JP2006204804A - 遊技場管理方法とそのシステム、及び遊技場管理用帳票 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】個々の遊技機ごとに、過去60日程度の累積特賞率の実績データを収集し、その周期性を分析する。すなわち周波数分析を行う。次に、得られた周期に基づいて、各遊技機ことに、特賞回数が特に多い大当たり日と、特賞回数が特に少ない大外れ日を予測する。大当たり日と予測される時には玉が出難くなるような釘の調整あるいは遊技機の調整を行い、大外れ日と予測される時には玉が出易くなるような釘の調整あるいは遊技機の調整を行う。これにより、遊技機間の極端なばらつきを抑制し、稼動を維持しながら適正な収益の維持、あるいは収益の改善がなされることが見込まれる。
【選択図】 図5
Description
従来の一般的なホールコンピュータは、営業日当日あるいは過去の所定期間における遊技機のスタート回数、特賞出玉、稼動率等の実績を集計し、所定のフォーマットで出力するような機能の装置である。しかし近年では、営業日当日のその時点(現時点)から閉店までの予測売上げや予測収益等の情報を提供するホール用の情報処理装置も開示されている(例えば、特許文献1参照)。このような予測情報を得ることで、ホールの管理者は当日の売上げが目標を達成できたか否か、あるいは達成できそうか否かを把握することができ、その後の営業形態(打ち止め台の開放、サービスタイムとしての無制限営業等)を決定する際の判断材料として参照することができる。
しかしながら、そのような調整や設定を行っても、玉が出過ぎ(取られ過ぎ)の遊技機や玉が出なさ過ぎ(取り過ぎ)の遊技機がしばしば発生する。各遊技機の出玉状況に大きなばらつきが生じると、ホール全体である程度の玉が払い出されていたとしても、遊技者の信頼を損ね収益を悪化させる可能性があり好ましくない。
そのためには、例えば遊技機の稼動状況等を十分に解析して、翌営業日等の将来の稼動状況や収益状況を予測できるような情報処理システムが必要である。
例えば、前述したような最近の遊技機の出玉状況はその遊技機の大当たり回数に大きく依存し、この大当たり回数を決定する特賞確率は、十分に長期のデータを集計すればメーカのスペック値等、遊技機に設定した確率に収束すると考えられる。しかし、日々を単位として個別の遊技機を観察した場合には、試行回数の不十分さのために、偶然性に大きく依存して大当たりが発生している程度の状況しか把握することができない。そのため、個別の遊技機の日々の出玉状況を、メーカのスペック値等から予測することは困難である。これに加えて、釘の調整状態や遊技者の操作の特性等の影響、遊技者の心理的な要因、電気的な条件、天候的な条件、あるいは天候、日柄、暦上の要因等の影響もあり、これらの種々の要因を含めて解析を行うことは非常に困難で、従来そのような解析は行われていなかった。
また、本発明の他の目的は、各遊技機の動作や稼動状況を高精度に分析して各遊技機の今後の稼動状況を予測した結果得られる、遊技機の調整を行う上で有効な情報あるいは遊技場を高い稼動率及び適正な収益で管理、運営するために有効な情報を提供するための遊技場管理用帳票を提供することにある。
より具体的には、前記実績データとしては、例えば累積特賞率(=特賞1回数(T1)/総スタート回数)、初当たり特賞率(=特賞回数(T)/累計スタート回数)、特賞1回数(T1)、特賞回数(T)、特賞継続(T継続)(=特賞1回数(T1)/特賞回数(T))、スロットにおける特賞までの平均ゲーム数(G%)、通常モードにおいて1回の特賞に要するスタート回数(TS)、確率変動しない「羽根モノ」と呼ばれる遊技機における1回の大当たりに対する種々のスタート指標(例えばTS1あるいはTS2)、通常モード及び確率変動モードの両方を含めた1回の特賞に要するスタート回数、稼動(アウト)、セーフ、差玉(=稼動(アウト)−セーフ)、売上げ、粗利、玉単価(=売上げ/稼動)、玉粗利(=粗利/稼動)、出玉率(=セーフ/アウト×100)等を適用することができる。
より具体的には、前記実績データは、前記遊技機の各々における特賞発生に係る所定の回数(いわゆる特賞発生回数、特賞1発生回数、大当たり回数等と言われる回数)であり、前記所定の状況は前記特賞発生に係る所定の回数が特に多い期間及び少ない期間の少なくともいずれか一方又は両方である。
また、各遊技機の動作や稼動状況を高精度に分析して各遊技機の今後の稼動状況を予測した結果得られる、遊技機の調整を行う上で有効な情報あるいは遊技場を高い稼動率及び適正な収益で管理、運営するために有効な情報を提供するための遊技場管理用帳票を提供することができる。
まず、本実施形態の遊技場管理システムの構成について図1を参照して説明する。
図1は、本実施形態の遊技場管理システム1の構成を示す図である。
図1に示す本実施形態の遊技場管理システム1は、複数のホール(図1においてはX店及びY店の2店)を経営する会社(A社)に対して、ホールの各遊技機の稼動状況やホール全体の稼動状況及び収益状況の解析を行い、解析結果に基づいてホールの管理、運営あるいは経営に関する有効な情報を提供するシステムである。
遊技場管理システム1は、図示のごとく、第1の店舗(X店)システム10−1、第2の店舗(Y店)システム10−2、本部システム20、社長宅システム29及び遊技場管理サービスセンターシステム30がインターネット90を介して通信可能に接続された構成である。
図1に示すように、店舗システム10は、遊技機110、ホールコンピュータ120及びインターフェイス装置130を有する。
遊技機110は、ホールに設置されたパチンコ遊技機あるいはパチスロ機等の遊技機であり、各ホールに数百台から千数百台程度設置されている。各遊技機110は、ホールコンピュータ120と通信可能に接続されており、遊技機110から稼動状況を示す信号が適宜ホールコンピュータ120に出力される。具体的には、例えばアウト(発射個数)、セーフ(遊技機への補給個数)、スタート発生、特賞(大当たり)発生等を示す信号が、適宜遊技機110からホールコンピュータ120に出力される。
なお、そのような調整を行った場合には、その調整結果の情報も、インターフェイス装置130から必要に応じて入力しておく。
また、既に蓄積されている解析情報以外の新たな解析情報をホール管理者が得たい場合には、ホール管理者は、インターフェイス装置130を介して遊技場管理サービスサーバー310にアクセスし、遊技場管理サービスサーバー310に新たな情報を要求したり、必要に応じて新たな情報を送信して新たな解析処理を要求したりする。
なお、遊技場管理サービスセンターシステム30において扱われるこれらの解析情報の詳細については、後に説明する。
生成した情報は、本部の担当社員や社長等に提供する。遊技場管理サービスセンターシステム30は、生成した情報を自動的に本部システム20あるいは社長宅システム29に送信する。あるいはまた、本部システム20あるいは社長宅システム29を介して遊技場管理サービスセンターシステム30にアクセスしてきた社員あるいは社長等に提供する。
図2は、遊技場管理サービスサーバー310の遊技場管理のための機能を模式的に示した図である。
図2に示すように、遊技場管理サービスサーバー310は、周期分析機能311、シミュレータ機能312及び赤字台/黒字台分析機能313を有する。すなわち、遊技場管理サービスセンターシステム30は、これらの機能に相当するサービスを、各ホールに提供する。
以下、本発明に係るこれら各機能について、具体的に説明する。
図4(A)〜図4(D)は、4台の遊技機の累積特賞率データのパワースペクトルを示す図である。図4(A)〜図4(D)の各図には、各々2本のスペクトルが示されているが、これは異なる期間の累積特賞率データに対するスペクトルを示す。
図4(A)〜図4(D)から、スペクトルは各遊技機で全く異なっており各遊技機ごとに周期分析を行う必要があること、そしてその分析結果に基づいて各遊技機ごとに大当たり日等を予測することが有効であることがわかる。
なお、ピークが複数存在したり鋭いピークが存在しない場合には、ピーク幅に起因する誤差を考慮する等して周期を検出する。
また、例えば図4(D)に示すように、分析対象のデータが異なる(データ収集期間が異なる)ことによりスペクトルが変わる場合がある。従って、分析データは常に最新のデータを使用することが望ましく、そのようにすれば、その時点の遊技機の状態に適応した周期を検出できる。
なお、このような分析あるいは周期の検出は、分析対象のデータの期間が長いほど、すなわちサンプルが多いほど精度が高くなる。従って、実際のホールでの運用にあたっては、例えば過去60日あるいは90日と言うような実績データに基づいてこのような分析を行うのが好ましい。
図5は、ある遊技機の60日間のデータを用いて周期分析を行い、その後の30日についての大当たり及び大外れの予測を行った結果を示す図である。図5(A)及び図5(B)ともに、縦軸は特賞回数を示し、横軸は日数を示す。図5(A)及び図5(B)ともに同じ分析結果を示すグラフであるが、図5(A)にはさらに大当たりが予測される日が示されており、図5(B)には大外れが予測される日が示されている。図5(A)及び図5(B)に示すように、大当たり日及び大外れ日ともに、この30日の間に3日ずつ予測されている。なお、いずれの場合も周期は11日である。
このような分析結果から、この遊技機における大当たり及び大外れの日が予測できる。
また、大外れが予測される日には玉が出易くするような釘の構成あるいは遊技機の設定を行う。その結果、粗利ロスを増やすこと無く、稼働率を上げることが期待できる。
このように、各遊技機の例えば特賞率(すなわち、出玉状況)について周期分析を行い、今後の状況を予測することにより、状況に応じて遊技機の調整を行うことができる。その結果、粗利ロスを抑えながら稼働率を上げることができる。すなわち、稼働率を高めながら収益を改善することができる。
図6(A)及び図6(B)は、360台の遊技機についての、大当たり予測日及び大外れ予測日各々における平均特賞回数実績値の分布を示す図である。
図6(A)は、大当たりを予測した日の平均特賞回数の分布を示す図であり、この予測日の平均特賞回数は18.7回であった。また、図6(B)は、大外れを予測した日の平均特賞回数の分布を示す図であり、この予測日の平均特賞回数は10.6回であった。
図6からも、本実施形態に示すような周期分析及びこれに基づく大当たり日及び大外れ日の予測が有効であることがわかる。
この帳票には、各遊技機(遊技機No.0001、0002…)ごとに、直近8日間の実績値と、将来2日間の大当たり及び大外れの予測を示している。
実績データとしては、例えば、スタート(平均スタート回数)、ベース(特賞中、確率変動中及び時間短縮中を除いた通常モードでの出玉率)、T1S(通常モード及び確率変動モードの両方を含めた1回の特賞に要するスタート回数)、特回(特賞回数)、玉単(玉単価、売上げ/稼動)、粗利、稼動(アウト)等の情報が記載されている。
また、図7に示す帳票には、各遊技機の調整状態がコメント欄に記載されている。
各遊技機の調整を行う作業者は、このような釘帳を見ながら、各遊技機の調整を行う。
この帳票からは、例えばこの管理グループに属する遊技機は、翌営業日である10/1月曜日には、12台が大当たり状態となると予測され、3台が大外れとなると予測されていることがわかる。
遊技機の調整を行う作業者は、このような帳票をもみながら、各遊技機の調整を行うことにより、管理グループ単位で所望の稼動状況あるいは収益状況となるように、適切な遊技機の調整を行うことができる。
図9に示す帳票には、図7及び図8に示したパチンコ機の場合の表示データとほぼ同じ内容のデータがほぼ同じフォーマットで示されている。すなわち、大当たり及び大外れの予測、調整状態(コメント欄)及び管理グループごとの大当たり及び大外れの遊技機数等が記載されている。なお、図9に示す帳票においてパチンコ機と異なる記載は、設定値と出玉率(出率)の関係が遊技機ごとに示されている点である。
各遊技機の作業者は、パチスロ機については例えばこのような釘帳を見ながら調整を行う。
図10及び図11は、遊技機別の周期予測結果を示す帳票であって、将来2週間分の大当たり日及び大外れ日を示したものである。図10がパチンコ機の遊技機別周期予測結果を示す帳票であり、図11がパチスロ機の遊技機別周期予測結果を示す図である。いずれの図においても、経過した日については、基本的な実績データを同時に示すようになっている。
ホール全体を管理する管理者に対してこのような帳票を出力することにより、各管理者は、各遊技機あるいは各管理グループの稼動状況の予測結果を一見して把握することができる。
パチンコ機のシミュレータの場合には、例えば稼動、スタート、特賞出玉の情報を入力することにより、過去の実績値を参照して遊技機の動作状況をシミュレートし、例えば特賞回数あるいは粗利の情報が出力する。
シミュレータ機能312から出力されるシミュレーション結果の情報を図14に示す。
図14(A)に示す表は、シミュレーション結果を示す表であり、設定した稼動、スタート、特賞出玉の値に対して得られた特賞回数あるいは粗利のシミュレーション結果値が示されている。
図14(B)に示す表は、参照したあるいは蓄積されている実績データをまとめた表である。この表には、過去の平均稼動やスタート、特賞回数の集計値が示されている。また、前述した周期分析の結果大当たり日(◎日)あるいは大外れ日(×日)とされた日の、特賞回数や粗利等の統計データが記載されている。なお、T1Sは、変動確率台の大当たりのスタート回数を示す。
また、図14(C)は、シミュレーション結果としての特賞回数と粗利の関係及び総スタート回数と特賞回数との関係をグラフで示したものである。
図示のごとく、パチスロ機においては、遊技機の設定値ごとに稼動状況等のデータが蓄積されており、シミュレーションも設定値ごとに行われている。また、実績データも設定値ごとに示されている。
図15(A)に示す表は、シミュレーション結果を示す表であり、設定値ごとに出玉率あるいは玉粗利等のシミュレーション結果値が示されている。
図15(B)に示す表は、参照したあるいは蓄積されている実績データをまとめた表である。この表には、設定値ごとの過去の出玉率や玉粗利等の集計値が示されている。また、前述した周期分析の結果大当たり日(◎日)あるいは大外れ日(×日)とされた日ごとの出玉率や玉粗利の統計データも記載されている。
また、図15(C)は、シミュレーション結果としての設定値に対する稼動及び粗利の関係をグラフで示したものである。
赤字台/黒字台分析機能313により得られた具体的な集計結果を図16に示す。
図16は、各遊技機を、過去30日間の平均収益に応じて、10000円以上の赤字台(平均収益が−10000円以下)、10000円までの赤字台(平均収益が0円〜ー10000円)、10000円までの黒字台(平均収益が0円〜10000円)及び10000円以上の黒字台(平均収益が10000円以上)に分類し、その平均稼動や平均粗利等の情報を集計したものである。
また、図16に示す出力結果においては、分類した各遊技機の台数比率を円グラフで示している。
また、極端な黒字台については、稼働率が特に高くて黒字が発生しているわけではないことから、遊技者に対して玉が全く(極端に)出ないと言う悪印象を与え、将来的に来店数の現象や稼働率の現象につながる危険性がある。すなわち、単に取り過ぎの状態となっており好ましい状態ではなく、玉が出易くなるように調整をするのが好ましいと判断することができる。
すなわち、図17(A)に示すように、極端な黒字あるいは極端な赤字を示す遊技機がいくつか存在する場合には、ばらつきが大きくなり好ましくない。これを、図17(B)に示すような機種構成とすることにより、稼動を維持しながら収益の改善をすることができる。
遊技場管理サービスサーバー310は、このような赤字台/黒字台分析機能313も提供する。
このような周期分析は、各遊技機の出玉状況の原因を細かく分析するものではなく、全ての要因を含んだ結果として得られた現象を包括的に分析するものである。前述したように、遊技機の出玉状況に影響を与える要因は多種多様であり、現実的にはそれらの個々の要因を細かく分析することはできないが、このような周期分析という手法を用いることにより、そのような複雑な因果関係を有する出玉状況についても、現実に観察される結果に基づいて適切に有効な分析を行うことができ、各遊技機の大当たり日あるいは大外れ日を適切に予測することができる。
従って、各ホールの管理者は、その予測結果に基づいて各遊技機の調整を行うことにより、収益のロスをさけながら稼働率を上げることができる。
また、本実施形態においては、遊技場管理サービスセンターシステム30は、複数の会社を顧客として遊技場管理サービスサーバー310のサービスを提供したが、顧客会社ごとに遊技場管理サービスサーバー310を設けた構成であってもよい。
相手としたが、A社専用でもよい。
10…店舗システム
110…遊技機
120…ホールコンピュータ
130…インターフェイス装置
131…プリンタ
20…本部システム
210…ネットワークシステム
211…パーソナルコンピュータ
29…社長宅システム
290…パーソナルコンピュータ
30…遊技場管理サービスセンターシステム
310…遊技場管理サービスサーバー
311…周期分析機能
312…シミュレータ機能
313…赤字台/黒字台分析機能
320…記憶手段
Claims (10)
- 遊技機が設置された遊技場の管理を行う方法であって、
前記遊技場に係る所定の特性の実績データを所定の期間にわたって収集する工程と、
前記収集した前記所定の期間の前記実績データの周期性を分析する工程と、
前記分析結果に基づいて、前記所定の特性に係る所定の状況が発生する期間を予測する工程と、
少なくとも前記所定の状況が発生すると予測した期間を、当該所定の状況の発生に対応した前記遊技場の管理が行えるように通知する工程と
を有することを特徴とする遊技場管理方法。 - 前記実績データは、前記遊技機又は前記遊技場における遊技価値媒体の出入りに係るデータであり、
前記所定の状況は前記遊技価値媒体の出入りが特異な状況となる期間である
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技場管理方法。 - 前記実績データは、前記遊技機の各々における特賞発生に係る所定の回数であり、
前記所定の状況は前記特賞発生に係る所定の回数が特に多い期間及び特に少ない期間の少なくともいずれか一方又は両方である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技場管理方法。 - 少なくとも前記所定の状況が発生すると予測した期間を含む複数の期間における前記遊技場に係る任意の実績データを収集する工程と、
前記収集した前記任意の実績データを、前記所定の状況が発生すると予測した期間における前記実績データと、前記予測した期間ではない期間における前記実績データとが区別可能な形態で出力する工程と
をさらに有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の遊技場管理方法。 - 遊技機が設置された遊技場の管理を行うための遊技場管理装置であって、
前記遊技場に係る所定の特性の実績データを所定の期間にわたって収集する手段と、
前記収集した前記所定の期間の前記実績データの周期性を分析する手段と、
前記分析結果に基づいて、前記所定の特性に係る所定の状況が発生する期間を予測する手段と、
少なくとも前記所定の状況が発生すると予測した期間を、前記所定の状況の発生に対応した前記遊技場の管理が行えるように通知する手段と
を有することを特徴とする遊技場管理システム。 - 前記実績データは、前記遊技機又は前記遊技場における遊技価値媒体の出入りに係るデータであり、
前記所定の状況は前記遊技価値媒体の出入りが特異な状況となる期間である
ことを特徴とする請求項5に記載の遊技場管理システム。 - 前記実績データは、前記遊技機の各々における特賞発生に係る所定の回数であり、
前記所定の状況は前記特賞発生に係る所定の回数が特に多い期間及び特に少ない期間の少なくともいずれか一方又は両方である
ことを特徴とする請求項5又は6に記載の遊技場管理システム。 - 少なくとも前記所定の状況が発生すると予測した期間を含む複数の期間における前記遊技場に係る任意の実績データを収集する手段と、
前記収集した前記任意の実績データを、前記所定の状況が発生すると予測した期間における前記実績データと、前記予測した期間ではない期間における前記実績データとが区別可能な形態で出力する手段と
をさらに有することを特徴とする請求項5〜7のいずれか一項に記載の遊技場管理システム。 - 遊技機又は遊技場の所定の調整を行うために、当該遊技機又は遊技場に係る所定のデータが記載された帳票であって、
前記遊技場に係る所定の特性の実績データについて周期性を分析することにより検出された前記所定の特性に係る所定の状況の発生の予測結果がさらに記載されている
ことを特徴とする遊技場管理用帳票。 - 前記帳票は、前記遊技機個々における遊技価値媒体の出入りに係るデータが記載された帳票であって、前記周期性を分析することにより検出された当該遊技機において特賞発生の回数が特に多くなる旨及び特に少なくなる旨の少なくともいずれ一方又は両方の予測結果が記載されていることを特徴とする請求項9に記載の遊技場管理用帳票。
Priority Applications (1)
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JP2005024442A JP2006204804A (ja) | 2005-01-31 | 2005-01-31 | 遊技場管理方法とそのシステム、及び遊技場管理用帳票 |
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JP2016140557A (ja) * | 2015-02-02 | 2016-08-08 | ダイコク電機株式会社 | 遊技場用システム |
JP2020005858A (ja) * | 2018-07-06 | 2020-01-16 | ダイコク電機株式会社 | 遊技情報表示装置 |
JP2020069096A (ja) * | 2018-10-31 | 2020-05-07 | ダイコク電機株式会社 | 遊技場用システム |
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