JP5554805B2 - 光モジュール - Google Patents
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Description
(1)パッケージ111の長手方向に直交する面の幅(パッケージ111の短辺の長さ)は、大きくなるが、長手方向の短尺化を図ることができる。例えば、一実施例では、従来140mm程度のパッケージに対して、幅が10mm増加するものの、長手方向は115mm程度に短縮することができる。
最初に、石英PLC113a,113bのLN変調器112を接続する1辺に研磨処理を施す。接着面積を増加させるための補強ガラスを、研磨処理した端面に沿って接着固定し、接続用端面123a,123bを形成する。その後、この1辺と接して、光ファイバを接続するための辺に研磨処理を施し、補強ガラスを接着固定して、接続用端面121aと121bとを形成する。
(1)高Δ化により光の閉じ込め効果が増大し、曲げ損失を低下させることができる。
(2)細径化により、剛性を低め、ファイバを曲げやすくし、かつ接続部への復元力を低下させることができるので、ファイバ接続部品220a,220bとパイプ部222a,222bとの距離を短くすることができる。パッケージ211の長手方向に直交する幅はやや大きくなるが、長手方向の短尺化を図ることができる。
(3)従来、ファイバを細径化すると剛性が低くなる分、ファイバの機械強度が劣化するという問題があった。本実施形態によれば、厚いメタルコート層を導入することにより、細径ファイバの機械的強度を増強することができる。
(4)また、光ファイバを細径化すると剛性が低くなる分、光ファイバ自体の取り扱いが難しくなり、またファイバ接続部品の作製が非常に困難となるという問題があった。一方、従来、パッケージを封止するために、光ファイバをパイプ部において半田により封止していた。このために、光ファイバに100nm〜1μm程度のメタルコートを施していた。本実施形態では、5〜200μm程度の厚いメタルコートを施すので、メタルコートを含めたファイバ径は通常の光ファイバと同程度の径となり、ファイバ自体の取り扱いが容易になり、ファイバ接続部品の作製も容易になる。
(5)従来、光ファイバを固定する部分に復元力を発現させずに、光ファイバ自体に曲げ加工を施す方法として、ガラスが溶融する温度(1200〜1500℃)付近まで光ファイバを加熱して、曲げ癖をつける方法があった。しかし、このような曲げ加工ファイバは、ファイバ自体を曲げた状態で固定しており、曲げた部分の機械的強度が劣化することが知られている。第2の実施形態によれば、メタルコートされた部分は、針金のごとく容易に曲がり、曲げ癖がつきやすく、メタルコート層が厚いために、形状記憶の効果が大きい。細径ファイバによりファイバ自体が発現する復元力が小さいために、細径ファイバ自体に曲げ癖を設けなくても、曲げ形状を安定して保持することができる。なお、メタルコートファイバは、熱を加えて曲げてもよく、比較的低温(100℃〜200℃程度)で曲げられる。
(6)細径ファイバに残存する復元力は、厚いメタルコートにより吸収することができ、メタルコートファイバ自体には復元力がほとんど加わらない。そのため、メタルコートファイバを接続する部分の応力による信頼性も確保することができる。これにより、パッケージ211内部の狭い領域でも、信頼性を維持したままファイバ自体を曲げることができ、座屈量またはオフセット量を大きくとる、すなわち、ファイバ接続部品220a,220bとパイプ部222a,222bとの距離を短くすることができる。なお、メタルコートされた高Δ細径ファイバを用いる場合には、光ファイバに座屈を加えるよりも、ファイバ接続部品220a,220bとパイプ部222a,222bの位置にオフセットを加える方が、実装作業が容易である。
(1)石英PLCの幅はやや大きくなるが、従来、石英PLCとパイプ部との間に設けていたファイバ余長部が片端分不要となり、パッケージの長手方向の短尺化、すなわちパッケージの小型化を図ることができる。例えば、一実施例では、従来の2チップ型のマルチチップ集積モジュールを収容するパッケージの長さが120mmであったものを、第5の実施形態によれば、長さ100mmとすることができる。
(2)パッケージ511のパイプ部522が1カ所であり、パッケージ511の同一面から2本の光ファイバ514a,514bを取り出すことができる。従って、石英―LN変調器510を通信装置内のボードに搭載する際、他のデバイスとの接続において、実装上の制約を緩和することができる。
11,111,211,311,411,511 パッケージ
12,112,212,312,412,512 LN変調器
13,113,213,313,413,415,513 石英PLC
14,114,214,314,414,514 光ファイバ
20,120,220,320,420,520 ファイバ接続部品
21,121,123.221,223,321,323,421,423.521,523 接続用端面
22,122,222,322,422,522 パイプ部
23 ファイバ余長部
131,231,331,431−433,531 折返し導波路
Claims (9)
- 両端部に平面光波回路(PLC)を接続した光機能部材が一体化されたマルチチップ集積デバイスをパッケージに、前記光機能部材の光軸方向が前記パッケージの長手方向となるように収容した光モジュールにおいて、
前記PLCの各々は、一辺に前記光機能部材が接続され、前記一辺と接する辺のうち一方の辺であって、前記パッケージの長手方向に対向する面と接する一方の面に対向する辺に光ファイバが接続され、
前記PLCの各々には、前記光機能部材に形成された光導波路と前記光ファイバとを接続するための折返し導波路が形成され、
前記PLCのうち一方のPLCに接続された光ファイバは、前記パッケージの長手方向に対向する面であって、前記PLCのうち他方のPLCの側の面から取り出され、前記他方のPLCに接続された光ファイバは、前記パッケージの長手方向に対向する面であって、前記一方のPLCの側の面から取り出されることを特徴とする光モジュール。 - 両端部に平面光波回路(PLC)を接続した光機能部材が一体化されたマルチチップ集積デバイスをパッケージに、前記光機能部材の光軸方向が前記パッケージの長手方向となるように収容した光モジュールにおいて、
前記PLCの各々は、一辺に前記光機能部材が接続され、前記一辺と接する辺のうち一方の辺であって、前記パッケージの長手方向に対向する面と接する一方の面に対向する辺に光ファイバが接続され、
前記PLCの各々には、前記光機能部材に形成された光導波路と前記光ファイバとを接続するための折返し導波路が形成され、
前記光ファイバは、前記パッケージの前記一方の面から取り出されることを特徴とする光モジュール。 - 両端部に平面光波回路(PLC)を接続した光機能部材が一体化されたマルチチップ集積デバイスをパッケージに、前記光機能部材の光軸方向が前記パッケージの長手方向となるように収容した光モジュールにおいて、
前記PLCのうち第1のPLCには、一辺に前記光機能部材が接続され、前記一辺と接する辺のうち一方の辺であって、前記パッケージの長手方向に対向する面と接する一方の面に対向する辺に光ファイバが接続され、前記光機能部材に形成された光導波路と前記光ファイバとを接続するための折返し導波路が形成され、
前記PLCのうち第2のPLCには、前記光機能部材に形成された2本の光導波路を接続する折返し導波路が形成され、
前記光ファイバは、前記パッケージの前記一方の面から取り出されることを特徴とする光モジュール。 - 平面光波回路(PLC)を接続した光機能部材が一体化されたマルチチップ集積デバイスをパッケージに、前記光機能部材の光軸方向が前記パッケージの長手方向となるように収容した光モジュールにおいて、
前記PLCには、一辺に前記光機能部材が接続され、前記一辺と接する辺のうち一方の辺であって、前記パッケージの長手方向に対向する面と接する一方の面に対向する辺に第1の光ファイバが接続され、前記光機能部材に形成された光導波路と前記第1の光ファイバとを接続するための折返し導波路が形成され、
前記光機能部材の前記PLCと接続する反対側の面において、前記光機能部材に形成された光導波路と第2の光ファイバとが接続され、
前記第1および第2の光ファイバが前記パッケージの長手方向に対向する面であって、前記光機能部材の前記第2の光ファイバを接続する側の面から取り出されることを特徴とする光モジュール。 - 前記光ファイバは、比屈折率差0.5〜1.2%の高屈折率差を有する直径10〜80μmの細径ファイバであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の光モジュール。
- 前記光ファイバは、メタルコートされていることを特徴とする請求項5に記載の光モジュール。
- 前記PLCにおいて前記光ファイバが接続されている位置と、前記パッケージの前記一方の面における前記光ファイバの取り出し位置とは、前記光ファイバが屈曲するように設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載の光モジュール。
- 前記光機能部材は、石英ガラス系材料、誘電体材料、半導体材料または有機材料のうちのいずれかであることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の光モジュール。
- 前記PLCはガラス系材料からなり、前記光機能部材はLiNbO3であり、前記マルチチップ集積デバイスは光変調器であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の光モジュール。
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