JP5569176B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体集積回路に関する。
論理回路のスキャンテストに用いられる半導体集積回路において、データ用の入力端子とテスト信号用の入力端子を有し、それぞれの端子に共通のデータ保持回路が接続された半導体集積回路が知られている。また、このような半導体集積回路において、データ用の入力端子に複数のデータ保持回路を接続し、これら複数のデータ保持回路の多数決論理をとるゲート回路を備えた半導体集積回路が知られている(例えば、特許文献1を参照)。本構成によれば、1つのデータ保持回路においてデータが反転した場合でも、他のデータ保持回路が正しいデータを保持する限り、多数決論理のゲート回路により正しいデータを出力することができる。
特開2002−185309号公報
上記の半導体集積回路では、データ保持回路においてソフトエラーが発生した場合に、多数決論理をとるゲート回路の出力が不定となり、リーク等によりデータが破壊されてしまう場合がある。上記のデータの破壊を防止するためには、ゲートの出力に別途データ保持回路を接続することが考えられるが、この場合は回路面積が大きくなってしまう。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、ソフトエラーによるデータの破壊を抑制しつつ、回路面積の低減を図ることのできる半導体集積回路を提供することを目的とする。
本半導体集積回路は、第1入力端子からの入力信号を保持する第1データ保持回路と、前記第1入力端子及び第2入力端子からの入力信号を保持する第2データ保持回路と、前記第1データ保持回路からの出力信号及び前記第2データ保持回路からの出力信号が入力され、前記第1データ保持回路からの出力信号と前記第2データ保持回路からの出力信号とが同じ場合に、当該出力信号に対応した信号を出力するゲート回路と、前記ゲート回路及び前記第2データ保持回路のいずれかの出力信号を保持し、出力端子に出力する第3データ保持回路と、を備える。
本半導体集積回路によれば、第3データ保持回路が、ゲート回路を通過した第1入力端子からの入力信号を保持する機能と、第2データ保持回路を通過した第2入力端子からの入力信号を保持する機能を兼ねている。これにより、ソフトエラーによるデータの破壊を抑制しつつ、回路面積の低減を図ることができる。
図1は、比較例に係る半導体集積回路の回路図である。 図2は、実施例1に係る半導体集積回路の回路図である。 図3は、実施例1に係る半導体集積回路の動作を示すタイミングチャートである。 図4は、実施例1に係る半導体集積回路の動作を説明するための図である。 図5は、実施例1に係る半導体集積回路のエラー時における動作を説明するための図である。 図6は、実施例2に係る半導体集積回路の回路図である。 図7は、実施例3に係る半導体集積回路の回路図である。
最初に、比較例に係る半導体集積回路について説明する。
(比較例)
図1は、スキャンテストに用いられる半導体集積回路の構成を示す図である。比較例に係るスキャンテスト回路80は、データ信号を入力するためのデータ入力端子Dと、テスト信号(スキャンデータ)を入力するためのスキャン入力端子SIを有する。データ入力端子Dは第1入力端子に、スキャン入力端子SIは第2入力端子にそれぞれ相当する。データ入力端子Dは、通常動作時に動作するデータ用ラッチ回路10の入力端子である。スキャン入力端子SIは、スキャン動作時に動作するスキャン用ラッチ回路12の入力端子である。以下に説明するように、データ用ラッチ回路10及びスキャン用ラッチ回路12は、回路素子の一部を共有している。
データ入力端子Dは、インバータ14及び第1スイッチSW1を介して、第1データ保持回路30及び第2データ保持回路40に接続されている。第1データ保持回路30及び第2データ保持回路40には、ゲート回路50が接続されている。ゲート回路50の出力側には、第4データ保持回路70が接続されると共に、データ出力端子MQが接続されている。以上の回路により、データ用ラッチ回路10が構成されている。
スキャン入力端子SIは、第2スイッチSW2を介して第2データ保持回路40に接続されている。第2データ保持回路40は、第3スイッチSW3を介して第3データ保持回路60に接続されている。第3データ保持回路には、スキャンデータ用の出力端子S0が接続されると共に、もう1つの出力端子MSがインバータ16及び18を介して接続されている。以上の回路により、スキャン用ラッチ回路12が構成されている。
第1スイッチSW1は、クロック信号CK及びその反転信号XCKにより駆動されるパスゲート22及び24を含む。データ入力端子Dからの入力信号は、インバータ14の後段で2つに分岐し、一方はパスゲート22を通って第1データ保持回路30に入力され、他方はパスゲート24を通って第2データ保持回路40に入力される。
第1データ保持回路30は、環状に接続された2つのインバータ32及び34を含む。第2データ保持回路40は、同様に環状に接続された2つのインバータ42及び44を含む。これらは、フィードバックループ等と称される構成であるが、データを保持することのできるものであれば他の構成であってもよい(以下、第3データ保持回路60及び第4データ保持回路70においても同様)。第1データ保持回路30及び第2データ保持回路40に保持された信号は、ゲート回路50に入力される。
ゲート回路50は、第1電源Vdd及び第2電源Vssの間に直列に接続されたp型トランジスタT1、p型トランジスタT2、n型トランジスタT3、及びn型トランジスタT4を含む。第1データ保持回路30からの出力信号は、p型トランジスタT1及びn型トランジスタT4のゲートに入力され、第2データ保持回路40からの出力信号は、p型トランジスタT2及びn型トランジスタT3のゲートに入力される。ゲート回路50の出力信号は、p型トランジスタT2及びn型トランジスタT3の中間ノードから出力される。
第1データ保持回路30及び第2データ保持回路40の保持するデータが同じである場合、ゲート回路50はその反転信号を出力する。第1データ保持回路30及び第2データ保持回路40の保持するデータが異なる場合は、ゲート回路50の出力はフローティング(不定)となる。
第4データ保持回路70は、環状に接続された2つのインバータ72及び74を含む。第4データ保持回路70は、ゲート回路50の出力信号を保持し、ゲート回路50の出力が不定の場合には、既に保持しているデータをデータ出力端子MQに出力する。
第2スイッチSW2は、クロック信号ACK及びその反転信号XACKにより駆動され、第3スイッチSW3は、クロック信号BCK及びその反転信号XBCKにより駆動される。スキャン入力端子SIからの入力信号は、最初のクロックで第2データ保持回路40へと入力され、次のクロックで第3データ保持回路60へと入力される。第3データ保持回路60は、環状に接続された2つのインバータ62及び64を含む。出力端子S0からは、第3データ保持回路60の保持データが出力され、出力端子MSからは、第3データ保持回路60の保持データがインバータ66及び68を介して出力される。
比較例に係るスキャンテスト回路80によれば、第1データ保持回路30と第2データ保持回路の保持データが同じである場合に、当該保持データの反転信号を出力するゲート回路50を備えている。これにより、第1データ保持回路30または第2データ保持回路40のいずれかでエラーによるデータの反転が生じても、その影響がゲート回路50の後段に伝達されないため、スキャンテスト回路80は正しいデータを出力することができる。
また、比較例に係るスキャンテスト回路80によれば、ゲート回路50の後段に第4データ保持回路70を備えているため、ゲート回路50の出力が不定の場合でも、リーク等によるデータの破壊を抑制することができる。しかし、ゲート回路50の後段に第4データ保持回路70を設けると、回路面積が大きくなってしまい、スキャンテスト回路80を小型化することが難しくなってしまう。
以下に記載の実施例では、上記の課題を改善するための半導体集積回路の構成について説明する。
図2は、実施例1に係る半導体集積回路(スキャンテスト回路100)の回路図である。比較例(図1)と共通の構成には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
実施例1では、ゲート回路50の後段及び第3データ保持回路60周辺の構成が実施例1と異なる。図示するように、ゲート回路50の出力側は、データ出力端子MQに接続されると共に、ゲート出力スイッチ(以下、第4スイッチSW4)を介して第3データ保持回路60に接続されている。第3データ保持回路60は、インバータ19を介してスキャン出力端子SQに接続されている。また、第3データ保持回路60の駆動力は、ゲート回路50の駆動力より小さい。以上のように、実施例1では、第3データ保持回路60が、比較例における第3データ保持回路60及び第4データ保持回路70の2つの役割を兼ねている。以下、この点について詳細に説明する。
図3は、実施例1に係る半導体集積回路の動作を示すタイミングチャートであり、図4は、動作に対応した説明図である。図3(a)及び図4(a)は通常時の動作を、図3(b)及び図4(b)はスキャン時の動作をそれぞれ示す。
図3(a)に示すように、通常動作時においては、クロック信号CKが所定の間隔でパルス駆動し、クロック信号ACK、BCK、及びCCKは共にローレベルとなる。その結果、図4(a)に示すように、第1スイッチSW1はクロック信号CKがローレベルの間だけオンに設定され、データ入力端子Dからの入力信号を通過させる。このとき、第2スイッチSW2及び第3スイッチSW3は常にオフに、第4スイッチSW4は常にオンに設定される。
通常動作におけるデータの書き込み時(クロック信号CKがローレベル時)には、第1スイッチSW1及び第4スイッチSW4がオンとなり、第1データ保持回路30、第2データ保持回路40、及び第3データ保持回路60に入力データが書き込まれる。通常動作におけるデータの保持時(クロック信号CKがハイレベル時)には、第4スイッチSW4のみがオンとなり、第1データ保持回路及び第2データ保持回路に保持されたデータに応じた信号が、ゲート回路50からデータ出力端子MQに出力される。第3データ保持回路60は、ゲート回路50の出力信号を保持する。
図3(b)に示すように、スキャン動作時においては、クロック信号CK及びCCKは常にハイレベルとなり、クロック信号ACK及びBCKは所定のパルス間隔で駆動する。このとき、クロック信号ACK及びBCKの信号レベルは常に反対となる。その結果、図4(b)に示すように、第2スイッチSW2はクロック信号ACKがローレベルの間だけオンに設定され、スキャン入力信号を通過させる。また、第3スイッチSW3はクロック信号BCKがローレベルの間だけオンに設定され、スキャン入力信号を通過させる。このとき、第1スイッチSW1及び第4スイッチSW4は常にオフに設定される。
以上のように、実施例1に係るスキャンテスト回路100は、比較例と同様に、データ用ラッチ回路10及びスキャン用ラッチ回路12のうち任意の回路として動作させることができる。
次に、通常動作時におけるデータ保持時において、ソフトエラーによりデータ保持回路の論理が反転した場合の動作について説明する。
図5は、実施例1に係る半導体集積回路のエラー時における動作を説明するための図である。図5(a)は第2データ保持回路40にエラーが生じた状態を示し、図5(b)は第3データ保持回路60にエラーが生じた状態を示す。
図5(a)に示すように、第1データ保持回路30及び第2データ保持回路40にデータ「0」が保持され、第3データ保持回路60にデータ「1」が保持されている場合に、第2データ保持回路40のデータが「1」に反転したと仮定する。このとき、ゲート回路50に入力される2つの入力信号が異なるため、ゲート回路50の出力は不定となる。しかし、第3データ保持回路60には正しいデータ「1」が保持されているため、ラッチ回路の出力データも同じく「1」となり、データの破壊は生じない。
一方、図5(b)に示すように、第1データ保持回路30及び第2データ保持回路40にデータ「0」が保持され、第3データ保持回路60にデータ「1」が保持されている場合に、第3データ保持回路60のデータが「1」に反転したと仮定する。このとき、ゲート回路50に入力される2つの入力信号は同じであるため、ゲート回路50の出力は「0」の反転信号である「1」となる。ここで、前述のように、ゲート回路50の駆動力は第3データ保持回路60の駆動力より大きいため、スキャンテスト回路100の出力データはゲート回路50の出力と同じ「1」となり、データの破壊は生じない。また、同時に第3データ保持回路60の保持データが「0」から「1」に上書きされ、ソフトエラーが訂正される。
以上のように、実施例1に係るスキャンテスト回路100によれば、第1データ保持回路30〜第3データ保持回路60のいずれの回路でソフトエラーが生じた場合でも、データの破壊が生じることなく、正しいデータを出力することができる。また、第3データ保持回路60が、ゲート回路50の出力信号と第2データ保持回路の出力信号のいずれかを保持する構成となっている(どちらの信号を保持するかは、動作モードにより決定される)。換言すれば、第3データ保持回路60は、データ用ラッチ回路10においてゲート回路50の出力信号を保持するキーパーとしての役割と、スキャン用ラッチ回路12においてスキャン出力信号を保持するスレイブラッチとしての役割を兼ねている。従って、比較例のように上記2つの回路(キーパー及びスレイブラッチ)を別々に設ける必要がない。これにより、ソフトエラーによるデータの破壊を抑制しつつ、回路面積の低減を図ることができる。
また、実施例1に係るスキャンテスト回路100によれば、ゲート回路50と第3データ保持回路60との間に第4スイッチSW4が設けられており、スキャンテスト時においては第4スイッチSW4が常にオフとなる。これにより、スキャンテスト時において、ゲート回路50からの出力信号により第3データ保持回路60のデータが上書きされてしまうことを抑制することができる。
実施例2は、ゲート回路の構成を変更した例である。
図6は、実施例2に係る半導体集積回路(スキャンテスト回路100A)の回路図である。実施例1(図2)と共通の構成には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
実施例2では、ゲート回路50の構成が実施例1と異なる。図示するように、ゲート回路50は、第1電源Vdd及び第2電源Vssの間に直列に接続されたp型トランジスタT1及びn型トランジスタT2を含む。第1データ保持回路30からの出力信号は、p型トランジスタT1のゲートに入力され、第2データ保持回路40からの出力信号は、n型トランジスタT2のゲートに入力される。ゲート回路50の出力信号は、p型トランジスタT1及びn型トランジスタT2の中間ノードから出力される。なお、実施例2において、第3データ保持回路60の駆動力は、ゲート回路50の駆動力より小さく、ゲート回路50の駆動力の半分より大きい。
第1データ保持回路30と第2データ保持回路40の保持データが共にハイレベルの場合、p型トランジスタT1はオフに、n型トランジスタT2はオンにそれぞれ設定され、ゲート回路50の出力はローレベルとなる。第1データ保持回路30と第2データ保持回路40の保持データが共にローレベルの場合、p型トランジスタT1はオンに、n型トランジスタT2はオフにそれぞれ設定され、ゲート回路50の出力はハイレベルとなる。
第1データ保持回路30の保持データがハイレベルで、第2データ保持回路40の保持データがローレベルの場合、p型トランジスタT1及びn型トランジスタT2は共にオフに設定され、ゲート回路50の出力はフローティング(不定)となる。第1データ保持回路30の保持データがローレベルで、第2データ保持回路40の保持データがハイレベルの場合、p型トランジスタT1及びn型トランジスタT2は共にオンに設定され、ゲート回路50の出力はVddとVssの中間レベルとなる。
実施例2に係るスキャンテスト回路100Aの動作は、原則的に実施例1と同じである。以下、通常動作時におけるデータ保持時において、ソフトエラーによりデータ保持回路の論理が反転した場合の動作について説明する。
第1データ保持回路30または第2データ保持回路40のいずれかでソフトエラーが生じた場合、上述のようにゲート回路50の出力は不定または中間レベルとなる。ここで、第3データ保持回路60の駆動力は、ゲート回路50の駆動力の半分より大きいため、ゲート回路50の出力信号よりも第3データ保持回路60に保持されている信号が優先され、データ出力端子MQから出力される。
一方、第3データ保持回路60でソフトエラーが生じた場合は、ゲート回路50の出力が正しく保たれている。上述のように、第3データ保持回路60の駆動力は、ゲート回路50の駆動力より小さいため、スキャンテスト回路100Aの出力信号はゲート回路50の出力信号と同じになり、データの破壊は生じない。また、同時に第3データ保持回路60が保持する信号がゲート回路50の出力信号により上書きされ、ソフトエラーが訂正される。
以上のように、実施例2に係るスキャンテスト回路100Aによれば、実施例1と同様に、ソフトエラーによるデータの破壊を抑制しつつ、回路面積の低減を図ることができる。また、実施例1と比べてゲート回路50の部品点数を少なくすることができるため、回路面積をさらに低減することができる。
実施例3は、データ入力端子から第3データ保持回路に直接データを入力可能とした例である。
図7は、実施例3に係る半導体集積回路の回路図である。実施例1(図2)と共通の構成には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
実施例3に係るスキャンテスト回路100Bは、第1スイッチSW1と同じクロック信号CKにより駆動される第5スイッチSW5を備えている。データ入力端子Dからの入力信号は、インバータ14の後段で2つに分岐し、その一方が第5スイッチSW5を介して第3データ保持回路60に入力されている。データ入力端子D及び第3データ保持回路60を結ぶ配線と、第5スイッチSW5とは、データ入力端子Dからの入力信号を、ゲート回路50を介さずに第3データ保持回路60に入力するデータ入力回路90を構成する。
実施例3に係るスキャンテスト回路100Bの動作は、原則的に実施例1と同じであり、実施例1と同様にソフトエラーによるデータの破壊を抑制しつつ、回路面積の低減を図ることができる。ただし、通常動作時のデータ書き込み時においては、データ入力端子Dから第3データ保持回路60に対し、ゲート回路50を介さずに直接信号が入力されるため、第3データ保持回路60の動作の信頼性をさらに向上させることができる。
実施例1〜3において、ゲート回路50は、第1データ保持回路30及び第2データ保持回路40に保持されたデータの反転信号を出力する構成としたが、ゲート回路50の構成は本構成に限定されるものではない。ゲート回路50は、第1データ保持回路30及び第2データ保持回路40に保持されたデータが同じ場合に、同データに対応した信号を出力する構成であればよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
以下に付記する。
(付記1)
第1入力端子からの入力信号を保持する第1データ保持回路と、
前記第1入力端子及び第2入力端子からの入力信号を保持する第2データ保持回路と、
前記第1データ保持回路からの出力信号及び前記第2データ保持回路からの出力信号が入力され、前記第1データ保持回路からの出力信号と前記第2データ保持回路からの出力信号とが同じ場合に、当該出力信号に対応した信号を出力するゲート回路と、
前記ゲート回路及び前記第2データ保持回路のいずれかの出力信号を保持し、出力端子に出力する第3データ保持回路と、
を備えることを特徴とする半導体集積回路。
(付記2)
前記第3データ保持回路の駆動力は、前記ゲート回路の駆動力より小さいことを特徴とする付記1に記載の半導体集積回路。
(付記3)
前記第1入力端子からは、通常動作時においてデータ信号が入力され、
前記第2入力端子からは、スキャン動作時においてテスト信号が入力されることを特徴とする付記1または2に記載の半導体集積回路。
(付記4)
前記ゲートと前記第3データ保持回路との間に設けられたゲート出力スイッチを備え、
前記ゲート出力スイッチは、前記通常動作時において常にオンとなり、前記スキャン動作時において常にオフとなることを特徴とする付記3に記載の半導体集積回路。
(付記5)
前記第3データ保持回路の駆動力は、前記ゲート回路の駆動力より小さく、且つ前記ゲート回路の駆動力の半分より大きく、
前記ゲート回路は、
前記第1データ保持回路からの出力信号と前記第2データ保持回路からの出力信号とが同じ場合に、当該出力信号に対応した信号を出力し、
前記第1データ保持回路からの出力信号と前記第2データ保持回路からの出力信号とが異なる場合に、当該出力信号におけるハイレベルとローレベルの中間レベルの信号を出力することを特徴とする付記1に記載の半導体集積回路。
(付記6)
前記第1入力端子からの入力信号を、前記ゲート回路を介さずに入力するデータ入力回路を備えることを特徴とする付記1〜5のいずれかに記載の半導体集積回路。
(付記7)
前記第1データ保持回路、前記第2データ保持回路、及び前記第3データ保持回路は、環状に接続された複数のインバータを含むことを特徴とする付記1〜6のいずれかに記載の半導体集積回路。
(付記8)
前記ゲート回路は、第1電源と第2電源との間に直列に接続された、第1導電型の第1トランジスタ、第1導電型の第2トランジスタ、第2導電型の第3トランジスタ、及び第2導電型の第4トランジスタを含み、
前記第1トランジスタ及び前記第2トランジスタの一方のゲート端子には前記第1データ保持回路からの出力信号が、他方のゲート端子には前記第2データ保持回路からの出力信号がそれぞれ入力され、
前記第3トランジスタ及び前記第4トランジスタの一方のゲート端子には前記第1データ保持回路からの出力信号が、他方のゲート端子には前記第2データ保持回路からの出力信号がそれぞれ入力され、
前記第2トランジスタ及び前記第3トランジスタの中間ノードから、前記ゲート回路の出力信号が出力されることを特徴とする付記1〜4のいずれかに記載の半導体集積回路。
(付記9)
前記ゲート回路は、第1電源と第2電源との間に直列に接続された第1導電型の第1トランジスタ及び第2導電型の第2トランジスタを含み、
前記第1トランジスタ及び前記第2トランジスタの一方のゲート端子には前記第1データ保持回路からの出力信号が、他方のゲート端子には前記第2データ保持回路からの出力信号がそれぞれ入力され、
前記第1トランジスタ及び前記第2トランジスタの中間ノードから、前記ゲート回路の出力信号が出力されることを特徴とする付記5に記載の半導体集積回路。
(付記10)
前記第1入力端子と前記第1データ保持回路及び前記第2データ保持回路との間に設けられた第1スイッチを備え、
前記第1スイッチは、前記通常動作時のデータ書き込み時にオンとなり、前記通常動作時のデータ保持時及び前記スキャン動作時にオフとなることを特徴とする付記1〜9のいずれかに記載の半導体集積回路。
(付記11)
前記第2入力端子と前記第2データ保持回路との間に設けられた第2スイッチと、
前記第2データ保持回路と前記第3データ保持回路との間に設けられた第3スイッチとを備え、
前記第2スイッチ及び前記第3スイッチは、前記通常動作時において常にオフとなり、
前記スキャン動作時において、相補的にオンまたはオフに切り替わることを特徴とする付記1〜10のいずれかに記載の半導体集積回路。
10 データ用ラッチ回路
12 スキャン用ラッチ回路
30 第1データ保持回路
40 第2データ保持回路
50 ゲート回路
60 第3データ保持回路
70 第4データ保持回路
SW1 第1スイッチ
SW2 第2スイッチ
SW3 第3スイッチ
SW4 第4スイッチ(ゲート出力スイッチ)
SW5 第5スイッチ
100 スキャンテスト回路

Claims (6)

  1. 第1入力端子からの入力信号を保持する第1データ保持回路と、
    前記第1入力端子及び第2入力端子からの入力信号を保持する第2データ保持回路と、
    前記第1データ保持回路からの出力信号及び前記第2データ保持回路からの出力信号が入力され、前記第1データ保持回路からの出力信号と前記第2データ保持回路からの出力信号とが同じ場合に、当該出力信号に対応した信号を出力するゲート回路と、
    前記ゲート回路及び前記第2データ保持回路のいずれかの出力信号を保持し、出力端子に出力する第3データ保持回路と、
    を備えることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記第3データ保持回路の駆動力は、前記ゲート回路の駆動力より小さいことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 前記第1入力端子からは、通常動作時においてデータ信号が入力され、
    前記第2入力端子からは、スキャン動作時においてテスト信号が入力されることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体集積回路。
  4. 前記ゲート回路と前記第3データ保持回路との間に設けられたゲート出力スイッチを備え、
    前記ゲート出力スイッチは、前記通常動作時において常にオンとなり、前記スキャン動作時において常にオフとなることを特徴とする請求項3に記載の半導体集積回路。
  5. 前記第3データ保持回路の駆動力は、前記ゲート回路の駆動力より小さく、且つ前記ゲート回路の駆動力の半分より大きく、
    前記ゲート回路は、
    前記第1データ保持回路からの出力信号と前記第2データ保持回路からの出力信号とが同じ場合に、当該出力信号に対応した信号を出力し、
    前記第1データ保持回路からの出力信号と前記第2データ保持回路からの出力信号とが異なる場合に、当該出力信号におけるハイレベルとローレベルの中間レベルの信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  6. 前記第1入力端子からの入力信号を、前記ゲート回路を介さずに前記第3データ保持回路に入力するデータ入力回路を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の半導体集積回路。
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