JP5557931B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Description

この発明は、施設内の目的地点までの経路を案内するナビゲーション装置に関する。
近年、ナビゲーション端末の付加価値の増加のために、様々な機能が追加されている。その中で、VICS(Vehicle Information and Communication System;登録商標、以下記載を省略する)情報を利用して自車周辺又は目的地周辺の駐車場の混雑状況を取得することにより、空き駐車場をユーザに案内する機能が実現されている。
また、ユーザの利便性の向上のために、駐車場の空き状況のみを案内するのではなく、駐車場内の駐車可能位置を検出して案内する技術もある。
例えば、特許文献1には、駐車区画の空き駐車スペースから店舗内の目的地点までの到達距離を考慮して店舗への入場に適した駐車スペースを案内することで、降車後の利便性も考慮した経路案内を行う装置が開示されている。
特開2005−4431号公報
特許文献1に代表される従来の装置では、駐車位置から店舗内の目的地点までの到達距離のみを経路選択の判断基準としているので、案内された駐車位置から目的地点までの距離が短くても、例えばエレベータやエスカレータ、階段等の目的地点までの経路上にある設備が混雑して利用できない場合がある。この場合、結果として設備が空くまで待つか、時間に余裕がなければ、案内された経路を逸脱して目的地点まで行くことになる。
特に、大型店舗には様々な設備が備えられており、ユーザの利便性を考慮すると、店舗内の設備の利用状況を考慮した経路案内が必要である。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、施設内の目的地点へ到達するまでに利用する設備の利用状況を考慮して、目的地点までの適切な経路を提示し案内することができるナビゲーション装置を得ることを目的とする。
この発明に係るナビゲーション装置は、施設の出入口及び施設内の設備の配置を示すフロアマップ情報、施設内で利用する設備が登録された利用パターン情報、及び設備の利用状況を示す利用状況情報を記憶する記憶部と、設備の利用状況を管理する外部装置と通信を行う受信処理部と、受信処理部によって外部装置から受信された利用状況情報を用いて、記憶部の内容を更新する更新処理部と、施設内の目的地点が設定されると、利用パターン情報に登録された設備であって、利用状況情報が示す利用状況が所定の度合である設備を、フロアマップ情報から検索する検索部と、検索部に検索された設備を経由して施設の出入口から目的地点までの最短距離を構成する経路を探索して誘導案内する経路案内部と、更新処理部によって案内経路上の設備の利用状況情報が更新され、当該設備の利用状況が所定の度合から外れると、当該設備を代替する設備の検索可否を問い合わせる問い合わせ処理部とを備え、検索部は、問い合わせ処理部による問い合わせに応じて、代替する設備の検索可の回答があると、利用パターン情報に登録された設備であって、利用状況情報が示す利用状況が所定の度合である設備を、フロアマップ情報から検索し、経路案内部は、検索部に検索された代替する設備を経由して施設の出入口から目的地点までの最短距離を構成する経路を再探索することを特徴とするものである。
この発明によれば、施設内の目的地点へ到達するまでに利用する設備の利用状況を考慮して、目的地点までの適切な経路を提示し案内することができるという効果がある。
この発明の実施の形態1によるナビゲーション装置及びその周辺構成を示す図である。 実施の形態1のナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1のナビゲーション装置による動作の流れを示すフローチャートである。 店内設備の利用状況レベルの定義の一覧を示す図である。 データ受信処理部による動作の流れを示すフローチャートである。 受信データ情報更新処理部による動作の流れを示すフローチャートである。 フロアマップテーブルの一例を示す図である。 店内設備利用状況テーブルの一例を示す図である。 利用店内設備パターンテーブルの一例を示す図である。 利用店内設備パターンの選択画面の一例を示す図である。 登録済み利用店内設備パターンの選択画面の一例を示す図である。 利用店内設備パターンの登録画面の一例を示す図である。 利用状況レベルの変化に伴う代替設備の検索、経路の再探索及び経路案内の流れを示すフローチャートである。 店舗内の案内経路の表示画面の一例を示す図である。 代替設備の検索可否の問い合わせ画面の一例を示す図である。 代替設備の検索を説明する図である。 代替設備を経由する案内経路の表示画面の一例を示す図である。 店内設備ジャンル候補テーブルの一例を示す図である。 代替設備を経由する案内経路の表示画面の別の例を示す図である。
以下、この発明をより詳細に説明するため、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるナビゲーション装置及びその周辺構成を示す図である。図1において、実施の形態1のナビゲーション装置1は、店舗等の施設入口から施設内の設備(以下、店内設備と呼ぶ)を経由して、施設内の目的地点(以下、店内目的施設と呼ぶ)に至るまでの経路を案内する。この経路案内に必要な情報をナビゲーション装置1へ与える周辺構成として、情報配信アンテナ2を有する路側無線通信機と情報配信サーバ3がある。
路側無線通信機は、例えば、DSRC(Dedicated Short Range Communication)等の狭域無線通信を行う情報配信アンテナ2を備えており、情報配信アンテナ2は、店舗等の施設の駐車場入口周辺の道路上に設置される。情報配信アンテナ2の通信エリアに進入した車両の車載機は、当該路側無線通信機から周辺道路や施設の情報が配信される。
また、路側無線通信機は、車載機との通信の度に駐車場入口から入場する車両の数をカウントして、駐車場入口の混雑状況を示す駐車場混雑情報として保持する。なお、駐車場混雑情報は、路側無線通信機から、インターネットや無線通信ネットワーク等のネットワーク4に接続するサーバ装置へアップロードするようにしてもよい。
情報配信サーバ3は、インターネットや施設内のイントラネットであるネットワーク4に接続するサーバ装置であり、店舗等の施設内の施設(以下、店内施設と呼ぶ)、店内設備の配置を示すフロアマップ情報、及び店内設備の利用状況を管理する。なお、情報配信サーバ3は、フロアマップ情報の内容に応じたバージョンを付与してフロアマップ情報を管理している。例えば、店内施設及び店内設備の配置が同じであれば、同一のバージョンが付与される。
ナビゲーション装置1は、図1で図示を省略したが、自車位置を取得する測位手段や、地図データベースから地図情報を取得する地図情報取得手段、自車のナビゲーション処理を実行する演算処理手段を備えており、実施の形態1の特有な動作として、店内施設が目的地点に設定されると、店舗等の施設を特定するための情報(例えば、住所等)をキーとして、ネットワーク4を経由して店舗の駐車場混雑情報、フロアマップ情報及び店内設備の利用状況を検索して取得する。
また、ナビゲーション装置1は、店内設備に対してユーザが許容できる利用状況レベルと利用を希望する店内設備とを設定することができ、これら設定情報とネットワーク4を経由して取得したフロアマップ情報及び店内設備利用状況情報に基づき、円滑にかつ最短でアクセスできる店内目的施設までの経路を案内する。
なお、ナビゲーション装置1においては、ユーザが任意の利用状況レベルを設定可能であるので、ユーザが利用を希望する店内設備の利用状況表示が可能であり、また店内目的施設へのアクセスに適した店内設備の表示が可能である。
図2は、実施の形態1のナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。図2において、ナビゲーション装置1は、データ受信処理部5、受信データ情報更新処理部6、ユーザ設定入力部7、利用状況レベル設定処理部8、データ保存部9、利用店内設備設定処理部10、店内設備検索部11、店内経路案内処理部12及び代替設備問い合わせ処理部13を備える。
データ受信処理部5は、自車が走行中の道路周辺の店舗又は店内目的施設が設定された店舗に関するフロアマップ情報及び店内設備の利用状況情報を、インターネット又は店内専用のイントラネットを経由して受信する構成部である。
受信データ情報更新処理部6は、データ受信処理部5で取得されたフロアマップ情報と店内設備の利用状況情報を用いて、データ保存部9におけるフロアマップ情報保存データベース(DB)9aと店内設備利用状況情報保存データベース9bの内容を更新する構成部であり、地図データベース更新部6a及び店内設備利用状況情報更新部6bを備える。
地図データベース更新部6aは、データ受信処理部5から取得したフロアマップ情報を用いて、フロアマップ情報保存DB9aの内容を更新し、店内設備利用状況情報更新部6bは、データ受信処理部5から取得した店内設備の利用状況情報を用いて、店内設備利用状況情報保存DB9bの内容を更新する。
ユーザ設定入力部7は、ユーザが設定情報を入力するための構成部であって、表示装置(図2において不図示)の画面に表示する設定画面に基づき、ハードキーやタッチパネル等の入力装置を用いて、利用を希望する店内設備及びその利用を許容する利用状況レベルを設定するためのHMI(Human Machine Interface)を提供する。利用状況レベル設定処理部8は、ユーザによって設定された利用状況レベルに基づいて、データ保存部9における利用状況レベル情報保存DB9cの内容を更新する構成部である。
データ保存部9は、店内設備の利用状況、店内目的施設へ到達するまでの経路で利用を希望する店内設備の位置、店舗の出入口と店内目的施設の位置関係を決定するためのデータが登録されるデータベースを記憶する記憶部であり、フロアマップ情報保存DB9a、店内設備利用状況情報保存DB9b、利用状況レベル情報保存DB9c、及び店内設備利用パターン情報保存DB9dを備える。
フロアマップ情報保存DB9aは、店舗内のフロアマップ情報が登録されるデータベースである。店内設備利用状況情報保存DB9bは、店内設備の利用状況を利用状況レベルで規定する店内設備利用状況情報が登録されたデータベースである。利用状況レベル情報保存DB9cは、ユーザが設定した利用状況レベルが登録されるデータベースである。
店内設備利用パターン情報保存DB9dは、ユーザが利用を希望する店内設備の利用パターン(以下、利用パターン情報と呼ぶ)が登録されるデータベースである。例えば、店舗内のベビーカー置き場でベビーカーを利用した後にエレベータに利用する等、ユーザが利用を希望する店内設備が設定される。
利用店内設備設定処理部10は、ユーザに登録された店内設備利用パターン情報を、店内設備利用パターン情報保存DB9dから読み出すとともに、ユーザ設定入力部7で設定された店内設備の利用パターンを示す情報に基づいて、店内設備利用パターン情報保存DB9dの内容を更新する構成部である。
店内設備検索部11は、経路案内対象の店舗のフロアマップ情報から、店内設備の利用パターン情報に登録された店内設備を特定し、特定した店内設備の中から、店内設備利用状況情報の利用状況レベルに基づいてユーザに設定された利用状況レベル以下の店内設備を検索する構成部である。また、店内設備検索部11は、店内経路案内処理部12からの代替設備の検索要求に応じて、フロアマップ情報から店内設備を検索する。このとき、店内設備検索部11は、フロアマップ情報から予め作成された店内設備ジャンル候補テーブルを用いて代替設備を検索する。
なお、店内設備ジャンル候補テーブルは、各店内設備に対して関連ジャンルと室内候補優先順位を設定したデータのテーブルである。関連ジャンルとは、店内設備の利用方法を分類したジャンルである。例えば、店内設備がエレベータやエスカレータ等である場合には、ユーザが移動のために利用するので、関連ジャンルは移動手段となる。店内設備がベビーカート置き場である場合は、ユーザの利用に供する物を受け渡す場所であるので、その関連ジャンルは、利用に供する物の受け渡し場所となり、店内設備が喫煙室であれば、その関連ジャンルは喫煙場所となる。
また、室内候補優先順位とは、店内設備の検索の優先順位を示しており、優先順に店内設備が検索される。
店内設備ジャンル候補テーブルは、店内設備検索部11がフロアマップ情報から作成してもよい。また、店内設備及び関連ジャンルの情報をフロアマップ情報に予め設定しておき、ユーザ設定入力部7又は店内設備検索部11によって、ユーザに設定された室内候補優先順位を各店内設備に付与して店内設備ジャンル候補テーブルを作成してもよい。
店内経路案内処理部12は、店舗入口から、店内設備検索部11に検索された店内設備を経由して店内目的施設に到達するまでの経路を探索して誘導案内する構成部である。
また、店内経路案内処理部12は、経路上に設定した店内設備の利用状況が変化して、代替設備問い合わせ処理部13から代替設備の探索が要求されると、元の店内設備よりも利用可能性が高い店内設備を検索するよう店内設備検索部11へ要求し、検索結果の店内設備で元の店内設備を代替した経路を設定する。
代替設備問い合わせ処理部13は、店内設備利用状況情報保存DB9bから読み出した現在の利用状況レベルが経路設定時の利用状況レベルから変化して利用可能性が下がった店内設備について、代替可能な店内設備の探索の要否を問い合わせる構成部である。
次に動作について説明する。
図3は、実施の形態1のナビゲーション装置による動作の流れを示すフローチャートであり、この図に沿って店内施設を目的地点とする経路の設定処理の詳細を述べる。
先ず、ナビゲーション装置1のユーザ設定入力部7は、店内施設を目的地点として選択する店内目的施設選択処理と、ユーザに設定された店内設備の利用状況レベルを登録する利用状況レベル設定処理とを選択する選択画面を表示装置に表示し、ユーザの操作による選択を受け付ける(ステップST1)。ここで、ユーザの操作によって店内目的施設選択処理が選択され、経路案内の対象となる店舗と当該経路の目的地点となる店内施設が選択されると(ステップST2)、ユーザ設定入力部7は、当該店舗及び施設をデータ受信処理部5へ通知する。データ受信処理部5は、ユーザ設定入力部7から通知された店舗に関するフロアマップ情報の受信処理を行う(ステップST3)。データ受信処理部5によるデータ受信処理が完了すると、受信データ情報更新処理部6が、受信データ情報更新処理を実行する(ステップST4)。
ステップST1で利用状況レベル設定が選択されると、ユーザ設定入力部7は、表示装置に店内設備の利用状況レベルの選択画面を表示してユーザが許容する利用状況レベルの選択を促す。
図4は、店内設備の利用状況レベルの定義の一覧を示す図である。ユーザは、図4に示す利用状況レベルの定義及びその選択画面を参照し、ユーザ設定入力部7を用いて利用状況レベルを選択する(ステップST5)。なお、利用状況レベルは、例えば、店内設備がベビーカート置き場であれば、元々のカート数と現在のカートの残り台数から、空き多、空き中、空き少の3段階のレベルを設定する。また、エレベータやエスカレータ、階段等は、一定時間内の利用者量から、空き多、空き中、空き少の3段階のレベルを設定する。店内設備がエレベータである場合は、例えば10分毎の利用人数×(総重量/平均体重)/移動回数(かごの移動回数)から算出する。
選択された利用状況レベルを示す情報は、ユーザ設定入力部7から利用状況レベル設定処理部8へ入力される。
利用状況レベル設定処理部8は、ユーザ設定入力部7から入力した利用状況レベルを、利用状況レベル情報保存DB9cに格納して、店内設備利用状況情報保存DB9bの店内設備利用状況テーブルにおける対応する店内設備のレコードを読み出し、当該レコードの“利用状況レベル”欄に設定する(ステップST6)。この後、利用状況レベル設定処理部8は、ユーザが設定した利用状況レベルを含む店内設備利用状況情報レコードを、店内設備利用状況テーブルに登録する(ステップST7)。
上述したステップST1からステップST7までの処理が、店内施設を目的地点とする経路設定で利用されるデータの保存処理に相当する。なお、このデータ保存処理は、必ずしも店内施設を目的地点とする経路を設定した後に実行されるものではない。例えば、経路設定の前処理として、店舗等の施設のみを周期的又はユーザが希望する時点で設定し、当該施設のフロアマップ情報及び店内設備利用状況情報を取得してデータ保存してもかまわない。
データ保存処理が完了した段階で、ユーザ設定入力部7は、店内目的施設の設定の有無を確認する(ステップST8)。ここでは、データ保存部9にフロアマップ情報及び店内設備利用状況情報が格納されているか否かに基づいて、店内施設が目的地点となる経路の設定の有無が判断される。店内目的施設の設定がない場合(ステップST8;NO)、ナビゲーション装置1は、店内施設を目的地点とする経路の設定がないものと判断して処理を終了する。
また、店内目的施設の設定がある場合(ステップST8;YES)、ユーザ設定入力部7は、その旨を利用店内設備設定処理部10へ通知する。
利用店内設備設定処理部10は、上記通知を受けると、ユーザとの間で対話的に当該店舗内で利用を希望する店内設備の設定処理を実行する(ステップST9)。
利用店内設備設定処理が完了すると、ユーザ設定入力部7は、その旨をデータ受信処理部5へ通知する。データ受信処理部5は、店内設備の利用状況情報の受信処理を行う(ステップST10)。データ受信処理部5によるデータ受信処理が完了すると、受信データ情報更新処理部6が、受信データ情報更新処理を実行する(ステップST11)。
次いで、店内設備検索部11は、店舗のフロアマップ情報から、店内設備利用パターン情報保存DB9dの利用パターン情報に登録された店内設備を特定し、特定した店内設備の中から、店内設備利用状況情報の利用状況レベルに基づいてユーザに設定された利用状況レベル以下の店内設備を検索する(ステップST12)。このとき、店内設備ジャンル候補テーブルの室内候補優先順位に応じて検索を行ってもよい。
次に、店内経路案内処理部12は、経路案内対象の店舗の各入口から、店内設備検索部11に検索された店内設備を経由して店内目的施設に至るまでの全ての経路を算出する。
この後、店内経路案内処理部12は、探索結果の経路のうち、ユーザが設定した利用状況レベル以下の店内設備を経由し、かつ店舗入口から店内目的施設までの距離が最も近い経路を最適な経路として特定し、表示装置に表示して案内を行う(ステップST13)。
なお、駐車場の混雑レベルに応じて決定した駐車場から最も近い店舗入口を特定して、この店舗入口から、ユーザが設定した利用状況レベル以下の店内設備を経由して店内目的施設へ至るまでの距離が最も近い経路を探索するようにしてもよい。
代替設備問い合わせ処理部13は、店内経路案内処理部12から、案内を行う経路が通知されると、店内設備利用状況情報保存DB9bの店内設備利用状況情報をモニタして、当該経路を経由する店内設備の現在の利用状況レベルが経路設定時の利用状況レベルから高くなる方向(利用可能性が低くなる方向)に変化したか否かを判定する。
案内対象の経路を経由する店内設備の利用状況レベルが、経路設定時の利用状況レベルから高くなる方向に変化したと判定すると、代替設備問い合わせ処理部13は、ユーザに対して代替可能な店内設備の検索が必要か否かを問い合わせる(ステップST14)。
ユーザから代替可能な店内設備の検索が不要であることが回答されると(ステップST14;NO)、代替設備問い合わせ処理部13は、その旨を店内経路案内処理部12に通知する。店内経路案内処理部12は、この通知を受けると、現在の経路で案内処理を継続する。店内目的施設への到達を以て処理を終了する。
ユーザから代替可能な店内設備の検索が必要であることが回答されると(ステップST14;YES)、代替設備問い合わせ処理部13は、その旨を店内経路案内処理部12に通知する。店内経路案内処理部12は、この通知を受けると、店内設備検索部11に対して代替設備を検索するように要求する。
次に、ステップST12の処理に戻り、店内設備検索部11が、店内設備利用パターン情報保存DB9dの利用パターン情報に登録された店内設備のうち、利用状況レベルが変化した元の店内設備を除いた店内設備の中から代替可能な店内設備を検索する。
ここで、利用状況レベルが変化した店内設備と同一の設備がない場合は、店内設備検索部11が、店内設備ジャンル候補テーブルから、元の店内設備と同一の関連ジャンルで、かつ室内候補優先順位が先の店内設備を特定し、特定した店内設備の中から、店内設備利用状況情報でユーザが設定した利用状況レベル以下となる店内設備を、フロアマップ情報から検索する。例えば、利用可能性が低くなった元の店内設備がエレベータであり、同一フロアで別のエレベータが検索されず、同一の関連ジャンルで、次の室内候補優先順位が付与された店内設備がエスカレータである場合、店内設備検索部11は、代替設備としてエスカレータを検索する。
この後、ステップST13において、店内経路案内処理部12が、店内設備検索部11により検索された代替設備で元の店内設備を置き換えた経路の中から、店舗入口から店内目的施設までの距離が最も近い経路を案内経路として案内処理を行う。
次にデータ受信処理の詳細を説明する。
図5は、データ受信処理部による動作の流れを示すフローチャートであり、図3のステップST3及びステップST10の処理に相当する。
先ず、データ受信処理部5は、インターネット又は店内専用イントラネットの接続有無を判定する(ステップST1a)。ここで、インターネット又は店内専用イントラネットの接続がなければ(ステップST1a;NO)、データ受信処理部5は処理を終了する。
一方、インターネット又は店内専用イントラネットの接続があれば(ステップST1a;YES)、データ受信処理部5は、情報配信サーバ3に対して、受信データの有無を問い合わせる(ステップST2a)。なお、受信データとは、店内施設や店内設備の配置を示すフロアマップ情報、及び店内設備のリアルタイムな利用状況レベルを示す店内設備利用状況情報である。
受信データが存在しない場合(ステップST2a;NO)、データ受信処理部5は、処理を終了する。また、受信データが存在する場合(ステップST2a;YES)、データ受信処理部5は、情報配信サーバ3から当該データ(バージョン情報を含む)をダウンロードしてデータ種別を判別する(ステップST3a)。
続いて、データ受信処理部5は、ダウンロードしたデータから経路案内対象の店舗のフロアマップ情報を判別すると、当該フロアマップ情報を受信データ情報更新処理部6の地図データベース更新部6aへ出力する(ステップST4a)。
一方、データ受信処理部5は、ダウンロードしたデータから経路案内対象の店舗の店内設備利用状況情報を判別すると、当該店内設備利用状況情報を、受信データ情報更新処理部6の店内設備利用状況情報更新部6bへ出力する(ステップST5a)。
なお、データ受信処理は自車が駐車したことを契機に実施してもよい。このようにすることで、ユーザが駐車場から店舗入口に到達するまでの間で店内設備利用状況情報が更新され、新しい利用状況レベルで許可された店内設備(ユーザに設定された利用状況レベル以下の店内設備)を経由する経路を案内することができる。例えば、測位手段の位置情報と地図データから自車が駐車場に位置しており、車速センサの車速情報から自車が停止しており、さらに、ブレーキに設けたセンサによってサイドブレーキがかけられたことが検知されると、自車が駐車したことを検知できる。データ受信処理部5は、これらの情報を常にモニタしており、自車の駐車が検知されると、これを契機にデータ受信処理を行う。
次に受信データ情報更新処理の詳細を説明する。
図6は、受信データ情報更新処理部による動作の流れを示すフローチャートであり、図3のステップST4及びステップST11の処理に相当する。地図データベース更新部6aは、データ受信処理部5から入力したデータのバージョン情報とフロアマップ情報保存DB9aに格納される既存データのバージョン情報とを照合してデータベース更新の要否を判別する(ステップST1b)。既存データのバージョンと同一であれば(ステップST1b;NO)、更新の必要がないので処理を終了する。また、バージョンが異なると(ステップST1b;YES)、更新対象データの種別がフロアマップ情報である場合(ステップST2b;フロアマップ)、地図データベース更新部6aは、データ受信処理部5から入力したデータを用いて、データ保存部9におけるフロアマップ情報保存DB9aの内容を更新する(ステップST3b)。なお、フロアマップ情報保存DB9aには、店舗等の施設毎のフロアマップ情報がテーブルデータ(以下、フロアマップテーブルと呼ぶ)として登録される。
図7は、フロアマップテーブルの一例を示す図である。図7に示すように、各施設のフロアマップ情報は、施設毎のフロアマップ情報を特定するための“施設No.”、“施設名”、“フロアマップバージョン”、施設の駐車場入口の数を示す“駐車場入口数”、施設内の各種設備の数を示す“店内設備種類数”、設備名及びその識別番号Eq1,Eq2,Eq3,・・・が設定されたフロアマップ情報レコードから構成される。
地図データベース更新部6aは、“施設No.”を用いて、更新対象のフロアマップ情報レコードをフロアマップテーブルから検索して読み出し、当該フロアマップ情報レコードのフロアマップバージョンが、入力データとの間で相異すれば、当該フロアマップ情報レコードの更新処理を実施する。なお、更新対象のフロアマップ情報レコードが存在しない場合は、新たに“施設No.”を設けて、当該フロアマップ情報レコードを追加する。地図データベース更新部6aは、上述のようにしてフロアマップ情報レコードの内容を更新すると、更新後のレコードをフロアマップテーブルに登録する(ステップST4b)。
一方、更新対象データの種別が店内設備利用状況情報である場合(ステップST2b;店内設備利用状況)、店内設備利用状況情報更新部6bは、店内設備利用状況情報保存DB9bの店内設備利用状況情報を、対応する店内設備毎に特定して、データ受信処理部5から入力したデータを用いて更新を開始する(ステップST5b)。なお、店内設備利用状況情報保存DB9bには、店内設備毎の店内設備利用状況情報がテーブルデータ(以下店内設備利用状況テーブルと呼ぶ)として登録される。
図8は、店内設備利用状況テーブルの一例を示す図である。図8に示すように、各施設の店内設備毎の店内設備利用状況情報には、識別番号Eq1,Eq2,Eq3,・・・で特定される各店内設備について、“施設No.”でフロアマップ情報が特定される施設における各場所A,B,C,・・・での利用状況レベルの値が設定される。また、利用状況レベルの値は、図4で示した利用状況レベルの定義に基づいて設定される。例えば、利用状況レベルを算出するために必要な情報を検出する検出手段を店内設備に設けておき、検出手段で検出された情報に基づいて、情報配信サーバ3又は店内設備の管理サーバが、各店内設備の利用状況レベルを算出し、店内設備利用状況情報を生成する。生成された店内設備利用状況情報は、情報配信サーバ3によってナビゲーション装置1に配信される。
店内設備利用状況情報更新部6bは、更新対象の店内設備利用状況情報レコードを、“施設No.”を用いて店内設備利用状況テーブルから検索して読み出し、当該店内設備利用状況情報レコードの更新処理を店内設備毎に実施する(ステップST6b)。なお、更新対象の店内設備利用状況情報レコードが存在しない場合には、新たに“施設No.”を設けて、店内設備利用状況情報レコードを追加する。店内設備毎の更新処理が完了すると(ステップST7b)、店内設備利用状況情報更新部6bは、ステップST4bに移行して、更新後のレコードを店内設備利用状況テーブルに登録する。
店内設備利用パターン情報保存DB9dには、登録した店舗毎の設備の利用パターンがテーブルデータ(以下、利用店内設備パターンテーブルと呼ぶ)として登録されている。
図9は、利用店内設備パターンテーブルの一例を示す図である。図9に示すように、店内設備の利用パターンは、利用店内設備パターンテーブルに登録した利用パターンを特定するための“登録パターン名”、店舗(施設)を特定するための“施設No.”、店内の各設備の識別番号Eq1,Eq2,Eq3,・・・及びその利用有無が設定された利用パターン情報レコードから構成される。“登録パターン名”は、ユーザが任意に設定することができる。
利用店内設備設定処理部10は、店内設備利用パターン情報保存DB9dに予め登録された店内設備の利用パターンを呼び出すか、ユーザが任意に利用設備を設定した利用パターンを登録する処理のいずれかを選択させる。
図10は、利用店内設備パターンの選択画面の一例を示す図である。利用店内設備設定処理部10は、図10に示すような選択画面を表示装置に表示し、ユーザは、ユーザ設定入力部7を用いて、“パターン呼出”ボタン又は“パターン登録”ボタンを操作することで、選択を実行する。“パターン呼出”ボタンが操作された場合に、ユーザ設定入力部7は、その旨を利用店内設備設定処理部10へ通知する。利用店内設備設定処理部10は、当該通知を受けると、店内設備利用パターン情報保存DB9dの利用店内設備パターンテーブルから、対応する店舗に関する利用パターン情報レコードを読み出して、登録済み利用店内設備パターンの選択画面を表示装置に表示する。
図11は、登録済み利用店内設備パターンの選択画面の一例を示す図である。図10に示した“パターン呼出”ボタンが操作されると、利用店内設備設定処理部10は、登録済み利用店内設備パターンの選択画面として、図9に示した“登録パターン名”が表記されたボタンで構成されたリストを表示装置に表示し、ユーザが希望する利用パターンを選択させる。
一方、図10に示す“パターン登録”ボタンが操作されるか、若しくは、図11に示す“編集する”ボタンが操作されると、利用店内設備設定処理部10は、利用店内設備パターンの登録画面を表示装置に表示して、ユーザとの間で対話的に店内設備の利用パターンの登録処理を実行する。
図12は、利用店内設備パターンの登録画面の一例を示す図である。図12に示す例では、登録パターン名となり得る“パターン名称入力”欄、各設備の選択を行うチェックボックス、登録の可否を示す“登録する”ボタン及び“登録しない”ボタンが表示される。ユーザは、ユーザ設定入力部7を用いて、利用を希望する店内設備のチェックボックスをチェックし、“パターン名称入力”に利用パターン名を入力してから、“登録する”ボタンを操作すると、当該入力情報が利用店内設備設定処理部10へ出力される。利用店内設備設定処理部10は、当該情報から利用パターン情報レコードを作成して、利用店内設備パターンテーブルに登録する。
次に、利用状況レベルの変化に伴う代替設備の検索処理の詳細を説明する。
図13は、利用状況レベルの変化に伴う代替設備の検索、経路の再探索及び経路案内の流れを示すフローチャートであり、図3のステップST12、ステップST13及びステップST14の処理に相当する。
代替設備問い合わせ処理部13は、店内経路案内処理部12から、案内を行う経路が通知されると、店内設備利用状況情報保存DB9bの店内設備利用状況情報をモニタして、当該経路を経由する店内設備の現在の利用状況レベルが経路設定時の利用状況レベルから利用可能性が低くなる方向に変化したか否かを判定する(ステップST1c)。
ここで、案内経路を経由する店内設備の利用状況レベルに変化がないと判定した場合(ステップST1c;NO)、店内経路案内処理部12は、現在の経路の案内処理を継続する(ステップST9c)。
図14は、店舗内の案内経路の表示画面一例を示す図である。本願発明では、案内経路の表示画面において店内設備の利用状況レベルを色分け表示する。図14では、その表示をハッチングの違いによって表現している。例えば、店舗入口Eから、ベビーカート置き場、喫煙室、エレベータを経由して店内目的施設に到達する経路を示しているが、これらの店内設備には、利用状況レベルが空き多(レベル1)、すなわち利用可能性が最も高いことを示す色が付されている。これにより、ユーザは、店内設備の利用状況を容易に視認することが可能である。
なお、駐車場から近い店舗入口のうち、店舗入口Gにもベビーカート置き場があるが、利用状況レベルが空き中(レベル2)であるので、空き多(レベル1)である店舗入口Eが選択される。従って、店内設備の利用状況レベルに変化がない場合、店舗入口E付近のベビーカート置き場、専門店エリアの傍らにある喫煙室、店舗入口D付近のエレベータが順に利用される。
一方、案内経路を経由する店内設備の利用状況レベルが変化し、利用可能性が低くなる方向に変化したと判定した場合(ステップST1c;YES)、代替設備問い合わせ処理部13は、ユーザに対して代替可能な店内設備の検索が必要か否かを問い合わせる(ステップST2c)。
図15は、代替設備の検索可否の問い合わせ画面の一例を示す図である。代替設備問い合わせ処理部13は、図14に示した案内経路上のエレベータの利用状況レベルが変化して利用可能性が低くなると、図15に示すような問い合わせ画面を表示装置に表示する。このとき、代替設備問い合わせ処理部13は、代替設備の検索可否の選択待ち状態に移行する(ステップST3c)。
ユーザが、ユーザ設定入力部7を用いて、図15に示す問い合わせ画面中の“しない”ボタンを押下すると(ステップST3c;NO)、代替設備問い合わせ処理部13は、代替設備の検索を実施しない旨を店内経路案内処理部12に通知する。店内経路案内処理部12は、この通知を受けると、ステップST9cへ移行して図14に示した経路での案内処理を継続する。
なお、ユーザが、ユーザ設定入力部7を用いて、図15に示す問い合わせ画面の“場所確認”ボタンを押下すると、代替設備問い合わせ処理部13が、図14に示したような案内経路の表示画面に切り替え、利用可能性が低くなった店内設備のアイコンを強調して表示する。例えば、店内設備のアイコンを点滅表示する等、利用可能性が下がった店内設備が視認しやすいように表示される。
ユーザが、ユーザ設定入力部7を用いて問い合わせ画面中の“する”ボタンを押下すると(ステップST3c;YES)、代替設備問い合わせ処理部13は、その旨を店内経路案内処理部12に通知する。この通知を受けると、店内経路案内処理部12は、店内設備検索部11に対して、元の店内設備の利用状況レベルと同様か又はそれより利用可能性が高い同一設備を代替設備として検索するように要求する。
この要求を受けると、店内設備検索部11は、店内設備利用パターン情報保存DB9dの利用パターン情報に登録された、利用状況レベルが変化した店内設備を除く店内設備の中から、元の店内設備の利用状況レベルと同様か又はそれより利用可能性が高い同一設備を検索する(ステップST4c)。
例えば、店内設備検索部11が、利用状況レベル情報保存DB9cから、案内経路を経由する店内設備についてユーザが設定した利用状況レベルを読み出す。
次いで、店内設備検索部11は、店内設備利用状況情報保存DB9bから、利用パターン情報に登録された店内設備のうち、利用状況レベルが変化した店内設備を除いた店内設備についての利用状況情報レコードを読み出し、利用状況情報レコードから利用状況レベルをそれぞれ抽出して、抽出結果の利用状況レベルとユーザが設定した利用状況レベルとを比較し、ユーザが設定した利用状況レベル以下の店内設備を検索する。
元の店内設備の利用状況レベルと同様か又はそれより利用可能性が高い同一設備が検索結果として抽出された場合(ステップST5c;YES)、店内経路案内処理部12は、店内設備検索部11により検索された代替設備で元の店内設備を置き換えた経路を再探索し、再探索した経路の中から、店舗入口から店内目的施設までの距離が最も近い経路を案内経路として特定する(ステップST8c)。この後、店内経路案内処理部12は、特定した経路で案内処理を実施する(ステップST9c)。
図16は、代替設備の検索を説明するための図であり、図14に示した案内経路上のエレベータの利用状況レベルが変化した場合を示している。図16に示すように、店舗入口Dの近くにあるエレベータの利用状況レベルが空き少(レベル3)に変化すると、店内設備検索部11は、元の店内設備の利用状況レベルと同様か又はそれより利用可能性が高い同一設備を検索する。図16において、薬品エリアの傍らにあるエレベータが、利用状況レベルが、元の店内設備の利用状況レベルと同様に空き多(レベル1)であり、かつ同一設備であるので、検索結果として抽出される。これにより、図17に示すように薬品エリアの傍らにあるエレベータを経由する経路が再探索される。
一方、元の店内設備の利用状況レベルと同様か又はそれより利用可能性が高い同一設備が検索結果として抽出されなかった場合(ステップST5c;NO)、店内設備検索部11は、店内設備ジャンル候補テーブルから、元の店内設備と同一の関連ジャンルで、かつ室内候補優先順位が先の店内設備を特定し、特定した店内設備の中から、店内設備利用状況情報でユーザが設定した利用状況レベル以下となる店内設備を、フロアマップ情報から検索する(ステップST6c)。
ここで、代替設備が検索結果として抽出された場合(ステップST7c;YES)、店内経路案内処理部12は、店内設備検索部11により検索された代替設備で元の店内設備を置き換えた経路を再探索し、再探索した経路の中から、店舗入口から店内目的施設までの距離が最も近い経路を案内経路として特定する(ステップST8c)。この後、店内経路案内処理部12は、特定した経路で案内処理を実施する(ステップST9c)。
図18は、店内設備ジャンル候補テーブルの一例を示す図である。店内設備ジャンル候補テーブルは、図18に示すように、店内の各設備の識別番号Eq1,Eq2,Eq3,・・・、店舗(施設)を特定するための“施設No.”、室内候補優先順位及び店内設備の関連ジャンルが設定された店内設備ジャンル候補レコードから構成される。図18の例では、店内設備Eq1がエレベータ、店内設備Eq2がエスカレータ、店内設備Eq3が階段であり、関連ジャンルはいずれも移動手段となる。
店内設備検索部11は、ステップST6cにおいて、元の店内設備と同一の関連ジャンルの店内設備を室内候補優先順位で特定する。例えば、元の店内設備と同一設備であるエレベータのうち、元の店内設備よりも利用可能性が高いエレベータがなければ、次の候補として、室内候補優先順位が“2”のエスカレータが検索される。ここで、元の店内設備よりも利用可能性が高いエスカレータが検索されなければ、次の候補として、室内候補優先順位が“3”の階段が検索される。元の店内設備よりも利用可能性が高い階段がある場合、図19に示すような経路が再探索され、案内処理が実施される。
また、代替設備が検索結果として抽出されなかった場合(ステップST7c;NO)、店内経路案内処理部12は、経路の再探索に失敗した旨をテロップで表示装置に表示する(ステップST10c)。
以上のように、この実施の形態1によれば、店舗の出入口及び店内の店内設備の配置を示すフロアマップ情報、店内で利用する店内設備が登録された利用パターン情報、及び店内設備の利用状況を示す店内設備利用状況情報を記憶するデータ保存部9と、店内の目的地点が設定されると、利用パターン情報に登録された設備であって、店内設備利用状況情報が示す利用状況が所定の度合である店内設備を、フロアマップ情報から検索する店内設備検索部11と、店内設備検索部11に検索された店内設備を経由して目的地点に最も近い経路を探索して、誘導案内する店内経路案内処理部12とを備える。このように構成することで、店内の目的地点へ到達するまでに利用する店内設備の利用状況を考慮して目的地点までの適切な経路を提示し案内することができる。
また、この実施の形態1によれば、店内設備の利用状況を管理する外部装置である情報配信サーバ3と通信を行うデータ受信処理部5と、データ受信処理部5によって情報配信サーバ3から受信された利用状況情報を用いて、データ保存部9の内容を更新する受信データ情報更新処理部6とを備える。このような構成を有することにより、店内設備の利用状況をリアルタイムに更新することができる。
さらに、この実施の形態1によれば、店内経路案内処理部12が、店内設備利用状況情報に基づいて店内設備の利用状況を色分け表示するので、設備の利用状況を容易に視認できるという効果が得られる。
さらに、この実施の形態1によれば、データ受信処理部5が、ナビゲーション装置1を搭載する車両の駐車を契機として情報配信サーバ3と通信を行うので、ユーザが、駐車場から店舗入口に到達するまでの間で店内設備利用状況情報が更新された場合であっても、新しい利用状況レベルで許可された店内設備を経由する経路を案内することができる。
さらに、この実施の形態1によれば、受信データ情報更新処理部6によって案内経路上の店内設備の店内設備利用状況情報が更新され、当該店内設備の利用状況が所定のレベル(度合)から外れると、当該店内設備を代替する設備の検索可否を問い合わせる代替設備問い合わせ処理部13を備え、店内設備検索部11が、代替設備問い合わせ処理部13による問い合わせに応じて、代替する設備の検索可の回答があると、利用パターン情報に登録された店内設備であって店内設備利用状況情報が示す利用状況が所定の度合である店内設備を、フロアマップ情報から検索し、店内経路案内処理部12が、店内設備検索部11に検索された代替する設備を経由して目的地点に最も近い経路を再探索する。このように構成することで、店内設備の利用状況の変化を反映した経路案内が可能となる。
さらに、この実施の形態1によれば、店内設備検索部11が、フロアマップ情報で特定される店内設備をその利用方法を分類したジャンルごとに規定した店内設備ジャンル候補テーブルを有し、代替する設備として元の店内設備と同一の設備がない場合に、店内設備ジャンル候補テーブルを参照して、同一ジャンルの店内設備の中から利用状況が所定のレベルである店内設備を検索する。このようにすることで、元の店内設備と同一の設備がない場合であっても、利用方法が同じジャンルの設備を代替設備として検索することができる。
上記実施の形態1では、店舗内の目的施設への経路を案内する場合について示したが、本願発明は、これに限定されるものではない。例えば、遊具の利用状況を管理する遊園地等のテーマパークに適用することで、利用を望む遊具を効率よく巡ることができるナビゲーション装置を提供することができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
この発明に係るナビゲーション装置は、施設内の目的地点へ到達するまでに利用する設備の利用状況を考慮して、目的地点までの適切な経路を提示し案内することができることから、車両に搭載するカーナビゲーション装置に好適である。
1 ナビゲーション装置、2 情報配信アンテナ、3 情報配信サーバ、4 ネットワーク、5 データ受信処理部、6 受信データ情報更新処理部、6a 地図データベース更新部、6b 店内設備利用状況情報更新部、7 ユーザ設定入力部、8 利用状況レベル設定処理部、9 データ保存部、9a フロアマップ情報保存DB、9b 店内設備利用状況情報保存DB、9c 利用状況レベル情報保存DB、9d 店内設備利用パターン情報保存DB、10 利用店内設備設定処理部、11 店舗内設備検索部、12 店内経路案内処理部、13 代替設備問い合わせ処理部。

Claims (4)

  1. 施設の出入口及び施設内の設備の配置を示すフロアマップ情報、施設内で利用する設備が登録された利用パターン情報、及び前記設備の利用状況を示す利用状況情報を記憶する記憶部と、
    前記設備の利用状況を管理する外部装置と通信を行う受信処理部と、
    前記受信処理部によって前記外部装置から受信された前記利用状況情報を用いて、前記記憶部の内容を更新する更新処理部と、
    施設内の目的地点が設定されると、前記利用パターン情報に登録された設備であって、前記利用状況情報が示す利用状況が所定の度合である設備を、前記フロアマップ情報から検索する検索部と、
    前記検索部に検索された設備を経由して施設の出入口から前記目的地点までの最短距離を構成する経路を探索して、誘導案内する経路案内部と
    前記更新処理部によって案内経路上の設備の利用状況情報が更新され、当該設備の利用状況が所定の度合から外れると、当該設備を代替する設備の検索可否を問い合わせる問い合わせ処理部とを備え、
    前記検索部は、前記問い合わせ処理部による問い合わせに応じて、前記代替する設備の検索可の回答があると、前記利用パターン情報に登録された設備であって、前記利用状況情報が示す利用状況が所定の度合である設備を、前記フロアマップ情報から検索し、
    前記経路案内部は、前記検索部に検索された前記代替する設備を経由して施設の出入口から前記目的地点までの最短距離を構成する経路を再探索することを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記経路案内部は、前記利用状況情報に基づいて設備の利用状況を色分け表示することを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  3. 前記受信処理部は、前記ナビゲーション装置を搭載する車両の駐車を契機として、前記外部装置と通信を行うことを特徴とする請求項記載のナビゲーション装置。
  4. 前記検索部は、前記フロアマップ情報で特定される施設内の設備を、その利用方法を分類したジャンルごとに規定したジャンル候補データを有し、前記代替する設備として元の設備と同一の設備がない場合、前記ジャンル候補データを参照して同一ジャンルの設備の中から利用状況が所定の度合である設備を検索することを特徴とする請求項記載のナビゲーション装置。
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