JP5417141B2 - チャネル情報圧縮装置及び方法、コンピュータプログラム、受信機 - Google Patents

チャネル情報圧縮装置及び方法、コンピュータプログラム、受信機 Download PDF

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Description

本発明は、チャネル情報圧縮装置及び方法コンピュータプログラム、受信機に関する。
次世代の無線通信システムにおいては、MIMO(Multiple Input Multiple Output)システムを採用することが検討されている。MIMOシステムでは、送信機が送信データに対して信号伝送路(通信チャネル)の状態を表すチャネル情報(CSI:Channel State Information)に基づいたプリコーディング(Precoding)を行うことにより、プリコーディングを行わない場合に比べて周波数利用効率を向上できることが知られている(例えば、非特許文献1参照)。
また、FDD(Frequency Division Duplex)の場合、一般的にチャネル情報は受信機で取得されるが、そのチャネル情報に基づいた送信データのプリコーディングを行う方法として以下の2通りの方法(1)、(2)が知られている(例えば、非特許文献2参照)。
(1)受信機が取得したチャネル応答行列を送信機へ送信し、送信機が該チャネル応答行列に応じたプリコーディングを行う。
(2)複数のプリコーダー(Precoder)のインデックス(Index)を有するコードブック(Codebook)を送信機と受信機で共有し、受信機が取得したチャネル応答行列に応じたプリコーダーのインデックスを送信機へ送信し、送信機が該インデックスのプリコーダーを使用する。
M. Vu, A. Paulraj,"MIMO Wireless Linear Precoding", IEEE Signal Processing Magazine, Sep. 2007. 3GPP TS 36.211 V.8.7.0, May 2009.
しかし、上述した従来の方法(1)では、送信機は受信機で得られたチャネル応答行列を用いてプリコーディングを行うことができるが、受信機から送信機へ送るチャネル応答行列の情報量が多いため、その情報送信に使用する無線リソース量が多くなる。従来の方法(2)では、受信機から送信機へ送る情報量を削減できるが、コードブックで表すことのできるプリコーダーの種類が限られるので、受信機で得られたチャネル応答行列に的確なプリコーダーがない場合にはプリコーディング効果が薄れる。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、チャネル情報の精度を良好に保ちながら情報圧縮を行うことのできる、チャネル情報圧縮装置及び方法、コンピュータプログラム、受信機を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係るチャネル情報圧縮装置は、通信チャネルの状態を表すチャネル情報を時間領域から周波数領域に変換する時間−周波数領域変換部と、前記時間−周波数領域変換部により得られた周波数領域データの中から、電力に基づいて、圧縮データに含める周波数成分を選択する適応選択部と、を備え、前記選択された周波数成分から構成される圧縮データと該圧縮データを構成する周波数成分を特定する情報とを出力することを特徴とする。
本発明に係るチャネル情報圧縮装置において、前記適応選択部は、電力の高いほうから順に所定数の周波数成分を選択することを特徴とする。
本発明に係るチャネル情報圧縮装置において、前記適応選択部は、圧縮データに含める周波数成分の電力の総和が所定値に達するまで、電力の高いほうから順に周波数成分を選択することを特徴とする。
本発明に係るチャネル情報圧縮装置において、前記時間−周波数領域変換部は離散コサイン変換を行うことを特徴とする。
本発明に係るチャネル情報圧縮装置において、前記時間−周波数領域変換部は離散コサイン変換を行い、前記適応選択部は、圧縮データに含める周波数成分の電力の総和が所定値に達するまで、周波数の低いほうから順に周波数成分を選択することを特徴とする。
本発明に係るチャネル情報展開装置は、通信チャネルの状態を表すチャネル情報の周波数領域データの圧縮データに対して、該圧縮データを構成する周波数成分を特定する情報に基づいて不足の周波数成分を補完する情報補完部と、前記補完により得られた周波数領域データを周波数領域から時間領域に変換する周波数−時間領域変換部と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係るチャネル情報展開装置において、前記周波数−時間領域変換部は逆離散コサイン変換を行うことを特徴とする。
本発明に係るチャネル情報圧縮方法は、通信チャネルの状態を表すチャネル情報を時間領域から周波数領域に変換するステップと、前記変換により得られた周波数領域データの中から、電力に基づいて、圧縮データに含める周波数成分を選択するステップと、前記選択された周波数成分から構成される圧縮データと該圧縮データを構成する周波数成分を特定する情報とを出力するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係るチャネル情報展開方法は、通信チャネルの状態を表すチャネル情報の周波数領域データの圧縮データに対して、該圧縮データを構成する周波数成分を特定する情報に基づいて不足の周波数成分を補完するステップと、前記補完により得られた周波数領域データを周波数領域から時間領域に変換するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、通信チャネルの状態を表すチャネル情報を時間領域から周波数領域に変換するステップと、前記変換により得られた周波数領域データの中から、電力に基づいて、圧縮データに含める周波数成分を選択するステップと、前記選択された周波数成分から構成される圧縮データと該圧縮データを構成する周波数成分を特定する情報とを出力するステップと、をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであることを特徴とする。
これにより、前述のチャネル情報圧縮装置がコンピュータを利用して実現できるようになる。
本発明に係るコンピュータプログラムは、通信チャネルの状態を表すチャネル情報の周波数領域データの圧縮データに対して、該圧縮データを構成する周波数成分を特定する情報に基づいて不足の周波数成分を補完するステップと、前記補完により得られた周波数領域データを周波数領域から時間領域に変換するステップと、をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであることを特徴とする。
これにより、前述のチャネル情報展開装置がコンピュータを利用して実現できるようになる。
本発明に係る受信機は、MIMOシステムの受信機において、前記MIMOシステムの送信機と自受信機との間のチャネル情報を時間領域から周波数領域に変換する時間−周波数領域変換部と、前記時間−周波数領域変換部により得られた周波数領域データの中から、電力に基づいて、圧縮データに含める周波数成分を選択する適応選択部と、前記選択された周波数成分から構成される圧縮データと該圧縮データを構成する周波数成分を特定する情報とを前記送信機へ送信する送信部と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る送信機は、MIMOシステムの送信機において、自送信機と前記MIMOシステムの受信機との間のチャネル情報の周波数領域データの圧縮データと該圧縮データを構成する周波数成分を特定する情報とを前記受信機から受信する受信部と、前記圧縮データに対して、該圧縮データを構成する周波数成分を特定する情報に基づいて不足の周波数成分を補完する情報補完部と、前記補完により得られた周波数領域データを周波数領域から時間領域に変換する周波数−時間領域変換部と、前記周波数−時間領域変換部により取得されたチャネル情報を用いて、送信データのプリコーディングを行うプリコーディング部と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、チャネル情報の精度を良好に保ちながら情報圧縮を行うことができるという効果が得られる。
本発明の一実施形態に係る無線通信システムの構成を示す概略構成図である。 図1に示すチャネル情報圧縮部24の構成を示すブロック図である。 図1に示すチャネル情報展開部14の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るチャネル情報圧縮方法及びチャネル情報展開方法を説明するための便宜上の具体例である。 本発明の一実施形態に係るチャネル情報圧縮方法及びチャネル情報展開方法を説明するための便宜上の具体例である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る無線通信システムの構成を示す概略構成図である。この無線通信システムは、MIMO送信機1とMIMO受信機2を有し、MIMO送信機1からMIMO受信機2へMIMO伝送を行う。
図1において、MIMO送信機1は、プリコーディング部11と送信部12と制御情報受信部13とチャネル情報展開部14を有する。プリコーディング部11は、チャネル情報(CSI)を用いて送信データのプリコーディングを行う。送信部12は、複数の送信アンテナを有し、プリコーディングされた送信データを複数の送信アンテナから送信する。制御情報受信部13は、MIMO受信機2から制御情報を受信する。この制御情報は、チャネル情報圧縮符号化データBと制御データCを有する。チャネル情報展開部14は、チャネル情報圧縮符号化データBと制御データCを用いてチャネル情報を取得する。チャネル情報展開部14は、取得したチャネル情報をプリコーディング部11へ供給する。
MIMO受信機2は、受信部21とチャネル推定部22と受信処理部23とチャネル情報圧縮部24と制御情報送信部25を有する。受信部21は、複数の受信アンテナを有し、MIMO送信機1の複数の送信アンテナから送信された信号を複数の受信アンテナで受信する。チャネル推定部22は、各受信アンテナの受信信号を用いてチャネル情報(CSI)を推定する。受信処理部23は、チャネル情報を用いて受信処理を行い、受信データを取得する。
チャネル情報圧縮部24は、チャネル推定部22で推定されたチャネル情報からチャネル情報圧縮符号化データBを生成する。チャネル情報圧縮部24は、チャネル情報圧縮符号化データBと制御データCを制御情報送信部25へ出力する。制御情報送信部25は、チャネル情報圧縮符号化データBと制御データCをMIMO送信機1へ送信する。
図2は、図1に示すチャネル情報圧縮部24の構成を示すブロック図である。図3は、図1に示すチャネル情報展開部14の構成を示すブロック図である。
まず、図2を参照してチャネル情報圧縮部24を説明する。図2において、チャネル情報圧縮部24は、離散コサイン変換(DCT:Discrete Cosine Transform)部41と情報圧縮部42と可変長符号化部43と制御部44を有する。情報圧縮部42は、適応選択部45と量子化部46を有する。
DCT部41には、チャネル推定部22からチャネル情報(CSI)が入力される。DCT部41は、チャネル情報を離散コサイン変換する。チャネル情報の離散コサイン変換により得られた離散コサイン変換データは、情報圧縮部42へ出力される。離散コサイン変換データは、各周波数成分の情報としてDCT係数を有する。
情報圧縮部42は、離散コサイン変換データに含まれる周波数成分の情報を、電力に基づいて圧縮(情報のビット数の削減または情報の削除)する。情報圧縮部42は、離散コサイン変換データを情報圧縮した圧縮データ(以下、単に圧縮データと称する)を可変長符号化部43へ出力する。可変長符号化部43は、情報圧縮部42から受け取った圧縮データを可変長符号化する。可変長符号化部43は、圧縮データの可変長符号化により得られたチャネル情報圧縮符号化データBを制御情報送信部25へ出力する。
情報圧縮部42では、適応選択部45と量子化部46によって離散コサイン変換データの情報圧縮が行われる。適応選択部45は、離散コサイン変換データの中から、電力に基づいて、圧縮データに含める周波数成分を選択する。適応選択部45は、離散コサイン変換データの中から選択した周波数成分の情報を、量子化部46へ出力する。量子化部46は、適応選択部45から入力された周波数成分の情報に対し、制御部44からの指示に従ってビットを割り当てる。これにより、圧縮データが生成される。
適応選択部45は、DCTポイントインデックス情報Aを制御部44へ出力する。DCTポイントインデックス情報Aは、圧縮データを構成する周波数成分を特定する情報である。具体的には、DCTポイントインデックス情報Aは、DCT係数の識別子(DCTポイントインデックス)から構成される情報であって、圧縮データに含まれるDCT係数を特定する。
制御部44は、量子化部46及び可変長符号化部43の動作を制御する。制御部44は、チャネル情報圧縮符号化データBに係る制御データCを制御情報送信部25へ出力する。制御データCは、DCTポイントインデックス情報Aを含む。
次に、図3を参照してチャネル情報展開部14を説明する。図3において、チャネル情報展開部14は、可変長復号化部51と情報展開部52と逆離散コサイン変換(IDCT:Inverse Discrete Cosine Transform)部53と制御部54を有する。情報展開部52は、逆量子化部55と情報補完部56を有する。これら図3の各部は図2の各部に対応したものである。
可変長復号化部51には、制御情報受信部13からチャネル情報圧縮符号化データBが入力される。可変長復号化部51は、チャネル情報圧縮符号化データBを可変長復号化する。可変長復号化部51は、チャネル情報圧縮符号化データBの可変長復号化により得られた圧縮データを情報展開部52へ出力する。
情報展開部52は、可変長復号化部51から受け取った圧縮データを情報展開する。情報展開部52では、逆量子化部55と情報補完部56によって圧縮データの情報展開が行われる。情報展開部52は、圧縮データの情報展開により得られた離散コサイン変換データをIDCT部53へ出力する。IDCT部53は、離散コサイン変換データを逆離散コサイン変換する。IDCT部53は、逆離散コサイン変換により得られたチャネル情報(CSI)をプリコーディング部11へ出力する。
制御部54には、制御情報受信部13から制御データCが入力される。制御部54は、制御データCに基づいて、可変長復号化部51及び情報展開部52の動作を制御する。制御データCは、DCTポイントインデックス情報Aを含む。制御部54は、制御データCに含まれるDCTポイントインデックス情報Aを情報補完部56へ出力する。
逆量子化部55は、制御部44からの指示に従って、圧縮データから、離散コサイン変換データの周波数成分の情報を取得する。情報補完部56は、逆量子化部55により取得された周波数成分の情報から構成される離散コサイン変換データに対して、DCTポイントインデックス情報Aに基づいて不足の周波数成分の情報を補完する。これにより、周波数成分の充足した離散コサイン変換データが生成される。
なお、本実施形態では、チャネル情報を時間領域から周波数領域に変換する時間−周波数領域変換としてDCTを用いるが、他の時間−周波数領域変換を用いるようにしてもよい。例えば、時間−周波数領域変換として、離散フーリエ変換(DFT:Discrete Fourier Transform)又は離散ウェーブレット変換(DWT:Discrete wavelet transform)を用いてもよい。
次に、図2に示す情報圧縮部42及び図3に示す情報展開部52について、実施例を挙げて説明する。
実施例1では、適応選択部45が、離散コサイン変換データの中から圧縮データに含める周波数成分を選択する際に、電力の高いほうから順に所定数の周波数成分を選択する。以下、実施例1に係る情報圧縮部42及び情報展開部52の動作を詳細に説明する。
まず、実施例1に係る情報圧縮部42の動作を説明する。
適応選択部45は、DCT部41から離散コサイン変換データを受け取る。離散コサイン変換データは、各周波数成分の情報としてDCT係数を有する。ここでは、説明の便宜上の具体例として、DCT結果の離散コサイン変換データは、DCTポイントインデックスが0から14までの15個のDCT係数から構成される、とする。なお、DCTポイントインデックス「0」は直流(DC)成分のDCT係数に対応し、DCTポイントインデックスの値が大きいほどに高周波成分のDCT係数に対応する、とする。
まず、適応選択部45は、DCTポイントインデックス毎に、DCTポイントインデックスで特定されるDCT係数を用いて周波数成分の電力値を計算する。具体的には、DCT係数は実数部と虚数部とから成り、DCT係数に対応する周波数成分の電力値として、DCT係数の実数部の二乗と虚数部の二乗との和を計算する。これにより、適応選択部45は、DCTポイントインデックス「0」から「14」までに各々対応する15個の電力値を算出する。この算出結果の説明の便宜上の具体例として、図4及び図5に示す。
次いで、適応選択部45は、15個の電力値を比較し、最大の電力値であるDCTポイントインデックスを選択する。次いで、適応選択部45は、該選択したDCTポイントインデックスの電力値を除いて、残りの14個の電力値を比較し、最大の電力値であるDCTポイントインデックスを選択する。このDCTポイントインデックス選択の操作を所定数分だけ繰り返す。ここでは、説明の便宜上の具体例として、所定数は7とする。これにより、適応選択部45は、15個の電力値のうち電力値の大きい方から7個の電力値に各々対応する7個のDCTポイントインデックスを選択する。図4及び図5の例では、電力値の大きい順に、DCTポイントインデックス「0」、「4」、「2」、「3」、「9」、「1」、「7」の合計7個が選択される。なお、図4及び図5の例では、DCTポイントインデックス「7」と「12」の電力値は「12」で等しいが、選択数の制限により、小さい方(低周波成分の方)のDCTポイントインデックス「7」を選択している。
次いで、適応選択部45は、DCT結果の離散コサイン変換データを構成する15個のDCT係数の中から、DCTポイントインデックス選択結果のDCTポイントインデックス「0」、「1」、「2」、「3」、「4」、「7」及び「9」に各々対応する7個のDCT係数のみを、量子化部46へ出力する。又、適応選択部45は、DCTポイントインデックス選択結果のDCTポイントインデックス「0」、「1」、「2」、「3」、「4」、「7」及び「9」を、DCTポイントインデックス情報Aとして制御部44へ出力する。制御部44は、このDCTポイントインデックス情報A(DCTポイントインデックス「0」、「1」、「2」、「3」、「4」、「7」及び「9」)を、制御データCに含める。
量子化部46は、適応選択部45から入力された7個のDCT係数に対し、制御部44からの指示に従ってビットを割り当てる。例えば、7個のDCT係数に対し、各々一律に所定数のビットを割り当てる。又は、割当可能なビット数の中から、7個のDCT係数に対し、電力値が大きいほどにより多くのビット数を割り当てる。制御部44は、このビット割当情報を制御データCに含める。量子化部46は、ビット割当後の7個のDCT係数を、圧縮データとして可変長符号化部43へ出力する。
可変長符号化部43は、量子化部46から受け取った圧縮データを可変長符号化し、圧縮データの可変長符号化により得られたチャネル情報圧縮符号化データBを制御情報送信部25へ出力する。制御部44は、DCTポイントインデックス情報A及びビット割当情報を含む制御データCを制御情報送信部25へ出力する。これにより、制御情報送信部25は、チャネル情報圧縮符号化データBと制御データC(DCTポイントインデックス情報A及びビット割当情報)をMIMO送信機1へ送信する。
次に、実施例1に係る情報展開部52の動作を説明する。なお、説明の便宜上、上述の実施例1に係る情報圧縮部42の説明で用いた具体例を用いることとする。
MIMO送信機1において制御情報受信部13で受信されたチャネル情報圧縮符号化データBは、可変長復号化部51で可変長復号化される。このチャネル情報圧縮符号化データBの可変長復号化により得られた圧縮データは、情報展開部52の逆量子化部55へ入力される。又、制御情報受信部13で受信された制御データC(DCTポイントインデックス情報A及びビット割当情報)は、制御部54へ入力される。制御部54は、入力された制御データCに含まれる、DCTポイントインデックス情報Aを情報補完部56へ、ビット割当情報を逆量子化部55へ、それぞれ出力する。
逆量子化部55は、制御部54から受け取ったビット割当情報に基づいて、可変長復号化部51から受け取った圧縮データから、離散コサイン変換データのDCT係数を取得する。ここでは、7個のDCT係数が取得される。逆量子化部55は、取得した7個のDCT係数を情報補完部56へ出力する。
次いで、情報補完部56は、逆量子化部55から7個のDCT係数を受け取ると、制御部54から受け取ったDCTポイントインデックス情報Aに基づいて不足のDCT係数を補完する。ここでは、DCTポイントインデックス情報Aは、DCTポイントインデックス「0」、「1」、「2」、「3」、「4」、「7」及び「9」を有する。このため、DCTポイントインデックス「0」から「14」までの15個のDCT係数のうち、DCTポイントインデックス「5」、「6」、「8」、「10」、「11」、「12」、「13」及び「14」の合計8個のDCT係数が不足する。これにより、情報補完部56は、DCTポイントインデックス「5」、「6」、「8」、「10」、「11」、「12」、「13」及び「14」の各DCT係数を所定値「0」で補完する。
情報補完部56は、補完によって充足した15個のDCT係数を有する離散コサイン変換データを、IDCT部53へ出力する。IDCT部53は、離散コサイン変換データを逆離散コサイン変換し、逆離散コサイン変換により得られたチャネル情報(CSI)をプリコーディング部11へ出力する。
本実施例1によれば、離散コサイン変換データの中から圧縮データに含める周波数成分を選択する際に、電力の高いほうから順に所定数の周波数成分を選択する。これにより、電力の高い周波数成分の情報がMIMO受信機2からMIMO送信機1へ供給されるので、チャネル情報の精度を高く保つ情報圧縮を実現することができる。特に、MIMO受信機2からMIMO送信機1へ送信可能な制御情報量が固定化されている場合には、本実施例1が有効である。又、圧縮データに含める周波数成分を電力の高いほうから順に選択しているので、電力の比較的高い周波数成分を破棄してチャネル情報の精度劣化を招くことを防止する効果が得られる。
なお、DCTによれば低周波成分に情報が集中する特性を有するが、その集中度は他の時間−周波数領域変換(例えば、DFT及びDWT)に比べて顕著である。このため、圧縮データに含める周波数成分の数が一定の場合、DCTを用いることによりチャネル情報の高精度化が可能である。
実施例2では、適応選択部45が、離散コサイン変換データの中から圧縮データに含める周波数成分を選択する際に、圧縮データに含める周波数成分の電力の総和が所定値に達するまで、電力の高いほうから順に周波数成分を選択する。以下、実施例2に係る情報圧縮部42の動作を詳細に説明する。なお、情報展開部52の動作は、上述の実施例1と同様であるので、ここでは説明を省略する。
まず、実施例2に係る情報圧縮部42の動作を説明する。なお、上述の実施例1と同様に、説明の便宜上の具体例として図3及び図4の例を用いる。
適応選択部45は、DCT部41から離散コサイン変換データを受け取る。離散コサイン変換データは、各周波数成分の情報としてDCT係数を有する。このDCT結果の離散コサイン変換データは、DCTポイントインデックス「0」から「14」の15個のDCT係数から構成される。DCTポイントインデックス「0」は直流(DC)成分のDCT係数に対応し、DCTポイントインデックスの値が大きいほどに高周波成分のDCT係数に対応する。
まず、適応選択部45は、DCTポイントインデックス毎に、DCTポイントインデックスで特定されるDCT係数を用いて周波数成分の電力値を計算する。この電力値計算方法は、上述の実施例1と同様である。これにより、適応選択部45は、図4及び図5に示される、DCTポイントインデックス「0」から「14」までに各々対応する15個の電力値を算出する。
次いで、適応選択部45は、15個の電力値を比較し、最大の電力値であるDCTポイントインデックスを選択し、該最大の電力値を適応選択部45内の電力値加算レジスタに初期設定する。次いで、適応選択部45は、該選択したDCTポイントインデックスの電力値を除いて、残りの14個の電力値を比較し、最大の電力値であるDCTポイントインデックスを選択し、該最大の電力値を電力値加算レジスタの保持値に加算して電力値加算レジスタを更新設定する。このDCTポイントインデックス選択及び電力値加算の操作を、電力値加算レジスタの保持値が所定値に達するまで繰り返す。つまり、電力値加算レジスタの設定の度に、電力値加算レジスタの保持値と所定値とを比較し、電力値加算レジスタの保持値が所定値以上になった場合に、DCTポイントインデックス選択及び電力値加算の操作を終了する。
ここでは、説明の便宜上の具体例として、所定値は40とする。これにより、適応選択部45は、電力値の総和が40に達するまで、15個の電力値のうち電力値の大きい方から順に、DCTポイントインデックス「0」(電力値=10)、「4」(電力値=9)、「2」(電力値=8)、「3」(電力値=7)、「9」(電力値=7)の合計5個を選択する。なお、電力の総和に係る所定値は、固定値であってもよく、又は、平均電力に対する割合で与えられてもよい。
次いで、適応選択部45は、DCT結果の離散コサイン変換データを構成する15個のDCT係数の中から、DCTポイントインデックス選択結果のDCTポイントインデックス「0」、「2」、「3」、「4」及び「9」に各々対応する5個のDCT係数のみを、量子化部46へ出力する。又、適応選択部45は、DCTポイントインデックス選択結果のDCTポイントインデックス「0」、「2」、「3」、「4」及び「9」を、DCTポイントインデックス情報Aとして制御部44へ出力する。制御部44は、このDCTポイントインデックス情報A(DCTポイントインデックス「0」、「2」、「3」、「4」及び「9」)を、制御データCに含める。
なお、量子化部46、可変長符号化部43及び制御部44の動作は、上述の実施例1と同様であるので、ここでは説明を省略する。
本実施例2によれば、離散コサイン変換データの中から圧縮データに含める周波数成分を選択する際に、圧縮データに含める周波数成分の電力の総和が所定値に達するまで、電力の高いほうから順に周波数成分を選択する。これにより、電力の高い周波数成分の情報がMIMO受信機2からMIMO送信機1へ供給されるので、チャネル情報の精度を高く保つ情報圧縮を実現することができる。さらに、圧縮データに含める周波数成分の電力の総和が所定値以上となるので、チャネル情報の精度を一定に保つことが可能になる。特に、チャネル情報の精度一定が要求される場合には、本実施例2が有効である。又、圧縮データに含める周波数成分を電力の高いほうから順に選択しているので、電力の比較的高い周波数成分を破棄してチャネル情報の精度劣化を招くことを防止する効果が得られる。
なお、DCTによれば低周波成分に情報が集中する特性を有するが、その集中度は他の時間−周波数領域変換(例えば、DFT及びDWT)に比べて顕著である。このため、圧縮データに含める周波数成分の電力の総和が一定の場合、DCTを用いることにより、MIMO受信機2からMIMO送信機1へ送信するDCTポイントインデックスの数の低減化が可能である。
実施例3は、チャネル情報を時間領域から周波数領域に変換する時間−周波数領域変換としてDCTを用いる場合の実施例である。実施例3では、適応選択部45が、離散コサイン変換データの中から圧縮データに含める周波数成分を選択する際に、圧縮データに含める周波数成分の電力の総和が所定値に達するまで、周波数の低いほうから順に周波数成分を選択する。これは、DCTの場合、低周波成分に情報が集中することから、高周波成分の情報が削減または削除されてもチャネル情報の精度を良好に保つことができるので、特に低周波成分の情報を圧縮データに含めるのである。以下、実施例3に係る情報圧縮部42及び情報展開部52の動作を詳細に説明する。なお、上述の実施例1と同様に、説明の便宜上の具体例として図3及び図4の例を用いる。
まず、実施例3に係る情報圧縮部42の動作を説明する。
適応選択部45は、DCT部41から離散コサイン変換データを受け取る。離散コサイン変換データは、各周波数成分の情報としてDCT係数を有する。このDCT結果の離散コサイン変換データは、DCTポイントインデックス「0」から「14」の15個のDCT係数から構成される。DCTポイントインデックス「0」は直流(DC)成分のDCT係数に対応し、DCTポイントインデックスの値が大きいほどに高周波成分のDCT係数に対応する。
まず、適応選択部45は、15個のDCTポイントインデックス「0」から「14」の中から最小のDCTポイントインデックス「0」を選択し、選択したDCTポイントインデックス「0」のDCT係数を用いて周波数成分の電力値を計算し、計算結果の電力値を適応選択部45内の電力値加算レジスタに初期設定する。電力値計算方法は、上述の実施例1と同様である。次いで、適応選択部45は、該選択したDCTポイントインデックス「0」を除いて、残りの14個のDCTポイントインデックス「1」から「14」の中から最小のDCTポイントインデックス「1」を選択し、選択したDCTポイントインデックス「1」のDCT係数を用いて周波数成分の電力値を計算し、計算結果の電力値を電力値加算レジスタの保持値に加算して電力値加算レジスタを更新設定する。このDCTポイントインデックス選択及び電力値加算の操作を、電力値加算レジスタの保持値が所定値に達するまで繰り返す。つまり、電力値加算レジスタの設定の度に、電力値加算レジスタの保持値と所定値とを比較し、電力値加算レジスタの保持値が所定値以上になった場合に、DCTポイントインデックス選択及び電力値加算の操作を終了する。
ここでは、説明の便宜上の具体例として、所定値は40とする。これにより、適応選択部45は、電力値の総和が40に達するまで、15個のDCTポイントインデックス「0」から「14」の中からDCTポイントインデックスの小さい方から順に、DCTポイントインデックス「0」(電力値=10)、「1」(電力値=5)、「2」(電力値=8)、「3」(電力値=7)、「4」(電力値=9)、「5」(電力値=1)の合計6個を選択する。なお、電力の総和に係る所定値は、固定値であってもよく、又は、平均電力に対する割合で与えられてもよい。
次いで、適応選択部45は、DCT結果の離散コサイン変換データを構成する15個のDCT係数の中から、DCTポイントインデックス選択結果のDCTポイントインデックス「0」から「5」に各々対応する6個のDCT係数のみを、量子化部46へ出力する。又、適応選択部45は、DCTポイントインデックス選択結果のうち最大のDCTポイントインデックス「5」のみを、DCTポイントインデックス情報Aとして制御部44へ出力する。制御部44は、このDCTポイントインデックス情報A(DCTポイントインデックス「5」)を、制御データCに含める。
なお、量子化部46、可変長符号化部43及び制御部44の動作は、上述の実施例1と同様であるので、ここでは説明を省略する。
次に、実施例3に係る情報展開部52の動作を説明する。なお、可変長復号化部51、逆量子化部55及び制御部54の動作は、上述の実施例1と同様であるので、ここでは説明を省略する。
情報補完部56は、逆量子化部55から6個のDCT係数を受け取ると、制御部54から受け取ったDCTポイントインデックス情報Aに基づいて不足のDCT係数を補完する。ここでは、DCTポイントインデックス情報Aは、DCTポイントインデックス「5」を有する。このDCTポイントインデックス「5」は、逆量子化部55から受け取ったDCT係数のDCTポイントインデックスの最大値である。従って、DCTポイントインデックス「6」以降のDCT係数が不足している。これにより、情報補完部56は、DCTポイントインデックス「6」から「14」の各DCT係数を所定値「0」で補完する。
情報補完部56は、補完によって充足した15個のDCT係数を有する離散コサイン変換データを、IDCT部53へ出力する。IDCT部53は、離散コサイン変換データを逆離散コサイン変換し、逆離散コサイン変換により得られたチャネル情報(CSI)をプリコーディング部11へ出力する。
本実施例3によれば、離散コサイン変換データの中から圧縮データに含める周波数成分を選択する際に、圧縮データに含める周波数成分の電力の総和が所定値に達するまで、周波数の低いほうから順に周波数成分を選択する。これにより、電力の高い周波数成分の情報がMIMO受信機2からMIMO送信機1へ供給されるので、チャネル情報の精度を高く保つ情報圧縮を実現することができる。さらに、圧縮データに含める周波数成分の電力の総和が所定値以上となるので、チャネル情報の精度を一定に保つことが可能になる。さらに、MIMO受信機2からMIMO送信機1へ送信するDCTポイントインデックスは1つでよいので、MIMO受信機2からMIMO送信機1へ送信する制御情報量の最小化を図ることができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、チャネル情報は、MIMO送信機1の複数の送信アンテナとMIMO受信機2の複数の受信アンテナとの間のチャネル応答行列であってもよい。この場合、チャネル応答行列の精度を良好に保ちながら情報圧縮を行うことができる。これにより、MIMOシステムにおいて、MIMO受信機2で得られたチャネル応答行列に的確なプリコーディングをMIMO送信機1で行うことができると共に、MIMO受信機2からMIMO送信機1へ送るチャネル応答行列の情報量を削減することができるようになる。この結果、プリコーディング効果の確保と共に、チャネル応答行列の伝達に使用する無線リソース量の削減を図ることが可能になる。
また、本発明に係る無線通信システムは、マルチキャリア伝送方式を使用するものであってもよく、又は、シングルキャリア伝送方式を使用するものであってもよい。マルチキャリア伝送方式としては、例えば、直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式が挙げられる。また、本発明は、MIMOシステム以外の無線通信システムに適用し、通信チャネルの状態を表すチャネル情報を情報圧縮することも可能である。
また、図2に示すチャネル情報圧縮部24の機能または図3に示すチャネル情報展開部14の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、チャネル情報圧縮処理またはチャネル情報展開処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disk)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1…MIMO送信機、2…MIMO受信機、11…プリコーディング部、12…送信部、13…制御情報受信部、14…チャネル情報展開部、21…受信部、22…チャネル推定部、23…受信処理部、24…チャネル情報圧縮部、25…制御情報送信部、41…DCT部、42…情報圧縮部、43…可変長符号化部、44…制御部、45…適応選択部、46…量子化部、51…可変長復号化部、52…情報展開部、53…IDCT部、54…制御部、55…逆量子化部、56…情報補完部

Claims (8)

  1. 送信機が受信機から受け取ったチャネル応答行列の情報に基づいて送信データのプリコーディングを行うMIMOシステムの、前記受信機に設けられるチャネル情報圧縮装置であって、
    前記送信機の複数の送信アンテナと前記受信機の複数の受信アンテナとの間の前記チャネル応答行列を時間領域から周波数領域に変換する時間−周波数領域変換部と、
    前記時間−周波数領域変換部により得られた周波数領域データの中から、電力に基づいて、圧縮データに含める周波数成分を選択する適応選択部と、を備え、
    前記選択された周波数成分から構成される圧縮データと該圧縮データを構成する周波数成分を特定する情報とを出力するチャネル情報圧縮装置であり、
    前記適応選択部は、圧縮データに含める周波数成分の電力の総和が所定値に達するまで、電力の高いほうから順に周波数成分を選択する、
    ことを特徴とするチャネル情報圧縮装置。
  2. 送信機が受信機から受け取ったチャネル応答行列の情報に基づいて送信データのプリコーディングを行うMIMOシステムの、前記受信機に設けられるチャネル情報圧縮装置であって、
    前記送信機の複数の送信アンテナと前記受信機の複数の受信アンテナとの間の前記チャネル応答行列を時間領域から周波数領域に変換する時間−周波数領域変換部と、
    前記時間−周波数領域変換部により得られた周波数領域データの中から、電力に基づいて、圧縮データに含める周波数成分を選択する適応選択部と、を備え、
    前記選択された周波数成分から構成される圧縮データと該圧縮データを構成する周波数成分を特定する情報とを出力するチャネル情報圧縮装置であり、
    前記時間−周波数領域変換部は離散コサイン変換を行い、
    前記適応選択部は、圧縮データに含める周波数成分の電力の総和が所定値に達するまで、周波数の低いほうから順に周波数成分を選択する、
    ことを特徴とするチャネル情報圧縮装置。
  3. 送信機が受信機から受け取ったチャネル応答行列の情報に基づいて送信データのプリコーディングを行うMIMOシステムの、前記受信機におけるチャネル情報圧縮方法であって、
    前記受信機が、前記送信機の複数の送信アンテナと前記受信機の複数の受信アンテナとの間の前記チャネル応答行列を時間領域から周波数領域に変換するステップと、
    前記受信機が、前記変換により得られた周波数領域データの中から、電力に基づいて、圧縮データに含める周波数成分を選択する選択ステップと、
    前記受信機が、前記選択された周波数成分から構成される圧縮データと該圧縮データを構成する周波数成分を特定する情報とを出力するステップと、を含み、
    前記選択ステップは、圧縮データに含める周波数成分の電力の総和が所定値に達するまで、電力の高いほうから順に周波数成分を選択する、
    ことを特徴とするチャネル情報圧縮方法。
  4. 送信機が受信機から受け取ったチャネル応答行列の情報に基づいて送信データのプリコーディングを行うMIMOシステムの、前記受信機におけるチャネル情報圧縮方法であって、
    前記受信機が、前記送信機の複数の送信アンテナと前記受信機の複数の受信アンテナとの間の前記チャネル応答行列を時間領域から周波数領域に変換する変換ステップと、
    前記受信機が、前記変換により得られた周波数領域データの中から、電力に基づいて、圧縮データに含める周波数成分を選択する選択ステップと、
    前記受信機が、前記選択された周波数成分から構成される圧縮データと該圧縮データを構成する周波数成分を特定する情報とを出力するステップと、を含み、
    前記変換ステップは離散コサイン変換を行い、
    前記選択ステップは、圧縮データに含める周波数成分の電力の総和が所定値に達するまで、周波数の低いほうから順に周波数成分を選択する、
    ことを特徴とするチャネル情報圧縮方法。
  5. 送信機が受信機から受け取ったチャネル応答行列の情報に基づいて送信データのプリコーディングを行うMIMOシステムの、前記受信機におけるチャネル情報圧縮処理を行うためのコンピュータプログラムであって、
    前記送信機の複数の送信アンテナと前記受信機の複数の受信アンテナとの間の前記チャネル応答行列を時間領域から周波数領域に変換するステップと、
    前記変換により得られた周波数領域データの中から、電力に基づいて、圧縮データに含める周波数成分を選択する選択ステップと、
    前記選択された周波数成分から構成される圧縮データと該圧縮データを構成する周波数成分を特定する情報とを出力するステップと、をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであり、
    前記選択ステップは、圧縮データに含める周波数成分の電力の総和が所定値に達するまで、電力の高いほうから順に周波数成分を選択する、
    コンピュータプログラム。
  6. 送信機が受信機から受け取ったチャネル応答行列の情報に基づいて送信データのプリコーディングを行うMIMOシステムの、前記受信機におけるチャネル情報圧縮処理を行うためのコンピュータプログラムであって、
    前記送信機の複数の送信アンテナと前記受信機の複数の受信アンテナとの間の前記チャネル応答行列を時間領域から周波数領域に変換する変換ステップと、
    前記変換により得られた周波数領域データの中から、電力に基づいて、圧縮データに含める周波数成分を選択する選択ステップと、
    前記選択された周波数成分から構成される圧縮データと該圧縮データを構成する周波数成分を特定する情報とを出力するステップと、をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであり、
    前記変換ステップは離散コサイン変換を行い、
    前記選択ステップは、圧縮データに含める周波数成分の電力の総和が所定値に達するまで、周波数の低いほうから順に周波数成分を選択する、
    コンピュータプログラム。
  7. 送信機が受信機から受け取ったチャネル応答行列の情報に基づいて送信データのプリコーディングを行うMIMOシステムの前記受信機において、
    前記送信機の複数の送信アンテナと前記受信機の複数の受信アンテナとの間の前記チャネル応答行列を時間領域から周波数領域に変換する時間−周波数領域変換部と、
    前記時間−周波数領域変換部により得られた周波数領域データの中から、電力に基づいて、圧縮データに含める周波数成分を選択する適応選択部と、
    前記選択された周波数成分から構成される圧縮データと該圧縮データを構成する周波数成分を特定する情報とを前記送信機へ送信する送信部と、を備え、
    前記適応選択部は、圧縮データに含める周波数成分の電力の総和が所定値に達するまで、電力の高いほうから順に周波数成分を選択する、
    ことを特徴とする受信機。
  8. 送信機が受信機から受け取ったチャネル応答行列の情報に基づいて送信データのプリコーディングを行うMIMOシステムの前記受信機において、
    前記送信機の複数の送信アンテナと前記受信機の複数の受信アンテナとの間の前記チャネル応答行列を時間領域から周波数領域に変換する時間−周波数領域変換部と、
    前記時間−周波数領域変換部により得られた周波数領域データの中から、電力に基づいて、圧縮データに含める周波数成分を選択する適応選択部と、
    前記選択された周波数成分から構成される圧縮データと該圧縮データを構成する周波数成分を特定する情報とを前記送信機へ送信する送信部と、を備え、
    前記時間−周波数領域変換部は離散コサイン変換を行い、
    前記適応選択部は、圧縮データに含める周波数成分の電力の総和が所定値に達するまで、周波数の低いほうから順に周波数成分を選択する、
    ことを特徴とする受信機。
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