JP5558168B2 - 燃焼器及びガスタービン - Google Patents
燃焼器及びガスタービン Download PDFInfo
- Publication number
- JP5558168B2 JP5558168B2 JP2010079007A JP2010079007A JP5558168B2 JP 5558168 B2 JP5558168 B2 JP 5558168B2 JP 2010079007 A JP2010079007 A JP 2010079007A JP 2010079007 A JP2010079007 A JP 2010079007A JP 5558168 B2 JP5558168 B2 JP 5558168B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- combustor
- nozzle
- axial direction
- central axis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02C—GAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
- F02C7/00—Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
- F02C7/22—Fuel supply systems
- F02C7/232—Fuel valves; Draining valves or systems
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02C—GAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
- F02C7/00—Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
- F02C7/22—Fuel supply systems
- F02C7/222—Fuel flow conduits, e.g. manifolds
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02C—GAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
- F02C9/00—Controlling gas-turbine plants; Controlling fuel supply in air- breathing jet-propulsion plants
- F02C9/26—Control of fuel supply
- F02C9/40—Control of fuel supply specially adapted to the use of a special fuel or a plurality of fuels
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23K—FEEDING FUEL TO COMBUSTION APPARATUS
- F23K5/00—Feeding or distributing other fuel to combustion apparatus
- F23K5/02—Liquid fuel
- F23K5/06—Liquid fuel from a central source to a plurality of burners
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23R—GENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
- F23R3/00—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
- F23R3/28—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the fuel supply
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Pressure-Spray And Ultrasonic-Wave- Spray Burners (AREA)
- Combustion Of Fluid Fuel (AREA)
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
- Nozzles For Spraying Of Liquid Fuel (AREA)
Description
すなわち、本発明に係る燃焼器は、燃焼器中心軸周りの周方向に間隔を空けて複数設けられ、それぞれ前記燃焼器中心軸から径方向に間隔を空けて前記燃焼器中心軸に沿って軸方向に延在するノズルと、前記複数のノズルの前記軸方向の基端側に設けられ、前記複数のノズルを支持するノズル管台とを備え、前記ノズルは、前記軸方向の基端側の油流入部から先端側に向けて燃料油を供給する油供給管を有し、前記ノズル管台は、外部から前記燃料油が供給されると共に前記油流入部が少なくとも二以上設けられた油室を有しており、前記油室は、前記径方向の外端部のうち前記周方向に互いに隣接する二つの前記油流入部の間において前記径方向の内端部側に向けて凸に形成されて前記二つの油流入部に向けて前記周方向に傾斜する周方向傾斜部と、前記周方向傾斜部に連続して形成され、前記軸方向に見て前記油流入部の周囲で軸方向の一方に向けて凸に形成され、前記油流入部に向かうように前記軸方向に傾斜する軸方向傾斜部とを具備することを特徴とする。
この構成によれば、油室が周方向傾斜部を具備するので、油室から燃料油を排出する際に、周方向傾斜部が周方向に隣接する二つの油流入部のうち少なくとも一方側に燃料油を案内する。また、油室が軸方向傾斜部を具備するので、軸方向傾斜部が軸方向傾斜部上の燃料油を軸方向の油流入部に向けて案内する。換言すれば、周方向に隣接する二つの油流入部の間の燃料油を、これら二つの油流入部のうち少なくとも一方側に向けて案内し、軸方向傾斜部に到達した燃料油を油流入部に向けて案内する。これにより、燃料油が油流入部側に集められて排出されるので、燃料油を十分に除去することが可能となる。
特に、例えば、燃焼器中心軸が水平方向に対して傾いており、油供給管の油流入部側(上流側)が下流側よりも高くなっている場合には、燃焼器の軸方向において油流入部よりも下流側に燃料油が残存し易くなるが、軸方向傾斜部によって油流入部に燃料油を案内するので、燃料油を十分に除去することが可能となる。
この構成によれば、軸方向傾斜部の傾斜面と前記燃焼器中心軸とのなす角度が燃焼器中心軸と水平方向とのなす角度よりも大きくなっているので、燃料油をより確実に除去することが可能となる。
この構成によれば、油流入部が油室の外端部に接しているので、径方向において油流入部と油室の外端部との間のギャップに燃料油が残存することを抑止することができる。
この構成によれば、油流入部が軸方向に開口する基端開口を有するので、簡素な構成で油供給管の内部に燃料油を流入させることが可能となる。
この構成によれば、油流入部が軸方向と交差する方向に穿孔された横抜孔を有するので、軸方向と交差する方向から油供給管の内部に燃料油を流入させることが可能となる。
この構成によれば、油室の内端部が円環状に形成されているので、油室の内端部側の燃料油が内端部に沿って下方側に案内される。これにより、最終的に燃料油が油流入部側に集められて排出されるので、燃料油を十分に除去することが可能となる。
この構成によれば、油室を複数有するので、一の油室に燃料油を供給すると共に他の油室に燃料油の供給を停止することにより、燃料油を供給した油室に対応するノズルからのみ燃料油を吐出させて、部分負荷運転を容易にすることができる。さらに、複数の油室のそれぞれにおいて燃料油が残存することを抑止するので、部分負荷運転と定格負荷運転、部分負荷運転と運転停止の相互切替を迅速に行うことができる。
この構成によれば、ノズル管台が周方向傾斜部を有する第一の部材と軸方向傾斜部を有する第二の部材とを備えるので、簡素な構造となって組立性及び加工性を良好にすることができる。
この構成によれば、第一の部材が油流入部に対向すると共に、第二の部材に油供給管が挿通しているので、簡素な構造となって組立性及び加工性を良好にすることができる。
本発明に係るガスタービンによれば、上記のうちいずれかの燃焼器を備えるので、油焚きの停止時や、デュアル方式では、油焚きからガス焚きへの切替時において、燃焼器の油室の燃料油を十分に除去することができる。これにより、炭化した燃料油によって燃料油供給系が閉塞してしまうことを防止することができる。また、起動時、およびデュアル方式では、ガス燃料の供給不安定時、バックアップ運転時等において油焚きを迅速かつ安定して行うができると共に、ガスタービンの運転安定性を高めることができる。
また、本発明に係るガスタービンによれば、油室の燃料油を十分に除去することができ、運転安定性を高めることができる。
(第一実施形態)
図1は、本発明の第一実施形態に係るガスタービン1の全体構成を示す概略構成断面図である。
図1に示すように、このガスタービン1は、ロータ1aの回転中心軸P1が水平方向に向けられており、圧縮機2と複数の燃焼器10とタービン3とで概略構成されている。
複数の燃焼器10は、図1に示すように、圧縮機2の出口に連通しており、圧縮機2から供給された圧縮空気Aに燃料を混合すると共に燃焼させて高温・高圧の燃焼ガスBを発生させる。
タービン3は、燃焼器10から送り出された燃焼ガスBの熱エネルギをロータ1aの回転エネルギに変換する。そして、この回転エネルギがロータ1aに連結された発電機(不図示)に伝達されるようになっている。
なお、各燃焼器10は、ガスタービン1におけるロータ1aの回転中心軸P1に対して、それぞれの燃焼器中心軸P2を、燃焼器10の入口側が出口側よりも、回転中心軸P1の径方向に離れる側に傾けた状態で放射状に配設されている。このとき、図2に示すように、燃焼器中心軸P2と回転中心軸P1(水平方向)とのなす角度をCとする。
各燃焼器10は、ガス焚きのほかに油焚きが可能なデュアル方式のものであり、図2に示すように、外筒11と、内筒12と、パイロットノズル13と、メインノズル14と、尾筒15とを備えている。なお、第一実施形態では、例示的にパイロットノズル13とメインノズル14とを有するデュアル方式の燃焼器10について説明しているが、油焚きが可能な燃料ノズルの構成であれば、特に限定されるものではない。
以下の説明においては、特に言及しない限り、燃焼器10の中心軸方向(燃焼器中心軸P2方向)を単に「軸方向」と、燃焼器中心軸P2周りを単に「周方向」と、燃焼器10の径方向を単に「径方向」という。
このような内筒12は、図2に示すように、外筒11との間隙が圧縮空気Aの流路とされており、外筒11の基端部11a側の基端開口部12bから圧縮空気Aが内部に導入される。
図3に示すように、ノズル管台20は、円盤状に形成された管台本体(第一の部材)30と、蓋体40(第二の部材)とを備えている。このノズル管台20は、その中心軸を燃焼器中心軸P2に重ねて外筒11(図2参照)に配設されており、管台本体30と蓋体40とによって画定された環状の油室21を備えている。
このような油溝33の溝底面33eは、図4に示すように、軸方向における同位置に延在している。
また、図4に示すように、管台本体30の下面30cには、油溝33に連通すると共に燃料供給部10a(図2参照)に接続された燃料油供給孔30dが形成されている。
より詳細には、図4に示すように、管台本体30の受け部30bに筒部42bを突き合わせると共に、周方向に隣接する二つの周方向傾斜部33c(図5参照)に軸方向傾斜部42aを嵌合させて(図6参照)、軸方向傾斜部42aの周方向傾斜端面42dを周方向傾斜部33cに密着させている。
このような構成により、管台本体30と蓋体40とで油室21が画定されている。
各油流入部19aは、基端開口19bが管台本体30に近接対向する位置まで挿入されており、図5に示すように、軸方向に見て管配設部33bに重なる貫通孔42cに挿入されることで、油流入部19aの外周面を管配設部33bの内周面に接触させている。換言すれば、油供給管19のうち油流入部19a及び横抜孔19cよりも下流側が、軸方向傾斜部42aによって囲繞されている。
このような構成により、油室21には、八つの油流入部19aが配設されており、各油供給管19と油室21とによって燃料油供給系が構成されている。
また、油室21の軸方向傾斜部42aが、軸方向に見て油流入部19aの周囲で軸方向の管台本体30に向けて凸になっており、油流入部19aに向かうように軸方向に傾斜している。
そして、油室21の内端部33dが外端部33a側に向けて凸になって管台本体30の周方向に傾斜している。
油焚き運転の際においては、パイロットノズル13及びメインノズル14に対する燃料ガスの供給が停止され、それぞれに燃料供給部10aから燃料油(以下、符号Fを付す。)が供給される。
メインノズル14においては、燃料油供給孔30d(図4参照)から燃料油Fが油室21に充填され、この油室21に配設された油流入部19aから各メインノズル14の油供給管19内に燃料油Fが流入する。
油焚き運転の停止又はガス焚き運転への切替時においては、油室21への燃料油Fの供給を停止する。そうすると、各油供給管19を介して燃料油Fが排出されていき、図7に示すように、油室21における燃料油Fの油面レベルLが下がっていく(油面レベルL1)。
このようにして燃料油Fが油流入部19aに向けて集められる。
油溜まりOの油量が十分に少なくなった後に、燃料供給部10a等から高圧の空気等を供給して燃料油Fを油供給管19の内部に吹き飛ばすと共に、先端側の燃料吐出部から排出する。この際、油流入部19aの外周面が管配設部33bの内周面に接していることから、油流入部19aの外周面と管配設部33bの内周面との間のギャップに燃料油Fが残存し難い。
このようにして各燃焼器10におけるノズル管台20の油室21から燃料油Fを十分に除去する。
なお、回転中心軸P1が水平方向に向けられていないガスタービンにおいても、軸方向傾斜部42aの傾斜面と燃焼器中心軸P2とのなす角度Dが、燃焼器中心軸P2と水平方向とのなす角度Cよりも大きくなっていれば、燃料油Fをより確実に除去することが可能である。
図12は、本発明の第二実施形態に係るノズル管台50の概略構成図である。なお、図12において、図1〜図11と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
この油室51は、径方向外方側の外端部51aに五つの管配設部33bを備えており、各管配設部33bの間を周方向傾斜部33cが滑らかに接続している。
また、径方向内方側の内端部51dは、外端部51aに向けて略半円弧状に凸に形成されており、五つの管配設部33bのうちの周方向両端における二つの管配設部33bに連続している。
この油室52は、径方向外方側の外端部52aに三つの管配設部33bを備えており、各管配設部33bの間を周方向傾斜部33cが滑らかに接続している。
また、径方向内方側の内端部52dは、外端部52aに向けて凸になるように、僅かにくの字状に屈曲して形成されており、三つの管配設部33bのうちの周方向両端における二つの管配設部33bに連続している。
また、重力方向に対する姿勢が異なる燃焼器10において、油室52よりも油室51が上方側に位置したとしても、内端部52dにおいて油面よりも上方に一次的に残存した燃料油F(f1)が、内端部52dの表面に沿って下方側の突出部43に案内され、この突出部43の軸方向傾斜部42aに到達した燃料油Fが油流入部19aに向けて案内される。これにより、燃料油Fが油流入部19a側に集められて排出されるので、油室51の燃料油Fを十分に除去することが可能となる。
これらにより、重力方向に対する姿勢によらず、燃料油Fが油流入部19a側に集められて排出されるので、油室51,52の燃料油Fを十分に除去することが可能となる。
図14に示すように、ノズル管台50Aは、油室51,52が共に四つのメインノズル14(図2参照)に対応して形成されたものであり、油室51,52にそれぞれ四つの油流入部19aが配設されている。
この構成によっても上述したノズル管台50Aと同様の効果を得ることができる。
例えば、上述し第一、第二実施形態においては、油流入部19aを八つ設ける構成としたが、複数であればその他の数であっても構わない。
また、第二実施形態の油室52における内端部52dを、油室51の内端部51dのように円弧状に形成しても構わない。さらに、周方向傾斜部33cや内端部33d,51d,52dを平面視において多角形状に形成して周方向に傾斜させる構成にしても構わない。
2…圧縮機
3…タービン
10…燃焼器
11…外筒
14…メインノズル
14a…先端
14b…基端
19…油供給管
19a…油流入部
19b…基端開口
19c…横抜孔
20…ノズル管台
21…油室
30…管台本体(第一の部材)
33a…外端部
33c…周方向傾斜部
33d…内端部
40…蓋体(第二の部材)
42a…軸方向傾斜部
50,50A…ノズル管台
51…油室
51a…外端部
51d…内端部
52…油室
52a…外端部
52d…内端部
F,f1,f2…燃料油
P2…燃焼器中心軸
Claims (11)
- 燃焼器中心軸周りの周方向に間隔を空けて複数設けられ、それぞれ前記燃焼器中心軸から径方向に間隔を空けて前記燃焼器中心軸に沿って軸方向に延在するノズルと、
前記複数のノズルの前記軸方向の基端側に設けられ、前記複数のノズルを支持するノズル管台とを備え、
前記ノズルは、前記軸方向の基端側の油流入部から先端側に向けて燃料油を供給する油供給管を有し、
前記ノズル管台は、外部から前記燃料油が供給されると共に前記油流入部が少なくとも二以上設けられた油室を有しており、
前記油室は、前記径方向の外端部のうち前記周方向に互いに隣接する二つの前記油流入部の間において前記径方向の内端部側に向けて凸に形成されて前記二つの油流入部に向けて前記周方向に傾斜する周方向傾斜部と、
前記周方向傾斜部に連続して形成され、前記軸方向に見て前記油流入部の周囲で軸方向の一方に向けて凸に形成され、前記油流入部に向かうように前記軸方向に傾斜する軸方向傾斜部とを具備することを特徴とする燃焼器。 - 前記軸方向傾斜部の傾斜面と前記燃焼器中心軸とのなす角度は、前記燃焼器中心軸と水平方向とのなす角度よりも大きくなっていることを特徴とする請求項1に記載の燃焼器。
- 燃焼器中心軸周りの周方向に間隔を空けて複数設けられ、それぞれ前記燃焼器中心軸から径方向に間隔を空けて前記燃焼器中心軸に沿って軸方向に延在するノズルと、
前記複数のノズルの前記軸方向の基端側に設けられ、前記複数のノズルを支持するノズル管台とを備え、
前記ノズルは、前記軸方向の基端側の油流入部から先端側に向けて燃料油を供給する油供給管を有し、
前記ノズル管台は、外部から前記燃料油が供給されると共に前記油流入部が少なくとも二以上設けられた油室を有しており、
前記油室は、前記径方向の外端部のうち前記周方向に互いに隣接する二つの前記油流入部の間において前記径方向の内端部側に向けて凸に形成されて前記二つの油流入部に向けて前記周方向に傾斜する周方向傾斜部と、
前記軸方向に見て前記油流入部の周囲で軸方向の一方に向けて凸に形成され、前記油流入部に向かうように前記軸方向に傾斜する軸方向傾斜部とを具備し、
前記軸方向傾斜部の傾斜面と前記燃焼器中心軸とのなす角度は、前記燃焼器中心軸と水平方向とのなす角度よりも大きくなっていることを特徴とする燃焼器。 - 前記油流入部は、前記径方向において前記油室の外端部に接していることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の燃焼器。
- 前記油流入部は、前記軸方向に開口する基端開口を有することを特徴とする請求項1から4のうちいずれか一項に記載の燃焼器。
- 前記油流入部は、前記軸方向と交差する方向に穿孔された横抜孔を有することを特徴とする請求項1から5のうちいずれか一項に記載の燃焼器。
- 前記油室は、前記径方向の内端部が円環状に形成されていることを特徴とする請求項1から6のうちいずれか一項に記載の燃焼器。
- 前記ノズル管台は、前記油室を複数有することを特徴とする請求項1から7のうちいずれか一項に記載の燃焼器。
- 前記ノズル管台は、前記周方向傾斜部を有する第一の部材と、
前記軸方向傾斜部を有し、前記第一の部材に軸方向に重ねられて前記油室を画定する第二の部材とを備えることを特徴とする請求項1から8のうちいずれか一項に記載の燃焼器。 - 前記第一の部材は、前記油流入部に対向し、
前記第二の部材は、前記油供給管が挿通していることを特徴とする請求項1から9のうちいずれか一項に記載の燃焼器。 - 圧縮機と燃焼器とタービンとを備えるガスタービンであって、
前記燃焼器は、請求項1から10のうちいずれか一項に記載の燃焼器であることを特徴とするガスタービン。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010079007A JP5558168B2 (ja) | 2010-03-30 | 2010-03-30 | 燃焼器及びガスタービン |
CN201080062695.6A CN102741614B (zh) | 2010-03-30 | 2010-10-22 | 燃烧器及燃气轮机 |
EP10849004.6A EP2554907B1 (en) | 2010-03-30 | 2010-10-22 | Combustor and gas turbine |
PCT/JP2010/068686 WO2011121831A1 (ja) | 2010-03-30 | 2010-10-22 | 燃焼器及びガスタービン |
KR1020127019960A KR101442935B1 (ko) | 2010-03-30 | 2010-10-22 | 연소기 및 가스 터빈 |
US12/913,114 US8695348B2 (en) | 2010-03-30 | 2010-10-27 | Combustor and gas turbine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010079007A JP5558168B2 (ja) | 2010-03-30 | 2010-03-30 | 燃焼器及びガスタービン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011208912A JP2011208912A (ja) | 2011-10-20 |
JP5558168B2 true JP5558168B2 (ja) | 2014-07-23 |
Family
ID=44708010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010079007A Active JP5558168B2 (ja) | 2010-03-30 | 2010-03-30 | 燃焼器及びガスタービン |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8695348B2 (ja) |
EP (1) | EP2554907B1 (ja) |
JP (1) | JP5558168B2 (ja) |
KR (1) | KR101442935B1 (ja) |
CN (1) | CN102741614B (ja) |
WO (1) | WO2011121831A1 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2597374A1 (de) * | 2011-11-28 | 2013-05-29 | Siemens Aktiengesellschaft | Brenneranordnung für eine Gasturbine |
US10465907B2 (en) * | 2015-09-09 | 2019-11-05 | General Electric Company | System and method having annular flow path architecture |
JP6779097B2 (ja) * | 2016-10-24 | 2020-11-04 | 三菱パワー株式会社 | ガスタービン燃焼器及びその運転方法 |
WO2018118466A1 (en) * | 2016-12-22 | 2018-06-28 | Siemens Aktiengesellschaft | Fuel manifold in a combustor for a gas turbine engine |
US10598380B2 (en) | 2017-09-21 | 2020-03-24 | General Electric Company | Canted combustor for gas turbine engine |
JP6546334B1 (ja) * | 2018-12-03 | 2019-07-17 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | ガスタービンの燃焼器及びこれを備えたガスタービン |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01114623A (ja) | 1987-10-27 | 1989-05-08 | Toshiba Corp | ガスタービン燃焼器 |
JP2000039147A (ja) * | 1998-07-21 | 2000-02-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | フレキシブルジョイントを備えた燃焼器パイロットノズル |
US6622488B2 (en) | 2001-03-21 | 2003-09-23 | Parker-Hannifin Corporation | Pure airblast nozzle |
FR2832493B1 (fr) | 2001-11-21 | 2004-07-09 | Snecma Moteurs | Systeme d'injection multi-etages d'un melange air/carburant dans une chambre de combustion de turbomachine |
CN1320307C (zh) * | 2001-12-20 | 2007-06-06 | 阿尔斯通技术有限公司 | 用于将燃料-空气混合物喷入燃烧室的方法 |
JP3495730B2 (ja) * | 2002-04-15 | 2004-02-09 | 三菱重工業株式会社 | ガスタービンの燃焼器 |
JP3861035B2 (ja) * | 2002-08-08 | 2006-12-20 | 三菱重工業株式会社 | 管部材接合構造及びこれを適用した燃焼器の燃料ノズル取付構造 |
US6898938B2 (en) * | 2003-04-24 | 2005-05-31 | General Electric Company | Differential pressure induced purging fuel injector with asymmetric cyclone |
JP4326324B2 (ja) | 2003-12-26 | 2009-09-02 | 三菱重工業株式会社 | メインノズル及び燃焼器 |
US7377036B2 (en) * | 2004-10-05 | 2008-05-27 | General Electric Company | Methods for tuning fuel injection assemblies for a gas turbine fuel nozzle |
EP1724454A1 (de) * | 2005-05-11 | 2006-11-22 | Siemens Aktiengesellschaft | Brennstoffzuführung für eine Gasturbine mit einem Umlenkbereich |
JP4764392B2 (ja) * | 2007-08-29 | 2011-08-31 | 三菱重工業株式会社 | ガスタービン燃焼器 |
JP2010079007A (ja) | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Casio Computer Co Ltd | データ出力装置、データ表示システム、データ表示方法及びプログラム |
-
2010
- 2010-03-30 JP JP2010079007A patent/JP5558168B2/ja active Active
- 2010-10-22 KR KR1020127019960A patent/KR101442935B1/ko active IP Right Grant
- 2010-10-22 WO PCT/JP2010/068686 patent/WO2011121831A1/ja active Application Filing
- 2010-10-22 EP EP10849004.6A patent/EP2554907B1/en active Active
- 2010-10-22 CN CN201080062695.6A patent/CN102741614B/zh active Active
- 2010-10-27 US US12/913,114 patent/US8695348B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP2554907A4 (en) | 2017-11-08 |
US20110239619A1 (en) | 2011-10-06 |
CN102741614B (zh) | 2014-11-12 |
JP2011208912A (ja) | 2011-10-20 |
WO2011121831A1 (ja) | 2011-10-06 |
CN102741614A (zh) | 2012-10-17 |
EP2554907B1 (en) | 2019-03-13 |
KR20120099297A (ko) | 2012-09-07 |
EP2554907A1 (en) | 2013-02-06 |
KR101442935B1 (ko) | 2014-09-22 |
US8695348B2 (en) | 2014-04-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5558168B2 (ja) | 燃焼器及びガスタービン | |
JP5615008B2 (ja) | スワーラおよび少なくとも1つのスワーラを備えたバーナ | |
JP4818895B2 (ja) | 燃料混合気の噴射装置と、このような装置を備えた燃焼室およびタービンエンジン | |
RU2632073C2 (ru) | Узел впрыска топлива и установка, содержащая узел впрыска топлива | |
JP5816448B2 (ja) | 環状リングマニホルド四次燃料分配器 | |
JP6746356B2 (ja) | パイロットノズルを含む燃料ノズル組立体 | |
JP5584586B2 (ja) | 複数ノズル構成内への不均衡流れ分布を減少させる燃焼器ヘッドエンド案内ベーン | |
JP2006112776A (ja) | 低コスト二元燃料燃焼器及び関連する方法 | |
JP6824620B2 (ja) | 予混合パイロットノズル | |
EP2584268A2 (en) | Flashback resistant tubes in tube LLI design | |
JP6340075B2 (ja) | 燃料ノズル用の液体燃料カートリッジ | |
WO2003006887A1 (fr) | Buse de premelange, bruleur et turbine a gaz | |
JP6877926B2 (ja) | 予混合燃料ノズル組立体カートリッジ | |
JP2010223577A5 (ja) | ||
JP2010223577A6 (ja) | スワーラ、少なくとも1つのスワーラを備えたバーナにおける逆火の防止方法およびバーナ | |
JP6628469B2 (ja) | 燃焼器及び、燃焼器を含むガスタービンエンジン | |
JP2009204302A (ja) | 燃焼器燃料ノズル構造 | |
JP2008274774A (ja) | ガスタービン燃焼器およびガスタービン | |
JP2012057929A (ja) | ガスタービンノズル内で燃料を混合する装置及び方法 | |
WO2013128572A1 (ja) | 燃焼器及びガスタービン | |
JP5657794B2 (ja) | ガスタービン燃焼室 | |
US20120304652A1 (en) | Injector apparatus | |
JP2016121682A (ja) | 回転ガスタービンブレードおよびそのようなブレードを備えるガスタービン | |
JP2017161087A (ja) | バーナアセンブリ、燃焼器、及びガスタービン | |
JP5281685B2 (ja) | ガスタービン燃焼器およびガスタービン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130205 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20130207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131126 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140127 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20140128 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140507 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140604 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5558168 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |