JP5559048B2 - コンデンサ回路および電力変換回路 - Google Patents

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Description

この発明は、それぞれにコンデンサが接続された複数のコンデンサラインを並列接続してなるコンデンサ回路、特に、交流電力と直流電力とを変換する電力変換回路の平滑コンデンサ回路として用いられるコンデンサ回路に関するものである。
電気自動車やハイブリット自動車等でモータに交流電力を供給する回路としてインバータ回路が用いられる。インバータ回路は、直流電力源であるバッテリと、直流電力を交流電力に変換する変換回路と、バッテリと変換回路との間に接続された平滑用のコンデンサ回路とを一般的に有する(例えば、特許文献1参照。)。そして、平滑コンデンサ回路に用いられるコンデンサとしては、現在、主としてポリプロピレンフィルム(P.P.)を用いたフィルムコンデンサが利用されている。
フィルムコンデンサでは、単位体積当たりもしくは単位静電容量当たりの許容リップル電流が使用温度により制限される。このため、車載等の大電流系で且つ電子部品として過酷な使用環境(使用温度等)下では、インバータ回路としての許容リップル電流の条件を満たすために、平滑回路として必要な静電容量以上の静電容量を確保しなければならない。このため、フィルムコンデンサ自体を大きくしたり、複数のフィルムコンデンサを並列に接続したコンデンサ回路を用いている。したがって、フィルムコンデンサのみを用いた従来のコンデンサ回路のモジュールは、筐体が大きくなってしまう。
一方で、筐体をあまり大きくすることなく、許容リップル電流を改善するためのコンデンサ回路として、許容リップル電流が高く、耐熱性が高く、低ESRおよび低ESLのセラミックコンデンサを、フィルムコンデンサと組み合わせたものが提案されている。
図11は、複数のコンデンサを並列接続した平滑用のコンデンサ回路の等価回路図である。
図11に示すように、平滑用のコンデンサ回路101は、フィルムコンデンサ111とセラミックコンデンサ112とを並列接続する構造からなる。ここで、フィルムコンデンサ111は、静電容量C111を有し、等価直列抵抗(ESR)R111、等価直列インダクタンス(ESL)L111の特性を有する。セラミックコンデンサ112は、静電容量C112を有し、等価直列抵抗(ESR)R112、等価直列インダクタンス(ESL)L112の特性を有する。
特開平11−98852号公報
しかしながら、上述のようなフィルムコンデンサとセラミックコンデンサとを並列接続してなるコンデンサ回路では、フィルムコンデンサとセラミックコンデンサとでインピーダンス特性が相違する。
図12(A)は、図11に示したようなフィルムコンデンサ111側回路とセラミックコンデンサ112側回路のそれぞれインピーダンスの周波数特性と、コンデンサ回路101の合成インピーダンスの周波数特性とを示す図であり、図12(B)はコンデンサ回路101に実効値1Aの外部電流を印加した場合のフィルムコンデンサ111側回路の電流およびセラミックコンデンサ112側回路の電流の周波数特性を示した図である。
また、図13(A)はフィルムコンデンサ111側回路の電流の周波数スペクトルを示し、図13(B)はセラミックコンデンサ112側回路の電流の周波数スペクトルを示した図である。
なお、図12、図13に結果を示すシミュレーションは、次に条件で行った。フィルムコンデンサ111の静電容量C111は1160μFであり、直列抵抗成分R111は0.75mΩであり、直列インダクタンス成分L111は20nHである。また、セラミックコンデンサ112の静電容量C112は40μFであり、直列抵抗成分R112は2mΩであり、直列インダクタンス成分L112は2nHである。そして、このような素子パラメータからなるコンデンサ回路101に対して、定電流源から実効値1Aで1kHz〜10MHzの交流電流を印加した。
図12(A)に示すように、フィルムコンデンサ111とセラミックコンデンサ112とは、インピーダンスの周波数特性が異なる。このように、インピーダンスの周波数特性が異なるコンデンサ同士を並列接続した場合、2つのラインで構成される閉回路内の誘導性リアクタンスの大きさと容量性リアクタンスの大きさとが一致することにより、並列共振が発生する。例えば、図12であれば、200kHz付近で並列共振が発生する。そして、この並列共振周波数と各ラインの直列共振周波数とが異なるため、2つのコンデンサの並列回路からなる閉回路中で循環する共振電流が発生する。
ここで、スイッチング回路から流入するリップル電流に、当該並列共振周波数成分が存在すると、リップル電流の並列共振周波数成分が増幅されて、図12(B)の電流値や図13の100kHz〜200kHzのスペクトルに示すように大幅な過電流となる。このため、当該並列共振周波数成分の過電流によりフィルムコンデンサが加熱し、結果的に、平滑コンデンサ回路として許容リップル電流を低下させることとなってしまう。
本発明の目的は、構成要素である複数のコンデンサによる並列共振を防止し、許容リップル電流を高める等の外部からの不要高周波電流に対する耐性を実質的に高めることができるコンデンサ回路を実現することにある。
この発明は、第1のコンデンサを含む第1コンデンサラインと、第2のコンデンサを含む第1のコンデンサラインと異なる電気的特性を有する第2コンデンサラインとが、並列接続されたコンデンサ回路に関する。このコンデンサ回路では、第2のコンデンサは、許容リップル電流が第1のコンデンサよりも高いコンデンサからなる。第1のコンデンサはフィルムコンデンサであり、第2のコンデンサはセラミックコンデンサである。このコンデンサ回路は、共振周波数調整手段により、第1コンデンサラインの第1直列共振周波数と第2コンデンサラインの第2直列共振周波数とを特定周波数で一致させるように、第1コンデンサラインと第2コンデンサラインの少なくとも一方のリアクタンスを調整する。このコンデンサ回路は、インピーダンス調整手段により、特定周波数での第1コンデンサラインのインピーダンスを、特定周波数での第2コンデンサラインのインピーダンスよりも高くする。
この構成では、並列に接続された第1コンデンサラインと第2コンデンサラインとの少なくとも一方のリアクタンスが変化して、2つのラインの直列共振周波数が特定周波数で一致する。これにより、2つのラインで構成される閉回路内の誘導性リアクタンスと容量性リアクタンスとによる共振周波数と、各ラインの直列共振周波数とが一致するため、第1コンデンサラインと第2コンデンサラインとによる共振電流が発生しない。
この際、特定周波数での各ラインのインピーダンスは純抵抗成分と等価になる。このため、外部から流入する不要高周波信号の特定周波数成分は、各ラインの純抵抗成分の比に応じて分流する。
また、この発明の構成において、リップル電流の周波数帯域における最大電流値を有する周波数に特定周波数を設定することにより、高周波信号における最大電流値となる周波数すなわちコンデンサ回路としての許容電流値に最も影響を与える周波数で分流が行われる。
また、特定周波数での第1コンデンサラインのインピーダンスを、特定周波数での第2コンデンサラインのインピーダンスよりも高くすることによって、特定周波数の分流信号が、第1コンデンサラインよりも第2コンデンサラインへ多く流れ、第1のコンデンサに流れる高周波信号をより効果的に抑制でき、第1のコンデンサでの発熱を抑制することができる。
この発明によれば、構成要素である複数のコンデンサによる並列共振を防止して、許容リップル電流が高いコンデンサ回路および当該コンデンサ回路を備えた電力変換回路を実現することができる。
第1の実施形態のコンデンサ回路1の等価回路図である。 第1の実施形態のコンデンサ回路1に関するインピーダンス特性および電流特性を示す図である。 第1の実施形態のコンデンサ回路1に関する電流の周波数スペクトルを示した図である。 第2の実施形態のコンデンサ回路2の等価回路図である。 第2の実施形態のコンデンサ回路2に関するインピーダンス特性および電流特性を示す図である。 第2の実施形態のコンデンサ回路2に関する電流の周波数スペクトルを示した図である。 第3の実施形態のコンデンサ回路3の等価回路図である。 第3の実施形態のコンデンサ回路3に関するインピーダンス特性および電流特性を示す図である。 第3の実施形態のコンデンサ回路3に関する電流の周波数スペクトルを示した図である。 第4の実施形態のインバータ回路の回路構成を示すブロック図である。 従来の実施形態のコンデンサ回路101の等価回路図である。 従来の実施形態のコンデンサ回路101に関するインピーダンス特性および電流特性を示す図である。 従来の実施形態のコンデンサ回路101に関する電流の周波数スペクトルを示した図である。
本発明の第1の実施形態に係るコンデンサ回路について、図を参照して説明する。
図1は本実施形態のコンデンサ回路1の等価回路図である。
本実施形態のコンデンサ回路1は、インバータ回路内の直流電源とスイッチング回路との間に並列接続された、所謂平滑用のコンデンサ回路である。
図1に示すように、コンデンサ回路1は、本発明の第1のコンデンサに相当するフィルムコンデンサ11を有する第1コンデンサライン14と、本発明の第2のコンデンサに相当するセラミックコンデンサ12を有する第2コンデンサライン15とが並列接続されてなる。
第1コンデンサライン14は、フィルムコンデンサ11と該フィルムコンデンサ11の外部電極が接続したライン導体からなる。フィルムコンデンサ11は、ポリプロピレン等の有機絶縁性材料を誘電体とする構造からなり、所定の静電容量C11を有するとともに、直列抵抗成分(ESR)R11、直列インダクタンス成分(ESL)L11を有する特性からなる。このような構成により、第1コンデンサライン14は、フィルムコンデンサ11の静電容量C11、直列インダクタンス成分L11に基づく直列共振周波数f14を有する。
第2コンデンサライン15は、セラミックコンデンサ12と該セラミックコンデンサ12の外部電極が接続したライン導体からなる。このライン導体には、所定インダクタンスL13を有するインダクタンス素子13が挿入されている。このインダクタンス素子13が本発明の共振周波数調整手段に相当する。すなわち、第2コンデンサライン15は、セラミックコンデンサ12とインダクタンス素子13とが直列接続された回路からなる。セラミックコンデンサ12は、セラミック素材を誘電体とする構造からなり、所定の静電容量C12を有するとともに、直列抵抗成分(ESR)R12、直列インダクタンス成分(ESL)L12を有する特性からなる。このような構成により、第2コンデンサライン15は、セラミックコンデンサ12の静電容量C12、直列インダクタンス成分L12、インダクタンス素子13のインダクタンスL13に基づく直列共振周波数f15を有する。
ここで、インダクタンス素子13のインダクタンスL13は、第1コンデンサライン14の直列共振周波数f14と、第2コンデンサライン15の直列共振周波数f15とが一致する値に設定されている。
このような構成とすることで、第1コンデンサライン14と第2コンデンサライン15との間、すなわちフィルムコンデンサ11とセラミックコンデンサ12との間での並列共振を防止することができる。
ここで、具体的にシミュレーションした結果を図2、図3に示す。なお、図2、図3に結果を示すシミュレーションは、次の条件で行った。フィルムコンデンサ11の静電容量C11は1160μFであり、直列抵抗成分R11は0.75mΩであり、直列インダクタンス成分L11は20nHである。また、セラミックコンデンサ12の静電容量C12は40μFであり、直列抵抗成分R12は2mΩであり、直列インダクタンス成分L12は2nHである。さらに、インダクタンス素子13のインダクタンスL13は578nHとした。そして、このような素子パラメータからなるコンデンサ回路1に対して、定電流源から実効値1Aで1kHz〜10MHzの高周波電流を印加した。なお、以下の説明では、1kHz以上で10MHzや20MHz程度まで周波数帯域からなる交流を高周波と呼ぶものとする。
図2(A)は、図1に示した第1コンデンサライン14(フィルムコンデンサ)および第2コンデンサライン15(セラミックコンデンサ)のそれぞれインピーダンス特性と、コンデンサ回路1の合成インピーダンス特性とを示す図であり、図2(B)はコンデンサ回路1に実効値1Aの外部電流を印加した場合の第1コンデンサライン14(フィルムコンデンサ)の電流および第2コンデンサライン15(セラミックコンデンサ)の電流を示した図である。また、図3(A)は第1コンデンサライン14の電流の周波数スペクトルを示し、図3(B)は第2コンデンサライン15の電流の周波数スペクトルを示した図である。
本実施形態に示したインダクタンス素子13を第2コンデンサライン15に挿入する構成を用いることで、図2(A)に示すように、第1コンデンサライン14の直列共振周波数と第2コンデンサライン15の直列共振周波数とが一致する。これにより、2つのラインで構成される閉回路内の誘導性リアクタンスと容量性リアクタンスとによる共振周波数と、各ラインの直列共振周波数とが一致するため、第1コンデンサラインと第2コンデンサラインとによる共振電流が発生しない。すなわち、従来技術の図12(B)に示したような200kHz近傍での過電流が、図2(B)に示すように発生しない。そのため、図3に示す周波数スペクトルからも分かるように、図13に示すような200kHz近傍に立つスペクトルが抑圧される。
このように、本実施形態の構成を用いることで、並列共振が防止され、特定周波数における過電流を防止することができる。これにより、コンデンサ回路1として、許容リップル電流を高くすることができる。
さらに、一致させた共振周波数では、第1コンデンサライン14、第2コンデンサライン15のインピーダンスは、純抵抗成分のみとなる。このため、当該共振周波数での第1コンデンサライン14に流れる電流と、第2コンデンサライン15に流れる電流は、各ライン14,15の純抵抗成分の比に反比例する。そして、このような共振周波数では、これらのコンデンサの組み合わせの特性上、第1コンデンサライン14のインピーダンスと第2コンデンサライン15のインピーダンスとが他の周波数帯域よりも近接する。このため、他の周波数帯域で第1コンデンサライン14のみに流れていた電流が、共振周波数を中心とする周波数範囲では第2コンデンサライン15へ分流する。したがって、当該共振周波数ではフィルムコンデンサ11に流れ込む電流値を抑制することができるので、さらに当該共振周波数での許容リップル電流を高くすることができる。
次に、第2の実施形態に係るコンデンサ回路について、図を参照して説明する。
図4は本実施形態のコンデンサ回路2の等価回路図である。
図4に示すように、本実施形態のコンデンサ回路2は、第1の実施形態と同様に、フィルムコンデンサ21を有する第1コンデンサライン24と、セラミックコンデンサ22を有する第2コンデンサライン25とが並列接続されてなる。
第1コンデンサライン24は、フィルムコンデンサ21と該フィルムコンデンサ21の外部電極が接続したライン導体からなる。このライン導体には、所定インダクタンスL231を有するインダクタンス素子231が挿入されている。すなわち、第1コンデンサライン24は、フィルムコンデンサ21とインダクタンス素子231とが直列接続された回路からなる。フィルムコンデンサ21は、所定の静電容量C21を有するとともに、直列抵抗成分(ESR)R21、直列インダクタンス成分(ESL)L21を有する特性からなる。このような構成により、第1コンデンサライン24は、フィルムコンデンサ21の静電容量C21、直列インダクタンス成分L21、インダクタンス素子231のインダクタンスL231に基づく直列共振周波数f24を有する。
第2コンデンサライン25は、セラミックコンデンサ22と該セラミックコンデンサ22の外部電極が接続したライン導体からなる。このライン導体には、所定インダクタンスL232を有するインダクタンス素子232が挿入されている。すなわち、第2コンデンサライン25は、セラミックコンデンサ22とインダクタンス素子232とが直列接続された回路からなる。セラミックコンデンサ22は、所定の静電容量C22を有するとともに、直列抵抗成分(ESR)R22、直列インダクタンス成分(ESL)L22を有する特性からなる。
ここで、インダクタンス素子231のインダクタンスL231とインダクタンス素子232のインダクタンスL232とは、第1コンデンサライン24の直列共振周波数f24と、第2コンデンサライン25の直列共振周波数f25とが、特定周波数f0で一致する値に設定されている。特定周波数f0は、外部からコンデンサ回路2に流入する所定帯域幅を有するリップル電流における電流値が最大となる周波数に設定されている。
このような構成とすることで、第1コンデンサライン24と第2コンデンサライン25との間、すなわちフィルムコンデンサ21とセラミックコンデンサ22との間での並列共振を防止することができる。
さらに、上述の第1の実施形態に示したように、直列共振周波数では、第1コンデンサライン24と第2コンデンサライン25とで分流が生じるので、不要高周波信号の電流値が最大の周波数で分流を発生させることができる。これにより、許容リップル電流の向上に対する分流の影響力を大きくすることができる。
ここで、具体的にシミュレーションした結果を図5、図6に示す。なお、図5、図6に結果を示すシミュレーションは、リップル電流の最大値が20kHzで生じる場合を想定し、次の条件で行った。フィルムコンデンサ21およびセラミックコンデンサ22は、第1の実施形態のシミュレーションで示したフィルムコンデンサ11およびセラミックコンデンサ12と同じものを使用する。さらに、フィルムコンデンサ21に直列接続するインダクタンス素子231のインダクタンスL231は34.6nHとし、セラミックコンデンサ22に直列接続するインダクタンス素子232のインダクタンスL232は1581nHとした。そして、このような素子パラメータからなるコンデンサ回路2に対して、第1の実施形態と同様に、定電流源から実効値1Aで1kHz〜10MHzの高周波電流を印加した。
図5(A)は、図4に示した第1コンデンサライン24(フィルムコンデンサ)および第2コンデンサライン25(セラミックコンデンサ)のそれぞれインピーダンス特性と、コンデンサ回路2の合成インピーダンス特性とを示す図であり、図5(B)はコンデンサ回路2に実効値1Aの外部電流を印加した場合の第1コンデンサライン24(フィルムコンデンサ)の電流および第2コンデンサライン25(セラミックコンデンサ)の電流を示した図である。また、図6(A)は第1コンデンサライン24の電流の周波数スペクトルを示し、図6(B)は第2コンデンサライン25の電流の周波数スペクトルを示した図である。
本実施形態に示した、インダクタンス素子231を第1コンデンサライン24に挿入するとともに、インダクタンス素子232を第2コンデンサライン25に挿入する構成を用いることで、並列する第1、第2コンデンサライン24,25の直列共振周波数を同時に周波数シフトさせることができる。このため、図5(A)に示すように、第1コンデンサライン24の直列共振周波数と第2コンデンサライン25の直列共振周波数とが特定周波数f0=20kHzで一致する。これにより、2つのラインで構成される閉回路内の誘導性リアクタンスと容量性リアクタンスとによる共振周波数と、各ラインの直列共振周波数とが一致するため、第1コンデンサラインと第2コンデンサラインとによる共振電流が発生しない。すなわち、従来技術の図12(B)に示したような200kHz近傍での過電流が、図5(B)に示すように発生しない。そのため、図6に示す周波数スペクトルからも分かるように、従来技術の図13に示すような200kHz近傍に立つスペクトルが抑制される。
このように、本実施形態の構成を用いることで、並列共振が防止され、局部周波数における過電流を防止することができる。これにより、コンデンサ回路2として、許容リップル電流を高くすることができる。
さらに、リップル電流が最大となる周波数f0ではリップル電流が第2コンデンサライン25へ分流する。このため、図3と比較して図6に示すように、電流値が高い周波数f0(20kHz)でフィルムコンデンサ21に流れ込む電流量を抑制することができる。この際、分流した電流は、セラミックコンデンサ22に流れるが、セラミックコンデンサ22はフィルムコンデンサ21と比較して高耐熱性を有し、許容リップル電流も高いので、フィルムコンデンサ21で生じるような発熱を問題無く許容させることができる。このように、許容リップル電流に最も影響する最大電流値の周波数で、フィルムコンデンサ21に流れる電流を抑制してセラミックコンデンサ22へ分流することで、コンデンサ回路2として、許容リップル電流をより効果的に高くすることができる。
次に、第3の実施形態に係るコンデンサ回路について、図を参照して説明する。
図7は本実施形態のコンデンサ回路3の等価回路図である。
図7に示すように、本実施形態のコンデンサ回路3は、第1、第2の実施形態と同様に、フィルムコンデンサ31を有する第1コンデンサライン34と、セラミックコンデンサ32を有する第2コンデンサライン35とが並列接続されてなる。
本実施形態のコンデンサ回路3は、第2の実施形態に示したコンデンサ回路2に対して、フィルムコンデンサ31が接続された第1コンデンサライン34に抵抗素子333を直列接続したものであり、他の構成は図4に示した第2の実施形態のコンデンサ回路2と同じである。この抵抗素子333が本発明のインピーダンス調整手段に相当する。
抵抗素子333は、例えばディスクリート部品からなる抵抗器であり、抵抗値R333の特性を有する。なお、本実施形態ではディスクリート部品の抵抗器を用いる例を示したが、ライン導体の形状を変更することで抵抗値R333を実現しても良い。ここで、抵抗値R333は、特定周波数f0近傍の所定周波数帯域での第2コンデンサライン35のインピーダンスが第1コンデンサライン34のインピーダンスよりも低くなるように設定されている。さらに、抵抗値R333は、特定周波数f0での第2コンデンサライン35のインピーダンスが第1コンデンサライン34のインピーダンスよりも大幅に(例えば一桁や二桁以上)低い値となるように設定されている。
このような構成とすることで、特定周波数f0近傍ではリップル電流がセラミックコンデンサ32に流れ、フィルムコンデンサ31に流れる電流は抑制される。
このように、許容リップル電流に最も影響する最大電流値の周波数で、フィルムコンデンサ31に流れる電流をさらに大幅に抑制してセラミックコンデンサ32へ分流することで、コンデンサ回路3として、第2の実施形態の構成よりもさらに効果的に許容リップル電流を高くすることができる。また、第1コンデンサライン34に電流が流れても、抵抗素子333で消費されるので、フィルムコンデンサ31の発熱を防止することができる。
ここで、具体的にシミュレーションした結果を図8、図9に示す。なお、図8、図9に結果を示すシミュレーションは、抵抗値R333を50mΩとして、他のパラメータは第2の実施形態と同様である。
図8(A)は、図7に示した第1コンデンサライン34(フィルムコンデンサ)および第2コンデンサライン35(セラミックコンデンサ)のそれぞれインピーダンス特性と、コンデンサ回路3の合成インピーダンス特性とを示す図であり、図8(B)はコンデンサ回路5に実効値1Aの外部電流を印加した場合の第1コンデンサライン34(フィルムコンデンサ)の電流および第2コンデンサライン35(セラミックコンデンサ)の電流を示した図である。また、図9(A)は第1コンデンサライン34の電流の周波数スペクトルを示し、図9(B)は第2コンデンサライン35の電流の周波数スペクトルを示した図である。
本実施形態に示した、第1コンデンサライン34へさらに抵抗素子333を挿入する構成を用いることで、特定周波数f0での第2コンデンサライン35のインピーダンスを、第1コンデンサライン34のインピーダンスよりも低くすることができる。このため、図8(A)に示すように、特定周波数f0で、第2コンデンサライン35のインピーダンスの方が低くなる。これにより、図8(B)に示すように、特定周波数f0近傍で、第1コンデンサライン34と第2コンデンサライン35とで電流値の大小関係が逆転し、さらに、特定周波数f0で殆ど全ての電流が第2コンデンサライン35へ流れる。ここで、上述の第2の実施形態で記載したように、セラミックコンデンサ32は、フィルムコンデンサ31と比較して、許容リップル電流が高く、高耐熱性を有するので、コンデンサ回路3へ流入するリップル電流が全て流れてもフィルムコンデンサ21で生じるような発熱を問題無く許容させることができる。
このように、許容リップル電流に最も影響する最大電流値の周波数で、フィルムコンデンサ31に流れる電流を大幅に抑制して、略セラミックコンデンサ32のみへ流すことで、コンデンサ回路3として、許容リップル電流をさらに効果的に高くすることができる。
次に、第4の実施形態に係るインバータ回路について図を参照して説明する。
図10は本実施形態のインバータ回路5の回路構成を示すブロック図である。
図10に示すように、インバータ回路5は、バッテリ等からなる直流電源51と、スイッチング回路53と、上述の各実施形態に示したコンデンサ回路からなる平滑コンデンサ回路52とを備える。平滑コンデンサ回路52は、直流電源51とスイッチング回路53との接続ライン500に対して並列に接続される。
スイッチング回路53は、半導体スイッチ群により構成され、例えば図示しない制御部によりPWM制御されることで直流電力から交流電力に変換して、図示しないモータ等へ三相交流を出力する。
このようなインバータ回路5に対して、上述の各実施形態の構成からなる平滑コンデンサ回路52を用いることで、許容リップル電流の高いインバータ回路を、大型化することなく構成できる。
さらに、当該インバータ回路5のスイッチング回路53の入力側に、スナバ用コンデンサを並列接続することもできる。この場合、上述のコンデンサ回路において、フィルムコンデンサを含む第1コンデンサラインとセラミックコンデンサを含む第2コンデンサラインとに対して、さらに並列にスナバ用コンデンサを含む第3のコンデンサラインを接続する構成にしてもよい。これにより、平滑コンデンサ回路とスナバ用コンデンサとを一体化してコンデンサ回路を構成することができる。
なお、本実施形態では、直流電力から交流電力に変換するインバータ回路を例に示したが、交流電力を直流電力に変換する回路であっても、上述の第1〜第3の実施形態に示したコンデンサ回路を変換回路の直流電力側に設置すれば、上述の効果を得ることができる。また、同様に、直流電力を他の直流電力に変換するDC−DCコンバータ等においても、上述の実施形態に示したコンデンサ回路を用いることができる。
また、上述の各実施形態では、インダクタ素子をコンデンサライン内に挿入してコンデンサに直列接続する例を示したが、ライン導体の形状によりインダクタを形成するようにしてもよい。
また、上述の各実施形態では、フィルムコンデンサやセラミックコンデンサ自体の電気的特性を変更しない例を示したが、フィルムコンデンサやセラミックコンデンサの電気的特性、例えば、直列インダクタンス成分(ESL)や、直列抵抗成分(ESR)を変更したり、セラミックコンデンサの静電容量を変更してもよい。この場合、特性が既知のコンデンサを付け替えるだけで調整が済み、さらに、ライン導体の形状調整を無くしたり軽減したりすることができる。
また、上述の各実施形態に示したコンデンサ回路では、フィルムコンデンサとセラミックコンデンサとの組み合わせの例を示したが、フィルムコンデンサの替わりにアルミ電解コンデンサを用いたり、セラミックコンデンサの替わりにタンタルコンデンサを用いるようにしてもよい。また、フィルムコンデンサとしては、他の有機絶縁材料を用いたコンデンサを利用してもよい。
また、上述の各実施形態のコンデンサ回路では、種類の異なるコンデンサを並列接続した例を示したが、互いに特性の異なる同種のコンデンサを並列接続した場合にも、上述の構成を適用し、上述の作用・効果を得ることができる。
また、上述の各実施形態のコンデンサ回路では、異なる電気的特性のコンデンサを並列に接続した例を示したが、並列する二つのコンデンサライン毎に、同じ電気的特性のコンデンサをそれぞれ異なる数ずつ直列に接続する場合でも、上述の構成を適用し、上述の作用・効果を得ることができる。
また、上述の各実施形態では、フィルムコンデンサを含む第1コンデンサラインとセラミックコンデンサを含む第2コンデンサラインとがそれぞれ1つの場合を示したが、これらが複数あっても良い。この場合、コンデンサライン毎にインダクタンスやキャパシタンス、さらには抵抗値を調整すればよい。
また、上述の各実施形態では、インバータ回路に利用される平滑コンデンサ回路を例に示したが、外部から大電流の不要高周波信号が流入し、当該不要高周波信号による影響を受けるコンデンサ回路であれば、上述の構成を適用することができる。
また、上述の各実施形態では、ライン導体の形状を変更することで、インダクタンスやレジスタンス等の各コンデンサラインの異なる複数の特性を同時に変更することもできる。
1,2,3,101−コンデンサ回路、11,21,31,111−フィルムコンデンサ、12,22,32,112−セラミックコンデンサ、13,231,232,331,332−インダクタンス素子、333-抵抗素子、14,24,34−第1コンデンサライン、15,25,35−第2コンデンサライン、51−直流電源、52−平滑コンデンサ回路、53−スイッチング回路

Claims (7)

  1. 第1のコンデンサを含む第1コンデンサラインと、第2のコンデンサを含む前記第1のコンデンサラインと異なる電気的特性を有する第2コンデンサラインとが、並列接続されたコンデンサ回路であって、
    前記第2のコンデンサは、許容リップル電流が前記第1のコンデンサよりも高いコンデンサであり、
    前記第1のコンデンサはフィルムコンデンサであり、前記第2のコンデンサはセラミックコンデンサであり、
    前記第1コンデンサラインの第1直列共振周波数と前記第2コンデンサラインの第2直列共振周波数とを特定周波数で一致させるように、前記第1コンデンサラインと前記第2コンデンサラインの少なくとも一方のリアクタンスを調整する共振周波数調整手段と、
    前記特定周波数での前記第1コンデンサラインのインピーダンスを、前記特定周波数での前記第2コンデンサラインのインピーダンスよりも高くする、インピーダンス調整手段と、を備えたコンデンサ回路。
  2. 前記特定周波数は、前記リップル電流の周波数帯域における最大電流値を有する周波数に設定されている、請求項1に記載のコンデンサ回路。
  3. 前記共振周波数調整手段は、前記第1コンデンサラインおよび前記第2コンデンサラインの少なくとも一方に挿入されたインダクタンス素子である、請求項1または請求項2に記載のコンデンサ回路。
  4. 前記共振周波数調整手段は、前記第1のコンデンサおよび前記第2のコンデンサの少なくとも一方の内部インダクタンスを調整することで前記リアクタンスを調整する、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のコンデンサ回路。
  5. 前記インピーダンス調整手段は、前記第1のコンデンサに直列接続する抵抗素子である請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のコンデンサ回路。
  6. 前記第1のコンデンサと前記第2のコンデンサとは、異なる電気特性を有するコンデンサである請求項1〜請求項5のいずれかに記載のコンデンサ回路。
  7. 直流電力を交流電力に変換するかもしくは交流電力を直流電力に変換する交流直流変換回路、または直流電力を他の直流電力に変換する直流変換回路を備え、
    該交流直流変換回路の直流電力側または前記直流変換回路の少なくとも一方の直流電力側に、請求項1〜請求項6のいずれかに記載のコンデンサ回路が接続された電力変換回路。
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