JP5566079B2 - 昇降式ベッド - Google Patents

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Description

本発明は、ベッド本体が昇降する機構を備えた昇降式ベッドに関する。
使用者の快適を主目的とした昇降式ベッドは、ベッド本体が下降した際に、ベッド本体のフレームと床面との間に使用者が挟まれないように、挟まれ防止機能が備えられており、特に使用者の身体の一部が入り込み易いベッドの外周に近い部分にセンサが取り付けられ、該センサが使用者を検知することにより、ベッド本体の下降を停止させるようになっている。
例えば、特許文献1では、ベッド本体のフレーム下部に光電センサが配設されている。該光電センサの投光部及び受光部は、投光部から受光部へ向かって放たれる光がベッドの長手方向に沿って延びるような位置に配設されており、ベッド本体が下降中に使用者の身体の一部により光電センサの光が遮られると、ベッド本体の下降を停止させるようになっている。
また、特許文献2では、ベッド本体のフレーム下部において赤外線センサが配設され、ベッド本体と床面との間に使用者の身体の一部が入り込むと、赤外線センサがその変化を捉え、特許文献1と同様に、ベッド本体の下降を停止させるようになっている。
さらに、特許文献1,2では、上記光電センサや赤外線センサといった非接触式センサと共にタッチセンサを組み合わせる方法が開示されており、非接触式センサが使用者の身体の一部を把握しえない場合であっても、使用者がタッチセンサに接触することによってベッド本体の下降を停止させるようになっている。
特開2002−125807号公報(段落0010欄、図1) 特開2002−125808号公報(段落0010欄、図1)
ところで、特許文献1,2では、光電センサや赤外線センサがベッドの外周に近い部分に取り付けられているので、ベッド本体を下降させたときの振動で、ベッド本体に載置した布団や毛布等の垂れ下がっている部分が揺れてしまい、この揺れをセンサが検知して誤検知となり、ひいては、使用者の使用感を悪くしてしまう。また、特許文献1,2で用いられている光電センサや赤外線センサは、総じて高価であるのでベッドのコストを引き上げてしまう要因となる。これを回避するために、光電センサや赤外線センサに比べると低価であるタッチセンサのみを検知手段とすることも考えられるが、該タッチセンサは検知範囲が限られているので、ベッド本体と床面との間に入り込んだ使用者の検知を確実なものとするためには、あらゆる場所に複数設置する必要があり、かえって費用が嵩むこととなる。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、安全で、且つ、使用感が良く、さらには、低コストな昇降式ベッドを提供することにある。
発明は、検知手段が昇降可能なベッド本体の下降位置を検知することによりベッド本体の下降動作を停止させるベッドであって、ベッド本体の下部には可動部材を上下方向に移動するように案内するブラケットが設けられ、ブラケットにはベッド長手方向に延びた可動部材が上下方向に移動可能にかつ上下方向への運動範囲を規制された状態で装着され、ブラケットと可動部材とには可動部材を下方に付勢する付勢手段が配置され、検知手段がベッド本体又はブラケット又は可動部材の何れかに設けられる一方、カバーがベッド本体又はブラケットに設けられ、カバーには側壁がベッド本体又はブラケットの側から下方に突出してベッド幅方向外側から検知手段を覆うように設けられたことを特徴とする。本発明にあっては、ブラケットには可動部材を上下方向に移動するように案内する複数個の突起部がベッド長手方向に分かれて設けられたり、又は、付勢手段が複数個であって、複数個の付勢手段がベッド長手方向に分かれて設けられたり、又は、可動部材が上方に開口しかつ上方から下方に窪む内部空間を有する形状であっても、適用可能である。
発明によれば、ベッド本体の下降時において、使用者の身体の一部が不意に可動部材と床面との間に入ってしまっても、使用者の身体の一部と可動部材とが接触し、可動部材が上方に向かってスライド移動することによって検出手段が下降位置を検知し、ベッド本体の下降が停止するようになる。したがって、使用者が可動部材と床面との間で挟まれることを防止でき、使用者は安全にベッドを使用することができる。
本発明の実施形態に係るベッドの構成を示す斜視図である。 ベッド本体の構成を示す平面図である。 本発明の実施形態におけるサイドボード取付部分をベッドの内側から見た斜視図である。 本発明の実施形態におけるサイドボード取付部分をベッドの内側から見た背面図である。 図4におけるA−A線断面図である。 図4におけるB−B線断面図である。 本発明の実施形態におけるベッド本体中央側部をベッドの内側から見た背面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎない。
図1は、本実施形態に係る介護用ベッド(昇降式ベッド)1を示す。この介護用ベッド1は、該ベッド1の骨格となるベッド本体2と、該ベッド本体2の上に載置された分割構造のボトム30と、上記ベッド本体2のベッド長手方向頭側に配設された略矩形の板状のヘッドボード31と、ベッド長手方向脚側に配設された略矩形の板状のフットボード32と、ベッド本体2の幅方向両側端部に配設された二対の略矩形の板状のサイドボード(転落防止用柵)33と、ベッド本体2の下部でベッド長手方向に間隔をあけて配設された一対のベッド支持脚4とを備えている。上記介護用ベッド1は、図示しないが、従来周知の昇降機構を有しており、リモコンによる操作でベッド本体2が床面に対して昇降可能となっている。以下、「ベッド長手方向頭側」を単に「頭側」と、「ベッド長手方向脚側」を単に「脚側」という。
上記ベッド本体2は、図2に示すように、角パイプ製の複数本のフレームを組み立てて構成したものであり、ベッド長手方向に延びる左右一対の第1メインフレーム51,51と、第1メインフレーム51,51の脚側の端部に接続されてベッド長手方向に延びる左右一対の第2メインフレーム52,52とを備えている。上記第1メインフレーム51,51の前側端面には上記ヘッドボード31が取り付けられ、第2メインフレーム52,52の脚側端面には上記フットボード32が取り付けられている。
上記第1メインフレーム51,51は、ベッド長手方向に間隔をあけて配設された第1メインフレーム51,51同士を連結する頭側補強フレーム51a,51aを有し、且つ、第1メインフレーム51の各々には、ベッド長手方向に間隔をあけてベッド幅方向外側に並んで突出する突出フレーム51b,51bが取り付けられている。該突出フレーム51b,51bの先端には、該突出フレーム51b,51b間を繋ぐ頭側架橋フレーム51cが取り付けられている。該頭側架橋フレーム51cのベッド内方側には、後述する固定用ブラケット7及びカバー9を取り付けるための取付孔h1が間隔をあけて形成されている。また、頭側架橋フレーム51cの両端には、下方に突出する円筒状の円筒フレーム51dが設けられており、上記円筒フレーム51dの上端には、上記サイドボード33を取り付けるための取付用穴Hが形成されている。
一方、上記第2メインフレーム52,52上には、ベッド長手方向に間隔をあけてベッド幅方向に延びる3本の脚側補強フレーム52a,52b,52cが配設されている。これら3本の脚側補強フレーム52a,52b,52cのうち脚側寄りに配設された2本の脚側補強フレーム52b,52cのベッド幅方向両端部には、該脚側補強フレーム52b,52cを繋ぐ脚側架橋フレーム52dが取り付けられている。該脚側架橋フレーム52dの両端には、下方に突出する円筒状の円筒フレーム52eが設けられており、上記脚側架橋フレーム52dの上端には、サイドボード33を取り付けるための取付用穴Hが形成されている。また、上記脚側補強フレーム52a,52bのベッド幅方向両端縁寄りには、該脚側補強フレーム52a,52bを繋ぐ中央フレーム52fが取り付けられている。
また、上記第1メインフレーム51,51の上方には、角パイプ製のフレームを略矩形に配置した背上げフレーム53が設けられており、該背上げフレーム53は、第1メインフレーム51,51の脚側に上下方向に回動可能に取り付けられている。一方、第2メインフレーム52,52の内方には、角パイプ製のフレームを格子状に配置した大腿部支え上げフレーム54が設けられており、該大腿部支え上げフレーム54は、脚側補強フレーム52aに上下方向に回動可能に取り付けられている。上記背上げフレーム53及び大腿部支え上げフレーム54は、頭側補強フレーム51a,51aの間に設けられたモータMを駆動源とする背上げ駆動機構Fにより、第1メインフレーム51及び第2メインフレーム52に対して上方に回動することで、ベッド本体2上の横たわる使用者の背中と大腿部とを持ち上げることができるようになっている。
上記ベッド本体2の頭側架橋フレーム51cには、図3乃至図5に示すように、該頭側架橋フレーム51cの両端縁寄りに固定される一対の固定用ブラケット7が設けられている。該固定用ブラケット7は、樹脂製の部材であり、頭側架橋フレーム51cに固定される部分となる固定部71と、該固定部71から下方に向かって一体に突設された円筒部72とを有している。
上記固定部71は、略直方体状をなし、ベッド幅方向に間隔をあけて設けられた2枚の側壁71cの間に頭側架橋フレーム51cを収容する収容空間71aが形成されている。上記固定部71の上壁71bはベッド幅方向外側の一部にしかなく、固定部71の収容空間71aに頭側架橋フレーム51cを収容したとき、上壁71bが頭側架橋フレーム51cの上面と接触することによって、固定部71が下方にずれないようになっている。また、側壁71cのうち、ベッド内方側に位置する側壁71cの上部には、固定部71を頭側架橋フレーム51cに固定するための固定用孔hが形成されており、該固定用孔hは、頭側架橋フレーム51cに形成された取付孔h1に対応する位置となっている。さらには、側壁71cの下部には、各側壁71cが互いに近づくような段差部分が形成されており、固定部71の上部よりも下部の方がベッド幅方向に狭くなる形状となっている。
上記円筒部72の外径は、図5に示すように、上記側壁71cの幅よりも狭く形成され、円筒部72の側壁72aの上縁と固定部71の側壁71cの下縁との間には環状の凹溝部73が形成されている。また、上記円筒部72の内部には、固定部71の内部に繋がる挿通孔72bが形成されている。
上記サイドボード33の下側には、図3乃至図6に示すように、ベッド本体2側部に沿って延びる可動部材8が、ベッド本体2側部である頭側架橋フレーム51cに上下動可能に保持されている。該可動部材8は、樹脂製の部材であり、円筒フレーム51d,51d間をベッド本体2に沿って延びる断面凹状の略直方体状をなしており、該可動部材8の内部には、底面から上方に突出するとともにベッド幅方向に位置する両側壁83を繋ぐ板状の補強リブ81が、ベッド長手方向に複数形成されている。
上記可動部材8のベッド長手方向の両端縁寄りの内部には、上方に開放する穴部82aが形成された円柱部82が上記固定用ブラケット7の円筒部72に対応するように底面から上方に向かって一体に突設され、上記円筒部72の挿通孔72b内に下方から上下動可能に挿入されている。
上記円柱部82の穴部82aには、雌ネジ(図示せず)が形成されており、図5に示すように、上記穴部82aに取り付けられたボルトBと円柱部82の上端との間には該円柱部82よりも外形が大きなワッシャーWが介在している。したがって、円柱部82が下方にスライドすると、ワッシャーWが円筒部72の上端部分に接して、可動部材8がそれ以上移動できず、円柱部82が上方にスライドすると、可動部材8の底面が円筒部72の下端に接して、該可動部材8がそれ以上移動できない構成となっている。
また、円筒部72の各々には上下に延びるコイルバネ(付勢手段)Spが外装されるようになっている。つまり、コイルバネSpは、ベッド長手方向に間隔をあけて2つ設けられている。該コイルバネSpの上端は、固定用ブラケット7の凹溝部73に収まるようになっており、一方下端は、可動部材8の底面に接触している。したがって、コイルバネSpは、固定用ブラケット7に対して可動部材8を常時下方に付勢するようになっている。そして、コイルバネSpが可動部材8を下方に付勢した状態で、該可動部材8の底面は後述するカバー9の下端よりも下側に位置するようになっている。
上記可動部材8のベッド長手方向中央頭側寄りの両側壁83のうち、ベッド内方側に位置する側壁83の開口周縁内側には、図4及び図6に示すように、リミットスイッチLsが取り付けられている。上記リミットスイッチLsは、接触子Ls1が上方に位置し、その取付位置は、頭側架橋フレーム51cの下方の位置で可動部材8の開口周縁から上方に飛び出すように取り付けられている。上記リミットスイッチLsは、図示しないが、ベッド1の昇降機構の制御部に繋がっており、ベッド本体2に対して可動部材8が上方に移動すると、頭側架橋フレーム51c下部にリミットスイッチLsの接触子Ls1が当接し、リミットスイッチLsがベッド本体2の下降位置を検知するようになっている。そして、制御部は、リミットスイッチLsの検知信号に基づき、それ以降のベッド本体2の下降を停止させるようになっている。尚、本実施形態では、リミットスイッチLsを1つだけ設けているが、2つ以上設けてもよい。また、リミットスイッチの取付位置は、上記の位置に限らず、ベッド本体2に当接する位置であればよい。また、リミットスイッチLsは、ベッド本体2側に取り付けて、可動部材8に当接することによって検知信号を出力するようにしてもよい。
上記固定用ブラケット7及び可動部材8のベッド本体2外方には、外観見栄えをよくするために固定用ブラケット7及び可動部材8を覆うカバー9が設けられている。該カバー9は、樹脂製の部材であり、ベッド長手方向に延びる略直方体状をなしている。該カバー9は、下方及びベッド内側が開口しており、ベッド長手方向両端部分は、円筒フレーム51dを覆うように横断面が円弧状に湾曲している。
該カバー9の上壁のベッド内方側周縁には、下方に突出するとともに略矩形の板状をなす取付用板部91がベッド長手方向両端縁寄りに一対形成されている。該取付用板部91には、頭側架橋フレーム51cの取付孔h1に対応する位置に貫通孔91aが形成されている。したがって、図示しないが締結用ボルトを固定用ブラケット7の固定用孔hと、カバー9の貫通孔91aに挿通して、上記締結用ボルトを頭側架橋フレーム51cの取付孔h1に締結すると固定用ブラケット7とカバー9とが同時に頭側架橋フレーム51cに固定されるようになっている。
上記カバー9の内部には、上壁から下方に突出するとともにベッド幅方向に位置する側壁94と繋がる板状の補強リブ92が、ベッド長手方向に複数形成されている。上記補強リブ92の下端縁は、カバー9を頭側架橋フレーム51cに取り付けたときに、該頭側架橋フレーム51cの上面に接触するようになっている。また、上記カバー9の上壁のベッド長手方向両端部分には、貫通孔93が円筒フレーム51dの取付用孔Hに対応するように上下に貫通形成されている。
ベッド本体2の脚側架橋フレーム52dには、図2に示すように、頭側架橋フレーム51cと同様に、可動部材8が固定用ブラケット7を介して設けられている。
さらに、ベッド本体2の中央フレーム52fにおいても、図7に示すように、可動部材8が固定用ブラケット7を介して設けられている。中央フレーム52fに設けられた可動部材8の円柱部82の突設位置は、該可動部材8のベッド長手方向中央と、ベッド長手方向頭側となっている。そして、固定用ブラケット7は、この円柱部82の位置に対応するように脚側架橋フレーム52dに取り付けられている。また、リミットスイッチLsは、可動部材8の長手方向略中央に取り付けられている。また、中央フレーム52fには、カバー9が取り付けられておらず、図1に示すように、ボトム30をベッド本体2上に載置したときに、上記ボトム30の側壁によって可動部材8の上部が隠れるようになっており、外観見栄えを損なわないような構成となっている。
次に、使用者がベッド1を昇降させる場合について説明する。まず、使用者が図示しないリモコンによる操作でベッド本体2を床面に対して下降させる。このとき、例えば、使用者の身体の一部が不意にベッド本体2と床面との間に入ってしまっている場合、可動部材8の底壁と使用者とが接触する。さらに、使用者と可動部材8との接触に気づかずにリモコン操作によりベッド本体2を下降し続けさせると、可動部材8が固定用ブラケット7に対して上方に移動し、リミットスイッチLsの接触子Ls1と頭側架橋フレーム51c,脚側架橋フレーム52d,中央フレーム52fとが接触する。すると、図示しないが、ベッド1の昇降機構の制御部はリミットスイッチLsからの検知信号を受け取り、それ以降のベッド本体2の下降を停止する。これにより、使用者がベッド本体2と床面との間に挟まれてしまうのを防止することができる。
一方、ベッド本体2の下降が停止した後、使用者がベッド本体2をリモコン操作により上昇させると、可動部材8はコイルバネSpの付勢力によって固定用ブラケット7に対して下方にスライド移動し、初期の状態に戻る。これにより、リミットスイッチLsの接触子Ls1と頭側架橋フレーム51c,脚側架橋フレーム52d,中央フレーム52fとが接触しなくなり、再びベッド本体2を下降させることができるようになる。
以上より、本発明の実施形態によれば、ベッド本体2の下降時において、使用者の身体の一部が不意にベッド本体2と床面との間に入ってしまっても、使用者の身体の一部と可動部材8とが接触し、該可動部材8が上方に向かってスライド移動することによってリミットスイッチLsが下降位置を検知し、ベッド本体2の下降が停止するようになる。したがって、使用者がベッド本体2と床面との間で挟まれることを防止でき、使用者は安全にベッド1を使用することができる。また、布団等がベッド1の側方から垂れ下がり、ベッド本体2の下降動作による振動で垂れ下がった部分が揺れて可動部材8の側方に接触しても、可動部材8は上下動しかしないので、リミットスイッチLsが反応することはなく、誤検知をなくして使用感の良いベッド1とすることができる。また、センサにリミットスイッチLsという総じて安価なセンサを用いることができ、さらには、リミットスイッチLsの数は最低1つあればよいので、低コストなベッド1とすることができる。
また、コイルバネSpが間隔をあけて2つ設けられているので、使用者が可動部材8の端部に接触したような場合であっても、接触した側だけが上方に移動することなく、コイルバネSpの付勢力によって可動部材8の両端部がバランスよく上方に移動するようになる。したがって、リミットスイッチLsの検知をより確実なものにでき、安全なベッド1とすることができる。
また、サイドボード33は、ベッド本体2を下降させたときに使用者の身体の一部が最も挟まれやすいベッド1の側端部に取り付けられているので、そのサイドボード33の下に可動部材8を設けることによって、さらに安全なベッド1とすることができる。
また、可動部材8は比較的柔らかい樹脂材からなるので、可動部材8が使用者と接触した際に、使用者を傷つけにくくなり、安全なベッド1とすることができる。
尚、本実施形態では、センサにリミットスイッチLsを用いているが、近接スイッチがベッド本体2又は可動部材8に接近することにより検知信号を出力するようにしてもよい。
また、上記のように可動部材8とリミットスイッチLsとを用いてベッド本体2の下降動作を停止させる構成は、本実施形態のベッド1に限らず、固定用ブラケット7を固定するフレームがあれば、他のベッドにも汎用的に用いることができる。
本発明は、例えば、ベッド本体が昇降する機構を備えた昇降式ベッドに適している。
1 介護用ベッド(昇降式ベッド)
2 ベッド本体
8 可動部材
33 サイドボード(転落防止用柵)
Ls リミットスイッチ(検知手段)
Sp コイルバネ(付勢手段)

Claims (4)

  1. 検知手段が昇降可能なベッド本体の下降位置を検知することによりベッド本体の下降動作を停止させるベッドであって、ベッド本体の下部には可動部材を上下方向に移動するように案内するブラケットが設けられ、ブラケットにはベッド長手方向に延びた可動部材が上下方向に移動可能にかつ上下方向への運動範囲を規制された状態で装着され、ブラケットと可動部材とには可動部材を下方に付勢する付勢手段が配置され、検知手段がベッド本体又はブラケット又は可動部材の何れかに設けられる一方、カバーがベッド本体又はブラケットに設けられ、カバーには側壁がベッド本体又はブラケットの側から下方に突出してベッド幅方向外側から検知手段を覆うように設けられたことを特徴とするベッド。
  2. ブラケットには可動部材を上下方向に移動するように案内する複数個の突起部がベッド長手方向に分かれて設けられたことを特徴とする請求項1記載のベッド。
  3. 付勢手段が複数個であって、複数個の付勢手段がベッド長手方向に分かれて設けられたことを特徴とする請求項1記載のベッド。
  4. 可動部材が上方に開口しかつ上方から下方に窪む内部空間を有する形状であることを特徴とする請求項1記載のベッド。
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