JP5560100B2 - シングル記録方式に用いる磁気ヘッドおよび磁気ディスクドライブ - Google Patents
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Description
このとき、センサ部の膜面方向は、磁気シールド間のギャップと同方向に傾斜して形成されていても良いし、クロストラック方向に形成されていても良い。
また、磁気シールド間のギャップは湾曲させて形成されても良いが、直線的に傾斜させて形成されても良い。
磁気シールド間のギャップが実効記録トラックにおけるビット間転移の湾曲形状に近づくことによって、磁気シールド間のギャップがクロストラック方向に平行な従来の再生ヘッドに比べて、シングル記録における非対称な転移湾曲による信号分解能の劣化やSN比の低下を抑制することができ、ビット誤り率を低下させることができる。
本発明の磁気ディスクドライブにおいて、前記磁気ヘッドを傾斜させるアクチュエーターは、圧電素子からなり、前記磁気ヘッドは、前記圧電素子を介して、ヘッドスライダーに取り付けられており、再生時において、前記圧電素子に電圧を印加して寸法を変化させることにより、前記再生ヘッドのシールド間のギャップの長手方向が、クロストラック方向から傾斜するように構成してもよい。
また、本発明の磁気ディスクドライブにおいて、前記磁気ヘッドを傾斜させるアクチュエーターは、圧電素子からなり、前記ヘッドスライダーはヘッドサスペンションに搭載されており、前記ヘッドサスペンションは、前記圧電素子を介して、取り付けられており、再生時において、前記圧電素子に電圧を印加して寸法を変化させることにより、前記再生ヘッドのシールド間のギャップの長手方向が、クロストラック方向から傾斜するように構成してもよい。
この場合も、転移湾曲による信号分解能の低減やSN比の低減を抑制することができビット誤り率を低下させることができる。
また、特にθを転移湾曲の平均角度αの1.0倍から1.6倍とするときに、従来構造に比べて、最もビット誤り率の低減の効果が高くなる。
磁化固定層5 および 磁化自由層7 は、CoFe合金やNiFe合金の積層膜から形成しているが、CoFeB合金やCoMnGeホイスラー合金、CoMnSiホイスラー合金、CoCrAlホイスラー合金、CoFeAl合金の単層膜、あるいはこれらを組み合わせた積層膜を用いてもよい。
非磁性中間層6は、トンネル磁気抵抗効果発生させるためにMgOを用いたが、アルミナ、チタン酸化物を用いてもよい。あるいは巨大磁気抵抗効果を発生させるために、CuやAu、Ag、あるいはこれらの合金を用いてもよい。
また、磁化固定層5は、1層の磁性層からなる構成でもよいし、磁化を反平行に結合させる結合層を挟んだ複数の磁性層からなる構成でも、本発明の主旨に反するものではない。
ここで反強磁性層4は、磁化固定層5の磁化を実質的に固定するための交換結合バイアスを印加するものであって、直接磁化固定層に密着して形成するか、あるいは間接的に磁気的結合を経て効果をもたらしてもよい。あるいは反強磁性層の替わりに他のバイアス印加手段、例えば、硬磁性膜の残留磁化を用いたり、電流バイアスを用いたりしてもよい。
センサのクロストラック方向の両側には、バイアス層9が設けられている。バイアス層9と磁化自由層7との間には、非磁性体10を形成する。バイアス層9から印加される磁場によって磁化自由層7は磁区制御され、感知すべき磁場に対して所望の利用率で動作する。
記録媒体からの信号磁界の向きによって磁化自由層7の磁化方向が変化して磁化固定層5の磁化との相対角度が変化すると、トンネル磁気抵抗効果によりセンサ1の抵抗が変化することによって、記録媒体に記録されている情報を再生することができる。
図3の縦軸は、ある磁気シールドギャップの傾斜角度θにおけるビット誤り率と、傾斜角度0度(=従来の構造)におけるビット誤り率の差分を対数表示で示したものである。負に大きいほどビット誤り率は低く、性能が良いことを示している。例えば、-0.1というのは10-0.1だけビット誤り率が低いことを意味している。ここでは、一例として、単一の記録パターンの幅MWWが100 nmで、その記録パターンのうち、端部の25 nmを隣接トラックで上書きし、実効的な記録トラック幅MWWsが75nmの場合の結果を示している。また、単一の記録パターンの転移湾曲の大きさCは10 nmである。また、実効記録トラックの転移湾曲の平均角度αは10度である。
磁気シールドの傾斜角度θを0度(従来構造)から、転移湾曲に沿った方向に傾斜させていくと、ビット誤り率は低下していき、およそ12度で極小値をとる。そこからさらに傾斜させると誤り率は次第に劣化し、22度以上になると、従来構造(傾斜角度0度)よりも劣化する。
このように、シングル記録方式において再生ヘッドの磁気シールドを傾斜させる、すなわち磁気シールド間のギャップの角度を媒体上の記録パターンに近づけることによって、ビット誤り率を低減することが可能である。ただし、図3に示すように、傾斜角度0度の従来構造に比べてビット誤り率が低下する傾斜角度の範囲θgainが存在し、ある角度以上傾斜させるとビット誤り率は増加してしまう。
図4に示すように、記録媒体面内において、ダウントラック方向(記録トラックの長手方向 = ヘッド進行方向)をy、クロストラック方向(トラックを横切る方向 = ダウントラック方向に垂直な方向)をxとする。ダウントラック方向のビットの転移位置は湾曲している。
記録トラック幅をクロストラック方向に十分に細かくn等分し、そのときのx方向の位置をそれぞれ、x1、x2、・・・、xi、・・・、xnとし、各xに対応するy方向の位置をy1、y2、・・・、yi、・・・ynとする。あるクロストラック位置xiにおける転移位置yiにおいて転移湾曲に沿った接線を引き、その接線とy = 0の直線とのなす角を角度αiとする。記録トラック幅の端から端まで(i = 1からnまで) 角度αiを算出して、それらを平均したものを転移湾曲の平均角度αとする。
通常の記録方式では一旦記録したトラックの片側のみを上書きするといったことがないために、転移湾曲は左右対称であり、αは略0度となるが、シングル記録方式では一旦記録した記録パターンの片側端部は上書きされて消えるため、残された実効的な記録トラックでは左右どちらかの湾曲の方が大きくなり、αは有限の値となる。
そして、同一の記録パターンに対して、上書きする幅を増やしていくと、重ね書き後の実効的な記録トラックにおける転移湾曲の平均角度αは大きくなっていく。また、同じ単一記録パターン幅MWW、同じ上書き幅の場合、単一記録パターンの転移湾曲Cが大きいほど重ね書き後の実効的な記録トラックにおける転移湾曲の平均角度αは大きくなる。
実際に、実効記録トラックの転移湾曲の平均角度αを求める方法の代表的な例を挙げると、磁気力顕微鏡によって記録パターンを直接観察する方法や、再生ヘッドをクロストラック方向にオフセットさせながら信号波形を複数取得し、それらを合成し、再生ヘッドの感度分布を逆畳み込みすることによって記録パターンを観察する方法等がある。
ここでは、単一の記録パターンの幅MWWを50 〜 150 nm、その記録パターンに対して上書きする幅を単一の記録パターンの10 〜 80%(すなわち実効的な記録トラック幅MWWsをMWWの20〜90%)に、単一記録パターンの転移湾曲の大きさCを単一記録パターンの幅MWWの5 〜 20%に、それぞれ様々に変化させた条件において、図3に示すようなビット誤り率が低下する傾斜角度の範囲θgainを求め、その最大角度を縦軸としている。
実効的な記録トラックの転移湾曲の平均角度αと磁気シールドギャップの傾斜角度θが一致した場合、すなわちθ=αとなる場合が最もビット誤り率の低減効果がありそうではあるが、実際には磁気シールドの傾斜角度は、αの1.0〜1.6倍まで傾けた方がビット誤り率を低減できる。
ダウントラック方向の記録密度(線記録密度)が高い場合、すなわちトラックの長手方向にビット転移の数が多い場合には、センサが感知するノイズのうち、ビットの転移位置が微小に揺らぐことによって生じるノイズが占める割合が大きい。図7に高線記録密度におけるSN比の磁気シールドギャップの傾斜角度に対する依存性を示す。この場合は、実効的な記録トラックの転移湾曲の平均角度αと磁気シールドギャップの傾斜角度θが一致する場合において、高線記録密度でのSN比が最も高くなる。
一方、線記録密度が低い場合、すなわちビット転移の数が少ない場合には、センサが感知するノイズのうち、ビット転移位置が微小に揺らぐことによって生じるノイズの割合は少ない。図8に低記録密度におけるSN比の、磁気シールドギャップの傾斜角度θに対する依存性の一例を示す。図8に示すように、低線記録密度の場合、磁気シールドギャップの傾斜角度θを大きくするほどSN比は向上する。これは、トラック端部が揺らぐことによって生じるトラック端部に発生するエッジノイズに起因している。磁気シールドギャップの傾斜角度θが大きくなると、再生ヘッドの感度分布も傾斜し、その分再生感度分布はトラックエッジから遠ざかる、つまりトラックエッジノイズの部分を再生しなくなる。その結果、低記録密度では、センサが感知するノイズのうちビット転移から生じるノイズの割合が小さいため、磁気シールドギャップを傾斜させるほど、トラックエッジノイズが小さくなる効果によってSN比が向上するのである。
実際にディスクドライブを使用する場合には、記録媒体上には様々なビット長(= 様々な線記録密度)の信号がランダムに記録される。したがって、実際にディスクドライブを使用する条件化では、磁気シールドギャップの傾斜角度θを実効記録トラックのビット転移湾曲の平均角度αと一致させるよりも1.0〜1.6×αとすることで、低線記録密度から高線記録密度までの様々な記録密度を含んだランダムパターンのトータルでのSN比を最適化することができ、その結果、最も効果的にビット誤り率を低減することができるのである。
再生ヘッドは、記録媒体からの信号磁界を感知するセンサ11と、一対の磁気シールド(上部磁気シールド12、下部磁気シールド13)、センサ11と上部磁気シールド12間に設置される上部平坦化層14、センサ11と下部磁気シールド13間に設置される下部平坦化層15から構成される。磁気シールドのギャップは、実効的な記録パターンの転移湾曲にあわせてクロストラック方向から傾斜させて形成する。上部磁気シールド12および下部磁気シールド13は、透磁率の高いNiFe合金に代表される軟磁性材料で形成される。上部平坦化層14および下部平坦化層15は、センサ11を平坦に形成するための層で、磁気シールドの傾斜に対応させてクロストラック方向に厚さが変化している。上部平坦化層14ならびに下部平坦化層15にはアルミナを用いたが、Ta、Ruなど非磁性層であれば良い。
センサ11は、反強磁性層16 / 磁化固定層17 / 非磁性中間層18 / 磁化自由層19 / 保護層20 からなる。これらの層は、実施例1と同様に構成することができる。
実施例2は、磁気シールドのギャップのみをクロストラック方向から傾斜させて、上部平坦化層14および下部平坦化層15によって、センサ11はクロストラック方向に平行に形成する構造である。
再生ヘッドの感度分布の形状は、磁気シールドギャップの形状に基づいて決定される。つまり、センサの長手方向がクロストラック方向に略平行に形成されていたとしても、磁気シールドのギャップの傾きに沿った記録媒体からの信号磁界がセンサに印加されることになる。したがって、センサを傾斜させなくても磁気シールドのギャップをクロストラック方向から傾斜させることによって、転移湾曲に起因するビット誤り率の増加を防ぎ、実施例1と同様に従来構造に比べてビット誤り率を低減することができる。
この実施例の場合、上部平坦化層14および下部平坦化層15により、平らな面の上にセンサ11を形成することが可能になり、センサの形成プロセスは実施例1に比べて容易になる。
また、傾斜角度θが1.0×αから1.6×α度において、ビット誤り率の低減効果が最も大きくなる。
センサ31は、記録媒体からの信号磁界を感知する第一のセンサ32と第二のセンサ33を差動中間層34を挟んでダウントラック方向に並べた、差動型再生ヘッドである。
センサ31は、第一の反強磁性層35 / 第一の磁化固定層36 / 第一の非磁性中間層37 / 第一の磁化自由層38 / 差動中間層34 / 第二の磁化自由層39 / 第二の非磁性中間層40 / 第二の磁化固定層41 / 第二の反強磁性層42 からなる。
第一の磁化固定層36 、第二の磁化固定層41 、および第一の磁化自由層38、第二の磁化自由層39は、CoFe合金やNiFe合金の積層膜から形成されているが、CoFeB合金やCoMnGeホイスラー合金、CoMnSiホイスラー合金、CoCrAlホイスラー合金、CoFeAl合金の単層膜、あるいはこれらを組み合わせた積層膜を用いてもよい。
第一の非磁性中間層37ならびに第二の非磁性中間層40はトンネル磁気抵抗効果を発生させるためにMgOを用いたが、アルミナ、チタン酸化物を用いてもよい。あるいは巨大磁気抵抗効果を発生させるためにCuやAu、Ag、あるいはこれらの合金を用いてもよい。
第一の磁化固定層36の磁化と第二の磁化固定層41の磁化が略反平行になるように、それぞれ第一の反強磁性層35、第二の反強磁性層42によって磁化方向が固定されている。
また、第一の磁化固定層36および第二の磁化固定層41はそれぞれ1層の磁性層からなる構成でもよいし、磁化を反平行に結合させる結合層を挟んだ複数の磁性層からなる構成でも本発明の主旨に反するものではない。複数の磁性層で構成される場合、第一の磁化自由層38に最も近い第一の固定層36を形成する磁性層と第二の磁化自由層39に最も近い第二の磁化固定層41を形成する磁性層の磁化方向が略反平行に固定される。
したがって、ひとつのセンサとそれを挟む磁気シールドで構成された再生ヘッドと同様に、シングル記録に差動型再生ヘッドを用いる場合にも、非対称な転移湾曲による信号分解能およびSN比の劣化、ビット誤り率の劣化が生じてしまう。
したがって、第一の磁化自由層38 / 差動中間層 34 / 第二の磁化自由層39 を実効的な記録パターンの転移湾曲にあわせてクロストラック方向から傾斜させることによって、信号分解能およびSN比が向上し、ビット誤り率を低減できる。
また、傾斜角度が1.0×αから1.6×α度において、ビット誤り率の低減効果が最も大きくなる。
図11に示すように、記録ヘッドと再生ヘッドが搭載されているヘッド部51に加えて、ヘッドスライダー52にクロストラック方向に並ぶように2つの圧電素子53を備える構造である。なお、圧電素子は、本発明の磁気ヘッドを傾斜させるアクチュエーターの一例に該当する。
図12には、圧電素子に電圧を印加していない状態の再生ヘッドの媒体対向面からの模式図を示す。本構成では、センサ61とそれを挟む一対の磁気シールド(上部磁気シールド62、下部磁気シールド63)から構成され、磁気シールドギャップは従来構造と同様にクロストラック方向に対して傾斜していない構造である。なお、センサ61を構成する各層は、図1のものと同様である。
また、傾斜角度θが1.0×αから1.6×α度において、ビット誤り率の低減効果が最も大きくなる。
図13に示すように、ヘッドスライダー71を搭載したヘッドサスペンション72に左右2つの圧電素子73を備えている。なお、圧電素子は、本発明の磁気ヘッドを傾斜させるアクチュエーターの一例に該当する。
圧電素子に電圧を印加していない状態の再生ヘッドの媒体対向面からの模式図は、図12で示したものと同様であり、センサ61とそれを挟む一対の磁気シールド(上部磁気シールド62、下部磁気シールド63)から構成され、磁気シールドギャップは従来構造と同様にクロストラック方向に対して傾斜していない構造である。
また、傾斜角度θが1.0×αから1.6×α度において、ビット誤り率の低減効果が最も大きくなる。
磁気的に情報を記録する記録媒体95を保持するディスク91をスピンドルモーター93にて回転させ、アクチュエーター92によってヘッドスライダー90をディスク91のトラック上に誘導する。即ち磁気ディスク装置においてはヘッドスライダー90上に形成した再生ヘッド、及び記録ヘッドがこの機構に依ってディスク91上の所定の記録位置に近接して相対運動し、信号を順次書き込み、また読み取るのである。アクチュエーター92は、ロータリーアクチュエーターであることが望ましい。記録信号は信号処理系94を通じて記録ヘッドにて媒体上に記録し、再生ヘッドの出力を、信号処理系94を経て信号として得る。さらに再生ヘッドを所望の記録トラック上へ移動せしめるに際して、本再生ヘッドからの高感度な出力を用いてトラック上の位置を検出し、アクチュエーター92を制御して、ヘッドスライダー90の位置決めを行うことができる。本図ではヘッドスライダー90、ディスク91を各1個示したが、これらは複数であっても構わない。またディスク91は両面に記録媒体95を有して情報を記録してもよい。情報の記録がディスク両面の場合ヘッドスライダー90はディスクの両面に配置する。
11・・・センサ、12・・・上部磁気シールド、13・・・下部磁気シールド、14・・・上部平坦層、15・・・下部平坦層、16・・・反強磁性層、17・・・磁化固定層、18・・・非磁性中間層、19・・・磁化自由層、20・・・保護層、21・・・バイアス層、22・・・非磁性層、
31・・・センサ、32・・・第一のセンサ、33・・・第二のセンサ、34・・・差動中間層、35・・・第一の反強磁性層、36・・・第一の磁化固定層、37・・・第一の非磁性中間層、38・・・第一の磁化自由層、39・・・第二の磁化自由層、40・・・第二の非磁性中間層、41・・・第二の磁化固定層、42・・・第二の反強磁性層、43・・・バイアス層、44・・・非磁性層、45・・・上部シールド、46・・・下部シールド、
51・・・ヘッド部、52・・・ヘッドスライダー、53・・・圧電素子、
61・・・センサ、62・・・上部磁気シールド、63・・・下部磁気シールド、
71・・・ヘッドスライダー、72・・・ヘッドサスペンション、73・・・圧電素子、
90・・・ヘッドスライダー、91・・・ディスク、92・・・アクチュエーター、93・・・スピンドルモーター、94・・・信号処理回路、95・・・磁気記録媒体。
Claims (10)
- 記録パターンの片側を上書きしながら記録トラックを形成していくシングル記録方式に用いる磁気ヘッドにおいて、
前記磁気ヘッドは記録ヘッドと再生ヘッドにより構成されており、
前記再生ヘッドは、一対の磁気シールドと、該一対の磁気シールド間に挟まれたセンサ部を有し、
前記一対の磁気シールドを構成するそれぞれの磁気シールドと前記センサ部との間に平坦化層を備えており、
前記磁気シールド間のギャップの長手方向が、記録媒体上に記録された記録パターンの実効記録トラックにおけるビット間転移の湾曲形状に沿って、クロストラック方向から傾斜して形成され、
前記再生ヘッドのセンサ部の膜面方向が、クロストラックに平行に形成されていることを特徴とする磁気ヘッド。 - 請求項1記載の磁気ヘッドにおいて、
記録媒体上に記録された記録パターンの実効記録トラックにおけるビット間の転移湾曲の平均角度αに対して、前記磁気シールド間のギャップの長手方向の、クロストラック方向からの傾斜角度が、0度より大きくαの2.5倍以下になるように形成されていることを特徴とする磁気ヘッド。 - 請求項1記載の磁気ヘッドにおいて、
記録媒体上に記録された記録パターンの実効記録トラックにおけるビット間の転移湾曲の平均角度αに対して、前記磁気シールド間のギャップの長手方向の、クロストラック方向からの傾斜角度が、αの1.0倍から1.6倍になるように形成されていることを特徴とする磁気ヘッド。 - 請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載の磁気ヘッドにおいて、
前記再生ヘッドのセンサ部が、磁化固定層と、非磁性中間層と、磁化自由層とからなることを特徴とする磁気ヘッド。 - 記録パターンの片側を上書きしながら記録トラックを形成していくシングル記録方式に用いる磁気ディスクドライブにおいて、
記録ヘッドと再生ヘッドにより構成される磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを搭載するヘッドスライダーと、前記磁気ヘッドを傾斜させる圧電素子からなるアクチュエーターを備えており、
前記磁気ヘッドは、前記圧電素子を介して、ヘッドスライダーに取り付けられており、
再生時において、前記圧電素子に電圧を印加して寸法を変化させることにより、前記再生ヘッドのシールド間のギャップの長手方向が、記録パターンの実効記録トラックにおけるビット間転移の湾曲形状に沿って、クロストラック方向から傾斜するように構成したことを特徴とする磁気ディスクドライブ。 - 請求項5記載の磁気ディスクドライブにおいて、
前記磁気ヘッドは、クロストラック方向に並ぶ左右2つの圧電素子を介して、ヘッドスライダーに取り付けられていることを特徴とする磁気ディスクドライブ。 - 記録パターンの片側を上書きしながら記録トラックを形成していくシングル記録方式に用いる磁気ディスクドライブにおいて、
記録ヘッドと再生ヘッドにより構成される磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを搭載するヘッドスライダーと、前記磁気ヘッドを傾斜させる圧電素子からなるアクチュエーターを備えており、
前記ヘッドスライダーを搭載したヘッドサスペンションは、前記圧電素子を介して、取り付けられており、
再生時において、前記圧電素子に電圧を印加して寸法を変化させることにより、前記ヘッドサスペンションを傾斜させ、前記再生ヘッドのシールド間のギャップの長手方向が、クロストラック方向から傾斜するように構成したことを特徴とする磁気ディスクドライブ。 - 請求項7記載の磁気ディスクドライブにおいて、
前記ヘッドサスペンションは、左右2つの圧電素子を介して、取り付けられていることを特徴とする磁気ディスクドライブ。 - 請求項5乃至8の何れか一つに記載の磁気ディスクドライブにおいて、
記録パターンの実効記録トラックにおけるビット間の転移湾曲の平均角度αに対して、前記再生ヘッドのシールド間のギャップの長手方向の、クロストラック方向からの傾斜角度が0度より大きくαの2.5倍以下になるように、前記圧電素子に電圧を印加して寸法を変化させることを特徴とする磁気ディスクドライブ。 - 請求項5乃至8の何れか一つに記載の磁気ディスクドライブにおいて、
記録パターンの実効記録トラックにおけるビット間の転移湾曲の平均角度αに対して、前記再生ヘッドのシールド間のギャップの長手方向の、クロストラック方向からの傾斜角度がαの1.0倍から1.6倍になるように、前記圧電素子に電圧を印加して寸法を変化させることを特徴とする磁気ディスクドライブ。
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