JP5552935B2 - 保持部材の取付位置の確認方法、及び記録装置 - Google Patents
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押さえ部材の取り付け時に位置ズレが生じると、押さえ部材が記録ヘッドの記録領域に重なることで記録動作を妨げてしまう、或いは押さえ部材が被記録媒体を確実に押さえることができないといった問題を生じさせてしまう。
この構成によれば、被記録媒体の搬送方向上流側において保持部材の取付位置を確認できるので、取付位置不良により良好に保持部材により保持されていない被記録媒体が記録装置による記録領域に搬送されてしまうのを防止できる。
この構成によれば、例えば、一対の直線部の間に被記録媒体の端部を配置するように被記録媒体に対する保持部材の位置合わせ作業を行うことで、位置合わせ作業を効率的に行うことができる。
この構成によれば、開口部の中心に被記録媒体の端部が一致すると一対の直線部間に被記録媒体の端部が配置されることとなるので、開口部及び一対の直線部を参照することで保持部材による位置合わせ作業を効率的に行うことができる。
なお、以下の実施の実施形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせている。
具体的には、ロール媒体ホルダ11を有し、ロール媒体ホルダ11がロール状のロール紙Rを保持している。そして、ロール状のロール紙Rを回動させることにより、送り方向下流側(搬送方向;Y軸の矢印方向)の記録部20へ第1ローラー12を介してロール状態を解いた状態のロール紙Rを給送することができるように構成されている。
尚、本実施形態では、被記録媒体の一例としてロール紙Rを挙げて説明するが、単票紙やフィルム材でもよいのは勿論である。
具体的には、媒体支持部であるプラテン24と、キャリッジ21と、記録ヘッド22と、カール押さえ手段30とを有している。このうち、プラテン24は、支持面(媒体支持面)24aにおいてロール紙Rを裏面から支持することができるように設けられている。
尚、図1に示すのは、プラテン24より送り方向上流側へ退避した状態である。キャリッジ21がプラテン24より上流側へ移動可能に設けられているのは、後述するカール押さえ部材31の取り付け・取り外しおよび幅方向Xへの移動をオペレーターが容易に行うことができるようにするためである。
カール押さえ部材31の他端は、第2カール押さえ取り付け部36において幅方向Xへ延設された第2長穴部36aに、固定用ピン37…が嵌合することにより、X方向の位置が調整可能な状態で取り付けられる。また、カール押さえ部材32の他端が第2カール押さえ取り付け部36に固定されている。このように本実施形態では、カール押さえ部材31が第1長穴部35a及び第2長穴部36aに沿って移動することで、一対のカール押さえ部材31、32の間隔を種々の記録部20の幅に対応可能としている。
図3は、プラテン24においてX方向に沿って断面した図であり、図3(a)はカール押さえ部材をロール紙の側縁部に乗せたときに、密閉空間が形成された様子を示す図であり、図3(b)は吸引手段によって密閉空間が略消滅し、ロール紙の側端の浮き上がりが無くなった様子を示す図である。
そこで、一対のカール押さえ部材31、32の保持部材52をロール紙Rの側縁部R1に乗せて、プラテン24、ロール紙Rの側縁部R1近傍および保持部材52によって送り方向Yから視て三角形の密閉空間Aを構成する。
ここで、一対のカール押さえ部材31、32には、下方へ押さえる力が多少なりとも作用しているので、一対のカール押さえ部材31,32の一の側端E1をプラテン24と少なくとも線接触させることができる。同様に、一対のカール押さえ部材31,32の他の側端E2側の面をロール紙Rの側縁部R1と少なくとも線接触させることができる。
保持部材52は、図4に示す予に該保持部材52の延在方向(Y方向)に沿って延び、各々が平行に配置された一対の直線部60a、60b(位置合わせマーク)と、直線部60a、60bの一端(第1カール押さえ取り付け部35)側に設けられた開口部61と、を有している。なお、センサー62は開口部61の中央部を通過する延長線上をX方向に沿って移動可能に設けられている。すなわち、開口部61は直線部60a,60bの中心線に対して対称となっている。この構成によれば、一対の直線部60a、60bを参照しつつ、開口部61内にロール紙Rの紙端を配置することでロール紙Rとの位置合わせ作業を容易に行うことができる。また、後述のように開口部61を介してロール紙Rの端部を検出することで、ロール紙Rに対する保持部材52の取付位置の確認を容易に行うことが可能となっている。また、保持部材52は開口部61以外の領域においてロール紙Rの側縁部を覆っているため、ロール紙Rの搬送時に該ロール紙Rが保持部材52に引っ掛る等の不具合を生じることがない。
図6は位置検出工程を示すフローチャート図であり、図7は被記録媒体の端部と保持部材の位置関係を示す図である。
位置検出工程では検出部62がロール紙R及び開口部61の開口端を検出することでロール紙Rに対するカール押さえ部材31の取り付け位置が正しいか否かを検出することができる。位置検出工程は、第1のエッチを検出する第1の検出ステップS1と、第1のエッチを検出した場合において、第2のエッチを検出する第2の検出ステップと、第2のエッチを検出した場合において、第3のエッチを検出する第3の検出ステップと、を含む。
第1の検出ステップS1では、検出部62がロール紙Rの紙端の内側の所定位置(例えば、3mm内側の位置)から外側に向かって5mmだけ移動し、この間に第1のエッチを検出する。ここで、本実施形態に係るセンサー62は反射型センサーであるため、ロール紙R及び又は押さえ部材52と対向する場合にはロール紙R及び押さえ部材52の表面による反射光を受光する(以下、反射光を受光する場合を「センサーON状態」と称する)。一方、センサー62がロール紙Rの紙端、紙端外、或いは開口部61と対向する場合には反射光を受光しないこととなる(以下、反射光を受光しない場合を「センサーOFF状態」と称する)。
また、第3として、図7(c)に示されるようにロール紙Rの紙端が開口部61内に位置するものの直線部60aに重なっている状態がある。また、第4として、図7(d)に示されるようにロール紙Rの紙端が開口部61内の所定の範囲(直線部60a、60bの間)に位置している状態がある。また、第5として、図7(e)に示されるようにロール紙Rの紙端が開口部61内に位置するものの直線部60bに重なっている状態がある。また、第6として、図7(f)に示されるようにロール紙Rの紙端と保持部材52とが重なっていない状態がある。
Claims (5)
- 媒体支持面で被記録媒体の裏面を吸着保持する媒体支持部と、前記被記録媒体の搬送方向と略直交する方向の側縁部において前記被記録媒体を覆って保持する保持部材と、を備えた記録装置における前記被記録媒体に対する前記保持部材の取付位置の確認方法であって、
検出部が所定位置から前記被記録媒体の幅方向に沿って前記保持部材側に移動し、前記検出部の検出状態が変化することによって、前記被記録媒体の幅方向におけるエッチ又は前記保持部材に形成された前記被記録媒体に対する位置決め用の開口部の前記幅方向におけるエッチを検出する位置検出工程を有し、
前記検出部の検出状態が変化する時の前記被記録媒体に対する位置を、前記所定位置から順に、第1のエッチ、第2のエッチ、第3のエッチとして、
前記位置検出工程は、前記第1のエッチを検出するための第1の検出ステップと、前記第2のエッチを検出するための第2の検出ステップと、前記第3のエッチを検出するための第3の検出ステップと、を含むことを特徴とする保持部材の取付位置の確認方法。 - 前記検出部は、前記保持部材における前記被記録媒体の搬送方向上流側において前記位置検出工程を行うことを特徴とする請求項1に記載の保持部材の取付位置の確認方法。
- 媒体支持面で被記録媒体の裏面を吸着保持する媒体支持部と、
前記被記録媒体の搬送方向と略直交する方向の側縁部において前記被記録媒体を覆って保持し、前記被記録媒体の端部に対する位置合わせを行うための位置合わせマークおよび前記位置合わせマークに隣接して配置される開口部を有する保持部材と、
前記開口部を用いて前記被記録媒体の側縁部を検出し、前記保持部材と前記被記録媒体との位置関係を検出する検出部と、を備え、
前記位置関係は、前記検出部が所定位置から前記被記録媒体の幅方向に沿って前記保持部材側に移動し、前記検出部の検出状態が変化する時の前記被記録媒体に対する位置を、前記所定位置から順に三回検出するための制御を行うことを特徴とする記録装置。 - 前記位置合わせマークは、前記保持部材の延在方向に沿って延びる一対の直線部からなることを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
- 略矩形状からなる前記開口部は前記一対の直線部の延在方向における一端に配置されており、該開口部は前記一対の直線部の中心線に対して対称となっていることを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
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