JP5571396B2 - エレベータロープ外れ検出装置およびエレベータ制御装置 - Google Patents

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この発明は、エレベータのロープが綱車のロープ溝から外れることを検出するエレベータロープ外れ検出装置およびエレベータ制御装置に関するものである。
従来のエレベータの安全装置は、エレベータ巻上機の綱車またはソラセ綱車の近傍部に設けられるロープ外れ止め防止装置と、ロープ外れ止め防止装置の変位を検知する検出装置とを備え、検出装置はロープ外れ止め防止装置の変位を一定時間検知するとエレベータを停止する構成である(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−203007号公報
しかし、上述のロープ外れ止め防止装置によりロープ外れを検出してもロープがいずれの綱車から外れているのか確認するのに時間が掛るという問題がある。巻上げ機でのロープ外れは容易に確認することが可能であるが、昇降路内でのロープ外れはかごを階床まで移動しなければならないために時間が掛かるという問題がある。
この発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、エレベータのロープが外れた綱車を容易に確認し得るエレベータロープ外れ検出装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータロープ外れ検出装置は、エレベータの綱車から外れるロープが外れ止めにマイクロスイッチを介して支持される検出板を移動することにより上記マイクロスイッチがONするエレベータロープ外れ検出装置において、上記マイクロスイッチがONするとき、上記綱車に近傍して設けられ、電池から電源が供給されることで点灯するライトを備え、上記ライトは上記マイクロスイッチがOFFし且つ復帰スイッチが押下されるときまで点灯し続ける。
この発明に係るエレベータロープ外れ検出装置は、ロープが綱車のロープ溝から外れたことを検出したときにロープがロープ溝から外れた綱車の近くにロープがロープ溝に戻されるまでライトが点灯しているので、ロープがロープ溝から外れた綱車を昇降路内であっても容易に確認することができるという効果を奏する。
この発明の実施の形態に係るエレベータロープ外れ検出装置を設けた綱車の部分断面図である。 エレベータロープ外れ検出装置の制御部により実行されるプログラムである。 この発明の実施の形態に係るエレベータ制御装置により実行されるプログラムである。
以下、この発明に係るエレベータロープ外れ検出装置の好適な実施の形態につき主ロープの外れを例として図面を用いて説明する。
図1は、この発明の実施の形態に係るエレベータロープ外れ検出装置を設けた綱車の部分断面図である。図2は、エレベータロープ外れ検出装置の制御部により実行されるプログラムである。図3は、この発明の実施の形態に係るエレベータ制御装置により実行されるプログラムである。
この発明に係る巻上げ機の綱車1は、円盤であり、円盤の中央に図示しない軸受が設けられ、円盤の外周側面1aに主ロープ2を案内する複数のロープ溝3が並行して掘られている。この軸受には、巻上げ機の駆動モータの駆動軸が挿入されて結合されている。そして、駆動モータが駆動することにより綱車1が主ロープ2を走行する。
この発明に係る巻上げ機の綱車1を包むように外側には、両方の端面に底が設けられた円筒からなる外れ止め4が配置されている。一方、主ロープ2は地震のときに長周期振動に共振して大きく揺れて綱車1の外周側面1aに設けられたロープ溝3から外れる可能性が大きい。このようにロープ溝3から外れた主ロープ2は、何も無ければ綱車1から離れてしまい復帰するための時間が掛かる。ところが、外れ止め4を配置すると、主ロープ2が外周側面1aのロープ溝3の間の土手まで乗り上げるだけで、外周側面1aから端面1bまでは外れない。
この発明の実施の形態に係るエレベータロープ外れ検出装置は、主ロープ2が巻回される綱車1の外周側面1aから所定の距離だけ離間する平板の検出板5と、検出板5に固定された支持棒5aを綱車1の径方向に移動可能に支持するとともに支持棒5aが綱車1の径方向に所定の距離移動したときON信号を発するマイクロスイッチ6と、マイクロスイッチ6がON信号を発したとき点灯するライト7と、ライト7に直列に接続される電池8と、ライト7を消灯する復帰スイッチ9と、ロープ外れ検出装置を制御する制御部10と、を備える。
この制御部10は、マイクロスイッチ6がON信号を発したときONするMSW接点11と、ライト7を消灯する復帰スイッチ9がOFFされるときOFFになるLSW接点12と、ライト7の回路を開閉するライトリレーのリレーコイル13と、が直列に接続され、MSW接点11と並列にライトリレーのAメイク接点14が接続されている。LSW接点12は通常ONしており、MSW接点11がONすると、リレーコイル13がピックアップしてライト7が点灯する。そして、リレーコイル13がピックアップするのでメイク接点14がONし、自己保持している。
そして、主ロープ2を綱車1のロープ溝3に戻して復旧するとMSW接点11がOFFするので、ライト7を消灯する復帰スイッチ9をOFFするとリレーコイル13が戻りメイク接点14がOFFしてライト7が消灯する。
この発明の実施の形態に係るエレベータ制御装置では、地震時管制運転装置のEER接点21、リレーコイル13のBメイク接点22、復帰スイッチ9のCメイク接点24と停止指令用DCリレーのDCコイル23がAND接続されている。また、停止指令用DCリレーのDメイク接点25がEER接点21とリレーコイル13のBメイク接点22に対して並列に接続されている。
そして、EER接点21とBメイク接点22が共にONしたときだけエレベータを停止する指令を出力する停止指令用DCリレーのDCコイル23がピックアップしてエレベータ停止指令を出力する。また、主ロープ2の外れを復旧したときに入力される復帰スイッチ9のCメイク接点24がOFFになったときエレベータ停止指令を中止する。
このように、地震による被害の確認が完了した後でも主ロープ2の綱車1からの外れを直して復帰スイッチ9を押下しないかぎり復帰させない限りDCコイル23がピックアップしているので、エレベータを運行できない。
ライト7は、マイクロスイッチ6がONになるとリレーコイル13がピックアップして、直列に接続された電池8とライト7がつながり、ライト7に電池8から電流が流れて点灯する。そして、制御部10は復帰スイッチ9を押下しない限りライト7を点灯し続ける。
主ロープ2が綱車1のロープ溝3に正しく入って走行しているときには、主ロープ2と検出板5との間に隙間が存在する。このときにはマイクロスイッチ6がOFFであり、ライト7が消灯している。
他方、主ロープ2が綱車1のロープ溝3から跳びだしてロープ溝3の間の土手に乗り上げたときは、主ロープ2が検出板5を綱車1の径方向に押し上げる。すると、検出板5が綱車1の径方向に移動しマイクロスイッチ6をONする。
主ロープ2が綱車1のロープ溝3から外れるのは主ロープ2が地震などの時の長周期振動により大きく揺れるためであり、そのようなときには停電にも成りやすい。しかし、ライト7は電池8から電源が供給されているので、エレベータ全体が停電してもライト7は点灯し続ける。
この発明の実施の形態に係るエレベータロープ外れ検出装置は、主ロープ2が綱車1のロープ溝3から外れたことを検出したときに主ロープ2がロープ溝3から外れた綱車1の近くに主ロープ2がロープ溝3に戻されるまでライト7が点灯しているので、主ロープ2がロープ溝3から外れた綱車1を昇降路内であっても容易に確認することができる。
また、地震時管制運転装置からのEER接点に対して直列にロープ外れ検出装置の接点を入れたので、地震時管制運転装置により乗りかごを最寄階に運転し乗客を乗りかごから降車させてからエレベータの運転を停止することにより閉じ込めを防止できるという効果を奏する。
なお、本実施例では、主ロープ2を例に説明したが、調速機ロープ、吊り合いロープの外れを検出することに適用できることは言うまでもない。
1 綱車、1a (綱車の)外周側面、1b (綱車の)端面、2 主ロープ、3 ロープ溝、4 外れ止め、5 検出板、5a 支持棒、6 マイクロスイッチ、7 ライト、8 電池、9 復帰スイッチ、10 制御部、11 MSW接点、12 LSW接点、13 リレーコイル、14 Aメイク接点、21 EER接点、22 Bメイク接点、23 DCコイル、24 Cメイク接点、25 Dメイク接点。

Claims (2)

  1. エレベータの綱車のロープ溝から外れるロープがマイクロスイッチを介して支持される検出板を移動することにより上記マイクロスイッチがONするエレベータロープ外れ検出装置において、上記マイクロスイッチがONするとき、上記綱車に近傍して設けられ、電池から電源が供給されることで点灯するライトを備え、
    上記ライトは上記マイクロスイッチがOFFし且つ復帰スイッチが押下されるときまで点灯し続ける
    ことを特徴とするエレベータロープ外れ検出装置。
  2. 請求項1に記載のエレベータロープ外れ検出装置のマイクロスイッチがONし且つ地震時管制運転装置により地震時管制運転が完了したときにエレベータの運転を停止するエレベータ制御装置。
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