JP5557934B1 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、パンクシール剤を用いたパンク修理を容易にしつつ、空洞共鳴音を低減させた空気入りタイヤを提供することを目的とする。
【解決手段】タイヤ内面に短繊維が固着された短繊維固着領域を有する空気入りタイヤであって、トレッド接地端間に位置するタイヤ内面に、タイヤ周方向に連続して延び、短繊維が固着されない、周方向短繊維非固着領域を有することを特徴とする、空気入りタイヤ。
【選択図】図1

Description

本発明は、特に、パンクシール剤を用いたパンク修理を容易にしつつ、空洞共鳴音を低減させた、空気入りタイヤに関する。
空気入りタイヤが発生させる騒音の要因の一つに、タイヤ内部に充填された空気の振動による空洞共鳴現象がある。空洞共鳴現象とは、タイヤの転動時の、トレッド部と凹凸のある路面との接触により生じた振動が、タイヤ内部の空気を振動させることによって、タイヤ内部で生じる共鳴現象をいう。例えば、一般的な乗用車用タイヤの場合には、空洞共鳴現象により生じる、空洞共鳴周波数200Hz〜270Hzの音が、車内騒音として耳障りな音となる。
上記空洞共鳴現象により生じる音(以下、「空洞共鳴音」ともいう。)を低減する技術として、タイヤ内部に吸音材料を配置することによって、空洞共鳴音を吸収する(吸音する)技術が提案されている。有力な手法として、例えば、静電植毛加工を用いて、タイヤ内面に吸音性を備える短繊維を固着させる技術が知られている(特許文献1参照)。
一方、空気入りタイヤがパンクした際に、パンクを修理する方法として、パンクシール剤を含むパンク修理液を用いる手法が知られている。この方法では、まず、ホイールのバルブからタイヤ内部にパンク修理液を注入し、その後、タイヤを回転させることによって、パンク修理液を、タイヤ周方向に、ひいてはタイヤ内面に亘って行き渡らせる。そして、パンク部位に到達したパンクシール剤が固まることによって、タイヤの修理が完了する。
特開2004−082387号公報
しかしながら、タイヤの空洞共鳴音を低減させるためにタイヤ内面に短繊維が固着された空気入りタイヤでは、短繊維が、パンク修理液を吸収して、そのタイヤ内面上における流れを妨げる。そのため、短繊維が固着された空気入りタイヤでは、パンクシール剤をタイヤ内面に十分に行き渡らせることが困難であり、比較的大きな量のパンク修理液がパンク修理に必要とされていた。
そこで、本発明は、パンクシール剤を用いたパンク修理を容易にしつつ、空洞共鳴音を低減させた空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明の要旨は以下の通りである。
本発明の空気入りタイヤは、タイヤ内面に短繊維が固着された短繊維固着領域を有する空気入りタイヤであって、トレッドセンター側部のみにおいて、トレッド接地端間に位置する前記タイヤ内面に、タイヤ周方向に連続して延び、前記短繊維が固着されない、周方向短繊維非固着領域を有し、タイヤ幅方向に向かって前記周方向短繊維非固着領域から連続して延び、前記短繊維が固着されない、幅方向短繊維非固着領域を更に有する
ことを特徴とする。
上記構成とすれば、パンク修理液を、容易に、タイヤ周方向、ひいてはタイヤ内面に亘って行き渡らせることができ、パンク修理に必要とされるパンク修理液を低減することができる。そのため、パンクシール剤を含むパンク修理液を用いたパンク修理を容易にしつつ、空洞共鳴音を低減させた空気入りタイヤを提供することができる。また、上記構成とすれば、パンクシール剤を含むパンク修理液を用いたパンク修理を更に容易にすることができる。
なお、「タイヤ内面」とは、空気入りタイヤを適用リムに装着し、所定空気圧としたときに、タイヤ内腔に露出するタイヤの面を指す。ここで、「適用リム」とは、タイヤが生産され、使用される地域に有効な産業規格であって、日本ではJATMA(日本自動車タイヤ協会) YEAR BOOK、欧州ではETRTO(European Tyre and Rim Technical Organisation) STANDARD MANUAL、米国ではTRA(THE TIRE and RIM ASSOCIATION INC.)YEAR BOOK等に規定されたリムを指し、「所定空気圧」とは、適用サイズのタイヤにおける所定の荷重に対応する空気圧(最高空気圧)を指す。「所定の荷重」とは、上記JATMA等の規格のタイヤ最大負荷を指す。
またなお、「トレッド接地端」とは、空気入りタイヤを適用リムに装着し、所定空気圧とし、静止した状態で平板に対し垂直に置き、所定の質量に対応する負荷を加えたときの平板との接触面におけるタイヤ幅方向両端を指す。
更になお、「タイヤ周方向に延びる」とは、厳密にタイヤ周方向に延びることを指すものでなく、タイヤ周方向の成分を有する方向に延びることも指す。
更になお、「周方向短繊維非固着領域」とは、短繊維が、タイヤ幅方向に、1mm以上に亘って、固着されていないことを指す。ここで、「トレッド接地幅」とは、トレッド接地端間のタイヤ軸方向最大直線距離を指す。
更になお、周方向短繊維非固着領域は、タイヤ周方向に沿って直線状に延在することに限定されることなく、タイヤ周方向にジグザグ状、波状等をなして延びることも指す。
更になお、本発明の空気入りタイヤの諸寸法は、特に断りのない限り、タイヤを適用リムに装着し、所定空気圧とし、無負荷状態としたときの諸寸法を指す。
更になお、「タイヤ幅方向に向かって延びる」とは、厳密にタイヤ幅方向に延びることを指すものでなく、タイヤ幅方向の成分を有する方向に延びることも指す。
更になお、幅方向短繊維非固着領域は、タイヤ幅方向に沿って直線状に延在することに限定されることなく、タイヤ幅方向にジグザグ状、波状等をなして延びることも指す。
また、本発明の空気入りタイヤは、タイヤ幅方向断面図において、タイヤ赤道面を中心としてタイヤ幅方向にトレッド接地半幅の範囲にあるトレッドセンター側部に、前記周方向短繊維非固着領域を有することが好ましい。
上記構成とすれば、パンクシール剤を用いたパンク修理を更に容易にすることができる。また、空気入りタイヤの転がり抵抗を低減する(の増加を抑制する)ことができる。
なお、「トレッド接地半幅」とは、トレッド接地幅の半分の値を指す。
更に、本発明の空気入りタイヤは、トレッド踏面に、溝と該溝にて区画される陸部とを有し、前記溝に対応するタイヤ内面の領域である溝対応領域の面積をS1、前記陸部に対応するタイヤ内面の領域である陸部対応領域の面積をS2、前記溝対応領域における短繊維固着領域の面積をT1、前記陸部対応領域における短繊維固着領域の面積をT2としたときに、T1/S1>T2/S2の関係を満たすことが好ましい。
上記構成とすれば、空気入りタイヤの操縦安定性の低下を更に抑制することができる。
なお、「トレッド踏面」とは、タイヤを適用リムに装着し、所定空気圧とし、静止した状態で平板に対し垂直に置き、所定の荷重に対応する負荷を加えたときの平板との接触面を指す。
またなお、「溝対応領域」とは、タイヤ幅方向断面において、溝のタイヤ幅方向端を通りタイヤ径方向に延びる仮想線とタイヤ内面との交点2つの間に位置する、タイヤ内面の領域を指す。同様に、「陸部対応領域」とは、タイヤ幅方向断面において、陸部のタイヤ幅方向端を通りタイヤ径方向に延びる仮想線とタイヤ内面との交点2つの間に位置する、タイヤ内面の領域を指す。
本発明の空気入りタイヤによれば、パンクシール剤を用いたパンク修理を容易にしつつ、空洞共鳴音を低減させた空気入りタイヤを提供することができる。
本発明の一例の空気入りタイヤのタイヤ幅方向断面図である。 本発明の一例の空気入りタイヤが発生させる空洞共鳴音の音圧レベルを、マイクロホンを用いて測定した結果を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の空気入りタイヤの実施形態について詳細に例示説明する。
図1に、本発明の一例の空気入りタイヤのタイヤ幅方向断面図を示す。
本発明の一例の空気入りタイヤ1は、トレッド部2と、該トレッド部2の側部からタイヤ径方向内方に延びる一対のサイドウォール部3と、該サイドウォール部3からタイヤ径方向内方に延びる一対のビード部4とを有する。
また、このタイヤ1は、各ビード部4間にトロイド状に跨る1プライのカーカス5を備え、トレッド部2のカーカス5のタイヤ径方向外方に、複数本のコードをゴム被覆してなる2層のベルト層6(6x、6y)を備える。
更に、タイヤ1では、カーカス5よりもタイヤ内面側に配設されて、空気入りタイヤの内圧を保持する、1枚のインナーライナー7を備えている。そして、このインナーライナー7の表面が、このタイヤ1のタイヤ内面8を形成している。
本発明の一例の空気入りタイヤ1では、タイヤ内面8に、短繊維9が固着された短繊維固着領域Rfa、及び、短繊維が固着されない短繊維非固着領域Rfnを有することが必要とされる。
<短繊維固着領域>
図1に示す、タイヤ1では、多数の短繊維9が、接着剤10を介してタイヤ内面8を形成するインナーライナー7の表面に固着されている。
一例のタイヤ1では、短繊維固着領域Rfaの面積の、タイヤ内面8の表面積に対する割合が25%以上であることが好ましい。この範囲とすれば、空洞共鳴音を確実に低減させることができる。
また、一例のタイヤ1では、短繊維固着領域Rfaが非連続的である、言い換えると、複数の短繊維群が互いに独立して存在する。この構成とすれば、ある位置に固着された短繊維がタイヤ内面から剥離した場合に、その剥離がタイヤ内面に広がることを防ぐことができる。そのため、短繊維固着領域Rfaが連続的である場合と比較して、空洞共鳴音をより長期間低減させることができる。
<短繊維非固着領域(周方向短繊維非固着領域)>
ここで、一例のタイヤ1では、トレッド接地端TG間に位置するタイヤ内面8に、タイヤ周方向に連続して延び、短繊維9が固着されない周方向短繊維非固着領域Rcfnを有することが必要とされる。
空気入りタイヤがタイヤ周方向に連続して延びる周方向短繊維非固着領域Rcfnを有すれば、パンク修理液のタイヤ内面上における流れが妨げられにくい。従って、パンク修理液を、容易に、タイヤ周方向、ひいてはタイヤ内面に亘って行き渡らせることができ、パンク修理に必要とされるパンク修理液を低減することができる。そのため、上記構成とすれば、パンクシール剤を含むパンク修理液を用いたパンク修理を容易にしつつ、空洞共鳴音を低減させた空気入りタイヤを提供することができる。
ここで、タイヤ幅方向断面図において、タイヤ赤道面Cを中心としてタイヤ幅方向にトレッド接地半幅Tvの範囲にあるトレッド部分を、トレッドセンター側部Pcとし、該トレッドセンター側部Pcのタイヤ幅方向最外側の位置からトレッド接地端TGまでの範囲にあるトレッド部分を、トレッドショルダー側部Psとする。
このとき、図1に示すように、本発明の一例の空気入りタイヤ1は、トレッドセンター側部Pcに、周方向短繊維非固着領域Rcfnを有する。
ホイールのバルブからタイヤ内部にパンク修理液を注入し、その後、タイヤを回転させるとき、パンク修理液はトレッドセンター側部Pcのタイヤ内面8に溜まりやすい。従って、空気入りタイヤがトレッドセンター側部Pcに周方向短繊維非固着領域Rcfnを有すれば、パンク修理液を、更に容易に、タイヤ周方向、ひいてはタイヤ内面に亘って行き渡らせることができ、パンク修理に必要とされるパンク修理液を更に低減することができ、そのため、パンク修理を更に容易にすることができる。
また、タイヤ内面8に短繊維9が固着された場合、タイヤの重量が増加するため、タイヤの転がり抵抗が増加して、タイヤを装着した車両の燃費性が低下する。ここで、トレッドセンター側部Pcのタイヤ回転に伴う回転半径は、トレッドショルダー側部Psのそれと比較して、大きい。従って、トレッドセンター側部Pcにおいて短繊維9を固着させたことによる転がり抵抗の増加は、トレッドショルダー側部Psにおけるそれと比較して、顕著である。逆に言えば、トレッドセンター側部Pcにおいて短繊維9を固着させないことによる転がり抵抗の低下は、トレッドショルダー側部Psにおけるそれと比較して、顕著である。そのため、空気入りタイヤがトレッドセンター側部Pcに周方向短繊維非固着領域Rcfnを有すれば、タイヤの転がり抵抗を低減する(の増加を抑制する)ことができる。
<短繊維非固着領域(幅方向短繊維非固着領域)>
また、図1に示す、一例のタイヤ1では、タイヤ幅方向に向かって、周方向短繊維非固着領域Rcfnから連続して延び、短繊維9が固着されない、幅方向短繊維非固着領域Rwfnを更に有する。
ここで、図1では、幅方向短繊維非固着領域Rwfnは、トレッド周方向に一定のピッチで設けられており、各幅方向短繊維非固着領域Rwfnは、その周方向両側を短繊維固着領域Rfaにより挟まれている。
空気入りタイヤが、幅方向短繊維非固着領域Rwfnを更に有すれば、パンク修理液を、容易に、タイヤ周方向のみならずタイヤ幅方向に亘っても行き渡らせることができ、パンク修理に必要とされるパンク修理液を更に低減することができる。そのため、空気入りタイヤのパンク修理を更に容易にすることができる。
ここで、タイヤ幅方向断面において、ベルト層6のタイヤ幅方向端6a、6bを通りタイヤ径方向に延びる仮想線L5、L6とタイヤ内面8との交点それぞれ6A、6Bとする。このとき、点6A、6B間に位置するタイヤ内面8の領域を、ベルト層6に対応するタイヤ内面8の領域であるベルト対応領域Rbとする。そして、ベルト対応領域Rbにおける、周方向短繊維非固着領域Rcfn及び幅方向短繊維非固着領域Rwfnからなる短繊維非固着領域Rfnの面積をTb、ベルト対応領域Rbの面積をSb、とする。
このとき、Tb/Sbは、0.05以上1.0未満であることが好ましい。
0.05未満とすれば、短繊維がパンク修理液を吸収してしまうため、パンク修理の効率が大きく低下する。また、1.0とすれば、空洞共鳴音を低減させる効果が得られない。
同様の理由により、Tb/Sbは、0.1〜0.5であることが更に好ましい。
周方向短繊維非固着領域Rcfnのタイヤ幅方向幅は、トレッド接地幅をTwとしたときに、0.05Tw以上1.0Tw未満であることが好ましい。
0.05Tw以上とすれば、短繊維9がパンク修理液を吸収してしまうため、パンク修理の効率が大きく低下する。また、1.0Twとすれば、空洞共鳴音を低減させる効果が得られない。
同様の理由により、周方向短繊維非固着領域Rcfnのタイヤ幅方向幅は、0.1Tw以上0.50Tw以下であることが更に好ましい。
トレッド踏面に着目すると、図1に示すように、本発明の一例の空気入りタイヤ1は、トレッド踏面10に、溝11と該溝11にて区画される陸部12とを有している。
ここで、タイヤ幅方向断面において、溝11の開口部のタイヤ幅方向端11a、11bを通りタイヤ径方向に延びる仮想線L1、L2とタイヤ内面との交点をそれぞれ点11A、11Bとする。このとき、点11A、11B間に位置するタイヤ内面8の領域を、溝11に対応するタイヤ内面8の領域である溝対応領域Rgとする(図1には、1つの溝11についてのみ示す)。また、タイヤ幅方向断面において、陸部12のタイヤ幅方向端12a、12bを通りタイヤ径方向に延びる仮想線L3、L4とタイヤ内面との交点12A、12Bとする。このとき、点12A、12B間に位置するタイヤ内面8の領域を、陸部12に対応するタイヤ内面8の領域である陸部対応領域Rdとする(図1には、1つの溝11についてのみ示す)。そして、溝対応領域Rgの面積をS1、陸部対応領域Rdの面積をS2、溝対応領域Rgにおける短繊維固着領域の面積をT1、陸部対応領域Rdにおける短繊維固着領域の面積をT2とする。
このとき、一例の空気入りタイヤ1は、T1/S1>T2/S2の関係を満たすことが好ましい。
溝11が設けられたトレッド部分の剛性は、陸部12が設けられたトレッド部分のそれと比較して、低い。ここで、上記関係とすれば、剛性が比較的低い溝11が設けられたトレッド部分において、比較的広い面積に亘って短繊維9を固着させることができ、このトレッド部分の剛性を比較的大きく増加させることができる。そのため、空気入りタイヤがT1/S1>T2/S2の関係を満たせば、トレッド部2の剛性の増加を均一化することができ、空気入りタイヤの操縦安定性の低下を更に抑制することができる。
図1に示す、一例の空気入りタイヤ1は、トレッド踏面10において、短繊維固着領域Rfaは、溝対応領域Rgのみにあるため、上記関係式を満たしている。しかしながら、本発明の空気入りタイヤでは、これに限定されることなく、例えば、短繊維固着領域Rfaが、陸部対応領域Rdにあってもよい。
一例の空気入りタイヤ1では、T1/S1=1、0≦T2/S2≦0.8であることが好ましい。
T1/S1を1とすれば、剛性が比較的低い溝11が設けられたトレッド部分の全面において、短繊維9を固着させることができ、このトレッド部分の剛性を増加させることができる。T2/S2>0.8とすると、短繊維9がパンク修理液を吸収してしまうため、パンク修理の効率が大きく低下する。
同様の理由により、一例の空気入りタイヤ1では、T1/S1=1、0≦T2/S2≦0.5であることが更に好ましい。
図1に示す、一例の空気入りタイヤ1は、トレッド踏面10に、タイヤ周方向に連続して延びる周方向溝11c1、11c2(11c)と、該周方向溝11c1、11c2にて区画されるリブ状陸部12rdとを更に有し、周方向溝11c2からトレッド接地端TGに向かってタイヤ幅方向に延びる幅方向溝11wと、周方向溝11c2及び幅方向溝11wにて区画されるブロック状陸部12bdとを更に有する。そして、このタイヤ1では、周方向短繊維非固着領域Rcfnは、リブ状陸部12rdの陸部対応領域を占め、幅方向短繊維非固着領域Rwfnは、ブロック状陸部12bdの陸部対応領域を占め、短繊維固着領域Rfaは、周方向溝11c1の溝対応領域の一部、周方向溝11c2の溝対応領域の一部、及び幅方向溝11wの溝対応領域を占める。
このように、Rcfnが陸部対応領域を占め、Rwfnが溝対応領域を占めれば、T1/S1>T2/S2の関係を満たしやすく、空気入りタイヤの操縦安定性の低下を更に抑制することができると共に、パンクを修理する際に、パンク修理液を、容易にタイヤ内面に行き渡らせることができため、空気入りタイヤのパンク修理を更に容易にすることができる。
なお、周方向溝11cのタイヤ周方向に対する傾斜角度は、10°以下とすることができる。ここで、「周方向溝のタイヤ周方向に対する傾斜角度」とは、周方向溝の延在方向とタイヤ周方向とのなす角度のうち小さい方の角度を指す。
周方向溝11cの幅は、4mm〜8mmであることが好ましい。
4mm以上とすれば、周方向溝11cの排水性を高めることができ、空気入りタイヤのWET性能を向上させることができる。8mm以下とすれば、陸部12の面積を確保することができ、空気入りタイヤのトラクション性能を確保することができる。
図1に示す、本発明の一例の空気入りタイヤ1は、サイドウォール部3のタイヤ内面8に、多数の短繊維9が固着される。
本発明者らが検討した結果、サイドウォール部3のタイヤ内面8に短繊維9を固着させた場合の空洞共鳴音を低減させる効果は、トレッド部2のタイヤ内面8に短繊維9を固着させた場合の効果と比較して、大きいことがわかった。そのため、サイドウォール部3のタイヤ内面8に多数の短繊維9を固着させれば、空気入りタイヤの空洞共鳴音を更に低減させることができる。
短繊維固着領域Rfaでは、単位面積当たりの短繊維9の本数は、100本/cm〜50000本/cmであることが好ましい。
100本/cm以上とすれば、空洞共鳴音を低減する効果を十分に得ることができる。50000本/cm超とすると、空洞共鳴音を低減する効果がむしろ低下してしまう。
同様の理由により、単位面積当たりの短繊維9の本数は、1000本/cm〜10000本/cmであることが更に好ましい。
短繊維9の平均長さLは、0.5mm〜10mmであることが好ましい。
Lを0.5mm以上とすれば、空洞共鳴音を低減する効果が十分に得られ、また、Lを10mm以下とすれば、短繊維同士の絡み合いによるダマの発生を防止して、空洞共鳴音を低減する効果を十分に得ることができる。
同様の理由により、短繊維の平均長さは、2mm〜8mmであることが更に好ましい。
短繊維9の平均直径Dは、1μm〜500μmであることが好ましい。
Dが1μm未満の場合、短繊維9の製造工程において繊維が切れやすくなるために、短繊維9の生産性が低下して、短繊維を準備することが困難になる虞がある。Dが500μm超の場合、短繊維9の固着によるタイヤの重量の増加が顕著になり、タイヤの転がり抵抗が増加して、タイヤを装着した車両の燃費性が低下する虞がある。
同様の理由により、短繊維の平均直径は、20μm〜200μmであることが更に好ましい。
短繊維9の平均長さLの短繊維9の平均直径Dに対する割合L/Dは、5〜2000であることが好ましい。L/Dが5未満の場合、空洞共鳴音を低減する効果が小さくなる。L/Dが2000超の場合、短繊維同士の絡み合いによりダマが発生して、空洞共鳴音を低減する効果十分に得ることができない虞がある。
同様の理由により、L/Dは、10〜1000を満たすことが更に好ましい。
短繊維9の素材としては、有機合成繊維、無機繊維、再生繊維、天然繊維が挙げられる。ここで、有機合成繊維としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン等のポリオレフィン、ナイロン等の脂肪族ポリアミド、ケブラー等の芳香族ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレンサクシネート、ポリメチルメタクリレート等のポリエステル、シンジオタクチック−1,2−ポリブタジエン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリスチレン、及びこれらの共重合体からなる繊維が挙げられる。また、無機繊維としては、例えば、カーボン繊維、グラスファイバー等が挙げられる。また、再生繊維としては、例えば、レーヨン、キュプラ等が挙げられる。また、天然繊維としては、例えば、綿、絹、羊毛等が挙げられる。
接着剤10としては、ウレタン樹脂系接着剤、アクリル樹脂系接着剤、エポキシ樹脂系接着剤、クロロプレンゴム系接着剤等が挙げられる。
なお、図1に示す本発明の一例の空気入りタイヤ1では、カーカス5のプライ数は1プイであるが、本発明の空気入りタイヤでは、プライ数は必要に応じて複数のプライとすることもできる。また、図1に示すカーカス5は、本発明の空気入りタイヤでは、ラジアルカーカスとしてもバイアスカーカスとしてもよい。
またなお、図1ではベルト層6を2層とした場合を示しているが、本発明の空気入りタイヤでは、ベルト層は少なくとも1層設けられていればよい。
上記本発明の一例の空気入りタイヤ1では、接着剤10を用いて、短繊維9をタイヤ内面8に固着させている。しかしながら、本発明の空気入りタイヤでは、両面テープ、面ファスナー、粘着剤を介して、短繊維をタイヤ内面に固着させることもできる。
本発明の空気入りタイヤは、当業者に周知の方法によって製造することができる。
短繊維は、当業者に周知の種々の方法により、タイヤ内面に固着させることができるところ、静電植毛加工を用いて、タイヤ内面に固着させることが好ましい。
静電植毛加工は、電着処理を施した繊維に電圧をかけることによって、繊維を予め接着層を塗布した対象物に向けて投錨して、短繊維を対象物に垂直に植毛する技術である。そのため、複雑な形状を有する物体の表面にも、均一に短繊維を固着させることができ、曲率を有するタイヤ内面にも容易に短繊維を固着させることができる。
本発明の空気入りタイヤは、当業者に周知の方法によって、使用することができる。
また、本発明の空気入りタイヤは、当業者に周知のパンクシール剤の組成やパンク修理液の組成を用いて、修理することができる。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本発明は下記の実施例に何ら限定されるものではない。
参考例1については、空気入りタイヤ(205/55R16)のタイヤ内面に、静電植毛加工を用いて、太さ15デニール(φ45μm)、長さ2.5mmのナイロン製短繊維約20gを固着させた。ここで、空気入りタイヤが、タイヤ幅方向幅20mmの周方向短繊維非固着領域を3つ有するように、短繊維を固着させた。参考例1のタイヤの諸元を表1に示す。
比較例1については、参考例1で用いた空気入りタイヤと同じもののタイヤ内面に、短繊維を全く固着させなかった。比較例1のタイヤの諸元を表1に示す。比較例2については、参考例1で用いた空気入りタイヤと同じもののタイヤ内面の全面に亘って、静電植毛加工を用いて、ナイロン製短繊維約40gを固着させた。比較例2のタイヤの諸元を表1に示す。
(1)空洞共鳴音評価
上記の通り準備した空気入りタイヤを、JATMA規格に定める適用リム(6.5JJ−16)に装着してリム組みして、2000ccクラスの乗用車両に装着した。アスファルトで舗装された荒れた路面上のコース上において、上記車両を、内圧220kPa、1名乗車の条件下、50km/時で走行させ、空気入りタイヤの空洞共鳴音をドライバーの耳元に設置したマイクロホンで測定し、その音圧レベル(dB(A))を評価した。評価結果を図2、表1に示す。
図2に示すように、225Hz、235Hz付近に見られるピークが、タイヤの空洞共鳴現象に起因する車内騒音の周波数を示すことがわかる。そして、参考例1のタイヤにおけるこれらの周波数の音圧レベルが、比較例1のタイヤにおけるそれらと比較して、約2.0dB〜5.0dB低減し、本発明の空気入りタイヤの顕著な空洞共鳴音低減の効果が示された。また、表1には、最も顕著に差が現れる235Hz付近のピークにおける音圧レベルの低減量を示す。音圧レベルの低減量が大きいほど、空洞共鳴音を低減させる効果が高いことを示す。
(2)パンク修理の容易性評価
(1)と同様に準備したリム組みした空気入りタイヤをパンクさせた。このパンクしたタイヤを、パンクシール剤を含む一般的なパンク修理液を用いて、修理した。そして、修理に要したパンク修理液の量を測定した。具体的には、比較例1の評価結果を100とした相対評価となる指数を算出した。評価結果を表1に示す。パンク修理液の量が少ないほど、パンク修理液を用いたパンク修理が容易であることを示す。
(3)転がり抵抗評価
(1)と同様に準備したリム組みした空気入りタイヤを、ドラム試験機において、内圧220kPa、荷重0.425tの条件下、速度100km/時で走行させた。そして、タイヤを慣性走行させたときのタイヤの減速度から転がり抵抗を測定して評価した。具体的には、比較例1の評価結果を100とした相対評価となる指数を算出した。評価結果を表1に示す。指数が小さいほど転がり抵抗が小さく、タイヤを装着した車両の燃費性が優れることを示す。
(4)操縦安定性評価
(1)と同様に空気入りタイヤを車両に装着した。平滑なアスファルト路面上のコース上において、テストドライバーが、様々な走行を行い、フィーリング評価を行うことによって、空気入りタイヤの操縦安定性を評価した。具体的には、比較例1の評価結果を100とした相対評価となる指数を算出した。評価結果を表1に示す。指数が大きいほど操縦安定性が高いことを示す。
参考例2実施例1、比較例2、3についても、参考例1及び比較例1と同様に、(1)〜(4)の評価を行った。
Figure 0005557934
参考例1と比較例3とを比較することにより、周方向短繊維非固着領域を設ければ、パンク修理を容易にしつつ、空洞共鳴音を低減させることができることが示された。
参考例2参考例1とを比較することにより、トレッドセンター側部に周方向短繊維非固着領域を設ければ、パンク修理を更に容易にしつつ、転がり抵抗を低減することができることが示された。
実施例1参考例2とを比較することにより、T1/S1>T2/S2とすれば、操縦安定性の低下を更に抑制することができること、及び/又は、幅方向短繊維非固着領域を更に設ければ、パンク修理を更に容易にすることができること、が示された。
本発明の空気入りタイヤによれば、パンクシール剤を用いたパンク修理を容易にしつつ、空洞共鳴音を低減させた空気入りタイヤを提供することができる。
1 空気入りタイヤ、2 トレッド部、3 サイドウォール部、4 ビード部、5 カーカス、6 ベルト層、6a,6b ベルト層のタイヤ幅方向端、6x,6y ベルト層、7 インナーライナー、8 タイヤ内面、9 短繊維、10 接着剤、11 溝、11a,11b 溝の開口部のタイヤ幅方向端、11c 周方向溝、11c1,11c2 周方向溝、11w 幅方向溝、12 陸部、12a,12b 陸部のタイヤ幅方向端、12bd ブロック状陸部、12rd リブ状陸部、Bw ベルト対応領域、C タイヤ赤道面、L1,L2,L3,L4,L5,L6 仮想線、Rb ベルト対応領域、Rd 陸部対応領域、Rg 溝対応領域、Rfa 短繊維固着領域、Rfn 短繊維非固着領域、Rcfn 周方向短繊維非固着領域、Rwfn 幅方向短繊維非固着領域、Pc トレッドセンター側部、Ps トレッドショルダー側部、TG トレッド接地端、Tw トレッド接地幅、Tv トレッド接地半幅、S1 溝対応領域の面積、S2 陸部対応領域の面積、T1 溝対応領域における短繊維固着領域の面積、T2 陸部対応領域における短繊維固着領域の面積

Claims (3)

  1. タイヤ内面に短繊維が固着された短繊維固着領域を有する空気入りタイヤであって、
    トレッドセンター側部のみにおいて、トレッド接地端間に位置する前記タイヤ内面に、タイヤ周方向に連続して延び、前記短繊維が固着されない、周方向短繊維非固着領域を有し、
    タイヤ幅方向に向かって前記周方向短繊維非固着領域から連続して延び、前記短繊維が固着されない、幅方向短繊維非固着領域を更に有する
    ことを特徴とする、空気入りタイヤ。
  2. タイヤ幅方向断面図において、タイヤ赤道面を中心としてタイヤ幅方向にトレッド接地半幅の範囲にあるトレッドセンター側部に、前記周方向短繊維非固着領域を有することを特徴とする、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. トレッド踏面に、溝と該溝にて区画される陸部とを有し、
    前記溝に対応するタイヤ内面の領域である溝対応領域の面積をS1、前記陸部に対応するタイヤ内面の領域である陸部対応領域の面積をS2、前記溝対応領域における短繊維固着領域の面積をT1、前記陸部対応領域における短繊維固着領域の面積をT2としたときに、
    T1/S1>T2/S2
    の関係を満たすことを特徴とする、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
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