JP5501844B2 - 車両用コンソールボックス - Google Patents
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Description
第1の発明は、車両のフロア側に結合可能なフロントコンソールと、このフロントコンソールに成形された凹形状の連結部と、フロントコンソールに一体的に連なる外形状を有し、かつ車両のフロア側に結合可能な二種類以上のリヤコンソールと、これらのリヤコンソールにそれぞれ成形され、フロントコンソールの凹形状の連結部に嵌り合って結合することが可能な連結部とを備えている。そして、これらの連結部が結合されることにより、フロントコンソールの連結部がリヤコンソールで被い隠された状態となる。
これにより、フロントコンソールに対して何れかのリヤコンソールを連結した状態での相互の連結部の意匠性を高めることができる。
図1〜図5で示すように、フロントコンソール10は樹脂材による一体成形品であり、シフトレバー挿通口12、カップホルダ16および連結部22を有するだけのシンプルな構造である。シフトレバー挿通口12は、フロントコンソール10の前後中央に位置し、その周縁には、別成形のベゼル14が取付けられている。このベゼル14の中心部分を貫通させた状態で、フロアシフトタイプのシフトレバー(図示省略)が配置される。
カップホルダ16は、フロントコンソール10のフロント側に位置しているとともに、その上面が開放されている。このカップホルダ16の内部には、二個のカップやボトルを左右に並べて載せることができる(図3)。また、連結部22はフロントコンソール10のリヤ側に位置している。
このようにしてフロアF側に結合されたフロントコンソール10の裾は、フロアFに敷かれたフロアカーペットCの上面に接している(図2〜図5)。これにより、フロアF側に対するフロントコンソール10の意匠的な連続性が保たれている。
なお、両連結部22,44を結合することにより、フロントコンソール10の連結部22はリヤコンソール30によって被い隠された状態となる。
このようにフロントコンソール10に連結され、かつフロアF側に結合されたリヤコンソール30の裾は、フロアFに敷かれたフロアカーペットCの上面に接している(図7〜図10)。これにより、フロアF側に対するリヤコンソール30の意匠的な連続性が保たれている。
また、リヤコンソール50における前後の中間部分には、アッパーコンソール70が設けられている。このアッパーコンソール70は、リヤコンソール50とは別成形であり、図12で示すパーキングブレーキレバーPBの取付け部を被っている。したがって、アッパーコンソール70は、パーキングブレーキレバーPBを挿通させる開口(図示省略)を有する。
この場合も両連結部22,64を結合することにより、フロントコンソール10の連結部22がリヤコンソール50によって被い隠された状態となる。
収納ボックス52の底部には、ボルト座54が成形されている。このボルト座54に対して収納ボックス52の内部側から貫通させたボルト56が、フロアFに固定されたブラケットFcに締結される。これにより、リヤコンソール50のリヤ側がフロアF側に結合される。なお、ボルト座54およびボルト56の頭部は、収納ボックス52の内底部に敷かれたコンソールカーペット58によって覆い隠されている。
なお、アッパーコンソール70の前後中間付近の内側には、左右一対のクリップ台座72が成形されている(図14)。これらのクリップ台座72に取付けたクリップ74が、リヤコンソール50の両縁に開けられた孔に挿入され、それによってアッパーコンソール70がリヤコンソール50に結合される。
さらにグレードの多様性を高めるために、例えばフロントコンソール10あるいはリヤコンソール30,50に対してサイドパッドやモールを装着することも可能である。フロントコンソール10のベゼル14についても、その表面仕上げ等の違いによる意匠的なバリエーションを増やし、それらを選択して使用することもできる。
22 連結部
30 第1のリヤコンソール
44 連結部
50 第2のリヤコンソール
64 連結部
F 車両のフロア
Claims (2)
- 車両のフロア側に結合可能なフロントコンソールと、このフロントコンソールに成形された凹形状の連結部と、フロントコンソールに一体的に連なる外形状を有し、かつ車両のフロア側に結合可能な二種類以上のリヤコンソールと、これらのリヤコンソールにそれぞれ成形され、フロントコンソールの凹形状の連結部に嵌り合って結合することが可能な連結部とを備え、これらの連結部が結合されることにより、フロントコンソールの連結部がリヤコンソールで被い隠された状態となるように構成された車両用コンソールボックス。
- 請求項1に記載された車両用コンソールボックスであって、
フロントコンソールの連結部が、該フロントコンソールをフロア側に締結部品で結合可能であり、この連結部にリヤコンソールの連結部が嵌り合って結合された状態において、リヤコンソールの連結部が締結部品を覆い隠すように設定されている車両用コンソールボックス。
Priority Applications (1)
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JP2010101992A JP5501844B2 (ja) | 2010-04-27 | 2010-04-27 | 車両用コンソールボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010101992A JP5501844B2 (ja) | 2010-04-27 | 2010-04-27 | 車両用コンソールボックス |
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
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- 2010-04-27 JP JP2010101992A patent/JP5501844B2/ja not_active Expired - Fee Related
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