JP4978935B2 - 画像形成システム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成システムに関し、特に、ユーザ所望の表示画面を自在に表示部に表示させる際の技術に関する。
従来から、ユーザからの指示を受け付けて、当該指示が示す動作等を行う画像形成装置等の電気機器では、装置前面の操作パネルにLCD(Liquid Crystal Display)等からなる表示部が設けられ、当該表示部に配設されたタッチパネル機能により、表示部に表示される表示画面内の各操作ボタンに対応する動作実行指示をユーザから受け付ける技術が採用されている(下記特許文献1参照)。
特開2007−232908号公開公報
しかしながら、上記画像形成装置では、表示部において複数の表示画面を遷移させて表示する場合、当該画像形成装置内に表示用データが記憶されている表示画面しか表示部に表示させることができない。これは、ユーザが所望通りに操作ボタン等をカスタマイズして配置した表示画面を自在に表示部に表示させる表示制御を実現させたい場合、ユーザがカスタマイズした全ての表示画面の表示用データを当該画像形成装置が保有しておかなければならず不便である。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、表示用データを保有していない表示画面も表示部に表示可能として、表示部に複数の表示画面を遷移させる表示制御を行う場合の拡張可能性を高めることを目的とする。
本発明の請求項1に記載の発明は、表示画面生成装置と、情報処理装置と、画像形成装置とを有する画像形成システムであって、
前記表示画面生成装置は、
前記表示画面内に表示させる表示対象パーツの指定をユーザから受け付けるパーツ指定受付部と、
前記指定された表示対象パーツについての前記表示画面内での配置を指示するレイアウト指示をユーザから受け付けるレイアウト指示受付部と、
前記指定された表示対象パーツに対して、当該表示対象パーツに対応するアクションを関連付けて設定するアクション設定部と、
前記表示対象パーツ指定、前記レイアウト指示、及び前記アクション設定で定められた内容で前記表示画面の画面データを生成する生成部と、
前記生成部で生成された表示画面の画面データを前記情報処理装置に送信する送信部とを備え、
前記情報処理装置は、
前記表示画面生成装置から前記生成された表示画面の画面データを受信する受信部と、
前記受信部によって受信された前記表示画面の画面データを記憶する記憶部と、
前記画像形成装置の前記表示部で前記表示画面が遷移されるときに、遷移前の表示画面に対応付けられている遷移後の表示画面の画面データを前記記憶部から読み出して解析し、前記表示制御部が前記表示部に表示可能なデータ形式に変換するデータ変換部と、
前記データ変換部によって変換された前記画面データを当該画像形成装置に対して出力する出力部とを備え、
前記画像形成装置は、
前記表示画面の画面データを表示する表示部と、
前記表示画面の画面データを前記情報処理装置から取得するデータ取得部と、
前記データ取得部によって取得された表示画面の画面データを前記表示部に表示させる表示制御部とを備えるものである。
また、請求項3に記載の発明は、情報処理装置と、画像形成装置とを有する画像形成システムであって、
前記情報処理装置は、
表示画面生成装置から前記生成された表示画面の画面データを受信する受信部と、
前記受信部によって受信された前記表示画面の画面データを記憶する記憶部と、
前記画像形成装置の前記表示部で前記表示画面が遷移されるときに、遷移前の表示画面に対応付けられている遷移後の表示画面の画面データを前記記憶部から読み出して解析し、前記表示制御部が前記表示部に表示可能なデータ形式に変換するデータ変換部と、
前記データ変換部によって変換された前記画面データを当該画像形成装置に対して出力する出力部とを備え、
前記画像形成装置は、
前記表示画面の画面データを表示する表示部と、
前記表示画面の画面データを前記情報処理装置から取得するデータ取得部と、
前記データ取得部によって取得された表示画面の画面データを前記表示部に表示させる表示制御部とを備えるものである。
これらの発明によれば、情報処理装置では、表示画面生成装置でユーザにより生成された表示画面の画面データが記憶に記憶され、表示部での表示画面の遷移時に、遷移後とする表示画面の画面データをデータ変換部が記憶部から読み出して解析し、表示部に表示制御部が表示可能なデータ形式に変換し、当該変換された画面データを出力部が画像形成装置に出力するので、ユーザが所望通りに操作ボタン等をカスタマイズして配置した表示画面を画像形成装置の表示部に自在に表示させる表示制御を実現させたい場合に、ユーザがカスタマイズした全ての表示画面の画面データを画像形成装置が保有しなくてもよい。また、この発明によれば、当該画像形成システムが複数の画像形成装置を備える場合に、ユーザがカスタマイズした表示画面の画面データを情報処理装置に記憶させておけば、当該複数の画像形成装置のそれぞれにユーザが上記生成した表示画面の画面データを登録する等の操作を行わなくても、当該複数の画像形成装置の表示部に、ユーザがカスタマイズした上記表示画面を表示可能になる。このため、画像形成装置の表示部に複数の表示画面を遷移させる表示制御を行う場合の拡張可能性が高められる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成システムであって、前記情報処理装置は、前記表示画面の画面データの前記表示部での表示頻度を算出する表示頻度算出部を更に備え、
前記データ変換部は、前記表示制御部による前記表示部の表示制御が開始される前に、前記表示頻度算出部によって算出された表示頻度の高い表示画面の画面データの前記データ変換処理を行っておくものである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像形成システムであって、前記情報処理装置は、前記表示画面の画面データの前記表示部での表示頻度を算出する表示頻度算出部を更に備え、
前記データ変換部は、前記表示制御部による前記表示部の表示制御が開始される前に、前記表示頻度算出部によって算出された表示頻度の高い表示画面の画面データの前記データ変換処理を行っておくものである。
これらの発明によれば、データ変換部が、表示部での表示頻度の高い表示画面の画面データについては、表示制御部による表示部の表示制御が開始される前に(例えば、画像形成装置の起動時等に)、上記表示用のデータ変換処理を済ませておくので、上記表示画面の画面データの解析及び変換処理に時間を要する場合であっても、表示頻度の高い表示画面の画面データについては、当該データ解析及び変換処理を前もって終了させておくことで、画面遷移処理が必要となった時に、即座に遷移後となる表示画面を画像形成装置に出力して表示部に表示させることが可能になり、パフォーマンスを向上させることができる。
本発明によれば、表示用データを保有していない表示画面も画像形成装置等の電気機器の表示部に表示可能となり、表示部に複数の表示画面を遷移させる表示制御を行う場合の拡張可能性を高めることができる。
以下、本発明の一実施形態に係る画像形成システムについて図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に係る画像形システムの一例を示す図である。画像形システム10は、複数台の複合機1と、サーバコンピュータSV2と、各パーソナルコンピュータ(以下、PC)31乃至34とでなる。但し、画像形システム10が備える複合機、サーバコンピュータ、及びPCの台数はこれに限定されない。
画像形成装置の一例である複合機1は、コピー機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、スキャナ機能等の機能を兼ね備えている。なお、複合機1における表示制御に関する各部を備える表示制御装置が、表示制御装置の一例となる。さらに、複合機1は、スキャナ部で読み取った原稿の文書データを複合機1の内部記憶装置や、LAN(local area network)等によって複合機1にネットワーク接続されたサーバコンピュータSV2、各PC31乃至34内の記憶部等に格納すると共に、複合機1の内部記憶装置、サーバコンピュータSV2及び各PC31乃至34内の記憶部に記憶されているプリント対象データを読み出してプリントアウトする等を行う文書管理機能を備えている。
さらに、複合機1には、LCD(Liquid Crystal Display)からなる表示部50が備えられている。また、サーバコンピュータSV2又はPC31乃至34の少なくとも1つは、複合機1の表示部50で表示される表示画面の画面データ(以下、表示画面データという)を生成可能である。複合機1は、サーバコンピュータSV2から、表示部50に表示画面を表示させるために当該画面データを受け取って表示部50に表示する。画像形成システム10による上記表示画面データの生成処理、複合機1における上記表示画面を表示するための構成及び処理は後述する。
次に、サーバコンピュータSV2、PC31乃至34、及び複合機1の内部構成であって、表示画面データの生成処理及び表示処理に必要な構成を説明する。図2は、サーバコンピュータ、PC及び複合機について表示画面の生成処理及び表示処理に必要な構成を示す図である。なお、PC31乃至34で表示画面の生成処理に必要な構成は同様であるため、図2にはPC31の構成を示す。
PC31は、制御部310と、記憶部311とを備えている。記憶部311は、HDD等からなり、表示画面生成プログラムが記憶されている。制御部310は、CPU等からなり、PC31の全体的な動作制御を司ると共に、記憶部311に記憶されている表示画面生成プログラムに従って動作することで、パネルクリエータ部312と、パネルシミュレータ部313と、送信部314として機能する。
パネルクリエータ部312は、PC31上において、複合機1の表示部50に表示される表示画面の画面データを例えばXML(Extensible Markup Language)形式のデータで生成するツールである。パネルクリエータ部312は、パーツ指定受付部3121と、レイアウト指示受付部3122と、アクション設定部3123と、生成部3124として機能する。
パーツ指定受付部3121は、上記表示画面内に表示させる例えば操作ボタン、アイコン、文字列等の表示対象パーツの指定をPC31に備えられる図略の操作部(マウス又はキーボード等)を介してユーザから受け付ける。パーツ指定受付部3121は、ユーザが指定可能な複数の表示対象パーツの画像データを予め保有している。例えば、ユーザにより上記操作部に表示画面生成開始指示が入力されると、パーツ指定受付部3121は、PC31に備えられるLCD等のディスプレイに、上記保有している表示対象パーツを表示させ、当該表示中の表示対象パーツからユーザ所望の表示対象パーツが操作部の操作でユーザにより指定されると、当該指定された表示対象パーツの指定を受け付けるようになっている。
レイアウト指示受付部3122は、パーツ指定受付部3121で指定された表示対象パーツについての表示画面内での配置を指示するレイアウト指示をユーザから受け付ける。例えば、レイアウト指示受付部3122は、PC31に備えられるディスプレイに、上記表示画面の背景画像を擬似的に表示させ、当該背景画像中における任意の箇所がユーザにより上記操作部を用いて指定されると、当該指定された箇所を上記指定された表示対象パーツの配置箇所として受け付けるようになっている。
アクション設定部3123は、パーツ指定受付部3121で指定された表示対象パーツに対して、当該表示対象パーツに対応するアクションを関連付けて設定する。すなわち、パーツ指定受付部3121では、表示画面内に配置する表示対象パーツの種類がユーザにより指定されるが、アクション設定部3123は、当該指定された表示対象パーツに対して、当該表示対象パーツに対応する複合機1の動作を関連付けて設定する。例えば、アクション設定部3123は、「原稿サイズA3ボタン」という表示対象パーツがユーザにより指定された場合には、当該「原稿サイズA3ボタン」について予め対応付けられているアクションとして、「原稿サイズA3の記録用紙が格納されている給紙カセットから記録用紙を給紙させる指示を受け付ける動作」を「原稿サイズA3ボタン」に関連付けて設定する。
生成部3124は、パーツ指定受付部3121での上記表示対象パーツ指定、レイアウト指示受付部3122での上記レイアウト指示、及びアクション設定部3123での上記アクション設定で定められた内容で表示画面を生成する処理を行う。すなわち、ユーザは、パーツ指定受付部3121での上記表示対象パーツ指定、レイアウト指示受付部3122での上記レイアウト指示、及びアクション設定部3123でのアクション設定を行うと、生成部3124による表示画面生成処理により、複合機1の表示部50に表示させる表示画面を所望通りにカスタマイズして作成することができる。本実施形態では、生成部3124は、XML形式でScriptファイルに表示画面データをエクスポートする。
パネルシミュレータ部313は、PC31上にて、パネルクリエータ部312によってエクスポートされた上記Scriptファイルでなる表示画面データを読み込んで内容を解析し、PC31に備えられるディスプレイでの表示を可能にするためにHTML形式のデータに変換を行い、当該HTML形式の表示画面ファイルをPC31上のブラウザに表示するツールである。
送信部314は、生成部3124によって生成された上記Scriptファイルの表示画面データを、LAN等を介してサーバコンピュータSV2に対して出力する。
サーバコンピュータ(情報処理装置の一例)SV2は、本発明の一実施形態として必要な構成としては、拡張アプリケーション20を備える。拡張アプリケーション20は、主に、通信部21と、記憶部22と、Script Interpreter 23、Business Logic24と、表示頻度算出部25とを備える。
拡張アプリケーション20は、サーバコンピュータSV2に後から追加インストール可能なアプリケーションである。
通信部21(受信部及び出力部の一例)は、PC31等で生成された表示画面データをPC31等からLAN等を介して受信すると共に、複合機1に対して、記憶部22に記憶されている前記PC31等で生成された表示画面データを送信する。
記憶部22は、通信部21によって受信された前記PC31等で生成された表示画面データを記憶する。この記憶部22には、PC31乃至34のそれぞれで生成された表示画面データが通信部21により受信されて記憶される。記憶部22は、HDD等からなり、サーバコンピュータSV2の全体的な動作制御プログラム、拡張アプリケーション20のプログラム等が記憶されている。サーバコンピュータSV2の中央制御部であるCPUが、記憶部22に記憶されている各プログラムに従って動作することで、制御部、拡張アプリケーション15等として機能する。また、記憶部22は、上記表示画面データであるScriptファイルも記憶する。
Script Interpreter (データ変換部)23は、通信部21によってPC31から取得された表示画面データを解析して、複合機1のブラウザ16による表示部50での表示が可能なデータ形式に変換する。
また、Script Interpreter 23は、機能情報取得部231と、判断部232と、報知制御部233としても機能する。機能情報取得部231は、当該複合機1が実行可能な機能を示す機能情報を複合機1のコントローラ11から通信部21等を介して取得する。判断部232は、機能情報取得部231によって取得された機能情報が示す機能に、記憶部22に記憶されている前記表示画面に含まれる表示対象パーツの構成が適合するか否かを判断する。報知制御部233は、上記表示対象パーツの構成が、判断部232によって上記機能情報が示す機能に適合しないと判断された場合に、当該適合しない内容をサーバコンピュータSV2の表示部(図略)又は複合機1の表示部50に報知させる。
例えば、判断部232は、複合機1で実行される予め定められた基本的機能(コピー機能、スキャン機能、濃度設定機能、用紙サイズ設定機能、解像度設定機能等)と、当該複合機1の表示部50で表示される表示画面について予め定められた基本ルール(例えば、スキャン動作実行指示を受け付ける表示対象パーツである「スタートボタン」は表画面中に1つのみ配置される等の禁則ルール)を、コントローラ11から取得して、パネルクリエータ部312で生成された上記表示画面に配置された表示対象パーツの構成が、当該複合機1の基本的機能及び基本ルールに適合するか否かを判断する。
さらに、Script Interpreter 23、表示部50に表示画面を表示するためのHTML変換処理と、表示画面内に配置された操作ボタン等の表示対象パーツに関連付けられたアクションを実行するためのBusiness Logic24への展開処理とを行う。Script Interpreter 23は、上記表示用にHTML変換処理を行ったデータを、APIを介してBusiness Logic24に渡す。
Business Logic(データ変換部)24は、通信部21により複合機1のプラットフォーム13に、上記表示用にHTML変換処理が行われたデータを送信する。また、Business Logic24は、上記Scriptファイルの解析によりScript Interpreter23で展開されて当該Script Interpreter23から渡された情報(表示対象パーツに関連付けられたアクションを示す情報)を基にアクション(複合機1の動作)を制御する。すなわち、Business Logic24は、複合機1のブラウザ16により表示部50に表示される表示画面に表示されている操作ボタン等の表示対象パーツがユーザにより操作されると、上記Script Interpreter23から渡された情報を基に、当該操作された表示対象パーツに関連付けられたアクションを解析し、解析した例えばスキャナ機能を実行するために、スキャナ送信APIを呼び出す。
APIは、複合機1のコントローラ11によって実行される複合機1の上記基本機能をファームウェア以外から実行するためのインタフェイスである。APIは、複合機1のプラットフォーム13を通じて、複合機1のファームウェア内のコントローラ11にアクセスして複合機1の上記基本機能を実行する。
表示頻度算出部25は、上記各表示画面データの表示部50での表示頻度を算出する。Script Interpreter23及びBusiness Logic24は、複合機1の電源オンによる起動時等、表示部50に表示画面を表示させるための表示制御が開始される前の時点で、表示頻度算出部154によって算出された表示頻度の高い表示画面の画面データについては、表示部50での表示を可能にするための上述したデータ変換を実行して完了させておく。
一方、複合機1は、コントローラ11と、仲介アプリ12と、プラットフォーム13とを備えている。コントローラ11は、複合機1の全体的な動作制御を司る。コントローラ11は、ファームウェアとして備えられ、複合機1が有するスキャンデータ送信、印刷、データアクセス、システム設定、ネットワーク通信、JOB制御、データ登録などの基本機能を実行する。
プラットフォーム(データ取得部)13は、API(Application Programming Interface)等が動作するための基盤である。プラットフォーム13は、コントローラ11とAPIとを中継する責務も持つ。
さらに、プラットフォーム13は、表示部50での表示対象とされるScriptファイルでなる表示画面の画面データ(表示部50での画面遷移時に、遷移後とする表示画面の画面データ等)を、サーバコンピュータSV2からLAN等を介して取得する。なお、本実施形態では、表示画面のデータファイルとしてXML形式のScriptファイルを使用するが、システム構成上は、XML形式以外の他のマークアップ言語であっても構わない。
なお、コントローラ11は、例えば、表示部50に表示画面(例えば、図4(b)のワークフロー選択画面52)等を表示させているときに、ユーザの「紹介状」ボタン521等の押下操作があると、プラットフォーム13を介してサーバコンピュータSV2サーバコンピュータSV2の拡張アプリケーション20に問い合わせを行う。このとき、図4(b)に示すワークフロー選択画面52への複合機1での表示部50の表示画面遷移制御を可能にするために、拡張アプリケーション20のScript Interpreter 23及びBusiness Logic24は、記憶部22に記憶されているScriptファイルでなる表示画面データの解析及びデータ変換を開始する。
記憶部12は、HDD等からなり、コントローラ11として動作させるための動作制御プログラム、ブラウザ16のプログラム等が記憶されている。複合機1の中央制御部であるCPUが、記憶部12に記憶されている各プログラムに従って動作することで、コントローラ11及びブラウザ16等として機能する。
仲介アプリ14は、プラットフォーム13がサーバコンピュータSV2から受信した上記HTML変換処理が行われたScriptファイル(表示画面データ)をブラウザ16で処理可能にするための仲介的な処理を行う。
ブラウザ16は、Web browserであり、上記Script Interpreter 23及びBusiness Logic24から得た上記HTML変換処理が行われた上記Scriptファイル(表示画面データ)を表示部50に表示させる。ブラウザ16は、本実施形態では、拡張アプリケーション20で変換されたHTML変換処理後のファイルが示す画面構成に合わせて表示画面を表示部50に表示し、また、当該表示画面の表示中に、ユーザからの指示入力操作を表示部50のタッチパネル機能を介して受け付けるインタフェイスとなる。
次に、パネルクリエータ部312による表示画面生成及び複合機1への出力処理を説明する。図3はパネルクリエータ部312による表示画面生成及び複合機1への出力処理を示すフローチャートである。図4は(a)(b)は表示部50に表示される表示画面の一例を示す図、(c)はパネルクリエータ部312による生成処理で作成された表示画面の例を示す図である。図5はカスタマイズ受付画面の一例を示す図である。
例えば、図4(a)に示すように、複合機1の表示部50には、複合機1の電源オン時又は、操作パネル上の図略のアプリケーションキー(例えばハードキー)をユーザが押下したときに、コントローラ11による制御で表示部50に第1表示画面51が表示される。第1表示画面51で例えば「簡単スキャン」ボタン511をユーザが押下すると、コントローラ11は、サーバコンピュータSV2の拡張アプリケーション20に対して問い合わせを行う。拡張アプリケーション20は、例えば、図4(b)に示すワークフロー選択画面52に表示部50の表示を遷移させるための処理を行う。当該ワークフロー選択画面52において、ユーザにより「紹介状」ボタン521が選択され、「詳細」ボタン522が押下されると、Business Logic24は、「紹介状」ボタン521に対応するワークフローの設定を行うための詳細設定画面53に表示部50の表示を遷移させる。例えば、拡張アプリケーション20(Script Interpreter 23等)が、図4(b)に示されるような表示画面の画面テンプレート、ボタンテンプレート及び文字列データを複数持っており、ユーザによりカスタマイズされてなる上記Scriptファイルを解析し、Scriptファイルが示す画面内で表示させるキーの個数に応じて、図4(c)に示す詳細設定画面53のように、持っている画面テンプレート等のデータを用いて、画面やボタンに文字列を当てはめて表示させる。
パネルクリエータ部312では、例えば、当該詳細設定画面53を構成する装置ボタン等の各表示対象パーツのカスタマイズをユーザから受け付けて表示画面を生成する処理を行う。
ユーザは、当該表示画面の生成処理を行う場合、例えば、PC31の操作部(図略)を操作して、パネルクリエータ部312を起動させる。当該パネルクリエータ部312の起動により、PC31の制御部310は、ディスプレイに、図5に示すようなカスタマイズ受付画面54を表示させる(S1)。
ユーザが当該カスタマイズ受付画面54において、マウス等の操作指示入力部を操作して、選択可能な表示対象パーツとして表示されている複数の操作ボタン541〜555やメッセージ表示556〜562の中から、所望の操作ボタン又はメッセージ表示を押下して所望の操作ボタン又はメッセージ表示を選択して指定すると、パーツ指定受付部3121は、当該選択された操作ボタン又はメッセージ表示を、表示画面(すなわち、複合機1の表示部50に表示させる表示画面)に表示させる表示対象パーツとして受け付ける。更に、ユーザが、マウスのドラッグアンドドロップ操作を行って、当該選択された操作ボタン又はメッセージ表示を、カスタマイズ受付画面54に表示されているデフォルト画面570内の所望の位置にドラッグさせると、当該位置に上記選択された操作ボタン等を配置するレイアウト指示がレイアウト指示受付部3122に受け付けられる(S2)。
続いて、アクション設定部3123は、上記のようにしてユーザから指定及び配置が指示された各表示対象パーツに対応するアクション(すなわち、複合機1で実行される各動作についての実行指示の受付)を、内蔵する記憶領域から読み出し、選択された各表示対象パーツに関連付けて設定する(S3)。例えば、ユーザが、解像度の「600×600dpi」ボタン541を指定した場合は、アクション設定部3123は、「600×600dpi」ボタン541に、スキャン動作時にスキャナ部に600×600dpiの解像度で原稿を読み取らせる動作についての実行指示の入力というアクションを割り当てる。或いは、「もどる」ボタン554が指定された場合は、図4(b)のワークフロー選択画面52に表示部50の表示を遷移させる指示の入力を割り当てて設定する。このように、各表示対象パーツには、それぞれ対応するアクションが予め記憶されており、アクション設定部3123によって、対応する個別のアクションが割り当てられる。
上記S1乃至S3の処理は、ユーザが、デフォルト画面570内に表示させたい表示対象パーツボタンの指定及び配置を行い、カスタマイズ受付画面54内の確定ボタン58をマウス等によりクリックし、ユーザからの当該指定及び配置の終了指示が入力されるまで各表示対象パーツについて実行される(S4)。
ユーザによる上記表示対象パーツの指定及び配置が終了すると(S4でYES)、生成部3124が上記表示対象パーツ指定、前記レイアウト指示、及び前記アクション設定によって定められた内容で、上記表示画面データをScriptファイルで生成する(S5)。このとき、パネルシミュレータ部313は、パネルクリエータ部312によってエクスポートされた上記Scriptファイルのデータを読み込んで内容を解析し、PC31のディスプレイでの表示を可能にするためにHTML形式のデータに変換を行う。
この後、送信部314は、パネルクリエータ部312によって生成された上記Scriptファイルでなる表示画面データを、上記LAN等を介した通信方式でサーバコンピュータSV2に対して送信する(S6)。
次に、画像形成システム10による、上記PC31で生成された表示画面の表示部50での表示処理、及びユーザからの動作実行指示の受付処理の第1実施形態を説明する。図6は画像形成システム10による、上記PC31で生成された表示画面の表示部50での表示処理、及びユーザからの動作実行指示の受付処理の第1実施形態を示すフローチャートである。
PC31で表示画面データが生成され(S1〜S5)、送信部314が当該生成された上記Scriptファイルでなる表示画面データをサーバコンピュータSV2に送信すると(S6)、サーバコンピュータSV2の通信部21は、当該Scriptファイルでなる表示画面データを受信し(S11)、受信したScriptファイルを記憶部22に格納する(S12)。すなわち、サーバコンピュータSV2の通信部21は、画像形成システム10に備えられるPC31乃至34で生成されたScriptファイルでなる表示画面データを受信し、記憶部22にこれらScriptファイルが蓄積される。
複合機1において、コントローラ11がワークフロー画面52を表示部50に表示させているときに、例えば「詳細」ボタン522をユーザが押下すると、コントローラ11は、プラットフォーム13等を介してサーバコンピュータSV2の拡張アプリケーション20に問い合わせを行う。すなわち、コントローラ11は、ユーザにより画面遷移指示がブラウザ16に入力されると(S31でYES)、拡張アプリケーション20に対してワークフロー画面52を詳細設定画面53に遷移させるための問い合わせを行うが(S32)、サーバコンピュータSV2におけるS13以降の処理は、このような画面遷移制御時に行われる。
サーバコンピュータSV2において、通信部21が、このような画面遷移のための問い合わせを受けると(S13)、Script Interpreter 23は、それまで表示部50に表示させていた表示画面に対して遷移後の表示画面として関連付けられている表示画面を特定する(S14)。そして、Script Interpreter 23は、特定したScriptファイルを記憶部22から読み出し(S15)、読み出したScriptファイルを解析し、表示部50に表示画面を表示するためのHTML変換処理と、表示画面内に配置された操作ボタン等の表示対象パーツに関連付けられたアクションを実行するためのBusiness Logic24への展開処理とを行う(S16)。
続いて、Business Logic24は、Script Interpreter 23から得た上記HTML変換処理後のデータを表示部50での表示が可能となる表示用データとし(S17)、通信部21は当該表示用データを、複合機1のプラットフォーム13に送信する(S18)。
複合機1では、プラットフォーム13が上記表示用データを受信すると(S33)、ブラウザ16は、当該受信された表示用データを表示部50に表示させる(S34)。これにより、表示部50に、PC31のパネルクリエータ部312で生成された表示画面(例えば、図4(c)に示した詳細設定画面53)が表示される。この点で、ブラウザ16、及びコントローラ11が特許請求の範囲の表示制御部として機能する。
このブラウザ16による上記表示画面の表示中に、ユーザによるタッチパネル機能を利用した操作で、例えば図4(c)に示した詳細設定画面53のいずれかの表示ボタンが押下されると(S35でYES)、当該押下された表示ボタンを示す情報が、ブラウザ16からプラットフォーム13及び通信部21等を介して、サーバコンピュータSV2に送られる(S36)。
サーバコンピュータSV2において、Business Logic24が、上記Script Interpreter23から渡された情報を基に、当該操作された表示ボタンに関連付けられたアクションを解析する(S19)。例えば、Business Logic24は、詳細設定画面53の「600×600dpi」ボタン541がユーザにより押下されると、当該「600×600dpi」ボタン541に対応する機能動作が、スキャン動作時にスキャナ部に600×600dpiの解像度で原稿を読み取らせる動作についての実行指示の入力であることを、Script Interpreter23から渡された情報を基に解析する。
続いて、Business Logic24は、上記解析した機能を実行するために、当該機能に対応するAPIを呼び出し、通信部21及びプラットフォーム13等を介して、コントローラ11に上記解析した機能を実行させる指示を送る(S20)。例えば、Business Logic24は、詳細設定画面53の表示中に、「600×600dpi」ボタン541がユーザにより押下されると、当該「600×600dpi」ボタン531に対応する機能動作が、スキャン動作時にスキャナ部に600×600dpiの解像度で原稿を読み取らせる動作についての実行指示の入力であることを、Script Interpreter23から渡された情報を基に解析し、当該「スキャナ部に600×600dpiの解像度で原稿を読み取らせる動作についての実行指示の入力」を受け付ける。そして、Business Logic24は、「スキャナ部に600×600dpiの解像度で原稿を読み取らせる動作」を実行するために「スキャナ部に600×600dpiの解像度で原稿を読み取らせる動作」に対応するAPIを呼び出す。
コントローラ11は、上記APIに従って、指示された動作を実行する(S37)。例えば、コントローラ11は、スキャナ部に600×600dpiの解像度で原稿を読み取らせる動作」を実行する。すなわち、Business Logic24がAPIを介してコントローラ11にスキャナ部に600×600dpiの解像度で原稿を読み取らせることを設定する。
次に、画像形成システム10による、上記PC31で生成された表示画面の表示部50での表示処理、及びユーザからの動作実行指示の受付処理の第2実施形態を説明する。図7及び図8は画像形成システム10による、上記PC31で生成された表示画面の表示部50での表示処理、及びユーザからの動作実行指示の受付処理の第2実施形態を示すフローチャートである。なお、第1実施形態と同様の処理となるサーバコンピュータSV2の処理の説明と、PC31及び複合機1での処理の図示及び説明とは省略する。
第2実施形態では、複合機1の電源オンによる起動時(複合機1のコントローラ11から複合機1の電源オンによる起動を示す信号当該到来した時)等、表示部50に表示画面(Script Interpreter 23及びBusiness Logic24による解析及びデータ変換処理等に基づいて表示可能になる表示画面)を表示させるための表示制御が開始される前の時点で、表示頻度算出部25によって算出された各表示画面データについての表示頻度が予め定められた閾値に達している表示画面を特定する(S53)。当該閾値は、複合機1の図略の操作部(表示部50に表示される表示画面内の操作ボタン等)の操作により、ユーザが適宜変更可能である。また、当該閾値に表示頻度が達している表示画面をいくつまで上記データ変換させるかの設定も、ユーザによる上記操作部の操作で適宜変更が可能である。
そして、表示頻度が予め定められた閾値に達している表示画面がある場合は(S53でYES)、Script Interpreter 23は、当該表示頻度が上記閾値に達している表示画面の画面データであるScriptファイルを記憶部22から読み出す(S54)。そして、Script Interpreter 23は、読み出したScriptファイルを解析し、表示部50に表示画面を表示するためのHTML変換処理と、表示画面内に配置された操作ボタン等の表示対象パーツに関連付けられたアクションを実行するためのBusiness Logic24への展開処理とを行う(S55)。Business Logic24は、Script Interpreter 23から得た当該HTML変換処理後のデータを表示部50での表示が可能となる表示用データとしておく(S56)。
なお、表示頻度が予め定められた閾値に達している表示画面がない場合は(S53でNO)、S54乃至S56の処理をスキップする。
この後、複合機1において表示部50への表示画面の表示制御が開始されて、上記コントローラ11からの問い合わせが受信されると(S57)、Script Interpreter 23は、当該表示頻度が上記閾値に達している表示画面の画面データであるScriptファイルを特定し(S58)、Scriptファイルからなる表示画面の表示頻度を表示頻度算出部25が算出する(S59)。例えば、表示頻度算出部25は、S58において、ユーザによりカスタマイズされてなるScriptファイルの表示画面が、遷移後となる表示画面として特定される度に、当該特定された表示画面の表示回数をカウントアップし、予め定められた期間(例えば1週間)内における表示回数を表示頻度として算出する。算出した算出頻度は、表示頻度算出部25が記憶しておく。
そして、Script Interpreter 23は、S58で遷移後の表示画面として特定された表示画面の画面データが既に上記データ変換済か否かを判断し(S60)、データ変換済であれば(S60でYES)、当該特定された表示画面の画面データを読み出す(S61)。読み出された表示画面データは、Business Logic24及び通信部21により複合機1に送信される(S62)。
一方、S58で遷移後の表示画面として特定された表示画面の画面データがまだデータ変換されていなければ(S60でNO)、Script Interpreter 23及びBusiness Logic24が、当該特定された表示画面のScriptファイルについてデータ変換等を行う(S65乃至S67)。データ変換後の当該表示画面データは、Business Logic24及び通信部21により複合機1に送信される(S62)。
次に、画像形成システム10による、上記PC31で生成された表示画面の表示部50での表示処理、及びユーザからの動作実行指示の受付処理の第3実施形態を説明する。図9及び図10は画像形成システム10による、上記PC31で生成された表示画面の表示部50での表示処理、及びユーザからの動作実行指示の受付処理の第3実施形態を示すフローチャートである。なお、第1又は第2実施形態と同様の処理となるサーバコンピュータSV2の処理の説明と、PC31及び複合機1での処理の図示及び説明とは省略する。
第3実施形態では、第2実施形態で行われる各処理に加えて、サーバコンピュータSV2で保有している上記Scriptファイルでなる表示画面データについて、Script Interpreter 23が、機能情報取得部231及び判断部232により、当該Scriptファイルが示す表示画面に含まれる表示対象パーツが、当該複合機1が有する機能に適合するか否かを判断する(S82)。
ここで、判断部232により、当該表示画面に含まれる表示対象パーツが、複合機1の機能に適合しないと判断された場合には(S83でNO)、処理を終了する。すなわち、当該Scriptファイルが示す表示画面は、表示部50には表示されない。
一方、判断部232により、当該表示画面に含まれる表示対象パーツが、複合機1の機能に適合すると判断された場合には(S93でYES)、第2実施形態と同様に、Business Logic24及び通信部21により当該表示画面の表示画面データが複合機1に送信される(S84)。この後、複合機1で、当該表示画面が表示部50に表示される。
なお、当該第3実施形態は、第2実施形態で行われる各処理に加えてS82及びS83の処理を行うものであるが、第1実施形態で行われる処理に加えてS82及びS83の処理を行うものを第4実施形態としてもよい。
次に、上記表示画面に含まれる表示対象パーツについてのScript Interpreter 23による適合性判断処理の第1実施形態を詳細に説明する。図11は表示画面に含まれる表示対象パーツについてのScript Interpreter 23による適合性判断処理の第1実施形態を示すフローチャートである。
上述した適合性判断処理を行う場合、Script Interpreter 23は、上記記憶部22に記憶されているScriptファイルを解析して、当該表示画面に含まれる表示対象パーツを特定し、機能情報取得部231は、当該複合機1が実行可能な機能を示す機能情報をコントローラ11から取得する(S110)。
続いて、判断部232は、解析したScriptファイルの内容と、機能情報取得部231によって取得された機能情報とを比較する。すなわち、判断部232は、機能情報取得部231によって取得された当該機能情報が示す機能に、上記Scriptファイルが示す表示画面に含まれる表示対象パーツの構成が適合するか否かを判断する(S111)。例えば、機能情報取得部231は、当該複合機1の機能情報を、コントローラ11から取得し、判断部232は、当該取得された機能情報に基づいて、当該複合機1が、上記表示画面で配置されている表示対象パーツに設定されているアクションを実行する機能を備えているか否かを判断する。
判断部232によって、複合機1が上記表示画面に配置されている表示対象パーツに設定されているアクションを実行する機能を備えていない、すなわち、上記表示画面の表示対象パーツの構成が、当該複合機1の機能に矛盾すると判断された場合は(S112でNO)、報知制御部233は、当該適合しない内容(例えば、当該指定された複合機1がファクシミリ機能を備えていない場合に、当該備えていないファクシミリ機能の実行指示を受け付ける「ファクシミリスタートボタン」が表示画面中に配置されている旨等)を、Business Logic24及びブラウザ16を介して、複合機1の表示部50に表示させたり、図略の複合機1のスピーカに音声で報知させる等の制御を行う(S113)。これにより、ユーザに対して再度表示画面を編集変更することが促される。
また、判断部232が、上記表示画面の表示対象パーツの構成が、当該複合機1の機能に矛盾しないと判断した場合は(S112でYES)、当該適合性判断の処理を終了する。
次に、上記表示画面に含まれる表示対象パーツについてのScript Interpreter 23による適合性判断処理の第2実施形態を説明する。図12は表示画面に含まれる表示対象パーツについてのScript Interpreter 23による適合性判断処理の第2実施形態を示すフローチャートである。第1実施形態と同様の処理は、詳細な説明を省略する。
第2実施形態では、適合性判断処理におけるScriptファイルの解析時に、機能情報取得部231がコントローラ11から当該複合機1の機能情報を得るとき、機能情報取得部231は、上述した複合機1が実行可能な機能を示す機能情報に加えて、更に、この時点において当該複合機1にセットアップされているスペックを示す機器状態情報も、上記機能情報として、コントローラ11から取得する(S120)。例えば、当該複合機1が、給紙カセットが何段セットされているか、用紙後処理を行う後処理機構がセットされているか等、当該通信時点における複合機1のスペックを示す機器状態情報を、機能情報取得部231がコントローラ11から取得する。複合機1には、例えば、コントローラ11のメモリ領域に当該機器状態情報が記憶保持されており、当該コントローラ11が機能情報取得部231に当該機器状態情報を出力する。
そして、判断部232は、上記機器状態情報を含む機能情報が示す当該複合機1の機能及びセットアップ内容に、上記Scriptファイルが示す表示画面に含まれる表示対象パーツの構成が矛盾するか否かを判断する(S121)。
判断部232によって、複合機1が上記表示画面に配置されている表示対象パーツに設定されているアクションを実行する機能及びセットアップ内容を備えていない、すなわち、上記表示画面の表示対象パーツの構成が、当該複合機1の機能及びセットアップ内容に矛盾すると判断された場合は(S122でNO)、第1実施形態と同様に、セットアップ内容と矛盾している表示対象パーツの指摘等を、Business Logic24及びブラウザ16を介して、複合機1の表示部50に表示させたり、図略の複合機1のスピーカに音声で報知させる等の制御を行う(S123)。
なお、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、PC31のパネルクリエータ部312及びパネルシミュレータ部313で生成された表示画面は複合機1で表示されるとして説明しているが、当該生成された表示画面は複合機1での表示に限定されるものではなく、他の電気機器での表示にも適用可能である。
また、本発明の範囲は上記に示した各実施形態に限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。上記実施形態では、本発明の実施形態の構成及び処理を図1乃至図12に示しているが、当該構成及び処理は本発明の実施形態の単なる一例に過ぎない。
本発明の一実施形態に係る画像形システムの一例を示す図である。 サーバコンピュータ、PC及び複合機について表示画面の生成処理及び表示処理に必要な構成を示す図である。 パネルクリエータ部による表示画面生成及び複合機への出力処理を示すフローチャートである。 (a)(b)は表示部に表示される表示画面の一例を示す図、(c)はパネルクリエータ部による生成処理で作成された表示画面の例を示す図である。 カスタマイズ受付画面の一例を示す図である。 画像形成システムによる、PCで生成された表示画面の表示部での表示処理、及びユーザからの動作実行指示の受付処理の第1実施形態を示すフローチャートである。 画像形成システムによる、PCで生成された表示画面の表示部での表示処理、及びユーザからの動作実行指示の受付処理の第2実施形態を示すフローチャートである。 画像形成システムによる、PCで生成された表示画面の表示部での表示処理、及びユーザからの動作実行指示の受付処理の第2実施形態を示すフローチャートである。 画像形成システムによる、PCで生成された表示画面の表示部での表示処理、及びユーザからの動作実行指示の受付処理の第3実施形態を示すフローチャートである。 画像形成システムによる、PCで生成された表示画面の表示部での表示処理、及びユーザからの動作実行指示の受付処理の第3実施形態を示すフローチャートである。 表示画面に含まれる表示対象パーツについてのScript Interpreter による適合性判断処理の第1実施形態を示すフローチャートである。 表示画面に含まれる表示対象パーツについてのScript Interpreterによる適合性判断処理の第2実施形態を示すフローチャートである。
符号の説明
1 複合機
10 画像形システム
11 コントローラ
13 プラットフォーム
16 ブラウザ
SV2 サーバコンピュータ
20 拡張アプリケーション
21 通信部
22 記憶部
23 Script Interpreter
231 機能情報取得部
232 判断部
233 報知制御部
24 Business Logic
25 表示頻度算出部
50 表示部
31乃至34 PC
310 制御部
311 記憶部
312 パネルクリエータ部
3121 パーツ指定受付部
3122 レイアウト指示受付部
3123 アクション設定部
3124 生成部
313 パネルシミュレータ部
314 送信部

Claims (4)

  1. 表示画面生成装置と、情報処理装置と、画像形成装置とを有する画像形成システムであって、
    前記表示画面生成装置は、
    前記表示画面内に表示させる表示対象パーツの指定をユーザから受け付けるパーツ指定受付部と、
    前記指定された表示対象パーツについての前記表示画面内での配置を指示するレイアウト指示をユーザから受け付けるレイアウト指示受付部と、
    前記指定された表示対象パーツに対して、当該表示対象パーツに対応するアクションを関連付けて設定するアクション設定部と、
    前記表示対象パーツ指定、前記レイアウト指示、及び前記アクション設定で定められた内容で前記表示画面の画面データを生成する生成部と、
    前記生成部で生成された表示画面の画面データを前記情報処理装置に送信する送信部とを備え、
    前記情報処理装置は、
    前記表示画面生成装置から前記生成された表示画面の画面データを受信する受信部と、
    前記受信部によって受信された前記表示画面の画面データを記憶する記憶部と、
    前記画像形成装置の前記表示部で前記表示画面が遷移されるときに、遷移前の表示画面に対応付けられている遷移後の表示画面の画面データを前記記憶部から読み出して解析し、前記表示制御部が前記表示部に表示可能なデータ形式に変換するデータ変換部と、
    前記データ変換部によって変換された前記画面データを当該画像形成装置に対して出力する出力部とを備え、
    前記画像形成装置は、
    前記表示画面の画面データを表示する表示部と、
    前記表示画面の画面データを前記情報処理装置から取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部によって取得された表示画面の画面データを前記表示部に表示させる表示制御部とを備える画像形成システム。
  2. 前記情報処理装置は、前記表示画面の画面データの前記表示部での表示頻度を算出する表示頻度算出部を更に備え、
    前記データ変換部は、前記表示制御部による前記表示部の表示制御が開始される前に、前記表示頻度算出部によって算出された表示頻度の高い表示画面の画面データの前記データ変換処理を行っておく請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 情報処理装置と、画像形成装置とを有する画像形成システムであって、
    前記情報処理装置は、
    表示画面生成装置から前記生成された表示画面の画面データを受信する受信部と、
    前記受信部によって受信された前記表示画面の画面データを記憶する記憶部と、
    前記画像形成装置の前記表示部で前記表示画面が遷移されるときに、遷移前の表示画面に対応付けられている遷移後の表示画面の画面データを前記記憶部から読み出して解析し、前記表示制御部が前記表示部に表示可能なデータ形式に変換するデータ変換部と、
    前記データ変換部によって変換された前記画面データを当該画像形成装置に対して出力する出力部とを備え、
    前記画像形成装置は、
    前記表示画面の画面データを表示する表示部と、
    前記表示画面の画面データを前記情報処理装置から取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部によって取得された表示画面の画面データを前記表示部に表示させる表示制御部とを備える画像形成システム。
  4. 前記情報処理装置は、前記表示画面の画面データの前記表示部での表示頻度を算出する表示頻度算出部を更に備え、
    前記データ変換部は、前記表示制御部による前記表示部の表示制御が開始される前に、前記表示頻度算出部によって算出された表示頻度の高い表示画面の画面データの前記データ変換処理を行っておく請求項3に記載の画像形成システム。
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