JP5568341B2 - 交換レンズ、カメラボディ、及びカメラシステム - Google Patents

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Description

本発明は、交換レンズ、カメラボディ、及びカメラシステムに関し、特に、動画撮影時にオートフォーカス制御を行うカメラボディ、そのカメラボディに対応した交換レンズ、及びカメラボディと交換レンズとを備えたカメラシステムに関する。
特許文献1は、カメラユニットとカメラユニットに着脱可能なレンズユニットとを備えた交換レンズ式のカメラ装置を開示している。レンズユニットは、自動焦点調節や自動露出制御に関する駆動系を有する。また、レンズユニットは、レンズユニットのステータス情報を有する。このカメラ装置において、カメラユニットとレンズユニットとの間で各種制御情報とステータス情報とを通信することにより、カメラユニットがレンズユニットを制御する。
特開平4−280239号公報
動画撮影時の自動焦点調節を実現するため、フォーカスレンズを光軸方向に微小距離だけ進退させ、焦点方向を検出しながら、フォーカスレンズを焦点位置方向に移動させるウォブリング制御がある。また、ズームレンズとフォーカスレンズを備えたレンズユニットにおいて、フォーカス状態を保持した状態でフォーカスレンズを動かすと、ズームレンズもそれに応じて移動する場合がある。そのようなレンズユニットにおいて、前述のウォブリング制御を行うと、フォーカスレンズの微小振動により画角が周期的に変動するという問題がある。この変動量はズームレンズ位置が広角側にあるほど顕著になる。よって、動画撮像中にウォブリング制御を行うと、撮像素子により撮像された動画像の画角が変化し、使用者にとって見苦しい画像となる。従来の交換レンズ式のカメラ装置(例えば、上記特許文献1に開示されている交換レンズ式のカメラ装置)は、動画撮影を行う際に、ズームレンズの状態ごとに適切な自動焦点調節を行うことができず、ウォブリング制御に起因する上記の問題を解決することができない。
本発明は、動画撮影を行う際に、ズームレンズの状態に応じて、適切な自動焦点調節を行うことが可能な、交換レンズ、カメラボディ及びカメラシステムを提供することを目的とする。
本発明に係る第1のカメラボディは、交換レンズを装着可能なカメラボディである。交換レンズは、被写体像の大きさを変化させるズームレンズと、ズームレンズを光軸に沿って駆動するズーム駆動手段と、被写体像の合焦状態を変化させるフォーカスレンズと、自動合焦制御において、フォーカスレンズを光軸に沿って微小進退させずに駆動する山登り合焦動作により、フォーカスレンズを駆動するフォーカス駆動手段と、ズームレンズの光軸上における位置を示す位置情報と、位置情報が示す位置にズームレンズが存在する状態でフォーカスレンズが光軸上を移動することにより生じる像倍率の変化に関する情報とを関連付けた関連付情報を記憶する記憶手段と、を備える。カメラボディは、交換レンズから関連付情報を取得する第1の取得手段と、撮影動作時に、ズームレンズの光軸上における位置に関する情報を取得する第2の取得手段と、第1の取得手段により取得した関連付情報と、第2の取得手段により取得したズームレンズの位置に関する情報とに基づいて、自動合焦制御においてフォーカス駆動手段を山登り合焦動作を行うように制御する制御信号を生成する生成手段と、生成手段により生成された制御信号を交換レンズに送信する送信手段と、を備える。生成手段は、山登り合焦動作において、特定した情報が示す像倍率の変化が所定値よりも大きい場合は、第1の速度でフォーカスレンズを駆動するように制御信号を生成し、特定した情報が示す像倍率の変化が所定値以下の場合は、第1の速度よりも大きな第2の速度でフォーカスレンズを駆動するように制御信号を生成する。
本発明に係る第2のカメラボディは、単焦点の交換レンズを装着可能なカメラボディである。交換レンズは、被写体像の合焦状態を変化させるフォーカスレンズと、自動合焦制御において、フォーカスレンズを光軸に沿って微小進退させずに駆動する山登り合焦動作により、フォーカスレンズを駆動するフォーカス駆動手段と、フォーカスレンズが光軸上を移動することにより生じる像倍率の変化に関する関連付情報を記憶する記憶手段と、を備える。第2のカメラボディは、交換レンズから関連付情報を取得する取得手段と、取得手段により取得した関連付情報に基づいて、フォーカスレンズ駆動手段を山登り合焦動作を行うように制御する制御信号を生成する生成手段と、生成手段により生成された制御信号を前記交換レンズに送信する送信手段と、を備える。生成手段は、山登り合焦動作において、関連付情報が示す値が所定値よりも大きい場合は、第1の速度でフォーカスレンズを駆動するように制御信号を生成し、関連付情報が示す値が所定値以下の場合は、自動合焦制御において、第1の速度よりも大きな第2の速度でフォーカスレンズを駆動するように制御信号を生成する。
本発明のカメラシステムは、上記交換レンズと上記カメラボディとを有する。
本発明によれば、交換レンズがズームレンズの光軸上における位置に関する情報と像倍率の変化に関する情報とを関連付けた関連付情報を記憶し、カメラボディが交換レンズから取得した関連付情報と動画撮影時のズームレンズの光軸上の位置とに基づいて、フォーカスレンズの駆動を制御する。これにより、ズームレンズの像倍率の変化が大きくなると判断したときは、ウォブリング制御の状態を適宜制御することが可能となる。よって、ズームレンズの状態に応じて、適切なオートフォーカス制御を行うことが可能となる。
本発明の実施形態1、2のカメラシステムのブロック図 ウォブリング制御を説明するための模式図 山登りAF制御を説明するための模式図 像倍率の変化を示す図 関連付情報を示す図 変倍率について説明するための模式図 カメラシステムの撮像準備動作における信号の送受信を示す図 ウォブリング制御時におけるカメラボディと交換レンズとの信号の送受信のタイミングチャート ウォブリング制御時における振幅の決定アルゴリズムを示すフローチャート 山登りAF時における駆動速度の決定アルゴリズムを示すフローチャート ウォブリング制御時における振幅の他の決定アルゴリズムを示すフローチャート
以下添付の図面を参照し、本発明の実施形態を説明する。
1.実施形態1
1−1.概要
本実施形態のカメラシステムは、カメラボディとカメラボディに装着可能な交換レンズとを含む。カメラシステムは動画撮影を行うことができる。また、カメラシステムは、動画撮影を行う際に、オートフォーカス制御を行うことができる。
本実施形態の交換レンズは、ズームレンズの光軸上における位置に関する情報と像倍率の変化に関する情報とを関連付けた関連付情報を記憶し、カメラボディは、交換レンズから取得した関連付情報と動画撮影時のズームレンズの光軸上の位置とに基づいて、フォーカスレンズの駆動を制御する。これにより、本実施形態の交換レンズ、カメラボディ及びカメラシステムは、動画撮影を行う際に、ズームレンズの状態に応じて、適切なオートフォーカス制御を行うことを可能にする。
1−2.構成
本実施形態のカメラシステムの構成について図1を用いて説明する。図1に、カメラシステムの構成を示す。カメラシステム1は、カメラボディ100と交換レンズ200とから構成される。以下、カメラボディ100と交換レンズ200のそれぞれの構成について説明する。
1−2−1.カメラボディの構成
カメラボディ100は、主として、CCDイメージセンサ110と液晶モニタ120とカメラコントローラ140とボディマウント150と電源160とカードスロット170とを備える。
カメラコントローラ140は、レリーズ釦130等の操作部材からの指示に応じて、カメラシステム1全体(例えば、CCDイメージセンサ110)を制御する。カメラコントローラ140は、垂直同期信号をタイミング発生器112に送信する。これと並行して、カメラコントローラ140は、垂直同期信号に基づいて、露光同期信号を生成する。カメラコントローラ140は、生成した露光同期信号を、ボディマウント150及びレンズマウント250を介して、レンズコントローラ240に周期的に繰り返して送信する。カメラコントローラ140は、制御動作や画像処理動作の際に、DRAM141をワークメモリとして使用する。
CCDイメージセンサ110は、交換レンズ200を介して入射される被写体像を撮像して、画像データを生成する。ADコンバータ111は、生成された画像データをデジタル化する。カメラコントローラ140は、ADコンバータ111でデジタル化された画像データに様々な画像処理を施す。様々な画像処理とは、例えば、ガンマ補正処理、ホワイトバランス補正処理、キズ補正処理、YC変換処理、電子ズーム処理、JPEG圧縮処理などの画像圧縮処理等である。
CCDイメージセンサ110は、タイミング発生器112で制御されるタイミングで動作する。例えば、CCDイメージセンサ110は、静止画像の撮像動作、動画像の撮像動作、スルー画像の撮像動作等を行う。ここで、スルー画像とは、撮像後、メモリーカード171に記録しない画像である。スルー画像は、主に動画像であり、静止画像の撮像のための構図を決めるために液晶モニタ120に表示されるものである。
液晶モニタ120は、カメラコントローラ140で画像処理された表示用画像データが示す画像を表示する。液晶モニタ120は、動画像と静止画像を選択的に表示可能である。
カードスロット170は、メモリーカード171を装着可能である。カードスロット170は、カメラコントローラ140からの制御に基づいて、メモリーカード171を制御する。メモリーカード171は、カメラコントローラ140の画像処理により生成された画像データを格納可能である。例えば、メモリーカード171は、JPEG画像ファイルを格納できる。また、メモリーカード171は、内部に格納する画像データ又は画像ファイルを出力できる。メモリーカード171から出力された画像データ又は画像ファイルは、カメラコントローラ140で画像処理される。例えば、カメラコントローラ140は、メモリーカード171から取得した画像データ又は画像ファイルを伸張して表示用画像データを生成する。
電源160は、カメラシステム1で消費するための電力を供給する。電源160は、例えば、乾電池であってもよいし、充電池であってもよい。また、電源コードにより外部から供給される電力をカメラシステム1に供給するものであってもよい。
モードダイヤル131は、カメラシステム1のモードを変更するためのダイヤルである。使用者は、モードダイヤル131を操作することにより、カメラシステム1のモードを動画撮影モードや静止画撮影モードに切り替えることができる。
ボディマウント150は、交換レンズ200のレンズマウント250と機械的及び電気的に接続可能である。ボディマウント150は、レンズマウント250を介して、交換レンズ200との間で、データを送受信可能である。ボディマウント150は、カメラコントローラ140から受信した露光同期信号を、レンズマウント250を介して、レンズコントローラ240に送信する。また、カメラコントローラ140から受信したその他の制御信号を、レンズマウント250を介して、レンズコントローラ240に送信する。ボディマウント150は、レンズマウント250を介して、レンズコントローラ240から受信した信号をカメラコントローラ140に送信する。また、ボディマウント150は、電源160から受けた電力を、レンズマウント250を介して、交換レンズ200全体に供給する。
1−2−2.交換レンズの構成
交換レンズ200は、主として、光学系とレンズコントローラ240とレンズマウント250とを備える。交換レンズ200の光学系は、ズームレンズ210、OISレンズ220、及びフォーカスレンズ230を含む。
ズームレンズ210は、交換レンズ200の光学系で形成される被写体像の倍率を変化させるためのレンズである。ズームレンズ210は、1枚又は複数枚のレンズで構成される。駆動機構211は、使用者が操作可能なズームリング等を含み、使用者による操作をズームレンズ210に伝え、ズームレンズ210を光学系の光軸方向に沿って移動させる。検出器212は、駆動機構211における駆動量を検出する。レンズコントローラ240は、この検出器212における検出結果を取得することにより、光学系におけるズーム倍率を把握することができる。また、レンズコントローラ240は、検出器212の検出結果を取得することにより、光学系におけるズームレンズ210の位置を把握することができる。
OISレンズ220は、交換レンズ200の光学系で形成される被写体像のぶれを補正するためのレンズである。OISレンズ220は、カメラシステム1のぶれを相殺する方向に移動することにより、CCDイメージセンサ110上の被写体像のぶれを小さくする。OISレンズ220は、1枚又は複数枚のレンズで構成される。アクチュエータ221は、OIS用IC223からの制御を受けて、光学系の光軸に垂直な面内でOISレンズ220を駆動する。アクチュエータ221は、例えば、マグネットと平板コイルとで実現可能である。位置検出センサ222は、光学系の光軸に垂直な面内におけるOISレンズ220の位置を検出するセンサである。位置検出センサ222は、例えば、マグネットとホール素子で実現可能である。OIS用IC223は、位置検出センサ222の検出結果及びジャイロセンサなどのぶれ検出器の検出結果に基づいて、アクチュエータ221を制御する。
フォーカスレンズ230は、光学系でCCDイメージセンサ110上に形成される被写体像のフォーカス状態を変化させるためのレンズである。フォーカスレンズ230は、1枚又は複数枚のレンズで構成される。
フォーカスモータ233は、レンズコントローラ240の制御に基づいて、フォーカスレンズ230が光学系の光軸に沿って進退するよう駆動する。これにより、光学系でCCDイメージセンサ110上に形成される被写体像のフォーカス状態を変化させることができる。また、フォーカスモータ233は、レンズコントローラ240の制御に基づいて、フォーカスレンズ230を光学系の光軸に沿って微小進退するよう駆動する。これにより、動画撮影を行う場合においても、オートフォーカス制御を行うことができる。フォーカスモータ233は、本実施形態では、ステッピングモータを用いることができる。但し、フォーカスモータ233は、これに限定されず、サーボモータ、又は超音波モータなどによっても実現できる。
レンズコントローラ240は、カメラコントローラ140からの制御信号に基づいて、交換レンズ200全体(例えば、OIS用IC223及びフォーカスモータ233)を制御する。また、レンズコントローラ240は、検出器212、OIS用IC223、などから信号を受信して、カメラコントローラ140に送信する。レンズコントローラ240は、レンズマウント250及びボディマウント150を介して、カメラコントローラ140と送受信を行う。レンズコントローラ240は、制御の際、DRAM241をワークメモリとして使用する。例えば、レンズコントローラ240は、カメラコントローラ140からウォブリング動作の指示を受けて、フォーカスレンズ240のウォブリング動作を制御する。ここで、ウォブリング制御とは、フォーカスレンズ230を光軸に沿って微小進退させることにより、カメラシステム1が動画撮影を行っている際に、オートフォーカス制御を継続的に行う制御である。
フラッシュメモリ242は、レンズコントローラ240の制御の際に使用するプログラムやパラメータを保存する。例えば、フラッシュメモリ242は、フォーカスレンズ230をウォブリング制御するための制御プログラムや、静止画撮影時のオートフォーカス制御(いわゆる山登りオートフォーカス制御)に対応するためのプログラムを保存する。また、山登りオートフォーカス制御とは、フォーカスレンズ230を光軸に沿って移動させていき、それぞれの位置でCCDイメージセンサ110が撮像する画像のコントラスト値が最も高くなる位置を検出し、検出した位置にフォーカスレンズ230を移動させる合焦方法のことをいう。ウォブリング制御と山登りオートフォーカス制御の詳細は後述する。
本実施形態において、フラッシュメモリ242は、さらに関連付情報を保存する。ここで、関連付情報とは、ズームレンズ210が光軸上の所定の位置にある際に、フォーカスレンズ230が光軸に沿って微小進退するのに応じて変化する被写体の像倍率の変化率を示す情報である。関連付情報の詳細は後述する。
1−2−3.ウォブリング制御と山登りオートフォーカス制御
まず、図2を用いてウォブリング制御について説明する。図2は、ウォブリング制御を説明するための模式図である。図2において、縦軸は光軸上におけるフォーカスレンズ230の位置を示す軸である。横軸は時間軸を表している。図2において、フォーカスレンズ230は、光軸に沿って微小進退を繰り返しながら、徐々に被写体側へと移動している。ウォブリング制御を行う場合、カメラシステム1は、1frameの画像を撮像するごとにフォーカスレンズ230を光軸に沿って進退させる。フォーカスレンズ230の進退は一定速度では行われない。カメラシステム1は、フォーカスレンズ230の進行方向を変化させる付近(すなわち、焦点位置付近)では、フォーカスレンズ230の移動速度を減速する。これにより、撮影時間全体を通じて同等レベルのフォーカス具合の動画像を撮像することができる。
カメラシステム1は、1frameの画像を撮像し、画像データを生成するごとに、生成した画像データのオートフォーカス動作用の評価値(以下、「AF評価値」という)を算出する。例えば、CCDイメージセンサ110で生成された画像データから輝度信号を求め、輝度信号の画面内における高周波成分を積算して、AF評価値を求める方法が知られている。このように、カメラシステム1は、2frameの画像データの生成に応じて、フォーカスレンズ230を光軸方向に沿って被写体側に移動させた状態と、CCDイメージセンサ110側に移動させた状態とのそれぞれの状態においてAF評価値を算出する。そして、この2つのAF評価値を比較することにより、カメラシステム1は、後の周期でフォーカスレンズ230を被写体側に移動すればよいのか、CCDイメージセンサ110側に移動すればよいのかを判断する。カメラシステム1は、このようにフォーカスレンズ230を光軸に沿って進退させることで、動画像を撮像する際に被写体像に継続的に焦点を合わせ続けることができる。なお、レンズコントローラ240は、カメラボディ100からフォーカスレンズ230の移動方向、移動量、振幅等の指示を示す制御信号をレンズマウント250を介して取得するのに応じて、フォーカスモータ233を制御する。
次に、図3を用いて山登りオートフォーカス制御について説明する。図3は山登りオートフォーカス制御を説明するための模式図である。図3において、縦軸は、AF評価値を示す軸であり、横軸は、光軸上におけるフォーカスレンズ230の位置を示す軸である。ウォブリング制御は動画撮像時のオートフォーカス制御に適しているのに対して、山登りオートフォーカス制御は主として静止画撮像時のオートフォーカス制御に適している。
山登りオートフォーカス制御を行う場合、カメラシステム1は、フォーカスレンズ230を交換レンズ200の無限方向若しくは至近方向のいずれか一方向に駆動し続ける。カメラシステム1は、フォーカスレンズ230の駆動に合わせて周期的にAF評価値を算出し続ける。カメラシステム1は、AF評価値が上昇し続ける限りフォーカスレンズ230を一方向に駆動し続ける。AF評価値の上昇が止まり、下降が始まると、カメラシステム1は、合焦点を通過したと判断し、フォーカスレンズ230を逆方向に駆動する。これによりカメラシステム1は、フォーカスレンズ230を合焦点に移動する。カメラシステム1は、このようにフォーカスレンズ230を駆動することにより合焦状態を得ることができる。
1−2−4.関連付情報
図4、図5、図6を用いて、関連付情報について説明する。図4は、像倍率の変化について説明するための模式図である。図5は、関連付情報を示す図である。図6は、変倍率について説明するための模式図である。交換レンズ200は、図5に示すような関連付情報に関するテーブルをフラッシュメモリ242に保存する。
像倍率の変化は、ズームレンズ210とフォーカスレンズ230の組み合わせで合焦状態にある場合に、フォーカスレンズ230を移動させた場合に生じる。例えば、像倍率の変化は、ズームレンズ210が交換レンズ200の光軸上のある位置においてフォーカスレンズ230との組み合わせで合焦状態にある場合に、動画撮影時のオートフォーカスのためにフォーカスレンズ230をウォブリング制御させた場合や、静止画撮影時のオートフォーカスのためにフォーカスレンズ230を移動させた場合に生じる。つまり、像倍率の変化は、動画撮影時のオートフォーカスのためにフォーカスレンズ230をウォブリング制御させた場合や、静止画撮影時のオートフォーカスのためにフォーカスレンズ230を移動させた場合に、交換レンズ200の焦点距離が変化することにより生じる。これは、交換レンズ200の焦点距離が変化すると、CCDイメージセンサ110に結像される被写体像の大きさが変化するためである。
例えば、図4に示すように、フォーカスレンズ230が光軸上の位置「x」に存在する場合に、CCDイメージセンサ110上に画像Xが結像されているとする。この状態で、フォーカスレンズ230をウォブリング制御し、フォーカスレンズ230を位置「y」に移動させた場合、CCDイメージセンサ110上には、画像Yが結像される。画像Yは、画像Xに比べて被写体像の像倍率が低くなっている(画像Y中の破線は画像Xの被写体に相当する。)。また、フォーカスレンズ230をウォブリング制御し、フォーカスレンズ230を位置「z」に移動させた場合、CCDイメージセンサ110上には、画像Zが結像される。画像Zは、画像Xに比べて被写体像の像倍率が高くなっている(画像Z中の破線は画像Xの被写体に相当する。)。このように、フォーカスレンズ230をウォブリング制御すると、CCDイメージセンサ110に結像される被写体像の像倍率は変化する。
また、フォーカスレンズ230をウォブリングする際の振幅(振れ幅)を大きくすれば大きくするほど、CCDイメージセンサ110に結像される被写体像の像倍率の変化は目立つこととなる。この像倍率の変化は、ズームレンズ210の位置(広角寄りか望遠寄りか)によって変わる。これは、光学系の特性によっても変わるが、本実施形態の交換レンズ200においては、広角寄りの方で変倍率が高く、望遠寄りの方で変倍率が低くなっている。
次に、図5を用いて、関連付情報について説明する。関連付情報は、ズームレンズ210の光軸上の位置に関する情報と、ズームレンズ210がその位置にある場合に、フォーカスレンズ230をウォブリング制御させた場合に生じる像倍率の変化率(以下「変倍率」という。)を示す情報とを関連付けて管理するための情報である。なお、図5の例では、ウォブリング制御の振幅を一定(例えば、80μm)として、ズームレンズの各位置における変倍率を求めている。交換レンズ200は、ズームレンズ210の光軸上における位置を32段階に分割し、それぞれの位置で、ズームレンズ210を保持することができる。図5において、「ズーム位置」は、ズームレンズ210の交換レンズ200の光軸上における位置を示す。32段階のそれぞれの位置にズームレンズ210がある場合に、フォーカスレンズ230をウォブリング制御させると、上述したように、交換レンズ200を透過してCCDイメージセンサ110に結像される画像は、ズームレンズ210の位置に応じてそれぞれ異なった像倍率の変化を生じる。また、図5において、「変倍率(%)」は、ズームレンズ210の各位置における像倍率の変化率を示す。
変倍率は、フォーカスレンズ230をウォブリング制御させた場合に交換レンズ200を透過してCCDイメージセンサ110に結像される画像の領域の中の所定の一点が移動する移動量と、CCDイメージセンサ110の中心点から所定の一点までの長さとの比から求められる。図6を用いて具体的に説明する。図6は、CCDイメージセンサ110で撮像されて液晶モニタ120に表示される画像を示している。ここで、フォーカスレンズ230をウォブリング制御した際に、移動量を観測する一点を「B」とし、液晶モニタ120の中心点を「A」とする。また、点Aから点Bの距離を「a」とし、フォーカスレンズ230をウォブリング制御した際に点Bが移動する距離を「b」とする。この場合において、変倍率は、b/aとなる。例えば、図5に示すテーブルにおいて、ズームレンズ210の位置が「0」の場合においては、b/a=0.2(%)ということになる。
なお、本実施形態にかかるカメラシステム1においては、移動量を観測する1点を撮像画像(すなわち、液晶モニタ120)上の最も隅の部分としたが必ずしもこのようにする必要はない。例えば、隅ではない右寄りの部分や左寄りの部分でもよい。要するに中央から外れた1点であればどこでもよい。
また、本実施形態にかかるカメラシステム1においては、1点の移動を観測することにより、ズームレンズ210が所定の位置にある場合の変倍率を決定することとした。しかしながら、必ずしもこのような方法で変倍率を決定する必要はない。例えば、複数の点の移動を観測し、それら複数の点のうち最も移動量が大きい移動量をズームレンズ210がその位置にある場合の変倍率として採用するようにしてもよい。
また、本実施形態にかかる交換レンズ200は、関連付情報として、ズームレンズ210の位置ごとの変倍率を管理しているが、必ずしもこのような構成である必要はない。フォーカスレンズ230をウォブリング制御した場合におけるズームレンズ210の位置ごとの液晶モニタ120に表示される所定の点の移動量を管理してもよい。要するにズームレンズ210の位置ごとの像倍率の変化量の違いが現れる情報を管理すればよい。
また、本実施形態にかかる交換レンズ200は、可動位置を32点に分割してズームレンズ210の位置を管理しているが、必ずしもこのようにする必要はない。例えば、10点に分割して管理してもよいし、64点に分割して管理もよいし、100点に分割して管理してもよい。要するに、ズームレンズ210の位置が管理できればどのような方法で管理してもよい。
また、本実施の形態にかかる交換レンズ200は、ズームレンズであるが、必ずしもこのようにする必要はない。例えば、交換レンズが単焦点レンズであってもよい。この場合には、単焦点レンズは、関連付情報として、ズームレンズの位置とは関係なく変倍率に関する情報だけを持てばよい。
上述したように、本実施形態の交換レンズ200は、関連付情報をフラッシュメモリ242に保存する。これにより、ズームレンズ210の位置ごとの変倍率をカメラボディ100に予め(撮影前に)伝えることが可能となる。その結果、カメラボディ100は、どのような像倍率変化特性を有する交換レンズが装着されても、ズームレンズ210の位置ごとに適切なウォブリング制御をするよう、交換レンズ200に指示を送ることができる。
1−3.動作
1−3−1.撮影準備動作
まず、撮像準備のためのカメラシステム1の動作を説明する。図7に、本実施形態のカメラシステム1の撮像準備動作における信号の送受信のタイミングを示す。
カメラボディ100に交換レンズ200を装着した状態で、使用者が、カメラボディ100の電源をONすると、電源160は、ボディマウント150及びレンズマウント250を介して、交換レンズ200に電力を供給する(S11)。次に、カメラコントローラ140は、レンズコントローラ240に対して、交換レンズ200の認証情報を要求する(S12)。ここで、交換レンズ200の認証情報は、交換レンズ200が装着されているか否かに関する情報及びアクセサリーが装着されているか否かに関する情報を含む。レンズコントローラ240は、カメラコントローラ140からのレンズ認証要求に応答する(S13)。
次に、カメラコントローラ140は、レンズコントローラ240に対して、初期化動作をするよう要求する(S14)。これを受けて、レンズコントローラ240は、絞りのリセット、OISレンズ220のリセット等の初期化動作を行う。その後、レンズコントローラ240は、カメラコントローラ140に対して、レンズ初期化動作が完了した旨を返信する(S15)。
次に、カメラコントローラ140は、レンズコントローラ240に対して、レンズデータを要求する(S16)。レンズデータは、フラッシュメモリ242に格納されている。ここで、レンズデータは、レンズ名称、Fナンバー、焦点距離、関連付情報等の交換レンズ200特有の特性値を含む。レンズコントローラ240は、フラッシュメモリ242からレンズデータを読み出して、カメラコントローラ140に返信する(S17)。このように、カメラボディ100は、関連付情報を撮像準備段階で取得することにより、撮像準備段階でズームレンズ210の位置ごとの変倍率を認識することができる。
カメラコントローラ140が、カメラボディ100に装着されている交換レンズ200のレンズデータを把握すると、撮像可能な状態になる。この状態で、カメラコントローラ140は、レンズコントローラ240に対して、交換レンズ200の状態を示すレンズ状態データを定期的に要求する(S18)。レンズ状態データは、例えば、ズームレンズ210によるズーム倍率情報、フォーカスレンズ230の位置情報、絞り値情報などを含む。この要求に応えて、レンズコントローラ240は、カメラコントローラ140に対して、要求されたレンズ状態データを返信する(S19)。
このように、本実施形態にかかるカメラシステム1は、撮像準備段階において、関連付情報を交換レンズ200からカメラボディ100に通知する。これにより、カメラボディ100は、どのような像倍率変化特性を有する交換レンズが装着されても、ズームレンズ210の位置ごとに適切なウォブリング制御を行うように交換レンズ200に指示を送ることが可能となる。
1−3−2.動画撮影時のウォブリング動作
動画撮影時のウォブリング動作について、図8及び図9を用いて説明する。図8は、ウォブリング制御時におけるカメラボディ100と交換レンズ200との信号の送受信のタイミングを示す図である。図9は、ウォブリング制御時における振幅の決定アルゴリズムを示すフローチャートである。
まず、本実施形態のカメラシステム1におけるウォブリング制御時のカメラボディ100と交換レンズ200とのコマンド等の送受信について、図8を用いて説明する。使用者は、モードダイヤル131を操作することにより、カメラシステム1を動画撮影モードに設定することができる。動画撮影モードに設定されると、カメラコントローラ140は、使用者から動画撮影開始指示を受け付けるまで待機する。この時点において、カメラボディ100と交換レンズ200とは既に同期をとっている。同期を取っている間のデータの送受信の一つとして、カメラコントローラ140は、ズームレンズ210の光軸上における位置に関する情報を要求する要求信号を交換レンズ200に送信する(t1)。レンズコントローラ240は、要求信号を受信すると、検出器212からズームレンズ210の光軸上の位置情報を取得し、カメラボディ100に送信する(t2)。
例えば、この時点で、カメラコントローラ140が、使用者から動画撮影開始指示を受け付け、且つ、フォーカスレンズ230をウォブリング制御する必要があると判断すると、ウォブリング指示を示すウォブリング指示コマンドを、ボディマウント150を介して、交換レンズ200に送信する(t3)。ここで、ウォブリング指示コマンドとは、フォーカスレンズ230のウォブリング時の移動量、移動方向、及び振幅を指示するコマンドである(ウォブリングの振幅の決定方法については、詳細を後述する)。レンズコントローラ240は、ウォブリング指示コマンドを取得すると、コマンド内容に従ってフォーカスレンズ230を駆動するようフォーカスモータ233を制御する。
カメラコントローラ140は、ウォブリング指示コマンドを交換レンズ200に送信した後に、次の露光タイミングになると、要求信号を交換レンズ200に送信する(t4)。レンズコントローラ240は、要求信号を受信すると、検出器212からズームレンズ210の光軸上の位置情報を取得し、カメラボディ100に送信する(t5)。
ズームレンズ210の光軸上における位置情報を取得し、特にズームレンズ210の位置に変更がなく、新たなウォブリング指示コマンドを送信する必要がないと判断すると、カメラコントローラ140は、次の露光タイミングにおいて要求信号を交換レンズ200に送信する(t6)。レンズコントローラ240は、要求信号を受信すると、検出器212からズームレンズ210の光軸上の位置情報を取得し、カメラボディ100に送信する(t7)。
カメラコントローラ140は、ズームレンズ210の光軸上における位置情報を取得し、ズームレンズ210の位置が変更されている等の事情により、新たなウォブリング指示コマンドを送信する必要があると判断すると、次の露光タイミングにウォブリング指示コマンドを交換レンズ200に送信する(t8)。
なお、カメラコントローラ140は、露光タイミングと相関のある周期でフォーカスレンズ230の光軸上における位置に関する情報も取得している(図示せず)。また、カメラコントローラ140は、それぞれの露光タイミングにおけるAF評価値も算出している。カメラコントローラ140は、フォーカスレンズ230の位置情報とその位置におけるAF評価値とを対応付けて判断する。これにより、カメラコントローラ140は、フォーカスレンズ230の合焦位置を判断することができる。
このような制御を繰り返すことにより、カメラシステム1は、ウォブリングによるオートフォーカス制御を行う。
次に、図9を用いて、本実施形態のカメラボディ100がフォーカスレンズ230をウォブリング制御するためのウォブリング指示コマンドを生成する際における、ウォブリングの振幅を決定するためのアルゴリズムについて説明する。使用者は、モードダイヤル131を操作することにより、カメラシステム1を動画撮影モードに設定することができる。
動画撮影モードに設定されると、カメラコントローラ140は、CCDイメージセンサ110の露光タイミングと相関のある周期でズームレンズ210の位置情報を取得する(S31)。カメラコントローラ140は、ウォブリング制御が必要かどうかを判断する(S32)。ウォブリング制御が必要な場合、カメラコントローラ140は、ステップS31で取得した現在のズームレンズ210の位置情報と撮影準備段階(図7のステップS17)で取得した関連付情報とから、取得した位置情報に関連付けられている変倍率を求め、その変倍率が所定の値より高いか否かを判断する(S33)。
変倍率が所定の値よりも低いと判断すると(S33でNo)、カメラコントローラ140は、フォーカスレンズ230のウォブリングの振幅を通常の振幅値Cに決定する(S34)。例えば、この場合、カメラコントローラ140は、ウォブリングの振幅を通常の振幅値Cとして80(μm)に決定する。一方、変倍率が所定の値よりも高いと判断すると(S33でYes)、カメラコントローラ140は、フォーカスレンズ230のウォブリングの振幅を所定の値よりも低減した値Dに決定する(S35)。例えば、カメラコントローラ140は、振幅値Dとして、ウォブリングの振幅を60(μm)に決定する。カメラコントローラ140は、決定した振幅値を含むウォブリング制御コマンドを交換レンズ200に送信することにより、フォーカスレンズ230を駆動する(S36)。
このように、本実施形態にかかるカメラシステム1は、交換レンズ200が有する関連付情報と、ズームレンズ210の光軸上の位置に関する情報とに基づいて、ウォブリング制御コマンドを生成する。これは、関連付情報と、ズームレンズ210の光軸上の位置とから決定される変倍率に応じて、適切なウォブリング制御の方法が異なるからである。従って、カメラシステム1は、交換レンズ200が有する関連付情報と、ズームレンズ210の光軸上の位置に関する情報とに基づいて、ウォブリング制御コマンドを生成することにより、その時々で適切なウォブリング制御コマンドを生成することができる。
また、本実施形態にかかるカメラシステム1は、ズームレンズ210の光軸上における位置に関連付けられて管理されている像倍率の変化に関する情報に応じて、ウォブリングの振幅を決定する。これは、像倍率の変化の違いによって、最適なウォブリングの振幅も変わってくるからである。従って、ズームレンズ210の光軸上の位置に関連付けて管理されている像倍率の変化に関する情報に応じてウォブリングの振幅を制御することにより、カメラシステム1は、より適切なウォブリング制御を実現できる。
また、本実施形態にかかるカメラシステム1は、変倍率が所定の値よりも高くなる位置にズームレンズ210が存在する場合には、フォーカスレンズ230をウォブリング制御する際の振幅を、通常の振幅よりも抑制することとした。これは、変倍率が高い場合に、ウォブリングの振幅を通常のままとすると、ウォブリング制御を行った際に、像倍率変化が目立ち、撮像する画像が非常に見辛いものとなるためである。変倍率が高くなる場合に、ウォブリングの振幅を通常よりも低減することにより、カメラシステム1は、像倍率変化の目立たない見やすい画像の撮影を実現できる。
なお、本実施形態にかかるカメラシステム1は、ズームレンズ210の現在の位置における変倍率が所定の値よりも大きいか小さいかに応じて、フォーカスレンズ230をウォブリングさせる際の振幅を決定した。しかしながら、必ずしもこのような構成である必要はない。例えば、ズームレンズ210の光軸上における位置ごとにフォーカスレンズ230のウォブリング制御時の振幅に掛け合わせる係数を対応付けるような構成であってもよい。これにより、ズームレンズ210の位置ごとにウォブリング制御時の振幅を決定することができるため、ズームレンズ210の光軸上の位置による像倍率変化の影響に対して精度よく対応できる。
1−3−3.山登りオートフォーカス動作
カメラシステム1は、使用者の指示に応じて、動画撮影時及び静止画撮影時に山登りオートフォーカス動作を行うことができる。カメラシステム1は、山登りオートフォーカス動作を行う際においても、フォーカスレンズ230のウォブリング制御を行う場合と同様に、露光タイミングごとにズームレンズ210の位置情報を取得している。また、カメラシステム1は、山登りオートフォーカス動作におけるフォーカスレンズ230の駆動速度を決定する際に、ズームレンズ210の位置ごとの変倍率情報を用いている。
図10を用いて、カメラシステム1の山登りオートフォーカス動作におけるフォーカスレンズ230の駆動速度の決定アルゴリズムについて説明する。図10は、カメラシステム1の山登りオートフォーカス動作におけるフォーカスレンズ230の駆動速度の決定アルゴリズムを説明するためのフローチャートである。
使用者は、モードダイヤル131を操作することにより、カメラシステム1を動画撮影モードに設定することができる。動画撮影モードに設定されると、カメラコントローラ140は、CCDイメージセンサ110の露光タイミングと相関のある周期でズームレンズ210の位置情報を取得する(S41)。カメラコントローラ140は、山登りオートフォーカス制御が必要かどうかを判断する(S42)。山登りオートフォーカス制御が必要な場合、カメラコントローラ140は、ステップS41で取得した現在のズームレンズ210の位置情報と撮影準備段階(図7のステップS17)で取得した関連付情報とから、取得した位置情報に関連付けられている変倍率を求め、その変倍率が所定の値より高いか否かを判断する(S43)。
変倍率が所定の値よりも低いと判断すると(S43でNo)、カメラコントローラ140は、フォーカスレンズ230の駆動速度を通常の速度Eに決定する(S44)。一方、変倍率が所定の値よりも高いと判断すると(S43でYes)、カメラコントローラ140は、フォーカスレンズ230の駆動速度を通常の速度よりも低減した値Fに決定する(S45)。
このように、本実施形態にかかるカメラシステム1は、山登りオートフォーカス制御をする際に、ズームレンズ210の位置における変倍率の大きさが所定の大きさよりも大きい場合には、フォーカスレンズ230の駆動速度を通常よりも低減することとした。これにより、カメラシステム1は、山登りオートフォーカス制御をする際に、フォーカスレンズ230が合焦点を通りすぎたとしても、通り過ぎる量を小さくできる。その結果、変倍率が大きくなる位置にズームレンズ210が存在したとしても、カメラシステム1は、像倍率の変化を比較的使用者に感じさせにくくすることができる。
以上のように、本実施形態にかかるカメラシステム1によれば、交換レンズ200が、ズームレンズ210の光軸上における位置に関する情報と像倍率の変化に関する情報とを関連付けた関連付情報を記憶し、カメラボディ100は、交換レンズ200から取得した関連付情報と動画撮影時のズームレンズ210の光軸上の位置とに基づいて、ウォブリング制御時のフォーカスレンズ230の振幅や、山登りオートフォーカス制御時のフォーカスレンズ230の駆動速度を決定している。これにより、動画撮影を行う際に、ズームレンズ210の状態に応じて、適切なオートフォーカス制御を行うことが可能となる。よって、像倍率の変化が目立ちにくい映像を撮影できる。
2.実施形態2
本実施形態においては、ウォブリング制御時における振幅値の他の決定方法について説明する。図9に示す実施形態1の例においては、通常の振幅値Cと抑制された振幅値Dとを設け、ズームレンズ210の位置に対応する変倍率の大きさに基づいて、採用する振幅値を決定した。別の例として、フォーカスレンズ230を駆動しようとする度にその時のズームレンズ210の位置等に応じて振幅値を算出してもよい。図11を用いて、以下、このアルゴリズムを具体的に説明する。
動画撮影モードに設定されると、カメラコントローラ140は、CCDイメージセンサ110の露光タイミングと相関のある周期でズームレンズ210の位置情報を取得する(S51)。このとき、絞り値や被写体の条件等も取得する。カメラコントローラ140は、ウォブリング制御が必要かどうかを判断する(S52)。ウォブリング制御が必要な場合、カメラコントローラ140は、ステップS51で取得したズームレンズ210の位置情報、絞り値や被写体の条件等に基づき振幅値Gを算出する(S53)。
次に、カメラコントローラ140は、ステップS51で取得したズームレンズ210の位置における、振幅値の上限値であるリミット振幅Hを算出する(S54)。リミット振幅Hは例えば、以下のようにして求められる。ステップS51で取得した現在のズームレンズ210の位置情報に基づき、撮影準備段階(図7のステップS17)で取得した関連付情報を参照して、取得した現在の位置情報に関連付けられている変倍率Iを求める。現在のズーム位置に対応する変倍率I(%)と、所定の変倍率J(%)とを使用し、リミット振幅H(μm)を以下の計算式で求める。ここで、所定の変倍率J(%)は、振幅80μmでウォブリング制御を行った場合の許容可能な変倍率の上限である。
H=(J/I)×80 (μm)
カメラコントローラ140は、ステップS53で算出した振幅値GとステップS54で算出したリミット振幅Hとを比較し、振幅値Gがリミット振幅H以下であれば振幅値Gを採用し(S56)、振幅値Gがリミット振幅Hよりも大きければリミット振幅Hを採用する(S57)。カメラコントローラ140は、採用した振幅値を含むウォブリング制御コマンドを交換レンズ200に送信することにより、フォーカスレンズ230を駆動する(S58)。
このように制御することにより、ズームレンズ210の位置に関わらず、変倍率を所定の値(J)以下に抑えることができる。動画撮影を行う際に、ズームレンズ210の状態に応じて適切な自動焦点調節を行うことが可能となる。これにより、CCDイメージセンサ110に結像される被写体像の像倍率の変化が目立ちにくくなる。
なお、本実施形態においては、ウォブリング制御時における振幅値を、変倍率が所定の値以下となるように算出したが、山登りオートフォーカス制御時のフォーカスレンズ230の駆動速度についても、変倍率が所定の値以下となるように算出してもよい。
また、上記の実施形態において、カメラシステム1の撮影動作を中心に説明した。しかし、これに限られず、上記の制御をカメラシステム1のスルー画像撮像時の動作に適用することもできる。
3.用語の対応
駆動機構211はズーム駆動手段の一例である。フォーカスモータ233はフォーカス駆動手段の一例である。フラッシュメモリ242は記憶手段の一例である。カメラコントローラ140とボディマウント150の組み合わせは第1の取得手段、送信手段の一例である。検出器212は第2の取得手段の一例である。カメラコントローラ140は生成手段の一例である。
本発明は、ズームレンズの状態に応じて適切なオートフォーカス制御を行うことができるという効果を有し、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ等の交換レンズ、カメラボディ、及びカメラシステムに有用である。
1 カメラシステム
100 カメラボディ
110 CCDイメージセンサ
111 ADコンバータ
112 タイミング発生器
120 液晶モニタ
130 レリーズ釦
131 モードダイヤル
140 カメラコントローラ
141 DRAM
150 ボディマウント
160 電源
170 カードスロット
171 メモリーカード
200 交換レンズ
210 ズームレンズ
211 駆動機構
212 検出器
220 OISレンズ
221 アクチュエータ
222 位置検出センサ
223 OIS用IC
230 フォーカスレンズ
233 フォーカスモータ
240 レンズコントローラ
241 DRAM
242 フラッシュメモリ
250 レンズマウント

Claims (6)

  1. 交換レンズを装着可能なカメラボディであって、
    前記交換レンズは、
    被写体像の大きさを変化させるズームレンズと、
    前記ズームレンズを光軸に沿って駆動するズーム駆動手段と、
    被写体像の合焦状態を変化させるフォーカスレンズと、
    自動合焦制御において、前記フォーカスレンズを光軸に沿って微小進退させずに駆動する山登り合焦動作により、前記フォーカスレンズを駆動するフォーカス駆動手段と、
    前記ズームレンズの光軸上における位置を示す位置情報と、前記位置情報が示す位置に前記ズームレンズが存在する状態で前記フォーカスレンズが光軸上を移動することにより生じる像倍率の変化に関する情報とを関連付けた関連付情報を記憶する記憶手段と、を備え、
    前記カメラボディは、
    前記交換レンズから前記関連付情報を取得する第1の取得手段と、
    撮影動作時に、前記ズームレンズの光軸上における位置に関する情報を取得する第2の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得した関連付情報と、前記第2の取得手段により取得した前記ズームレンズの位置に関する情報とに基づいて、前記自動合焦制御において前記フォーカス駆動手段を前記山登り合焦動作を行うように制御する制御信号を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記制御信号を前記交換レンズに送信する送信手段と、
    備え
    前記生成手段は、前記山登り合焦動作において、
    前記特定した情報が示す像倍率の変化が所定値よりも大きい場合は、第1の速度で前記フォーカスレンズを駆動するように前記制御信号を生成し、
    前記特定した情報が示す像倍率の変化が所定値以下の場合は、前記第1の速度よりも大きな第2の速度で前記フォーカスレンズを駆動するように前記制御信号を生成する
    カメラボディ。
  2. 前記生成手段は、前記第1の取得手段により取得した関連付情報を参照して、前記第2の取得手段により取得した前記位置情報が示す位置に対応する像倍率の変化に関する情報を特定し、前記特定した情報に基づいて前記制御信号を生成する、請求項1に記載のカメラボディ。
  3. 前記生成手段は、前記特定した像倍率の変化に関する情報に基づいて、前記山登り合焦動作における前記フォーカスレンズの駆動速度を変更するように、前記制御信号を生成する、請求項2に記載のカメラボディ。
  4. 交換レンズとカメラボディとを有するカメラシステムであって、
    前記交換レンズは、
    被写体像の大きさを変化させるズームレンズと、
    前記ズームレンズを光軸に沿って駆動するズーム駆動手段と、
    被写体像の合焦状態を変化させるフォーカスレンズと、
    自動合焦制御において、前記フォーカスレンズを光軸に沿って微小進退させずに駆動する山登り合焦動作により、前記フォーカスレンズを駆動するフォーカス駆動手段と、
    前記ズームレンズの光軸上における位置を示す位置情報と、前記ズームレンズが前記位置情報が示す位置に存在する状態で前記フォーカスレンズが光軸上を移動することにより生じる像倍率の変化に関する情報とを関連付けた関連付情報を記憶する記憶手段と、
    を備え、
    前記カメラボディは、
    初期通信時に、前記交換レンズから前記関連付情報を取得する第1の取得手段と、
    撮影動作時に、前記ズームレンズの光軸上における位置に関する情報を取得する第2の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得した関連付情報と、前記第2の取得手段により取得した前記ズームレンズの位置に関する情報と、に基づいて、前記フォーカス駆動手段を前記山登り合焦動作を行うように制御する制御信号を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記制御信号を前記交換レンズに送信する送信手段と、
    備え
    前記生成手段は、前記山登り合焦動作において、
    前記特定した情報が示す像倍率の変化が所定値よりも大きい場合は、第1の速度で前記フォーカスレンズを駆動するように前記制御信号を生成し、
    前記特定した情報が示す像倍率の変化が所定値以下の場合は、前記第1の速度よりも大きな第2の速度で前記フォーカスレンズを駆動するように前記制御信号を生成する、
    カメラシステム。
  5. 単焦点の交換レンズを装着可能なカメラボディであって、
    前記交換レンズは、
    被写体像の合焦状態を変化させるフォーカスレンズと、
    自動合焦制御において、前記フォーカスレンズを光軸に沿って微小進退させずに駆動する山登り合焦動作により、前記フォーカスレンズを駆動するフォーカス駆動手段と、
    前記フォーカスレンズが光軸上を移動することにより生じる像倍率の変化に関する関連付情報を記憶する記憶手段と、を備え、
    前記カメラボディは、
    前記交換レンズから前記関連付情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得した関連付情報に基づいて、前記フォーカスレンズ駆動手段を前記山登り合焦動作を行うように制御する制御信号を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記制御信号を前記交換レンズに送信する送信手段と、
    を備
    前記生成手段は、前記山登り合焦動作において、
    前記関連付情報が示す値が所定値よりも大きい場合は、第1の速度で前記フォーカスレンズを駆動するように前記制御信号を生成し、
    前記関連付情報が示す値が前記所定値以下の場合は、前記自動合焦制御において、前記第1の速度よりも大きな第2の速度で前記フォーカスレンズを駆動するように前記制御信号を生成する、カメラボディ。
  6. 前記生成手段は、前記関連付情報に基づいて前記山登り合焦動作における前記フォーカスレンズの駆動速度を変更するように、前記制御信号を生成する、請求項に記載のカメラボディ。
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