JP5719694B2 - 起床式ベッド装置 - Google Patents

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Description

この発明は、たとえば病院などで介護用に使用するために好適する起床式ベッド装置に関する。
たとえば、老人や身体の不自由な利用者が用いるベッド装置として起伏式ベッド装置が知られている。この起伏式ベッド装置は、ベッド本体(ベッドフレーム)を有し、このベッド本体にはマットレスが載置される床板体が設けられている。この床板体は複数の床部に分割されている。
複数の床板部のうち、ベッド本体の長手方向中央分に位置する床部をベッド本体に取付けられる固定床部とし、この固定床部の一端に複数若しくは1つの床部を背上げ床部として起伏可能に連結し、他端に複数若しくは1つの床部を脚上げ床部として起伏可能に連結して構成されている。このような構成の起床式ベッド装置によれば、利用者は床板体に載置されたマットレス上で上半身を楽に起こすと同時に、脚部を屈曲させることができるという利点を有する。
ところで、上記構成の起床式ベッド装置の利用者に徘徊癖があるような場合、病院などでは利用者がマットレス上にいるか否かを検出し、たとえばナースセンターなどで監視するということが行われている。つまり、マットレス上に利用者がいるか否かを離床検出装置によって検知し、その検出信号をナースセンターに送るということが行われている。
従来、上述した利用者の検出を行うための離床検出装置としては、マットレスなどのクッション部材の内部の一部に、弾性的に撓曲可能なパネル本体を設ける。このパネル本体には、マットレスに加わる荷重によってパネル本体が撓んだとき、その撓みによって検出信号を出力する検出センサが設けられている。
したがって、利用者がマットレス上にいて、その利用者の荷重でパネル本体が撓んでいてれば、上記検出センサが検知信号を出力するから、利用者がマットレス上にいることになり、検出センサからの出力がなくなったときには利用者がマットレス上からいなくなったとして検出することができるようになっている。
また、他の手段としてはベッド本体の側部に側柵を設けて利用者がマットレス上から降りることができる領域を制限し、この領域を検知領域とすることで、この検知領域に対応するベッド本体とマットレスの間の部分に検出センサを設ける。
そして、マットレス上の利用者が検知領域を経て降りる際、上記検出センサに加わる荷重によって利用者がマットレス上から降りたことを検出するようにしている。
特開2007−175148号公報 特開2003−265546号公報
ところで、前者の構成によって利用者がマットレス上にいるか否かを検出する場合、上記検出センサはマットレスの一部分に設けられるため、利用者がマットレス上にいても、利用者の荷重が上記パネルに確実に作用しないことがあり、そのような場合には上記パネルが撓まず、検出センサがマットレス上の利用者を検知できないから、利用者がマットレス上から降りたことも検出できないことになる。
前者の構成においてマットレス上に利用者がいるか否かを確実に検出できるようにするためには、上記パネルをマットレスの一部分だけでなく、広い範囲にわたって設けることが必要となる。
しかしながら、上記パネルをマットレスの広い範囲にわたって設けるようにしたのではコストが上昇するということがあるばかりか、マットレスの性能がパネルによって損なわれるということがある。
さらに、上記検出センサは上記パネルに電気的に接続して設けられる。しかしながら、パネルに荷重によって撓むということが繰り返されると、検出センサとパネルとの電気的に接続された部分が早期に損傷するということもある。
一方、後者の場合、ベッド本体の側部に、利用者がマットレス上から降りることができる検知領域を設け、この検知領域に検知センサを設けるようにしている。そのため、利用者が側柵を外して検知領域以外の箇所から降りた場合にはそのことを検出することができないということがある。
しかも、ベッド装置が上述したように床板体を複数の床部に分割し、その一部を起伏させることができる起床式ベッド装置であって、背床部や脚床部が起上させられている場合、マットレス上における利用者の姿勢によっては利用者の荷重のほとんどが固定床部に加わり、背床部や脚床部などに加わり難くなることがある。
そのような場合、起伏駆動される背床部や脚床部と対応する部分に前者の検出センサが設けられたパネルがあると、その検出センサが利用者の荷重によって確実に作動しないことがあるから、そのようなときには利用者がマットレス上に居ることやマットレスから降りたことを検出できないということがある。
また後者の検知領域が背床部と対応する部分にあって、そこに検出センサが設けられている場合、床板体上に載置されたマットレス上の利用者は上記検知領域から降り難くいために他の部分から降りることがあり、そのような場合には上記検知領域に設けられた検出センサによって利用者を確実に検出できないということがある。
この発明は、床板体の一部の床部が起伏駆動される起床式のベッド装置において、ベッド本体上に利用者がいるか否かを比較的簡単な構成で、しかも床部が起上していても利用者が居るか否かを確実に検出することができるようにした起床式ベッド装置を提供することにある。
この発明は、ベッド本体と、
固定床部及びこの固定床部に対して上方に回動可能であって、水平な状態よりも下方には回動しないよう連結される可動床部を有し、上記ベッド本体の上面に上記固定床部が上記ベッド本体に対して弾性的に変位可能に取付けられる床板体と、
この床板体の上記可動床部を起伏駆動する起伏駆動機構と、
上記固定床部の上記ベッド本体の幅方向に位置する長手方向の両端部であって、この長手方向と交差する上記ベッド本体の長手方向に位置する幅方向の両端部の4つの箇所に対応して上記ベッド本体に設けられた4つのスイッチを有し、上記固定床部或いは上記可動床部の上面に加わる荷重によって上記固定床部が弾性的に変位したときにそのことを検出する離床検出手段と
を具備したことを特徴とする起床式ベッド装置にある。
この発明によれば、複数の床部に分割された床板体の、ベッド本体に取付けられる固定床部を上記ベッド本体に弾性的に変位可能に取付け、利用者の荷重による上記固定床部の弾性的変位によって、床板体上に利用者がいるか否かを検出するようにした。
そのため、床板体のどの部分に利用者の荷重が加わっても、その荷重によって上記固定床部が弾性的に変位するから、床板体の背上げ床部などが起上させられていても、床板体上に利用者がいるか否かを確実に検出することが可能となる。
この発明の第1の実施の形態を示す起床式ベッド装置の正面図。 図1に示す起床式ベッド装置の床板体を示す平面図。 上記床板体が倒伏状態にあるときの正面図。 上記床板体が起上状態にあるときの正面図。 図3にAで示す床フレームと、この床フレームに弾性的に変位可能に取付けられた固定床部との取付け部分の拡大図。 この発明の第2の実施の形態を示す床フレームと、この床フレームに弾性的に変位可能に取付けられた固定床部との取付け部分の拡大図。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1乃至図5はこの発明の第1の実施の形態を示す。図1は病院などで用いられる起床式ベッド装置の側面図であって、このベッド装置はベッド本体1を備えている。ベッド本体1はベースフレーム2を有する。このベースフレーム2は矩形枠状に形成されていて、その四隅部にはストッパ付のキャスタ3が設けられている。それによって、ベースフレーム2は移動可能となっている。
上記ベースフレーム2には上下駆動機構4によって載置フレーム5が上下動可能、つまり高さ調整可能に設けられている。上記上下駆動機構4は、駆動源6を有する。上記ベースフレーム2の四隅部には連動アーム7(4つのうちの2つを図示)の一端が枢着されている。各連動アーム7の他端は上記載置フレーム5の長手方向両端部の両側内面にそれぞれ枢着されている。載置フレーム5の長手方向の両端部に設けられた左右一対の連動アーム7は図示しない連結杆によって連結されている。
上記駆動源6は上記連動アーム7を図示しない動力伝達機構を介して揺動駆動する。それによって、上記載置フレーム5が上下方向に駆動されるようになっている。載置フレーム5の長手方向一端にはヘッドボード8、他端にはフットボード9がほぼ垂直に設けられている。
上記載置フレーム5の上面には床フレーム11が載置されている。この床フレーム11の上面には床板体12が設けられている。床板体12は背床部13、腰床部13b、固定床部13c、第1の脚床部13d及び第2の脚床部13eの5つの床部に分割されている。
5つの床部13a〜13eは互いに回動可能に連結されていて、上記固定床部13cは上記床フレーム11に後述するように上下方向に弾性的に変位可能に取付けられている。なお、上記固定床部13cに対して他の床部13a,13c,13d,13eは上方に回動するが、水平な状態よりも下方へは回動しないように連結されている。
上記床フレーム11には起伏駆動機構15が設けられている。この起伏駆動機構15は、上記背床部13a,腰床部13b、第1の脚床部13d及び第2の脚床部13eを起伏駆動させるようになっている。
なお、上記床板体12の上面には図1に鎖線で示すマットレスMが載置される。
図2に示すように、上記ベッド本体1の上記床フレーム11の両側には縦桟11aが設けられ、各縦桟11aの内面の上記固定床部13cに対応する部分には、図5に示すようにそれぞれ帯板状の取付け部材16が上記ベッド本体1の長手方向に沿って設けられている。
一対の上記取付け部材16の長手方向両端部には上端が開放した収容部としての筒状の収容部材17が設けられている。この収容部材17の内部には下端側に円盤状の支持板18を介して弾性支持部材としての圧縮ばね19が収容されている。この圧縮ばね19の上部には軸方向中途部に鍔部21を有する受け部材22が下端部を上記圧縮ばね19の上端に係合させて設けられている。
上記受け部材22の上記鍔部21よりも上側の部分は上記収容部材17の上端開口から上方に突出している。4本の受け部材22の上端面は上記固定床部13cの下面に弾性的に当接している。つまり、上記固定床部13cは、4本の受け部材22を介して上記圧縮ばね19により、上記ベッド本体1に上下方向に弾性的に変位可能に支持されている。
上記一対の取付け部材16の長手方向両端部にはそれぞれ離床検出手段としてのマイクロスイッチ23がその検出部23aの先端部を上記受け部材22の鍔部21の下面に対向させて設けられている。
つまり、4つのマイクロスイッチ23は、上記ベッド本体1の幅方向に対応する上記固定床部13cの長手方向両端部及びこの長手方向と交差する上記固定床部13cの幅方向の両端部の下面に対向する部分に設けられている。
上記固定床部13cに荷重が加わり、この固定床部13cが上記圧縮ばね19を復元力に抗して圧縮変形させて下方へ弾性的に変位すると、上記受け部材22の鍔部21によって上記マイクロスイッチ23の検出部23aが押圧されてこのマイクロスイッチ23が作動する。
上記マイクロスイッチ23は上記固定床部13cの長手方向両端部及び幅方向両端部に対向する4箇所に設けられている。そのため、上記固定床部13aに偏って荷重が加わり、上記固定床部13cが水平に弾性変位せずに傾いて変位しても、この固定床部13cに荷重が加わったことが4つのマイクロスイッチ23のうちの少なくとも1つによって確実に検出されるようになっている。
上記マイクロスイッチ23がオン・オフされると、そのことが図示しないナースセンターに設けられた表示盤に表示されるようになっている。なお、マイクロスイッチ23がオン・オフされると、その状態が表示盤に表示されると同時に、上記表示盤からは音声によってその状態が報知されるようになっている。
図5に示すように、上記固定床部13cの長手方向の両端部には、それぞれこの長手方向と交差する幅方向に対して所定間隔で一対の通孔25、つまり合計で4つの通孔25が穿設されている。各通孔25の上端には、通孔25に比べて大径の座部25aが形成されている。
上記通孔25には取付けねじ26が挿通され、下端が上記床フレーム11の縦桟11aの上面側に螺合されている。上記取付けねじ26の上端には頭部26aが設けられ、この頭部26aが上記座部25aに係合している。
上記取付けねじ26は、上記固定床部13cが上記圧縮ばね19を弾性変形させて下方へ弾性的に変位できる状態で上記縦桟11aに締め込まれている。この状態で、上記縦桟11aに形成された上記通孔25の上端の座部25aの内底面が上記取付けねじ26の頭部26a下面に弾性的に当接している。
図4と図5に示すように、上記各床部13a〜13eの少なくとも下面の四隅部にはストッパ部材27が設けられている。このストッパ部材27によって、上記固定床部13cの下方への変位量は、ストッパ部材27の下面と床フレーム11の縦桟11aの上面との間隔である、図5にZで示す寸法に設定されている。
上記収容部材17の底壁にはボルトからなる調整部材28が螺合されている。この調整部材28をねじ込めば、上記圧縮ばね19が圧縮されるから、上記固定床部13cを上記受け部材22を介して弾性的に支持する上記圧縮ばね19の弾性力を調整できるようになっている。
上記構成の起床式ベッド装置によれば、利用者が床板体12上に載置されたマットレスM上に載ると、利用者の荷重はマットレスMを介して床板体12によって支持される。上記床板体12の固定床部13cは、ベッド本体1の床フレーム11に対して弾性的に変位可能に支持されている。
そのため、床板体12が利用者の荷重を受けると、ベッド本体1に弾性的に変位可能に支持された上記固定床部13cが圧縮ばね19を圧縮させながら下方へ変位する。それによって、受け部材22に設けられた鍔部21がマイクロスイッチ23をオンにするから、このマイクロスイッチ23からの信号によってマットレスM上に利用者がいることが検出される。
利用者がマットレスM上から降りると、上記固定床部13cが圧縮ばね19の復元力によって上昇し、それまでオンとなっていたマイクロスイッチ23がオフとなる。したがって、マイクロスイッチ23がオフからオンになったことによって利用者がマットレスM上から降りたことが検出される。
すなわち、上記構成によれば、利用者がマットレスMのどの部分に載っても、利用者の荷重は床板体12の固定床部13cに加わり、この固定床部13cが圧縮ばね19を圧縮変形させて下方へ弾性的に変位する。
仮に、利用者が床板体12の長手方向一端側、たとえば背床部13a側に載ることで、固定床部13cが水平に変位せず、ベッド本体1の長手方向に傾いて変位しても、固定床部13cの長手方向両端部と幅方向の両端部に対向する位置にそれぞれマイクロスイッチ23が設けられているから、床板体12上に利用者が載ったことを4つのマイクロスイッチ23の少なくとも1つによって確実に検出することができる。
同様に、上記固定床部13cがベッド本体1の幅方向に傾いて変位したときにもそのことを4つのマイクロスイッチ23の少なくとも1つによって確実に検出することができる。
利用者がマットレスM上に載ったことがマイクロスイッチ23によって検出されれば、利用者がマットレスM上から降りたときにも、床板体12に加わる荷重の変化によってそのことを上記マイクロスイッチ23によって確実に検出することができる。つまり、利用者がマットレスM上から降りたことを確実に検出できるから、利用者が徘徊するのを未然に防止するなど、利用者の介護を安全に行うことが可能となる。
上記床板体12の背床部13a、腰床部13b、第1、第2の脚床部13d,13eは起伏駆動機構15によって起伏駆動される。利用者が床板体12のマットレスM上で仰臥した状態で、各床部13a,13b,13d,13eが図4に示すように起上させられると、床板体12上の利用者の荷重は固定床部13cに集中的に加わるようになる。
そのため、各床部13a,13b,13d,13eが起上した状態ではマイクロスイッチ23が利用者の荷重を確実に検出できることは勿論のこと、利用者が床板体12上から降りたときには固定床部13cに加わっていた利用者の荷重が大きく減少するから、そのことをマイクロスイッチ23によって確実に検出することができる。
すなわち、起伏式ベッド装置において、固定床部13c以外の床部13a,13b,13d,13eに加わる利用者の荷重を検出するようにすると、起上させられた各床部13a,13b,13d,13eは倒伏方向へ撓み易いから、各床部に加わる利用者の荷重検出が不確実になり易いということがある。
しかしながら、上述したように起伏式ベッド装置の床板体12の固定床部13cをベッド本体1に弾性的に変位可能に設け、この固定床部13cに加わる荷重の変化を上述したように検出するようにしている。
そのため、床板体12のどの部分に利用者の荷重が加わっても、その荷重によって固定床部13aが変位して確実に検出することができる。
上記固定床部13cを弾性的に支持する圧縮ばね19の圧縮力、つまり固定床部13cを支持する弾性力を調整部材28によって調整できるようにした。そのため、たとえば利用者の体重に応じて圧縮ばね19が固定床部13cを支持する弾性力を上記調整部材28によって調整すれば、利用者の体重が軽い場合であっても、利用者の荷重に対する上記固定床部13cの弾性変位量を十分に確保することができる。つまり、マイクロスイッチ23による固定床部13cの変位検出感度を高めることができるから、そのことによっても、マットレスM上に利用者が乗り降りしたことを確実に検出することが可能となる。
上記固定床部13cは、取付けねじ26にガイドされて下方へ変位可能に設けられているが、上方への変位は上記取付けねじ26の頭部26aによって規制されているから、下方への移動量が図5にZで示す寸法以上になるのが阻止される。
そのため、床板体12に加わる荷重が上記固定床部13cを下方へ十分に変位させるだけの大きな荷重でなく、上記固定床部13cの変位がわずかであっても、上記調整部材28による圧縮ばね19の調整と相まって上記マイクロスイッチ23を確実に作動させることができる。つまり、上記マイクロスイッチ23による検出感度が維持されることになる。
上記固定床部13cの変位を検出する4つのマイクロスイッチ23はベッド本体1の内部であって、上記固定床部13cの下面側に位置する床フレーム11の縦桟11aに設けられている。そのため、マイクロスイッチ23に接続される配線に外力が加わり難いから、上記配線の断線が原因となる故障が発生するのを防止することができる。
図6はこの発明の第2の実施の形態を示す。なお、第1の実施の形態と同一部分には同一記号を付して説明を省略する。
図6に示す第2の実施の形態は、固定床部13cをベッド本体1の床フレーム11に弾性的に支持する支持構造の変形例である。すなわち、上記床フレーム11の縦桟11aの内面に設けられた取付け部材16には中途部が支軸31によって支持された作動レバー32が揺動可能に設けられている。つまり、合計で4つの作動レバー32が一対の取付け部材16の長手方向両端部に設けられている。
上記作動レバー32の一端部はほぼ三角矩形状の当接部32aに形成され、この当接部32aは、利用者の荷重が床板体12に加わっていない状態で、上端が上記固定床部13cの下面に当接し、下端が圧縮ばね19の上端に当接している。
上記圧縮ばね19は上記取付け部材16に一体形成された収容部17aに収容され、下端が調整部材28によって押圧調整可能となっている。
なお、上記作動レバー32他端は、利用者の荷重が床板体12に加わっていない状態で、上記取付け部材16に設けられたマイクロスイッチ23の作動部23bに当接している。つまり、マイクロスイッチ23をオン状態にしている。
すなわち、第2の実施の形態では、第1の実施の形態に示された受け部材22に代わり、中途部が上記圧縮ばね19とマイクロスイッチ23との間で支軸31によって支持された上記作動レバー32を揺動可能に設け、この作動レバー31の一端の当接部32aで圧縮ばね19を介して固定床部13cを弾性的に変位可能に支持するようにした。
上記構成において、床板体12の上記固定床部13cに荷重が加わると、作動レバー32は圧縮ばね19を圧縮しながら図5に矢印Rで示す方向に回動する。それによって、上記固定床部13cが弾性的に変位する。それと同時に、上記作動レバー32の他端がマイクロスイッチ23の作動部23bから離れ、マイクロスイッチ23をオフ状態にする。
したがって、上記マイクロスイッチ23の作動によって、床板体12上に利用者が載り降りしたことを検出することができる。
また、固定床部13cの弾性的変位を検出するのに作動レバー32を用いるようにした。上記作動レバー32は中途部が支軸31によって取付け部材16に枢支されている。そのため、上記作動レバー32は圧縮ばね19や固定床部13cに対して位置ずれが生じることなく揺動するから、上記作動レバー32によるマイクロスイッチ23のオン−オフ動作が確実に行われるということもある。
1…ベッド本体、11…床フレーム、12…床板体、13a〜13e…床部、15…起伏駆動機構、17…収容部材(収容部)、19…圧縮ばね、23…マイクロスイッチ(離床検出手段)、28…調整部材。

Claims (4)

  1. ベッド本体と、
    固定床部及びこの固定床部に対して上方に回動可能であって、水平な状態よりも下方には回動しないよう連結される可動床部を有し、上記ベッド本体の上面に上記固定床部が上記ベッド本体に対して弾性的に変位可能に取付けられる床板体と、
    この床板体の上記可動床部を起伏駆動する起伏駆動機構と、
    上記固定床部の上記ベッド本体の幅方向に位置する長手方向の両端部であって、この長手方向と交差する上記ベッド本体の長手方向に位置する幅方向の両端部の4つの箇所に対応して上記ベッド本体に設けられた4つのスイッチを有し、上記固定床部或いは上記可動床部の上面に加わる荷重によって上記固定床部が弾性的に変位したときにそのことを検出する離床検出手段と
    を具備したことを特徴とする起床式ベッド装置。
  2. 上記ベッド本体の上記固定床部の長手方向両端部の下面側に対向する部位に上記ベッド本体の長手方向に沿って設けられ両端部に上記スイッチが取付けられた一対の取付け部材と、
    この取付け部材の両端部に設けられ上面が開口し内部に上記床板体を弾性的に変位可能に支持する弾性支持部材が収容された筒状の収容部と、
    各収容部の底部に設けられ上記弾性支持部材が上記固定床部を支持する弾性力を調整する調整部材と
    を具備したことを特徴とする請求項1記載の起床式ベッド装置。
  3. 上記弾性支持部材の上端には、上記固定床部が荷重を受けて下方へ弾性的に変位したときに、上記スイッチの検出部を作動させる受け部材が設けられていることを特徴とする請求項2記載の起床式ベッド装置。
  4. 上記弾性支持部材が収容された収容部と上記スイッチとの間に中途部が枢支され一端の上部が上記固定床部の下面に当接し下部が上記弾性支持部材の上端に当接するとともに、他端が上記スイッチの作動部に当接した作動レバーが設けられていることを特徴とする請求項2記載の起床式ベッド装置。
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