JP5561767B2 - 照明装置および点灯制御方法 - Google Patents

照明装置および点灯制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、照明装置および点灯制御方法に関する。
有機EL(Electro Luminescence)素子を発光素子として用いた照明装置の開発が行われている。有機EL素子は、駆動時間(発光時間)が長くなると、寿命が短くなる特性を有している。
複数の有機EL素子を用いた照明装置の発光量を変化させる場合に、全ての有機EL素子の発光量が一律に変化する照明装置がある。この照明装置では、全ての有機EL素子のうち一部の有機EL素子の発光により、必要な発光量が得られるような場合にも、全ての有機EL素子が発光することとなり、全ての有機EL素子の寿命が短くなってしまう。
特許文献1には、複数の有機EL素子を用いた装置が記載されている。特許文献1に記載の装置では、コントローラが、有機EL素子ごとに、有機EL素子の調光を制御する。このため、特定の発光量で点灯させる場合には、複数の有機EL素子のうち一部の有機EL素子のみを選択して発光させることにより、必要な発光量を確保することができる。
特開2009−266804号公報(図1)
特許文献1に記載の装置では、特定の発光量で点灯させる状況で、一部の有機EL素子のみが固定的に選択されて発光する場合、一部の有機EL素子は、他の有機EL素子に比べて、発光時間が長くなり、寿命が短くなる。このため、照明装置では、一部の発光素子の寿命が、他の発光素子に比べて極端に短くなってしまう場合があるという問題があった。
本発明の目的は、上記した課題を解決する照明装置および点灯制御方法を提供することにある。
本発明の照明装置は、駆動電力を生成する電力生成手段と、前記駆動電力が供給されたときに発光する複数の発光手段と、前記複数の発光手段のうち第1発光手段に前記駆動電力を供給するとともに、他の発光手段への前記駆動電力の供給を抑制する供給手段と、前記複数の発光手段の劣化量を測定する測定手段と、前記第1発光手段の劣化量が閾値を超える場合には、前記他の発光手段のうちの第2発光手段に前記駆動電力を供給するとともに、前記第1発光手段への前記駆動電力の供給を抑制するように前記供給手段を制御する制御手段と、を含む。
本発明の点灯制御方法は、駆動電力を生成する電力生成手段と、前記駆動電力が供給されたときに発光する複数の発光手段と、を含む照明装置であって、前記複数の発光手段のうち第1発光手段に前記駆動電力を供給するとともに、他の発光手段への前記駆動電力の供給を抑制する供給ステップと、前記複数の発光手段の劣化量を測定する測定ステップと、前記第1発光手段の劣化量が閾値を超えるときは、前記他の発光手段のうちの第2発光手段に前記駆動電力を供給するとともに、前記第1発光手段への前記駆動電力の供給を抑制するように制御する制御ステップと、を有する。
本発明によれば、照明装置の発光素子の寿命を長くすることが可能になる。
本実施形態における照明装置100の構成例を示すブロック図である。 点灯制御方法の処理手順を示すフローチャートである。 本実施形態における照明装置100の変形例を示すブロック図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態における照明装置の構成例を示すブロック図である。
照明装置100は、一定の照度で点灯する点灯モードを有する照明器具である。この点灯モードとしては、就寝時などに僅かな明かりで点灯する常夜球モードや非常モードなどがある。
本実施形態では、照明装置100は、常夜球モードを有し、常夜球モードのコマンドとして、所定発光量を指示する所定指示情報(以下「常夜球情報」と称する。)を、使用者の操作により受け付けると、低照度で点灯する。また、照明装置100は、常夜球情報と異なる情報を受け付ける。常夜球情報と異なる情報として、例えば、所定発光量よりも大きい発光量を指示する特定指示情報や、点灯を停止する停止情報などが挙げられる。
照明装置100は、発光部110および120と、電源回路130と、供給先切替部140と、カウンタ150と、制御部160と、を備える。
発光部110および120の各々は、一般的に、第1発光手段、第2発光手段または他の発光手段と呼ぶことができる。
発光部110および120は、電源回路130により生成される電力(以下「駆動電力」と称する。)が供給されたときに発光する。発光部110および120の各々は、複数の発光素子により構成される。
本実施形態では、発光部110は、発光素子111から113により構成される。発光部120は、発光素子121から123により構成される。発光素子111から113および121から123の各々は、有機EL素子であり、OLED(Organic Light-Emitting Diode:有機発光ダイオード)またはOLED素子により実現される。
有機EL素子は、発光時間が長くなるほど、有機EL素子の劣化度合いを示す劣化量が大きくなる。このため、有機EL素子は、発光時間が長くなると、寿命が短くなる特性を有している。また、有機EL素子は、発光時における有機EL素子の周辺の湿度が高くなるほど、劣化量も大きくなる。さらに、有機EL素子は、湿度が高いときには、温度が高くなるにつれて劣化量が高くなる。
発光素子111から113および121から123の各々は、供給先切替部140から駆動電力の供給を受けたときに発光する。発光素子111から113および121から123の各々は、駆動電力が大きくなるにつれて、発光量が大きくなる。
電源回路130は、一般的に電力生成手段と呼ぶことができる。
電源回路130は、発光部110または120を発光させるための駆動電力を生成する。
本実施形態では、電源回路130は、制御部160の制御に従って、発光部110または120に供給される駆動電力を生成する。電源回路130は、商用電源の電源電圧を、一定の直流電圧に変換する。電源回路130は、例えば、商用電源の電源電圧を全波整流して、その全波整流された電圧を、一定の直流電圧に変換する。
また、電源回路130は、制御部160から、駆動電力の大きさを制御するための制御信号としてパルス幅変調信号を受け付けると、そのパルス幅変調信号に基づいて一定の直流電圧にパルス幅変調を施す。
電源回路130は、例えば、常夜球モード時に生成される常夜球情報に対応するパルス変調信号を受け付けると、発光部110または120に供給する直流電圧の単位時間あたりの供給時間を、予め定められた時間に設定する。また、電源回路130は、特定指示情報に対応するパルス変調信号を受け付けると、常夜球モード時に比べて、単位時間あたりの直流電圧の供給時間を長くする。
あるいは、電源回路130は、制御部160から、駆動電力の大きさを制御するための制御信号として、電圧振幅信号を受け付けると、その電圧振幅信号に応じて直流電圧の振幅を変化させる。電源回路130は、例えば、常夜球モード時に生成される常夜球情報に対応する電圧振幅信号を受け付けると、一定の周期で発光部110または120に供給する直流電圧の振幅(大きさ)を、予め定められた電圧の大きさに設定する。また、電源回路130は、特定指示情報に対応するパルス変調信号を受け付けると、常夜球モードに比べて、直流電圧を大きくする。
供給先切替部140は、一般的に供給手段と呼ぶことができる。
供給先切替部140は、発光部110または120のうち第1発光部(例えば、発光部110)に駆動電力を供給するとともに、他の発光部のうちの第2発光部(例えば、発光部120)への駆動電力の供給を抑制する。また、供給先切替部140は、特定指示情報が受け付けられた場合には、発光部110および120のそれぞれに駆動電力を供給する。
本実施形態では、供給先切替部140は、電気的または機械的なスイッチングによって、電力供給先を変更・選択する。供給先切替部140は、常夜球情報が受け付けられた場合には、発光部110または120のうち一方を示す切替信号を、制御信号として制御部160から受け付ける。供給先切替部140は、切替信号を受け付けると、その切替信号に示される発光部に駆動電力を供給する。
カウンタ150は、一般的に測定手段と呼ぶことができる。
カウンタ150は、発光部110または120の発光時間(駆動時間)を、劣化量としてそれぞれ測定する。本実施形態では、カウンタ150は、カウントの開始を指示する起動信号を制御部160から受け付けると、カウントアップ(発光時間の測定)を開始する。
また、カウンタ150は、カウントの停止を指示する停止信号を制御部160から受け付けると、カウントアップを停止する。そして、カウンタ150は、そのカウント値を、制御部160に出力する。カウンタ150として、例えば、デジタルカウンタや抵抗・コンデンサを用いたアナログ回路などが用いられてもよい。
制御部160は、一般的に制御手段と呼ぶことができる。
制御部160は、カウンタ150にて測定された第1発光部(例えば、発光部110)の劣化量が閾値(以下「切替閾値」と称する。)を超える場合には、第2発光部(例えば、発光部120)に駆動電力を供給するとともに、第1発光部への駆動電力の供給を抑制するように供給先切替部140を制御する。
本実施形態では、制御部160は、電源回路130、供給先切替部140およびカウンタ150の各々を制御する。制御部160は、使用者の操作によって生成される常夜球情報、または、常夜球情報と異なる情報を受け付ける。
制御部160は、発光部110および120の調光を制御する。制御部160は、使用者の操作によって生成される常夜球情報を受け付けると、常夜球モードに対応するパルス変調信号または電圧振幅信号を電源回路130に供給するとともに、発光部110または120のいずれか一方を示す切替信号を供給先切替部140に供給する。
また、制御部160は、カウンタ150を用いて、常夜球モード時の発光部110または120の発光時間を測定する。制御部160は、常夜球情報を受け付けると、カウンタ150に起動信号を供給する。
また、制御部160は、常夜球情報を受け付けた後、常夜球情報と異なる情報を受け付けると、カウンタ150に停止信号を供給する。そして、制御部160は、カウンタ150から出力されたカウント値を、劣化量として受け付ける。このカウント値は、制御部160に保持される。
また、制御部160は、常夜球情報を受け付けたときは、一定の条件に基づいて、発光部110または120のうち、いずれか一方を、電力供給先として選択する。本実施形態では、制御部160は、保持しているカウント値が、予め定められた切替閾値を超えているか否かを一定の条件として、発光部を選択する。なお、切替閾値は、制御部160に予め保持されている。
具体的には、制御部160は、常夜球情報を受け付けたときに、発光部110または120の発光時間を示すカウント値と、切替閾値と、を比較する。
制御部160は、例えば、第1発光部の発光時間を示すカウント値が、切替閾値を超えている場合には、駆動電力の供給先を、第1発光部(例えば、発光部110)から第2発光部(例えば、発光部120)に切り替えるように供給先切替部140を制御する。このため、制御部160は、第1発光部のカウント値が、切替閾値を超えている場合には、第2発光部を示す切替信号を、供給先切替部140に供給する。
さらに、制御部160は、第1発光部のカウント値が、切替閾値を超えている場合には、カウンタ150のカウント値をリセットした後に、起動信号を出力する。これにより、カウンタ150は、第2発光部の発光時間の測定を開始する。
一方、制御部160は、第1発光部のカウント値が、切替閾値を超えていない場合には、発光部の切替えを行うことなく、第1発光部を示す切替信号を、供給先切替部140に供給する。
また、制御部160は、特定指定情報を受け付けると、発光部110および120の両者に駆動電力を供給するように、供給先切替部140を制御する。このため、制御部160は、特定指定情報を受け付けると、発光部110および120の両者を示す切替信号を、供給先切替部140に供給する。
次に、照明装置100の動作について説明する。
図2は、照明装置100における点灯制御方法の処理手順例を示すフローチャートである。
まず、制御部160は、使用者の操作によって生成された常夜球情報を受け付ける(ステップS901)。制御部160が、常夜球情報を受け付けると、制御部160は、保持しているカウンタ150の出力値が、切替閾値を超えているか否かを判断する(ステップS902)。
制御部160は、出力値が切替閾値を超えていない場合には、電力供給先の切替えを行うことなく、一方の発光部に駆動電力を供給するとともに、他方の発光部への駆動電力の供給を抑制する(ステップS905)。
一方、制御部160は、出力値が切替閾値を超えている場合には、他方の発光部に駆動電力を供給するとともに、一方の発光部への駆動電力の供給を抑制するように供給先切替部140を制御する(ステップS903)。さらに、制御部160は、カウンタ150をリセットする。
ステップS905またはS903の処理後、制御部160は、駆動電力が供給されている発光部の駆動時間(発光時間)を測定するために、カウンタ150に起動信号を供給する(ステップS904)。そして、制御部160は、常夜球情報と異なる情報を受け付けると、カウンタ150に停止信号を供給し、カウンタ150の出力値を保持して、点灯制御方法の処理手順が終了する。
本実施形態によれば、照明装置100が、複数の発光部110および120を有し、供給先切替部140が、第1発光部(例えば、発光部110)に駆動電力を供給するとともに、他の発光部のうち第2発光部(例えば、発光部120)への駆動電力の供給を抑制する。
このため、照明装置100は、第1発光部の発光により、所定発光量で点灯することができる。また、照明装置100は、第2発光部が発光しないことから、第1発光部に比べて、第2発光部の劣化量が小さくなるため、第2発光部の寿命を延ばすことができる。したがって、照明装置100は、全ての発光部110および120を発光させる場合に比べて、第2発光部の寿命を長くすることができる。
さらに、本実施形態では、カウンタ150が、複数の発光部110および120の発光時間を劣化量として測定する。また、制御部160が、第1発光手段(例えば、発光部110)の劣化量が閾値を超えるときは、第2発光部(例えば、発光部120)に駆動電力を供給するとともに、第1発光部(例えば、発光部110)への駆動電力の供給を抑制するように、供給先切替部140を制御する。
このため、照明装置100は、第1発光部の劣化量が、第2発光部に比べて極端に大きくなることを抑制することができる。よって、照明装置100は、第1発光部および第2発光部の両者の劣化量の偏りを抑制することができ、一部の発光素子の寿命のみが極端に短くなることを防止することができる。
したがって、照明装置100は、全ての発光部110および120を発光させる場合に比べて、発光部110および12の両者の劣化量を小さくすることができるため、両者の寿命を長くすることができる。
また、本実施形態では、発光部110および120の各々が、有機EL素子により構成されることによって、発光部110および120を低電圧で駆動することができ、かつ、発光部110および120の膜厚を薄くすることができる。
また、本実施形態では、制御部160が、第2発光部(例えば、発光部120)の劣化量が閾値を超える場合には、第1発光部(例えば、発光部110)に駆動電力を供給するとともに、第2発光部への駆動電力の供給を抑制するように供給先切替部140を制御する。
このため、照明装置100は、電力供給先を、第1発光部と第2発光部とに交互に切り替えることができ、第1発光部の劣化量と第2発光部の劣化量との差分を定常的に小さくすることができる。
また、本実施形態では、制御部160が、所定指示情報を受け付けると、供給先切替部140に、第1発光部に駆動電力を供給するとともに他の発光部への駆動電力の供給を抑制する動作を行わせ、第1発光部の劣化量が閾値を超える場合には、第2発光部に駆動電力を供給するとともに第1発光部への駆動電力の供給を抑制し、また、所定指示情報と異なる特定指示情報を受け付けると、複数の発光部に駆動電力をそれぞれ供給するように供給先切替部140を制御する。
このため、照明装置100は、発光部110または120の一方だけでは得られない発光量を指示する特定指示情報を受け付けた場合に、発光部110および120の両者を駆動させることによって、必要な発光量を確保することができる。
次に、照明装置100の変形例について説明する。
図3は、照明装置100の変形例を示すブロック図である。
照明装置200は、図1に示した照明装置100の変形例である。照明装置200は、カウンタ150および制御部160に代えて、測定部250および制御部260を備えている。また、発光部110、発光部120、電源回路130および供給先切替部140は、図1に示した構成と同様のものであるため、図1と同一符号を付してここでの説明を省略する。
測定部250は、一般的に測定手段と呼ぶことができる。
測定部250は、発光部110および120の発光時間と、照明装置200の近傍の湿度または温度と、に基づいて、発光部110および120の劣化量を測定する。測定部250は、カウンタ251と、環境検出部252と、算出部253と、を備える。
カウンタ251は、一般的に計測手段と呼ぶことができる。
カウンタ251は、発光部110および120の発光時間をそれぞれ計測する。カウンタ251は、図1に示したカウンタ150と同様の構成である。カウンタ251は、制御部260から起動信号を受け付けると、発光部110または120の発光時間の計測を開始する。カウンタ251は、制御部260から停止信号を受け付けると、発光時間の計測を停止してカウント値を算出部253に出力する。
環境検出部252は、一般的に検出手段と呼ぶことができる。
環境検出部252は、照明装置200の近傍の湿度または温度を検出する。環境検出部252は、例えば、湿度センサまたは温度センサにより実現される。環境検出部252は、検出結果を、算出部253に出力する。
算出部253は、一般的に算出手段と呼ぶことができる。
算出部253は、カウンタ251にて計測された発光時間と、環境検出部252での検出結果とに基づいて、発光部110または120の劣化量を算出する。
本実施形態では、算出部253は、発光素子の周辺の湿度および温度と、発光素子の劣化率と、の関係を示すテーブル情報を予め保持する。テーブル情報は、湿度が高くなるにつれて劣化率が高くなる。また、湿度の高い範囲では、温度が高くなるにつれて劣化率が高くなる。なお、テーブル情報は、例えば、サンプルの発光素子の特性を測定し、その測定結果に基づいて生成される。
また、算出部253は、テーブル情報を参照し、環境検出部252での検出結果に基づいて劣化率を特定し、その特定された劣化率を、カウンタ251の出力値に乗算して、その乗算値を、劣化量として制御部260に供給する。
制御部260は、一般的に制御手段と呼ぶことができる。
制御部260は、算出部253にて算出された第1発光部(例えば、発光部110)の劣化量が切替閾値を超える場合には、第2発光部(例えば、発光部120)に駆動電力を供給するとともに、第1発光部への駆動電力の供給を抑制するように供給先切替部140を制御する。制御部260の他の動作は、図1に示した制御部160と同様のものである。
本実施形態における照明装置200では、カウンタ251が、発光部110および120の発光時間を計測し、環境検出部252が、照明装置200の周辺の湿度または温度を検出する。また、算出部253が、環境検出部252での検出結果と、カウンタ251で計測された発光時間と、に基づいて劣化量を算出する。
このため、計測部250は、発光時における温度または湿度に応じて変化する発光部110または120の劣化度合いを考慮して、発光部110および120の劣化量を精度良く算出することができる。よって、照明装置200は、第1発光部の寿命と、第2発光部の寿命と、をより正確に推定できるため、第1発光部と第2発光部との寿命のばらつきを、より低減することができる。
なお、本実施形態では、常夜球モードにおいて2つの発光部110および120のうち一方の発光部に駆動電力を供給する例について説明したが、3つ以上の発光部のうち1つの発光部に駆動電力を供給するようにしてもよい。この場合、照明装置は、例えば、発光部110および120に加えて第3発光部(第3発光手段)と、各発光手段の発光時間(劣化量)をそれぞれ測定するカウンタと、を有する。また、照明装置は、発光部110および120の発光時間が切替閾値をそれぞれ超えるときは、制御部160が、第3発光部に駆動電力を供給するとともに、発光部110および120への駆動電力の供給を抑制するように制御する。すなわち、制御部160は、発光部110および120の発光時間が切替閾値をそれぞれ超えるとき、発光時間が最も短い発光部に駆動電力を供給し、他の発光部への駆動電力の供給を抑制するための切替信号を、供給先切替部140に供給する。
また、本実施形態では、制御部160が、カウント値と切替閾値とに基づいて電力供給先を切り替える例について説明したが、常夜球情報を受け付けるたびに、電力供給先を切り替えるようにしてもよい。
また、本実施形態では、発光部110および120の発光素子が有機EL素子により構成される例について説明したが、発光素子として白熱灯や蛍光灯などが用いられてもよい。白熱灯や蛍光灯なども発光時間により寿命が短くなることから、常夜球モードにおいて、発光部110および120への電力供給を交互に切り替えることにより、発光素子の寿命をより長くすることができる。
以上説明した実施形態において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
100、200 照明装置
110、120 発光部
130 電源回路
140 供給先切替部
150、251 カウンタ
160、260 制御部
250 測定部
252 環境検出部
253 算出部

Claims (8)

  1. 駆動電力を生成する電力生成手段と、
    前記駆動電力が供給されたときに発光する複数の発光手段と、
    前記複数の発光手段のうち第1発光手段に前記駆動電力を供給するとともに、他の発光手段への前記駆動電力の供給を抑制する供給手段と、
    前記複数の発光手段の劣化量を測定する測定手段と、
    前記第1発光手段の劣化量が閾値を超える場合には、前記他の発光手段のうちの第2発光手段に前記駆動電力を供給するとともに、前記第1発光手段への前記駆動電力の供給を抑制するように前記供給手段を制御する制御手段と、を含み、
    前記制御手段は、所定指示情報を受け付けると、前記供給手段に、前記第1発光手段に前記駆動電力を供給するとともに前記他の発光手段への前記駆動電力の供給を抑制する動作を行わせ、前記第1発光手段の劣化量が前記閾値を超える場合には、前記第2発光手段に前記駆動電力を供給するとともに前記第1発光手段への前記駆動電力の供給を抑制し、また、前記所定指示情報と異なる特定指示情報を受け付けると、前記複数の発光手段に前記駆動電力をそれぞれ供給するように前記供給手段を制御する、照明装置。
  2. 請求項1に記載の照明装置において、
    前記測定手段は、前記劣化量として前記複数の発光手段の発光時間を測定する、照明装置。
  3. 請求項1に記載の照明装置において、
    前記測定手段は、
    前記複数の発光手段の発光時間を計測する計測手段と、
    前記照明装置の近傍の湿度または温度を検出する検出手段と、
    前記計測手段にて計測された発光時間と、前記検出手段での検出結果と、に基づいて、前記劣化量を算出する算出手段と、を含む照明装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の照明装置において、
    前記複数の発光部のそれぞれは、有機EL素子により構成される、照明装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の照明装置において、
    前記複数の発光手段は、前記第1発光手段と前記第2発光手段とからなり、
    前記制御手段は、前記第2発光手段の劣化量が前記閾値を超える場合には、前記第1発光手段に前記駆動電力を供給するとともに、前記第2発光手段への前記駆動電力の供給を抑制するように前記供給手段を制御する、照明装置。
  6. 請求項1から4のいずれか1項に記載の照明装置において、
    前記制御手段は、前記第2発光手段の劣化量が前記閾値を超える場合には、前記他の発光手段のうちの第3発光手段に前記駆動電力を供給するとともに、前記第2発光手段への前記駆動電力の供給を抑制するように前記供給手段を制御する、照明装置。
  7. 駆動電力を生成する電力生成手段と、前記駆動電力が供給されたときに発光する複数の発光手段と、を含む照明装置が行う点灯制御方法であって、
    所定指示情報を受け付けた時に行う第1ステップと、
    前記所定指示情報と異なる特定指示情報を受け付け付けた時に行う第2ステップと、を有し、
    前記第1ステップでは、
    前記複数の発光手段のうち第1発光手段に前記駆動電力を供給するとともに、他の発光手段への前記駆動電力の供給を抑制し、
    前記複数の発光手段の劣化量を測定し、
    前記第1発光手段の劣化量が閾値を超える場合には、前記他の発光手段のうちの第2発光手段に前記駆動電力を供給するとともに、前記第1発光手段への前記駆動電力の供給を抑制し、
    前記第2ステップでは、
    前記複数の発光手段に前記駆動電力をそれぞれ供給する、点灯制御方法。
  8. 請求項に記載の制御方法において、
    前記測定ステップでは、前記劣化量として前記複数の発光手段の発光時間を測定する、点灯制御方法。
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