の着座側表面に当接して該パッド部材への荷重情報を検出する複数の検出部、該検出部により検出された荷重信号を出力する外部出力部、及び前記複数の検出部の間に又は前記検出部と前記外部出力部との間を導通する導通部、を備えた可撓性を有するフィルム状本体と、該フィルム状本体の前記導通部の形成部位であり且つ曲成変形されて前記凹溝に挿入された状態で該凹溝を横切る部位を挟持し、前記パッド部材における前記凹溝対応部位に設けられた係留部材と係合可能な第1係合部と、前記表皮部材に設けられた係止部材と係合可能な第2係合部とを有する係合部材と、を備え、前記係合部材は、前記係留部材に対して前記フィルム状本体を離間させた状態で前記係留部材と前記第1係合部とが係合し、前記係止部材に対して前記フィルム状本体を離間させた状態で前記係止部材と前記第2係合部とが係合する車両シート用荷重検出装置とすることである。
請求項1に係る発明によると、フィルム状本体の複数の検出部はパッド部材の着座側表面に当接させて設けられ、フィルム状本体の導通部の形成部位であり且つ曲成変形されて前記凹溝に挿入された状態で該凹溝を横切る部位を挟持した係合部材が、パッド部材の凹溝対応部位に設けられた係留部材及び係留部材に連結自在に設けられ表皮部材に設けられた係止部材のいずれか一方に係合する。そのため、係合部材をパッド部材の凹溝対応部位に設けられた係留部材に係合させると、フィルム状本体の導通部が挿入された凹溝内で遊動したり凹溝から離脱したりすることを防ぎ、各検出部が車両シート上(パッド部材の着座側表面)の設定された検出位置からずれることを防止することができる。また、係合部材を、係留部材に連結自在であって表皮部材に設けられた係止部材に係合させると、係止部材と導通部との相対移動を規制して係止部材との接触によってフィルム状本体の導通部が傷つくことを防止することができ、さらに係止部材が係留部材に連結されることによって導通部が間接的に係留部材に係合され、導通部が凹溝から離脱することを防止することができる
また、係合部材は、フィルム状本体に着脱自在に取り付けられ、フィルム状本体をパッド部材に設けられた係留部材又は表皮部材に設けられた係止部材に対して離間させた状態で該係留部材又は該係止部材に係合する。そのため、フィルム状本体の導通部は係留部材又は係止部材に対して所定の間隔を置いて保持され、乗員の着座動作等により表皮部材、フィルム状本体及びパッド部材が押圧されても、係留部材及び係止部材とフィルム状本体の導通部とが互いに擦れることがなく、擦れによって導通部が断線することを防止することができる。
請求項に係る発明によると、係合部材の取付部はフィルム状本体の導通部を抜け止め保持する保持構造を有している。そのため、係合部材は前記導通部に対して着脱自在であることに加えて、この保持構造によって、取付部に取着された導通部が容易に抜脱することを防止することができる。
請求項に係る発明によると、係合部材の取付部とフィルム状本体における取着部位には位置ずれを規制する係合構造を有している。これによって、フィルム状本体が車両シートに取り付けられた後に、フィルム状本体の各検出部が車両シート上の設定された検出位置からずれることを防止することができる。
請求項に係る発明によると、曲成変形されて凹溝に挿入された状態のフィルム状本体の導通部の形成部位を、係合部材の第1係合部によって係留部材より離間させて保持するとともに、フィルム状本体の導通部の前記形成部位を係合部材の第2係合部によって係止部材に離間させて保持することができる。そして、係合部材の第1係合部及び第2係合部によって係止部材を係留部材に係合させることができる。これによって、表皮部材の係止部材をパッド部材の係留部材に固定専用部品を使用することなく係合することができる。
本発明に係る荷重検出装置の取付構造を適用した車両シートの全体構成を示す斜視図である。 車両シートのクッション部を示す上面図である。 表皮部材の一部を切除して示すクッション部の部分拡大図である。 (a)はメンブレンスイッチの上面図、(b)はメンブレンスイッチの底面図である。 第1の実施形態に係る荷重検出装置の取付状態を示す図2におけるV-V断面図である。 図2のVI-VI断面図である。 係合クリップの斜視図である。 係合クリップの側面図である。 係合クリップの正面図である。 係合クリップの別例の側面図である。 係合クリップの別例の取付部が開いた状態を示す図である。 抜け止め部の別例を示す部分断面の拡大図である。 第2の実施形態に係る荷重検出装置の取付状態を示す図2におけるV-V断面図である。 保持クリップの側面図である。 保持クリップの正面図である。 第3の実施形態に係る荷重検出装置の取付状態を示す図2におけるV-V断面図である。 保持係合クリップの側面図である。 保持係合クリップの正面図である。 保持係合クリップの別例の取付部が開いた状態を示す図である。 (a)はメンブレンスイッチの別例の上面図、(b)はメンブレンスイッチの別例の底面図である。
以下、本発明に係る車両シート用着座検出装置を車両シートに実施した第1の実施形態
について図面を参照して説明する。車両シート2は、図1に示すように、クッション部4
、シートバック部6及び荷重検出装置8を備えている。クッション部4は、図3に示すよ
うに、ウレタン等から構成されるパッド部材10とパッド部材10の表面(着座面)に被
せられた布製(ビニールレザーや皮革製等)の表皮部材12とを備えている。クッション
部4のパッド部材10の上面には、図3に示すように、左右方向(図3の上下方向)に延
在する凹溝14が形成されている。パッド部材10内であって凹溝14の下方には、図2
及び図3に示すように、金属製の線材で凹溝14の略全幅に亘る係留部材16が埋設され
ている。図6に示すように、表皮部材12には凹溝14に沿う途中部分に円筒袋状に別布
を縫い付けて係止部材保持部19が形成され、係止部材保持部19の中には線材の係止部
材20が嵌装される。後述するように、パッド部材10の係留部材16に係合された固定
環18を係止部材20に係合させることで、表皮部材12をパッド部材10に係合させる
荷重検出装置としてのメンブレンスイッチ22は、フィルム状本体23とコネクタ32
とにより構成される。メンブレンスイッチ22は、パッド部材10と表皮部材12の間に
配設される。このフィルム状本体23は、図4(a)の平面図に示すように、検出部とし
ての4個の接点A〜Dが矩形状に配置され、接点Aと接点Bとを繋ぐ第1導通部24と、
接点Cと接点Dとを繋ぐ第2導通部26と、第1導通部24と第2導通部26とを繋ぐ第
3導通部28と、第3導通部28と基端部に設けられたコネクタ32とを繋ぐ第4導通部
30とを有している。フィルム状本体23の基端部には外部出力部33が設けられている
。外部出力部33は、検出部(接点A〜D)で検出された荷重情報を出力するもので、外
部出力部33には出力電極が形成されている。この外部出力部33にはコネクタ32が接
続されている。コネクタ32は、乗員の着座状態を判断する図略のECU(Electr
onic Control Unit)に連結される。フィルム状本体23は、いずれも
図略の対となった上部フィルムと下部フィルムとを絶縁スペーサを介して重合することに
より構成される。上部フィルム及び下部フィルムは、例えばポリエチレンナフタレート(
PEN)等の樹脂材からなる薄肉状のフィルムで、接点A〜D及び各導通部24,26,
28,30の外形をなしている。絶縁スペーサは、例えばポリエチレンテレフタレート(
PET)等の樹脂からなり、上部フィルム及び下部フィルムの形状に略沿う外形をなし、
接点に対応する位置には円形の開口部が設けられている。各接点A〜Dにおいて、上部フ
ィルムに配された円形状の上部電極(図略)と、下部フィルムに配された円形状の下部電
極(図略)とが、開口部を挟んで同心状に対向するように設けられている。接点部におい
て厚み方向の荷重が加わると、上部電極と下部電極とが接触してオンされ、この接触によ
って流れる電流を検知することができる。各接点A〜Dの電極は、各導通部24,26,
28,30によって外部出力部33の電極に接続されている。
フィルム状本体23の裏面には、図4(b)の裏面図に示すように、両面テープ(斜線
で示す)34が貼り付けられたり、粘着剤(接着剤)が塗布されたりしている。両面テー
プ34は、接点A〜Dの裏面には貼り付けられておらず、主に各導通部24,26,28
,30の裏面に貼り付けられている。これにより、導通部24,26,28,30が両面
テープの接着により凹溝内に確実に貼り付けられるとともに、接点A,B,C,Dの検出
部としての感度を確保し、フィルム状本体23とパッド部材10のずれにより生じる着座
違和感を抑制する。
メンブレンスイッチ22は、図3に示すように、クッション部4のパッド部材10の上
面に、接点A〜Bが所定の検出位置に位置決めされ、導通部24,26,28,30が貼
り付けられて固定される。フィルム状本体23の第3導通部(導通部の形成部位)28が
、凹溝14を横切る部分(横切る部位)については、図5に示すように、曲成変形される
ことにより曲成変形部36が形成されて凹溝14内に嵌入される。曲成変形部36の最下
点付近には、係合部材としての係合クリップ38が設けられる。係合クリップ38は、例
えば弾性を有する硬質樹脂製で、図7及び図8に示すように、一体に断面U字形に形成さ
れて第3導通部28の曲成変形部36を挟持する取付部40と、取付部40の上面に上方
に突設されて表皮部材12の係止部材20に係合する係合部42とを備えている。取付部
40は、短冊材を長手方向の中央で180度屈曲させた形状で上下の端部を平行に対向さ
せて断面略U字形に設けられている。図9に示すように、短手方向の全体について両端部
が上方に反るように湾曲させて形成され、挟持する曲成変形部36の曲がりに沿うように
なっている。取付部40の開口端の上縁部には、該開口端が狭くなるよう下縁部に向かっ
て突出する抜け止め部44が形成されている。この抜け止め部44によって、取付部40
に嵌装された曲成変形部36が容易に抜脱することが防止されている。また、この抜け止
め部44により導通部28を抜け止め保持する保持構造が構成される。
取付部40の下面には図略の両面テープが貼付され、この両面テープにより取付部40
が凹溝14の底面に貼り付けられるようになっている。係合部42は、取付部40の上面
より突出する支持部46と、支持部46に支持されて表皮部材12の係止部材20を上端
の開口部より挿入して把持する把持部48と、開口部に設けられ上方に向かって対向する
端縁の離間が漸増するよう形成された挿入ガイド部50とを備えている。把持部48は弾
性を備え、係止部材20の挿入の際に開口部が開く方向に変形されると、元の形状に戻る
方向に付勢することで係止部材20を保持する。この係合クリップ38により、図5に示
すように、フィルム状本体23の第3導通部28に設けられた曲成変形部36の係止部材
側の表面を係止部材20から離間させた状態で保持するようになっている。
一方、図2に示すように、クッション部4のパッド部材10の左右方向中央から離れた
左右両側には係留部材16が露出した露出部52が設けられる。露出部52は、延在する
係留部材16に上方で対向するパッド部材10の一部を削除することで形成される。そし
て、図6に示すように、係留部材16が露出した部分には一箇所に切れ目(図略)が設け
られた固定環18が係合される。この固定環18には表皮部材12の係止部材20が係合
され、パッド部材10に対して表皮部材12が固定される。
なお、上記実施形態において取付部40は、硬質樹脂製で一体にU字形に形成したもの
としたが、これに限定されず、例えば図10、図11に示すように、上下に分かれた取付
部材54a,54bを、挟持する方向に付勢するばね部材56で連結する構成でもよい。
上部の取付部材54aに設けられた嵌合突起58及び下部の取付部材54bに設けられた
被嵌合穴60により、フィルム状本体23の曲成変形部36の一部(取着部位)を変形さ
せて挟持することで、挟持した位置のずれを防止して接点A〜Dを、クッション部4上の
所定検出位置で動かないように定める。これらの嵌合突起58及び被嵌合穴60と、嵌合
突起58及び被嵌合穴60の挟持により変形された曲成変形部36の一部とにより位置ず
れを規制する係合構造が構成される。抜け止め部は、図12に示すように、返しの付いた
係合突起64を上部端部に設け、係合突起64と係合可能な被係合穴66を下部端部に設
け、係合突起64と被係合穴66とを係合させてもよい。このように取付部材54a,5
4bの開口部を閉鎖させることで、フィルム状本体23の曲成変形部36の抜脱をより確
実に防止するとともに、取付部材54a,54bが互いに離間して開いてしまうことを防
止することができる。
次に、第1の実施形態における車両シート用荷重検出装置の取付けについて、以下に説
明する。まず、メンブレンスイッチ22の接点A〜Dを車両シート2のクッション部4の
パッド部材10の表面の所定の検出位置に配置して仮に位置決めする。第3導通部28が
凹溝14を横切る場合、凹溝14に嵌挿される部分について曲成変形させて曲成変形部3
6を形成し、曲成変形部36に係合クリップ38を係合部42が上になるようにして取付
部40において挟持させる。次に、フィルム状本体23の曲成変形部36を挟持した係合
クリップ38を凹溝14内に嵌挿し、係合クリップの38の取付部40の裏面を凹溝14
の底部に貼り付ける。続いて、曲成変形部36の裏面を凹溝14の側壁部に貼り付ける。
次に、フィルム状本体23の導通部全体をパッド部材10の表面に貼り付けることで、各
接点A〜Dを所定の検出位置に位置決め固定する。
次に、表皮部材12について、係止部材20が嵌装された部分を凹溝14内に挿入し、
クッション部4の左右方向の中央から離れた左右の露出部52において固定環18により
パッド部材10の係留部材16と表皮部材12の係止部材20とを連結する。そして、メ
ンブレンスイッチ22が対向する表皮部材12(係止部材保持部19)の部分について、
係止部材20を係合クリップ38の係合部42に嵌入させて保持させる。
上記のように構成された車両シート用荷重検出装置によると、フィルム状本体23の複
数の検出部(接点A〜D)はパッド部材10の着座側表面に当接させて設けられ、フィル
ム状本体23の導通部の形成部位(第3導通部28)であり且つ凹溝14を横切る部位に
曲成変形部36が形成されて凹溝14内に配され、曲成変形部36に設けられた係合クリ
ップ38が、パッド部材10の凹溝対応部位に設けられた係留部材16に連結自在に設け
られ、且つ表皮部材12に設けられた係止部材20に係合する。そのため、係合クリップ
38と係止部材20の係合によって、係止部材20と第3導通部28との相対移動を規制
して係止部材20との接触によってフィルム状本体23の第3導通部28が傷つくことを
防止することができ、さらに係止部材20が係留部材16に固定環18によって連結され
ることによって第3導通部28が間接的に係留部材16に係合され、第3導通部28が凹
溝14から離脱することを防止することができる。
また、係合部材20は、フィルム状本体23に着脱自在に取り付けられ、フィルム状本
体23を表皮部材12に設けられた係止部材20に対して離間させた状態で該係止部材2
0に係合する。そのため、フィルム状本体23の第3導通部28は係止部材20に対して
所定の間隔を置いて保持され、乗員の着座動作等により表皮部材12、フィルム状本体2
3及びパッド部材10が押圧されても、係止部材20とフィルム状本体23の第3導通部
28とが互いに擦れることがなく、擦れによって第3導通部28が断線することを防止す
ることができる。
また、係合部材20の取付部40はフィルム状本体23の第3導通部28を抜け止め保
持する保持構造を有している。そのため、係合部材20は前記導通部28に対して着脱自
在であることに加えて、この保持構造によって、取付部40に取着された第3導通部28
が容易に抜脱することを防止することができる。
また、図10、図11の別例に示すように、上部の取付部材54aに設けられた嵌合突
起58及び下部の取付部材54bに設けられた被嵌合穴60により、フィルム状本体23
の曲成変形部36の一部を変形させて挟持することで、係合構造を構成している。これに
よって、フィルム状本体23が車両シート2に取り付けられた後に、各接点A〜Dが、車
両シート2上の設定された検出位置からずれることを防止することができる。
車両シート用荷重検出装置8の作動は、乗員がシート2に着座すると、接点A〜Dのい
ずれか1つ以上がオンとなって、メンブレンスイッチ22が構成する回路に電流が流れ、
この電流による着座検出信号によって、ECUがシートクッション1上に人が着座してい
る(規定以上の荷重負荷がある)と判断する。これによって、例えばエアバック装置の作
動を可能にしたり、シートベルトが非装着である旨の警告を発したりする。
次に、本発明に係る車両シート用着座検出装置を車両シートに実施した第2の実施形態
について図面を参照して説明する。本実施形態においては、図13に示すように、延在す
る係留部材16に対向するパッド部材10の一部が削除されることで、部分的にパッド部
材10より露出した露出部68が設けられ、露出された係留部材16に係合する係合部材
としての保持クリップ70を有し、フィルム状本体23の曲成変形部36を保持クリップ
70により係留部材16に係合させる点において相違する。その他の構成については、第
1の実施形態と同様であるので、同じ符号を付与して説明を省略する。
保持クリップ70は、図14及び図15に示すように、例えば硬質樹脂製で、断面U字
形に形成されてフィルム状本体23の曲成変形部36を挟持する取付部72と、取付部7
2の下面に下方に突設されてパッド部材10の係留部材16に係合する係合部74とを備
えている。取付部72の形状は、第1の実施形態の取付部40と同様であり、抜け止め部
44も同様に備えている。保持クリップ70の係合部74は、取付部72の下面より係留
部材16とフィルム状本体23を離間させる長さに合わせて突出する支持部76と、支持
部76に支持されてパッド部材10の係留部材16を下端の開口部より挿入して把持する
把持部78と、開口部に設けられ下方に向かって対向する端縁の離間が漸増するよう形成
された挿入ガイド部80とを備えている。フィルム状本体23の曲成変形部36を取付部
72に嵌入するとともに、パッド部材16が一部を削除された露出部68により露出され
た係留部材16を保持クリップ70の係合部74に係合させることで、図13に示すよう
に、フィルム状本体23の第3導通部28に設けられた曲成変形部36の係止部材20と
は反対側の表面を、係留部材16から離間させた状態で保持する。
次に、第2の実施形態における車両シート用荷重検出装置の取付けについて、以下に説
明する。まず、メンブレンスイッチ22の接点A〜Dを車両シート2のクッション部4の
パッド部材10の表面の所定の検出位置に配置して仮に位置決めする。第3導通部28が
凹溝14を横切る場合、凹溝14に嵌挿される部分について曲成変形させて曲成変形部3
6を形成し、曲成変形部36に保持クリップ70を係合部74が下になるようにして挟持
させる。次に、フィルム状本体23の曲成変形部36が挟持された保持クリップ70を凹
溝14内(露出部68により係留部材16が露出されている)に嵌挿し、保持クリップ7
0の係合部74を係留部材16に係合させて保持させる。続いて、曲成変形部36の裏面
を凹溝14の側壁部に貼り付ける。次に、フィルム状本体23の凹溝14を横切らない導
通部の部分をパッド部材10の着座面側表面に貼り付けることで、各接点A〜Dを所定の
検出位置に位置決め固定する。
次に、表皮部材12について、係止部材20が嵌装された部分を凹溝14内に挿入し、
クッション部4の左右方向中央から離れた左右の露出部52において固定環18によりパ
ッド部材10の係留部材16と表皮部材12の係止部材20とを連結する。
上記のように構成された車両シート用荷重検出装置によると、フィルム状本体23の複
数の検出部(接点A〜D)はパッド部材10の着座側表面に当接させて設けられ、フィル
ム状本体23の導通部の形成部位(第3導通部28)であり且つパッド部材10の凹溝1
4を横切る部位に設けられた保持クリップ70が、前記凹溝14内に収容された状態とな
り、且つ検出部(接点A〜D)がパッド部材10の着座側表面上に配置されるようフィル
ム状本体23を曲成変形させた状態で、前記保持クリップ70を係留部材16に係合する
。そのため、フィルム状本体23の第3導通部28が凹溝14内で遊動したり凹溝14か
ら離脱したりすることにより、各検出部(接点A〜D)が車両シート2上の設定された検
出位置からずれることを防止することができる。
また、パッド部材10の係留部材16に係合する係合部74を有する保持クリップ70
は、メンブレンスイッチ22の第3導通部28に、取付部72で曲成変形部36を挟持す
ることで取付けられる。このように係合部74は、取付部72により曲成変形部36の任
意の位置に容易に取付けられるので、取付けの際に、まず車両シート2上の検出位置にメ
ンブレンスイッチ22の接点A〜Dを一致させて位置決めしてから取付作業を行う場合に
も、取付部72で挟持する位置を凹溝14内の対応する係留部材16の位置に合致するよ
う調整することで、容易かつ的確にメンブレンスイッチ22を車両シート2に配置するこ
とができる。
次に、本発明に係る車両シート用着座検出装置を車両シートに実施した第3の実施形態
について図面を参照して説明する。本実施形態においては、図16に示すように、フィル
ム状本体23の曲成変形部36が、係留部材16に表皮部材側から係脱可能に係合し、曲
成変形部36の係留部材側の表面を係留部材16から離間させる第1係合部82と、表皮
部材12の係止部材20に表皮部材12の反対側から係脱可能に係合し、曲成変形部36
の係止部材側の表面を係止部材20から離間させる第2係合部84と、を有する係合保持
クリップ(係合部材)88に保持されている点において第1実施形態及び第2実施形態と
相違する。図17及び図18に示すように、係合保持クリップの取付部86は、第1及び
第2の実施形態における取付部40,72と同様であり、第2係合部84は第1実施形態
における係合部42と同様であり、第1係合部82は第2実施形態における係合部74と
同様であるので説明を省略する。この係合保持クリップ88によると、フィルム状本体2
3の曲成変形部36を係留部材16及び係止部材20から夫々離間させて保持できること
に加えて、係止部材20を係留部材16に係合させることができ、表皮部材12をパッド
部材10に固定する固定環18の代わりに使用することができる。
なお、取付部86について、上記実施形態では第1の実施形態と同様の硬質樹脂製で一
体にU字形に形成したものとしたが、これに限定されず、例えば図19に示すように、第
1の実施形態の別例と同様に、上下に分かれた取付部材54a,54bを、挟持する方向
に付勢するばね部材56で連結する構成でもよい。
次に、第3の実施形態における車両シート用荷重検出装置の取付けについて、以下に説
明する。まず、メンブレンスイッチ22の接点A〜Dを車両シート2のクッション部4の
パッド部材10の表面の所定の検出位置に配置して仮に位置決めする。第3導通部28が
凹溝14を横切る場合、凹溝14に嵌挿される部分について屈曲させて曲成変形部36を
形成し、曲成変形部36に保持係合クリップ88を第1係合部82が下に、かつ第2係合
部84が上になるようにして取付部86において挟持させる。次に、フィルム状本体23
の曲成変形部36を挟持した保持係合クリップ88を凹溝14内(露出部68により係留
部材16が露出されている)に嵌挿し、保持係合クリップ88の第1係合部82を係留部
材16に係合させて保持させる。続いて、曲成変形部36の裏面を凹溝14の側壁部に貼
り付ける。次に、フィルム状本体23の凹溝14を横切らない導通部の部分をパッド部材
10の表面に貼り付けることで、各接点A〜Dを所定の検出位置に位置決め固定する。次
に、表皮部材12について、係止部材20が嵌装された部分を凹溝14内に挿入し、フィ
ルム状本体23が対向する表皮部材12の部分について、係止部材20を保持係合クリッ
プ88の第2係合部84に嵌入させて保持させる。これによって、表皮部材12の係止部
材20をパッド部材10の係留部材16に固定専用の固定環18を使用することなく係合
させる。
上記のように構成された車両シート用荷重検出装置によると、フィルム状本体23の複
数の検出部(接点A〜D)はパッド部材10の着座側表面に当接させて設けられ、フィル
ム状本体23の導通部の形成部位(第3導通部28)であり且つパッド部材10の凹溝1
4を横切る部位に設けられた保持係合クリップ88が、前記凹溝14内に収容された状態
となり、且つ検出部(接点A〜D)がパッド部材10の着座側表面上に配置されるようフ
ィルム状本体23を曲成変形させた状態で、前記保持係合クリップ88を係留部材16及
び係止部材20に係合する。そのため、表皮部材12に設けられた係止部材20とパッド
部材10に設けられた係留部材16とを係合することができ、凹溝対応部位において表皮
部材12をパッド部材10に固定する役割を持たせることができる。これによって、従来
より使われている表皮部材12をパッド部材10の係留部材16に係止するための専用の
固定具が省略でき、部品点数を減少させてコストダウンを図ることができる。
また、第1係合部82及び第2係合部84を有する保持係合クリップ88は、フィルム
状本体23の第3導通部28に、取付部86で曲成変形部36を挟持することで取付けら
れる。そして、第1係合部82及び第2係合部84は、取付部86に一体に設けられてい
る。このように、第1係合部82は、取付部86により曲成変形部36の任意の位置に容
易に取付けられるので、取付部86で挟持する位置を凹溝14内の対応する係留部材16
の位置に合致するよう調整することで、的確にメンブレンスイッチ22を配置することが
できるとともに、一体となった第2係合部84によって少ない部品点数で表皮部材12の
係止部材20から曲成変形部36を離間させて第3導通部28を保護することができる。
なお、メンブレンスイッチを検出部としての4個の接点A〜Dを矩形状に配置するもの
としたが、これに限定されず、例えば、図20(a)及び(b)に示すように、検出部と
しての接点A〜Dを直線状に並べ導通部90により棒状に連結するものでもよい。棒状と
いう簡単な構成とすることで、安価な着座検出装置とすることができ、生産コストの低減
を図ることができる。
また、メンブレンスイッチ22は、検出部として4個の接点A〜Dを備えた構成をなし
ているが、検出部の数は4個に限定されるものではなく2個以上であればよい。
また、前記実施形態において曲成変形部36は、隣り合う検出部間(接点A,Bと接点
C,Dとの間)に設定されているが、これに限らず、例えばコネクタ32(外部出力部3
3)と検出部(接点C,D)との間など、導通部における凹溝対応箇所であればどこに設
定してもよい。
また、前記実施形態において係合部材としての係合クリップ38、保持クリップ70及
び保持係合クリップ88は、必ずしもメンブレンスイッチ22(フィルム状本体)と別体
で構成されている必要はなく、例えばインサート成形等によりメンブレンスイッチ22と
一体に構成されていてもよい。なお、この場合、係合クリップ38における取付部40、
保持クリップ70における取付部72、保持係合クリップ88における取付部86を省略
してもよい。
斯様に、上記した実施の形態で述べた具体的構成は、本発明の一例を示したものにすぎ
ず、本発明はそのような具体的構成に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範
囲で種々の態様を採り得るものである。
2…車両シート、8…荷重検出装置、10…パッド部材、12…表皮部材、14…凹溝
、16…係留部材、20…係止部材、22…メンブレンスイッチ、23…フィルム状本体
、28…導通部・形成部位(第3導通部)、36…曲成変形(曲成変形部)、38…係合
部材(係合クリップ)、40…取付部、42…係合部、44…抜け止め部、70…係合部
材(保持クリップ)、72…取付部、74…係合部、82…係合部(第1係合部)、84
…係合部(第2係合部)、86…取付部、88…係合部材(保持係合クリップ)、90…
導通部。

Claims (4)

  1. 一部に陥没形成された凹溝を有する車両シート用パッド部材の着座側表面と、該着座側表面を覆うように前記パッド部材に装着される表皮部材との間において、前記凹溝を横切るよう敷設されるよう適合され、前記パッド部材の着座側表面に当接して該パッド部材への荷重情報を検出する複数の検出部、該検出部により検出された荷重信号を出力する外部出力部、及び前記複数の検出部の間に又は前記検出部と前記外部出力部との間を導通する導通部、を備えた可撓性を有するフィルム状本体と、
    該フィルム状本体の前記導通部の形成部位であり且つ曲成変形されて前記凹溝に挿入された状態で該凹溝を横切る部位を挟持し、前記パッド部材における前記凹溝対応部位に設けられた係留部材、及び前記表皮部材に設けられ前記係留部材に連結された係止部材のうちの一方に係脱自在な係合部材と、
    を備え
    前記係合部材は、前記フィルム状本体の導通部の形成部位を挟持する取付部と、前記取付部から突出して前記係留部材及び前記係止部材のうちの前記一方に対して前記フィルム状本体を離間させた状態で前記係留部材及び前記係止部材の前記一方に係脱自在に係合する係合部と、を有する車両シート用荷重検出装置。
  2. 記取付部は、前記導通部を抜け止め保持する保持構造を有する請求項1に記載の車両シート用荷重検出装置。
  3. 記取付部、及び前記フィルム状本体における前記取付部の取着部位には、互いに係合して位置ずれを規制する係合構造を有する請求項1又は請求項2に記載の車両シート用荷重検出装置。
  4. 一部に陥没形成された凹溝を有する車両シート用パッド部材の着座側表面と、該着座側表面を覆うように前記パッド部材に装着される表皮部材との間において、前記凹溝を横切るよう敷設されるよう適合され、前記パッド部材の着座側表面に当接して該パッド部材への荷重情報を検出する複数の検出部、該検出部により検出された荷重信号を出力する外部出力部、及び前記複数の検出部の間に又は前記検出部と前記外部出力部との間を導通する導通部、を備えた可撓性を有するフィルム状本体と、
    該フィルム状本体の前記導通部の形成部位であり且つ曲成変形されて前記凹溝に挿入された状態で該凹溝を横切る部位を挟持し、前記パッド部材における前記凹溝対応部位に設けられた係留部材と係合可能な第1係合部と、前記表皮部材に設けられた係止部材と係合可能な第2係合部とを有する係合部材と、
    を備え、
    前記係合部材は、前記係留部材に対して前記フィルム状本体を離間させた状態で前記係留部材と前記第1係合部とが係合し、前記係止部材に対して前記フィルム状本体を離間させた状態で前記係止部材と前記第2係合部とが係合する車両シート用荷重検出装置。
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