JP5573031B2 - 情報処理装置、画像形成装置、情報処理システム、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、画像形成装置、情報処理システム、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、画像形成装置、情報処理システム、及びプログラムに関する。
多くの画像形成装置では、ユーザが画像形成装置を操作しない非操作状態が予め定められた時間(オートクリアタイム)継続した場合に、それまでに設定されたパラメータや表示状態を初期化するオートクリア機能(初期化動作)が提供されている。オートクリアタイム(初期化時間)は、画像形成装置の出荷時に設定される他、装置管理者やユーザによっても設定可能である。また、オートクリア機能は上記の動作だけではなく、認証状態を解除したり、特定の表示に戻したり等、使用環境や装置によって様々に機能する。
特許文献1には、オートクリアタイムを、延長キーが押下げされた回数に基づいて延長する技術が開示されている。
特許文献2には、画像形成装置の設定作動モードの難易度に基づいて、オートクリアタイムを変更する技術が開示されている。
特許文献3には、設定作動モード毎にユーザがオートクリアタイムを設定することによって、オートクリアタイムを変更する技術が開示されている。
特開2005−104021号公報 特開2002−23565号公報 特開2002−23564号公報
本発明は、処理機能に応じた適切なオートクリアタイムを設定できる情報処理装置、画像形成装置、情報処理システム、及びプログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の情報処理装置は、指示を受けて所定の処理を行う外部装置に対して指示をした場合に、該外部装置から第1の設定時間情報を受付ける設定時間受付手段と、前記第1の設定時間情報に基づいて初期化動作を行うための初期化時間を決定する初期化時間決定手段と、ユーザの入力を受付ける入力受付手段によって予め定められた入力の受付が前記初期化時間なされない場合に、初期化動作を行う初期化手段と、を有する。
請求項2に記載の情報処理装置は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記第1の設定時間情報は、前記外部装置が実行する処理に関連付けられていることを特徴とする。また、請求項3に記載の情報処理装置は、請求項1又は2に記載の情報処理装置において、前記初期化時間は、予め定められた動作が終了してからの経過時間を含むことを特徴とする。
請求項4に記載の情報処理装置は、請求項3に記載の情報処理装置において、前記予め定められた動作とは、前記外部装置が実行する処理に関連付けられた表示情報を表示する動作であることを特徴とする。
請求項5に記載の情報処理装置は、請求項1から4のいずれか一項記載の情報処理装置において、前記初期化時間は、前記外部装置が実行する処理に対するユーザの入力を受付けることが可能な状態になってからの経過時間を含むことを特徴とする。
請求項6に記載の情報処理装置は、請求項1から5のいずれか1項記載の情報処理装置において、前記外部装置が実行する処理が予め定められた条件を満たす処理である場合に、初期化動作を行わないことを特徴とする。
請求項7に記載の情報処理装置は、請求項1から6のいずれか一項記載の情報処理装置において、前記外部装置が実行する処理は、表示部に表示される複数の表示情報を含み、前記第1の設定時間情報は、前記複数の表示情報のそれぞれに関連付けられることを特徴とする。
請求項8に記載の情報処理装置は、請求項1から7のいずれか1項記載の情報処理装置において、前記初期化時間決定手段は、前記外部装置が実行する処理に応じて、前記第1の設定時間情報に基づいて求められる初期化時間、及び前記情報処理装置の記憶部に予め記憶されている第2の設定時間情報のうちいずれか一方を前記初期化時間に決定することを特徴とする。
請求項9に記載の情報処理装置は、請求項1から7のいずれか1項記載の情報処理装置において、前記初期化時間決定手段は、前記第1の設定時間情報に基づいて、前記情報処理装置の記憶部に予め記憶されている第2の設定時間情報を延長した時間を、前記初期化時間に決定することを特徴とする。
請求項10に記載の情報処理装置は、請求項1から9のいずれか1項記載の情報処理装置において、前記初期化時間決定手段は、決定した初期化時間が前記情報処理装置に設定可能な最小値より小さい場合、前記最小値を初期化時間に決定し、決定した初期化時間が前記情報処理装置に設定可能な最大値より大きい場合、前記最大値を初期化時間に決定することを特徴とする。
請求項11に記載の情報処理装置は、請求項8又は9に記載の情報処理装置において、前記初期化時間決定手段は、予め定められた条件が成立した場合に、前記初期化時間を前記第2の設定時間情報に基づいて決定し直すことを特徴とする。
請求項12に記載の情報処理装置は、請求項1から11のいずれか1項記載の情報処理装置において、前記初期化手段は、予め定められた操作を受付けた場合に、前記初期化時間に関わらず、初期化動作を行うことを特徴とする。
請求項13に記載の画像形成装置は、指示を受けて所定の処理を行う外部装置に対して指示をした場合に、該外部装置から第1の設定時間情報を受付ける設定時間受付手段と、前記第1の設定時間情報に基づいて初期化動作を行うための初期化時間を決定する初期化時間決定手段と、ユーザの入力を受付ける入力受付手段によって予め定められた入力の受付が前記初期化時間なされない場合に、初期化動作を行う初期化手段と、を備える。
請求項14に記載の情報処理システムは、通信手段を介して指示を受けて所定の処理を行う第1の情報処理装置と、前記第1の情報処理装置に対して指示をした場合に、前記第1の情報処理装置から第1の設定時間情報を受付ける設定時間受付手段と、前記第1の設定時間情報に基づいて初期化動作を行うための初期化時間を決定する初期化時間決定手段と、ユーザの入力を受付ける入力受付手段によって予め定められた入力の受付が前記初期化時間なされない場合に、初期化動作を行う初期化手段と、を備える第2の情報処理装置と、を備える。
請求項15に記載の情報処理システムは、請求項14に記載の情報処理システムにおいて、前記第1の情報処理装置は、前記第2の情報処理装置から前記初期化時間を受付ける初期化時間受付手段と、前記初期化時間に基づいて、前記通信手段を介した前記第2の情報処理装置との通信を切断する時間を変更する切断時間変更手段と、を備えることを特徴とする。
請求項16に記載の情報処理装置は、他の情報処理装置から通信手段を介して指示を受けて所定の処理を行う情報処理装置であって、前記他の情報処理装置から指示を受けた場合に、前記他の情報処理装置に第1の設定時間情報を送出する設定時間送出手段と、前記第1の設定時間情報に基づいて前記他の情報処理装置が決定した初期化時間を受付ける初期化時間受付手段と、前記初期化時間に基づいて、前記通信手段を介した前記他の情報処理装置との通信を切断するまでの時間を変更する切断時間変更手段と、を備える。
請求項17に記載のプログラムは、指示を受けて所定の処理を行う外部装置に対して指示をした場合に、該外部装置から第1の設定時間情報を受付ける設定時間受付ステップと、前記第1の設定時間情報に基づいて初期化動作を行うための初期化時間を決定する初期化時間決定ステップと、ユーザの入力を受付ける入力受付手段によって予め定められた入力の受付が前記初期化時間なされない場合に、初期化動作を行う初期化ステップと、をコンピュータに実行させる。
請求項1に記載の情報処理装置によれば、処理機能に応じた適切な初期化時間を設定できる。
請求項3に記載の情報処理装置によれば、予め定められた動作が終了するまでは、初期化動作の実行を回避できる。
請求項4に記載の情報処理装置によれば、処理機能に関連付けられた表示情報が表示されるまでは、初期化動作の実行を回避できる。
請求項5に記載の情報処理装置によれば、ユーザからの入力を受付可能となるまでは、初期化動作の実行を回避できる。
請求項6に記載の情報処理装置によれば、予め定められた条件を満たす機能については、初期化の実行を回避できる。
請求項7に記載の情報処理装置によれば、外部装置は、表示情報に応じた、より細かな初期化時間を設定できる。
請求項8に記載の情報処理装置によれば、初期化時間に使用する設定時間を、第1の設定時間と第2の設定時間との間で切替えることができる。
請求項9に記載の情報処理装置によれば、第2の設定時間情報を延長した時間を初期化時間とすることができる。
請求項10に記載の情報処理装置によれば、情報処理装置に設定可能な初期化時間を設定できる。
請求項11に記載の情報処理装置によれば、条件に合わせて、初期化時間を変更できる。
請求項12に記載の情報処理装置によれば、本構成を有していない場合と比較し、情報処理装置の管理性が高まる。
請求項13に記載の画像形成装置によれば、処理機能に応じた適切な初期化時間を設定できる。
請求項14に記載の情報処理システムによれば、第2の情報処理装置は第1の情報処理装置から提供された処理機能に応じた適切な初期化時間を設定できる。
請求項15に記載の情報処理システムによれば、第1の情報処理装置は、第2の情報処理装置が決定した初期化時間に基づいて、切断時間を変更できる。
請求項16に記載の情報処理装置によれば、他の情報処理装置が決定した初期化時間に基づいて切断時間を変更できる。
請求項17に記載のプログラムによれば、処理機能に応じた適切な初期時間を設定できる。
本件の情報処理装置の一例である画像形成装置を含む画像形成システムの一構成例を示す図である。 画像形成装置のシステム構成の一例を示す図である。 サーバが画像形成装置に提供するアプリケーションサービスによって表示される画面の一例を示す図である。 制御部のハードウェア構成の一例を示す図である。 サーバ及び画像形成装置の制御部の機能ブロック図である。 制御部がオートクリアタイムを決定する処理の第1例を示すフローチャートである。 制御部がオートクリアタイムを決定する処理の第2例を示すフローチャートである。 ステップS23のオートクリアタイムを決定する処理の詳細を示すフローチャートの一例である。 ステップS23のオートクリアタイムを決定する処理の詳細を示すフローチャートの別例である。 制御部がオートクリア機能を実行する際に行う処理の一例を示すフローチャートである。 アプリケーションサービスの提供を受けるのを終了した場合に制御部が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 実施例2に係るサーバ及び画像形成装置の制御部の機能ブロック図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1は、本件の情報処理装置の一例である画像形成装置を含む画像形成システムの一構成例を示す図である。
図1の画像形成システム200では、情報処理装置の一例としての画像形成装置100、サーバ(処理機能を有する装置)60、及びサーバ70がLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等のネットワーク(通信手段)80を介して接続されている。
サーバ60及びサーバ70には、ネットワーク80を介して接続された装置に提供可能なアプリケーションがインストールされている。ここで、アプリケーションとは、特定の作業を行うために使用されるソフトウェアのことをいう。サーバ60及びサーバ70は、ネットワーク80を介して接続された装置からの要求に基づいて、アプリケーションによるサービス(以後、アプリケーションサービスと記載する)を提供する。以後の説明では、画像形成装置100はサーバ60からアプリケーションサービスの提供を受けるものとする。
画像形成装置100は、ネットワーク80を介して、サーバ60及びサーバ70にアクセス(接続)し、サーバ60及びサーバ70からアプリケーションサービスの提供を受ける。画像形成装置100としては、プリンタ、複写機、ファクシミリ(以後、FAXと記載する)、複合機等が挙げられる。ここで、複合機とは、プリント機能、スキャナ機能、FAX機能およびコピー機能のうちいずれかを複合的に有する画像形成装置のことをいう。
また、画像形成装置100には、サーバ60及びサーバ70からアプリケーションサービスの提供を受ける際に使用されるブラウザがインストールされている。また、画像形成装置100は、自身もサーバとして機能する。
次に、画像形成装置100のシステム構成について説明する。図2は、画像形成装置100のシステム構成の一例を示す図である。画像形成装置100は、通信部10、画像読取部20、制御部30、操作・表示部40、および画像形成部50を備える。
通信部10は、ネットワーク80を介してサーバ60及びサーバ70にアプリケーションサービスの提供を要求する信号を出力する。通信部10は、サーバ60及びサーバ70が提供するアプリケーションサービスに関連する情報を受付け、制御部30へ出力する。また、通信部10は、不図示の情報処理装置、画像データ入力装置等から出力された画像データをネットワーク80を介して受信し、受信した画像データを制御部30へと出力する。
画像読取部20は、制御部30からの原稿の読取要求に基づいて、画像読取動作を行う。画像読取部20は、読み取った原稿の画像データを制御部30へ出力する。画像読取部20は、具体的にはスキャン機能を有する画像読取装置(スキャナ等)である。
制御部30は、通信部10、画像読取部20、操作・表示部40、及び画像形成部50との間で信号及びデータの送信及び受信を行い、画像形成装置100の全体の動作を制御する。具体的には、制御部30は、通信部10及び画像読取部20から画像データを受付ける。制御部30は画像形成部50を制御して、画像形成装置100に設置された用紙(記録媒体)に、受付けた画像データに基づいた画像を形成する。制御部30は、操作・表示部40が受付けた操作に基づいて、画像読取部20及び画像形成部50を制御する。
制御部30は、通信部10からアプリケーションサービスに関連する情報を受付け、オートクリア機能を実行したり、操作・表示部40にアプリケーションサービスを実行する際の画面を表示させる。
操作・表示部40は、いわゆるユーザインターフェースであり、ユーザは、操作・表示部40に対して、原稿の読み取りや、画像の出力等を要求する操作を入力する。操作・表示部40は、ユーザからの操作入力を受付けて、制御部30へ出力する。操作・表示部40は、画像形成装置100がサーバ60及びサーバ70からアプリケーションサービスの提供を受けている場合、制御部30からの制御に基づいて、アプリケーションサービスに関連付けられた画面を表示する。
ここで、サーバ60が画像形成装置100に提供するアプリケーションサービスによって、操作・表示部40に表示される画面の一例について説明する。図3は、サーバ60が画像形成装置100に提供するアプリケーションサービスによって表示される画面の一例を示す図である。
図3(A)は、画像形成装置100の操作・表示部40に通常表示される初期画面の例を示している。図3(A)の初期画面で、ユーザは自分が使用したい機能、例えば、コピー、スキャナ、FAX等を選択する。
図3(B)は、図3(A)の初期画面にてユーザがコピーを選択した場合に表示される詳細画面の例を示している。図3(B)の詳細画面において、ユーザは、等倍でコピーするのか、あるいは縮小・拡大コピーを行うのかを倍率選択画面で選択する。また、ユーザは、A4の用紙にコピーするのか、それとも、他のサイズの用紙にコピーするのかを用紙選択画面で、白黒でコピーするのか、それともカラーコピーを行うのかをカラーモード画面で選択する。そのほか、両面印刷の設定、複数の原稿を1枚の用紙にまとめる印刷の設定、あるいは、コピー濃度等の設定をユーザが行わなければならない場合もある。
従って、画像形成装置100の操作に不慣れなユーザにとっては、図3(B)に示される画面を使用して各種設定を行うのは煩わしく、時間もかかってしまう。また、ユーザが操作にもたついている間に、オートクリア機能が働くと、ユーザが設定したパラメータが初期化されてしまう。
一方、画像形成装置100の管理者にとってみれば、管理上の問題から、ユーザが一部の設定のみ使用できるようにして、図3(B)のような詳細画面を表示させたくない場合がある。例えば、カラーコピーは印刷費用が高いので、管理者は、ユーザがカラーモードを選択できるカラーモード画面は表示させたくない場合がある。あるいは、ある項目については必ずユーザに設定して欲しいのにも関わらず、図3(B)のような画面では、ユーザが設定項目を探すのも難しく、管理者が希望する設定をユーザが必ず行うとは限らない場合もある。具体的には、ファクスを使用する場合には、必ず送信レポートを出力するような設定を実行して欲しいのにも関わらず、ユーザが上記設定を行わない場合等が挙げられる。
図3(C)は、サーバ60及びサーバ70が提供するアプリケーションサービスによって、操作・表示部40に表示される画面の例を示している。図3(C)で示される例では、サーバ60から提供されるアプリケーションサービスは、図3(A)で示した初期画面の替わりにカスタマイズしたトップ画面を提供する。
図3(C)に示される画面では、ユーザは、コピー、スキャナ、FAXの3つの機能を選ぶことができる。カスタムメニューに表示された各ボタンには、それぞれの機能を実行する際に使用される画像形成装置100の設定が関連付けられている。
例えば、ユーザが「らくらくコピー」ボタンを押した場合、コピーを使用する際によく使われる設定が予め関連付けられており、ユーザは図3(B)に示す詳細設定画面を経ることなく、コピーを実行することができる。
「ECOコピー」ボタンには、経済的かつ環境にやさしいコピーを実行できるような設定が予め関連付けられている。例えば、ユーザがECOコピーボタンを押した場合には、カラーコピーは実行せず、原稿が複数ある場合には、1枚の用紙に複数の原稿を配置して出力するような設定が、画像形成装置100に対して行われる。
「らくらくスキャン」ボタンには、スキャナが使用される際によく使われる設定が予め関連付けられている。例えば、スキャンした画像データの格納先等の設定が予め関連付けられる。
「安心ファクス」ボタンには、FAXが使用される際によく使われる設定が予め設定されている。例えば、FAX送信後に必ず送信レポートを出力する設定を関連付けることができる。
従って、ユーザは、サーバ60から提供されたアプリケーションサービスを使用して、画像形成装置100の設定を簡単に行うことができる。
再び、図2に戻り、説明を続ける。画像形成部50は、制御部30からの命令に従って、制御部30から受信した画像データに基づいた画像を用紙に形成する。
次に、図4を用いて、画像形成装置100の制御部30のハードウェア構成について説明する。図4は、制御部30のハードウェア構成の一例を示す図である。制御部30は、入出力部301、ROM(Read Only Memory)302、中央処理装置(CPU:Central
Processing Unit)303、及びRAM(Random
Access Memory)304を備える。
入出力部301は、サーバ60及びサーバ70等との間でデータおよび信号の入出力を行う。ROM302は、オートクリアタイムを決定するためのプログラム(詳細は後述する)等を格納する。CPU303は、ROM302に格納されたプログラムを読み込んで実行する。RAM304は、プログラムを実行する際に使用される一時的なデータを保存する。
次に、サーバ60及び制御部30が有する機能について説明する。図5は、サーバ60及び画像形成装置100の制御部30の機能ブロック図である。
まず、サーバ60について説明する。サーバ60は、コンテンツ管理部61、タイマ情報送出部(設定時間送出手段)62、表示データ生成部63、及び表示データ送出部64を備える。
コンテンツ管理部61は、サーバ60と接続された外部装置に提供するアプリケーションサービス及び情報を管理する。コンテンツ管理部61は、画像形成装置100からアプリケーションサービス提供の要求を受付けると、要求されたアプリケーションサービスに関連付けられたオートクリアタイム情報(第1の設定時間情報)をタイマ情報送出部62に出力する。オートクリアタイム情報には、例えば、サーバ60が推奨するオートクリアタイムや、画像形成装置100がオートクリアタイムを決定する際にサーバ60から送信される情報と画像形成装置100が有する情報のうち、いずれを優先させるか等の情報等が含まれる。サーバ60が推奨するオートクリアタイムは、例えば、表示データが画像形成装置100の表示部に表示されてから60秒、ユーザの操作を受付けてから5分等の具体的な値でも良いし、「長め/短め」といった情報でも良い。
コンテンツ管理部61は、アプリケーションサービスデータを表示データ生成部63に出力する。
タイマ情報送出部62は、コンテンツ管理部61からオートクリアタイム情報を受付け、オートクリアタイム情報を画像形成装置100へ送出する。
表示データ生成部63は、コンテンツ管理部61から出力されたアプリケーションサービスデータに基づいて、画像形成装置100の操作・表示部40に表示させる表示データを生成する。表示データ生成部63は、作成した表示データを表示データ送出部64に出力する。
表示データ送出部64は、表示データ生成部63から受付けた表示データを、画像形成装置100へ送出する。
次に、画像形成装置100の制御部30について説明する。制御部30は、オートクリアタイム取得部(設定時間受付手段)305、オートクリアタイム決定部(初期化時間決定手段)306、オートクリアタイム管理部(記憶部)307、オートクリア実行部(初期化手段)308、表示データ取得部309、及び表示制御部310を備える。オートクリアタイム取得部305、オートクリアタイム決定部306、オートクリア実行部308、表示データ取得部309、及び表示制御部310は、制御プログラムに従って各種の処理を実行するCPU303に相当する。また、オートクリアタイム管理部307はROM302に相当する。
オートクリアタイム取得部305は、サーバ60が送出したオートクリアタイム情報を取得する。オートクリアタイム取得部305は、オートクリアタイム情報をオートクリアタイム決定部306へ出力する。
オートクリアタイム決定部306は、オートクリアタイム取得部305からオートクリアタイム情報を受付ける。オートクリアタイム決定部306は、受付けたオートクリアタイム情報に基づいて、オートクリアタイムを決定する。オートクリアタイム決定部306は、決定したオートクリアタイムをオートクリアタイム管理部307に設定する。
オートクリアタイム決定部306は、受付けたオートクリアタイム情報と、オートクリアタイム管理部307に記憶されているオートクリアタイム初期情報(第2の設定時間)とに基づいて、オートクリアタイムを決定しても良い。この場合、オートクリアタイム決定部306は、オートクリアタイム管理部307に初期設定として記憶されているオートクリアタイム初期情報(第2の設定時間情報)を取得する。
オートクリアタイム管理部307は、オートクリア機能を実行するまでの時間であるオートクリアタイムを管理する。オートクリアタイム管理部307は、オートクリアタイム初期情報を記憶する。また、オートクリアタイム管理部307は、オートクリアタイム決定部306によって決定されたオートクリアタイムを記憶する。本実施形態では、オートクリアタイム管理部307はROM302に相当するとしているが、オートクリアタイム管理部307として、制御部30の内部又は外部に設置されたNVM(Non Volatile Memory:不揮発性メモリ)を利用しても良い。
オートクリア実行部308は、オートクリアタイム管理部307から、オートクリアタイムを取得する。また、オートクリア実行部308は、表示データ取得部309から、表示データの取得が終了したか否かの情報を受付ける。オートクリア実行部308は、操作・表示部40から、操作・表示部40がユーザから操作入力を受付けたか否かの情報を受付ける。
オートクリア実行部308は、操作・表示部40から操作入力の有無に関する情報を取得する。オートクリア実行部308は、操作・表示部40がユーザから最後に受付けた操作入力からオートクリアタイムが経過した場合に、オートクリア機能を実行する。具体的には、操作・表示部40の表示を初期表示にし、操作・表示部40を用いてユーザが画像形成装置100に設定したパラメータを初期値に戻す。オートクリア実行部308は、操作・表示部40がユーザから最後に受付けた操作入力からオートクリアタイムが経過する前に、操作・表示部40が再度ユーザから操作入力を受付けた場合には、オートクリアタイムまでの時間を計時し直す。ここで、オートクリア実行部308は、ユーザが予め定められたボタンを用いて操作入力をした場合に、オートクリアタイムまでの時間を計時し直す、つまり、タイマをリセットするようにすることもできる。具体的には、例えば、オートクリア実行部308は、操作・表示部40がユーザから最後に受付けた操作入力からオートクリアタイムが経過する前に、ハードキーの操作入力を受付けても、タイマをリセットしないようにすることができる。
あるいは、オートクリア実行部308は、後述する表示データ取得部309から表示データの取得が終了したか否かに関する情報を取得する。オートクリア実行部308は、表示データの取得が終了してからオートクリアタイムが経過した場合に、オートクリア機能を実行しても良い。
表示データ取得部309は、サーバ60が送出した表示データを取得する。表示データ取得部309は、取得した表示データを表示制御部310に出力する。
表示制御部310は、表示データ取得部309から表示データを受付け、表示データに基づく画面を操作・表示部40に表示する。これにより、ユーザは、サーバ60から提供されるアプリケーションサービスに基づく画面を使用して画像形成装置100を操作できる。
次に、図6から図9を参照して、制御部30がオートクリアタイムを決定する具体的な処理について説明する。図6は、制御部30がオートクリアタイムを決定する処理の第一例を示すフローチャートである。
制御部30は、サーバ60にアクセスする(ステップS11)。次に、制御部30は、サーバ60から表示データと共にオートクリアタイム情報を取得する(ステップS12)。制御部30は、サーバ60から取得したオートクリアタイム情報を、オートクリアタイム管理部307にオートクリアタイムとして設定する(ステップS13)。
ステップS12において、表示データを取得する処理を実行するCPUは表示データ取得部309に相当し、オートクリアタイムを取得する処理を実行するCPUがオートクリアタイム取得部305に相当する。また、ステップS13の処理を実行するCPUが、オートクリアタイム決定部306に相当する。
次に、図7を参照して、制御部30がオートクリアタイムを決定する処理の第2例について説明する。
制御部30は、サーバ60にアクセスする(ステップS21)。次に、制御部30は、サーバ60から表示データとともに、オートクリアタイム情報を取得する(ステップS22)。
次に、制御部30は、取得したオートクリアタイム情報と、オートクリアタイム管理部307に初期設定されたオートクリアタイム初期情報とを比較し、オートクリアタイムを決定する(ステップS23)。ここで、図8及び図9を用いて、ステップS23における処理の詳細について説明する。なお、図8及び図9では、オートクリアタイム管理部307に初期設定されたオートクリアタイム初期情報をタイマ値Aとし、サーバ60から取得したオートクリアタイム情報をタイマ値Bとして記載する。
図8は、ステップS23のオートクリアタイムを決定する処理の詳細を示すフローチャートの一例である。
制御部30は、オートクリアタイムの決定タイプが何であるか判定する(ステップS31)。より具体的には、オートクリアタイムを、タイマ値Aとタイマ値Bとの比較により決定するのか、それとも、タイマ値Aを延長することにより決定するのかを判定する。ステップS31において、制御部30は、決定タイプをアプリケーションサービスの種類に基づいて判定しても良い。あるいは、サーバ60が送出するオートクリアタイム情報が決定タイプを含んでおり、制御部30は、サーバ60から送出された決定タイプに基づいてステップS31の判定処理を実行しても良い。
制御部30は、オートクリアタイムをタイマ値Aとタイマ値Bとの比較により決定すると判定した場合(ステップS31/比較)、サーバ60から提供を受けるアプリケーションサービスが予め定められた条件を満たすか否か判定する(ステップS32)。予め定められた条件とは、具体的には、提供を受けるアプリケーションサービスが、ファクス機能に関連するアプリケーションサービスであるか、あるいは、コピー機能に関連するアプリケーションサービスであるか等である。その他、予め定められた条件としてアプリケーションサービスが、図3(C)に示すようなトップメニュー表示に関連するアプリケーションサービスであるか否か等を用いても良い。例えば、画像形成装置100の管理者が、提供を受けるアプリケーションサービスがファクス機能に関連するアプリケーションサービスである場合には、タイマ値A及びタイマ値Bのうち小さい方の値によって、オートクリアタイムを設定したいと考えたとする。この場合、アプリケーションサービスがファクス機能に関連するアプリケーションサービスであるか否かが、ステップS31の判定条件となる。
ステップS32における判定がYESの場合、制御部30は、タイマ値Aがタイマ値Bよりも大きいか否かを判定する(ステップS33)。
制御部30は、タイマ値Aがタイマ値Bよりも大きい場合(ステップS33/YES)、タイマ値Bをオートクリアタイムとして決定し(ステップS34)、処理を終了する。一方、制御部30は、タイマ値Aがタイマ値Bよりも小さい場合(ステップS33/NO)、タイマ値Aをオートクリアタイムとして決定し(ステップS35)、処理を終了する。
ステップS32における判定がNOの場合、制御部30は、タイマ値Aがタイマ値Bよりも大きいか否か判定する(ステップS36)。
制御部30は、タイマ値Aがタイマ値Bよりも大きい場合(ステップS36/YES)、タイマ値Aをオートクリアタイムとして決定し(ステップS37)、処理を終了する。一方、制御部30は、タイマ値Aがタイマ値Bよりも小さい場合(ステップS36/NO)、タイマ値Bをオートクリアタイムに決定し(ステップS38)、処理を終了する。
制御部30は、タイマ値Aを延長してオートクリアタイムを決定すると判定した場合(ステップS31/延長)、タイマ値Aにタイマ値Bを加算した値をオートクリアタイムとして決定し(ステップS39)、処理を終了する。
次に、図9を用いて、ステップS23のオートクリアタイムを決定する処理の詳細を示すフローチャートの別例について説明する。
制御部30は、タイマ値Bがオートクリアタイム管理部307に設定できる最小値よりも小さいか否かを判定する(ステップS51)。
制御部30は、ステップS51での判定がNOの場合、タイマ値Bがオートクリアタイム管理部307に設定できる最大値よりも大きいか否か判定する(ステップS52)。そして、ステップS52での判定がNOの場合、制御部30はタイマ値Bをオートクリアタイムとして決定し(ステップS53)、処理を終了する。一方、ステップS52での判定がYESの場合、設定できる最大値をオートクリアタイムとして決定し(ステップS54)、処理を終了する。
制御部30は、ステップS51での判定がYESの場合、設定できる最小値をオートクリアタイムとして決定し(ステップS55)、処理を終了する。
なお、図8において、タイマ値Bをオートクリアタイムとして決定した後に、図9のフローチャートの処理を続けて実行するようにしても良い。
制御部30は、図8または図9で説明した処理によってオートクリアタイムを決定すると、図7のステップS24に戻る。そして、制御部30は、決定したオートクリアタイムをオートクリアタイム管理部307に設定する。
図7のステップS22において、表示データを取得する処理を実行するCPUが表示データ取得部309に相当し、オートクリアタイムを取得する処理を実行するCPUがオートクリアタイム取得部305に相当する。また、ステップS23及びS24の処理を実行するCPUが、オートクリアタイム決定部306に相当する。
次に、制御部30がオートクリア機能を実行する際の処理について説明する。図10は、制御部30がオートクリア機能を実行する際に行う処理の一例を示すフローチャートである。
制御部30は、取得した表示データの表示が完了したか否か、または、操作・表示部40に対するユーザの操作が終了したか否か判定する(ステップS61)。なお、実施例1では、ステップS61の判定条件が2つ存在するが、どちらか一方の条件だけでも構わない。また、ステップS61の判定条件は、本実施例に限られるわけではなく、例えば、制御部30は、画像形成装置100がユーザによる操作入力が可能な状態になったか否かを判定条件とすることもできる。
制御部30は、ステップS61の判定がNOの場合、ステップS61の判定がYESになるまで、ステップS61の処理を繰り返す。
制御部30は、ステップS61の判定がYESの場合、提供を受けているアプリケーションサービスがオートクリア機能を実行する対象となるアプリケーションサービスか否かを判定する(ステップS62)。例えば、図3(C)に示したトップ画面表示のアプリケーションサービスを使用している場合に、オートクリア機能が実行されてしまうと、トップ画面表示が図3(A)に示す画面に戻ってしまう。すると、ユーザは図3(A)の画面を用いて各種設定を行わなければならないため、図3(C)に示したトップ画面表示中にオートクリア機能が実行されるとユーザにとって不都合である。この場合、トップ画面表示のアプリケーションサービスを、オートクリア機能を実行する対象外と予め定めておくことで、オートクリア機能が実行されるのを回避できる。
制御部30は、ステップS62での判定がNOの場合、処理を終了する。一方、制御部30は、ステップS62での判定がYESの場合、時刻を計時するタイマを作動させる(ステップS63)。なお、時刻を計時するタイマは、制御部30に計時した時刻情報を提供できるものであれば良く、制御部30の内部又は外部に設置されても良いし、画像形成装置100の外部に設置されていても良い。
次に、制御部30は、操作・表示部40がユーザからの操作を受付けたか否か判定する(ステップS64)。
操作・表示部40がユーザからの操作を受付けていない場合(ステップS64/NO)、制御部30は、ステップS63で作動させたタイマの値が、オートクリアタイムに達したか否か判定する(ステップS65)。
制御部30は、タイマの値がオートクリアタイムに達成していない場合(ステップS65/NO)、ステップS64から処理を実行する。一方、タイマの値がオートクリアタイムに達した場合(ステップS65/YES)、制御部30は、オートクリアを実行し(ステップS67)、処理を終了する。
操作・表示部40がユーザからの操作を受付けた場合(ステップS64/YES)、制御部30は、受付けた操作が予め定められた操作であるか否か判定する(ステップS66)。ここで、予め定められた操作とは、その操作の後にオートクリア機能を実行させたい操作であり、例えば、FAX送信操作とすることができる。
制御部30は、ステップS66の判定がNOの場合、ステップS61から再び処理を実行する。この際、制御部30は、ステップS63で作動させたタイマをリセットする。一方、制御部30は、ステップS66の判定がYESの場合、オートクリアを実行し(ステップS67)、処理を終了する。
ステップS61〜ステップS67の処理を実行するCPUがオートクリア実行部308に相当する。
次に、図11を用いて、アプリケーションサービスの提供を受け終わった場合に制御部30が実行する処理について説明する。図11は、アプリケーションサービスの提供を受けるのを終了した場合に制御部30が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
制御部30は、サーバ60へのアクセスが終了したか否かを判定する(ステップS71)。例えば、制御部30は、ブラウザを閉じたか否かによって、サーバ60へのアクセスが終了したか否かを判定することができる。
制御部30は、サーバ60へのアクセスが終了していない場合(ステップS71/NO)、サーバ60へのアクセスが終了するまでステップS71の判定を繰り返す。制御部30は、サーバ60へのアクセスが終了した場合(ステップS71/YES)、オートクリアタイム管理部307のオートクリアタイムを初期値、つまり、オートクリアタイム初期情報の値に戻し(ステップS72)、処理を終了する。なお、画像形成装置100は、図11に示す処理を予め定めた条件が成立した場合に実行しても良い。例えば、サーバ60にアクセス中であっても、ユーザが予め定めたボタン(例えば、コピーボタン)を押した場合に、画像形成装置100はオートクリアタイムを初期値に戻しても良い。
ステップS71及びステップS72の処理を実行するCPUがオートクリアタイム決定部306に相当する。
以上の説明から明らかなように、実施例1によれば、画像形成装置100はアプリケーションサービスに関連付けられたオートクリアタイム情報を取得するオートクリアタイム取得部305を備えているため、サーバ60又はサーバ70側でアプリケーションサービスに適切なオートクリアタイム情報を設定できる。画像形成装置100のユーザが、提供を受けているアプリケーションサービスに対して、どの程度のオートクリアタイムを設定するのが適切なのかを判断することは、困難である。従って、サーバ60及び70側がオートクリアタイム情報を設定することにより、ユーザはオートクリアタイムの設定について意識することなく、アプリケーションサービスを使用できる。また、これにより、アプリケーションサービスに適切なオートクリアタイムで、オートクリア機能が実行され、ユーザが予期しないタイミングで設定が初期化されてしまう可能性が低減するため、本構成を有さない画像形成装置100と比較してユーザの利便性が向上する。
また、画像形成装置100は、表示データの表示が完了してからタイマを作動させる。これにより、アプリケーションサービスに関連付けられた表示データが表示されるまでは、オートクリア機能が実行されるのを回避できるため、本構成を有さない画像形成装置と比較してユーザの利便性が向上する。
また、画像形成装置100は、ユーザによる操作が入力可能な状態になってから、タイマを作動させることもできる。これにより、ユーザによる操作が入力可能な状態になるまでは、オートクリア機能が実行されるのを回避できるため、本構成を有さない画像形成装置と比較してユーザの利便性が向上する。
また、画像形成装置100は、アプリケーションサービスが予め定められたアプリケーションサービスである場合には、オートクリア機能を実行しない。従って、使用中にオートクリア機能が実行されると不都合が生じるアプリケーションサービスを予め定めておくことにより、オートクリア機能が実行されることを回避できるため、本構成を有さない画像形成装置と比較してユーザの利便性が向上する。
実施例1では、サーバ60から提供されるアプリケーションサービス自体にオートクリアタイム情報が関連付けられていた。しかし、アプリケーションサービスが複数の表示データを有する場合には、つまり、使用中に画面が遷移するようなアプリケーションサービスにおいては、表示データ毎にオートクリアタイム情報が関連付けられていても良い。例えば、サーバ60は、個人情報を含む表示データには短い時間のオートクリアタイム情報を関連付け、複雑な操作が要求されるような表示データの場合には長い時間のオートクリアタイム情報を関連付ける。オートクリアタイム取得部305は表示データが変わる度に、オートクリアタイム情報をサーバ60から取得する。これにより、サーバ60は、表示データの内容に応じて、より細かなオートクリアタイム情報を設定できる。一方、ユーザは、オートクリアタイムの設定について意識することなく、アプリケーションサービスを使用できる。
また、実施例1によれば、画像形成装置100は、取得したオートクリアタイム情報とオートクリアタイム管理部307に初期設定されているオートクリアタイム初期情報のいずれか一方を、オートクリアタイムとして決定する。これにより、ユーザの利便性及び管理者の管理性を考慮して、オートクリアタイムに、オートクリアタイム情報を使用するか、オートクリアタイム初期情報を使用するかを切替えることができる。
また、実施例1によれば、画像形成装置100は、オートクリアタイム情報にオートクリアタイム初期情報を付加した値をオートクリアタイムとして決定する。これにより、オートクリアタイムとして、オートクリアタイム初期情報で定義される時間を延長した時刻を設定したい場合、サーバ60はオートクリアタイム情報を設定することにより、オートクリアタイム初期情報を延長したオートクリアタイムを画像形成装置100に設定できる。
また、実施例1によれば、画像形成装置100は、オートクリアタイム情報の値が画像形成装置に設定できる最大値より大きい場合、最大値をオートクリアタイムとして決定し、最小値より小さい場合、最小値をオートクリアタイムとして決定する。これにより、画像形成装置100は、画像形成装置100に設定可能なオートクリアタイムを決定できる。
また、実施例1によれば、画像形成装置100は、予め定められた条件が成立した場合には、オートクリアタイムを初期値に決定し直す。これにより、画像形成装置100は、条件に合わせてオートクリアタイムを変更できる。
また、実施例1によれば、画像形成装置100は、アプリケーションサービスの提供を受け終わると、オートクリアタイムを初期値に戻す。これにより、アプリケーションサービスの提供を受けていない場合には、通常のオートクリアタイムで画像形成装置100を管理することができる。
また、実施例1によれば、画像形成装置100は、サーバ60に接続中は、オートクリア機能を実行しない。これにより、画像形成装置100がアプリケーションサービスの提供を受けている間にオートクリア機能が実行されるのを回避できる。
また、実施例1によれば、画像形成装置100は、予め定められた操作を受付けた場合には、オートクリア機能を実行する。これにより、例えば、セキュリティ等の観点から、ユーザに連続して使用させたくないと管理者が考える機能については、オートクリアタイムの設定に関わらず、操作後にオートクリア機能が実行され、本構成を有さない画像形成装置100と比較して画像形成装置100の管理性が高まる。なお、上述の実施形態では、予め定められた操作を受付けたか否かを判定条件としたが、画像形成装置が予め定められた動作を終了したか否かを判定条件としても良い。例えば、画像形成装置が画像形成動作を終了したか否かを判定条件とすることができる。
制御部30の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムが記録されている記録媒体を、画像形成装置100に供給し、CPU303が記憶媒体に格納されたプログラムを読み出し実行することによっても、上記実施の形態と同様の効果を奏する。プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、CD−ROM、DVD、又はSDカードなどがある。
実施例2では、画像形成装置100が決定した初期化時間に基づいて、サーバ60が画像形成装置100との通信を切断するまでに時間を決定する。図12は、実施例2に係る画像形成装置100及びサーバ60の機能ブロック図である。図12において、実施例1と同様の構成については説明を省略し、実施例1と異なる構成について説明する。
画像形成装置100の制御部30において、オートクリアタイム決定部306は、決定したオートクリアタイムを通信部10へ出力する。通信部10は、サーバ60にオートクリアタイムを送信する。
サーバ60は、実施例1における構成に加え、オートクリアタイム受付部(初期化時間受付手段)及び切断時間変更部(切断時間変更手段)を備える。オートクリアタイム受付部65は、通信部10が送信した画像形成装置100のオートクリアタイムを受付ける。オートクリアタイム受付部65は、受付けたオートクリアタイムを切断時間変更部66へ出力する。
切断時間変更部66は、オートクリアタイム受付部65からオートクリアタイムを受付ける。切断時間変更部66は、受付けたオートクリアタイムに基づいて、画像形成装置100との通信を切断するまでの時間を変更し、変更した切断時間をコンテンツ管理部61へ出力する。例えば、切断時間変更部66は、受付けたオートクリアタイムが予め定められた時間よりも長い場合には、切断時間を延長し、延長した切断時間をコンテンツ管理部61へ出力する。また、切断時間変更部66は、オートクリアタイムが予め定められた時間よりも短い場合には、切断時間を短縮し、短縮した切断時間をコンテンツ管理部61へ出力する。
コンテンツ管理部61は、切断時間変更部66から切断時間の情報を受付け、切断時間が経過すると、画像形成装置100との通信を切断し、タイマ情報の送出及び表示データの送出を停止する。
実施例2によれば、サーバ60は、オートクリアタイムを画像形成装置100から受付け、切断時間を変更する。これにより、画像形成装置100の動作と連動したアプリケーションサービスの提供が可能となる。
上述した実施の形態は、本発明の実施形態の一部である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
実施例1において、サーバ60から提供されるアプリケーションサービスは、操作・表示部40に表示されるトップ画面を表示するものであった。しかし、サーバ60から提供されるアプリケーションサービスはこれに限られるものではなく、例えば、サーバに格納された画像データを一覧表示し、ユーザが一覧の中から選択した画像データを出力するといったアプリケーションサービス等でも良い。
また、実施例1では、画像形成装置100はサーバ60及び70からアプリケーションサービスの提供を受けていた。しかし、画像形成装置100は、制御部30に備えられたアプリケーションを使用する場合にも、制御部30が備えるアプリケーションに関連付けられたオートクリアタイム情報を取得し、オートクリアタイムを決定することができる。
また、実施例1及び実施例2では、情報処理装置の一例として画像形成装置を用いた説明を行ったが、情報処理装置は、画像形成装置に限られるものではない。情報処理装置は、例えば、パーソナルコンピュータや現金自動預け払い機(ATM、Automated Teller Machine)等であってもよい。また、情報処理装置は、予め定められた時間が経過すると初期化機能が働く電子機器であっても良い。
10…通信部
20…画像読取部
30…制御部
40…操作・表示部
50…画像形成部
60、70…サーバ
61…コンテンツ管理部
62…タイマ情報送出部
63…表示データ生成部
64…表示データ送出部
65…オートクリアタイム受付部
66…切断時間変更部
80…ネットワーク
100…画像形成装置
200…画像形成システム
301…入出力部
302…ROM
303…CPU
304…RAM
305…オートクリアタイム取得部
306…オートクリアタイム決定部
307…オートクリアタイム管理部
308…オートクリア実行部
309…表示データ取得部
310…表示制御部

Claims (17)

  1. 指示を受けて所定の処理を行う外部装置に対して指示をした場合に、該外部装置から第1の設定時間情報を受付ける設定時間受付手段と、
    前記第1の設定時間情報に基づいて初期化動作を行うための初期化時間を決定する初期化時間決定手段と、
    ユーザの入力を受付ける入力受付手段によって予め定められた入力の受付が前記初期化時間なされない場合に、初期化動作を行う初期化手段と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記第1の設定時間情報は、前記外部装置が実行する処理に関連付けられていることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記初期化時間は、予め定められた動作が終了してからの経過時間を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記予め定められた動作とは、前記外部装置が実行する処理に関連付けられた表示情報を表示する動作であることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記初期化時間は、前記外部装置が実行する処理に対するユーザの入力を受付けることが可能な状態になってからの経過時間を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の情報処理装置。
  6. 前記初期化手段は、前記外部装置が実行する処理が予め定められた条件を満たす処理である場合に、初期化動作を行わないことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の情報処理装置。
  7. 前記外部装置が実行する処理は、表示部に表示される複数の表示情報を含み、
    前記第1の設定時間情報は、前記複数の表示情報のそれぞれに関連付けられることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の情報処理装置。
  8. 前記初期化時間決定手段は、前記外部装置が実行する処理に応じて、前記第1の設定時間情報に基づいて求められる初期化時間、及び前記情報処理装置の記憶部に予め記憶されている第2の設定時間情報のうちいずれか一方を前記初期化時間に決定することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項記載の情報処理装置。
  9. 前記初期化時間決定手段は、前記第1の設定時間情報に基づいて、前記情報処理装置の記憶部に予め記憶されている第2の設定時間情報を延長した時間を、前記初期化時間に決定することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項記載の情報処理装置。
  10. 前記初期化時間決定手段は、決定した初期化時間が前記情報処理装置に設定可能な最小値より小さい場合、前記最小値を初期化時間に決定し、決定した初期化時間が前記情報処理装置に設定可能な最大値より大きい場合、前記最大値を初期化時間に決定することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項記載の情報処理装置。
  11. 前記初期化時間決定手段は、予め定められた条件が成立した場合に、前記初期化時間を前記第2の設定時間情報に基づいて決定し直すことを特徴とする請求項8又は9に記載の情報処理装置。
  12. 前記初期化手段は、予め定められた操作を受付けた場合に、前記初期化時間に関わらず、初期化動作を行うことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項記載の情報処理装置。
  13. 指示を受けて所定の処理を行う外部装置に対して指示をした場合に、該外部装置から第1の設定時間情報を受付ける設定時間受付手段と、
    前記第1の設定時間情報に基づいて初期化動作を行うための初期化時間を決定する初期化時間決定手段と、
    ユーザの入力を受付ける入力受付手段によって予め定められた入力の受付が前記初期化時間なされない場合に、初期化動作を行う初期化手段と、
    を備える画像形成装置。
  14. 通信手段を介して指示を受けて所定の処理を行う第1の情報処理装置と、
    前記第1の情報処理装置に対して指示をした場合に、前記第1の情報処理装置から第1の設定時間情報を受付ける設定時間受付手段と、
    前記第1の設定時間情報に基づいて初期化動作を行うための初期化時間を決定する初期化時間決定手段と、
    ユーザの入力を受付ける入力受付手段によって予め定められた入力の受付が前記初期化時間なされない場合に、初期化動作を行う初期化手段と、を備える第2の情報処理装置と、
    を備える情報処理システム。
  15. 前記第1の情報処理装置は、
    前記第2の情報処理装置から前記初期化時間を受付ける初期化時間受付手段と、
    前記初期化時間に基づいて、前記通信手段を介した前記第2の情報処理装置との通信を切断する時間を変更する切断時間変更手段と、
    を備えることを特徴とする請求項14に記載の情報処理システム。
  16. 他の情報処理装置から通信手段を介して指示を受けて所定の処理を行う情報処理装置であって、
    前記他の情報処理装置から指示を受けた場合に、前記他の情報処理装置に第1の設定時間情報を送出する設定時間送出手段と、
    前記第1の設定時間情報に基づいて前記他の情報処理装置が決定した初期化時間を受付ける初期化時間受付手段と、
    前記初期化時間に基づいて、前記通信手段を介した前記他の情報処理装置との通信を切断するまでの時間を変更する切断時間変更手段と、
    を備える情報処理装置。
  17. 指示を受けて所定の処理を行う外部装置に対して指示をした場合に、該外部装置から第1の設定時間情報を受付ける設定時間受付ステップと、
    前記第1の設定時間情報に基づいて初期化動作を行うための初期化時間を決定する初期化時間決定ステップと
    ユーザの入力を受付ける入力受付手段によって予め定められた入力の受付が前記初期化時間なされない場合に、初期化動作を行う初期化ステップと、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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