JP5567835B2 - 通信装置および受信品質算出方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のサブキャリアを用いて通信を行なう通信装置および受信した信号の受信品質を示す受信品質情報を生成する受信品質情報生成方法に関する。
近年のデータ通信量の増加に伴い、より高い周波数利用効率を有する移動体通信システムの必要性が高まっており、その実現を目指した様々な技術が提案されている。周波数利用効率を高める可能性を持った技術のひとつにOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)があり、3GPP(The 3rd Generation Partnership Project)を中心に標準化が進められているE―UTRA(Evolved Universal Terrestrial Radio Access)システムのダウンリンクアクセス方式への採用も決定されている(非特許文献1)。
このOFDMAシステムは、時間および周波数で分割された各リソースブロックへセル内のユーザがアクセスするシステムであり、伝搬路の状況に応じて、良好な品質が得られるリソースブロックにユーザを割り当てるスケジューリングや、リソースブロック(サブチャネル)毎に変調方式や符号化率、送信電力等の送信パラメータを制御することが可能である。ここで、ユーザのスケジューリングやリソースブロック毎の変調方式・符号化率の制御を適切に行なうためには、受信側における伝搬路状況を送信側において把握しておかなければならない。このため、受信側では受信状況を送信側に通知(フィードバック)する必要が生じる。このような伝搬路状況に関するフィードバック情報は、E‐UTRAシステムではCQI(Channel Quality Indicator)と呼ばれている。
上述のように、変調方式等の適応制御の際には受信側から送信側へCQIをフィードバックする必要があるが、多くのCQIをフィードバックする場合にはアップリンクの周波数利用効率が著しく低下するという問題がある。この問題を解決するひとつの手段として、DCT(Discrete Cosine Transform)を用いたCQI圧縮方法がある(非特許文献2)。
図13Aは、周波数領域で連続的に変動するCQI(サブキャリア数1024)を示す図である。これをDCT(ポイント数1024)処理すると、DCT後の信号成分は低周波数領域に集まり、周波数が高い成分は非常に小さい値(ゼロに近い値)となる。図13Bは、DCT後の信号成分を示す図である。非特許文献2では、このような性質を利用して、DCT後の信号の高周波数成分をフィードバックせず、周波数が低い成分のみをフィードバックすることにより、CQIのフィードバック量を圧縮する手法を示している。図13Cは、CQIのフィードバック量の圧縮の概要を示す図である。送信側では、このように圧縮されたCQIを受信後、削除された高い周波数成分のサンプルポイントにゼロを挿入しIDCT処理を行なうことにより、削除された高周波数成分の影響をさほど受けることなく受信側において観測されたCQIを再生することができる。
3GPP, TR 25.814 v0.3.1, "Physical Layer Aspects for Evolved UTRA" 3GPP, TSG RAN WG1 ad hoc meeting on LTE, R1‐060228, "Sensitivity of DL/UL Performance to CQI Compression with Text Proposal"
上述のように、周波数領域のCQIをDCT処理した結果の信号において周波数が高い成分を削除することにより、CQIのフィードバック量を圧縮することができる。しかしながら、サブキャリア適応変調OFDMAシステムのように、周波数領域を複数のサブチャネルに分割し、サブチャネル内のサブキャリア(グループ)毎に異なる変調を施し、複数のユーザで異なるサブチャネルにアクセスするようなシステムでは、更にCQIのフィードバック量が多くなる。しかも、通信に使用するサブチャネル以外の帯域の情報は有効であるとは言えない。
一方で、使用することを希望するサブチャネル内のサブキャリアに関するCQIを通知する方法を採ると、送信側でのスケジューリング(端末に使用するサブチャネルを割り当てる)の都合で、希望するサブチャネルに割り当てられないケースがあり、その場合は、適応変調を行なうことができないという問題が生じる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、送信側のスケジューリングに与える影響を極力小さくすると共に、送信側へ通知するCQI情報の圧縮を効率良く行なうことができる通信装置および受信品質情報生成方法を提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明の通信装置は、複数のサブキャリアを用いて送信された信号を受信する受信部と、前記複数のサブキャリアに対応する周波数帯域を分割し、前記分割した周波数帯域毎に定められる情報量に基づいて、前記受信した信号の受信品質を示す受信品質情報を算出する受信品質算出部と、前記算出した受信品質情報を、前記信号の送信元へ送信する送信部と、を備えることを特徴としている。
このように、分割した周波数帯域毎に定められる情報量に基づいて、受信した信号の受信品質を示す受信品質情報を算出するので、受信品質情報の情報量を効率的に削減させることが可能となる。
(2)また、本発明の通信装置において、前記情報量は、前記分割した各周波数帯域内の受信品質に応じて定められることを特徴としている。
このように、情報量が、分割した各周波数帯域内の受信品質に応じて定められるので、受信品質の良い周波数帯域の情報量を多くしたり、受信品質の悪い周波数帯域の情報量を少なくしたりすることができる。これにより、通信に使用すべき周波数帯域の情報量を増やす一方、通信に使用すべきでない周波数帯域の情報量を減らすことが可能となり、周波数利用効率を高めることが可能となる。
(3)また、本発明の通信装置において、前記情報量は、前記分割した各周波数帯域内の受信品質を算出する以前の通信状況に応じて定められることを特徴としている。
この構成により、できるだけ通信に使用すべき周波数帯域に多くの情報量を割り当てることができる。例えば、前フレームで通信に使用していたサブチャネルと、そうでないサブチャネルとに応じて、情報量を定めることが可能となる。
(4)また、本発明の通信装置において、前記複数のサブキャリアに対応する周波数帯域を、通信のアクセス単位を基準として分割することを特徴としている。
このように、複数のサブキャリアに対応する周波数帯域を、通信のアクセス単位を基準として分割するので、例えば、OFDMA通信システムについて本発明を適用することが可能となる。
(5)また、本発明の通信装置は、複数のサブキャリアを用いて送信された信号を受信する受信部と、前記複数のサブキャリアに対応する周波数帯域を分割し、分割した各周波数帯域を複数のグループにグルーピングするグループ決定部と、前記グループ毎に定められる情報量に基づいて、前記受信した信号の受信品質を示す受信品質情報を算出する受信品質算出部と、前記算出した受信品質情報を、前記信号の送信元へ送信する送信部と、を備えることを特徴としている。
この構成により、グループ毎に定められる情報量に基づいて、受信した信号の受信品質を示す受信品質情報を算出することが可能となる。
(6)また、本発明の通信装置において、前記グループ決定部は、前記分割した各周波数帯域のうち、連続する周波数帯域が同じグループに属するように前記グルーピングを行なうことを特徴としている。
このように、分割した各周波数帯域のうち、連続する周波数帯域が同じグループに属するようにグルーピングを行なうので、グルーピングされる周波数帯域の連続性を保つことが可能となる。例えば、周波数帯域をサブチャネルとした場合、選択されるサブチャネルの連続性が保たれる。
(7)また、本発明の通信装置において、前記グループ決定部は、前記分割した各周波数帯域のうち、連続する周波数帯域が同じグループまたは情報量が近接するグループに属するように前記グルーピングを行なうことを特徴としている。
この構成により、圧縮誤差を小さくすることが可能である。例えば、DCTを使用して圧縮する場合には、DCTへの入力での変化が少ないことが重要である。この構成によれば、DCTへの入力の変化を少なくすることができるため、圧縮誤差を小さくすることが可能となる。
(8)また、本発明の通信装置において、複数のサブキャリアを用いて送信された信号を受信する受信部と、前記複数のサブキャリアに対応する周波数帯域を分割し、分割した各周波数帯域を複数のグループにグルーピングするグループ決定部と、前記グループ毎に定められた情報量に基づいて、少なくとも1つのサブキャリアからなるサブキャリアグループを生成するサブキャリアグルーピング部と、前記生成されたサブキャリアグループを単位として、前記受信した信号の受信品質を示す受信品質情報を生成する受信品質情報生成部と、前記生成した受信品質情報を、前記信号の送信元へ送信する送信部と、を備えることを特徴としている。
この構成により、グループ毎に異なる情報量で受信品質情報を生成することが可能となる。その結果、受信品質情報を効率的に圧縮することが可能となる。
(9)また、本発明の通信装置は、前記生成した受信品質情報に対して空間変換を行なうデータ変換部を更に備え、前記送信部は、前記空間変換後の信号を前記信号の送信元へ送信することを特徴としている。
このように、生成した受信品質情報に対して空間変換を行なうので、圧縮率をより高くして、周波数利用効率を高めることが可能となる。
(10)また、本発明の通信装置において、前記データ変換部は、空間変換した信号のうち、特定の低周波数領域の信号のみを出力し、前記送信部は、前記特定の低周波数領域の信号を前記信号の送信元へ送信することを特徴としている。
このように、特定の低周波数領域の信号のみを出力するので、受信品質情報を効率的に圧縮することが可能となる。例えば、CQI情報のように隣接するサンプル間である程度の相関がある信号を入力した場合、空間変換(DCT)を行なうとDCT出力の低周波数領域に信号電力が集中するといった性質がある。このため、DCT出力の低周波数領域の情報のみをCQI通知に利用することで、CQI通知に必要となる情報を圧縮することができる。
(11)また、本発明の通信装置は、前記生成した受信品質情報を、前記分割された各周波数帯域が属するグループに応じて前記データ変換部に出力するデータソート部を更に備えることを特徴としている。
このように、生成した受信品質情報を、分割された各周波数帯域が属するグループに応じてデータ変換部に出力するので、実際に通信に使用すべき周波数帯域ほど圧縮誤差を低減することが可能となる。
(12)また、本発明の通信装置は、前記生成した受信品質情報を、同一のグループに属する前記分割された周波数帯域が連続するように並べ替えて前記データ変換部に出力するデータソート部を更に備えることを特徴としている。
このように、生成した受信品質情報を、同一のグループに属する分割された周波数帯域が連続するように並べ替えて前記データ変換部に出力するので、周波数軸上で各グループに属する周波数帯域の入力位置を集中させることにより、実際に通信に使用すべき周波数帯域ほど圧縮誤差を低減することが可能となる。
(13)また、本発明の通信装置は、複数のサブキャリアを用いて信号を送信すると共に、請求項1から請求項12のいずれかに記載の通信装置から受信品質情報を受信する通信装置であって、前記受信した受信品質情報に基づいて、前記分割した周波数帯域のうち、定められた情報量ができるだけ多い周波数帯域に、請求項1から請求項12のいずれかに記載の通信装置の通信領域を割り当てることを特徴としている。
このように、受信した受信品質情報に基づいて、分割した周波数帯域のうち、定められた情報量ができるだけ多い周波数帯域に、請求項1から請求項12のいずれかに記載の通信装置の通信領域を割り当てるので、スケジューリングにおいて、受信品質の圧縮に起因する影響を低減することができる。
(14)また、本発明の通信装置は、複数のサブキャリアを用いて信号を送信すると共に、請求項8から請求項12のいずれかに記載の通信装置から受信品質情報を受信する通信装置であって、前記受信した受信品質情報に基づいて、請求項8から請求項12のいずれかに記載の通信装置の通信領域を割り当てると共に、前記サブキャリアグループ単位で適応変調を施すことを特徴としている。
このように、受信した受信品質情報に基づいて、請求項8から請求項12のいずれかに記載の通信装置の通信領域を割り当てると共に、サブキャリアグループ単位で適応変調を施すので、スケジューリングにおいて、受信品質の圧縮に起因する影響を低減すると共に、適応変調を行なうことが可能となる。
(15)また、本発明の受信品質情報生成方法は、複数のサブキャリアを用いて送信された信号を受信するステップと、前記複数のサブキャリアに対応する周波数帯域を分割し、分割した各周波数帯域を複数のグループにグルーピングするステップと、前記グループ毎に定められる情報量に基づいて、前記受信した信号の受信品質を示す受信品質情報を算出するステップと、を少なくとも含むことを特徴としている。
この構成により、グループ毎に定められる情報量に基づいて、受信した信号の受信品質を示す受信品質情報を算出することが可能となる。
(16)また、本発明の受信品質情報生成方法は、複数のサブキャリアを用いて送信された信号を受信するステップと、前記複数のサブキャリアに対応する周波数帯域を分割し、分割した各周波数帯域を複数のグループにグルーピングするステップと、前記グループ毎に定められた情報量に基づいて、少なくとも1つのサブキャリアからなるサブキャリアグループを生成するステップと、前記生成されたサブキャリアグループを単位として、前記受信した信号の受信品質を示す受信品質情報を生成するステップと、を少なくとも含むことを特徴としている。
この構成により、グループ毎に異なる情報量で受信品質情報を生成することが可能となる。その結果、受信品質情報を効率的に圧縮することが可能となる。
(17)また、本発明の受信品質情報生成方法は、前記生成した受信品質情報に対して空間変換を行なうステップを更に含むことを特徴としている。
このように、生成した受信品質情報に対して空間変換を行なうので、圧縮率をより高くして、周波数利用効率を高めることが可能となる。
本発明によれば、分割した周波数帯域毎に定められる情報量に基づいて、受信した信号の受信品質を示す受信品質情報を算出するので、受信品質情報の情報量を効率的に削減させることが可能となる。
本実施形態で通信に用いるフレームフォーマットを示す図である。 本実施形態に係る送信装置の概略構成を示すブロック図である。 図2A中に示される適応変調部10の詳細を示すブロック図である。 本実施形態に係る受信装置の概略構成を示すブロック図である。 図3A中に示される復調部38の詳細を示すブロック図である。 第1の実施形態に係るCQI推定部の詳細を示すブロック図である。 平均SINR・CQI算出部の詳細を示すブロック図である。 第2の実施形態に係るCQI推定部の詳細を示すブロック図である。 サブチャネル番号とサブチャネルにおけるCQIを通知するCQIサンプル数の関係を示す図である。 第3の実施形態に係るCQI推定部の詳細を示すブロック図である。 サブチャネル番号と通知するCQIサンプル数の関係を示す図である。 第4の実施形態に係るCQI推定部の詳細を示すブロック図である。 第4の実施形態におけるサブチャネル番号と通知するCQIサンプル数の関係を示す図である。 第5の実施形態におけるスケジューリングの動作を示すフローチャートである。 周波数領域で連続的に変動するCQI(サブキャリア数1024)を示す図である。 DCT後の信号成分を示す図である。 CQIのフィードバック量の圧縮の概要を示す図である。
符号の説明
10 適応変調部
11 マッピング部
12 IFFT部
13 GI挿入部
14 D/A変換部
15 無線送信部
16 アンテナ部
17 制御部
20 誤り訂正符号部
21 データ分離部
22 パンクチュア部
23 サブキャリアマッピング部
24 変調部
30 アンテナ部
31 無線受信部
32 A/D変換部
33 OFDM同期部
34 FFT部
35 サブチャネル抽出部
36 伝搬路推定部
37 伝搬路補償部
38 復調部
39 制御部
40、60、80、100 CQI推定部
41 適応復調部
42 デマッピング部
43 データ分離部
44 デパンクチュア部
45 誤り訂正復号部
50−1〜50−24 平均SINR・CQI算出部
51 グループ決定部
52 SINR決定部
53 平均SINR算出部
54 サブキャリアグルーピング部
55 CQI生成部
61 データソート部
62−1〜62−3 第1〜第3のDCT部
81 DCT部
次に、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。本発明は、周波数軸方向に複数の通信単位(「周波数サブチャネル」、あるいは単に「サブチャネル」と称す。)を有する通信システムに適応可能な技術である。本明細書では、説明を行なう上で、現在盛んに研究が行なわれているサブキャリア適応変調OFDMAシステムを前提とする。
サブチャネル数は、周波数軸方向に12あるものとし、1サブチャネルあたりのサブキャリア数を64とする。この場合、全てのサブキャリア数は768となる。ここでは、サブキャリア適応変調、すなわち、サブキャリア毎に変調方式、符号化率を変えて通信を行なうシステムを前提としているが、いくつかのサブキャリアをグループ化して変調方式、符号化率を決定するサブキャリアグループ適応変調にも適応可能である。また、セルラシステムを想定し、ここで示すサブキャリア適応変調OFDMAシステムは下りリンク(基地局から移動局への通信)に使用されることを前提とする。
図1は、本実施形態で通信に用いるフレームフォーマットを示す図である。図1において、F1からF12が周波数サブチャネルであり、T1からT9が時間チャネルである。図の格子で示す矩形は1周波数サブチャネル(F7)と1時間チャネル(T4)で識別されるが、これが基本的な通信の単位でありリソースブロック(RB)と称する。1フレームには12×9=108RB存在する。時間チャネルは、複数のOFDMシンボルで構成され、各時間チャネルの先頭には伝搬路推定用信号が割り当てられているものとする。先頭の時間チャネルは制御用の信号が送信されるものとし、そのため通信に使用可能なRB数は96となる。
図2Aは、本実施形態に係る送信装置の概略構成を示すブロック図である。この送信装置は、図2Aに示すように、適応変調部10、マッピング部11、IFFT部12、ガードインターバル(GI)挿入部13、ディジタル/アナログ(D/A)変換部14、無線送信部15、アンテナ部16、および制御部17から構成されている。本発明の説明を容易にするために、伝搬路推定用信号や制御情報の挿入に必要となる機能ブロックついては省略している。
送信されるデータに対し、適応変調部10において適応変調が施される。但し,OFDMAでは同時に複数の端末と通信を行なうため、1フレーム中で通信する端末に対する送信データそれぞれに対し適応変調が施される。これを示すために図では複数の適応変調部10を例示している。適応変調されたデータはマッピング部11により、通信するサブチャネルのサブキャリアにマッピングされる。この適応変調部10とマッピング部11は、制御部17によって制御される。適応変調部10には符号化率毎に必要となるビット数とサブキャリア毎の変調方式・符号化率が入力される(情報A)。また、マッピング部11には、各端末が使用するRBが入力される(情報B)。
サブキャリア毎に変調されたマッピング部11からの出力データは、IFFT部12によりIFFT変換が施される。更にGIがGI挿入部13で挿入され、D/A変換部14でアナログデータに変換され、無線送信部15で送信に使用する周波数帯に変換された後、アンテナ部16から送信される。この送信装置は、本発明における送信部を構成する。
図2Bは、図2A中に示される適応変調部10の詳細を示すブロック図である。適応変調部10は、図2Bに示すように、誤り訂正符号部20、データ分離部21、パンクチュア部22、サブキャリアマッピング部23、変調部24から構成されている。誤り訂正方法については、一例として符号化率1/2の畳み込み符号を仮定する。
入力される端末宛毎の送信データは、誤り訂正符号部20で畳み込み符号化される。データ分離部21では、情報Aに示される符号化率毎に必要となる情報量に分離され、それぞれパンクチュア部22で符号化率に従ってパンクチュアされる。ここで、「パンクチュア」とは、一部の情報を削除することを意味する。
サブキャリアマッピング部23では、情報Aを基に、サブキャリア毎に、サブキャリアの符号化率が示すパンクチュア部22の出力信号から、サブキャリアの変調に必要となるデータを引き出し、割り当てる。変調部24では、各サブキャリアの変調方式に従って変調を行なう。この機能によりサブキャリア適応変調が実現できる。
図3Aは、本実施形態に係る受信装置の概略構成を示すブロック図である。この受信装置は、図3Aに示すように、アンテナ部30、無線受信部31、A/D変換部32、OFDM同期部33、FFT部34、サブチャネル抽出部35、伝搬路推定部36、伝搬路補償部37、復調部38、制御部39、およびCQI(sub-Carrier Quality Information)推定部40から構成されている。
受信されたOFDM信号は、アンテナ部30、無線受信部31を介し、A/D変換部32でディジタル信号に変換される。その後、OFDM同期部33でOFDMシンボル同期がなされ、同時にGIが除去される。その後、FFT部34で周波数領域に変換される。変換された信号からその端末が受信すべきサブチャネルの信号をサブチャネル抽出部35で抽出する。信号が伝搬路推定用信号の場合は、伝搬路推定部36で伝搬路推定が行なわれ、データの場合は、伝搬路補償部37で伝搬路により受けた歪みを伝搬路推定部の推定値を基に補正する。その後、復調部38でデータが復調される。制御部39では、通知された情報により抽出するサブチャネルに関する情報をサブチャネル抽出部35に通知し、そのサブチャネルにおける各サブキャリアの変調情報を復調部38に通知する。この受信装置は、本発明における受信部を構成する。
図3Bは、図3A中に示される復調部38の詳細を示すブロック図である。復調部38は、図3Bに示すように、適応復調部41、デマッピング部42、データ分離部43、デパンクチュア部44、および誤り訂正復号部45から構成されている。
入力された受信データは、適応復調部41で各サブキャリアの変調方式に従って復調される。デマッピング部42では、復調されたデータを符号化率毎にまとめ、データ分離部43に入力する。データ分離部43では、各符号化率に従ってデパンクチュア部44にデータを入力する。デパンクチュア部44では、符号化率毎に送信で行なわれたパンクチュアされたデータに対し、ダミーデータを入力する。ダミーデータには復調されるどの信号に対しても影響が出ない値が入力される。例えば、データが1、−1の2通りに復調される場合は0が入力される。そして、誤り訂正復号部45で復号される。
CQI推定部40は、サブキャリア毎のCQIを推定する機能を有するブロックである。サブキャリア適応変調を行なうには、ここで推定されたサブキャリア毎のCQIを送信装置に通知する必要がある。通知を行なう上りリンクの通信方式を特に限定して説明する必要はないので明示しないが、CQIの情報量は、できるだけ少ない方が上りリンクの通信効率はよくなる。以下の実施形態では、この点に着目し、CQIの情報量をできる限り小さくしながら、サブキャリア適応変調OFDMA方式を実現するための方法を示している。
本発明において、通知するサブキャリア毎の品質であるCQIのレベル数には制限はないが、最大4ビットで表すものとする。従って完全なCQIを通知するためには、4×768=3072ビットの情報量が必要となる。また、圧縮率を(通知する情報量)/3072と定義する。この式によれば圧縮率が小さい程、圧縮効率は高いことを意味する。
(第1の実施形態)
本実施形態では、サブチャネル平均のSINR(Signal and Interference and Noise power Ratio)によってサブチャネルのグループ化を行ない、グループ毎にCQIを通知するサンプル間隔と振幅情報を変更する方法について説明する。ここで、「CQIを通知するサンプル間隔」とは、全てのサブキャリアについてCQIを通知する場合が最大となり、それ以外は数本のサブキャリアをグループ化し、その代表値を通知することを意味する。以下、CQIの代表値を決定する際グループ化されるサブキャリア数を、「CQIサンプルあたりのサブキャリア数」と表現する。また、サブチャネル内の全サブキャリア数を、CQIサンプルあたりのサブキャリア数で除した値が、サブチャネルにおけるCQIを通知するCQIサンプル数になる。
サブキャリアをグループ化する際、代表値の決定方法、CQIサンプルあたりのサブキャリア数を決定する方法はさまざまな組み合わせが考えられる。例えば代表値の決定方法としては、複数の連続するサブキャリアをグループとし、グループ内の平均のCQIを代表値とする方法や、グループ中の最も低いCQIを代表値とする方法が考えられ、全ての実施形態について、何れの方法でも適応することができる。また、CQIサンプルあたりのサブキャリア数については、サブキャリア数が多いほどCQIの通信効率は向上するが、適応変調OFDMAシステムの通信効率は下がることになる。また、サブキャリアグループの代表値の決定方法、CQIサンプルあたりのサブキャリア数は、送受信装置間で既知であるか通知などを行なう事で、双方が知るものとなれば問題ない。
本実施形態では、サブチャネルをSINRが高い順に3つのグループを形成する。順に、3、3、6のサブチャネルが割り当てられるものとしている。表1は、あるフレームにおける端末のサブチャネルの平均のSINRと、サブキャリアのグループ本数、振幅情報を示したものである。
Figure 0005567835
表1に示すようなSINRを各サブチャネルが示す場合、グループは、グループ1(9、10、11)、グループ2(2、3、12)、グループ3(1、4、5、6、7、8)に分類される。最もSINRが高いグループ1に属する3つのサブチャネルでは、CQIサンプルあたりのサブキャリア数は1であり、すなわち、全てのサブキャリアのCQIが4ビットで通知され、グループ2に属するサブチャネルのサブキャリアはCQIサンプルあたりのサブキャリア数は2であり、グループ化された2本のサブキャリアの代表値が4ビットで通知され、グループ3に属するサブチャネルのサブキャリアはCQIサンプルあたりのサブキャリア数が2であり、グループ化された2本のサブキャリアの代表値が3ビットで通知される。
その結果、本実施形態で必要となるCQIに通知に関する情報量は、3(サブチャネル)×64(サブキャリア)×4(ビット)+3(サブチャネル)×32(サブキャリア)×4(ビット)+6(サブチャネル)×32(サブキャリア)×3(ビット)=1347(ビット)となる。但し、各サブチャネルがどのグループに属しているかという情報が必要となるので2×12=24が増加され、1371ビットなる。この方式の場合圧縮率は1371/3072となり、50%以上情報を削減できる。
また、SINRが極端に低いサブチャネルなどは、全サブキャリアの平均のCQIを代表値として通知することで情報量の削減が可能となると同時に、送信側では通信相手が割り当てることを望まないサブチャネルを特定することが可能になる。
本実施形態では、サブチャネルをグループ化する際にSINRの高い順番でグループ化する場合を示したが、複数のサブチャネルを使用して通信したい場合などを想定すると、SINRが高いサブチャネルの周波数配置(ここではサブチャネル番号)が連続しない場合があり、システム上好ましくないケースも考えられる。このような場合は以下のような方法も考えられる。以下、本実施形態を例にとって説明する。
まず、SINRが最も高いサブチャネル番号を決定し、その両サイドのサブチャネルをグループ1とする。但し、最もSINRが高いサブチャネルが帯域の端側にあるときは、反対サイドの2つのサブチャネルを選択するものとする。これでグループ1に属するサブチャネルが決定される。次に、選択されなかったサブチャネルの中でSINRが最も高いサブチャネル番号を決定し、その両サイドのサブチャネルをグループ2とする。但し、最もSINRが高いサブチャネルが帯域の端側にある場合や、既に選択されたサブチャネルである場合は、反対のサイドの2つのサブチャネルを選択するものとする。
反対のサイドを含めても3つのサブチャネルを選択できない場合は、グループ1で選択されなかったサブチャネルの中で2番目にSINRが高いサブチャネルを決定し、同様の手順でグループ2を決定する。2番目にSINRが高いサブチャネルでも決定できない場合は、決定可能となるまで、最初に選択するサブチャネルを変更し、同様の操作を繰り返す(本実施形態では最大3回でグループ2は決定される)。そして、グループ1、2で選択されなかったサブチャネルはグループ3に属することになる。
この手順でグループ化を行なうと、表1のような場合、グループ1(9、10、11)、グループ2(1、2、3)、グループ3(4、5、6、7、8、12)となり、グループ1、2では選択されるサブチャネルの連続性が保たれる。
図4は、本実施形態に係るCQI推定部の詳細を示すブロック図である。但し、ブロックを機能別に明示したものであり、必ずしも各ブロックが実装されることを意味するものではない。CQI推定部40は、図4に示すように、サブチャネルの毎の平均SINR・CQI算出部50−1〜50−12、およびグループ決定部51から構成されている。平均SINR・CQI算出部50−1〜50−12には、各サブキャリアの信号が入力され、平均のSINRが算出される。また、入力されるCQIサンプルあたりのサブキャリア数と振幅の解像度に従ってCQIを算出する。平均のSINRは、グループ決定部51に入力され、各サブチャネルのグループが決定される。グループ決定部51では、各サブチャネルをSINRによりグルーピングし、各サブチャネルのCQIサンプルあたりのサブキャリア数と振幅の解像度(振幅情報の量子化ビット数)を出力して、平均SINR・CQI算出部50−1〜50−12にそれぞれ入力する。この平均SINR・CQI算出部50−1〜50−12は、本発明における受信品質算出部を構成する。
図5は、平均SINR・CQI算出部50−1の詳細を示すブロック図である。平均SINR・CQI算出部50−1は、図5に示すように、各サブキャリアのSINRを決定するSINR決定部52、SINR決定部52の出力からサブチャネル全体の平均のSINRを算出する平均SINR算出部53、CQIサンプルあたりのサブキャリア数によりサブキャリアのグルーピングを行なうサブキャリアグルーピング部54、振幅の解像度に従って、グルーピングされたサブキャリアのSINRを基に通知するCQIを生成するCQI生成部55から構成されている。このような構成で信号を処理することで、サブチャネル毎に異なる情報量で通知するCQI情報を算出することができる。このCQI生成部55は、本発明における受信品質情報生成部を構成する。
(第2の実施形態)
本実施形態では、サブチャネル平均のSINRによってサブチャネルのグループ化を行ない、グループ毎にCQIサンプルあたりのサブキャリア数を変更し、CQI情報を空間変換して圧縮する方法について説明する。空間変換方法としては例としてDCT(Discrete Cosine Transform)を前提としている。DCTには、CQI情報のように隣接するサンプル間である程度の相関がある信号を入力した場合、DCTを行なうとDCT出力の低周波数領域に信号電力が集中するといった性質がある。このため、DCT出力の低周波数領域の情報のみをCQI通知に利用することで、CQI通知に必要となる情報を圧縮できるといった特徴がある。当然情報を受け取った側では、IDCT(Inverse DCT)により情報を復元するが、その際情報が通知されてこないIDCT入力には0を代入し、CQIを通知する際に使用されたDCTと同じポイント数のIDCTを用いることでCQI情報の復元が可能となる。
本実施形態では、送信装置はMIMO技術により2つの送信アンテナから異なるデータストリームを送信することができる場合を想定する。従って、受信装置では24のサブチャネルが存在することになり、便宜上一方のアンテナから送信されるサブチャネルを1から12、もう一方のアンテナから送信されるサブチャネルを13から24で表す。本実施形態では、サブチャネルをSINRが高い順に4つのグループを形成する。順に、3、6、12、3のサブチャネルが割り当てられるものとしている。
表2は、あるフレームにおける端末のサブチャネルの平均のSINRと、通知するサブキャリアの間隔、振幅情報を示したものである。
Figure 0005567835
表2に示すようなSINRを各サブチャネルが示す場合、グループはグループ1(10、11、19)、グループ2(2、3、9、18、20、21)、グループ3(1、4、5、7、8、12、14、16、17、22、23、24)、グループ4(6、13、15)に分類される。また、最後のグループ4は周波数間隔、振幅情報が「−」で示されているが、これは、このサブチャネルのCQIは全く送信しないことを意味する。
図6は、本実施形態に係るCQI推定部の詳細を示すブロック図である。但し、ブロックを機能別に明示したものであり、必ずしも各ブロックが実装されることを意味するものではない。また、図4と同じ機能のブロックには同じ番号を付し説明を省略する。
図4に示すCQI推定部との違いは、平均SINR・CQI算出部がチャネルの数増えたこと(50−1〜50−24)、データソート部61、第1〜第3のDCT部62−1〜62−3が追加されたことである。また、各サブチャネルの振幅の解像度は同一としているが、異なるように設定することも可能である。但し、DCT後のデータに対して圧縮をかけるので圧縮効率には直接的には寄与しない。また、実際通知するCQI情報は、平均SINR・CQI算出部50−1〜50−24の出力ではなく、DCT後のデータである。
データソート部61は、各平均SINR・CQI算出部50−1〜50−24からの出力を、サブチャネルが属するグループによって振り分けて、第1〜第3のDCT部62−1〜62−3にそれぞれ入力する機能を有している。ここで、第1〜第3のDCT部62−1〜62−3は、3つ記載されているが、時分割で使用して1つにすることも可能である。
次に、グループ毎にDCTを行ない、圧縮する方法について説明する。グループ1については、サブチャネル10の64本のサブキャリアのCQIであるCQI10(k)、(1≦k≦64)サブチャネル11の64本のサブキャリアのCQIであるCQI11(k)、サブチャネル19の64本のサブキャリアのCQIであるCQI19(k)の192データが192ポイントのDCT演算部に入力され、DCT演算が行なわれる。以下同様に、グループ2について、グループ3について同様にDCT演算が行なわれる。
図7は、サブチャネル番号とサブチャネルにおけるCQIを通知するCQIサンプル数の関係を示す図である。図7において、上段の数字がサブチャネル番号を下段の数字がそのサブチャネルでCQIが通知されるCQIサンプル数を示す。このCQIサンプル数は64が最大であるため、32はCQIサンプルあたりのサブキャリア数2本、16はCQIサンプルあたりのサブキャリア数が4本であり、それぞれ、その代表値がCQI情報として通知されることを意味する。
図7において、第1〜第3のDCT部62−1〜62−3へは、192サンプルのデータが、グループ1から3について、別々に入力されることを意味している。そして出力はどのグループにおいても、低周波数領域の32サンプルが使用されることを意味している。上述したように、隣接するCQI情報にはある程度の相関があるので、DCTの出力では、信号電力が低周波数領域に集中する。そこで、192ポイントあるDCTの出力のうち、低周波数領域の32ポイントのデータを8ビットで表現し、送信装置に通知するものとする。
本実施形態では、回路および処理ができるだけ簡素化できるように、各グループにおけるCQIを通知するサンプル数が一定となるようにグループ化したが、本発明の主旨はそれにとらわれず、サブチャネル内において通知するCQIサンプル数が同じサブチャネルをグループとし、グループ毎にCQI情報に対して空間変換(ここではDCT)を行なって情報を圧縮することが重要となる。
ここで示した例では、DCTにより空間変換後、圧縮後に必要となるデータは、3(グループ数)×32(DCT出力サンプル数)×8(ビット)=768ビットとなる。但し、各サブチャネルがどのグループに属するかの情報が必要になるため、2(ビット:グループ数のための情報量)×24(サブチャネル数)=48ビットのデータがさらに必要となり、トータルでは816ビットがCQIを通知するための情報量として要求される。
一方、圧縮しない場合は3072×2(MIMOストリーム数)=6144ビットが必要となるため、圧縮率は816/6144となり、80%以上の情報量を圧縮することが可能となる。本実施形態では、サブチャネルをグループ化する際SINRの高い順に分類することを示したが、周波数領域で連続するサブチャネルでCQIサンプルあたりのサブキャリア数が同じか、あるいは、近接するグループにグループ化をすることも可能である。DCTを使用して圧縮することを考慮すると、DCTへの入力での変化が少ないことが重要であるため、圧縮による誤差がより少なくなるといった効果が得られる。
また、ここでは各アンテナから送信されるサブチャネルを個別に扱った例を示したが、この場合、マルチユーザMIMOシステム(同じ周波数帯域の異なるアンテナから送信されるサブチャネルを異なるユーザが使用可能なシステム)では適切に動作するが、同じ周波数帯域のサブチャネルは1ユーザしか使用できないシステムにおいては問題が生じる。このような場合は、サブチャネルのグルーピングを行なう際、同じ帯域のサブチャネルの平均のSINRで行なったり、必ず全てのサブチャネルのCQIを通知したりするなど、同じ周波数帯域のサブチャネルのCQIが、通知される場合、通知されない場合が混在しないような工夫をすると通信効率は改善される。
すなわち、本実施形態で示した表2を例にとると、チャネル6とチャネル18のように、一方だけがCQIが通知され、もう一方は通知されないといった状態にならないようにした方がよいということを意味する。同じ周波数帯域のサブチャネルの平均のSINRが他のサブチャネルのSINRに対して低い場合など、そのようなチャネルは受信機での合成後のCQIを通知する方法も考えられる。これによって、通知するサブチャネル数が実質上削減でき、効率のよいCQI通知が可能となる。また、この合成のCQIを通知する方法は送信ダイバーシチを考慮する場合に適応することもできる。
(第3の実施形態)
本実施形態は、第2の実施形態と同様に、サブチャネル平均のSINRによってサブチャネルのグループ化を行ない、グループ毎にCQIサンプルあたりのサブキャリア数を変更し、CQI情報を空間変換して圧縮する。空間変換方法は、DCT(Discrete Cosine Transform)を前提としている。上述した第2の実施形態では、グループ化されたサブチャネル毎にDCT処理を行なっているため、各グループ内における通知するCQI数を同一とした場合でも、DCT処理がグループ数回必要となり、更に各グループ内における通知するCQI数が異なる場合は、DCT処理を違うものにする必要がある。以下、本実施形態の説明では、サブチャネル毎のSINRとして第2の実施形態で用いた表2を使用する。
図8は、本実施形態に係るCQI推定部の詳細を示すブロック図である。但し、ブロックを機能別に明示したものであり、必ずしも各ブロックが実装されることを意味するものではない。また、図6と同じ機能のブロックには同じ番号を付し説明を省略する。図8に示すように、機能ブロックとしては図6と違いはないが、データソート部61によるソートの方法およびグループ決定部51によるCQIサンプリングあたりのサブキャリア数決定方法が異なる。本実施形態では、DCT部81において、DCT処理を一度で行なうためのデータのソート方法を2通り示す。
図9は、サブチャネル番号と通知するCQIサンプル数の関係を示す図である。図9の最上段に示すサブチャネル番号と通知するCQIサンプル数は、表2を基にしたものであり、図7と同じである。図9において、Case1は、送信しないサブチャネル以外のCQI情報を順次DCTに入力し、DCTする方法を示している。DCTのポイントは576ポイントになる。一方、Case2は、サブチャネル内の通知するCQIサンプル数が多い順番(少ない順番でも可能)にDCTに入力し、DCTする方法を示している。双方とも出力は64サンプルを8ビットで表現するものとしている。
このようにDCT処理を1度行なうことで、通知したい全てのサブチャネルのCQI情報を通知可能となる。通常、DCTを用いてCQI情報を空間変換し圧縮して通知する方法は、圧縮により、本来通知したいCQIとは誤差を生じてしまう。しかしながら、本実施形態で示すように、CQIサンプルあたりのサブキャリア数が異なるサブチャネルの情報を一度に空間変換して圧縮することにより、CQIサンプルあたりのサブキャリア数が多いサブチャネルの誤差は増加するものの、CQIサンプルあたりのサブキャリア数が少ないサブチャネルについては、誤差を軽減することが可能となる。すなわち、実際通信に使用したいサブチャネルほど誤差を低減することが可能となる。
また、Case2に示すように、DCTに入力する際、各グループに属するサブチャネルの入力位置を集中させることにより、更にCQIサンプルあたりのサブキャリア数が少ないサブチャネルの圧縮誤差を少なくすることが可能になる。ここで示した例では、DCTにより空間変換後、圧縮後に必要となるデータは、64(DCT出力サンプル数)×8(ビット)=512ビットとなる。但し、各サブチャネルがどのグループに属するかの情報が必要になるため、2(ビット:グループ数のための情報量)×24(サブチャネル数)=48ビットのデータがさらに必要となり、トータルでは560ビットがCQIを通知するための情報量として要求される。一方、圧縮しない場合は、3072×2(MIMOストリーム数)=6144ビットが必要となるため、圧縮率は560/6144となり、90%以上の情報量を圧縮することが可能となる。
(第4の実施形態)
本実施形態では、第3の実施形態と同様に、サブチャネルのグループ化を行ない、グループ毎にCQIサンプルあたりのサブキャリア数を変更し、CQI情報を空間変換して圧縮する方法について説明する。ここで、サブチャネルのグループ化を行なう際、SINR基準の他に、現状通信に使われているサブチャネルを考慮する場合の例を示す。空間変換方法としてはこれまでの実施形態と同様に、DCT(Discrete Cosine Transform)を前提としている。
本実施形態では、「できるだけ通信に使用したいサブチャネル」を決定し、その決定したサブチャネルではCQIサンプルあたりのサブキャリア数を少なくし、そのサブチャネルを基準として、CQIサンプルあたりのサブキャリア数を多くしていく例を示す。ここで「できるだけ通信に使用したいサブチャネル」の定義としては、前フレームで通信に使用していたサブチャネルと、そのサブチャネルを除いてSINRが最も高いサブチャネルの2つとする。
Figure 0005567835
表3にサブチャネルのSINRとCQIサンプルあたりのサブキャリア数の関係を示す。SINRとサブチャネルの関係は、第1の実施形態で用いた表1と同じである。前フレームで使用していたサブチャネルを2と仮定しているため、サブチャネル2のCQIサンプルあたりのサブキャリア数は1となる。また、SINRが最も高いサブチャネルが10であるため、サブチャネル10のCQIサンプルあたりのサブキャリア数も1となる。この2つのサブチャネルに隣接するサブチャネル1、3、9、11のCQIサンプルあたりのサブキャリア数は2であり、その他のサブチャネルのCQIサンプルあたりのサブキャリア数は4である。
図10は、本実施形態に係るCQI推定部の詳細を示すブロック図である。但し、ブロックを機能別に明示したものであり、必ずしも各ブロックが実装されることを意味するものではない。また、図8と同じ機能のブロックには同じ番号を付し説明を省略する。図10に示すように、機能ブロックとして違いはなく、グループ決定部51に前フレームでのチャネルの使用状況が入力されている。すなわち、サブチャネルのグルーピングを行なう際、前フレームでのチャネルの使用状況を加味することを意味している。また、データソート部がないが、これは、各サブチャネルで求められたCQI情報を順番にDCT部に入力することを意味する。
図11は、本実施形態におけるサブチャネル番号と通知するCQIサンプル数の関係を示す図である。図11の最上段のサブチャネル番号と通知するサブキャリア数は、表3を基にしたものである。この例ではDCTのポイント数は336ポイントとなる。このようにDCTを行なうと、隣接するサブチャネル間で通知するCQI間隔(サブキャリアグループ数)が急激に変わることがなく、かつ、サブチャネル番号も連続しているので、CQIの変化が緩やかになり、圧縮誤差も少なくなる。
ここで示した例では、DCTにより空間変換後、圧縮後に必要となるデータは、32(DCT出力サンプル数)×8(ビット)=256ビットとなる。但し、各サブチャネルがどのグループに属するかの情報が必要になるため、2(ビット:グループ数のための情報量)×12(サブチャネル数)=24ビットのデータがさらに必要となり、トータルでは280ビットがCQIを通知するための情報量として要求される。一方、圧縮しない場合は3072ビットが必要となるため、圧縮率は280/3072となり、90%以上の情報量を圧縮することが可能となる。
(第5の実施形態)
本実施形態では、第1の実施形態から第4の実施形態で示したようなCQI情報が通知された場合の、送信装置におけるスケジューリング方法と適応変調方法について説明する。説明を簡素化するために1フレームで通信を行なう端末数は、12(サブチャネル総数と同一)とし、1サブチャネルを1端末が占有するものとする。従って、ここで示すスケジューリングはフレーム中で割り当てるべき12端末をどのサブチャネルに割り当てるかを示すことになる。また、CQIの通知は第4の実施形態に従ったフォーマットで通知されるものとしている。従って、サブチャネルはCQIの通知方法に関して、3つのグループに分けられているものとする。
図12は、スケジューリングの動作を示すフローチャートである。図12において、S100は、フレームで送信する端末を選択し、パラメータk、m、xを初期化するステップ(k=0、m=0、x=1)であり、S101は、x回目の割り当て作業においてサブチャネルが割り当てられていない端末から1つを選択し、kを1インクリメントするステップである。また、S102は、S101で選択された端末のグループxに属するサブチャネルに空きがあるかをチェックするステップであり、S103は、S102でサブチャネルに空きがあるとされた場合に割り当てを行なうステップである。
S104は、選択された端末を割り当て対象から削除するステップであり、S105は、kが割り当てる全端末数(図中ではN、本実施形態ではN=12)と一致しているかを判定するステップである。S106は、割り当てられていない端末が残っていないかを変数mによりチェックするステップである。また、S102で選択された端末のグループxに属するサブチャネルに空きがないと判定された場合は、S107でmを1インクリメントして、S101に戻る。S105において、kが割り当てる全端末数と一致していない場合もS101に戻る。また、S106でm=0とならない場合は、全ての端末に割り当てを試みた後に、未割り当て端末がまだ残っていることを意味するので、S108でk=N−m(これにより、kが割り当て済みの端末数になる)、m=0、x=x+1としてS101に戻る。このような動作によりS100で選択された端末全てにサブチャネルを割り当てることが可能となる。
ここで示した方法は、スケジューリングの一例であるが、サブチャネル毎に異なるCQIサンプルあたりのサブキャリア数でCQIが通知された場合に、できるだけCQI情報の多いサブチャネルに端末を割り当てることが重要なポイントである。
次に、本実施形態で示したスケジューリング方法を具体的に示すため、表4に、あるフレームで送信装置に通知された各端末のCQIとサブチャネルの関係を示す。表4において端末AからHは前フレームで既に通信をしていた場合であり、それぞれのグループ1の先頭に示すサブチャネルで通信されていたこととしている。
Figure 0005567835
図12には示していないが、S101では前フレームで通信を行なっていた端末から優先的に選択するものとし、SINRに大きな差がない限り、S103では前フレームで使用していたサブチャネルを割り当てるものとする。
表4に示される端末を、図12に示すフローチャートに従って割り当てると、x=1でのループでは、Aは2、Bは4、Cは5、Dは7、Eは8、Fは10、Gは11、Hは12に、前フレームで通信していた優先権により割り当てられる。この段階でk=8、m=0となっている。次に、Iは4あるいは10に割り当てを行ないたいが、双方のサブチャネルとも既に使用されているので、S107でm=1とし、S101にもどる。Jは6に割り当てられる。残り、K、Lのグループ1に属するサブチャネルに対しては既に割り当てが行なわれており、S105でk=12となった段階でS106に移る。この段階で3つの端末に割り当てが行なわれていないので、m=3となっており、S108に移動する。ステップS108ではk=9、m=0、x=2としてS101に戻り、いまだ割り当てが行なわれていない端末I、K、Lの割り当てを試みる。このように順次フローを進めるとx=2のループで、Iに3、Lに1が割り当てられ、x=3のループでJに9が割り当てられる。
このように完全とは言えないまでも、できるだけCQIサンプル情報の多いサブチャネルに端末を割り当てることにより、サブチャネル適応変調の精度が向上し、通信効率は改善される。また、本実施形態では、各端末においてグループ1に属するサブチャネルのCQI情報は全てのサブキャリアで通知されているので、サブキャリア毎の適応変調が可能となる。従って、図12に示すフローチャートに従って表4に示す端末に割り当てを行なった場合、端末AからHおよびJではサブキャリア適応変調が可能となる。一方、グループ2(端末L、I)、グループ3(端末J)に属するサブチャネルでは、それぞれCQIサンプルあたりのサブキャリア数が2本、4本でCQIが通知されている。従ってそのようなサブチャネルが選択された端末に対しては、それぞれのCQIサンプルあたりのサブキャリア数でサブキャリアグループ適応変調を行なうことができ、サブキャリア適応変調ほどではないが通信効率が改善される。
以上、全ての実施形態において、周波数をサブチャネルに分けてCQIの情報量を変更する例を示したが、必ずしもサブチャネルで分ける必要はなく、複数のサブチャネルを組みとして分けることや、サブチャネルとは全く相関なく、周波数領域を分割してCQI情報量と変更することも可能である。

Claims (10)

  1. 複数のサブキャリアから構成されるサブチャネルを、2つ以上用いて送信された信号を受信する受信部と、
    受信した前記信号の受信品質情報を算出する受信品質算出部と、を備え、
    前記受信品質算出部は、前記サブチャネル毎に定められるサブキャリア数を用いてグループ化されたグループ毎に、前記受信品質情報を算出することを特徴とする通信装置。
  2. 少なくとも2つの前記サブチャネルの前記受信品質情報が算出される場合、
    少なくとも1つの前記サブチャネルにおいて算出された前記受信品質情報を送信する送信部を備えることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 少なくとも2つの前記サブチャネルの前記受信品質情報が算出される場合、
    一部のサブチャネルにおいて算出された前記受信品質情報を送信する送信部を備えることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  4. 少なくとも2つの前記サブチャネルの前記受信品質情報が算出される場合、
    特定のサブチャネルの前記受信品質情報を送信する送信部を備えることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  5. 前記特定のサブチャネルは、既に通信に使用したサブチャネルであることを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記特定のサブチャネルは、前記少なくとも2つのサブチャネルのうち、選択されたサブチャネルであることを特徴とする請求項4または請求項5記載の通信装置。
  7. 前記特定のサブチャネルは、前記サブチャネル毎の優先順位に従って特定されることを特徴とする請求項4から請求項6のいずれかに記載の通信装置。
  8. 複数のサブキャリアを用いて信号を送信すると共に、請求項1から請求項7のいずれかに記載の通信装置から受信品質情報を受信する通信装置であって、
    前記受信した受信品質情報に基づいて、請求項1から請求項7のいずれかに記載の通信装置に通信領域を割り当てることを特徴とする通信装置。
  9. 複数のサブキャリアから構成されるサブチャネルを、2つ以上用いて送信された信号を受信するステップと、
    受信した前記信号の受信品質情報を算出するステップとを少なくとも含み、
    前記算出するステップは、前記サブチャネル毎に定められるサブキャリア数を用いてグループ化されたグループ毎に、前記受信品質情報を算出することを特徴とする受信品質算出方法。
  10. 算出した前記受信品質情報に対して、空間変換を行なうステップを更に含むことを特徴とする請求項9記載の受信品質算出方法。
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