JP5568978B2 - グラビア塗工装置及び除液装置 - Google Patents

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本発明は、グラビア塗工装置及び除液装置に関する。
グラビア塗工装置において、走行する基材に塗工剤を塗工するグラビアロールと、グラビアロールの表面に塗工剤を供給する供給手段と、グラビアロールの外周面に付着した余分な塗工剤を掻き取るドクターブレードと、を備えたグラビア塗工装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この種のグラビア塗工装置では、ドクターブレードの先端に裏周りした塗工剤が溜まり、いわゆるスピッティングが発生し、均一な塗工が困難となる場合がある。通常のグラビア塗工装置では、作業者がドクターブレードとグラビアロールの接触部に手を入れてドクターブレードの先端を箆等で擦ることにより、スピッティングを除去する除液処理を行っている。また、ドクターブレードをフッ素処理することによりスピッティングを抑える手法(例えば、特許文献1参照)や、ドクターブレードを2段階に備えてスピッティングを抑える手法(例えば、特許文献2参照)が提供されている。
特開2001−80230号公報 特開平7−101035号公報
しかしながら上述の技術では以下の問題がある。すなわち、ドクターとグラビアロールの接触部の周りには様々な部品が配置されているため、手動により除去することは困難であり効率が悪く、また危険な作業である。また、ドクターを加工する方法は加工処理の複雑化や製造コスト増などの問題があり、ドクターを2段階とする構成では装置構成が複雑で大型なものとなるという問題がある。
そこで、本発明は、単純な構成で効率よくスピッティングを除去することが可能なグラビア塗工装置及び除液装置を提供することを目的とする。
本発明の一形態に係るグラビア塗工装置は、基材に塗工剤を塗工するグラビアロールと、前記グラビアロールの外周面に塗工剤を供給する塗工剤供給手段と、前記グラビアロールの外周面に付着した余分な塗工剤を除去するドクターブレードと、前記グラビアロールの回転方向下流側から前記ドクターブレードに接触可能な除液箆と、前記除液箆を前記ドクターブレードの幅方向に沿う第1方向に移動可能とする第1移動手段と、を有する除液ユニットと、備え、前記除液ユニットは、前記ドクターブレードの幅方向に沿うロッドを中心に前記除液箆を回動可能とする回動手段と、前記除液箆と前記ロッドの連結部分を前記第1方向と交差する第2方向に移動可能とする第2移動手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の他の一形態にかかる除液装置は、回転するグラビアロールの周面に当接して前記グラビアロール上の塗工剤を掻き取るドクターブレードの前記回転方向の下流側から前記ドクターブレードに接触可能に設けられた除液箆と、前記除液箆を前記ドクターブレードの幅方向に沿う第1方向に移動可能とする幅方向移動手段と、前記ドクターブレードの幅方向に沿うロッドを中心に前記除液箆を回動可能とする回動手段と、前記除液箆と前記ロッドの連結部分を前記第1方向と交差する第2方向に移動可能とする第2移動手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係るグラビア塗工装置及び除液装置によれば、単純な構成で効率よくスピッティングを除去することが可能となる。
本発明の第1実施形態に係るグラビア塗工装置の構成を示す側面図。 同実施形態のドクター装置及び除液装置を示す側面図。 同実施形態の除液ユニットの平面図。 同除液ユニットの動作を示す説明図。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態にかかるグラビア塗工装置10及び除液装置について、図1乃至図4を参照して説明する。なお、各図において説明のため、適宜、構成を拡大、縮小または省略して概略的に示している。図中矢印X,Y及びZはそれぞれ互いに直交する3方向を示す。
図1は本実施形態に係るグラビア塗工装置10の構成を示す側面図であり、図2はドクター装置15の側面図、図3は除液ユニット33の平面図、図4は除液ユニット33の動作を示す説明図である。
本実施形態に係るグラビア塗工装置10は、図1に示すように、所定の搬送経路に沿って走行する基材11に塗工剤22を塗工するグラビアロール12と、基材11を挟んでグラビアロール12に圧接される圧銅13と、グラビアロール12の外周面に塗工剤22を供給する塗工剤供給手段14と、グラビアロール12の外周面に付着した余分な塗工剤22を除去するドクター装置15と、を備える。
グラビアロール12は、円筒状に構成され、図中X方向(第1方向)に延びる軸を中心に回転する。グラビアロール12の外周面には画像に対応するセルと呼ばれる凹部21が多数形成されている。
圧銅13は、グラビアロール12と同等の軸長さを有し、グラビアロール12に対向配置されている。
塗工剤供給手段14は、塗工剤22を貯留する液槽14aを有し、グラビアロール12の周面に塗工剤22を供給する。例えばグラビア塗工装置10が印刷装置である場合には塗工剤22としてインクが用いられるが、これに限られるものではない。外周面に塗工剤22が供給されたグラビアロール12と圧銅13とで走行する基材11を挟んで圧接することにより、基材11への塗工が行われる。
ドクター装置15は、グラビアロール12の外周部分に設置されている。ドクター装置15は、グラビアロール12の外側に配置されたベース部31と、ベース部31のグラビアロール12側の端部に連結部31aを介して支持されたドクターユニット32と、ベース部31の上方に連結部31bを介して支持された除液装置としての除液ユニット33と、を備えて構成されている。除液ユニット33はドクターユニット32の回転方向下流側に配置されている。
連結部31aは、板状のベース部31のグラビアロール12側の端部に、例えばねじ等の固定部材によって着脱可能に設けられている。
連結部31bは、ベース部31から上方に延び、上端部が屈曲してグラビアロール12側に延びるL字形状を成し、板状のベース部31の上面に、例えばねじ等の固定部材によって着脱可能に設けられている。このため、除液ユニット33はドクター装置15から取り外し可能になっている。
ドクターユニット32は、連結部31aに取り付けられたドクターホルダ34と、このドクターホルダ34に固定されてグラビアロール12の外周面に向かって延びる板状のドクターブレード35と、を備えている。ドクターブレード35は、例えばスチール等の金属、またはプラスチック等から、X方向に延びる幅方向に長い薄板状に構成されている。ドクターブレード35の先端縁の幅方向全長がグラビアロール12の軸方向全長に亘って接触するように配置されている。ドクターブレード35の先端部35aがグラビアロール12の周面に当接した状態で、グラビアロール12が図中矢印R1方向に回転することにより、グラビアロール12の外周面に付着した余分な塗工剤22がドクターブレード35により掻き取られる。
除液ユニット33は、連結部31bに取り付けられたガイド部36と、ガイド部36によってX方向にスライド可能に支持された箆ホルダ37と、箆ホルダ37にZ方向に移動可能にかつ回転可能に支持されたロッド39と、ロッド39に固定されグラビアロール12の回転方向下流側からドクターブレード35の先端部35aに当接可能に設けられた除液箆40と、を備える。
図2及び図3に示すように、ガイド部36は、ベース部31の上部に連結部31bを介して設けられX方向に延びるスライドレール36aと、スライドレール36aに係合してX方向に移動可能なスライドガイド36bとによって構成されている。
箆ホルダ37は、スライドガイド36bに固定された一対の支持プレート37a,37bを備えている。一対の支持プレート37a,37bは互いにX方向に所定の間隔をあけて互いに離間している。一対の支持プレート37a,37bには長手方向がZ方向に沿う長孔38がそれぞれ形成されている。この一対の長孔38を通って、一対の支持プレート37a,37b間に、X方向に延びるロッド39が回転可能に軸支されている。
ロッド39は、グラビアロール12と同等の長さを有し、その長手方向がX方向に延びている。長孔38に支持されたロッド39は、支持プレート37a,37bに対して回転可能であり、長孔38内にガイドされてZ方向に往復移動可能になっている。
すなわち、これらのガイド部36、支持プレート37a,37b、長孔38、及びロッド39により、除液箆40を回動させる回動手段と、除液箆40をドクターブレード35の幅方向に移動可能とする第1移動手段と、除液箆40を図中Z方向に移動可能とする第2移動手段とが構成される。
除液箆40は、例えば竹や木、金属、合成樹脂等の、柔らかく撓み易い材質から、細長い板状に構成されている。除液箆40の先端部分40bの硬度はグラビアロール12の表面の硬度よりも小さい。すなわち除液箆40の基端部分40aはドクターブレード35の下流側であってグラビアロール12の外周側においてロッド39に固定され、その先端部分40bがグラビアロール12及びドクターブレード35の先端に向かって延びるように配置されている。
除液箆40の先端部分40bは先端に行くにつれてX方向の寸法が細くなるようにテーパー状に構成されるとともに、ドクターブレード35に向かって上流側に屈曲している。
除液箆40は、ロッド39を中心に回動可能である。またロッド39の長孔38内でのZ方向の移動に伴ってロッド39との連結部分である基端部分40aが上下方向に移動可能である。さらに除液箆40は一対の支持プレート37a,37b及びロッド39のX方向の移動に伴ってX方向に移動可能になっている。除液箆40は、これらの回動動作、X方向の移動、及びZ方向の移動によって、先端部分40bがグラビアロール12から退避した第1状態と、先端部分40bがグラビアロール12外周面に到達する第2状態と、先端部分40bがドクターブレード35の先端であってグラビアロール12とドクターブレード35の接触部付近の塗工剤が溜まる箇所に接触する第3状態とにおいて、動作可能であり、グラビアロール12の回転方向下流側からドクターブレード35に接触可能に構成されている。
以下、除液ユニット33の動作について図1乃至図4を参照して説明する。除液ユニット33は、グラビア塗工時(通常時)には、例えば図示しないストッパなどによりロッド39に回転規制がなされ、二点鎖線で示す第1状態に維持されている。この第1状態においては、グラビアロール12及びドクターブレード35の接触部よりも下流側の図中上方に除液箆40が退避している。この第1状態において、長孔38の下部にロッド39が位置しており、長孔38の上方には隙間が残るように設定されている。
スピッティング除去時(メンテナンス時)は、例えば手動または自動により回転規制を外し、除液箆40の回転モーメントにより図中矢印R2に示す方向に軸及び除液箆40を回転させる。すると、まず図2において実線で示すように、除液箆40の先端が下方に位置するグラビアロール12の周面に当接する第2状態となる。
ついで、除液箆40の基端が支持されているロッド39を操作して長孔38に沿って上方に移動させるとともにロッド39を回転させながら、位置調節を行う。すると、ロッド39が上方に移動するにつれ、除液箆40の回転モーメントによりロッド39がさらにR2方向へ回転し、除液箆40がロッド39を中心に回動しながら、除液箆40の先端がグラビアロール12の周面に沿って上流側の図中下方のドクターブレード35先端部に向かって移動する。そして、破線で示すように、除液箆40の先端がドクターブレード35の先端に当接する第3状態となる。
このとき、長孔38により除液箆40をZ方向に移動可能としたことにより、ドクターブレード35の先端位置が変化しても、追従させることが可能となるので、ドクターブレード35の先端部35aの裏面35b側であって、ドクターブレード35とグラビアロール12との接触部42の近傍に、確実に除液箆40の先端部分40bを位置決めすることが出来る。
ついで、除液箆40の先端部分40bが接触部42近傍においてドクターブレード35の先端部35aの裏面35bに当接した第3状態において、ロッド39を操作して箆ホルダ37をX方向に移動させることにより、除液箆40がドクターブレード35に当接した状態で幅方向全長にわたって移動する。この移動に伴って除液箆40がドクターブレード35の先端部35aを擦ることにより、ドクターブレード35に裏回りした塗工剤22aが除去され、スピッティング除去が行われる。
スピッティング除去が完了したら、再びロッド39をR2と逆方向に回転させるとともに長孔38内にてZ方向に下降させて除液箆40を退避させ、回動規制をロックして第1状態に保持する。
本発明に係るグラビア塗工装置10は、以下のような効果を奏する。すなわち、除液ユニット33によって、ドクターブレード35の裏面35b(グラビアロール12の回転方向下流側)に溜まった塗工剤22aを除去でき、単純な構成で効率よくスピッティング除去が可能である。このためドクターブレードと基材の間に手を入れて箆をドクターブレードに当てて擦る方法に比べて、効率良く正確で安全なスピッティング除去処理が可能となり、均一な塗工処理が可能となる。
また、ドクターブレード35はグラビア塗工によって先端が削れて先端位置が変化したり、塗工処理完了後の洗浄時にドクターホルダ34に対して着脱する度に先端が異なる位置に配置されることがあるが、本実施形態によれば、回動手段や第2移動手段により、除液箆40の先端をドクターブレード35の位置に追従させて位置調節できるため、常に所望の位置に除液箆40を位置決めすることが可能である。
除液箆40の硬度をグラビアロール12表面の硬度よりも小さくしたため、グラビアロール12と除液箆40が接した場合にもグラビアロール12が損傷することを防止できる。
上記実施形態の除液箆40は、下流側から延び、その先端が上流側に向かって屈曲する構成としたことにより、ドクターブレード35やドクターホルダ34などの周辺部品を回避して先端部分40bをドクターブレード35に当接させることが可能となる。
さらに、本実施形態においてはドクター装置15から除液ユニット33を取り外して別のドクター装置に取り付けることができるため、複数台のドクター装置15に対して共通して除液ユニット33を利用できる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。例えば、回動手段、第1移動手段、及び第2移動手段の具体的な構造や部材の形状などは上記に限られるものではなく適宜変更可能である。また、本発明は塗工剤としてインクを用いたグラビア印刷を例に挙げたが、これに限られるものではなく、例えばコーター・ドライラミネーター等、他のグラビア塗工にも同様に用いることができる。
また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 基材に塗工剤を塗工するグラビアロールと、
前記グラビアロールの外周面に塗工剤を供給する塗工剤供給手段と、
前記グラビアロールの外周面に付着した余分な塗工剤を除去するドクターブレードと、
前記グラビアロールの回転方向下流側から前記ドクターブレードに接触可能な除液箆と、前記除液箆を前記ドクターブレードの幅方向に沿う第1方向に移動可能とする第1移動手段と、を有する除液ユニットと、
を備えたことを特徴とするグラビア塗工装置。
[2] 前記徐液箆の先端部の硬度が、前記グラビアロールの表面の硬度よりも小さいことを特徴とする[1]記載のグラビア塗工装置。
[3] 前記除液ユニットは、前記ドクターブレードの幅方向に沿うロッドを中心に前記除液箆を回動可能とする回動手段と、前記除液箆と前記ロッドの連結部分を前記第1方向と交差する第2方向に移動可能とする第2移動手段と、を備えたことを特徴とする[1]または[2]記載のグラビア塗工装置。
[4] 前記除液箆は、前記回動及び前記第2方向の移動によって、及び前記ドクターブレードから退避した状態と、前記ドクターブレードに当接する状態との間で動作可能であり、前記ドクターブレードに当接する状態において前記除液箆の先端が前記ドクターブレードと前記グラビアロールの接触部付近の前記ドクターブレードの下流側の面に配置される、ことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれか記載のグラビア塗工装置。
[5] 前記除液箆は、前記ドクターブレードの下流側の前記グラビアロールの外周側から、前記グラビアロールに向かって延び、前記除液箆の先端部分は、上流側に向かって屈曲して形成されたことを特徴とする[1]乃至[4]のいずれか記載のグラビア塗工装置。
[6] 回転するグラビアロールの周面に当接して前記グラビアロール上の塗工剤を掻き取るドクターブレードの前記回転方向の下流側から前記ドクターブレードに接触可能に設けられた除液箆と、前記除液箆を前記ドクターブレードの幅方向に移動可能とする幅方向移動手段と、を備えたことを特徴とする除液装置。
10…グラビア塗工装置、11…基材、12…グラビアロール、13…圧銅、
14…塗工剤供給手段、14a…液槽、15…ドクター装置、21…凹部、
22…塗工剤、22a…塗工剤、31…ベース部、31a…連結部、31b…連結部、
32…ドクターユニット、33…除液ユニット、34…ドクターホルダ、
35…ドクターブレード、35a…先端部、35b…裏面、36…ガイド部、
36a…スライドレール、36b…スライドガイド、37…箆ホルダ、
37a.37b…支持プレート、38…長孔、39…ロッド、40…除液箆、
40b…先端部分、40a…基端部分、42…接触部。

Claims (5)

  1. 基材に塗工剤を塗工するグラビアロールと、
    前記グラビアロールの外周面に塗工剤を供給する塗工剤供給手段と、
    前記グラビアロールの外周面に付着した余分な塗工剤を除去するドクターブレードと、
    前記グラビアロールの回転方向下流側から前記ドクターブレードに接触可能な除液箆と、前記除液箆を前記ドクターブレードの幅方向に沿う第1方向に移動可能とする第1移動手段と、を有する除液ユニットと、
    を備え
    前記除液ユニットは、前記ドクターブレードの幅方向に沿うロッドを中心に前記除液箆を回動可能とする回動手段と、前記除液箆と前記ロッドの連結部分を前記第1方向と交差する第2方向に移動可能とする第2移動手段と、を備えたことを特徴とするグラビア塗工装置。
  2. 前記除液箆の先端部の硬度が、前記グラビアロールの表面の硬度よりも小さいことを特徴とする請求項1記載のグラビア塗工装置。
  3. 前記除液箆は、前記回動及び前記第2方向の移動によって、前記ドクターブレードから退避した状態と、前記ドクターブレードに当接する状態との間で動作可能であり、前記ドクターブレードに当接する状態において前記除液箆の先端が前記ドクターブレードと前記グラビアロールの接触部付近の前記ドクターブレードの下流側の面に配置される、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のグラビア塗工装置。
  4. 前記除液箆は、前記ドクターブレードの下流側の前記グラビアロールの外周側から、前記グラビアロールに向かって延び、前記除液箆の先端部分は、上流側に向かって屈曲して形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか記載のグラビア塗工装置。
  5. 回転するグラビアロールの周面に当接して前記グラビアロール上の塗工剤を掻き取るドクターブレードの前記回転方向の下流側から前記ドクターブレードに接触可能に設けられた除液箆と、前記除液箆を前記ドクターブレードの幅方向に沿う第1方向に移動可能とする幅方向移動手段と、前記ドクターブレードの幅方向に沿うロッドを中心に前記除液箆を回動可能とする回動手段と、前記除液箆と前記ロッドの連結部分を前記第1方向と交差する第2方向に移動可能とする第2移動手段と、を備えたことを特徴とする除液装置。
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