JP5554583B2 - グローブボックス構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のインストルメントパネルに設けられるリッド付グローブボックスの構造に関する。
自動車の前席の前方(車室の最前部)には、インストルメントパネル(ダッシュボード)が車幅方向の全幅にわたって設けられている。インストルメントパネルには、通常、助手席の前方に、グローブボックスが設けられている。グローブボックスは、前方に向かって窪み、正面(助手席側の面)が開放された凹部として形成されている。そして、グローブボックスでは、その正面の開口を開閉するリッドが設けられたものが一般的である。
図6は、従来のリッド付グローブボックスの斜視図である。
このリッド付グローブボックス101では、リッド102が開口103を閉塞した状態から上方に持ち上がって、開口103が開放されるようになっている。
具体的には、リッド102の裏面には、2つのヒンジレバー104が車幅方向に間隔を空けて設けられている。ヒンジレバー104は、その一端が開口103を閉塞した状態のリッド102の上端部に接続され、リッド102の裏面から離れる側に膨らむように湾曲し、他端部がグローブボックス101内の上部に配置されている。グローブボックス101内の上部には、各ヒンジレバー104に対応して、レバー支持部105が形成されている。各レバー支持部105は、車幅方向においてヒンジレバー104の厚さより少し大きな間隔を空けて配置された2つの支持壁106を備えている。各ヒンジレバー104は、他端部がレバー支持部105の両支持壁106の間に進入されて、ヒンジレバー104および両支持壁106に支持軸が挿通されることにより、その支持軸の軸線まわりに回動可能に支持されている。これにより、リッド102は、ヒンジレバー104の他端部(支持軸)を支点として、開口103を閉塞する状態と、その状態から下端が上方に持ち上がり、開口103を開放する状態とに開閉可能に設けられている。
各レバー支持部105が互いに独立して形成されていると、各レバー支持部105の剛性が不足する。そのため、2つのレバー支持部105の間および各レバー支持部105の車幅方向の外側には、グローブボックス101内の上部を覆うように、カバー部107がレバー支持部105(支持壁106)と一体的に形成されている。
特開平9−226465号公報
しかしながら、カバー部107が形成されていると、そのカバー部107で覆われている部分がデッドスペースとなり、グローブボックス101の内容積が減少する。
本発明の目的は、グローブボックスの内容積を増大することができる、グローブボックス構造を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明は、インストルメントパネルに前方に向かって窪む凹部として形成されるグローブボックスの開口をリッドにより開閉可能とされたグローブボックス構造において、車幅方向に間隔を空けて設けられ、一端部が前記リッドの裏面に接続され、他端部が前記グローブボックス内に配置された2つのヒンジレバーと、前記グローブボックス内に各前記ヒンジレバーに対応して設けられ、前記ヒンジレバーの前記他端部を車幅方向に延びる軸線まわりに回動可能に支持するレバー支持部と、2つの前記レバー支持部間に設けられ、前方に向かって窪む凹部として形成されるサブボックスとを備えることを特徴としている。
このグローブボックス構造では、リッドの裏面に、2つのヒンジレバーの各一端部が接続されている。2つのヒンジレバーは、車幅方向に互いに間隔を空けて設けられており、グローブボックス内には、各ヒンジレバーの他端部を車幅方向に延びる軸線まわりに回動可能に支持するレバー支持部が設けられている。そして、レバー支持部の間には、サブボックスが前方に向かって窪む凹部として形成されている。
これにより、2つのレバー支持部の間のスペースが有効に利用され、サブボックスの内容積分、グローブボックスの内容積を増大することができる。その結果、グローブボックスの収容力をアップすることができる。
前記グローブボックス構造では、2つの前記レバー支持部間に跨って、前記レバー支持部と一体的に形成されるカバー部を備え、前記サブボックスは、前記カバー部に一体的に形成されていることが好適である。
このようなグローブボックス構造では、カバー部が2つのレバー支持部間に跨って一体的に形成されているので、各レバー支持部の剛性を高めることができる。その結果、各レバー支持部の剛性を高めることができながら、そのカバー部にサブボックスが形成されることにより、グローブボックスの内容積を増大することができる。
本発明によれば、グローブボックス内の2つのレバー支持部の間のスペースをそのスペースにサブボックスを設けることにより有効に利用することができ、サブボックスの内容積分、グローブボックスの内容積を増大することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るグローブボックス構造が適用されたインストルメントパネルの正面図である。 図2は、図1に示す上グローブボックスの正面図であり、リッドが開かれた状態を示す。 図3は、ヒンジカバーの斜視図である。 図4は、本発明の変形例に係るヒンジカバーの斜視図である。 図5は、図4に示す切断線A−Aにおけるヒンジカバーの断面図である。 図6は、従来のリッド付グローブボックスの斜視図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るグローブボックス構造が適用されたインストルメントパネルの正面図である。
インストルメントパネル1は、自動車の前席の前方(車室の最前部)に、車幅方向の全幅にわたって設けられている。インストルメントパネル1には、助手席の前方において、上グローブボックス2および下グローブボックス3が上下に設けられている。
上グローブボックス2および下グローブボックス3は、前方に向かって窪み、正面(助手席側の面)が開放された凹部として形成されている。そして、上グローブボックス2および下グローブボックス3には、それぞれ正面の開口を開閉するリッド4,5が設けられている。
図2は、上グローブボックスの正面図であり、リッドが開かれた状態を示す。
上グローブボックス2に設けられたリッド4は、上グローブボックス2の開口6を閉塞する状態から上方に持ち上がって、開口6を開放するように設けられている。
リッド4の裏面(リッド4が閉じられた状態で上グローブボックス2内に臨む面)には、2つのヒンジレバー7が車幅方向に間隔を空けて設けられている。ヒンジレバー7は、その一端部が開口6を閉塞した状態のリッド4の上端部に接続され、リッド4の裏面から離れる側に膨らむように湾曲し、他端部が上グローブボックス2内の上部に配置されている。
上グローブボックス2内の上部には、ヒンジカバー8が上グローブボックス2の内側面間に跨るように取り付けられている。
図3は、ヒンジカバーの斜視図である。
ヒンジカバー8は、樹脂による一体成型品である。ヒンジカバー8は、各ヒンジレバー7(図2参照)に対応して、車幅方向に互いに間隔を空けて設けられたレバー支持部9と、2つのレバー支持部9の間および各レバー支持部9の車幅方向の外側において車幅方向に延び、ヒンジカバー8の正面をなすカバー部10とを一体的に有している。
レバー支持部9は、車幅方向においてヒンジレバー7の厚さより少し大きな間隔を空けて配置された2つの支持壁11と、各支持壁11の後端部間を連結する後壁12(連結壁)とを有し、助手席側が開放された平面視略コ字状をなしている。
2つの支持壁11間にヒンジレバー7の他端部が進入されて、ヒンジレバー7および両支持壁11に支持軸(図示せず)が挿通されることにより、ヒンジレバー7は、その支持軸の軸線まわりに回動可能に支持されている。これにより、リッド4(図2参照)は、ヒンジレバー7の他端部(支持軸)を支点として、開口6(図2参照)を閉塞する状態と、その状態から下端が上方に持ち上がり、開口6を開放する状態とに開閉可能に設けられている。
カバー部10は、その上部が上下方向に延び、途中部が湾曲し、下部が前斜め下方に向けて延びている。カバー部10の上部には、2つのレバー支持部9の間において、車幅方向に長手の矩形状の開口13が形成されている。
そして、開口13の前方には、カード類などの小物を収容可能なサブボックス14が前方に向かって窪む凹部として形成されている。サブボックス14は、カバー部10と一体的に形成され、その内部空間が開口13と連通している。具体的には、サブボックス14は、開口13の上端縁から前方に延びる上壁部15と、開口13の下端縁から前方に延び、上壁部15と上下方向に間隔を空けてほぼ平行をなす下壁部16と、開口13の車幅方向の両側壁から前方に延び、上壁部15および下壁部16に跨る側壁部17と、上壁部15、下壁部16および両側壁部17により取り囲まれる空間を前方から閉塞する奥壁部18とを有し、カバー部10と一体的に形成されている。
サブボックス14が設けられていることにより、2つのレバー支持部9の間のスペースが有効に利用され、そのサブボックス14の内容積分、上グローブボックス2の内容積を増大することができる。
また、カバー部10が2つのレバー支持部9の間に跨って一体的に形成されているので、各レバー支持部9の剛性を高めることができる。
その結果、各レバー支持部9の剛性を高めることができながら、上グローブボックス2の内容積を増大することができ、上グローブボックス2の収容力をアップすることができる。
図4は、本発明の変形例に係るヒンジカバーの斜視図である。図5は、図4に示す切断線A−Aにおけるヒンジカバーの断面図である。図4,5において、図3に示す各部に相当する部分には、それらの各部に付した参照符号と同一の参照符号を付している。そして、以下では、その同一の参照符号を付した各部についての説明を省略し、図3に示すヒンジカバーと図4に示すヒンジカバーとの相違点のみを説明する。
図3に示すヒンジカバー8では、開口13が常に開放されている。これに対し、図4に示すヒンジカバー20では、その正面に、開口13を開閉するサブリッド21が設けられている。
サブリッド21は、カバー部10の表面に沿って延びる板状をなし、その下端部がカバー部10の下端部に車幅方向に延びる軸線まわりに回動自在に連結されている。これにより、サブリッド21は、図5に実線で示すように、上端部が開口13の上端縁に下方から対向し、カバー部10の表面に沿って延び、開口13を助手席側から閉塞する状態と、図5に仮想線で示すように、その閉塞状態から上端部が下がるように回動し、開口13を開放する状態とに変位可能となっている。
サブリッド21は、たとえば、透過性を有する樹脂材料で形成されてもよい。この場合、サブボックス14に収納された物をサブリッド21を閉じた状態で視認することができる。
また、サブリッド21は、ヒンジカバー8の材料と同じ材料で形成されてもよい。この場合、サブリッド21の外観がヒンジカバー8と一体化し、サブボックス14をシークレットボックスとして使用することができる。
1 インストルメントパネル
2 上グローブボックス
4 リッド
6 開口
7 ヒンジレバー
9 レバー支持部
10 カバー部
11 支持壁
14 サブボックス

Claims (1)

  1. インストルメントパネルに前方に向かって窪む凹部として形成されるグローブボックスの開口をリッドにより開閉可能とされたグローブボックス構造において、
    車幅方向に間隔を空けて設けられ、一端部が前記リッドの裏面に接続され、他端部が前記グローブボックス内に配置された2つのヒンジレバーと、
    前記グローブボックス内に各前記ヒンジレバーに対応して設けられ、車幅方向において、前記ヒンジレバーを受け入れ可能に前記ヒンジレバーの厚みより少し大きな間隔を空けて配置される2つの支持壁、2つの前記支持壁の間を連結する連結壁からなる略コ字状をなし、前記ヒンジレバーの前記他端部を車幅方向に延びる軸線まわりに回動可能に支持するレバー支持部と、
    2つの前記レバー支持部間に跨って、前記レバー支持部と一体的に形成されるカバー部と、
    2つの前記レバー支持部間において、前記カバー部と一体的に形成され、前方に向かって窪む凹部として形成されるサブボックスとを備えることを特徴とする、グローブボックス構造
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