JP4843770B2 - 診察台、脚体 - Google Patents

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本発明は、病院等で好適に使用される診察台、及び診察台本体等の昇降台本体を支持する脚体に関するものである。
従来より、病院等で使用される診察台として診察台本体を昇降させる昇降機構を備えたものが考えられている。その一例として、診察台本体と脚ベースとの間にパンタグラフ状のリンク機構を用いた単一の昇降機構を介在させ、この昇降機構を適宜作動させることにより診察台本体を昇降し得るようにしたものが挙げられる(例えば特許文献1参照)。より具体的には、前記昇降機構を診察台本体及び脚ベースの長手方向中央部位に設けている。しかしながら、前記特許文献に示す診察台は、上述したように、前記昇降機構を診察台本体及び脚ベースの長手方向中央部位に設けているため、診察台本体を最上昇位置に位置付けた場合に、昇降機構により診察台本体の下肢空間が不要に狭められるという不具合が生じる。加えて、診察台本体の両端部何れか一方に偏荷重が作用した場合等に診察台本体が不安定な状態になるおそれがあり、今ひとつ実用性に欠けるものである。また、リンク機構により昇降機構を構成しているため、構造の複雑化を招来するものでもある。
特開2005−170572号公報(図1〜図3等参照)
一方、昇降機構をテレスコープ状に嵌合した2つのパイプ部材(内側パイプ部材、外側パイプ部材)から構成し、外側パイプ部材側に設けた駆動部に駆動信号を与えることにより診察台本体を昇降する態様も考えられる。しかしながら、外側パイプ部材を脚ベース側に固定し、内側パイプ部材を診察台本体側に固定した場合、脚ベース近傍に駆動部が配されることになり、やはり下肢空間が狭められるという不具合が生じる。
ところで、前記内側パイプ部材を脚ベース側に固定するとともに、前記外側パイプ部材を診察台本体側に固定し、診察台本体を最下降位置に位置付けた際に、外側パイプ部材の下端部が、前記脚ベースの上面部に形成した開口部に挿入し得る態様を採用した場合、前記診察台本体を最下降位置から所定距離上昇させた場合、外側パイプ部材の下端部が開口部から表出し、前記開口部と内側パイプ部材の外面部との間に生じる隙間が丸見えとなり、脚体の外観を損なうという問題が生じる。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、主たる目的は、診察台本体等の昇降台本体を昇降移動させた場合であっても外観を損なわない脚体を提供することにある。
すなわち、本発明の脚体は、昇降可能な昇降台本体を支持するものであって、床面に接地し得る脚ベースと、当該脚ベースに対して略起立姿勢をとる脚支柱とを具備してなり、前記脚支柱が、前記脚ベースに下端部を固定した内側脚支柱要素と、前記昇降台本体に上端部を固定した外側脚支柱要素とをテレスコープ状に嵌合させたものであり、前記昇降台本体を最下降位置に位置付けた場合に、前記外側脚支柱要素の下端部が前記脚ベースの上面部に形成した第1開口部を通過して前記脚ベースの上面部よりも下方に沈み込むように設定し、前記脚ベースに、前記昇降台本体を最下降位置から前記外側脚支柱要素の下端部が前記脚ベースの上面部よりも上方の高さに位置づけられるよう所定距離上昇させた場合に前記第1開口部と前記内側脚支柱要素の下端部の外面部との間に形成される隙間を閉塞し得る閉塞部を設けていることを特徴とする。
このようなものであれば、昇降台本体を最下降位置から所定距離上昇させた場合、第1開口部と内側脚支柱部材の外面部との間に生じる隙間を閉塞部によって閉塞することができ、脚体の外観を損なうことがない。
ここで、昇降台本体は、床面に対して昇降し得るものであればよく、前記診察台本体の他、例えば、ベッドにおける昇降可能なベッド本体や、机やテーブルにおける昇降可能な天板が挙げられる。
本発明に係る脚体を用いてなる診察台としては、前記脚体が支持する昇降台本体を診察時に患者が横たわることが可能な診察台本体とし、一対の脚体を当該診察台本体の長手方向両端部近傍にそれぞれ配するとともに、各脚体を同期して伸縮させることにより診察台本体を昇降させるものを挙げることができる。一対の脚体を診察台本体の長手方向両端部近傍にそれぞれ配していれば、診察台本体の下面側における長手方向中央部位に単一の昇降機構を設ける態様と比較して、診察台本体を最上昇位置に位置付けた場合に、これら脚体によって診察台本体と床面との間の下肢空間を不要に狭めるということがなく、しかも、診察台本体の両端部何れか一方に偏荷重が作用した場合等にも、各脚体によって支持することにより診察台本体が不安定な状態になるおそれをも有効に解消することができ、安定性に優れた昇降機能付きの診察台となる。
特に、前記閉塞部が、前記診察台本体を最下降位置に位置付けた場合に前記外側脚支柱要素の前記第1開口部への挿入を許容する挿入許容位置と、前記診察台本体を最下降位置から所定距離上昇させた場合に前記隙間を閉塞し得る前記脚ベースの上面部に略等しい高さの閉塞位置との間で移動し得るものであれば、診察台本体の昇降移動に関連付けて閉塞部材を挿入許容位置と閉塞位置との間で移動させることができ、使用者に診察台本体を昇降移動させる操作とは別に閉塞部材を移動させる操作を強要することがない。
閉塞部を確実に閉塞位置に位置付けるには、前記脚ベースに、前記閉塞部を前記閉塞位置に向かって付勢する付勢部を設けていることが望ましい。例えば、前記閉塞部が、前記第1開口部の開口形状より大きな平面視形状及び寸法を有し、第1開口部よりも外方に向かって延出する延出部を設けたものであり、付勢部が、前記脚ベースの下面側に取り付けられ、前記閉塞部の延出部をその下面側から押圧するようにして当該閉塞部を前記閉塞位置に向かって付勢するものであるように構成する。
具体的な実施態様としては、前記閉塞部が、前記内側脚支柱要素の横断面形状より若干大きい開口形状を有しその内に内側脚支柱要素を挿通する第2開口部と、第2開口部の周囲にあって前記第1開口部と平面視重なり合い前記昇降台本体を最下降位置へ移動させる際に前記付勢部の付勢力に抗して前記外側脚支柱要素の下端部に押圧され得る受圧部とを備えたものであることが挙げられる。
また、前記脚ベースが、床面に直接接地する脚ベース本体と、当該脚ベース本体の接地部を平面視において被覆し得る形状及び寸法を有するカバー体とを備えたものであり、前記脚ベース本体と前記カバー体との間に空間が存在し、前記カバー体に前記第1開口部を形成し、前記閉塞部が、当該カバー体の下向面側から前記第1開口部に接離し得るものであれば、閉塞部をカバー体の下向面側に配することにより、閉塞部の大部分をカバー体によって被覆することができ、脚体の外観を損なわない。
さらに、前記閉塞部に、前記隙間を閉塞し得る閉塞位置に位置付けた場合に前記カバー体の下向面に当接し得る当接部を設けていれば、この当接部によって閉塞部がカバー体から抜け出ることを有効に防止することが可能である。
加えて、前記閉塞部が、略薄板状の閉塞部本体と、前記隙間を閉塞し得る閉塞位置に位置付けた場合に生じる前記カバー体の上面部と前記閉塞部本体との段差を解消し得る段差解消部とを備えたものであれば、脚体の外観をより良好なものとすることができる。
また、本発明の診察台は、上述した脚体を備えたものであり、略同様の効果を得ることができ、実用性に優れたものとなる。
以上説明したように本発明によれば、昇降台本体を最下降位置から所定距離上昇させた場合に生じ得る隙間を閉塞部によって閉塞することができ、脚体の外観を損なうことがない。
また、診察台において、一対の脚体を診察台本体の長手方向両端部近傍にそれぞれ配した場合には、診察台本体と床面との間に広い下肢空間を確保することができるとともに、安定性に優れた診察台となる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る診察台1は、図1に示すように、診察時に患者が横たわることが可能な昇降台本体たる診察台本体2と、診察台本体2を支持し且つ診察台本体2を昇降させる昇降機構として機能する一対の脚体3とを備えたものである。
診察台本体2は、患者が横たわることが十分に可能な巾寸法及び奥行き寸法を有するものであり、周知のものと同様に寝心地を損なわない程度のクッション性を備えたものである。なお、診察台本体2の下面部に補強フレーム21を設ける(図2参照)とともに、一方の側縁部に後述する駆動部Mに駆動信号を伝達するためのコントローラCを保持する保持部22を設けている(図1参照)。
各脚体3は、図1及び図2に示すように、それぞれ診察台本体2の下面側における長手方向両端部近傍にそれぞれ配されるものであり、床面に接地し得る脚ベース4と、脚ベース4に対して略起立姿勢をとる脚支柱5とを備えたものである。なお、図2は診察台1を天地逆にした状態の要部拡大図であり、脚ベース4を省略したものである。
脚支柱5は、脚ベース4に下端部を固定した内側脚支柱要素51(固定脚支柱要素)と、診察台本体2に上端部を固定した外側脚支柱要素52(可動脚支柱要素)とをテレスコープ状に嵌合させたものである。
内側脚支柱要素51は、横断面視略四角形状を有する例えばアルミダイキャスト製のパイプ材である。この内側脚支柱要素51は横断面視における四隅に、内方に向かって湾曲させた湾曲部511を形成し、各湾曲部511の内面部から内方に向かって内側脚支柱要素51の長手方向に沿って延出する横断面視略部分円弧状の第1円筒部512を設け、この第1円筒部512の少なくとも下端部位にその内周面に雌ねじ部を形成している。
外側脚支柱要素52は、前記内側脚支柱要素51を外嵌し得る横断面視略四角形状を有する例えばアルミダイキャスト製のパイプ材である。この外側脚支柱要素52は横断面視における四隅に、部分円弧状のアール部521を形成し、このアール部521の内面部から内方に向かって外側脚支柱要素52の長手方向に沿って延出する横断面視略部分円弧状の第2円筒部522を設けている。この第2円筒部522の少なくとも上端部位にその内周面に雌ねじ部を形成している。なお、各外側脚支柱要素52を連結する連結部材53を、各外側脚支柱要素52の対向面部間に固着している。本実施形態では、連結部材53の各端部を外側脚支柱要素52の上端部側にねじ止め等により固定している。
これら内側脚支柱要素51と外側脚支柱要素52とを相互に嵌合させた状態において、外側脚支柱要素52の第2円筒部522が、内側脚支柱要素51の湾曲部511と外側脚支柱要素52のアール部521との間に介在するように設定している。また、各脚支柱要素(内側脚支柱要素51、外側脚支柱要素52)の所定部位に、合成樹脂素材からなるスペーサ5Sを取り付け、各脚支柱要素(内側脚支柱要素51、外側脚支柱要素52)のテレスコープ状のスライド移動を円滑に行えるようにしている。なお、外側脚支柱要素52に取り付けられるスペーサ5Sの外面部が、外側脚支柱要素52の外面部と略面一となるようにしている(図2参照)。
そして、内側脚支柱要素51に対する外側脚支柱要素52の嵌合度合いを調節する駆動部Mを外側脚支柱要素52側に設けている。具体的には、略円柱状をなす駆動部Mを、この駆動部Mの作用により脚支柱5内部で伸縮し得るガススプリング部Gの上端部にその長手方向に直交する方向(側方)に突出し得るように一体的に組み付け、ガススプリング部Gの上端部に固定される固定部材GFを、外側脚支柱要素52の上端部に取り付けている。なお、この取り付けは、固定部材GFに形成したねじ挿通孔と外側脚支柱要素52の第2円筒部522とを一致させて、ねじ挿通孔に挿入したねじを第2円筒部522の内周面に形成した雌ねじ部に螺合することにより行う。また、ガススプリング部Gの伸長部GP(ピストンロッド)の下端部に、内周面に雌ねじ部を有する取付孔GPaを形成し、この取付孔GPaを利用して、内側脚支柱要素51の下端部を蓋封する蓋封部材Kをガススプリング部Gの下端部に固定している。蓋封部材Kは、図2に示すように、内側脚支柱要素51の横断面視形状に対応する平面視寸法を有する薄板状のものであり、その四隅近傍にねじ挿通孔Kaを形成するとともに、ガススプリング部Gの取付孔GPaに対応する位置にねじ挿通孔Kbを形成し、これら各ねじ挿通孔Ka、Kbと内側脚支柱要素51の第1円筒部512又はガススプリング部Gの取付孔GPaとを一致させて、ねじ挿通孔Ka、Kbに挿入したねじを第1円筒部512の雌ねじ部又は取付孔GPaの雌ねじ部にそれぞれ螺合することにより、ガススプリング部Gと内側脚支柱要素51とを相互に関連付けている。なお、内側脚支柱要素51及び外側脚支柱要素52の上端部における一方の側面部に、駆動部M用の切欠を形成している。そして、固定部材GFを診察台本体2の下面側に前記補強フレーム21を利用してねじ止め等により固着するとともに、蓋封部材Kを次に説明する脚ベース4の脚ベース本体41にねじ止め等により固着している。なお、本実施形態では、駆動部Mを被覆し得る被覆部M1を診察台本体2の下面側にねじ止め等により固着している。
一方、脚ベース4は、床面に直接接地し且つ上方に開口する図示しない空洞部を有する脚ベース本体41と、脚ベース本体41の少なくとも空洞部を被覆するカバー体42とを備えたものである。
脚ベース本体41は、平面視略楕円形状をなす接地部と、接地部の外縁部から起立する起立部とを一体に有するものである。
カバー体42は、図3及び図4(図3は天地を逆にした脚体3の要部分解斜視図であり、図4は同底面図を模式的に示す図である)に示すように、脚ベース本体41の接地部を平面視において被覆し得る形状及び寸法を有するカバー体本体421と、カバー体本体421の外縁部から垂下する垂下部422とを一体に有する例えば合成樹脂製のものである。すなわちカバー体本体421が、本発明における「脚ベース4の上面部」に相当する。このカバー体本体421の略中央部に、前記外側脚支柱要素52の横断面視形状より僅かに大きい開口形状を有する第1開口部421aを形成し、診察台本体2を最下降位置に位置付けた場合に、外側脚支柱要素52の下端部52aがこの第1開口部421aを通過してカバー体本体421(脚ベース4の上面部)よりも下方に沈み込むように設定している。
しかして、この脚ベース4に、診察台本体2を最下降位置から所定距離上昇させた場合に第1開口部421aと内側脚支柱要素51の外面部51aとの間に形成される隙間4Sを閉塞し得る閉塞部43を設けている。
閉塞部43は、図3及び図4等に示すように、例えば合成樹脂素材から形成された概略薄板状のものであり、第1開口部421aの開口形状より若干大きな平面視形状及び寸法を有し、その中央部位に内側脚支柱要素51の横断面形状より若干大きい開口形状を有する第2開口部43aを形成するとともに、長手方向両端部にそれぞれ外方に向かって延出する延出部431を設けている。この閉塞部43は、カバー体42の下向面(カバー体本体421の下向面)側に設けられ、診察台本体2を最下降位置に位置付けた場合に外側脚支柱要素52の第1開口部421aへの挿入を許容する挿入許容位置(43y)と、診察台本体2を最下降位置から所定距離上昇させた場合に隙間4Sを閉塞し得る閉塞位置(43x)との間で移動し得るものであり、付勢部44によって閉塞位置(43x)に向かって付勢されている。
本実施形態では、付勢部44として、第1直線部441と、第1直線部441の両端部から略直角に屈曲させてなる第2直線部442と、各第2直線部442に設けたコイル部443とを一体に有する平面視略コ字状をなす一対のトーションスプリングを用いている。そして、各付勢部44を、カバー体本体421の下面側に設けた付勢部用取付部421bのボス部421b1に各付勢部44のコイル部443を外嵌するとともに、第1直線部441によって閉塞部43の延出部431をその下面側から押圧するようにしてカバー体42に取り付ける。この状態において、各付勢部44の第2直線部442が付勢部用取付部421bに設けた位置決め部421b2に収容され、付勢部44がカバー体42から不意に抜け外れないようにしている。
次に、図5(同図は、脚体3の要部断面を模式的に示す図を用いた作用説明図である)を参照して、上記構成を有する診察台1の使用方法及び作用について、特に閉塞部43の動作に着目して説明する。
先ず、診察台本体2を上昇させる場合、コントローラCを適宜操作することにより、駆動命令がコントローラCに接続された図示しない同期用コントロール部を経由して各脚体3の駆動部Mに伝達され、各ガススプリング部Gがその伸長部GPを伸長し、各外側脚支柱要素52が各内側脚支柱要素51に対して相対的に同期して上昇する。その結果、外側脚支柱要素52の下端部52aが内側脚支柱要素51の上端部と下端部との間における所定高さ位置に位置付けられる(同図(a)参照)。この状態において、脚ベース4に、内側脚支柱要素51の外面部51aと第1開口部421aとの間に隙間4Sが形成され得るが、付勢部44により閉塞位置(43x)に向かって付勢される閉塞部43が閉塞位置(43x)に位置付けられ、この閉塞部43により隙間4Sが平面視において閉塞される。この際の閉塞部43の具体的な作用については後述する。
一方、この状態から診察台本体2を最下降位置へ下降させる場合、コントローラCを適宜操作することにより、駆動命令が図示しない同期用コントロール部を経由して各脚体3の駆動部Mに伝達され、各ガススプリング部Gがその伸長部GPを縮小し、各外側脚支柱要素52が各内側脚支柱要素51に対して相対的に同期して下降する。そして、外側脚支柱要素52の下端部52aが前記隙間4Sに入り込む際に、外側脚支柱要素52の下端部52aが、閉塞部43のうち、第1開口部421aから表出している部位432(図4においてパターンを付して示す部位)に当接し、さらに、外側脚支柱要素52が下降すると、外側脚支柱要素52の下端部52aが、閉塞部43のうち、第1開口部421aから表出している部位を押圧し、閉塞部43が前記付勢部44の付勢力に抗して下方に沈み込み、外側脚支柱要素52の第1開口部421aへの挿入を許容する挿入許容位置(43y)に位置付けられる(同図(b)参照)。この際、閉塞部43のうち、第1開口部421aから表出している部位432が、外側脚支柱要素52の下端部52aに押圧され得る本発明の「受圧部」として機能する。この状態において、第1開口部421aの開口形状を外側脚支柱要素52の横断面形状に略対応させているため、脚ベース4に、図5(a)に示す程の隙間4Sは生じない。そして、挿入許容位置(43y)に位置付けられた閉塞部43は、付勢部44の付勢力により閉塞位置(43x)に向かう弾性力が蓄積された状態となる。
この状態において、コントローラCを適宜操作して最下降位置にある診察台本体2を所定の高さ位置まで上昇させた場合、外側脚支柱要素52が各内側脚支柱要素51に対して相対的に同期して上昇する。そして、外側脚支柱要素52の上昇移動に伴い、付勢部44に付勢された閉塞部43が上昇し、閉塞部43のうち、この閉塞部43と第1開口部421aとを相互に中心を合わせて重合させた場合に第1開口部421aと重合し得ない部位433(図4において前記受圧部432とは異なるパターンを付して示す部位)が、カバー体42の下向面部(カバー体本体421の下向面部)に当接し、閉塞部43のそれ以上の上昇移動が規制され、同時に、この閉塞部43が、前記隙間4Sを閉塞し得る閉塞位置(43x)に位置付けられる。このように、閉塞部43のうち、この閉塞部43と第1開口部421aとを相互に中心を合わせて重合させた場合に第1開口部421aと重合し得ない部位433(相互に投影させた場合に第1開口部421aからはみ出る部位)が、閉塞部43を閉塞位置(43x)に位置付けた場合にカバー体42の下向面に当接し得る本発明の「当接部」として機能する。これにより、閉塞部43が第1開口部421aから上方に抜け出ることを防止された状態で前記閉塞位置(43x)に位置付けられる。
このように、本実施形態に係る診察台1は、診察台本体2を支持し且つ昇降機構として機能する一対の脚体3を診察台本体2の長手方向両端部近傍にそれぞれ配しているため、診察台本体2の下面側における長手方向中央部位に単一の昇降機構を設ける態様と比較して、診察台本体2を最上昇位置に位置付けた場合に、これら脚体3によって診察台本体2と床面との間の下肢空間を不要に狭めることがなく、広い下肢空間を確保することができ、実用性に優れたものである。しかも、診察台本体2の両端部何れか一方に偏荷重が作用した場合等にも、各脚体3によって支持することにより診察台本体2が不安定な状態になるおそれをも有効に解消することができ、安定性に優れた昇降機能付きの診察台1となる。
特に、各脚体3が、床面に接地し得る脚ベース4と、脚ベース4に対して略起立姿勢をとる脚支柱5とを具備してなり、脚支柱5が、脚ベース4に下端部を固定した内側脚支柱要素51と、診察台本体2に上端部を固定した外側脚支柱要素52とをテレスコープ状に嵌合させたものであり、内側脚支柱要素51に対する外側脚支柱要素52の嵌合度合いを調節する駆動部Mを外側脚支柱要素52側に設けているため、リンク機構を脚支柱として機能させる態様と比べて脚支柱5の構造を簡略なものとすることができ、安定した動作を見栄えよく簡素に実現することが可能となる。しかも、駆動部Mを診察台本体2側に設ける態様となるため、脚ベース4側に駆動部Mを設ける態様と比較してやはり下肢空間を広く確保することができ、実用性に優れたものとなる。
また、本実施形態に係る脚体3は、診察台本体2を最下降位置に位置付けた場合に、外側脚支柱要素52の下端部が脚ベース4の上面部に形成した第1開口部421aを通過して脚ベース4の上面部よりも下方に沈み込むように設定し、脚ベース4に、診察台本体2を最下降位置から所定距離上昇させた場合に第1開口部421aと内側脚支柱要素51の外面部51aとの間に形成される隙間4Sを閉塞し得る閉塞部43を設けているため、外側脚支柱要素52が内側脚支柱要素51に対して昇降し得る態様であっても、診察台本体2を最下降位置から所定距離上昇させた場合に生じ得る隙間4Sを閉塞部43によって閉塞することができ、脚体3の外観を損なうことがない。
殊に、閉塞部43が、診察台本体2を最下降位置に位置付けた場合に外側脚支柱要素52の第1開口部421aへの挿入を許容する挿入許容位置(43y)と、診察台本体2を最下降位置から所定距離上昇させた場合に隙間4Sを閉塞し得る閉塞位置(43x)との間で移動し得るものであるため、閉塞部として脚体に着脱可能なキャップタイプのものを採用した場合と比較して、診察台本体2を昇降させる度に、逐一閉塞部を脚体から取り外す必要がなく、閉塞部43を診察台本体2の昇降動作に関連付けて挿入許容位置(43y)と閉塞位置(43x)との間で移動させることができ、好適である。
加えて、脚ベース4に、閉塞部43を閉塞位置(43x)に向かって付勢する付勢部44を設けているため、この付勢部44によって閉塞部43を確実に閉塞位置(43x)に位置付けることができる。しかも本実施形態では、一の閉塞部43に対して一対の付勢部44を用いているため、より確実に閉塞部43を閉塞位置(43x)に位置付けることができる上、各付勢部43としてトーションスプリングを用いているため、コストの削減にも資する。
さらに、閉塞部43が、内側脚支柱要素51の横断面形状より若干大きい開口形状を有する第2開口部43aと、診察台本体2を最下降位置へ移動させる際に付勢部44の付勢力に抗して外側脚支柱要素52の下端部52aに押圧され得る受圧部432とを備えたものであるため、内側脚支柱要素51を第2開口部43aに挿入した状態で、外側脚支柱要素52の内側脚支柱要素51に対する下降移動に対応して、閉塞部43の受圧部432が外側脚支柱要素52の下端部52aによって押圧されることにより、閉塞部43を閉塞位置(43x)から挿入許容位置(43y)へ簡単且つ的確に移動させることができる。
脚ベース4が、カバー体42に第1開口部421aを形成し、閉塞部43が、このカバー体42の下向面側から第1開口部421aに接離し得るものであるため、閉塞部43のうち、受圧部432以外の部位をカバー体42によって被覆することができ、脚体3の外観を損わない。
特に、閉塞部43に、閉塞位置(43x)に位置付けた場合にカバー体42の下向面に当接し得る当接部433を設けているため、この当接部433により閉塞部43がカバー体42から抜け出ることを防止することが可能である。
なお、本発明は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
例えば、本発明に係る診察台は、昇降機構として機能する一対の脚体を診察台本体の長手方向両端部近傍にそれぞれ配するものであればよく、各脚体の脚支柱としてリンク機構を用いた昇降機構を適用しても構わない。また、診察台本体を、機械的に昇降させる態様であってもよい。
また、本実施形態に係る脚体は、昇降可能なベッド本体を備えたベッド又は昇降可能な天板を備えた机等の家具にも好適に適用することができる。
さらに、閉塞部として、脚ベースに着脱可能なキャップタイプのものを適用してもよい。
また、閉塞部の挿入許容位置と閉塞位置との移動は、昇降移動に限らず、例えば前後方向又は左右方向に沿ったスライド移動、或いは鉛直方向又は水平方向の回動であっても構わない。また、閉塞部の挿入許容位置と閉塞位置との移動をより的確且つスムーズに行えるように、脚ベースに閉塞部の挿入許容位置と閉塞位置との移動を案内するガイド部を設けてもよい。加えて、閉塞部の挿入位置と閉塞位置との移動を、外側脚支柱要素の高さ位置を感知するセンサ等の作動をきっかけに行うようにしても構わない。
また、付勢部として、トーションスプリング以外のバネ又はゴム等の弾性体を採用してもよい。さらに、閉塞部又は付勢部の何れか一方又は両方に、これら閉塞部と付勢部との相対位置を位置決めする位置決め部を設けてもよい。これにより、閉塞部の移動に伴って閉塞部と付勢部との相対位置が変位し、隙間を好適に閉塞することができないという不具合を有効に解消することができる。
また、受圧部や当接部を閉塞部のどの部位に設けるか(設定するか)についても適宜調整して構わない。
また、図6(図5に対応させて示す図)に示すように、閉塞部A43が、略薄板状の閉塞部本体A43Hと、隙間4Sを閉塞し得る閉塞位置(A43x)に位置付けた場合に生じるカバー体42の上面部と閉塞部本体A43Hとの段差を解消し得る段差解消部A43Dとを備えたものであってもよい。このようなものであれば、同図(a)に示すように、段差解消部A43Dによりカバー体42の上面部と閉塞部本体A43Hとの段差を解消し、脚体3の外観をより良好なものとすることができる。なお、同変形例においては、段差解消部A43Dを、閉塞部本体A43Hよりも上方に突出するように厚み寸法を大きくした部位により形成している。なお、閉塞部は、段差解消部と閉塞部本体とを一体に有するものに限らず、段差解消部と閉塞部本体とを一体的に設けたものであってもよい。段差解消部を設けた場合、この段差解消部を、外側脚支柱要素の下端部に押圧され得る「受圧部」として機能させることも可能である(同図(b)参照)。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態に係る診察台の全体概略図。 同実施形態における要部を底面側から見た概略図。 同実施形態における脚体の要部分解斜視図。 同実施形態における脚体の要部底面図を模式的に示す図。 作用説明図。 同実施形態の一変形例に係る脚体を図5に対応させて示す図。
符号の説明
1…診察台
2…診察台本体(昇降台本体)
3…脚体
4…脚ベース
41…脚ベース本体
42…カバー体
421a…第1開口部
43、A43…閉塞部
432…受圧部
433…当接部
43a、A43a…第2開口部
(43x)、(A43x)…閉塞位置
(43y)、(A43y)…挿入許容位置
A43H…閉塞部本体
A43D…段差解消部
44…付勢部
4S…隙間
5…脚支柱
51…内側脚支柱要素
52…外側脚支柱要素
M…駆動部

Claims (8)

  1. 昇降可能な昇降台本体を支持する脚体であって、
    床面に接地し得る脚ベースと、当該脚ベースに対して略起立姿勢をとる脚支柱とを具備してなり、
    前記脚支柱が、前記脚ベースに下端部を固定した内側脚支柱要素と、前記昇降台本体に上端部を固定した外側脚支柱要素とをテレスコープ状に嵌合させたものであり、
    前記昇降台本体を最下降位置に位置付けた場合に、前記外側脚支柱要素の下端部が前記脚ベースの上面部に形成した第1開口部を通過して前記脚ベースの上面部よりも下方に沈み込むように設定し、
    前記脚ベースに、前記昇降台本体を最下降位置から前記外側脚支柱要素の下端部が前記脚ベースの上面部よりも上方の高さに位置づけられるよう所定距離上昇させた場合に前記第1開口部と前記内側脚支柱要素の下端部の外面部との間に形成される隙間を閉塞し得る閉塞部を設けていることを特徴とする脚体。
  2. 前記閉塞部が、前記昇降台本体を最下降位置に位置付けた場合に前記外側脚支柱要素の前記第1開口部への挿入を許容する挿入許容位置と、前記昇降台本体を最下降位置から前記所定距離上昇させた場合に前記隙間を閉塞し得る前記脚ベースの上面部に略等しい高さの閉塞位置との間で移動し得るものである請求項1記載の脚体。
  3. 前記閉塞部は、前記第1開口部の開口形状より大きな平面視形状及び寸法を有し、第1開口部よりも外方に向かって延出する延出部を設けたものであり、
    前記脚ベースの下面側に取り付けられ、前記閉塞部の延出部をその下面側から押圧するようにして当該閉塞部を前記閉塞位置に向かって付勢する付勢部を設けている請求項2記載の脚体。
  4. 前記閉塞部が、前記内側脚支柱要素の横断面形状より若干大きい開口形状を有しその内に内側脚支柱要素が挿入される第2開口部と、第2開口部の周囲にあって前記第1開口部と平面視重なり合い前記昇降台本体を最下降位置へ移動させる際に前記付勢部の付勢力に抗して前記外側脚支柱要素の下端部に押圧され得る受圧部とを備えたものである請求項3記載の脚体。
  5. 前記脚ベースが、床面に直接接地する脚ベース本体と、当該脚ベース本体の接地部を平面視において被覆し得る形状及び寸法を有するカバー体とを備えたものであり、
    前記脚ベース本体と前記カバー体との間に空間が存在し、
    前記カバー体に前記第1開口部を形成し、
    前記閉塞部が、当該カバー体の下向面側から前記第1開口部に接離し得るものである請求項1、2、3又は4記載の脚体。
  6. 前記閉塞部前記隙間を閉塞し得る閉塞位置に位置付けた場合に前記カバー体の下向面に当接し得る当接部を、当該閉塞部に設けている請求項5記載の脚体。
  7. 前記閉塞部が、略薄板状の閉塞部本体と、前記隙間を閉塞し得る閉塞位置に位置付けた場合に生じる前記カバー体の上面部と前記閉塞部本体との段差を解消し得る段差解消部とを備えたものである請求項5又は6記載の脚体。
  8. 請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の脚体を用いてなるものであって、
    前記脚体が支持する昇降台本体を診察時に患者が横たわることが可能な診察台本体とし、一対の脚体を当該診察台本体の長手方向両端部近傍にそれぞれ配するとともに、各脚体を同期して伸縮させることにより診察台本体を昇降させる診察台。
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