JP5557115B2 - プリンタ - Google Patents

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Description

本発明は、被印刷用紙に対し所望の印字を行うプリンタに関する。
被印刷用紙に対し印字を行う印刷装置が既に知られている(例えば、特許文献1参照)。この従来技術の印刷装置では、略水平方向の被印刷用紙の搬送経路を挟み、上下にプラテンローラ及びサーマルヘッドがそれぞれ設けられている。被印刷用紙は上記プラテンローラによって面方向を上方へ向けながら搬送され、その搬送される被印刷用紙の下面に対し、下側からサーマルヘッドによって所望の印刷が実行される。
上記印刷実行時には、サーマルヘッドが上記プラテンローラに対し適切な圧力で圧接する必要がある。そこで、上記従来技術では、サーマルヘッドを上面部に保持するヘッド支持部材の下部にバネ部材を設け、ヘッド支持部材を介してサーマルヘッドの直下より上記バネ部材の付勢力を作用させるようになっている。
特開2006−21497号公報(図8)
近年、操作者が手軽に使用可能な小型のプリンタが提唱され、普及しつつある。このプリンタは、例えば横長の直方体形状のハウジングを有しており、そのハウジングの中に、ハウジングの長手方向と軸方向とを一致させるようにして、上記サーマルヘッドの一態様であるサーマルヘッドと、上記プラテンローラと、を配置している。被印刷用紙は、ハウジングの上部に設けた挿入口から、その幅方向と上記ハウジングの長手方向とが一致するようにして投入される。その後、投入された被印刷用紙は、ハウジングの内部で上下方向に並んだ上記プラテンローラ及びサーマルヘッドの間を通過するときに下側のサーマルヘッドにより印字がなされた後、ハウジングの手前側に設けた排出口から装置外へと排出される。
このようなプリンタでは、上記の持ち運びの便宜のために、前述のようにハウジング長手方向の寸法をある程度確保する一方で、当該長手方向に直交する上下方向寸法や奥行き方向寸法はきわめて小さくし、小型化が図られている。したがって、このようなプリンタにおいては、上記従来技術のように、サーマルラインヘッドの直下にバネ部材を配置するスペースを確保できなかった。この結果、サーマルラインヘッドを安定的かつ確実にプラテンローラに対し圧接することは困難であった。
本発明の目的は、サーマルラインヘッドを安定的かつ確実にプラテンローラに対し圧接することができるプリンタを提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明は、被印刷用紙を搬送するプラテンローラと、前記プラテンローラにより搬送される前記被印刷用紙に接触しつつ当該被印刷用紙に対し所望の印刷を行うサーマルラインヘッドと、前記サーマルラインヘッドを支持する放熱板と、前記放熱板の長手方向両端部から長手方向に突出して設けた軸部材と、前記プラテンローラを回転自在に支持すると共に、前記サーマルラインヘッドが前記プラテンローラに圧接するように前記軸部材の長手方向両側端部を支持可能な、一対のサイドシャーシ部材と、装置外郭を構成するハウジングと、前記ハウジングに設けられ、前記一対のサイドシャーシ部材が長手方向両側端部よりそれぞれ立設されるメインシャーシ部材と、を有するプリンタであって、前記一対のサイドシャーシ部材のうち一方のサイドシャーシ部材は、前記軸部材の軸心位置を略保持しつつ当該軸部材を回動可能に保持する略円形又は略正方形の第1貫通孔を備え、前記一対のサイドシャーシ部材のうち他方のサイドシャーシ部材は、前記軸部材の軸心位置をスライド可能としつつ当該軸部材を回動可能に保持する略長円形状又は略矩形状の第2貫通孔を備え、前記メインシャーシ部材の長手方向複数箇所に設けられ、前記放熱板を前記プラテンローラ側に回動する向きに付勢する複数のコイルバネを有し、前記複数のコイルバネを構成する各コイルバネは、少なくとも、前記他方のサイドシャーシ部材に最も近いコイルバネのバネ定数が、前記一方のサイドシャーシ部材に最も近いコイルバネのバネ定数よりも、大きいことを特徴とする。
本願発明においては、ハウジングと、ハウジングに設けられるメインシャーシ部材と、メインシャーシ部材の長手方向両側端部にそれぞれ立設される一対のサイドシャーシ部材と、を備えている。被印刷用紙は上記サイドシャーシ部材に支持されたプラテンローラによって搬送され、その搬送される被印刷用紙に対し、サーマルラインヘッドによって所望の印刷が実行される。この印刷実行時には、サーマルラインヘッドが上記プラテンローラに対し適切な圧力で圧接する必要がある。
そこで、本願発明では、サーマルラインヘッドを支持する放熱板の長手方向両端部から突出させて軸部材を設け、その軸部材の長手方向両側端部を上記一対のサイドシャーシ部材によってそれぞれ支持する。このとき、一対のサイドシャーシ部材のうち一方のサイドシャーシ部材では、第1貫通孔によって軸部材を回動可能に保持する。第1貫通孔は略円形又は略正方形の形状を備えており、これによって軸部材の軸心位置をほぼ固定的に保持する。一方、他方のサイドシャーシ部材は、第2貫通孔によって軸部材を回動可能に保持する。第2貫通孔は略長円形状又は略矩形状の形状を備えており、これによって軸部材の軸心位置をスライド可能に保持する。
このように、一方側及び他方側にそれぞれ設けた貫通孔のうち他方側に設けた第2貫通孔において軸部材の軸心位置がスライド可能である。これにより、軸部材は、上記一方側に設けた第1貫通孔を支点としつつ、上記第2貫通孔でのスライド可能な範囲において揺動可能となる。この結果、軸部材が設けられた放熱板や放熱板に支持されるサーマルラインヘッドも上記一方側を支点側としつつ上記他方側が揺動可能となる。この結果、例えば放熱板をプラテンローラ側に向かって付勢する弾性部材等を設けることで、放熱板に支持されたサーマルラインヘッドを適切な圧力で上記プラテンローラに対し圧接させることができる。
また、一方のサイドシャーシ部材と他方のサイドシャーシ部材との両方において上記第2貫通孔のように軸部材の軸心位置をスライド可能な略長円形状又は略矩形状の貫通孔を設けた場合、上記の揺動挙動において上記一方側及び上記他方側のいずれが支点となるかが定まらず不安定な挙動となる。また、この結果、一方側及び他方側の貫通孔のいずれかに対し、当該貫通孔において許容される上記スライド可能な範囲を超える負担が加わることで支持の柔軟性が失われる可能性もある。これらの場合には、サーマルラインヘッドを安定的にプラテンローラに対し圧接させることが困難となる。
本願発明においては、上記のように一方のサイドシャーシ部材の第1貫通孔では軸部材の軸心位置を固定し、他方のサイドシャーシ部材の第2貫通孔で軸部材の軸心位置をスライドさせる。このように役割分担を明確化することにより、上記の揺動挙動においては必ず上記一方側が支点となり他方側が揺動する安定的な挙動となる。そして揺動側である他方側の第2貫通孔において、十分なスライド範囲を確保できるようにしておくことで、確実に柔軟性の高い支持を行うことができる。
以上の結果、本願発明においては、サーマルラインヘッドを安定的かつ確実にプラテンローラに対し圧接することができる。
本発明によれば、サーマルラインヘッドを安定的かつ確実にプラテンローラに対し圧接することができる。
本発明の一実施の形態であるプリンタの外観構成を表す斜視図である。 プリンタの内部構造を表す図1中II−II断面による側断面図である。 プリンタの内部構造を表す、前方側斜め上方向から見た分解斜視図である。 プリンタの左側から左側サイドシャーシ部材を見た図である。 プリンタの右側から右側サイドシャーシ部材を見た図である。 ガイド部材、プラテンローラ、及びサーマルラインヘッドの相対位置関係を表す、部分的に拡大した側断面図である。 メインシャーシ部材の詳細構造を表す斜視図である。 サイドシャーシ部材とメインシャーシ部材との固定構造をガイド部材を省略して表す、シャーシ組立体の分解斜視図である。 サイドシャーシ部材とメインシャーシ部材との固定構造をガイド部材を省略して表す、シャーシ組立体の分解斜視図である。 放熱板の詳細構造を表す斜め下方向から見た斜視図である。 バネ受け部の構造を表す放熱板の側断面図である。材を省略して表す、シャーシ組立体の分解斜視図である。 本発明の一実施形態の比較例を表す説明図である。 本発明の一実施形態の効果を説明する説明図である。 紙詰まり発生時にカバー部材が開かれた状態を表す斜視図である。 紙詰まり発生時にカバー部材が開かれる挙動を説明するための側断面図である。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1、図2、及び図3を用いて、本発明の一実施の形態であるプリンタ1の全体構成を説明する。以下では、図1中の左下方向を前方、右上方向を後方、左上方向を左方、右下方向を右方として定義し、各図においてこれに対応した方向により説明する。
プリンタ1は、例えばPC端末や携帯電話等の外部機器より、有線通信(あるいは無線通信)を介して受信した印刷データを被印刷用紙Sに印刷する。このプリンタ1は、充電式電池10(図2参照)を電源として駆動可能であり、操作者が様々な場所に持ち運んで使用することができる。
プリンタ1は、樹脂材料で構成され装置外郭を構成する略直方体形状のハウジング100と、シャーシ組立体50(図3参照)とが、組み付けられることによって、構成されている。
ハウジング100は、装置外郭上部を構成するトップカバー101と、装置外郭下部を構成するアンダーカバー102と、(後述の排出口107を覆うように)トップカバー101の上面前方側に開閉可能に設けられたカバー部材103とを備えている。また、ハウジング100の後方側には、略棒状の充電式電池10を収容するバッテリ収納室105が設けられている(図2参照)。このバッテリ収納室105にはバッテリ室カバー170が着脱可能に設けられている。当該バッテリ室カバー170を取り外した状態では、上記バッテリ収納室105がハウジング100の背面部分に開口する。
シャーシ組立体50は、アンダーカバー102の内表面に設けられた、シャーシ組立体50の底部を構成するメインシャーシ部材150と、このメインシャーシ部材150の長手方向両側端部より立設される一対のサイドシャーシ部材130L,130Rとを備えている。なお、サイドシャーシ部材130Lが各請求項記載の一方のサイドシャーシ部材に相当し、サイドシャーシ部材130Rが各請求項記載の他方のサイドシャーシ部材に相当する。
<サイドシャーシ部材による各部の支持構造>
図4、図5、及び上記図3により、サイドシャーシ部材130L,130Rによる各部の支持構造について説明する。サイドシャーシ部材130L,130Rは、軸孔131にプラテンローラ111の軸部材111aを挿通することにより、当該プラテンローラ111を回転可能に支持している。このとき、サーマルラインヘッド112を備えた放熱板114の後方側端部において、長手方向の両端部から当該長手方向に突出するように軸部材113が設けられている(後述の図8及び図9も参照)。サイドシャーシ部材130L,130Rはまた上記軸部材113を、回動可能に支持している。この結果、サーマルラインヘッド112は、放熱板114の軸部材113を介し、上記サイドシャーシ部材130L,130Rに対しそれぞれ回動可能に支持されている。
本実施形態の特徴の1つは、サイドシャーシ部材130L,130Rによる軸部材113の支持構造である。すなわち、左側のサイドシャーシ部材130Lは、略円形又は略正方形(この例では略正方形)の貫通孔200L(第1貫通孔)を備えている。この貫通孔200Lは、軸部材113の左側の軸端部(以下適宜、単に、「軸部材113L」と称する)の軸心位置k2を略保持しつつ、当該軸部材113Lを回動可能に保持する。
一方、右側のサイドシャーシ部材130Rは、略長円形状又は略矩形状(この例では略矩形状)の貫通孔200R(第2貫通孔)を備えている。この貫通孔200Rは、軸部材113の右側の軸端部(以下適宜、単に、「軸部材113R」と称する)の軸心位置k2をスライド可能としつつ、当該軸部材113Rを回動可能に保持する。このとき特に、貫通孔200Rは、図5に示すように、軸部材113Rの軸心位置k2が、プラテンローラ111の軸心位置k1を中心とした半径rの部分円弧軌跡に沿ってスライド可能となるように、当該軸部材113Rを回動可能に保持する。
上記のように、左・右両側のサイドシャーシ部材130L,130Rにそれぞれ設けた貫通孔200L,200Rのうち、右側に設けた貫通孔200Rにおいて軸部材113Rの軸心位置k2がスライド可能である。これにより、軸部材113は、上記左側に設けた貫通孔200Lを支点としつつ、上記右側の貫通孔200Rでのスライド可能な範囲において揺動可能となる。この結果、軸部材113が設けられた放熱板114やこの放熱板114に支持されるサーマルラインヘッド112も上記一方側を支点側としつつ上記他方側が揺動可能となる。
また、左側のサイドシャーシ部材130Lには、プラテンローラ111を駆動する駆動モータ11と、この駆動モータ11の駆動力をプラテンローラ111の上記軸部材111aに伝達する、複数のギアからなる上記ギア機構132とが設けられている。プラテンローラ111は、上記駆動力によって回転駆動され、被印刷用紙Sを搬送する。
なお、サイドシャーシ部材130L,130Rの上部には、ビーム部材140が架け渡され固定されている。このビーム部材には、ガイド部材120(図1も参照)が固定されている。ガイド部材120は、図6に示すように、挿入口104から挿入された被印刷用紙Sをプラテンローラ111とサーマルラインヘッド112との圧接部Pに案内する。すなわち、被印刷用紙Sの搬送経路Rは、上記挿入口104(図1も参照)から、上記ガイド部材120の傾斜面122、及び、プラテンローラ111とサーマルラインヘッド112との圧接部P、を経て、排出口107(図1も参照)に至る経路である。搬送経路Rは、主としてガイド部材120のプラテンローラ111及びサーマルラインヘッド112に対する相対位置関係によって画定される。
<メインシャーシ部材>
次に、図7を用いて、メインシャーシ部材150の詳細構造について説明する。
図7に示すように、メインシャーシ部材150は、その前方側(図7中左上側)端部に、長手方向に沿って上側に屈曲された断面略L字状の前方側リブ部151を備えている。上記前方側リブ部151は、メインシャーシ部材150の前端部を長手方向全体に亘って屈曲することにより形成されている。
上記前方側リブ部151は、長手方向一端側である左端部(図7中右上側の端部)に、左側のサイドシャーシ部材130Lに固定される第1左側固定部153を有すると共に、長手方向他端側である右端部(図7中左下側の端部)に、右側のサイドシャーシ部材130Rに固定される第1右側固定部154を有している。
また、メインシャーシ部材150の左端部後方には、サイドシャーシ部材130Lとの固定に用いられる第2左側固定部158が、右端部後方には、サイドシャーシ部材130Rとの固定に用いられる鉤状の第2右側固定部159が、上側に屈曲して形成されている。
なお、コイルバネ115A〜Cについては、後述する。
<メインシャーシ部材とサイドシャーシ部材との固定構造>
次に、図8及び図9を用いて、サイドシャーシ部材130とメインシャーシ部材150との固定構造について説明する。
図8及び図9に示すように、サイドシャーシ部材130L,130Rの下方側端部である基端部には、係合孔134がそれぞれ形成されている。メインシャーシ部材150の長手方向両端に設けられた各突起部157が、対応する係合孔134に係合することにより、サイドシャーシ部材130L,130Rの基端部がメインシャーシ部材150の長手方向両端位置に位置決めされる。
サイドシャーシ部材130L,130Rには、締結用の複数(この例では3つ)のネジ118が挿通されるネジ孔135がそれぞれ設けられている。各ネジ118は、サイドシャーシ部材130L,130Rの上記ネジ孔135に挿通され、上記前方側リブ部151の第1左側固定部153及び第1右側固定部154、上記ビーム部材140の長手方向両端部、メインシャーシ部材150の後方に設けられた上記第2左側固定部158及び第2右側固定部159にそれぞれ締結される。これにより、サイドシャーシ部材130L,130Rがメインシャーシ部材150に固定される。このようにして構成されたシャーシ組立体50は、アンダーカバー102に組み付けられる。
以上の結果、サイドシャーシ部材130L,130Rは、メインシャーシ部材150の突起部157によって、基端部がメインシャーシ部材150の長手方向両端位置に位置決めされる。その際、左側のサイドシャーシ部材130Lと右側のサイドシャーシ部材130Rとは、メインシャーシ部材150の前方側リブ部151によって互いに接続される。
<コイルバネの付勢機能の詳細>
次に、コイルバネ115が行う付勢機能の詳細について、図10、図11、及び上記図7により説明する。
上記図7に示したように、メインシャーシ部材150には、上記サーマルラインヘッド112を支持する放熱板114をプラテンローラ111側に回動付勢する、複数のコイルバネ115(図2も参照)が設けられている。この例では、上記前方側リブ部151の近傍における長手方向3箇所に、放熱板114を付勢する3つのコイルバネ115A〜Cがそれぞれ設けられている。
詳細には、これらのコイルバネ115は、サーマルラインヘッド112の長手方向中心位置に対応して設けられた中央コイルバネ115Cと、この中央コイルバネ115Cの左側に位置する左側コイルバネ115Lと、中央コイルバネ115Cの右側に位置する右側コイルバネ115Rと、で構成されている。各コイルバネ115は、メインシャーシ部材150の対応する位置に突設されたバネ支持軸部155(図2参照)に挿通されることにより、安定して立設するように支持されている。
このとき、図10に示すように、放熱板114のサーマルラインヘッド112側とは反対側となる下側の面114aには、各コイルバネ115に対応した位置に凹状のバネ受け部117が設けられている。このバネ受け部117は、コイルバネ115の上端部に接触する接触面117aを底部に有している。そして、図11に示すように、放熱板114の面方向Xが軸部材113を中心とする回動動作によりコイルバネ115の軸心方向Yに対して垂直でない姿勢となっている場合でも、上記接触面117aが上記軸心方向Xに対し略垂直となるように設けられている。これにより、各コイルバネ115は、対応するバネ受け部117の上記接触面117aに上端部を接触させて、放熱板114に付勢力を安定して作用させることができる。これにより、サーマルラインヘッド112は、印刷時にはプラテンローラ111に所定の圧接力で接触し、その間に挿通された被印刷用紙Sに対し、所望の印刷を行う。
このとき、特に、図11に示すように、バネ受け部117は、放熱板114の短手方向他方側端部である前方側(図11中の左側)端部に設けられている。すなわち、コイルバネ115は、サーマルラインヘッド112とプラテンローラ111との圧接部Pの位置よりも前方側において、放熱板114をプラテンローラ111側に付勢する構成となっている。これにより、放熱板114の後方側端部と前方側端部の途中位置、特に、圧接部Pよりも後方側で付勢する場合に比べて必要な付勢力を小さくすることができ、コイルバネの小型化を図っている。
そして、本実施形態では、特徴の1つとして、3つのコイルバネ115L,115C,115Rそれぞれのバネ定数の大きさについて、少なくとも、右側コイルバネ115R(言い換えればサイドシャーシ130Rに最も近いバネ)のバネ定数が、左側コイルバネ115L(言い換えればサイドシャーシ130Lに最も近いバネ)のバネ定数よりも大きくなっている。なお、特にこの例では、中央コイルバネ115Cのバネ定数は、左側コイルバネ115Lのバネ定数と同程度の大きさとなっている。
以上のように構成した本実施形態のプリンタ1においては、印刷時には、操作者は、PC端末や携帯電話等の外部機器において、被印刷用紙Sに印刷する印刷データの入力を行うとともに、印刷開始指示入力を行う。これにより、外部機器2からプリンタ1に、上記USBケーブル、又は、無線通信若しくは赤外線通信を介して、印刷データが送信される。その後、カバー部材103を閉じた状態で挿入口104に被印刷用紙Sが挿入されることで、被印刷用紙Sは上記ガイド部材120によってプラテンローラ111とサーマルラインヘッド112との圧接部Pに案内される。さらに被印刷用紙Sは、プラテンローラ111により搬送され、サーマルラインヘッド112によって所望の印刷が行われ、印刷完了後にカバー部材103とアンダーカバー102との間に形成された排出口107より装置外に排出される。
上記印刷実行時には、サーマルラインヘッド112がプラテンローラ111に対し適切な圧力で圧接する必要がある。本実施形態では、サーマルラインヘッド112を支持する放熱板114の端部に軸部材113を設け、その軸部材113の左・右両側端部をサイドシャーシ部材130L,130Rによってそれぞれ支持する。このとき、左・右両側のサイドシャーシ部材130L,130Rにそれぞれ設けた貫通孔200L,200Rのうち、右側に設けた貫通孔200Rにおいて軸部材113Rの軸心位置k2がスライド可能である。これにより、上述したように、軸部材113が設けられた放熱板114やこの放熱板114に支持されるサーマルラインヘッド112は、上記一方側を支点側としつつ上記他方側が揺動可能となる。この結果、ハウジング100内のスペースに余裕のない、小型のプリンタ1であっても、コイルバネ部材115A〜115Cにより放熱板114をプラテンローラ111側に向かって付勢することで、サーマルラインヘッド112を適切な圧力で上記プラテンローラ111に対し圧接させることができる。
このとき、本実施形態では、右側サイドシャーシ部材130Rに最も近いコイルバネ部材115Rのバネ定数が、左側サイドシャーシ部材130Lに最も近いコイルバネ部材115Lのバネ定数よりも大きい。すなわち、前述した放熱板114の、左側が支点となり右側が揺動運動を行う挙動に対応して、揺動側であるコイルバネ部材115Rのバネ定数が、固定側であるコイルバネ部材115Lのバネ定数よりも大きくなっている。これにより、上記したような、左側が支点となり右側が揺動運動を行う支持構造に対応した、安定的な上記サーマルラインヘッド112の圧接を実現することができる。
この効果を、図12(a)〜(c)に示す比較例を用いてさらに具体的に説明する。図12(a)〜(c)においては、理解の容易のために、上記実施形態に対応する部材には、上記実施形態の符号に′(ダッシュ)を付している。すなわち、比較例として、例えば、図12(a)に示すように、左側サイドシャーシ部材130L′と右側サイドシャーシ部材130R′の両方において、軸部材113L′,113′R′の軸心位置をスライド可能な略長円形状又は略矩形状の貫通孔200L′,200R′を設けた場合を考える。この比較例では、正常な状態では、図12(b)に示すように、被印刷用紙Sの搬送及び印刷時には、軸部材113L′,113R′が貫通孔200L′,200R′内をほぼ均等に下がりつつ、コイルバネ部材115によって放熱板114′上のサーマルラインヘッド112がプラテンローラ111に対して押圧され、プラテンローラ111に対する均等な圧力分布を実現することができる。
しかしながら、上記の揺動挙動において、何らかの原因で、揺動時に左側及び右側のいずれが支点となるかが定まらず、不安定な挙動となる場合がある。あるいは、製造誤差や組み付け誤差や経年歪み等の影響で左・右の貫通孔200L′,200R′の向きがわずかに狂って不揃いになり(図12(c)参照)、一方の貫通孔200L′では軸部材113L′がほとんどスライドしない場合がある。この場合は、他方の貫通孔200R′に揺動が集中し、軸部材113R′が想定よりも大きくスライドして貫通孔200R′の縁部に当接する結果、当該貫通孔200R′での許容範囲を超える負担が加わって支持の柔軟性が失われる可能性がある(図12(c)参照)。これらの場合、いずれも、上述したような圧力分布の均等性は失われて不均一となり、サーマルラインヘッド112を安定的にプラテンローラ111に対し圧接させることが困難となる。
これに対して、本実施形態では、図13(a)に示すように、左側サイドシャーシ部材130Lの貫通孔200Lでは軸部材113Lの軸心位置を固定し、右側サイドシャーシ部材130Rの貫通孔200Rで軸部材113Rの軸心位置をスライドさせる。このように役割分担を明確化することで、上記の揺動挙動においては必ず上記左側が支点となり右側が揺動する安定的な挙動となる。そして、上述のように揺動側であるコイルバネ部材115Rのバネ定数を大きくするともに、揺動側である右側の貫通孔200Rにおいて十分なスライド範囲を確保できるようにしておくことで、図13(b)に示すように確実にプラテンローラ111に対する均等な圧力分布を実現し、柔軟性の高い支持を行うことができる。以上の結果、本実施形態によれば、サーマルラインヘッド112を安定的かつ確実にプラテンローラ111に対し圧接することができる。
なお、このとき、中央コイルバネ部材130Cのバネ定数は、左側サイドシャーシ部材130Lに最も近いコイルバネ部材115Lのバネ定数とほぼ同じ程度の値とするか、それよりも小さい値とすることが好ましい。以下、その詳細を、図14及び図15により説明する。
本実施形態では、上記のようにして印刷を実行しているとき、図6に示した被印刷用紙Sの搬送経路Rにおいて紙詰まり等が生じた場合には、操作者がカバー部材103を回動させて開放すればよい(図14参照)。すなわち、図14に示すように、カバー部材103の軸方向両端部には、それぞれカム部材113Aが設けられている。また、放熱板114の軸方向両端部の、上記カム部材113Aに対応した部位には、カム受け部114Aが設けられている。
図14に示すように、カバー部材103が閉じられた通常の状態では、カム部材113Aはカム受け部114Aから離間している(図15(a))参照。上記のようにしてカバー部材103が回動して開かれると、カム部材113Aが回転してカム受け部114Aを押圧する(図15(b))。この結果、放熱板114は,上記軸部材113を回転中心にしてコイルバネ部材115A〜115Cの付勢力に打ち勝って図15中の時計回りに回転する。この結果、サーマルラインヘッド112からプラテンローラ111がリリースされるので、上記のようにして紙詰まり状態にある被印刷用紙Sを、操作者は容易に用紙を引き出すことができる。
そして、上記挙動において説明したように、プラテンローラ111のリリース時には、放熱板114は、軸方向(左右方向)両端部にあるカム受け部114Aにおいて下方への力を受け、これによって、下方に位置する3つのコイルバネ部材115A,115B,115Cの付勢力に打ち勝つ形で回動を行う。このとき、左側端部又はその近傍に位置するカム受け部114Aとコイルバネ部材115L、右側端部又はその近傍に位置するカム受け部114Aとコイルバネ部材115R、はそれぞれ比較的近い位置に存在するが、中央コイルバネ部材115Cは両端のカム受け部114A,114Bのいずれからも比較的遠い。このため、中央コイルバネ部材115Cのバネ定数をあまり大きく設定すると、上記リリース時において、両端のカム受け部114A,114Bが下方へ向かって押圧されることによって放熱板114の中央部近傍のみが持ち上げられ、撓みが生じるおそれがある。
したがって、上記のように、中央コイルバネ部材130Cのバネ定数を比較的小さい値(例えば、左側サイドシャーシ部材130Lに最も近いコイルバネ部材115Lのバネ定数の値を超えない値)とすることにより、上記リリース時における放熱板114の撓みの発生を回避し、サーマルラインヘッド112とプラテンローラ111との間のクリアランスを十分に確保することができる。
また、本実施形態では特に、右側サイドシャーシ部材130Rの貫通孔200Rにおいて、軸部材113Rの軸心位置k2が、プラテンローラ111の軸心位置k1を中心とした部分円弧軌跡に沿ってスライド可能となっている。これにより、軸部材113Rとプラテンローラ111との距離を等距離に保ちつつ上記の揺動運動を行うことができるので、常にサーマルラインヘッド112の発熱体の位置とプラテンローラ111が精度よく安定的に圧接することができる。
また、本実施形態では特に、ギア機構132を介してプラテンローラ111へ駆動力を発生して伝達するモータ11を、左側サイドシャーシ部材130Lに設けている。これにより、駆動時にモータ11から発生する振動の影響が、上記揺動側である右側サイドシャーシ部材130Rに及んで揺動運動に悪影響を与えるのを防止することができる。この結果、サーマルラインヘッド112をさらに安定的かつ確実にプラテンローラ111に対し圧接することができる。
なお、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 プリンタ
100 ハウジング
111 プラテンローラ
112 サーマルラインヘッド
114 放熱板
113L,R 軸部材
130L サイドシャーシ部材(一方のサイドシャーシ部材)
130R サイドシャーシ部材(他方のサイドシャーシ部材)
150 メインシャーシ部材
200L 貫通孔(第1貫通孔)
200R 貫通孔(第2貫通孔)
k 軸心位置
S 被印刷用紙

Claims (4)

  1. 被印刷用紙を搬送するプラテンローラと、
    前記プラテンローラにより搬送される前記被印刷用紙に接触しつつ当該被印刷用紙に対し所望の印刷を行うサーマルラインヘッドと、
    前記サーマルラインヘッドを支持する放熱板と、
    前記放熱板の長手方向両端部から長手方向に突出して設けた軸部材と、
    前記プラテンローラを回転自在に支持すると共に、前記サーマルラインヘッドが前記プラテンローラに圧接するように前記軸部材の長手方向両側端部を支持可能な、一対のサイドシャーシ部材と、
    装置外郭を構成するハウジングと、
    前記ハウジングに設けられ、前記一対のサイドシャーシ部材が長手方向両側端部よりそれぞれ立設されるメインシャーシ部材と、
    を有するプリンタであって、
    前記一対のサイドシャーシ部材のうち一方のサイドシャーシ部材は、前記軸部材の軸心位置を略保持しつつ当該軸部材を回動可能に保持する略円形又は略正方形の第1貫通孔を備え、
    前記一対のサイドシャーシ部材のうち他方のサイドシャーシ部材は、前記軸部材の軸心位置をスライド可能としつつ当該軸部材を回動可能に保持する略長円形状又は略矩形状の第2貫通孔を備え
    前記メインシャーシ部材の長手方向複数箇所に設けられ、前記放熱板を前記プラテンローラ側に回動する向きに付勢する複数のコイルバネを有し、
    前記複数のコイルバネを構成する各コイルバネは、
    少なくとも、前記他方のサイドシャーシ部材に最も近いコイルバネのバネ定数が、前記一方のサイドシャーシ部材に最も近いコイルバネのバネ定数よりも、大きい
    ことを特徴とするプリンタ。
  2. 請求項1記載のプリンタにおいて、
    前記他方のサイドシャーシ部材の前記第2貫通孔は、
    前記軸部材の軸心位置が、前記プラテンローラの軸心位置を中心とした部分円弧軌跡に沿ってスライド可能となるように、当該軸部材を回動可能に保持する
    ことを特徴とするプリンタ。
  3. 請求項1又は請求項2記載のプリンタにおいて、
    前記ハウジングは、
    前記サーマルラインヘッドにより印刷がなされた被印刷用紙を排出する排出口を覆うように設けられた、開閉可能なカバー部材を備えており、
    前記カバー部材は、
    開き動作時に、前記放熱板の前記長手方向両端部にそれぞれ設けたカム受け部に接触して押圧することにより当該放熱板を前記軸部材を中心として回動させるカム部を、長手方向両端部にそれぞれ備えており、
    前記複数のコイルバネのうち、前記メインシャーシ部材の長手方向の中央部に位置するコイルバネのバネ定数は、前記一方のサイドシャーシ部材に最も近いコイルバネのバネ定数を、超えない大きさである
    ことを特徴とするプリンタ。
  4. 請求項1乃至請求項のいずれか1項記載のプリンタにおいて、
    ギア機構を介し前記プラテンローラに接続され、当該プラテンローラを駆動するモータを有し、
    前記モータは、
    前記一対のサイドシャーシ部材のうち、前記一方のサイドシャーシ部材に設けられている
    ことを特徴とするプリンタ。
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