JP5567320B2 - 遊技場用システム - Google Patents

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本発明は、遊技データをシミュレートすることにより釘調整が必要な遊技機を抽出する遊技場用システムに関する。
従来、パチンコホール等の遊技場では遊技データを管理し、その遊技データが予め設定した基準範囲外である場合には釘調整候補台として抽出している(特許文献1の図5参照)。また、実績データに基づいてベース等の釘調整した結果が遊技データとして直接的に反映する釘調整データのシミュレートも行なっている(特許文献1の図7参照)。このような釘調整データのシミュレート値を基準として遊技データが基準範囲外であることにより釘調整候補台として抽出すれば、釘調整候補台として抽出されるか否かにより釘調整が上手くいっていないことを把握出来、釘調整がなぜ上手くいかなかったかを検討しながら再度釘調整を行うことが可能となる。
特開平11−99271号公報
ところで、上記のようなシミュレートを、複数日を対照として行なう場合、利益のメリハリをつけるため営業日毎に異なる釘調整データをシミュレートする場合がある。
この場合、上記シミュレート値を基準とした基準範囲外である場合に調整候補を抽出すると、釘調整の目標となるシミュレート値については基準範囲を逸しているにも係らず、その翌営業日に対応するシミュレート値については基準範囲に属している場合が生ずる。即ち、釘調整が実績データを得た営業日に対応するシミュレート値には対応しないが、翌営業日に対応するシミュレート値に対応している場合に、実績データを得た営業日に対応するシミュレート値に対応しない遊技データや遊技機を調整候補として抽出することで、釘調整が必要であると遊技場管理者に誤認させたり、釘調整する必要が無いのにも係らず実績データを得た営業日に行った釘調整を基準として誤った釘調整を行わせる虞がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、複数日を対象とした釘調整データのシミュレートを実行する場合に、的確に釘調整候補台、或いは釘調整候補データを抽出する遊技場用システムを提供することにある。
本発明の遊技場用システムは、遊技機側から出力される遊技データを特定可能な遊技信号を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した遊技信号により遊技データを特定し、当該特定した遊技データを遊技機単位で管理するデータ管理手段と、入力操作、或いは前記データ管理手段が管理する遊技データから抽出されることでサンプルされるサンプルデータにより特定される遊技データを、シミュレート値として特定するシミュレート手段と、
前記シミュレート値を基準とした許容範囲を特定可能な許容範囲情報を設定する設定手段と、前記許容範囲情報により特定される許容範囲を遊技場の営業日単位で特定可能な範囲特定手段と、前記データ管理手段が管理する遊技場の営業日単位、遊技機単位の遊技データを判定対象とし、当該判定対象となる遊技データである判定対象データが前記範囲特定手段により特定される許容範囲に属しているか否かを判定する判定処理を行う判定手段と、前記判定手段による判定結果に応じて遊技機、或いは遊技データを調整候補として抽出して出力する抽出処理を行う抽出手段と、を備え、
前記シミュレート手段は、遊技場の連続した複数の営業日について各々異なるシミュレート値を特定可能であり、前記範囲特定手段は、前記判定対象データに対応する営業日である対応営業日と、その翌営業日である対応翌営業日とについて、前記シミュレート手段が特定したシミュレート値が異なっている場合に、前記対応翌営業日についてのシミュレート値を基準とし前記許容範囲を、前記対応営業日における前記判定対象データの許容範囲として特定するものである(請求項1)。
請求項1記載の遊技場用システムにおいて、
前記範囲特定手段は、前記対応営業日と、前記対応翌営業日とについて前記シミュレート手段により特定されたシミュレート値が異なる場合に、前記対応営業日についてのシミュレート値を基準とした前記許容範囲である第1許容範囲と、前記対応翌営業日についてのシミュレート値を基準とした前記許容範囲である第2許容範囲とを前記判定対象データについて各々特定可能であり、前記判定手段は、前記範囲特定手段により特定された第1許容範囲、及び第2許容範囲について前記判定処理を実行可能であり、前記抽出手段は、前記調整候補を抽出して出力する場合に、前記第1許容範囲、及び前記第2許容範囲のいずれについての判定結果であるのかを特定可能に出力する様にしても良い(請求項2)。
請求項2記載の遊技場用システムにおいて、
前記抽出手段は、前記対応営業日と、前記対応翌営業日とについて前記シミュレート手段により特定されたシミュレート値が異なる場合に、前記第1許容範囲に優先して前記第2許容範囲についての判定処理結果に応じた前記抽出処理を行う様にしても良い(請求項3)。
請求項3記載の遊技場用システムにおいて、
前記対応営業日と、前記対応翌営業日とについて前記シミュレート手段により特定されたシミュレート値が異なる場合に、前記範囲特定手段に前記第1許容範囲に優先して前記第2許容範囲を特定させ、前記判定手段による前記第2許容範囲についての前記判定処理の判定結果に応じて前記第1許容範囲を特定させる優先処理、前記範囲特定手段により前記判定対象データについて第1許容範囲、及び第2許容範囲が特定された場合に、前記判定手段に前記第1許容範囲に優先して前記第2許容範囲についての前記判定処理を実行させる優先処理、及び前記判定手段により前記第1許容範囲、及び前記第2許容範囲の双方について前記判定処理が実行された場合に、前記抽出手段に前記第1許容範囲に優先して前記第2許容範囲についての判定処理結果に応じた調整候補を抽出させる優先処理の内、少なくとも1つの優先処理を行う優先手段を備え、
前記抽出手段は、前記優先手段による優先処理により前記第1許容範囲に優先して前記第2許容範囲についての判定処理結果に応じた前記抽出処理を行う様にしても良い(請求項4)。
請求項2ないし4のいずれかに記載の遊技場用システムにおいて、
前記抽出手段は、前記調整候補を抽出して出力する場合に、前記範囲特定手段により特定された前記第1許容範囲と第2許容範囲の双方、及び前記第1許容範囲と前記第2許容範囲の基準となった双方の前記シミュレート値の少なくとも一方と、前記調整候補とを比較可能に出力する様にしても良い(請求項5)。
請求項2ないし5のいずれかに記載の遊技場用システムにおいて、
前記抽出手段は、前記判定手段により前記対応営業日の前営業日における前記判定対象データが前記第2許容範囲に属していると判定された遊技機である調整不要遊技機であって、当該対応営業日における前記判定対象データが前記第1許容範囲に属していないと判定された遊技機である不正対象遊技機を抽出し、当該抽出した不正対象遊技機であることを特定可能に出力する、或いは遊技機単位で前記調整不要遊技機と判定された営業日数に対する前記不正対象遊技機として抽出した営業日数の割合を表す純不正割合を遊技機単位で出力する様にしても良い(請求項6)。
請求項1の発明によれば、判定対象となる遊技データの対応日のシミュレート値と、その翌営業日のシミュレート値とが異なる場合に、許容範囲の基準値を翌営業日のシミュレート値とするようにしたので、判定対象データに対応する営業日のシミュレート値と、その翌営業日のシミュレート値とが異なる場合に、釘調整する必要が無いのにも係らず実績データを得た営業日に行った釘調整を基準とした誤った釘調整を行う虞が無くなる。勿論、その逆のケース、釘調整する必要があるのにも係らず釘調整が目標通りにいったために釘調整候補から除外する虞も無くなる。
請求項2の発明によれば、判定対象データが第1許容範囲又は第2許容範囲に属しているかを判定し、その判定結果を特定可能に出力するので、判定結果の出力が第1許容範囲に対応していれば、目標としたシミュレート値に対する釘調整状況を把握出来る一方、第2許容範囲に対応していれば翌営業日に対して新たな釘調整の必要の有無を把握出来る。
請求項3の発明によれば、第1許容範囲に優先して第2許容範囲の判定結果が出力されるので、釘調整の結果を把握可能でありつつも、誤った釘調整を行う虞がなくなる。
請求項4の発明によれば、優先処理により不必要な処理を省略出来るため、処理負担を軽減したり、処理速度を速めたり出来る。
請求項5の発明によれば、抽出した遊技データが対応日及び翌営業日の各シミュレート値の双方の許容範囲をどれだけ逸脱しているのか、或いは許容範囲内であってもどの程度、基準となったシミュレート値を逸脱しているのかを把握可能となる。
請求項6の発明によれば、第2許容範囲に属すれば翌営業日の第1許容範囲に属するようになるので、翌営業日の第1許容範囲に属しない場合には釘調整上のミスを除外した上で不正の有無のみを反映させた精度の高い抽出出力が可能となり、不正の可能性が極めて高いと判断することが出来る。
本発明の一実施形態における技場用システムの全体構成を示す概略図 再プレイ設定を示す図 会員DBを示す図 機種Aの素データ一覧の一例を示す図 遊技情報集計の一例を示す図 遊技場全体で集計した遊技データを示す図 機種毎に設定する設定値を表す図 機種Aの遊技データを抽出して集計した図 遊技場全体の遊技データを抽出して集計した図 遊技データをシミュレートした図 シミュレート期間における遊技データをシミュレートして集計した図 照合許容範囲の設定情報を示す図 対象遊技機毎に実データとシミュレート値とを照合した図 1番台において営業日毎に実データとシミュレート値とを照合した図 シミュレート値の区分設定を示す図 累計値しきい値を示す図 機種単位のシミュレート値を集計した図 機種が遊技場のどの位置に配置されるかを示す図 遊技場全体のシミュレート値の集計を示す図
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、遊技場用システムの全体構成を示す概略図である。遊技場には遊技機1に対応して貸出機2が設置され、管理室にはデータ管理装置3(受信手段、データ管理手段、シミュレート手段、設定手段、範囲特定手段、判定手段、抽出手段に相当)が設置されている。中継装置4は、2台の遊技機1、2台の貸出機2及びデータ管理装置3とLAN1を介して接続されている。データ管理装置3は、遊技機側(遊技機1、貸出機2等)から送信される遊技信号を中継装置4を介して受信することにより遊技機1の遊技データを管理し、操作部3aに対する操作に応じて管理結果を表示部3bに表示する。貯玉管理装置5は、貸出機2、計数機6、図示しないPOS端末とLNA2を介して接続され、貯玉に関する各種情報の送受信が可能である。LAN1とLAN2とは接続されており、データ管理装置3と貯玉管理装置5とはデータを送受信可能となっている。尚、図1では省略したが、実際には数百台の遊技機1がデータ管理装置3の管理対象となる。
管理対象となる遊技機1は、発射装置を構成する操作ハンドル7に対する操作により盤面8に発射した玉が始動口9,10に入賞(始動入賞)するのに応じて大当たり抽選を行い、抽選結果を表示部11において行う図柄変動にて報知し、その変動結果に応じて大当たり状態となる。大当たりが発生すると15ラウンド(R)分だけ大入賞口12を開放する。入賞により払出された玉は上部受皿13にて受けられ、この上部受皿13が満杯状態となって溢れた玉は下部受皿14で受けられる。尚、1Rの上限入賞数は10個で、上限開放時間は30秒であり、上限入賞数又は上限開放時間のいずれかが満たされた場合に1Rを終了する。
遊技機側からは、次の遊技信号が出力される。
アウト信号=使用玉(使用媒体)を回収するアウトBOXから出力される使用玉数(アウト)を特定可能な信号。回収(使用、打込)玉10玉に対して1パルスが出力されるので、「アウト信号数×10」をアウトとして特定。尚、遊技機1から出力される信号であっても良い。
セーフ信号=遊技機1から出力される払出玉数(セーフ、払出媒体数)を特定可能な信号。遊技機1での遊技(入賞)に応じた払出10玉に対して1パルスが出力されるので、「セーフ信号数×10」をセーフとして特定。尚、補給装置から出力される補給信号をセーフ信号としても良い。
スタート信号=遊技機1から出力される図柄変動数(役物作動数、スタート)を特定可能な信号。始動口9又は10への入賞により変動(作動)する表示部11における図柄変動(役物作動、スタート処理)1回につき1パルスが出力されるので、「スタート信号数×1」をスタートとして特定する。尚、始動口9又は10への入賞に応じて出力される始動入賞信号をスタート信号としても良い。
大当たり信号=遊技機1から出力される大当たりを特定可能な信号。大当たり中にレベル出力される状態信号なので、大当たり信号受信中を大当たり中として特定する。
特別状態信号=遊技機1から出力される特別状態を特定可能な信号。大当たり確率が向上する確変中等の大当たりを通常状態よりも発生させ易い状態である特別状態中にレベル出力される状態信号(確変信号)なので、特別状態信号受信中を特別状態中(甘中、或いは甘モード)として特定する。尚、確変中だけでなく、始動口9又は10への入賞率が向上する時短中にもレベル出力される。
売上信号=貸出機2から出力される売上情報(売上玉数、売上額)を特定可能な信号。遊技者に対する有価価値を対価とした貸出玉25玉毎に1パルスが出力されるので、「売上信号数×25」を売上玉数として特定し、売上玉数×貸単価を売上額として特定する。
再プレイ信号=貸出機2から出力される再プレイ玉(再遊技媒体)数を特定可能な信号。遊技者に対する貯玉を対価とした再プレイ玉25玉毎に1パルスが出力されるので、「再プレイ信号数×25」を再プレイ玉数として特定する。
手数料信号=貸出機2から出力される手数料玉(手数料遊技媒体)数を特定可能な信号。再プレイ時に徴収する手数料玉1玉毎に1パルスが出力されるので、「手数料信号数×1」を手数料玉数として特定する。
貯玉管理装置5は、計数機6及び図示しないPOS端末にて会員カードを受付、遊技者からの獲得玉を貯玉したいとの申し出しに応じた貯玉操作に応じて出力される貯玉数を特定可能な貯玉情報を受信すると、その貯玉情報により会員DBにおける会員IDの貯玉数を加算する。
図3は会員DBを示しており、以下の各項目が設定されている。
会員ID=会員となった遊技者のID。
貯玉=遊技者が遊技場へと預け入れた獲得玉数である貯玉数。景品交換、再遊技の対価となる。
再プレイ玉=遊技者が営業日当日に貯玉を対価として払出した玉数。
図1に戻って、貸出機2は、CPUからなる制御部、CF(コンパクトフラッシュ(登録商標))、RAM、ROMからなる記憶部、I/Fからなる送受信部、表示部を備えた所謂CRサンドとして構成されており、以下の機能を有する。
(1)固有のIDが記録された所謂会員カード或いはビジターカードをカード挿入口15にて受付可能であり、受付した状態で貨幣投入口16に貨幣が投入された場合に、そのIDに対応付けてその価値(有価価値)を記憶する。
(2)ビジターカードを所定数(5枚程度)ストック可能であり、ビジターカードを受付していない状態で貨幣(有価価値)を受付すると、ストックしているビジターカードに貨幣の有価価値を記録して、そのビジターカードを受付状態にする。
(3)有価価値が特定可能な状態で貸出釦17が押下されると、その有価価値に基づき貸玉を払出口18から払出して売上信号を送信する。
(4)ビジターカードを受付した状態で返却釦19の押下を受付ると、受付中のビジターカードを排出する。
(5)情報表示部20では貸出情報を表示可能であり、各種の対応する遊技機1に関する遊技情報等も表示可能となる。
(6)対応するデータ管理装置としては貸出機2に対応するデータ管理装置3だけでなく図示しないカード会社のデータ管理装置にも対応し、会員ID毎の貯玉は貯玉管理装置5が記憶する一方、有価価値に対応する残高はカード会社の管理装置にて管理する。
貸出機2は、会員カードを受付た状態で遊技者が再プレイ釦21を押下すると、図3の会員DBを参照し、貯玉数が残存していれば再プレイ玉の払出しを許容する。この場合、会員DBの再プレイ玉(加算)と貯玉(減算)とを更新するが、貯玉を減算する場合、再プレイ玉が図2の再プレイ設定に設定されている再プレイ上限に達していないことを条件に手数料玉を再プレイ設定に設定されている特別手数料として、特別手数料+再プレイ玉を減算対象とする。
図2の再プレイ設定には、以下の各項目が設定されている。
平常手数料=手数料サービスが実行されない場合の手数料玉で、再プレイ玉125玉当たりの手数料玉。図2の場合は、再プレイ玉125玉に対して150玉(=125+25)が対価として貯玉から徴収される。
特別手数料=手数料サービスが実行された場合の手数料玉で、再プレイ玉125玉当たりの手数料玉。図2の場合は、手数料玉は0なので、再プレイ玉125玉に対して125玉が対価として貯玉から徴収される。
再プレイ上限=会員毎の1営業日当たりの手数料サービスを受けられる再プレイ玉数の上限。図2の場合は、会員毎に2500玉の再プレイ玉を払出すまでは特別手数料により再プレイ玉を払出せ、それ以降は通常手数料による払出しとなる。
一方、再プレイ玉が再プレイ上限に達していれば、手数料玉を図2の平常手数料として平常手数料+再プレイ玉を減算対象とする。
図1に戻って、中継装置4は、CPUからなる制御部、CF、RAM、ROMからなる記憶部、I/Fからなる送受信部を備えており、遊技機1、貸出機2、データ管理装置3と接続され、各種情報の送受信が可能となっている。
データ管理装置3は、CPUからなる制御部、HDD(ハードディスク装置)、RAM、ROMからなる記憶部、I/Fからなる送受信部、モニタ、プリンタからなる出力部を備え、各遊技機1の収支を管理するようになっている。
貯玉管理装置5は、再プレイを許容する場合、手数料玉を特定可能な再プレイ情報を貸出機2へと送信する。貸出機2にて再プレイ玉を払出した場合には、払出した再プレイ玉数を特定可能な再プレイ信号と、対応する手数料玉を特定可能な手数料信号とが貸出機2から中継装置4へと送信される。
図3の会員DBにおける再プレイ玉は閉店時に初期化されるため、再プレイ玉は営業日当日の累計再プレイ玉となる。尚、説明簡略化のため、再プレイ上限のみ例示したが、特別手数料を対象とする再プレイ玉の払出しは他に、時間帯毎、曜日毎、会員の性別等の属性情報や、遊技機種単位にて設定することで多種多様な条件付けが可能である。
データ管理装置3は、周知の機種設定(遊技機種と台番との対応付け)、単価情報(貸単価(1玉当たりの貸出単価)、交換単価(1玉当たりの交換単価))等を設定し、更に、営業日単位で、遊技機1毎に受信した遊技信号に基づき遊技データを特定し、機種単位で遊技データを集計する。
図4は、データ管理装置3が集計した機種Aの素データ一覧の一例を示しており、遊技機IDに対応して、以下の各項目が設定されている。
アウト=アウト信号に基づいた遊技機1にて使用された遊技玉数(使用媒体数)。
セーフ=セーフ信号に基づいた遊技機1が遊技に応じて払出した遊技玉数(払出媒体数)。
スタート=スタート信号に基づいた遊技機1における役物の作動回数。
売上玉=売上信号に基づいた対応する貸出機2にて貸出した売上を伴う貸出玉数。
再プレイ玉=再プレイ信号に基づいた再プレイにより払出した玉数。
手数料玉=手数料信号に基づいた再プレイに応じて徴収した手数料玉数。
大当たり数=大当たり信号に基づいた大当たり数。「通常」は通常時に発生した大当たり数で所謂「初当たり」数。尚、「通常時」とは上述した通常状態、即ち、大当たり信号や特別状態信号等を受信していない期間である。
Tアウト〈Tセーフ〉=大当たり中、及び甘中のアウト〈セーフ〉。
T1アウト〈T1セーフ〉=大当たり中アウト〈セーフ〉。
図5は、素データに基づいて集計した機種Aの遊技情報集計の一例を示しており、以下の各項目が設定されている。
ベース=状態(通常時、甘中)毎の出玉率で、「通常」=(セーフ−Tセーフ)÷(アウト−Tアウト)、「甘中」=(Tセーフ−T1セーフ)÷(Tアウト−T1アウト)により求める。
平均S=状態毎の単位アウト(100)に対する図柄変動数で、「通常」=通常スタート÷(アウト−Tアウト)×単位アウト、「甘中」=甘中スタート÷(Tアウト−T1アウト)×単位アウトにより求める。
T1Y=平均大当たり中出玉数で、(T1セーフ−T1アウト)÷合計大当たり数により求める。尚、合計大当たり数=通常大当たり数+甘中大当たり数。
T1O=平均大当たり中アウトで、(T1アウト)÷合計大当たり数により求める。
出玉率=アウトに対するセーフの割合(払出率)で、セーフ÷アウトにより求める。
Bサ=通常時の差玉数で、(アウト−Tアウト)−(セーフ−Tセーフ)により求める。
総貸出玉=総貸出玉数で、売上玉+再プレイ玉により求める。
客滞率=総貸出玉に対するBサの割合で、Bサ÷総貸出玉により求める。
粗利=実際の売上(売上玉)に対する遊技に応じた遊技場側の営業利益で、売上額−交換玉×交換単価により求める。
尚、交換玉=総貸出玉+セーフ−アウト、売上額=売上玉×貸単価であり、貸単価や交換単価は遊技場にて採用している値を適用すれば良い。尚、本実施形態では貸単価=4円、交換単価=3.3円にて演算している。
総粗利=総貸出額に対する遊技に応じた遊技場側の営業利益で、総貸出額−交換玉×交換単価により求める。尚、総貸出額=総貸出玉×貸単価。
再P(プレイの略、以下同じ)粗利=再プレイの対価となった貯玉(再P対価貯玉=再プレイ玉+手数料玉)を遊技場側の利益として考慮した粗利で、売上額−(交換玉−再P対価貯玉)×交換単価により求める。
割数=実際の売上額(売上玉)に対する遊技場側の損益額(損失玉)の割合で、交換玉÷売上玉により求める。
総割数=総粗利に対応した割数で、交換玉÷総貸出玉により求める。
再P割数=再P粗利に対応した割数で、((総貸出額−再P粗利)÷交換単価)÷総貸出玉により求める。
機種毎に集計した遊技データは遊技場全体にて集計される。
図6は、機種毎に集計した遊技データを遊技場全体で集計したものを示しており、以下の新規項目が設定されている。
平常再P玉=平常手数料にて再プレイした再プレイ玉数で、(手数料玉×再P単位−再プレイ玉×特別手数料)÷(平常手数料−特別手数料)により求める。尚、再P単位は平常手数料設定に対応した再プレイ玉数(125玉)、平常手数料及び特別手数料は図2の設定値である。
ここで、平常再P玉=(手数料玉×再P単位−再プレイ玉×特別手数料)÷(平常手数料−特別手数料)は次のようにして求めることが出来る。
平常手数料による再プレイ回数をA、特別手数料による再プレイ回数をBとすると、
再P単位×A+再P単位×B=再プレイ玉
平常手数料×A+特別手数料×B=手数料玉
であるから、これらの式から、
平常手数料×A+特別手数料×((再プレイ玉−再P単位×A)÷再P単位)=手数料玉を求めることができる。そして、この演算式は、
(平常手数料−特別手数料)×A=手数料玉−再プレイ玉×特別手数料÷再P単位
であることを示すので、
平常再P玉=再P単位×A=(手数料玉×再P単位−再プレイ玉×特別手数料)÷(平常手数料−特別手数料)
を求めることが出来る。
さて、上記演算式を展開すると、
平常再P玉=(手数料玉−再プレイ玉×特別手数料÷再P単位)÷(平常手数料÷再P単位−特別手数料÷再P単位)となる。
ここで、手数料玉−再プレイ玉×特別手数料÷再P単位は、手数料玉と、再プレイ玉が全て特別手数料にて手数料徴収された場合の手数料玉との差を示し、平常手数料÷再P単位−特別手数料÷再P単位は、再プレイ玉1玉当たりを平常手数料にて手数料徴収した場合と、特別手数料にて手数料徴収した場合との手数料の差、即ち、手数料サービスを実行するか否かで生ずる再プレイ玉1玉当たりの損失額を示す。
尚、先行して特別再P玉を特定すれば、再プレイ玉−特別再P玉により特定しても良い。
特別再P玉=特別手数料にて再プレイした再プレイ玉数で、上記した平常再P玉を求めたのと同様にして、特別再P玉=(再プレイ玉×平常手数料−手数料玉×再P単位)÷(平常手数料−特別手数料)を求めることが出来る。
ここで、平常再P玉の演算式同様に上記演算式を展開すると、特別再P玉=(再プレイ玉×平常手数料÷再P単位−手数料玉)÷(平常手数料÷再P単位−特別手数料÷再P単位)となる。この場合、再プレイ玉×平常手数料÷再P単位−手数料玉は、再プレイ玉が全て平常手数料にて手数料徴収された場合の手数料玉と手数料玉との差を示している。
尚、先行して平常再P玉を特定すれば、再プレイ玉−平常再P玉により特別再P玉を特定しても良い。
再P率=遊技者が貸出玉を受けるときに再プレイ玉を利用する割合で、再プレイ玉÷総貸出玉により求める。
平再P率=遊技者が貸出玉を受けるときに平常再プレイ玉を利用する割合で、平常再P玉÷総貸出玉により求める。
特再P率=遊技者が貸出玉を受けるときに特別再P玉を利用する割合で、特別再P玉÷総貸出玉により求める。尚、平均は遊技場全体を対象とした遊技機1毎の平均値である。
上記平常再P玉、特別再P玉を求めた式を換言すると、平常再P玉は「実手数料玉−全ての実再プレイ玉を特別手数料にて処理した場合の手数料玉」÷「特別手数料とするか平常手数料とするかにより生ずる再プレイ玉1玉当たりの損失」と定義出来、特別再P玉は「全ての実再プレイ玉を平常手数料にて処理した場合の手数料−実手数料玉」÷「特別手数料とするか平常手数料とするかにより生ずる再プレイ玉1玉当たりの損失」として定義することが出来る。
上記図4〜6は相当な期間(例えば1年等)蓄積され、サンプル期間とサンプル遊技機範囲を特定した上で遊技データをシミュレートすることが出来る。
図7は遊技機導入時やシミュレート時に機種毎に設定する設定値を表す図であり、以下の各項目が設定されている。
平均継続数=大当たり発生から通常状態となる(甘モードの終了)までに発生する大当たり数の期待値(最初の大当たり(初当たり)も含む)で、甘モードが確変状態のみであれば1÷(1−確変率)となるが、本実施形態では遊技機1が確変状態の終了後には時短状態となり、時短状態中に大当たりが発生することも考慮して確変率に対応する3回に0.5回(時短状態中に大当たりが発生する期待値)分を加算した3.5に設定した。
TS〈A〉=通常時〈甘中〉における大当たり発生確率の逆数(大当たり発生までの平均スタート)。尚、甘中は時短状態も含まれる為、確変時の大当たり確率の逆数よりも大きな値がTSAとなる。
但し、図の各数値は、仕様(スペック)上の数値を入力操作した設定値である。
図8は、図4、5のように集計した遊技データを抽出して集計した図である。図9は、図6のように集計した遊技データを抽出して集計した図であり、上述した式を用いて再プレイ玉と手数料玉とから平常再P玉と特別再P玉とを特定し、更に再P率、平再P率、特再P率などの再プレイ実績値を特定した。図10は、図7〜9に基づき遊技データをシミュレートしたシミュレート値(以下「S値」という)を示す図である。この場合、図8,9を任意の希望する値として修正した上で、図7を含めてサンプルデータとして特定し、そのサンプルデータにより特定されるS値を特定する。
遊技データをシミュレートする場合、まずサンプル期間と、サンプル遊技機範囲とを設定する。この場合、サンプル期間とサンプル遊技機範囲は、項目単位、図8,9等のグループ単位、及び一括して全て同じ条件にて設定する等の設定が可能である。ここで、図8は機種A、図9は遊技場全体をサンプル遊技機範囲とし、説明の簡略化のために図8、9共に図4〜6の集計対象期間(1日)をサンプル対象期間として設定した場合を示している。尚、説明簡略化のためサンプル対象期間を1日としたが直近の1週間等、複数日、更には1年以上が望ましい。
図8又は図9の少なくとも1項目は入力操作(図17、18参照)により変更可能(入力値=サンプルデータ)である。そして、図7〜10の値に基づき、上記各演算式に基づきS値を演算する。
図10は、図8、9にて入力操作を行わずに遊技データをシミュレートした図であり、以下の各項目が設定されている。
SBアウト=通常アウトで、TS÷通常平均S×単位アウトにより求める。
S甘アウト=甘中アウトで、TSA÷甘中平均S×単位アウト×(平均継続数−1)により求める。
Sアウト=合計アウトで、SBアウト+S甘アウト+T1O×平均継続数により求める。
初当たり数=初当たり1回でSアウトが使用される場合に、想定されるアウト(図10では実データ上のアウト=51935とした)で発生する理論上の初当たり数で、想定されるアウト÷Sアウトにより求める。
Sセーフ=SBアウト×通常ベース+S甘アウト×甘中ベース+(T1Y+T1O)×平均継続数
S総貸出玉=SBサ÷客滞率。尚、SBサ=SBアウト×(1−通常ベース)。
S再プレイ玉=S総貸出玉×(特再P率+平再P率)
S手数料玉=S総貸出玉×(平再P率×平常手数料+特再P率×特別手数料)÷再P単位
S売上額=S売上玉×貸単価。尚、S売上玉=S総貸出玉−S再プレイ玉。
S粗利=S売上額−S交換玉×交換単価。尚、S交換玉=S総貸出玉+Sセーフ−Sアウト
S総粗利=S総貸出額−S交換玉×交換単価。尚、S総貸出額=S総貸出玉×貸単価
S再P粗利=S売上額−(S交換玉−S再P対価貯玉)×交換単価。尚、S再P対価貯玉=S再プレイ玉+S手数料玉
S割数=S交換玉÷S売上玉
S総割数=S交換玉÷S総貸出玉
S再P割数=((S総貸出額−S再P粗利)÷交換単価)÷S総貸出玉
ここで、図8の各項目は釘調整にて調整可能な釘調整データなので、図10の値は理論上の大当たり確率通りに大当たり(通常状態から発生する大当たりである初当たりや甘中に発生する大当たり)が発生し、初当たり発生後は、初当たりも含めて理論上の大当たり継続数(平均継続数)だけ大当たりが発生する場合の遊技データであり、釘調整データにより導出される大当たりの発生に関わる運の要素を取除いた遊技データである。
尚、Sアウトの「合計」は、シミュレートではなく図8の遊技データのアウトの「通常」と「甘中」とを加算した実データを用い、51,935/7,616により初当たり数の「合計」として6.82を求めた。そして、「初当たり単位」と「合計」とを区分けした項目(初当たり数を除く)の「合計」の値は、各「初当たり単位」の値に「初当たり数の合計」である6.82を乗じた値であるため演算式を省略し、「初当たり単位」を演算した値のみ記載している。
管理者は、S値を参照することにより本日の営業実績がS値と比較して適切かを判断し、不適切な場合は釘調整対象となる項目(例えば「平均S」等)を変更する。
データ管理装置3は、釘調整対象となる項目の変更があると、変更項目は入力値、変更項目以外は実績値をサンプルデータとしてS値を演算するので、S値が希望する値となるように入力値を適宜変更し、希望する値になればサンプルデータ(入力値又は実績値)となるように釘調整を行う。
ここで、図10のS値は演算により求めた値なので、図10のいずれかの項目に希望する値を入力し、図8又は図9のいずれか1つの項目を選択すれば演算式を逆算し、選択された項目を導出すことも可能である。即ち、サンプルデータとS値とは、求めるデータによって入替わることも可能である。
さて、図10のS値は上述した様な当日(営業終了後)のみならず翌営業日を含めた複数の営業日単位でシミュレート可能であって、例えば3月1日の営業終了後にシミュレート対象期間(3月1日〜3月31日、以下「S期間」という)についてS値を求めることも可能である。このようにS期間のS値をシミュレートする場合は、まずS期間を選択すると、図11に示すようにS期間を示す日付が表示される。この場合、3月1日に関してはS値が表示されているので、3月2日以降のアウト、通常平均S、通常ベースの対応する欄に、営業日毎に利益のメリハリがつく様にデータを入力する。尚、T1Y、T1Oに関しては、図8に示す遊技データ(3月1日の実データ)が使用されているが、任意に入力するようにしても良い。
データ管理装置3は、入力されたデータに基づいて売上額、粗利、総粗利、再P粗利、割数、総割数、再P割数をシミュレートすることによりS値を求める。
図11は、図10のような機種毎のS値をS期間について営業日毎にシミュレートした結果の出力例である。この場合、平均欄と合計欄とが区分けされる項目は、平均はS期間の営業日単位の平均で、合計はS期間の合計値を示し、区分けされない項目は営業日単位の平均を示す。尚、いずれも遊技機単位の平均値である。
データ管理装置3は、図11のようにシミュレートしたS値と実際の遊技データ(実データ)とを以下のように照合する。
図12は、S値と実データとを照合する場合の照合許容範囲の設定情報(許容範囲情報に相当)を示した図で、「アウト」等の項目毎に許容範囲を「+」側と「−」側について設定する。
図13は、営業日(3月1日)の営業終了後において対象遊技機毎に実データとS値とを照合した出力例である。図4、5のように台番単位で集計した項目の実データを抽出し、その実データとS値とを照合する。この場合、図4、5のような遊技データを抽出した遊技データを、「今S値」、「次S値」を基準とした許容範囲に属するか否か(判定処理に相当)により識別出力(抽出処理に相当)する。この場合、図13は営業日単位の照合となる。
「今S値」は実データの対応営業日(3月1日)に対応するS値で、「次S値」は、その翌営業日(3月2日)に対応するS値である。照合する場合は、まず「次S値」と照合する。即ち、各項目の「次S値」、例えば「アウト」の「50000」を基準として図12より50000の−3%=50000×0.97=48500と、+5%=50000×1.05=52500との間(第2許容範囲に相当)に各台番のアウトが属するかを照合する。図13の場合、3番台が属しないのでアウトを識別表示(黒地に白文字)する。次に「今S値」と照合する。「次S値」同様に「今S値」を基準として図12により許容範囲(第1許容範囲に相当)を定め、許容範囲に属さない場合(図12では1番台)には識別表示(黄色表示(図中に左下がりの網掛で示す))する。尚、3番台は「次S値」、「今S値」双方の許容範囲に属しないが、この場合は「次S値」の範囲に属しない旨の識別表示を優先して行う。他の項目も同様に処理する。この様に「次S値」との照合を「今S値」よりも優先しているのは、「次S値」との照合結果を優先して表示するためである。
図14は、1番台において営業日毎に実データとS値とを照合した場合の図である。図13同様に実データを抽出し、営業日毎に「次S値」、「今S値」と照合する。この場合、図14は遊技機単位の照合となる。
さて、対応営業日(3月1日)のS値である「今S値」との照合はS値を目標とした実データとなるように行った釘調整が正しかったか否かが把握出来るが、翌営業日(3月2日)のS値である「次S値」との照合は翌営業日に対して釘調整が必要であるか否かを把握出来る。
図13で示す1番台の場合、「通常平均S」は「今S値」を目標として釘調整を行った結果、許容範囲を逸してしまい、釘調整自体は上手くいかなかったが、「次S値」を基準とした許容範囲には属しており、翌営業日に向けて新たな釘調整が必要でないことを把握出来る。
図14では3月1日の「通常平均S」は「今S値」の許容範囲にはないが、「次S値」の許容範囲に属するため釘調整を行わなかった結果、3月2日には実データとして同値となり、3月2日の「今S値」の許容範囲に属す実データを得ることが出来たことが把握出来る。また、「T1Y」、「T1O」については「次S値」の許容範囲に属さないことから釘調整した結果、3月2日の「今S値」に属するようになったことが把握出来る。この場合、「次S値」の許容範囲に属すれば翌営業日の「今S値」の許容範囲に属するようになるので、翌営業日の「今S値」の許容範囲に属しない場合には釘調整上のミスを除外した上で不正の有無のみを反映させた精度の高い抽出出力が可能となる。よって、前営業日にて「次S値」の許容範囲に属していることを条件として、対応営業日の実データが「今S値」の許容範囲にない場合に(「不正対象遊技機を抽出」に相当)異常報知(通常の識別表示とは異なる識別出力)を行っても良い(「不正対象遊技機であることを特定可能に出力」に相当)。また、S期間の営業日における、前営業日にて「次S値」の許容範囲に属している営業日数に対する「今S値」の許容範囲にない営業日数の割合である純不正割合を遊技機毎に特定し、その値、或いは純不正割合が別途設定される許容範囲(例えば10%>純不正割合)に属しない遊技機を抽出出力すれば、不正者に狙われている遊技機を精度高く特定出来る指標を提供することも可能となる。尚、釘調整したことを操作入力等により入力する釘調整入力手段を備えて、釘調整しなかったことを条件として異常報知の対象や、純不正割合の抽出対象等にしても良い。この場合、異常報知の対象として出力するだけで、「今S値」或いは「次S値」である旨を識別可能に出力しないようにしても良い。
また、「アウト」は、釘調整により調整できない遊技データだが、例えば図13の「平均」を参照して「次S値」の許容範囲に無い場合には、翌営業日のS値を変更する必要があることが把握出来る。この場合、翌営業日のS値を変更してから、図13、14を出力すればその出力結果は変更したS値(次S値)を基準として許容範囲との照合が行われる。
「今S値」、「次S値」の双方の許容範囲を逸している場合には「次S値」の逸脱表示を優先するので、営業日毎にS値が異なる場合であっても釘調整の必要があるか否かを容易に把握出来る。
さて、図11にて示すいずれかの日付(営業日)を選択(クリック)すると、その日付を対象日として、図17と図18とを同時期に比較可能に表示する。
図17は、選択された対応営業日(3月10日)について図11のような機種単位のS値を遊技場に設置される全機種を対象として集計した図である。図18は、図17に対応する機種が遊技場のどの位置に配置されるかを示し、更にS値及び実データに対応した識別表示を示した例である。
図17は、別途設定する台番毎の配置情報に基づき遊技場のレイアウトのどの位置にどの台番が対応するかを特定した上で、その台番のS値及び実データを対応付けている。図17、18は互いに対応し、例えば同一画面上の左右に表示する、又は並べた複数のモニタにて表示する等して同時期に表示可能である。
図15はS値の区分を項目毎に設定した図で、アウトは55000以上が区分1、50000以上55000未満が区分2というように設定されている。図16は、実データの累計値のしきい値を項目毎に設定した図である。
図18のS値選択釦群22のいずれかの釦を押下すると、押下された釦に対応した遊技機種毎のデータ項目のS値が、図15のいずれのランクに属するのかを特定し、その対応色にて識別表示する。具体的には、図18に示すようにS値選択釦群22が表示されており、S値選択釦群22の任意の釦(図18では「再P粗利」釦22a)を押下すると、その再P粗利を対象項目として、図17にて機種名と再P粗利の項目とが、再P粗利のS値が図15のどの区分に属するかにより対応色(赤色表示(図15,17中に横線による網掛で示す)、緑色表示(縦線による網掛で示す)、黄色表示(左下がりの網掛で示す)、青色表示(右下がり斜線による網掛で示す)にて識別表示される。更に同時期に、図18でも対応する台番が図17同様に識別表示される。
また、図18に示すように累計値選択ボタン群23が表示されており、その内の任意の釦(図18では「出玉率」釦23a)を押下すると、出玉率を対象項目として図11のシミュレート対象期間の初日(3月1日)から、図18の出力対象日(3月10日)までの累計の出玉率を台番毎に演算して、その累計値と図16の累計値しきい値とを比較して累計値がしきい値以上であれば、その該当台番を図18にて2重線にて囲み表示する。この場合、出力日以前の営業日等、実データが特定出来れば実データを、出来無ければS値を演算対象として累計値を演算する。尚、図18のいずれの釦群22,23においても選択された釦自体が識別表示(図18では緑色表示(縦線による網掛で示す))される。
一方、図18の機種名又は遊技機レイアウト表示を選択押下(クリック)すると、その機種のS値が図18に示す吹出24のように表示される。吹出24上の数値は直接的に上書きする入力操作が可能で、数値を上書きすると図17のS値(他の項目も含む)が変更され、更に図18も含めて図15の区分及び図16の累計値に応じた識別表示が変更される。また、吹出24上の照合表示釦25を押下すれば図13又は図14へと表示が移行する。勿論、図13又は図14にも同様に移行釦が対応表示され、その移行釦の押下に応じて図17,18へと移行する。尚、出力日よりも未来が対応営業日であり、実データを得ていない場合には、図13又は図14における照合が出来ないため、照合表示釦25を表示しない様にしたり、無効化したりしても良い。
図18の表示は、上述した機種設定、及び図示しない配置設定により特定する。機種設定は、遊技機ID(台番)と機種名とを対応付けて、遊技機IDがいずれの機種に属するのかを特定可能な設定情報である。配置設定は、図18のような遊技場内の遊技機1の配置を示す表示において、遊技機1がどの位置に配置されるかの位置情報と、遊技機IDとを対応付けて、遊技機IDが遊技場内のどの位置に対応するかを図18の表示上にて特定可能な設定情報である。
図19は、図17のような営業日毎のS値を対象期間についてまとめた図である。
各営業日のいずれかの項目を選択した場合も、その営業日を対象日とした図17が表示される。尚、この図の「平均」又は「合計」の値を図18のようにレイアウト上の識別表示対象としても良い。また、出力日以前の営業日等、実データが特定出来ればS値に代えて実データを出力対象としても良い。更に営業日毎の合計欄(下段)は該当日のみの累計値を出力しているが、対象期間の初日からの累計値を出力しても良い。
このような実施形態によれば、データ管理装置3は、判定対象となる遊技データの対応日のシミュレート値である「今S値」と、その翌営業日のシミュレート値である「次S値」とが異なる場合に、許容範囲の基準値を「次S値」とするので、「今S値」と「次S値」とが異なる場合に、釘調整する必要が無いのにも係らず実績データを得た営業日に行った釘調整を基準とした誤った釘調整を行う虞が無くなる。勿論、その逆のケース、釘調整する必要があるのにも係らず釘調整が目標通りにいったために釘調整候補から除外する虞も無くなる。
「今S値」に対応する許容範囲と、「次S値」に対応した許容範囲とについて判定対象となる遊技データが逸脱していなかを判定し、その判定結果を出力する場合、いずれの判定結果であるのかを特定可能に出力するようにしたので、判定結果の出力が「今S値」に対応する許容範囲に対応していれば、目標としたシミュレート値に対する釘調整状況を把握出来る一方、「次S値」に対応する許容範囲に対応していれば翌営業日に対して新たな釘調整の必要の有無を把握出来る。
「今S値」に優先して「次S値」に応じた遊技データの抽出結果を出力するようにしたので、釘調整の結果を把握可能でありつつも、誤った釘調整を行う虞がなくなる。
(他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形又は拡張できる。
データ管理装置3と貯玉管理装置5とは別のLAN1,2により接続し、異なる筐体としたが、一体化、或いは同一のLANにて通信しても良い。
再プレイ玉数、手数料玉数の特定は貸出機2からの再プレイ信号、手数料信号によらず、貯玉管理装置5から台番毎の再プレイ玉数と手数料玉数とを一括して特定可能な再プレイ情報信号等により特定しても良い。
再プレイ実績値等は必ずしも特定する必要はない。同様に図18の表示や、図12、13の照合等も必要に応じて行えば良い。
平常再P玉の解説等で示したが、実データやS値を演算する場合、実施形態にて示した演算式にて特定出来る演算値を他の演算式を採用して間接的に演算しても良い。例えば、割数を交換玉金額÷売上額にて特定する等。尚、交換玉金額=交換玉×貸単価である。
図2の平常手数料として再P単位に対応する手数料玉を設定したが、例えば再プレイ玉を含めた徴収対象となる貯玉数や、再プレイ玉に対する手数料玉の割合等、各設定値にて例示した値は、どの様な数値でも適宜設定すれば良い。また、実データやS値等も含め採用した項目も他の項目を採用しても良い。同様にシミュレート対象期間としては複数日であればその対象期間は問わない。勿論、交換単価についても直接的に設定する方法以外に、例えば100円相当の景品に対する交換玉数を30玉と設定することで、間接的に3.3円を設定するようにしても良い。貸単価についても同様である。
シミュレート方法は、例えば実績値であるアウトに対する粗利の割合である玉粗利等を特定し、サンプルデータとなるアウトと実績値となる玉粗利によりS粗利を特定しても良い。同様に出玉率やアウトに対する売上額の割合である玉単価によりSセーフや、S売上額等を特定するような簡易なシミュレート方法であっても良い。さらに、実績値であるアウトをSアウトとするのに代えて、例えば回帰分析により遊技機の導入日からの稼動率を予測し、その稼動率からSアウトを求めるようにしても良い。
S手数料玉を演算する場合、特別再P玉を演算式に組込んだが、特別手数料が0である場合は特別手数料を平常手数料同様に設定する必要はなく、更にS手数料玉の演算式から除外しても良い。この場合も、S手数料は平常再P玉の手数料玉&特別再P玉の手数料玉の合計値となる。
図13において、「今S値」、「次S値」を実績データと比較可能に出力したが、各々を基準値とした許容範囲を比較可能に出力しても良い。また、図14について、営業日毎の「今S値」、「次S値」や、それらを基準値とした許容範囲を比較可能に出力しても良い。この場合、「次S値」と翌営業日の「今S値」とを共用して出力しても良い。
「今S値」に優先して「次S値」に対応する抽出結果を出力したが、各々が区別出来れば必ずしも優先させなくとも良い。この場合、両者に対応する場合には赤色表示を行う等して、両者に対応していることを出力すれば良い。
優先処理として出力優先を例示したが、他に「次S値」に対応する許容範囲(第2許容範囲)を特定して、実績データと照合し、その許容範囲に属していなければ「今S値」に対応する許容範囲(第1許容範囲)を特定したり、実績データとの照合処理を第1許容範囲に優先して第2許容範囲に対して行う等しても良い。
抽出出力とは、実施形態のような識別出力だけでなく、抽出対象項目のみを出力したり、抽出対象遊技機のみを出力する(例えば図13にて抽出対象とならない遊技機を出力対象から除外したり、図14にて抽出対象とならない営業日を出力対象から除外する等)ようにしても良い。対象期間における累計データの特定について、S値を含めて抽出対象としたが、図4〜6、即ち、実績データにより特定出来るデータのみを抽出対象としても良い。また、実データとS値とを照合する場合に、釘調整をしない場合には釘調整データが変動する要因がないので、前回の釘調整からの平均値を実データとして抽出しても良い。更に、一定の稼動が得られない際には実データが収束しないことが想定されるので、アウト、或いはBO(アウト−Tアウト)に対して抽出対象範囲(例えばBO≧5000)を設定し、その抽出対象範囲にアウト、或いはBOが属することを条件として実データの抽出対象としても良い。
識別表示態様としては表示色変更や2重線囲みの他に、対応するマークを付加したり、レイアウト表示の形態をマークとしたり、或いは、点滅させる等多種多様な異なる識別表示態様が想定出来る。累計値選択釦群23としては、例示した項目以外に、遊技機単位の営業日毎の出玉(セーフ−アウト)の最大値と最小値との差である最大MY(遊技者の最大の獲得玉数)の営業日単位の最大値や、遊技機単位のアウトと粗利の指標を混合させた稼動粗利指標(累計のアウト、粗利に各々しきい値を設け、そのしきい値以上となるか否かにより、4区分けする指標)を対象としても良い。
対象とする遊技機は例示したパチンコ遊技機以外のパチンコ遊技機やパチスロ遊技機等が想定出来る。パチスロ遊技機を対象とした場合、S値として出玉率に対応し、遊技場管理者により遊技機に設定可能な所謂設定値を採用出来る。この場合、図18にて設定値の変更程度に応じた(前営業日に対して設定値を変更したのか否かによる)識別表示を行っても良い。また、管理装置が行う情報処理の一部を中継装置4や貸出機2等で行っても良い。更に、出力としては印字等も例示出来る。
図面中、1は遊技機、2は貸出機、3はデータ管理装置(受信手段、データ管理手段、シミュレート手段、設定手段、範囲特定手段、判定手段、抽出手段)、5は貯玉管理装置、6は計数機である。

Claims (6)

  1. 遊技機側から出力される遊技データを特定可能な遊技信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した遊技信号により遊技データを特定し、当該特定した遊技データを遊技機単位で管理するデータ管理手段と、
    入力操作、或いは前記データ管理手段が管理する遊技データから抽出されることでサンプルされるサンプルデータにより特定される遊技データを、シミュレート値として特定するシミュレート手段と、
    前記シミュレート値を基準とした許容範囲を特定可能な許容範囲情報を設定する設定手段と、
    前記許容範囲情報により特定される許容範囲を遊技場の営業日単位で特定可能な範囲特定手段と、
    前記データ管理手段が管理する遊技場の営業日単位、遊技機単位の遊技データを判定対象とし、当該判定対象となる遊技データである判定対象データが前記範囲特定手段により特定される許容範囲に属しているか否かを判定する判定処理を行う判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に応じて遊技機、或いは遊技データを調整候補として抽出して出力する抽出処理を行う抽出手段と、を備え、
    前記シミュレート手段は、遊技場の連続した複数の営業日について各々異なるシミュレート値を特定可能であり、
    前記範囲特定手段は、前記判定対象データに対応する営業日である対応営業日と、その翌営業日である対応翌営業日とについて、前記シミュレート手段が特定したシミュレート値が異なっている場合に、前記対応翌営業日についてのシミュレート値を基準とし前記許容範囲を、前記対応営業日における前記判定対象データの許容範囲として特定することを特徴とする遊技場用システム。
  2. 前記範囲特定手段は、前記対応営業日と、前記対応翌営業日とについて前記シミュレート手段により特定されたシミュレート値が異なる場合に、前記対応営業日についてのシミュレート値を基準とした前記許容範囲である第1許容範囲と、前記対応翌営業日についてのシミュレート値を基準とした前記許容範囲である第2許容範囲とを前記判定対象データについて各々特定可能であり、
    前記判定手段は、前記範囲特定手段により特定された第1許容範囲、及び第2許容範囲について前記判定処理を実行可能であり、
    前記抽出手段は、前記調整候補を抽出して出力する場合に、前記第1許容範囲、及び前記第2許容範囲のいずれについての判定結果であるのかを特定可能に出力することを特徴とする請求項1記載の遊技場用システム。
  3. 前記抽出手段は、前記対応営業日と、前記対応翌営業日とについて前記シミュレート手段により特定されたシミュレート値が異なる場合に、前記第1許容範囲に優先して前記第2許容範囲についての判定処理結果に応じた前記抽出処理を行うことを特徴とする請求項2記載の遊技場用システム。
  4. 前記対応営業日と、前記対応翌営業日とについて前記シミュレート手段により特定されたシミュレート値が異なる場合に、前記範囲特定手段に前記第1許容範囲に優先して前記第2許容範囲を特定させ、前記判定手段による前記第2許容範囲についての前記判定処理の判定結果に応じて前記第1許容範囲を特定させる優先処理、前記範囲特定手段により前記判定対象データについて第1許容範囲、及び第2許容範囲が特定された場合に、前記判定手段に前記第1許容範囲に優先して前記第2許容範囲についての前記判定処理を実行させる優先処理、及び前記判定手段により前記第1許容範囲、及び前記第2許容範囲の双方について前記判定処理が実行された場合に、前記抽出手段に前記第1許容範囲に優先して前記第2許容範囲についての判定処理結果に応じた調整候補を抽出させる優先処理の内、少なくとも1つの優先処理を行う優先手段を備え、
    前記抽出手段は、前記優先手段による優先処理により前記第1許容範囲に優先して前記第2許容範囲についての判定処理結果に応じた前記抽出処理を行うことを特徴とする請求項3記載の遊技場用システム。
  5. 前記抽出手段は、前記調整候補を抽出して出力する場合に、前記範囲特定手段により特定された前記第1許容範囲と第2許容範囲の双方、及び前記第1許容範囲と前記第2許容範囲の基準となった双方の前記シミュレート値の少なくとも一方と、前記調整候補とを比較可能に出力することを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の遊技場用システム。
  6. 前記抽出手段は、前記判定手段により前記対応営業日の前営業日における前記判定対象データが前記第2許容範囲に属していると判定された遊技機である調整不要遊技機であって、当該対応営業日における前記判定対象データが前記第1許容範囲に属していないと判定された遊技機である不正対象遊技機を抽出し、当該抽出した不正対象遊技機であることを特定可能に出力する、或いは遊技機単位で前記調整不要遊技機と判定された営業日数に対する前記不正対象遊技機として抽出した営業日数の割合を表す純不正割合を遊技機単位で出力することを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載の遊技場用システム。
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