JP5572493B2 - 通信装置及び直交誤差補正方法 - Google Patents

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Description

本発明は、直交変復調を行う通信機器の直交誤差を補正する技術に関する。
直交変復調を用いる通信機器では、アナログ回路の不完全性により、直交変調器及び直交復調器において直交誤差が生じる場合がある。直交誤差には、IチャネルとQチャネルとで利得が異なる利得誤差と、IチャネルとQチャネルの位相差が90度でなくなる位相誤差の2種類の誤差がある。
この直交誤差を抑えるために、アナログ回路の設計精度を上げる場合は、一般的に回路規模及び消費電力を増大させるため、実装面積に制限があり、バッテリー駆動する携帯端末での実現は困難である。そのため、携帯端末にはデジタル信号処理による直交誤差補正技術を適用するのが好ましい。
直交誤差をデジタル信号処理により補正する従来技術としては、例えば特許文献1に記載された技術がある。特許文献1に記載の通信装置は、直交変調器と直交復調器に互いに位相の異なる局部発振信号を与える。これにより、前記通信装置は、信号点マッピングの位相回転依存性を利用して、直交変調器の直交誤差と直交復調器の直交誤差とを分離してそれぞれ個別に推定し、補正する。特許文献1には、直交変調器の直交誤差と直交復調器の直交誤差とを分離する方法として、デジタル信号処理により多次元非線形連立方程式を解く方法が開示されている。
特開2008−22243号公報
しかしながら、前記通信装置の場合、直交変調器の利得誤差・位相誤差、直交復調器の利得誤差・位相誤差、更に移相器の位相誤差の計5個の誤差パラメータが存在する。そのため、最低でも5次非線形連立方程式を解く必要があり、演算量が多いという課題がある。演算量の増加は、デジタル回路の回路規模、消費電力を増加させるため、前記通信装置を携帯端末に適用することは困難である。
本発明の目的は、簡易な演算により、直交変調器の直交誤差と直交復調器の直交誤差とを分離して補正することができる通信装置及び直交誤差補正方法を提供することである。
本発明に係る通信装置の一つの態様は、第1の局部発振信号及び第2の局部発振信号を生成する局部発振信号生成手段と、前記第1の局部発振信号を用いて直交変調し、変調信号を生成する直交変調手段と、前記第2の局部発振信号を用いて前記変調信号を直交復調し、復調信号を生成する直交復調手段と、前記直交変調手段で生じる第1の直交誤差を補正する第1の直交誤差補正手段と、前記直交復調手段で生じる第2の直交誤差を補正する第2の直交誤差補正手段と、前記復調信号の振幅に基づいて、前記第1又は第2の直交誤差を検出する直交誤差検出手段と、前記直交誤差検出手段の検出結果に応じて、前記第1又は第2の直交誤差補正手段の設定値を制御する直交誤差補正制御手段と、を具備し、前記局部発振信号生成手段は、IQ平面上の原点を中心に受信信号点を回転させる回転手段を備え、前記直交誤差検出手段は、送信時の前記IQ平面上での信号点配置に応じて、前記復調信号を、送信時にI軸上に配置された第1の分離信号と、送信時にQ軸上に配置された第2の分離信号とに分離する分離手段と、前記第1及び第2の分離信号の位相を調整する分離信号移相手段と、位相調整後の前記第1の分離信号がI軸及びQ軸のそれぞれと交わる第1のゼロクロス点及び第2のゼロクロス点の各振幅と位相調整後の前記第2の分離信号がI軸及びQ軸のそれぞれと交わる第3のゼロクロス点及び第4のゼロクロス点の振幅を検出するゼロクロス検出手段と、前記第1から第4のゼロクロス点の振幅を比較する比較手段と、を備え、前記第1から第4のゼロクロス点の振幅の比較結果に基づいて、前記直交誤差を検出する。
本発明に係る直交誤差補正方法の一つの態様は、直交変調部と、直交復調部と、前記直交変調部又は前記直交復調部における直交誤差を補正する直交誤差補正制御部とを具備する通信装置において、前記直交誤差を補正する直交誤差補正方法であって、第1の局部発振信号及び第2の局部発振信号を生成し、前記第1の局部発振信号を用いて直交変調し、変調信号を生成し、前記第2の局部発振信号を用いて前記変調信号を直交復調し、復調信号を生成し、前記直交変調部で生じる第1の直交誤差を補正し、前記直交復調部で生じる第2の直交誤差を補正し、前記復調信号の振幅に基づいて、前記第1又は第2の直交誤差を検出し、前記第1又は第2の直交誤差の検出結果に応じて、前記第1又は第2の直交誤差を補正する設定値を制御し、前記直交誤差を検出する際に、送信時のIQ平面上での信号点配置に応じて、前記復調信号を、送信時にI軸上に配置された第1の分離信号と、送信時にQ軸上に配置された第2の分離信号とに分離し、前記IQ平面上の原点を中心に受信信号点を回転させ、前記第1及び第2の分離信号の位相を調整し、位相調整後の前記第1の分離信号がI軸及びQ軸のそれぞれと交わる第1のゼロクロス点及び第2のゼロクロス点の各振幅と位相調整後の前記第2の分離信号がI軸及びQ軸のそれぞれと交わる第3のゼロクロス点及び第4のゼロクロス点の振幅を検出し、前記第1から第4のゼロクロス点の振幅を比較し、前記第1から第4のゼロクロス点の振幅の比較結果に基づいて、前記直交誤差を検出する。
本発明によれば、簡易な演算により、直交変調器の直交誤差と直交復調器の直交誤差とを分離して補正することができ、回路規模、消費電力を削減することができる。
直交変調器及び直交復調器に直交誤差がない場合の受信信号点を示す図 図1の場合において直交変調器と直交復調器の局部発振信号に周波数誤差がある場合の受信信号点を示す図 直交変調器に位相誤差がある場合の受信信号点を示す図 図3の場合において直交変調器と直交復調部の局部発振信号に周波数誤差がある場合の受信信号点を示す図 直交変調器に利得誤差がある場合の受信信号点を示す図 図5の場合において直交変調器と直交復調部の局部発振信号に周波数誤差がある場合の受信信号点を示す図 直交復調器に位相誤差がある場合の受信信号点を示す図 図7の場合において直交変調器と直交復調部の局部発振信号に周波数誤差がある場合の受信信号点を示す図 直交復調器に利得誤差がある場合の受信信号点を示す図 図9の場合において直交変調器と直交復調部の局部発振信号に周波数誤差がある場合の受信信号点を示す図 直交変調器、直交復調器に位相誤差、利得誤差がある場合の受信信号点を示す図 図11の場合において直交変調器と直交復調部の局部発振信号に周波数誤差がある場合の受信信号点を示す図 本実施の形態に係る通信装置の要部構成を示すブロック図 π/2シフトBPSK変調信号の信号点配置を示す図 デマルチプレクサによる分離前後の受信信号点を示す図 受信信号点とI軸、Q軸の交点(ゼロクロス点)の振幅を示す図 ゼロクロス点の検出方法の一例を示す図 直交誤差の補正処理を示すフローチャート 直交復調器の利得誤差補正後の受信信号点を示す図 図19の受信信号点を45度反時計回りに位相回転させた場合の図 直交復調器の位相誤差補正後の受信信号点を示す図 直交変調器の利得誤差の補正方法前後の受信信号点を示す図 直交変調器の位相誤差補正の一例を示す図
(原理)
先ず、実施の形態の具体的な構成及び動作を説明する前に、本発明者らが本願発明に至った着眼点について説明する。より具体的には、直交変調器の直交誤差、直交復調器の直交誤差、及び、直交変復調器の局部発振信号の周波数誤差が、IQ平面上の受信信号点に与える影響について説明する。なお、以下では、変調方式にπ/2シフトBPSK(Binary Phase Shift Keying)を用いた場合を例に挙げて説明する。
図1は、直交変調器の直交誤差、直交復調器の直交誤差、及び、局部発振信号の周波数誤差が存在しない、理想的な受信信号点を示す。この場合の受信信号点は、全ての信号点が等振幅でI軸上又はQ軸上に配置される。
図2は、直交変復調器の局部発振信号に周波数誤差を加えた場合の受信信号点を示す。ここで、周波数誤差とは、直交変調器に用いる局部発振信号と直交復調器に用いる局部発振信号との周波数成分の差である。直交変復調器の局部発振信号に周波数誤差が存在すると、直交復調器のIQ平面に対して直交変調器のIQ平面が回転する。そのため、受信信号点は、図2に示すように、IQ平面の原点を中心に回転し円状の軌跡を描く。
図3は、直交変調器に位相誤差のみを与えた場合の受信信号点を示す。直交変調器に位相誤差が存在すると、Iチャネル(I軸方向の信号成分)とQチャネル(Q軸方向の信号成分)との位相差が90度からずれた状態で信号が送信される。そのため、受信信号点は、図3に示すように、I軸及びQ軸からずれた位置に観測される。
図4は、直交変調器に位相誤差を与え、さらに、局部発振信号に周波数誤差を与えた場合の受信信号を示す。この場合、受信信号点は、図4に示すように、軌跡を描く。直交変調器に位相誤差があっても、IQ平面の原点から送信信号の各信号点までの距離は等しい。すなわち、半径が等しいので、受信信号点は、図2と同様に円状の軌跡を描く。
図5は、直交変調器に利得誤差のみを与えた場合の受信信号点を示す。図5は、Iチャネルの利得がQチャネルの利得よりも大きい場合の例を示している。
図6は、直交変調器に利得誤差のみを与え、さらに、局部発振信号に周波数誤差を与えた場合の受信信号を示す。この場合、受信信号点は、図6に示すように、半径の異なる2重円の軌跡を描くようになる。これはIチャネルとQチャネルの利得、すなわちI軸上の信号点が描く軌跡とQ軸上の信号点が描く軌跡の半径が異なるためである。図6では、半径の大きい円がIチャネルの軌跡であり、半径が小さい円がQチャネルの軌跡である。
図7は、直交復調器に位相誤差のみを与えた場合の受信信号点を示す。この場合も、直交復調器のIチャネルとQチャネルの位相差が90度からずれるため、受信信号点がI軸及びQ軸からずれた位置に観測される。
図8は、直交復調器に位相誤差を与え、さらに、局部発振信号に周波数誤差を与えた場合の受信信号を示す。この場合、受信信号点は、図8に示すように、楕円を描くようになる。図4の場合と同様に、IQ平面の原点を中心に受信信号点が回転し、更に、位相誤差の影響で受信信号点が描く軌跡は楕円状になる。このとき、楕円は、その長軸及び短軸が、I軸及びQ軸に対して所定の角度(45度)だけ傾く。位相誤差の影響で受信信号点が描く楕円の長軸及び短軸が、I軸及びQ軸に対して傾く角度は、位相誤差に依らず一定(45度)となることが知られている。
図9は、直交復調器に利得誤差のみを与えた場合の受信信号点を示す。図9は、Iチャネルの利得がQチャネルの利得よりも大きい場合の例を示している。
図10は、直交復調器に利得誤差を与え、さらに局部発振信号に周波数誤差を与えた場合の受信信号を示す。この場合、受信信号点は、図10に示すように、楕円を描くようになる。ただし、受信信号点の描く軌跡は、図6の場合と異なり2重円にはならず、1重の楕円状になる。また、楕円の長軸及び短軸は、I軸及びQ軸と一致する。
図11は、直交変復調器に位相誤差及び利得誤差を与えた場合の受信信号点を示す。
図12は、直交変復調器に位相誤差及び利得誤差を与え、さらに局部発振信号に周波数誤差を与えた場合の受信信号点を示す。この場合、受信信号点の軌跡は、図12に示すように、2重楕円状になり、また、楕円の長軸及び短軸は、I軸及びQ軸に対して傾いている。なお、楕円の長軸及び短軸がI軸及びQ軸に対して傾く角度は、I方向とQ方向との利得誤差に応じて、45度を中心に利得誤差に応じて増減する。
これら直交変復調器の位相誤差及び利得誤差は、復調信号に全て合成される。しかし、図1から図12を用いて説明したように、直交変調器と直交復調器の局部発振信号に周波数誤差が存在するか否かにより、直交変調器の位相誤差、利得誤差、直交復調器の位相誤差、利得誤差が受信信号点に与える影響が異なる。本発明者らは、直交変調器と直交復調器の局部発振信号の周波数誤差の有無が受信信号点に与える影響に着目し、これら特性を利用して、直交変復調器の位相誤差、利得誤差を分離して個別に補正することが可能となることを見出した。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態)
図13は、本実施の形態に係る通信装置の要部構成を示すブロック図である。図13に示す通信装置300は、I/Qマッピング部110、送信直交誤差補正部(Tx IQ Imbalance Correction)120、DAC(Digital to Analog Converter)131,132、直交変調部140、カプラ150、送信アンテナ160、局部発振信号生成部310、受信アンテナ210、スイッチ220、直交復調部230、ADC(Analog to Digital Converter)241,242、受信直交誤差補正部250、直交誤差検出部320、及び、利得制御部330を有する。
I/Qマッピング部110、送信直交誤差補正部120、DAC131,132、及び、直交変調部140は、通信装置300の送信回路100を構成する。また、直交復調部230、ADC241,242、及び、受信直交誤差補正部(Rx IQ Imbalance Correction)250は、通信装置300の受信回路200を構成する。
I/Qマッピング部110は、入力データDtxを所定のデジタル変調方式に従ってIQ平面上に配置し、Iチャネルの直交ベースバンド信号Dtx_i0及びQチャネルの直交ベースバンド信号Dtx_q0として出力する。本実施の形態では、I/Qマッピング部110は、デジタル変調方式としてπ/2シフトBPSKを用いるものとする。π/2シフトBPSKでは、変調信号が1シンボルおきにI軸上、Q軸上と交互に配置される。本実施の形態では、I/Qマッピング部110は、図14に示すように、偶数番目の変調信号をI軸上にマッピングし、奇数番目の変調信号をQ軸上にマッピングするものとする。I/Qマッピング部110は、上記のようにIQ平面上にマッピングした直交ベースバンド信号Dtx_i0及びDtx_q0を、送信直交誤差補正部120に出力する。
送信直交誤差補正部120は、可変利得増幅部121,122,123,124、及び、加算器125,126を有し、後述の直交変調部140で発生する直交誤差を補正する。
可変利得増幅部121,122は、直交ベースバンド信号Dtx_i0を増幅する。可変利得増幅部121は、増幅後の直交ベースバンド信号Dtx_i0を信号Dtx_i11として加算器125に出力する。可変利得増幅部122は、増幅後の直交ベースバンド信号Dtx_i0を信号Dtx_i12として加算器126に出力する。
可変利得増幅部123,124は、直交ベースバンド信号Dtx_q0を増幅する。可変利得増幅部123は、増幅後の直交ベースバンド信号Dtx_q0を信号Dtx_q12として加算器125に出力する。可変利得増幅部124は、増幅後の直交ベースバンド信号Dtx_q0を信号Dtx_q11として加算器126に出力する。
なお、可変利得増幅部121,122,123,124の利得は、後述の利得制御部330により制御される。
加算器125は、信号Dtx_i11と信号Dtx_q12とを加算し、加算後の信号を信号Dtx_i2として、DAC131に出力する。
加算器126は、信号Dtx_i12と信号Dtx_q11とを加算し、加算後の信号を信号Dtx_q2として、DAC132に出力する。
このようにして、送信直交誤差補正部120は、直交ベースバンド信号Dtx_i0及びDtx_q0を増幅し、増幅した信号を加算することにより、送信直交誤差補正部120は、直交変調部140で発生する直交誤差を補正する。なお、送信直交誤差補正部120における具体的な直交誤差補正方法については後述する。
DAC131,132は、信号Dtx_i2,Dtx_q2をアナログ信号Dtx_i3,Dtx_q3に変換する。DAC131,132は、アナログ信号Dtx_i3,Dtx_q3を、直交変調部140に出力する。
局部発振信号生成部310は、局部発振器311及び周波数オフセット部312を有する。
局部発振器311は、局部発振信号Ctx,Crxを生成し、局部発振信号Ctxを直交変調部140の移相器143に出力し、局部発振信号Crxを周波数オフセット部312に出力する。
周波数オフセット部312は、局部発振器311により生成される局部発振信号Ctx又はCrxのうち、いずれか一方の周波数を調整する。図13には、周波数オフセット部312が、局部発振信号Crxの周波数を調整する構成例が示されている。
具体的には、周波数オフセット部312は、補正モード信号が示す補正モードに応じて、局部発振信号Crxの周波数を調整する。ここで、補正モード信号は、[1]直交復調部230の利得誤差を補正するモード、[2]直交復調部の位相誤差を補正するモード、[3]直交変調部140の利得誤差を補正するモード、又は、[4]直交変調部140の位相誤差を補正するモードを示す信号である。
周波数オフセット部312は、補正モード信号が、上記[1]、[2]又は[3]を示す場合、局部発振信号Crxに周波数誤差を与え、局部発振信号Ctx、Crxの周波数をずらす。一方、周波数オフセット部312は、補正モード信号が、上記[4]を示す場合、局部発振信号Crxに周波数誤差を与えず、周波数が同一の局部発振信号Ctx、Crxを生成する。
このようにして、周波数オフセット部312は、補正モード信号に応じて、局部発振信号Ctx,Crxを生成し、局部発振信号Ctxを直交変調部140の移相器143に出力し、局部発振信号Crxを直交復調部230の移相器233に出力する。
直交変調部140は、ミキサ141,142、移相器143、及び、加算器144を備え、直交変調を行う。
移相器143は、局部発振信号Ctxを入力とし、局部発振信号Ctxを局部発振信号Ctx_iとしてミキサ141に出力する。また、移相器143は、局部発振信号Ctxと位相が90°(π/2)異なる局部発振信号Ctx_qを生成し、局部発振信号Ctx_qをミキサ142に出力する。
ミキサ141は、直交ベースバンド信号Dtx_i3と局部発振信号Ctx_iとを乗算し、乗算後の信号Dtx_i4を加算器144に出力する。
ミキサ142は、直交ベースバンド信号Dtx_q3と局部発振信号Ctx_qとを乗算し、乗算後の信号Dtx_q4を加算器144に出力する。
加算器144は、ミキサ141,142の出力である信号Dtx_i4とDtx_q4とを加算して、直交変調信号Dtx_RFを生成する。
このようにして、直交変調部140は、直交変調を行う。このとき、移相器143の不完全性、ミキサ141,142の個体ばらつき、IチャネルとQチャネルの経路長が異なる等の理由により、直交変調部140において直交誤差が生じる。本実施の形態では、この直交誤差が送信直交誤差補正部120により補正される。
直交変調部140で生成された直交変調信号Dtx_RFは、送信アンテナ160を介して図示せぬ通信相手の通信装置に送信される。
カプラ150は、直交変調信号Dtx_RFを抜き取り、通信装置300のスイッチ220に出力する。
スイッチ220は、受信アンテナ210を介して受信した受信信号Drx_RF、又は、カプラ150から抜き取った直交変調信号Dtx_RFのうち、動作モード指示信号に応じて、いずれか一方を直交復調部230に出力する信号として選択する。動作モード指示信号は、動作モードが通信モード又はフィードバックモードであるかを示す信号である。通信モードは、通信装置300が図示せぬ通信装置と通信を行うモードであり、フィードバックモードは、通信装置300が直交誤差補正を行うモードである。
具体的には、スイッチ220は、動作モードが通信モードの場合、受信アンテナ210から得られる受信信号Drx_RFを選択し、動作モードがフィードバックモードの場合、カプラ150から抜き取った直交変調信号Dtx_RFを選択する。このように、スイッチ220は、動作モードが通信モード又はフィードバックモードを示す動作モード指示信号に応じて、受信回路200で復調する対象となる信号を切り替える。以後スイッチ220の出力信号を受信信号Drxと表記する。
直交復調部230は、ミキサ231,232、及び、移相器233を備え、直交復調を行う。
移相器233は、局部発振信号Crxを入力とし、局部発振信号Crx_iとしてミキサ231に出力する。また、移相器233は、局部発振信号Crx_iと位相が90°(π/2)異なる局部発振信号Crx_qを生成し、局部発振信号Crx_qをミキサ232に出力する。
ミキサ231,232は、スイッチ220から出力される受信信号Drxと局部発振信号Crx_i,Crx_qとを掛け合わせることで直交復調を行う。ここで、受信信号Drxは、アンテナ210を介して受信した受信信号Drx_RF、又は、カプラ150から抜き取った直交変調信号Dtx_RFである。受信信号Drxは、スイッチ220により選択される。
このようにして、直交復調部230は、直交復調を行い、復調信号として受信信号DrxからIチャネルの直交ベースバンド信号Drx_i0及びQチャネルの直交ベースバンド信号Drx_q0を得る。局部発振信号Crx_iとCrx_qの位相は互いに90°異なっており、それは移相器233で実現される。このとき、移相器233の不完全性、ミキサ231,232の個体ばらつき、IチャネルとQチャネルの経路長が異なる等の理由により、直交復調部230でも直交誤差が生じる。本実施の形態では、この直交誤差が後述する受信直交誤差補正部250により補正される。
ADC241,242は、それぞれ直交ベースバンド信号Drx_i0及びDrx_q0を所定のサンプリングレートでサンプリングし、デジタル信号Drx_i1及びDrx_q1へ変換する。本実施の形態では、サンプリングレートは入力信号のシンボルレートに等しいものとする。
受信直交誤差補正部250は、可変利得増幅部251,252,253,254、及び、加算器255,256を有し、直交復調部230の直交誤差を補正する。
可変利得増幅部251,252は、直交ベースバンド信号Drx_i1を増幅する。可変利得増幅部251は、増幅後の直交ベースバンド信号Drx_i1を信号Drx_i21として加算器255に出力する。可変利得増幅部252は、増幅後の直交ベースバンド信号Drx_i1を信号Drx_i22として加算器256に出力する。
可変利得増幅部253,254は、直交ベースバンド信号Drx_q1を増幅する。可変利得増幅部253は、増幅後の直交ベースバンド信号Drx_q1を信号Drx_q22として加算器255に出力する。可変利得増幅部254は、増幅後の直交ベースバンド信号Drx_q1を信号Drx_q21として加算器256に出力する。
なお、可変利得増幅部251,252,253,254の利得は、後述の利得制御部330により制御される。
加算器255は、信号Drx_i21と信号Drx_q22とを加算し、加算後の信号を信号Drx_i3として、直交誤差検出部320に出力する。
加算器256は、信号Drx_i22と信号Drx_q21とを加算し、加算後の信号を信号Drx_q3として、直交誤差検出部320に出力する。
このようにして、受信直交誤差補正部250は、直交ベースバンド信号Drx_i1、Drx_q1を増幅し、増幅した信号加算することにより、直交復調部230で発生する直交誤差を補正する。なお、受信直交誤差補正部250における具体的な直交誤差補正方法については後述する。
直交誤差検出部320は、デマルチプレクサ321,322、移相器323,324、ゼロクロス検出部325,326、及び、比較部327を備え、直交変調部140及び直交復調部230で発生する直交誤差を検出する。
デマルチプレクサ321は、直交ベースバンド信号Drx_i3を偶数番目の信号Drx_i4eと、奇数番目の信号Drx_i4oに振り分ける。そして、デマルチプレクサ321は、偶数番目の信号Drx_i4eを移相器323に出力し、奇数番目の信号Drx_i4oを移相器324に出力する。
デマルチプレクサ322は、直交ベースバンド信号Drx_q3を偶数番目の信号Drx_q4eと、奇数番目の信号Drx_q4oに振り分ける。そして、デマルチプレクサ322は、偶数番目の信号Drx_q4eを移相器323に出力し、奇数番目の信号Drx_q4oを移相器324に出力する。
図15Aは、デマルチプレクサ321,322に入力される直交ベースバンド信号Drx_i3,Drx_q3が描く軌跡を示す。また、図15Bは、デマルチプレクサ321,322により振り分けられた偶数番目の信号Drx_i4e,Drx_q4eが描く軌跡を示す。また、図15Cは、デマルチプレクサ321,322により振り分けられた奇数番目の信号Drx_i4o,Drx_q4oが描く軌跡を示す。
本実施の形態では、送信回路100のI/Qマッピング部110において、偶数番目の信号はI軸上にマッピングされ、奇数番目の信号はQ軸上にマッピングされている。すなわち、デマルチプレクサ321,322における処理は、送信時にI軸上にマッピングされた信号に対する受信信号と、送信時にQ軸上にマッピングされた信号に対する受信信号とを振り分けることと等価である。このような処理によって、デマルチプレクサ321,322は、図15に示すように、2重楕円状の受信信号点を2つの楕円に分離することができる。
移相器323,324は、デマルチプレクサ321,322により分離された2つの直交ベースバンド信号の位相を、補正モード信号が示す補正モードに応じて調整する。本実施の形態では、一例として、移相器323,324の移相量は、補正モードに応じて、0度又は45度に制御されるとする。ここで、45度は、位相誤差の影響で受信信号点が描く楕円の長軸及び短軸が、I軸及びQ軸に対して傾く角度である。補正モードと制御される移相量との対応関係については、後述する。
移相器323は、信号Drx_i4e,Drx_q4eの位相を制御し、信号Drx_i5e,Drx_q5eとしてゼロクロス検出部325に出力する。
移相器324は、信号Drx_i4o,Drx_q4oの位相を制御し、信号Drx_i5o,Drx_q5oとしてゼロクロス検出部326に出力する。
ゼロクロス検出部325は、信号Drx_i5e,Drx_q5eが描く軌跡とI軸が交わる交点であるゼロクロス点の振幅Aevenと、信号Drx_i5e,Drx_q5eが描く軌跡とQ軸が交わる交点であるゼロクロス点の振幅Bevenを検出する。
同様に、ゼロクロス検出部326は、信号Drx_i5o,Drx_q5oが描く軌跡とI軸が交わる交点であるゼロクロス点の振幅Aoddと、信号Drx_i5o,Drx_q5oが描く軌跡とQ軸が交わる交点であるゼロクロス点の振幅Boddを検出する。
図16は、信号Drx_i5e,Drx_q5e(又は、信号Drx_i5o,Drx_q5o)が描く軌跡、及び、振幅Aeven,Beven(又は、振幅Aodd,Bodd)の一例を示す。
ゼロクロス検出部325は、検出した振幅Aeven,Bevenを比較部327に出力する。また、ゼロクロス検出部326は、検出した振幅Aodd,Boddを比較部327に出力する。
比較部327は、振幅Aeven、Aodd、Beven、Bodd、及び0のうち、2つの振幅を比較する。具体的には、比較部327は、補正モードを示す補正モード信号に応じて、比較対象となる振幅のペアを選択する。各補正モードにおける比較対象については、後述する。比較部327は、選択したペアに含まれる振幅の比較結果Compを利得制御部330に出力する。
利得制御部330は、比較部327の比較結果Compに応じて、送信直交誤差補正部120の可変利得増幅部121,122,123,124の利得、及び、受信直交誤差補正部250の可変利得増幅部251,252,253,254の利得を制御する。利得制御部330における制御方法については、後述する。
次に、上述のように構成された通信装置300の直交誤差を補正する動作の詳細について説明する。本実施の形態に係る通信装置300は、直交変調部140で発生する直交誤差と、直交復調部230で発生する直交誤差とを分離して個別に補正する。
図18は、直交誤差の補正処理を示すフローチャートである。図において、STはフローの各ステップを示す。
ST110:
まず、周波数オフセット部312は、局部発振信号Crxに周波数誤差を与える。すなわち、局部発振信号生成部310は、局部発振信号Ctxの周波数と局部発振信号Crxの周波数とを互いに異なる周波数に設定する。このとき、与える周波数誤差量は、0Hz以外であればよい。また、スイッチ220は、カプラ150で抜き取った直交変調信号Dtx_RFが通信装置300の受信回路200に流れるように、経路を切り替える。
[1]直交復調部230の利得誤差補正
ST120:
移相器323,324は、移相量を0度に設定する。ゼロクロス検出部325,326は、受信信号点の軌跡とI軸及びQ軸との交点であるゼロクロス点の振幅Aeven,Aodd及びBeven,Boddを検出する。なお、交点の検出方法は特に限定されず、ゼロクロス検出部325は、例えば、Drx_q5e=0となる信号点を検出し、信号点のI成分を振幅Aevenとして検出してもよい。もしくは、ゼロクロス検出部325,326は、図17に示す網掛け領域のように、IQ領域に予めゼロクロス領域を設けておき、各ゼロクロス領域に含まれる受信信号点の軌跡の平均振幅を、ゼロクロス点振幅として検出してもよい。
ST130:
比較部327は、AevenとBevenとを比較する。又は、比較部327は、AoddとBoddとを比較する。そして、比較部327の比較結果Compが、Aeven=Beven(又は、Aodd=Bodd)となるように、利得制御部330は、可変利得増幅部251,254の利得を制御する。
図19は、利得制御部330により、可変利得増幅部251,254の利得が、Aeven=Beven(又は、Aodd=Bodd)となるように制御された場合の受信信号点の軌跡を示す。
本実施の形態において、利得制御部330における制御方法は、特に限定されない。例えば、比較結果CompがAeven>Bevenを示す場合、利得制御部330は、可変利得増幅部251の利得制御量を−3dBに設定し、可変利得増幅部254の利得制御量を+3dBに設定するようにしてもよい。すなわち、利得制御部330は、IチャネルとQチャネルとで反対の利得制御を行ってもよい。もしくは、利得制御部330は、可変利得増幅部254の利得を固定し、可変利得増幅部251の利得だけを制御するようにしてもよい。すなわち、利得制御部330は、I,Qチャネルのうち一方のチャネルの可変利得増幅部の利得を固定し、他方のチャネルの可変利得増幅部の利得のみを制御するようにしてもよい。
このようにして、利得制御部330は、直交復調部230の利得誤差を補正する。
[2]直交復調部230の位相誤差補正
ST140:
移相器323,324は、移相量を45度に設定する。ここで、45度は、位相誤差の影響で受信信号点が描く楕円の長軸及び短軸が、I軸及びQ軸に対して傾く角度である。
そして、ST120と同様に、ゼロクロス検出部325,326は、受信信号点の軌跡とI軸及びQ軸との交点であるゼロクロス点の振幅Aeven,Aodd及びBeven,Boddを検出する。
図20は、信号Drx_i5e,Drx_q5e(又は、信号Drx_i5o,Drx_q5o)が描く軌跡、及び、振幅Aeven,Beven(又は、振幅Aodd,Bodd)の一例を示す。なお、ST140において、移相器323,324の移相量が45度に設定されたため、図20の軌跡は、図19の軌跡を45度回転させた関係にある。
ST150:
比較部327は、AevenとBevenとを比較する。又は、比較部327は、AoddとBoddとを比較する。そして、比較部327の比較結果Compが、Aeven=Beven(又は、Aodd=Bodd)となるように、利得制御部330は、可変利得増幅部252,253の利得を制御する。
図21は、利得制御部330により、可変利得増幅部252,253の利得が、Aeven=Beven(又は、Aodd=Bodd)となるように制御された場合の受信信号点の軌跡を示す。
本実施の形態において、利得制御部330における制御方法は、特に限定されるものではない。例えば、比較結果CompがAeven>Bevenを示す場合、利得制御部330は、可変利得増幅部252の利得制御量を+1dBに設定し、可変利得増幅部253の利得制御量も+1dBに設定するようにするとよい。すなわち、利得制御部330は、IチャネルとQチャネルとで同じ利得制御を行ってもよい。
このようにして、利得制御部330は、直交復調部230の位相誤差を補正する。
[3]直交変調部140の利得誤差補正
ST160:
移相器323,324は、移相量を再び0度に設定する。そして、ステップ2と同様に、ゼロクロス検出部325,326は、受信信号点の軌跡とI軸及びQ軸との交点であるゼロクロス点の振幅Aeven,Aodd及びBeven,Boddを検出する。
ST170:
比較部327は、AevenとAoddとを比較する。又は、比較部327は、BevenとBoddとを比較する。そして、利得制御部330は、比較部327の比較結果CompがAeven=Aodd(又は、Beven=Bodd)となるように、可変利得増幅部121,124の利得を制御する。
図22Aは、可変利得増幅部121,124の利得が制御される前の受信信号点の軌跡を示す。図22Bは、可変利得増幅部121,124の利得が制御された後の受信信号点の軌跡を示す。すなわち、利得制御部330は、図22Bに示すように、分離した2つの円の半径が等しくなるように、可変利得増幅部121,124の利得を制御する。
本実施の形態において、利得制御部330における制御方法は限定されない。例えば、比較結果CompがAeven>Aoddを示す場合、利得制御部330は、可変利得増幅部121の利得制御量を−3dBに設定し、可変利得増幅部124の利得制御量を+3dBに設定するようにしてもよい。すなわち、利得制御部330は、IチャネルとQチャネルとで反対の利得制御を行ってもよい。もしくは、利得制御部330は、可変利得増幅部124の利得を固定し、可変利得増幅部251の利得だけを制御するようにしてもよい。すなわち、利得制御部330は、I,Qチャネルのうち一方のチャネルの可変利得増幅部の利得を固定し、他方のチャネルの可変利得増幅部の利得のみを制御するようにしてもよい。
このようにして、利得制御部330は、直交変調部140の利得誤差を補正する。
[4]直交変調部140の位相誤差補正
ST180:
周波数オフセット部312は、周波数誤差を0Hzに設定する。すなわち、局部発振信号生成部310は、周波数が等しい局部発振信号Ctx,Crxを生成する。周波数オフセット量が0Hzに設定され、直交変調部140に用いられる局部発振信号Ctxと、直交復調部230に用いられる局部発振信号Crxの周波数が一致すると、受信信号点の回転が止まる。ただし、この時点では、まだ直交変調部140の直交位相誤差は補正されてない。そのため、受信信号点はI軸及びQ軸からずれた位置に観測される。
図23は、局部発振信号Ctxの周波数と局部発振信号Crxの周波数とが等しく設定された場合の受信信号点の様子を示す。図23において、信号点S11,S13は、送信側でI軸上にマッピングされた偶数番目の変調信号に対する受信信号点である。また、図23において、信号点S12,S14は、送信側でQ軸上にマッピングされた奇数番目の変調信号に対する受信信号点である。ここで、信号点S11,S13の座標は、(Drx_i5e,Drx_q5e)である。また、信号点S12,S14の座標は、(Drx_i5o,Drx_q5o)である。
ST180では、ゼロクロス検出部325,326は、特に処理は行わずに、信号Drx_i5e,Drx_q5e,Drx_i5o,Drx_q5oをそのまま比較部327に出力する。
ST190:
比較部327は、Drx_q5eと0とを比較する。更に、比較部327は、Drx_i5oと0とを比較する。そして、利得制御部330は、比較部327の比較結果CompがDrx_q5e=0、かつ、Drx_i5o=0となるように、可変利得増幅部122,123の利得を制御する。すなわち、利得制御部330は、S11,S13の虚部が0(Drx_q5e=0)となるように、かつ、S12,S14の実部が0(Drx_i5o=0)となるように、可変利得増幅部122,123の利得を制御する。
利得制御部330は、Drx_q5e=0となるように、可変利得増幅部122の利得を制御することにより、信号点S11,S13は図23の矢印の方向に補正される。また、利得制御部330は、Drx_i5o=0となるように、可変利得増幅部123の利得を制御することにより、信号点S12,S14は図23の矢印の方向に補正される。
このようにして、利得制御部330は、直交変調部140の位相誤差を補正する。
以上のようにして、通信装置300は、[1]直交復調部230の利得誤差補正、[2]直交復調部230の位相誤差補正、[3]直交変調部140の利得誤差補正、[4]直交変調部140の位相誤差補正を行う。
なお、通信装置300は、[1]〜[4]の誤差補正の全てを行わずに、一部の誤差補正のみを行うようにしてもよい。例えば、[1]直交復調部230の利得誤差補正のみを行う場合には、通信装置300は、ST110、ST120及びST130を行えばよい。また、[2]直交復調部230の位相誤差補正のみを行う場合には、通信装置300は、ST110、ST140及びST150を行えばよい。また、[3]直交変調部140の利得誤差補正のみを行う場合には、通信装置300は、ST110、ST160及びST170を行えばよい。また、[4]直交変調部140の位相誤差補正のみを行う場合には、通信装置300は、ST180及びST190を行えばよい。
以上のように、本実施の形態に係る通信装置300において、直交誤差検出部320は、復調信号の振幅に基づいて、直交変調部140の直交誤差及び直交復調部230の直交誤差を個別に検出する。これにより、通信装置300は、送信回路100の直交誤差と受信回路200の直交誤差とを分離し個別に補正することができる。このように、通信装置300は、受信信号がI軸、Q軸と交わるゼロクロス点の振幅値を比較するという簡易な方法により、直交誤差を補正することができる。そのため、小型、低消費電力での実現が可能となる。
なお、以上の説明では、周波数オフセット部312が、局部発振信号Crxに周波数誤差を与えることで、局部発振信号Ctxの周波数と局部発振信号Crxの周波数とをずらし、受信信号点を回転させる構成とした。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、局部発振信号生成部310が、周波数オフセット部312に代えて、移相器を備え、移相器が局部発振信号Crxの位相を絶えず変化させることで受信信号点を回転させる構成としてもよい。
また、以上の説明では、変調方式にπ/2シフトBPSKを用いる場合について説明したが、変調方式はこれに限らない。変調方式がπ/2シフトBPSK以外の場合には、I/Qマッピング部110が、送信時のIQ平面上での信号点配置、すなわち、変調信号をI軸上又はQ軸上に配置したパターンに応じて、デマルチプレクサ321,322が、復調信号を振り分ければよい。具体的には、デマルチプレクサ321,322が、前記パターンに応じて、送信時にI軸上に配置された信号(第1の分離信号)と、送信時にQ軸上に配置された信号(第2の分離信号)とに分離すればよい。
また、送信直交誤差補正部120,受信直交誤差補正部250の構成は、特に限定されるものではない。本実施の形態では、直交変調部140の利得誤差、位相誤差、直交復調部230の利得誤差、位相誤差をそれぞれ個別に補正することができる。送信直交誤差補正部120,受信直交誤差補正部250は、これら検出された誤差が補正できる構成であればよい。例えば、直交変調部140の利得誤差のみを補正すればよい場合には、送信直交誤差補正部120は、可変利得増幅部121,124を有していればよい。
本発明に係る通信装置及び直交誤差補正方法は、受信信号がI軸、Q軸と交わるゼロクロス点の振幅値を比較するという簡易な方法により、直交誤差を補正することができる。そのため小型、低消費電力での実現が可能であり、携帯端末のような回路の実装面積に限りがありバッテリー駆動するような通信機器等において直交誤差補正を行う場合に有用である。
100 送信回路
110 I/Qマッピング部
120 送信直交誤差補正部
121,122,123,124,251,252,253,254 可変利得増幅部
125,126,144,255,256 加算器
131,132 DAC
140 直交変調部
141,142,231,232 ミキサ
143,233,323,324 移相器
150 カプラ
160 送信アンテナ
200 受信回路
210 受信アンテナ
220 スイッチ
230 直交復調部
241,242 ADC
250 受信直交誤差補正部
300 通信装置
310 局部発振信号生成部
320 直交誤差検出部
321,322 デマルチプレクサ
325,326 ゼロクロス検出部
327 比較部
330 利得制御部

Claims (8)

  1. 第1の局部発振信号及び第2の局部発振信号を生成する局部発振信号生成手段と、
    前記第1の局部発振信号を用いて直交変調し、変調信号を生成する直交変調手段と、
    前記第2の局部発振信号を用いて前記変調信号を直交復調し、復調信号を生成する直交復調手段と、
    前記直交変調手段で生じる第1の直交誤差を補正する第1の直交誤差補正手段と、
    前記直交復調手段で生じる第2の直交誤差を補正する第2の直交誤差補正手段と、
    前記復調信号の振幅に基づいて、前記第1又は第2の直交誤差を検出する直交誤差検出手段と、
    前記直交誤差検出手段の検出結果に応じて、前記第1又は第2の直交誤差補正手段の設定値を制御する直交誤差補正制御手段と、
    を具備し、
    前記局部発振信号生成手段は、IQ平面上の原点を中心に受信信号点を回転させる回転手段を備え、
    前記直交誤差検出手段は、
    送信時の前記IQ平面上での信号点配置に応じて、前記復調信号を、送信時にI軸上に配置された第1の分離信号と、送信時にQ軸上に配置された第2の分離信号とに分離する分離手段と、
    前記第1及び第2の分離信号の位相を調整する分離信号移相手段と、
    位相調整後の前記第1の分離信号がI軸及びQ軸のそれぞれと交わる第1のゼロクロス点及び第2のゼロクロス点の各振幅と位相調整後の前記第2の分離信号がI軸及びQ軸のそれぞれと交わる第3のゼロクロス点及び第4のゼロクロス点の振幅を検出するゼロクロス検出手段と、
    前記第1から第4のゼロクロス点の振幅を比較する比較手段と、を備え、
    前記第1から第4のゼロクロス点の振幅の比較結果に基づいて、前記直交誤差を検出する、
    通信装置。
  2. 前記局部発振信号生成手段は、前記第1の局部発振信号の周波数と異なる周波数を有する前記第2の局部発振信号を生成し、
    前記分離信号移相手段は、移相量を0度に設定し、
    前記直交誤差補正制御手段は、前記第1のゼロクロス点の振幅と前記第2のゼロクロス点の振幅とが等しくなるか、または前記第3のゼロクロス点の振幅と前記第4のゼロクロス点の振幅とが等しくなるように、前記第2の直交誤差補正手段の設定値を制御する、
    請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記局部発振信号生成手段は、前記第1の局部発振信号の周波数と異なる周波数を有する前記第2の局部発振信号を生成し、
    前記分離信号移相手段は、移相量を45度に設定し、
    前記直交誤差補正制御手段は、前記第1のゼロクロス点の振幅と前記第2のゼロクロス点の振幅とが等しくなるか、または前記第3のゼロクロス点の振幅と前記第4のゼロクロス点の振幅が等しくなるように、前記第2の直交誤差補正手段の設定値を制御する、
    請求項1に記載の通信装置。
  4. 前記局部発振信号生成手段は、前記第1の局部発振信号の周波数と異なる周波数を有する前記第2の局部発振信号を生成し、
    前記分離信号移相手段は、移相量を0度に設定し、
    前記直交誤差補正制御手段は、前記第1のゼロクロス点の振幅と前記第3のゼロクロス点の振幅とが等しくなるか、または前記第2のゼロクロス点の振幅と前記第4のゼロクロス点の振幅とが等しくなるように、前記第1の直交誤差補正手段の設定値を制御する、
    請求項1に記載の通信装置。
  5. 前記局部発振信号生成手段は、前記第1の局部発振信号の周波数に等しい周波数を有する前記第2の局部発振信号を生成し、
    前記分離信号移相手段は、移相量を0度に設定し、
    前記直交誤差補正制御手段は、前記第1の分離信号の虚部の値が0、前記第2の分離信号の実部の値が0になるように、前記第1の直交誤差補正手段の設定値を制御する、
    請求項1に記載の通信装置。
  6. 前記回転手段は、前記第1の局部発振信号に周波数誤差を与えて前記第2の局部発振信号を生成する周波数オフセット部である
    請求項1に記載の通信装置。
  7. 前記回転手段は、前記第1の局部発振信号の位相を連続的に変化させて前記第2の局部発振信号を生成する移相手段である
    請求項1に記載の通信装置。
  8. 直交変調部と、直交復調部と、前記直交変調部又は前記直交復調部における直交誤差を補正する直交誤差補正制御部とを具備する通信装置において、前記直交誤差を補正する直交誤差補正方法であって、
    第1の局部発振信号及び第2の局部発振信号を生成し、
    前記第1の局部発振信号を用いて直交変調し、変調信号を生成し、
    前記第2の局部発振信号を用いて前記変調信号を直交復調し、復調信号を生成し、
    前記直交変調部で生じる第1の直交誤差を補正し、
    前記直交復調部で生じる第2の直交誤差を補正し、
    前記復調信号の振幅に基づいて、前記第1又は第2の直交誤差を検出し、
    前記第1又は第2の直交誤差の検出結果に応じて、前記第1又は第2の直交誤差を補正する設定値を制御し、
    前記直交誤差を検出する際に、
    送信時のIQ平面上での信号点配置に応じて、前記復調信号を、送信時にI軸上に配置された第1の分離信号と、送信時にQ軸上に配置された第2の分離信号とに分離し、
    前記IQ平面上の原点を中心に受信信号点を回転させ、
    前記第1及び第2の分離信号の位相を調整し、
    位相調整後の前記第1の分離信号がI軸及びQ軸のそれぞれと交わる第1のゼロクロス点及び第2のゼロクロス点の各振幅と位相調整後の前記第2の分離信号がI軸及びQ軸のそれぞれと交わる第3のゼロクロス点及び第4のゼロクロス点の振幅を検出し、
    前記第1から第4のゼロクロス点の振幅を比較し、
    前記第1から第4のゼロクロス点の振幅の比較結果に基づいて、前記直交誤差を検出する、
    直交誤差補正方法。
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