JP3495730B2 - ガスタービンの燃焼器 - Google Patents

ガスタービンの燃焼器

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JP3495730B2
JP3495730B2 JP2002112630A JP2002112630A JP3495730B2 JP 3495730 B2 JP3495730 B2 JP 3495730B2 JP 2002112630 A JP2002112630 A JP 2002112630A JP 2002112630 A JP2002112630 A JP 2002112630A JP 3495730 B2 JP3495730 B2 JP 3495730B2
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oil
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    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R3/00Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
    • F23R3/28Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the fuel supply
    • F23R3/34Feeding into different combustion zones
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23DBURNERS
    • F23D11/00Burners using a direct spraying action of liquid droplets or vaporised liquid into the combustion space
    • F23D11/36Details, e.g. burner cooling means, noise reduction means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05BINDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Nozzles For Spraying Of Liquid Fuel (AREA)
  • Spray-Type Burners (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マニホールド内
の油がコーキングを起こすのを防止できるガスタービン
の燃焼器に関する。
【0002】
【従来の技術】ガスタービンの燃焼器は、パイロットノ
ズルの周囲に複数のメインノズルが配置された構成であ
る。燃焼器は、ガスタービンの車室の周囲に複数取り付
けられている。また、油焚きからガス焚きへ燃料を切替
えるデュアル方式のガスタービン燃焼器では、そのパイ
ロットノズルはパイロット油燃料が通る中心管と、パイ
ロットガス燃料が通る前記中心管の周囲に形成した外管
とからなる二重構造となっている。メインノズルも同様
に中心管に油燃料が通り、その周囲の外管にガス燃料が
通る二重構造となる。
【0003】図6は、燃焼器ノズルの正面図、図7は、
油燃料の供給系統を示す説明図である。同図に示すよう
に、燃焼器500の中心にはパイロットノズル1が、そ
の周囲には8本のメインノズル2が配置され、それぞれ
が油燃料とガス燃料を切替えて燃焼させ得る。メインノ
ズル2うち、図中斜線を付したノズルがメインAノズル
2a、線のないものがメインBノズル2bであり、メイ
ンAノズル2aとメインBノズル2bはそれぞれ交互に
配置される。このように、燃焼器500は、メインA系
統501とメインB系統502およびパイロット系統5
03の3系統を備え、各系統には別個に燃料が供給され
るようになっている。
【0004】メインAノズル2aとメインBノズル2b
は、油燃料の導入口はそれぞれ一つであるが、中間に油
燃料を各メインノズル2に分配するマニホールド51
0,511を備えており、具体的には、図8に示すよう
に、円盤状部材512〜514を複数重ねてノズル管台
515を構成すると共に各円盤状部材512〜514に
は、中心にパイロットノズルを通す穴516が形成され
且つマニホールド510,511を構成する円環状の突
起部517,518により形成した溝519,520を
有する。溝519,520にはメインノズル2の中央管
を通す穴521が各4つ穿孔されており、各溝519,
520に被せる側の円盤状部材512、513には油燃
料供給手段と溝519,520を連通する配管522,
523が設けられている。円盤状部材512〜514は
重ねて組んだ状態で溶接固定される。
【0005】係る構造により、メインA系統501とメ
インB系統502は前記ノズル管台515内にて図7に
示すような分岐を有するに至り、配管Aおよび配管Bか
ら油燃料を供給することで8本のメインノズル2(図8
中〜)から燃料を噴射できる。噴射した燃料は圧縮
機から送られた圧縮空気と混合し燃焼する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、ガスタービン
の停止後、或いはデュアル方式のガスタービン燃焼器で
は油燃料からガス燃料に切替えた後、前記マニホールド
510,511内に若干の油が残留する。通常は配管
A,Bからパージ空気を入れて内部に残留した油を排出
するようにしているが、マニホールド510,511が
円環状をしているため、図9に示すように、下方に油4
0が残留する。一方、メインノズル2は、ガスタービン
の停止後、或いはガス燃料による運転中に車室から熱を
受け、温度が上昇する。これによりメインノズル2のマ
ニホールド510,511内に残留した油が加熱され、
コーキング(Coking)を起こしてノズルを閉塞するとい
う問題点がある。
【0007】そこで、この発明は、上記に鑑みてなされ
たものであって、ノズル管台に設けた油燃料の配管を分
岐するマニホールド内におけるコーキングを防止できる
ガスタービンの燃焼器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明によるガスタービンの燃焼器は、複数の
メインノズルをパイロットノズルの周囲に取り付けるノ
ズル管台が、当該ノズル管台をその外周において車室に
取り付けるフランジを有し、且つ油燃料導入路を複数の
メインノズルの油燃料供給路に分岐させるマニホールド
を有すると共に、前記パイロットノズルは、ノズル管台
の中央に設けたスリーブを貫通しており、一方で前記メ
インノズルは、スリーブ付取付フランジに取り付けら
れ、前記ノズル管台のスリーブには、隙間をあけて前記
スリーブ付取付フランジのスリーブの先端が接合され、
更に前記スリーブ付取付フランジのフランジの周囲をノ
ズル管台に接合することで前記スリーブ付取付フランジ
のフランジと前記ノズル管台との間に空間を設けること
により空気断熱層を形成したものである。
【0009】ノズル管台はガスタービンの車室に取り付
けられているから、この取付部分を介して熱がノズル管
台に伝わる。この車室温度は400度以上にもなり、そ
のままマニホールド内の残留油に伝わると、残留油が容
易にコーキングを起こす。そこで、ノズル管台の車室に
取り付ける部分と前記マニホールドとの間に断熱部を設
けることで、車室からの熱を遮断し、マニホールド内が
高温になるのを防止する。これにより、マニホールド内
に残留油が存在しても、当該油のコーキングを防止でき
る。断熱部は、空気層であっても断熱材を介在させたも
のであっても良い。
【0010】 つぎの発明によるガスタービンの燃焼器
は、車室に取り付けられ且つ複数のメインノズルをパイ
ロットノズルの周囲に取り付けるノズル管台が、当該ノ
ズル管台をその外周において車室に取り付けるフランジ
を有し、且つ油燃料導入路を複数のメインノズルの油燃
料供給路に分岐させるマニホールドを有すると共に、前
記パイロットノズルは、ノズル管台の中央に設けたスリ
ーブを貫通しており、一方で前記メインノズルは、スリ
ーブ付取付フランジに取り付けられ、前記ノズル管台
は、前記車室に取り付ける部分と前記マニホールドとの
間に空気断熱層を有し、前記ノズル管台のスリーブに
は、隙間をあけて前記スリーブ付取付フランジのスリー
ブの先端が接合され、更に前記スリーブ付取付フランジ
のフランジの周囲をノズル管台に接合することで前記ス
リーブ付取付フランジのフランジと前記ノズル管台との
間及び前記スリーブ付取付フランジのスリーブと前記パ
イロットノズルが貫通する前記スリーブとの間に空間を
設け、更にノズル管台を車室に取り付ける前記フランジ
とノズル管台との間にも環状の空間を設けることにより
空気断熱層を形成したものである。
【0011】即ち、この発明は、下記実施の形態に開示
した構成に対応し、これを少なくとも含むものであり、
ノズル管台のスリーブに隙間を開けてスリーブ付取付フ
ランジのスリーブ先端が接合され、その一方でスリーブ
付取付フランジのフランジ周囲がノズル管台に接合して
いるから、ノズル管台とスリーブ付取付フランジとの間
に空気断熱層が形成される。ノズル管台にはマニホール
ドが形成されているから、このマニホールドに残留油が
存在しても、前記空気断熱層への入熱が阻止されるか
ら、残留油のコーキングが防止される。
【0012】つぎの発明によるガスタービンの燃焼器
は、車室に取り付けられ且つ複数のメインノズルをパイ
ロットノズルの周囲に取り付けるノズル管台が、油燃料
導入路を複数のメインノズルの油燃料供給路に分岐させ
るマニホールドを有すると共に、このマニホールド内に
開口した油燃料供給路(実施の形態の油燃料通路7に相
当)に至る穴が設けられ、且つ当該マニホールドは、前
記穴から、前記周配置した複数のメインノズルの周内側
に形成されるものである。
【0013】前記穴がメインノズルの周内側に形成され
ていれば、燃焼器をどのような角度で車室に取り付けて
も、当該穴が最下に位置する。このため、マニホールド
内の油は穴を通じて油燃料供給路に至ることになり、当
該マニホールド内に油が残留するのを防止できる。な
お、穴の数は下記実施の形態に示した4つに限定され
ず、それ以上或いは以下であっても、同様の効果を奏す
ることはいうまでもない。
【0014】つぎの発明によるガスタービンの燃焼器
は、車室に取り付けられ且つ複数のメインノズルをパイ
ロットノズルの周囲に取り付けるノズル管台が、油燃料
導入路を複数のメインノズルの油燃料供給路に分岐させ
るマニホールドを有すると共に、このマニホールド内に
開口した油燃料供給路に至る穴が設けられ、前記マニホ
ールドは、前記穴を結ぶ線より内側に主に形成されてい
るものである。
【0015】マニホールドが穴を結ぶ線の内側に形成さ
れることで、燃焼器をどのような角度で車室に取り付け
た場合でも、穴が最下に位置する。特に、2つの穴が同
じ高さに位置した場合でも、これらの穴を結ぶ線より内
側にマニホールドが形成されていることにより、マニホ
ールド内の油は内部を伝わって穴に至ことになる。具体
的には、下記実施の形態に示すような十字星形のマニホ
ールドを挙げることができる。
【0016】つぎの発明によるガスタービンの燃焼器
は、車室に取り付けられ且つ複数のメインノズルをパイ
ロットノズルの周囲に取り付けるノズル管台が、油燃料
導入路を複数のメインノズルの油燃料供給路に分岐させ
るマニホールドを有すると共に、このマニホールド内に
開口した油燃料供給路に至る穴が設けられ、前記マニホ
ールドは、前記穴と穴との間において中心方向に山形状
を有するものである。
【0017】即ち、この発明においても、穴と穴との間
に中心方向に山形状を形成することで、この山形状の斜
面を油が伝って落ち、穴に至る。このため、マニホール
ド内の油を確実に排出して、残留油のコーキングを防止
できる。
【0018】つぎの発明によるガスタービンの燃焼器
は、車室に取り付けられ且つ複数のメインノズルをパイ
ロットノズルの周囲に取り付けるノズル管台が、油燃料
導入路を複数のメインノズルの油燃料供給路に分岐させ
るマニホールドを有すると共に、このマニホールド内に
開口した油燃料供給路に至る穴が設けられ、前記マニホ
ールドは、曲面で形成した十字星形であり、前記穴が四
隅の外端に位置しているものである。
【0019】十字星形の四隅に穴を位置させれば、燃焼
器をどのような角度で車室に取り付けても、十字星形の
曲面を伝って油が穴に至る。このため、マニホールド内
の油を確実に排出して、残留油のコーキングを防止でき
る。
【0020】つぎの発明によるガスタービンの燃焼器
は、上記構成において、マニホールドはノズル管台内に
形成した環状空間からなり、内面が周面となるものであ
る。マニホールドが環状空間からなる場合は内面の形状
により油が残留するおそれがあるが、内面を周面とする
ことで燃焼器の取付角度如何に関わらず、油が残留する
ことなく周面を伝って落下する。これにより、マニホー
ルド内の油を確実に排出して、残留油のコーキングを防
止できる。
【0021】つぎの発明によるガスタービンの燃焼器
は、上記構成において、更にマニホールド内に空気や水
その他の流体を導入し、マニホールド内のパージを行う
パージ手段を備えたものである。即ち、パージのために
マニホールド内に流体を導入すれば、当該流体は穴から
排出されるから、このパージ流体と共にマニホールド内
の油が穴から排出される。これにより、マニホールド内
の油を確実に排出して、残留油によるコーキングを確実
に防止できる。
【0022】つぎの発明によるガスタービンの燃焼器
は、上記構成において、更に前記ノズル管台は、前記車
室に取り付ける部分と前記マニホールドとの間に断熱部
を有するものである。即ち、上記マニホールドの形状、
好ましくはパージ手段の併用によってもマニホールド内
に極微量に油が残留することがあり、この微小な残留油
が長期間に渡って蓄積することでノズルの閉塞させるこ
とが有り得る。そこで、上記断熱部によりマニホールド
への入熱を遮断するようにすれば、マニホールド内に極
微量に残留した油がコーキングするのを防止し、長期間
の使用によってもノズルが閉塞することがない。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明につき図面を参照
しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこ
の発明が限定されるものではない。また、下記実施の形
態における構成要素には、当業者が容易に想定できるも
の或いは実質的に同一のものが含まれる。また、下記実
施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定で
きるものが含まれるものとする。
【0024】図1は、この発明の実施の形態1に係るガ
スタービン燃焼器を示す断面図である。図2は、図1に
示したガスタービン燃焼器のノズル管台の組立図であ
る。図3は、ノズル管台のマニホールド形状を示す説明
図である。このガスタービンの燃焼器100は、パイロ
ットノズル1と、パイロットノズル1の周囲に配置した
複数のメインノズル2とから構成され、当該燃焼器10
0はガスタービンの車室101の周方向に複数取り付け
られている。パイロットノズル1は、パイロット油燃料
が通るパイロット燃料通路3を形成する中心管4と、中
心管4の外側に配置され、パイロットガス燃料が通るパ
イロットガス燃料通路5を形成する外管6とからなる二
重構造となる。
【0025】各メインノズル2は、油燃料を供給する油
燃料通路7を形成する中央管8と、中央管8の周囲に設
けられ、中央管8との間にガス燃料通路9を形成する外
管10との二重構造となり、油燃料およびガス燃料は先
端から外部に噴射される。各メインノズル2は、メイン
Aノズル2aとメインBノズル2bがノズル管台11に
それぞれ交互に取り付けられ、且つ前記ノズル管台11
は、メインA系統において油燃料をメインAノズル2a
に分岐させ、更にメインB系統において油燃料をメイン
Bノズル2bに分岐させるマニホールド12、13をそ
れぞれ備える。
【0026】ノズル管台11は、図2に示すように、円
盤状部材14、15と蓋部材16を重ねて構成されると
共に各円盤状部材14,15には、中心にパイロットノ
ズル1を通す穴17,18が形成され且つマニホールド
12,13を構成する星形環状の突起部19,20によ
り形成した凹部21,22を有する。凹部21,22に
はメインノズル2の中央管8を通す穴23が各4つ穿孔
されており、各凹部21,22に被せる側の蓋部材16
には油燃料供給手段(図示省略)と凹部21,22とを
連通する配管24,25が設けられている。円盤状部材
14,15および蓋部材16は重ねて組んだ状態で溶接
固定される。円盤状部材14,15および蓋部材16を
溶接した状態でノズル管台11内に前記凹部21,22
により星形環状のマニホールド12,13が形成される
(断面形状は図3参照)。また、円盤状部材15には、
メインB系統のメインノズル2の中央管8を通すための
穴26が更に設けてある。
【0027】 メインノズル2は、ノズル管台11のパ
イロットノズル1を挿入するスリーブ30に対し、スリ
ーブ付取付フランジ31およびスパイダアーム32によ
り固定されている。また、メインノズル2は、パイロッ
トノズル1の前方で当該パイロットノズル1の外管6と
スパイダアーム33により連結されている。また、メイ
ンノズル2の中央管8はノズル管台11の穴23を通じ
て当該穴23に固定され、その端部をマニホールド1
2、13側に開口する。また、ノズル管台11には、車
室101に取り付けるためのフランジ34が設けられ、
且つ圧縮機からの圧縮空気を導入する圧縮空気導入口3
5が形成されている。
【0028】パイロットノズル1は、ノズル管台11の
穴17,18から挿入され、ノズル管台11にボルト3
6により固定される。パイロットノズル1の後端部に
は、パイロットガス燃料が導入されるガス燃料導入口3
7、パイロット油燃料が導入される油燃料導入口38が
設けられている。ノズル管台11は、フランジ34をボ
ルト39で固定することで車室101に取り付けられて
いる。
【0029】この十字星形のマニホールド12,13に
よれば、図3に示すように、ガスタービンの停止後、或
いはデュアル方式のガスタービン燃焼器では油燃料から
ガス燃料に切替えた後、前記マニホールド12,13内
の油が湾曲斜面12a、13aを伝わって下方に移動
し、マニホールド12,13内の穴23から中央管8の
油燃料通路7に流れる。このため、マニホールド12,
13内の油40を穴23から排出できる。更に好ましく
は、パージ空気をマニホールド12,13内に導入する
ことでマニホールド12,13内の油40を確実にパー
ジできる。
【0030】メインノズル2は車室101に複数取り付
けられているが、通常、燃料や空気の導入の便宜からメ
インノズル2の取りつけ角度を決定しており、マニホー
ルド12,13の穴23を基準とすることはない。この
ため、上記従来の構成では、殆どの穴がマニホールド内
の最下部に位置せず、マニホールド内に油が残留して車
室の熱によりコーキングを起こすという問題があった。
これに対して、この実施の形態に係る構成によれば、メ
インノズル2の全てが同じ星形のマニホールド12,1
3を備え、このマニホールド12,13はどのような取
付角度であっても、例えばマニホールドが図3の(b)
〜(c)に示すような角度になっても、マニホールド1
2,13内の殆どが湾曲斜面12a、13aとなり、そ
の下端には油燃料通路7に至る穴23が位置しているか
ら、油40が湾曲斜面12a、13aを伝って穴23に
至り、油40の排出が可能となる。また、パージ空気に
よりパージを行うことで、マニホールド12,13内か
ら油40を確実に排出できる。また、パイロットノズル
1を通す穴17,18の部分はスリーブ状の円環突起部
19a、20aとなり、このため、マニホールド12,
13の内側は周面となるから、どのような取付角度であ
ってもこの周面を伝って油40が下方に落ちることにな
る。
【0031】このように、マニホールド12,13の形
状を残留油が発生しないような形状とし、具体的には、
メインノズル2の中央管8を固定した穴23にマニホー
ルド12,13内の油40が伝わり落ち且つそこに前記
穴23が位置していることが必要であり、穴23がマニ
ホールド12,13の最下位置に位置することも一つの
例であるが、重力またはパージ空気によって油を何らか
の形状をもって穴23まで導ければこの発明は成立し、
この機能を致す限り、マニホールド12,13の形状
は、図3に示すものに限定されない。また、穴23はメ
インノズル2の中央管8に連続していなくても、残留油
の除去を目的とするならば、パージ専用の穴であっても
良い。
【0032】係る目的から、マニホールド12,13の
形状は下記のものであっても良い。図4は、マニホール
ド形状の変形例を示す説明図である。このマニホールド
41は、同図に示すように、外側の突起部19が四角形
となり且つその四隅42に穴43が配置され且つ各辺が
弓状に湾曲した形状となっており、一方で内側は円環突
起部19aにより周面45が形成される。これにより、
どのような取付角度であってもマニホールド41内が湾
曲斜面44となるから、この湾曲斜面44を伝って油4
0が穴43に導かれる。即ち、ガスタービンの停止後、
或いは油燃料からガス燃料に切替えた後、マニホールド
41内に存在する油は、湾曲斜面44を伝って四隅の穴
43に至る。
【0033】更に好ましくはパージ空気を導入すること
で、マニホールド41内の油40は確実に穴43まで運
ばれ、マニホールド41外に排出される。また、油40
は、周面45を伝わり下方に落ちる。なお、この湾曲形
状のマニホールド41は、前記円盤状部材14、15の
突起部19,20の形状を変えることで構成できる。係
る構成では、燃焼器100の取付角度に関係なく、例え
ば、同図(b)、(c)に示すような角度であっても、
マニホールド41内の油40を穴43から排出できる。
【0034】図5は、別のマニホールド形状を示す説明
図である。このマニホールド46は、同図に示すように
突起部19,20および突起部19a、20aにより正
四角形に形成され、その四隅47に穴48が配置されて
いる。上述のように、燃焼器100を車室101に取り
付けるときの取付角度はマニホールド形状と殆ど関係無
い。これに対して、マニホールド46の形状が正四角形
の場合、マニホールド46が直線部分49を有すること
になるが、直線部分49が地面に水平に位置するように
燃焼器100が取り付けられるのは稀であり、同図
(a)に示すように、殆どの場合において前記直線部分
49が斜めになる。このため、油40が斜めになった直
線部分49を伝わり、油40が穴47から排出される。
また、好ましくはパージ空気を導入することにより、油
を確実に排出できる。
【0035】仮に、同図(b)に示すように、直線部分
49が地面に略水平となった場合でも、上記従来のよう
に湾曲部分の底に油が溜まるようなことはないため、直
線部分49に存在する油40をパージ空気により容易に
穴48から排出できる。なお、係る構成とは逆に上記従
来の円環状のマニホールドでは、燃焼器を取り付ける
際、殆どの場合に前記穴が最下に位置することがなく、
湾曲部分に油が溜まる結果となる。
【0036】以上より前記マニホールド12,13(4
1,46)は、前記穴23(42,48)から、前記周
配置した複数のメインノズル2の周53(図3,4,5
中二点鎖線で示す)の内側に形成することで、マニホー
ルド12,13内に残留する油を低減させるから、マニ
ホールド12,13内のコーキングを防止できる。ま
た、好ましくはマニホールド12,13を、前記穴23
を結ぶ線53a(図3,4,5中一点鎖線で示す)より
内側に主に形成した場合、更に好ましくは穴23と穴2
3との間において中心方向に山形状(図3にて符号50
で示す)を形成した場合においても、マニホールド1
2,13内の油を確実に排出し、残留油によるコーキン
グを確実に防止できる。また、内側の突起部19a,2
0aが周面(図3にて符号51で示す)を有すること
で、取付角度の如何を問わず油40を確実に下方に落下
できる。
【0037】 図1に戻り、前記ノズル管台11とスリ
ーブ付取付フランジ31との間には、これらにより密閉
空間とした空気断熱層60が形成されている。空気断熱
層60は、車室101に直接接触しているフランジ34
からマニホールド12,13に直接熱伝達することを避
けるために設けられており、同図に示す例では、まず、
スリーブ付取付フランジ31のフランジ31aとノズル
管台11との間に空間60aを設けて断熱を行い、更に
スリーブ付取付フランジ31のスリーブ31bとパイロ
ットノズル1のスリーブ30との間に空間60bを設
け、即ち車室101の取付部分から当該スリーブ31b
を介してマニホールド12,13に至る熱経路を長くす
ると共に、スリーブ付取付フランジ31とスリーブ30
との間に空間60bを設けることで断熱を行う。また、
フランジ34とノズル管台11との間にも環状の空間6
0cが設けられ、この空間60cによりフランジ34か
らノズル管台11への熱経路を長くすると共にフランジ
34とノズル管台11との間の断熱を行う。具体的に
は、空気断熱層60は7mm〜8mm程度の幅があれば
良い。
【0038】 このようにして形成した空気断熱層60
は、車室101からの入熱がマニホールド12,13に
伝わるのを効果的に抑制する。このため、マニホールド
12,13内の温度を油のコーキング発生温度より低く
保つことができる。また、この空気断熱層60の形状は
図1に示したものに限定されない。例えばノズル管台1
1とスリーブ付取付フランジ31のフランジとの間に座
金形状の単純な空気断熱層を設けるようにしても良い
(図示省略、前記空間60aのみに相当)。更に、断熱
性を高めてコーキングを防止するため、前記空気断熱層
60の空間に断熱材を充填しても良い。
【0039】また、上記空気断熱層60は、断熱効果が
高くそれだけでマニホールド12,13内を油のコーキ
ング温度以下に抑えることができれば、上記従来の円環
状マニホールドの燃焼器に適用しても良い。また、上記
実施の形態では、ノズル管台の中央にパイロットノズル
を取り付ける穴を設けたため、マニホールド12,13
が環状空間となったが、パイロットノズルための穴が不
要の場合、マニホールド12,13は環状ではなく、単
なる空間によりマニホールドを形成しても良い。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るガ
スタービンの燃焼器では、車室に取り付けられ且つ複数
のメインノズルをパイロットノズルの周囲に取り付ける
ノズル管台が、油燃料導入路を複数のメインノズルの油
燃料供給路に分岐させるマニホールドを有し、前記ノズ
ル管台は、前記車室に取り付ける部分と前記マニホール
ドとの間に断熱部を有するので、マニホールド内に残留
油が存在しても、当該油のコーキングを防止できる。
【0041】また、この発明に係るガスタービンの燃焼
器では、複数のメインノズルをパイロットノズルの周囲
に取り付けるノズル管台が、当該ノズル管台をその外周
において車室に取り付けるフランジを有し、且つ油燃料
導入路を複数のメインノズルの油燃料供給路に分岐させ
るマニホールドを有すると共に、前記パイロットノズル
は、ノズル管台の中央に設けたスリーブを貫通してお
り、一方で前記メインノズルは、スリーブ付取付フラン
ジに取り付けられ、前記ノズル管台のスリーブには、隙
間をあけて前記スリーブ付取付フランジのスリーブの先
端が接合され、更に前記スリーブ付取付フランジのフラ
ンジの周囲をノズル管台に接合することで空気断熱層を
形成したので、マニホールド内の残留油のコーキングを
防止できる。
【0042】また、この発明に係るガスタービンの燃焼
器では、車室に取り付けられ且つ複数のメインノズルを
パイロットノズルの周囲に取り付けるノズル管台が、油
燃料導入路を複数のメインノズルの油燃料供給路に分岐
させるマニホールドを有すると共に、このマニホールド
内に開口した油燃料供給路に至る穴が設けられ、且つ当
該マニホールドは、前記穴から、前記周配置した複数の
メインノズルの周内側に形成されるので、マニホールド
内に残留する油がなくなるから、マニホールド内のコー
キングを防止できる。同様に、マニホールドを、前記穴
を結ぶ線より内側に主に形成した場合、穴と穴との間に
おいて中心方向に山形状を形成した場合、および曲面で
形成した十字星形とし、穴をその四隅の外端に位置させ
る場合においても、マニホールド内の油を確実に排出
し、残留油によるコーキングを確実に防止できる。
【0043】また、この発明に係るガスタービンの燃焼
器では、マニホールド内に空気や水その他の流体を導入
し、マニホールド内のパージを行うパージ手段を備えた
ことで、マニホールド内の油を確実にパージできる。
【0044】また、この発明に係るガスタービンの燃焼
器では、前記ノズル管台が、前記車室に取り付ける部分
と前記マニホールドとの間に断熱部を有するので、マニ
ホールド内に極微量に残留した油が存在しても、この残
留油がコーキングするのを防止するので、長期間の使用
によってもノズルが閉塞することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係るガスタービン燃
焼器を示す断面図である。
【図2】図1に示したガスタービン燃焼器のノズル管台
の組立図である。
【図3】ノズル管台のマニホールド形状を示す説明図で
ある。
【図4】マニホールド形状の変形例を示す説明図であ
る。
【図5】別のマニホールド形状の変形例を示す説明図で
ある。
【図6】燃焼器ノズルの正面図である。
【図7】油燃料の供給系統を示す説明図である。
【図8】図7に示した燃焼器ノズルの組立図である。
【図9】図7に示した燃焼器ノズルの残留油の状態を示
す説明図である。
【符号の説明】
100 燃焼器 101 車室 1 パイロットノズル 2 メインノズル 3 パイロット燃料通路 4 中心管 5 パイロットガス燃料通路 6 外管 7 油燃料通路 8 中央管 9 ガス燃料通路 10 外管 11 ノズル管台 12、13 マニホールド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23R 3/28 - 3/36 F02C 7/22 - 7/232 F23K 5/02 - 5/18

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】数のメインノズルをパイロットノズル
    の周囲に取り付けるノズル管台が、当該ノズル管台をそ
    の外周において車室に取り付けるフランジを有し、且つ
    油燃料導入路を複数のメインノズルの油燃料供給路に分
    岐させるマニホールドを有すると共に、 前記パイロットノズルは、ノズル管台の中央に設けたス
    リーブを貫通しており、一方で前記メインノズルは、ス
    リーブ付取付フランジに取り付けられ、 前記ノズル管台のスリーブには、隙間をあけて前記スリ
    ーブ付取付フランジのスリーブの先端が接合され、更に
    前記スリーブ付取付フランジのフランジの周囲をノズル
    管台に接合することで前記スリーブ付取付フランジのフ
    ランジと前記ノズル管台との間に空間を設けることによ
    り空気断熱層を形成した ガスタービンの燃焼器。
  2. 【請求項2】 車室に取り付けられ且つ複数のメインノ
    ズルをパイロットノズルの周囲に取り付けるノズル管台
    が、当該ノズル管台をその外周において車室に取り付け
    るフランジを有し、且つ油燃料導入路を複数のメインノ
    ズルの油燃料供給路に分岐させるマニホールドを有する
    と共に、 前記パイロットノズルは、ノズル管台の中央に設けたス
    リーブを貫通しており、一方で前記メインノズルは、ス
    リーブ付取付フランジに取り付けられ、前記ノズル管台は、前記車室に取り付ける部分と前記マ
    ニホールドとの間に空気断熱層を有し、 前記ノズル管台のスリーブには、隙間をあけて前記スリ
    ーブ付取付フランジのスリーブの先端が接合され、更に
    前記スリーブ付取付フランジのフランジの周囲をノズル
    管台に接合することで前記スリーブ付取付フランジのフ
    ランジと前記ノズル管台との間及び前記スリーブ付取付
    フランジのスリーブと前記パイロットノズルが貫通する
    前記スリーブとの間に空間を設け、更にノズル管台を車
    室に取り付ける前記フランジとノズル管台との間にも環
    状の空間を設けることにより空気断熱層を形成したガス
    タービンの燃焼器。
  3. 【請求項3】 車室に取り付けられ且つ複数のメインノ
    ズルをパイロットノズルの周囲に取り付けるノズル管台
    が、油燃料導入路を複数のメインノズルの油燃料供給路
    に分岐させるマニホールドを有すると共に、このマニホ
    ールド内に開口した油燃料供給路に至る穴が設けられ、
    且つ当該マニホールドは、前記穴より、前記周配置した
    複数のメインノズルの周内側に形成されるガスタービン
    の燃焼器。
  4. 【請求項4】 車室に取り付けられ且つ複数のメインノ
    ズルをパイロットノズルの周囲に取り付けるノズル管台
    が、油燃料導入路を複数のメインノズルの油燃料供給路
    に分岐させるマニホールドを有すると共に、このマニホ
    ールド内に開口した油燃料供給路に至る穴が設けられ、
    前記マニホールドは、前記穴を結ぶ線より内側に主に形
    成されているガスタービンの燃焼器。
  5. 【請求項5】 車室に取り付けられ且つ複数のメインノ
    ズルをパイロットノズルの周囲に取り付けるノズル管台
    が、油燃料導入路を複数のメインノズルの油燃料供給路
    に分岐させるマニホールドを有すると共に、このマニホ
    ールド内に開口した油燃料供給路に至る穴が設けられ、
    前記マニホールドは、前記穴と穴との間において中心方
    向に山形状を有するガスタービンの燃焼器。
  6. 【請求項6】 車室に取り付けられ且つ複数のメインノ
    ズルをパイロットノズルの周囲に取り付けるノズル管台
    が、油燃料導入路を複数のメインノズルの油燃料供給路
    に分岐させるマニホールドを有すると共に、このマニホ
    ールド内に開口した油燃料供給路に至る穴が設けられ、
    前記マニホールドは、曲面で形成した十字星形であり、
    前記穴が四隅の外端に位置しているガスタービンの燃焼
    器。
  7. 【請求項7】 前記マニホールドはノズル管台内に形成
    した環状空間からなり、内面が周面となっている請求項
    3〜6のいずれか一つに記載のガスタービンの燃焼器。
  8. 【請求項8】 更に、マニホールド内に空気や水その他
    の流体を導入し、マニホールド内のパージを行うパージ
    手段を備えた請求項3〜7のいずれか一つに記載のガス
    タービンの燃焼器。
  9. 【請求項9】 更に、前記ノズル管台は、前記車室に取
    り付ける部分と前記マニホールドとの間に断熱部を有す
    る請求項3〜8のいずれか一つに記載のガスタービンの
    燃焼器。
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