JP5568993B2 - 静電誘導型発電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、環境振動を利用して発電させる振動発電装置などとして用いることのできる静電誘導型発電装置に関するものである。
従来、互いに対向した状態を保ったまま、相対的に移動可能に構成された一対の基板を備え、一対の基板の一方に複数のエレクトレットが並べて配置され、他方に一対の電極を一組とする複数組の電極が並べて配置された静電誘導型発電装置が知られている。かかる装置によれば、一対の基板の相対的な移動により、一対の電極のうちの一方の電極とエレクトレット間の静電容量と、他方の電極とエレクトレット間の静電容量がそれぞれ変化するため、その変化分が電力として出力される。
かかる静電誘導型発電装置を作製する際には、基板上に微細な電極(エレクトレット及び集電用の電極)を形成するために、従来、半導体微細加工技術を用いていた。しかし、半導体微細加工技術は、一般的に装置が大掛かりな上に、当該技術を用いて静電誘導型発電装置を作製する場合には、単位時間当たりに作製できる個数も少なく、加工費用が極めて高くなっていた。
特開2006−180450号公報
本発明の目的は、加工費用の削減を可能とする静電誘導型発電装置を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明の静電誘導型発電装置は、
相対的に往復移動可能に構成され、かつ両者の間に環状隙間が形成される第1基体及び第2基体と、
第1基体に設けられるエレクトレットと、
第2基体に設けられる第1電極及び第2電極と、
を備え、
第1基体と第2基体の相対的な位置の変化に伴って、前記エレクトレットと第1電極との位置関係、及び前記エレクトレットと第2電極との位置関係がそれぞれ変化することによって、前記エレクトレットと第1電極との間の静電容量、及び前記エレクトレットと第2電極との間の静電容量がそれぞれ変化することで電力が出力される静電誘導型発電装置であって、
前記エレクトレットは、線状(本発明においては、細長いものを意味しており、断面が円形の針金状のものや、断面が矩形の帯状のものなども含まれ、断面の形状は限定されない)の導線の表面に、帯電状態にある誘電体物質が被覆されたものにより構成されており、
第1電極及び第2電極は、いずれも線状の導線により構成されていることを特徴とする。
本発明においては、エレクトレットは、線状の導線の表面に、帯電状態にある誘電体物質が被覆されたものにより構成されており、第1電極及び第2電極は、いずれも線状の導線により構成されている。従って、これら第1電極,第2電極及びエレクトレットを、半導体微細加工技術を用いることなく作製できる。
前記エレクトレットは第1基体に対して周方向に沿って全周に亘って設けられており、第1電極及び第2電極は第2基体に対して周方向に沿って全周に亘って設けられているとよい。
すなわち、エレクトレットと第1電極との間、及びエレクトレットと第2電極との間では静電引力が発生する。この静電引力は第1基体と第2基体との相対的な往復移動を妨げる力となり得る。つまり、一般的な静電誘導型発電装置のように、一対の板状の基板の一方にエレクトレットを設けて、他方に第1電極及び第2電極を設けた場合には、静電引力により基板同士が近付く方向に力が働く。そのため、静電引力が、一対の基板の相対的な往復移動を妨げる力となる。これに対して、本発明の構成を採用すれば、環状隙間の全周に亘って静電引力が発生することで、ある任意の部分で発生する静電引力に対して、当該部分と180°ずれた位置でも静電引力が発生していることになる。そのため、ある任意の部分での静電引力と、当該部分と180°ずれた位置における静電引力とにより、第1基体と第2基体に作用する双方の静電引力が相殺または減じられることになる。従って、静電引力による第1基体と第2基体との相対的な往復移動への影響を少なくすることが可能となる。
第1基体と第2基体は、両者間に形成される環状隙間が全周に亘って一定の距離を保ったまま相対的に往復移動可能に構成されており、かつ前記環状隙間は、全周に亘って、その距離が略同一であるように構成されているとよい。
これにより、全周に亘って安定的に電力が得られる。また、エレクトレットと第1電極との間、及びエレクトレットと第2電極との間で発生する静電引力は全周に亘って略同一となることから、静電引力による第1基体と第2基体との相対的な往復移動への影響を効果的に少なくすることができる。
また、第1基体と第2基体のうちのいずれか一方は円筒状部材で構成されており、他方は該円筒状部材の筒内において中心軸が一致するように設けられる円柱状部材又は円筒状部材により構成されるとよい。
これにより、環状隙間は、全周に亘って、その距離を同一にすることができる。
第1基体には、前記エレクトレットが第1電極と第2電極のうちのいずれか一方と対向する位置にある場合に、他方と対向する位置に設けられた、線状の導線により構成されたガード電極が設けられているとよい。
このように、ガード電極を設けることで、出力電圧を安定させることができる。
第1電極及び第2電極における導線の表面には、絶縁被膜が設けられているとよい。
これにより、エレクトレットからの放電を抑制できる。
なお、上記各構成は、可能な限り組み合わせて採用し得る。
以上説明したように、本発明によれば、加工費用を削減できる。
図1は本発明の実施例1に係る静電誘導型発電装置の全体的な構成を示す概略構成図である。 図2は本発明の実施例1に係る静電誘導型発電装置の主要構成の側面図である。 図3は本発明の実施例1に係る静電誘導型発電装置の主要構成の模式的断面図である。 図4は本発明の実施例1に係る静電誘導型発電装置の発電原理を説明する図である。 図5は本発明の実施例1に係る静電誘導型発電装置の出力電圧を示す図である。 図6は本発明の実施例に係るエレクトレットの製法を説明する図である。 図7は本発明の実施例2に係る静電誘導型発電装置の主要構成の側面図である。 図8は本発明の実施例3に係る静電誘導型発電装置の一部を示す模式的断面図である。 図9は本発明の実施例4に係る静電誘導型発電装置の一部を示す模式的断面図である。 図10は本発明の実施例5に係る第1電極及び第2電極の取り付け方法を説明する図である。 図11は本発明の実施例5に係る静電誘導型発電装置の主要構成の模式的断面図である。 図12は本発明の実施例6に係る静電誘導型発電装置の全体的な構成を示す概略構成図である。 図13は本発明の参考例に係る静電誘導型発電装置の主要構成の模式的断面図である。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例1)
図1〜図6を参照して、本発明の実施例1に係る静電誘導型発電装置について説明する。
<静電誘導型発電装置の全体構成>
特に、図1〜図3を参照して、本発明の実施例1に係る静電誘導型発電装置100の全体構成について説明する。なお、図1は全体構成を概略的に示している。図2は主要構成(筐体101を除く、第1ユニット110及び第2ユニット120)を側面側(図1中、筐体内において、左側)から見た図である。図3は主要構成の模式的断面図(軸心を通る面で切断した断面図)である。
本発明の実施例1に係る静電誘導型発電装置100は、筐体101と、筐体101の内部に設けられる第1ユニット110及び第2ユニット120とを備えている。
第1ユニット110は、円柱状部材により構成されている第1基体111と、第1基体111の外周にそれぞれ螺旋状に巻き付けられたエレクトレット112及びガード電極113とから構成される。ここで、エレクトレット112とガード電極113は、これらの間の間隔が一定となるように、第1基体111の外周に巻き付けられている。また、第1基体111の外周には2本の螺旋状の溝が形成されている。エレクトレット112とガード電極113は、これらの2本の溝にそれぞれ嵌まるように第1基体111の外周に巻き付けられることで、簡単に位置決めがなされている。また、ガード電極113は接地されている(図3参照)。
また、第1基体111は、一対のバネ114,115によって、筐体101に支持されている。つまり、バネ114の一端が筐体101の内壁面に固定され、バネ114の他端が第1基体111の一端に固定されている。また、バネ115の一端が第1基体111の他端に固定され、バネ115の他端が筐体101の内壁面に固定されている。これにより、静電誘導型発電装置100が振動すると、第1ユニット110は、第2ユニット120に対して、図1,3中左右方向に往復移動(振動)する。
第2ユニット120は、円筒状部材により構成されている第2基体121と、第2基体121の内周にそれぞれ螺旋状に設けられた第1電極122及び第2電極123とから構成される。ここで、第1電極122と第2電極123は、これらの間の間隔が一定となるように、第2基体121の内周に設けられている。また、第2基体121の内周には2本の螺旋状の溝が形成されている。第1電極122と第2電極123は、これらの2本の溝に嵌まるように第2基体121の内周に設けられることで、簡単に位置決めがなされている。そして、第1電極122と第2電極123には、発電により得られた電力が供給される負荷130が電気的に接続されている。なお、第2ユニット120は筐体101に対して固定されている。
また、エレクトレット112とガード電極113との間の間隔と、第1電極122と第2電極123との間の間隔とは等しくなるように構成されている。これにより、エレクトレット112が第1電極122と第2電極123のうちのいずれか一方と対向する位置にある場合に、ガード電極113は、他方と対向する位置となる。
そして、円柱状部材で構成された第1基体111は、円筒状部材で構成された第2基体121の筒内において、これらの中心軸が一致した状態で往復移動するように設けられている。これにより、第1基体111と第2基体121との間には、これらが相対的に移動している最中においても、全周に亘って、その距離が等しい環状隙間Sが形成される。なお、第1基体111と第2基体121の中心軸が一致した状態を保持するために、これらの間にベアリングなどの軸受を設けてもよい。
また、本実施例に係るエレクトレット112は、線状の導線(例えば、銅線)112aの表面に、帯電状態にある誘電体物質が被覆されたものにより構成されている(図6参照)。より具体的には、エレクトレット112は、SiO,フッ素系樹脂またはポリイミドなどを、ディップコート,スプレーコート,スパッタまたは電着などによって、導線112aの表面に対してコーティングして(図6(a))、被膜112bを形成し、この被膜112bを帯電させることで得られる(図6(b))。なお、ディップコートを5回以上施すことにより得られたエレクトレット112により、従来の半導体微細加工技術によって得られるエレクトレットと同等の荷電量を実現できることを実験により確認できた。
ガード電極113は、線状の導線(例えば、銅線)により構成されている。
また、第1電極122及び第2電極123は、いずれも線状の導線(例えば、銅線)に
より構成されている。なお、本実施例における第1電極122及び第2電極123は、エレクトレット112からの放電を抑制するために、導線の表面に、SiO,ポリイミドまたはエナメルなどの絶縁被膜が設けられている。
<静電誘導型発電装置の発電原理>
特に、図4及び図5を参照して、本発明の実施例1に係る静電誘導型発電装置の発電原理について説明する。なお、本実施例におけるエレクトレットは、マイナスの電荷を半永久的に保持するように構成されている。
第1ユニット110が移動することによって、第1基体111と第2基体121の相対的な位置関係が変化する。これに伴って、エレクトレット112と第1電極122との位置関係、及びエレクトレット112と第2電極123との位置関係もそれぞれ変化する。図4(a)はエレクトレット112の全面と、第1電極122の全面が対向した状態であって、エレクトレット112と第2電極123は全く対向していない状態を示している。図4(b)はエレクトレット112と第1電極122は全く対向していない状態であって、エレクトレット112の一部と第2電極123の一部が対向した状態を示している。図4(c)はエレクトレット112の全面と、第2電極123の全面が対向した状態であって、エレクトレット112と第1電極122は全く対向していない状態を示している。
図4(a)に示す状態では、エレクトレット112と第1電極122との間の静電容量が最大となる。このとき、エレクトレット112と第2電極123との間の静電容量も存在し得る。そして、図4(c)に示す状態では、エレクトレット112と第2電極123との間の静電容量が最大となる。このとき、エレクトレット112と第1電極122との間の静電容量も存在し得る。このように、第1ユニット110(第1基体111)の移動によって、エレクトレット112と第1電極122との間の静電容量、及びエレクトレット112と第2電極123との間の静電容量がそれぞれ変化する。
図4(b)は、図4(a)に示す状態から図4(c)に示す状態に移行する途中の状態を示している。この移行の過程においては、エレクトレット112と第1電極122との間の静電容量は低下し、エレクトレット112と第2電極123との間の静電容量は上昇する。したがって、第1電極122と第2電極123は、負荷130を介して電気的に繋がっているため、第1電極122から第2電極123に向かって、プラスの電荷が移動する。このようにして電力が発生する。
図4(a)に示す状態と図4(c)に示す状態が交互に一定の周期で変動する(第1ユニット110が一定の周期で振動する(往復移動する))場合における経過時間tに対する出力電圧Vの変動を示したグラフを図5に示す。図中、t1は図4(a)に示す状態の時に相当し、t2は図4(c)に示す状態の時に相当する。
ここで、この図5に示すように、安定した出力電圧が得られるように、出力電圧は高電圧と低電圧の中心が0(V)となるようなカーブを描くのが望ましい。本実施例においては、ガード電極113を設けることにより、出力電圧の高電圧と低電圧の中心を0(V)とすることを可能としている。すなわち、例えば、図4(a)に示すように、エレクトレット112と第1電極122が対向し、かつ接地されたガード電極113と第2電極123が対向した状態においては、キルヒホッフの法則により、第2電極123の電位は0(V)となる。図4(c)に示す状態では、第1電極122とガード電極113(この図では省略している)が対向した状態となり、第1電極122の電位は0(V)となる。したがって、図5に示すような出力電圧のカーブを得ることができ、安定した出力電圧を得ることができる。なお、ガード電極については、接地させない構成を採用することも可能である。ガード電極を接地させない場合でも、第1電極や第2電極との間でコンデンサを形
成するため、ガード電極を設けない場合に比して、電圧(発電量)を安定させることができる。ただし、ガード電極を接地させた方が、上記の通り、高電圧と低電圧の中心を0(V)とすることができるため、より一層、電圧(発電量)を安定させることができる。
<本実施例に係る静電誘導型発電装置の優れた点>
本実施例においては、エレクトレット112は、線状の導線の表面に、帯電状態にある誘電体物質が被覆されたものにより構成されており、ガード電極113,第1電極122及び第2電極123は、いずれも線状の導線(例えば、銅線)により構成されている。従って、これらを、半導体微細加工技術を用いることなく作製できる。これにより、これらを簡単に作成でき、かつ単位時間当たりの製作可能な個数も大幅に増やすことができる。なお、半導体微細加工技術を用いて、これらを作製する場合に比べて、加工費用を85%以上削減することが可能となる。なお、本実施例における「線状」とは、細長いものを意味しており、断面が円形の針金状のものや、断面が矩形の帯状のものなども含まれ、断面の形状は限定されない。以下の、実施例においても同様である。
また、本実施例においては、第1基体111として円柱状部材を用い、第2基体121として円筒状部材を用い、これらの中心軸を一致させる配置構成を採用した。従って、第1基体111と第2基体121との間に形成される環状隙間Sは、全周に亘って、その距離が同一である。従って、安定的に発電させることが可能となる。また、エレクトレット112と第1電極122との間、及びエレクトレット112と第2電極123との間で発生する静電引力は全周に亘って同一となる。そのため、静電引力による第1基体111と第2基体121との相対的な往復移動への影響を効果的に少なくすることができる(理論上、第1基体111と第2基体121に対して作用する静電引力は全て相殺されるため、これらの相対的な往復移動に対する静電引力の影響はない)。従って、筐体101の振動に対する第1ユニット110の振動の応答性に優れる。つまり、筐体101の振動が小さくても、第1ユニット110は振動し、発電させることが可能となる。
(実施例2)
図7には、本発明の実施例2が示されている。実施例1においては、第1基体として円柱状部材を用い、第2基体として円筒状部材を用いる場合を示した。これに対して、本実施例では、第1基体として角柱部材を用い、第2基体として内周及び外周の断面が四角形の筒状部材を用いる場合を示す。その他の基本的な構成および作用については実施例1と同一なので、同一の構成部分については、その説明は省略する。
本実施例に係る静電誘導型発電装置200においては、第1基体211が角柱部材によって構成されている。なお、この角柱部材における、第1基体211と第2基体221との往復移動方向に対する垂直方向の断面形状は正方形である。また、第2基体221は、内周及び外周の断面が四角形の筒状部材によって構成されている。なお、この筒状部材における、第1基体211と第2基体221との往復移動方向に対する垂直方向の内周及び外周の断面形状は正方形である。
本実施例においても、第1基体111と第2基体121との間には、これらが相対的に移動している最中においても、全周に亘って、その距離が略等しい環状隙間Sが形成される。より具体的には、角部の付近では、やや間隔が大きくなるものの、それ以外の部分では間隔は等しくなる。
なお、本実施例においては、第1基体211と第2基体221の形状が実施例1の場合と異なる点を除き、その他の構成等については、実施例1の場合と同様である。
以上のように、本実施例の場合にも、上記実施例1の場合と同様の効果を得ることがで
きる。
(実施例3)
図8には、本発明の実施例3が示されている。本実施例においては、第1電極及び第2電極の第2基体に対する位置決めの仕方が、実施例1の場合とは異なる場合を示す。その他の基本的な構成および作用については実施例1と同一なので、同一の構成部分については、その説明は省略する。
発電効率を高めるためには、第1基体に対するエレクトレット及びガード電極の位置決め精度、及び第2基体に対する第1電極及び第2電極の位置決め精度を高める必要がある。実施例1では、基体に溝を設けて、この溝に、エレクトレット等が嵌まるようにすることで位置決めを行う場合を示した。
ここで、実施例1で示した円柱状部材で構成された第1基体111または実施例2で示した角柱状部材で構成された第1基体211の外周側にエレクトレット112やガード電極113を取付けるのは容易である。つまり、円柱状部材や角柱状部材の外周に対しては溝を簡単に形成することができるし、溝に嵌まるようにエレクトレット112などを巻く作業も容易である。
これに対して、第2基体121,221に対して第1電極122及び第2電極123を取付けるのは容易ではない。つまり、筒の内側に螺旋状の溝を形成することも、筒の内側に設けられている螺旋状の溝に第1電極及び第2電極123を取付けることも、技術的に困難性を伴う。そこで、本実施例では、第1電極122と第2電極123の取り付けを容易にするための一例を説明する。
本実施例における第2ユニット320においては、第2基体321として、外周側に螺旋状の2本の溝が形成された円筒状部材を用いている。そして、この第2基体321の外周側に設けられている2本の螺旋状の溝に、第1電極122及び第2電極123がそれぞれ嵌まるように第2基体321の外周に巻き付けられている。
本実施例の場合には、エレクトレット112と第1電極122との間、及びエレクトレット112と第2電極との間に、第2基体321が介在するため静電容量を適切に確保する点では実施例1に比べて不利である。しかしながら、本実施例によれば、円筒状部材で構成された第2基体321の外周側に螺旋状の溝が設けられているので当該溝の形成も容易であるし、第1電極122及び第2電極123の巻き付け作業も容易である。
(実施例4)
図9には、本発明の実施例4が示されている。本実施例においても、実施例3と同様に、第1電極及び第2電極の第2基体に対する位置決めを容易にした例を説明する。その他の基本的な構成および作用については実施例1と同一なので、同一の構成部分については、その説明は省略する。
本実施例における第2ユニット420においては、第2基体421に対して第1電極122と第2電極123がインサート成形により一体的に設けられている。すなわち、本実施例においては、第1電極122と第2電極123をインサート部品として金型内における所定位置に取付けた状態でインサート成形を行うことで、第2基体421に対して第1電極及び第2電極123が一体的に設けられた第2ユニット420を作製している。これにより、第1電極122及び第2電極123の第2基体421に対する位置決めを、容易且つ正確に行うことができる。なお、本実施例の場合にも、エレクトレット112と第1電極122との間、及びエレクトレット112と第2電極との間に、第2基体421が介
在するため静電容量を適切に確保する点では実施例1に比べて不利である。
(実施例5)
図10及び図11には、本発明の実施例5が示されている。本実施例においても、実施例3及び実施例4と同様に、第1電極及び第2電極の第2基体に対する位置決めを容易にした例を説明する。その他の基本的な構成および作用については実施例1と同一なので、同一の構成部分については、その説明は省略する。
本実施例では、円筒状部材で構成された第2基体521の内周面に、第1電極122及び第2電極123が設けられた絶縁シート524を貼り付けた構成を採用している。すなわち、まず、図10に示すように、絶縁シート524上に、それぞれ複数の第1電極122及び第2電極123を用いて、これらを櫛歯状に取付ける。そして、第1電極122及び第2電極123が取付けられた絶縁シート524を、第2基体521の内周面に貼り付ける。これにより、第1電極122及び第2電極123の第2基体521に対する位置決めを、容易に行うことができる。
なお、本実施例においては、上記実施例1〜4の場合とは異なり、第1電極122及び第2電極123は螺旋状ではなく、複数の円が、軸方向に対して一定の間隔で設けられるように配置される。そのため、第1ユニット110において、第1基体111に設けられるエレクトレット112及びガード電極113も、第1電極122と第2電極123に対応するように、螺旋状ではなく円形のものが軸方向に対して一定の間隔で設けられるように配置される。なお、これに伴い、ガード電極113は複数備えられるため、それぞれに対して接地させる必要がある。ただし、上記の通り、ガード電極113については、接地させない構成も採用し得る。
(実施例6)
図12には、本発明の実施例6が示されている。上記実施例では、第1基体を円柱状または角柱状の部材で構成し、第2基体を筒状の部材で構成し、第2基体の筒内部に第1基体を配置させる構成を示した。これに対して、本実施例では第1基体を円筒状部材で構成し、第2基体を円柱状部材で構成し、第2基体を第1基体の筒内に配置させる構成を示す。それ以外の基本的な構成及び作用は同一なので、詳細な説明は適宜省略する。
本発明の実施例6に係る静電誘導型発電装置600は、筐体101と、筐体101の内部に設けられる第1ユニット610及び第2ユニット620とを備えている。
第1ユニット610は、円筒状部材により構成されている第1基体611と、第1基体611の内周にそれぞれ螺旋状に設けられたエレクトレット112及びガード電極113とから構成される。また、第1基体611は、一対のバネ614,615によって、筐体101に支持されている。つまり、バネ614の一端が筐体101の内壁面に固定され、バネ614の他端が第1基体611の一端に固定されている。また、バネ615の一端が第1基体611の他端に固定され、バネ615の他端が筐体101の内壁面に固定されている。これにより、静電誘導型発電装置600が振動すると、第1ユニット610は、第2ユニット620に対して、図12中左右方向に往復移動(振動)する。
第2ユニット620は、円柱状部材により構成されている第2基体621と、第2基体621の外周にそれぞれ螺旋状に巻き付けられた第1電極122及び第2電極123とから構成される。なお、第2ユニット620は筐体101に対して固定されている。
そして、本実施例においては、円筒状部材で構成された第1基体611は、円柱状部材で構成された第2基体621の外周側にて、これらの中心軸が一致した状態で往復移動す
るように設けられている。これにより、第1基体611と第2基体621との間には、これらが相対的に移動している最中においても、全周に亘って、その距離が等しい環状隙間Sが形成される。
本実施例においても、上記実施例1の場合と同様の効果が得られることは言うまでもない。
(その他)
上記実施例1では、第1基体111が円柱状部材で構成された場合を示したが、この第1基体111として円筒状部材を採用することもできる。また、実施例6における第2基体621においても同様に、円筒状部材を採用することもできる。なお、実施例1における第1基体111として円筒状部材を採用する場合や実施例6における第2基体621として円筒状部材を採用する場合には、円筒状部材の両端部に梁などを設けて、この梁にバネ114,115,614,615を固定すればよい。
また、第1基体や第2基体として、円柱状部材や円筒状部材を用いるのではなく、断面(第1基体と第2基体の往復移動方向に垂直な断面)が楕円形のものを採用してもよい。更に、実施例2では、第1基体として断面が正方形の角柱部材を用い、第2基体として内周及び外周の断面が正方形の筒状部材を用いる場合を示したが、断面が4角形(正方形)以外の多角形のものを用いることもできる。
このように、第1基体及び第2基体の形状は種々のものを採用できる。要は、第1基体と第2基体との間に形成される環状隙間Sをどのような形状にするかが重要である。発電の安定性及び静電引力による影響を軽減するためには、環状隙間Sは全周に亘って等しい距離にするのが望ましい。そのため、この観点からは実施例1や実施例6で示した構成が最も優れているといえる。しかしながら、環状隙間Sの距離が全周に亘って略等しければある程度発電量を安定できる。また、第1基体と第2基体のうち内側に設けられる基体の外周面の断面の形状と、外側に設けられる基体の内周面の断面の形状に関して、これらの図心が一致し、かつ図心に対して対称性を有していれば、静電引力による影響をなくすことができる。また、対称性が完全ではなくても、静電引力による影響を軽減できる。これらのことから、第1基体や第2基体の形状は特に限定されるものではない。
また、上記実施例においては、第1基体を筐体101に対して可動に構成し、第2基体を筐体に対して固定させる構成を採用することで、第1基体と第2基体が相対的に往復移動する場合を示した。これは、第2基体には電力を取り出すための配線が電気的に接続されるため、第2基体は固定されたほうが望ましいとの観点によるものである。ただし、必ずしも、第2基体を固定させる必要はない。従って、第1基体を筐体101に固定し、第2基体が筐体101に対して移動することで、第1基体と第2基体が相対的に往復移動するようにしてもよい。また、第1基体と第2基体のいずれもが、筐体101に対して移動可能に構成することで、第1基体と第2基体が相対的に往復移動するようにしてもよい。
(参考例)
上記実施例においては、静電引力の影響を軽減またはなくすために、第1基体と第2基体との間に環状隙間が形成される場合を示した。しかし、半導体微細加工技術を用いずにエレクトレット等を製作することで加工費用の削減を図るという観点においては、一般的な静電誘導型発電装置のように、一対の板状の基板の一方にエレクトレットを設けて、他方に第1電極及び第2電極を設けた場合でも加工費用の削減は可能である。このような場合について、図13を参照して説明する。
この参考例に係る静電誘導型発電装置700は、筐体701と、筐体701の内部に設
けられる第1ユニット710と第2ユニット720とを備えている。
第1ユニット710は、平板状の第1基体(基板)711と、第1基体711に設けられる複数のエレクトレット112及びガード電極113とから構成される。また、第1基体711は、一対のバネ714,715によって、筐体101に支持されている。
第2ユニット720は、平板状の第2基体(基板)721と、第2基体721に設けられる複数の第1電極122及び第2電極123とから構成される。
なお、エレクトレット112,ガード電極113,第1電極122及び第2電極123自体については、上記各実施例で示したものと同一の構成である。
このように構成される静電誘導型発電装置700は、構造的には一般的なものと同様であるが、エレクトレット112等を、半導体微細加工技術を用いることなく作製できるので、加工費用を削減することができる。
100,200,600 静電誘導型発電装置
101 筐体
110,610 第1ユニット
111,211,611 第1基体
112 エレクトレット
112a 導線
112b 被膜
113 ガード電極
114,115,614,615 バネ
120,320,420,620 第2ユニット
121,221,321,421,521,621 第2基体
122,522 第1電極
123,523 第2電極
130 負荷
524 絶縁シート
S 環状隙間

Claims (6)

  1. 相対的に往復移動可能に構成され、かつ両者の間に環状隙間が形成される第1基体及び第2基体と、
    第1基体に設けられるエレクトレットと、
    第2基体に設けられる第1電極及び第2電極と、
    を備え、
    第1基体と第2基体の相対的な位置の変化に伴って、前記エレクトレットと第1電極との位置関係、及び前記エレクトレットと第2電極との位置関係がそれぞれ変化することによって、前記エレクトレットと第1電極との間の静電容量、及び前記エレクトレットと第2電極との間の静電容量がそれぞれ変化することで電力が出力される静電誘導型発電装置であって、
    前記エレクトレットは、線状の導線の表面に、帯電状態にある誘電体物質が被覆されたものにより構成されており、
    第1電極及び第2電極は、いずれも線状の導線により構成されていることを特徴とする静電誘導型発電装置。
  2. 前記エレクトレットは第1基体に対して周方向に沿って全周に亘って設けられており、第1電極及び第2電極は第2基体に対して周方向に沿って全周に亘って設けられていることを特徴とする請求項1に記載の静電誘導型発電装置。
  3. 第1基体と第2基体は、両者間に形成される環状隙間が全周に亘って一定の距離を保ったまま相対的に往復移動可能に構成されており、かつ前記環状隙間は、全周に亘って、その距離が略同一であるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の静電誘導型発電装置。
  4. 第1基体と第2基体のうちのいずれか一方は円筒状部材で構成されており、他方は該円筒状部材の筒内において中心軸が一致するように設けられる円柱状部材又は円筒状部材により構成されることを特徴とする請求項3に記載の静電誘導型発電装置。
  5. 第1基体には、前記エレクトレットが第1電極と第2電極のうちのいずれか一方と対向する位置にある場合に、他方と対向する位置に設けられた、線状の導線により構成されたガード電極が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の静電誘導型発電装置。
  6. 第1電極及び第2電極における導線の表面には、絶縁被膜が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の静電誘導型発電装置。
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