JP5552517B2 - 挟持工具 - Google Patents

挟持工具 Download PDF

Info

Publication number
JP5552517B2
JP5552517B2 JP2012222927A JP2012222927A JP5552517B2 JP 5552517 B2 JP5552517 B2 JP 5552517B2 JP 2012222927 A JP2012222927 A JP 2012222927A JP 2012222927 A JP2012222927 A JP 2012222927A JP 5552517 B2 JP5552517 B2 JP 5552517B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
movable
clamping
pivot
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012222927A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013031921A (ja
Inventor
明杰 呉
Original Assignee
明杰 呉
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 明杰 呉 filed Critical 明杰 呉
Publication of JP2013031921A publication Critical patent/JP2013031921A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5552517B2 publication Critical patent/JP5552517B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B7/00Pliers; Other hand-held gripping tools with jaws on pivoted limbs; Details applicable generally to pivoted-limb hand tools
    • B25B7/12Pliers; Other hand-held gripping tools with jaws on pivoted limbs; Details applicable generally to pivoted-limb hand tools involving special transmission means between the handles and the jaws, e.g. toggle levers, gears
    • B25B7/123Pliers; Other hand-held gripping tools with jaws on pivoted limbs; Details applicable generally to pivoted-limb hand tools involving special transmission means between the handles and the jaws, e.g. toggle levers, gears with self-locking toggle levers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
  • Sheet Holders (AREA)
  • Jigs For Machine Tools (AREA)

Description

本発明は挟持工具に関し、特に、ロック位置に切り替えられると操作しなくてもロック位置で安定的に挟持し続けることができる挟持工具に関する。
ロック位置に切り替えられると操作しなくてもロック位置で安定的に挟持し続けることができる従来の挟持工具として、例えば特許文献1に開示されたものがある。
該従来の挟持工具は、図1〜図3に示されているように、固定ハンドル10と、可動挟持ブロック14と、可動ハンドル16と、付勢手段172と、支持アーム173と、調整手段171と、を備えている。
固定ハンドル10は棒状に形成され、前端部に固定挟持ブロック12が固定され、後端部に調整手段171が取り付けられている。調整手段171は、固定挟持ブロック12側へ向かう前端の位置が固定ハンドル10の延伸方向に沿って調整することができるように、固定ハンドル10の後端部に螺合されている。また、固定挟持ブロック12の後側に略前後方向に沿って延伸する長孔111が形成されており、軸棒13が長孔111の延伸方向に沿って摺動できるように長孔111に挿し込まれている。
可動挟持ブロック14は、軸棒13を介して固定ハンドル10に回動可能に軸支されている第1の枢軸部141と、第1の枢軸部141の前方にあって、固定挟持ブロック12に対応してものを挟持することができる挟持部142と、第1の枢軸部141と挟持部142との間から固定挟持ブロック12の反対側へ延伸する第2の枢軸部143と、の三つの端部を有し、第2の枢軸部143が前方へ揺動すると挟持部142が固定挟持ブロック12に接近し、第2の枢軸部143が後方へ揺動すると挟持部142が固定挟持ブロック12から離間するように配置構成されている。
可動ハンドル16は一端が第1の枢設端161として可動挟持ブロック14の第2の枢軸部143に枢設され、他端が自由端162として揺動可能になっている。
付勢手段172は、可動挟持ブロック14の第2の枢軸部143を後方へ引っ張る付勢力を可動挟持ブロック14に与えるように、両端がそれぞれ可動挟持ブロック14と固定ハンドル10とに取り付けられている。
支持アーム173は、一端が第2の枢設端として可動ハンドル16の第1の枢設端寄りの部分に枢設され、他端が調整手段171の固定挟持ブロック12側に面する前端に当接するように取り付けられている。
この構成により、該従来の挟持工具は、図1及び図2に示されているように、可動挟持ブロック14の挟持部142と固定挟持ブロック12との間に挟持対象20の存在に関わらず、可動ハンドル16の自由端162が固定ハンドル10へ接近するように操作されると、支持アーム173の両端及び可動ハンドル16の第1の枢設端161が付勢手段172の配置方向と略平行となる一直線に並ぶと共に付勢手段172の付勢力に対抗して可動挟持ブロック14の第2の枢軸部143を、軸棒13が長孔111の前端面に当接するまで前方へ押し出すことによって、可動挟持ブロック14の挟持部142と固定挟持ブロック12との間にある例えば挟持対象20などのものを挟持することができる。この図1及び図2に示されている状態では、支持アーム173の両端及び可動ハンドル16の第1の枢設端161が付勢手段172の配置方向と略平行となるように一直線に並んでいるので、付勢手段172の付勢力は支持アーム173と可動ハンドル16との姿勢を崩すことができず、可動ハンドル16の自由端162を固定ハンドル10へ接近させる操作力が働き続けなくてもこの挟持状態を保つことができる。
一方、図3のように、図2に示される状態から可動ハンドル16の自由端162を固定ハンドル10から接近離間させる操作力が少し働いて、支持アーム173の両端及び可動ハンドル16の第1の枢設端161が付勢手段172の配置方向と略平行となる一直線に並ぶという姿勢を崩すと、付勢手段172による可動挟持ブロック14の第2の枢軸部143を後方へ引っ張る付勢力は、軸棒13が長孔111の後端面に当接するまで可動挟持ブロック14を後側へ引っ張ると共に第2の枢軸部143を後側へ回動させることにより上記挟持状態を解除するので、可動挟持ブロック14の挟持部142と固定挟持ブロック12との間に存在する挟持対象20は挟持力を受けなくなる。
即ち、該従来の挟持工具は図1及び図2に示されるように、支持アーム173の両端及び可動ハンドル16の第1の枢設端161が付勢手段172の配置方向と略平行となる一直線に並ぶように操作されると、外力を受け続けなくても挟持対象20を挟持し続けることができる一方、この付勢手段172の配置方向と略平行となる一直線に並ぶ支持アーム173の両端と可動ハンドル16の第1の枢設端161との姿勢が少しの外力を受けて崩されると、付勢手段172の付勢力により挟持対象20に対する挟持をすばやく解除することができる。
米国特許第7861622号明細書
上記従来の挟持工具は外力を受け続けなくても挟持対象20を挟持し続けることができると共に、少しの外力を受けて挟持をすばやく解除することができるが、外力を受けて挟持を解除する構造は解除されやすく、例えば振動が多い環境では振動を受けて勝手に挟持が解除されてしまい、安定的に挟持し続けることができないことが多い。
従って、本発明は該従来の挟持工具を改良し、安定的に挟持し続けることができる挟持工具の提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明は、固定ハンドルと、固定挟持ブロックと、可動挟持ブロックと、可動ハンドルと、付勢手段と、支持アームと、を備える挟持工具であって、前記固定ハンドルは、前後両端部に前ハンドル部と後ハンドル部とを有しており、前記固定挟持ブロックは、前記前ハンドル部に接続されている連結部と、該連結部から前方へ延伸し、一側面が固定挟持面として形成されている第1の挟持部と、を有しており、前記可動挟持ブロックは、回動可能に前記固定ハンドルに軸支されている第1の枢軸部と、前記第1の枢軸部の前方にあって、前記第1の挟持部の前記固定挟持面に向かいながら対応し合ってものを挟持することができる可動挟持面が形成されている第2の挟持部と、前記第1の枢軸部と前記第2の挟持部との間から前記可動挟持面の反対側へ延伸する第2の枢軸部と、の三つの端部を有し、前記第2の枢軸部が前方へ揺動すると前記第2の挟持部が前記第1の挟持部に接近し、前記第2の枢軸部が後方へ揺動すると前記第2の挟持部が前記第1の挟持部から離間するように配置構成されており、前記可動ハンドルは、前回動部と、該前回動部から後方へ延伸する後作動部と、を有し、且つ、前記前回動部が前記可動挟持ブロックの前記第2の枢軸部に軸支されており、前記付勢手段は、両端がそれぞれ前記可動挟持ブロックと前記固定ハンドルとに取り付けられていて、前記可動挟持ブロックの前記第2の枢軸部を後方へ引っ張る付勢力を前記可動挟持ブロックに与えるように配置構成されており、前記支持アームは、後端が前記固定ハンドルの前記後ハンドル部に配置され、前端が前記付勢手段に対抗して前記可動ハンドルの前記後作動部を支持するように配置されており、更に、前記前ハンドル部と前記可動挟持ブロックの前記第1の枢軸部とを挿通して前記第1の枢軸部を前記前ハンドル部に軸支すると共に前記前ハンドル部に固定されている軸棒と、前記第1の枢軸部の前記軸棒により挿通されている軸孔と、を有している上、該軸棒と該軸孔とは、両者の間に常に所定の隙間が存在すると共に、前記軸孔の内周面に、前記軸棒が常に当接している連続当接面と、前記軸棒に当接していない連続離間面と、があるように構成されていることを特徴とする挟持工具を提供する。
上記挟持工具において、前記可動ハンドルの前記後作動部が前記固定ハンドルの前記後ハンドル部に接近し、前記可動挟持ブロックの前記第2の枢軸部が前方へ揺動するロック位置と、前記可動ハンドルの前記後作動部が前記固定ハンドルの前記後ハンドル部から離間し、前記可動挟持ブロックの前記第2の枢軸部が後方へ揺動するルーズ位置と、の間で切り替えることができ、前記ロック位置に切り替えると、前記軸棒は前記軸孔の後端面に当接し、前記ルーズ位置に切り替えると、前記軸棒は前記軸孔の前端面に当接することができるように構成されたことが好ましい。
上記挟持工具において、前記軸棒の直径が前記軸孔の直径より短く、且つ、前記軸孔の前記軸棒が常に当接している連続当接面の円心角は180°〜270°の範囲内にあることが好ましい。
上記挟持工具において、前記付勢手段は引張りコイルバネであり、前記ロック位置に切り替えられると、前記可動挟持ブロックの前記第2の枢軸部と前記支持アームの前記前、後端とが略一直線になると共に、該直線の延伸方向と前記引張りコイルバネの延伸方向とが略平行となるように配置されるようになり、前記ロック位置から前記ルーズ位置に切り替えられると、前記引張りコイルバネの付勢力により前記可動挟持ブロックの前記第2の枢軸部が後方へ回動すると共に、前記支持アームの前記前端が前記引張りコイルバネから離間し、前記略一直線の配置関係を崩すことができるように構成されていることが好ましい。
上記構成により、本発明の挟持工具は前記軸孔の内周面に、前記軸棒が常に当接している連続当接面を有するので、固定挟持ブロックと可動挟持ブロックとの接近によって挟持対象に与える挟持力を増やすことができると共に、安定的に挟持し続けることができる。
従来の挟持工具の構成が示されている側面図である。 従来の挟持工具が挟持対象を挟みながらルーズ位置に配置された状態の側面図である。 従来の挟持工具が挟持対象を挟みながらロック位置に配置された状態の側面図である。 本発明の挟持工具の分解図である。 本発明の挟持工具の組立状態の断面図である。 本発明の挟持工具がものを挟持しないルーズ位置に切り替えられている状態の側面図である。 本発明の挟持工具がルーズ位置からものを挟持できるロック位置に移行する途中の状態の側面図である。 本発明の挟持工具がものを挟持し続けるロック位置に切り替えられている状態の側面図である。 本発明の挟持工具が挟持対象を挟持しながらルーズ位置に切り替えられている状態の側面図である。 本発明の挟持工具が挟持対象を挟持しながらルーズ位置からロック位置に移行する途中の状態の側面図である。 本発明の挟持工具が挟持対象を挟持し続けるロック位置に切り替えられている状態の側面図である。 軸孔の連続当接面の角度範囲が示されている説明図である。
以下では各図面を参照しながら、本発明の挟持工具について詳しく説明する。
図4は本発明の挟持工具の分解図であり、図5は該挟持工具の組み立てた状態の断面図である。
図示されるように、本発明の挟持工具は固定ハンドル30と、固定挟持ブロック40と、可動挟持ブロック50と、可動ハンドル70と、付勢手段95と、支持アーム90と、調整手段96と、を備えている。
固定ハンドル30は、前後方向に沿って延伸し、前後両端部でそれぞれ前ハンドル部31と後ハンドル部32とに分けられている。
固定挟持ブロック40は、前ハンドル部31に接続固定されている連結部41と、連結部41から前方へ延伸し、一側面(図示では下側面)が固定挟持面45として凹凸を有するように形成されている第1の挟持部42と、を有している。
調整手段96は、固定挟持ブロック40側に面する前端961の位置が固定ハンドル30の延伸方向に沿って前後に調整することができるように、固定ハンドル30の後ハンドル部32に螺合されている。
可動挟持ブロック50は、回動可能に固定ハンドル30に軸支されている第1の枢軸部51と、第1の枢軸部51の前方にあって、第1の挟持部42の固定挟持面45に向かいながら対応し合ってものを挟持することができる可動挟持面58が形成されている第2の挟持部53と、第1の枢軸部51と第2の挟持部53との間から可動挟持面58の反対側へ延伸する第2の枢軸部54と、の三つの端部を有し、第2の枢軸部54が前方へ揺動すると第2の挟持部53は第1の挟持部42に接近し、第2の枢軸部54が後方へ揺動すると第2の挟持部53が第1の挟持部42から離間するように配置構成されている。
可動ハンドル70は、一面が固定ハンドル30に面する底板701と底板701の両周縁からそれぞれ固定ハンドル30側へ突出する2つの側壁702とを有するように断面が略コ字形になっていると共に、前回動部72と、前回動部72から後方へ延伸する後作動部71と、を有するように略棒状に形成され、前回動部72が可動挟持ブロック50の第2の枢軸部54に軸支されている。
この実施形態において、付勢手段95は引張りコイルばねを使用し、可動挟持ブロック50の第2の枢軸部54を後方側へ引っ張る付勢力を可動挟持ブロック50に与えるように、両端がそれぞれ可動挟持ブロック50と固定ハンドル30とに取り付けられている。この付勢手段95が可動挟持ブロック50に取り付けられている一端は、第1の枢軸部51と第2の枢軸部54との間に形成された取り付け突起55に引っ掛けられている。
この実施形態において、支持アーム90は、枢設軸97によって互いに枢設されている前支持リンク91と後支持リンク92とからなり、前支持リンク91は後支持リンク92に対して揺動可能になっている前自由端93(支持アーム90全体の前端)を有し、後支持リンク92は前支持リンク91に対して揺動可能になっている後自由端94(支持アーム90全体の後端)を有している。後支持リンク92の後自由端94は固定ハンドル30の後ハンドル部32に配置されていると共に、調整手段96の固定挟持ブロック40側に面する前端961に当接し、前支持リンク91の前自由端93は可動ハンドル70の後作動部71に軸支されていると共に、付勢手段95に対抗して後作動部71を支持することができるように配置されている。
また、前支持リンク91は枢設軸97より更に後方側へ延伸すると共に、可動ハンドル70側へ突出する作動端911を有しており、後支持リンク92は枢設軸97と後自由端94との間に、可動ハンドル70側へ突出する制限突起921を有している。
ちなみに、可動ハンドル70の前回動部72は第1の枢支軸81を介して可動挟持ブロック50の第2の枢軸部54に軸支されており、前支持リンク91の前自由端93は第2の枢支軸82を介して可動ハンドル70の後作動部71に軸支されている。
更に、前ハンドル部31と第1の枢軸部51とを挿通して可動挟持ブロック50の第1の枢軸部51を前ハンドル部31に軸支すると共に前ハンドル部31に固定されている軸棒60と、この軸棒60により挿通されている軸孔52と、の間には、所定の隙間が存在すると共に、軸孔52の内周面は、軸棒60が常に当接している連続当接面521と、軸棒60に当接していない連続離間面522と、に分けられている。軸棒60の直径を軸孔52の直径よりも短く形成させることによって、この所定の隙間と連続当接面521及び連続離間面522とを生成させることができる。
図6ではものを挟持しないルーズ位置に切り替えられている状態が示されており、図7ではルーズ位置からものを挟持できるロック位置に移行する途中の状態が示されており、図8ではものを挟持し続けるロック位置が示されている。
図6から図8に示されているように、本発明の挟持工具は、可動ハンドル70の後作動部71と固定ハンドル30の後ハンドル部32との接近/離間に応じてルーズ位置とロック位置とで切り替えられることができる。
図6に示されているように、可動ハンドル70の後作動部71が固定ハンドル30の後ハンドル部32から離間するように作動されると、可動挟持ブロック50の第2の枢軸部54が後方へ揺動してルーズ位置に切り替えられるようになる。
図6に示されている状態から図7に示されているように可動ハンドル70の後作動部71が固定ハンドル30の後ハンドル部32に接近するように作動されると、可動挟持ブロック50の第2の枢軸部54が前方へ揺動して、固定挟持ブロック40の先端にある第1の挟持部42と可動挟持ブロック50の先端にある第2の挟持部53とが接近して図7に示されているように互いに当接すると共に、可動ハンドル70の底板701が前支持リンク91の作動端911に当接して、前支持リンク91と後支持リンク92とが枢設し合う枢設軸97を付勢手段95及び固定ハンドル30の側に押していく。
この図7に示されている状態から、可動ハンドル70の後作動部71が更に固定ハンドル30の後ハンドル部32に接近するように作動され、可動ハンドル70の底板701が後支持リンク92の制限突起921に当接すると、図8に示されているように、第2の枢軸部54と、前自由端93と、枢設軸97と、後自由端94と、が一直線に並んで可動挟持ブロック50を前方へ押し出すロック位置に切り替えられるようになる。
ロック位置に切り替えられた本発明の挟持工具は、第2の枢軸部54と、前自由端93と、枢設軸97と、後自由端94と、が引張りコイルバネである付勢手段95の延伸方向と略平行となる一直線に配置されるようになっているので、付勢手段95が可動挟持ブロック50を引き戻して可動挟持ブロック50の第2の挟持部53を固定挟持ブロック40の第1の挟持部42から離間させようとする付勢力は、可動ハンドル70の前回動部72、前支持リンク91及び後支持リンク92からなる支持アーム90、そして支持アーム90を後方から支持する調整手段96の支持により打ち消される。
従って、可動ハンドル70の後作動部71を固定ハンドル30の後ハンドル部32に接近させる操作を続けなくても、本発明の挟持工具はこのロック位置に維持される。
そして図8に示されるロック位置から図6に示されるように、可動ハンドル70及び支持アーム90を動かすことで支持アーム90の前自由端93を引張りコイルバネ95から離間させて、第2の枢軸部54と、前自由端93と、枢設軸97と、後自由端94と、が並ぶ一直線を崩すと、コイルバネである付勢手段95の付勢力に対抗する支持力は消えるので、引張りコイルバネ95の付勢力により可動挟持ブロック50の第2の枢軸部54が後方へ回動して本発明の挟持工具全体を瞬時にルーズ位置に切り替えることができる。
また、図9から図11では本発明の挟持工具が第1の挟持部42と第2の挟持部53との間に挟持対象120が挟まれている状態で図9に示されるルーズ位置から図11に示されるロック位置に切り替えられる状態が示されている。図示のように、第1の挟持部42と第2の挟持部53との間に挟持対象120が挟まれていても同じように作動することができる。
従って、本発明の挟持工具は図示されているように、図6/図9のルーズ位置と図8/図11のロック位置との間で切り替えられることができ、ロック位置に切り替えられると、軸棒60は軸孔52の後端面に当接し、ルーズ位置に切り替えられると、軸棒60は軸孔52の前端面に当接することができる。
即ち、可動ハンドル70の後作動部71が固定ハンドル30の後ハンドル部32に接近させられる操作に応じて、可動挟持ブロック50は前ハンドル部31に固定されている軸棒60により軸支されながら揺動し、この揺動の途中で軸孔52の内周面の連続当接面521は、常に少なくとも一部分(例えば前記後端面や前端面、そして図7/図10に示される上端面)が軸棒60に当接しており、そして連続当接面521に属しない連続離間面522に該当する部分(図示のように軸孔52の枢設軸97に接近している下端面)は可動ハンドル70の後作動部71が固定ハンドル30の後ハンドル部32に接近/離間させられる操作によって軸棒60に当接することが起こらないようになっている。また、この実施形態において、連続当接面521の円心角θは図12に示されるように、180°〜270°の範囲内に設定されることが好ましい。
上記のように、本発明の挟持工具は前記軸孔の内周面に、前記軸棒が常に当接している連続当接面を有することにより、可動挟持ブロック50の揺動経路を規定することができ、固定挟持ブロックと可動挟持ブロックとの接近によって挟持対象に与える挟持力を増やすことができると共に、安定的に挟持し続けることができる。
30 固定ハンドル
31 前ハンドル部
32 後ハンドル部
40 固定挟持ブロック
41 連結部
42 第1の挟持部
45 固定挟持面
50 可動挟持ブロック
51 第1の枢軸部
52 軸孔
521 連続当接面
522 連続離間面
53 第2の挟持部
54 第2の枢軸部
55 取り付け突起
58 可動挟持面
60 軸棒
70 可動ハンドル
701 底板
702 側壁
71 後作動部
72 前回動部
90 支持アーム
91 前支持リンク
911 作動端
92 後支持リンク
921 制限突起
93 前自由端
94 後自由端
95 付勢手段
96 調整手段
97 枢設軸
961 前端
961 前端

Claims (4)

  1. 固定ハンドルと、固定挟持ブロックと、可動挟持ブロックと、可動ハンドルと、付勢手段と、支持アームと、を備えている挟持工具であって、
    前記固定ハンドルは、前後両端部にそれぞれ前ハンドル部と後ハンドル部とを有しており、
    前記固定挟持ブロックは、前記前ハンドル部に接続されている連結部と、該連結部から前方へ延伸し、一側面が固定挟持面として形成されている第1の挟持部と、を有しており、
    前記可動挟持ブロックは、回動可能に前記固定ハンドルに軸支されている第1の枢軸部と、前記第1の枢軸部の前方にあって、前記第1の挟持部の前記固定挟持面に向かいながら対応し合ってものを挟持することができる可動挟持面が形成されている第2の挟持部と、前記第1の枢軸部と前記第2の挟持部との間から前記可動挟持面の反対側へ延伸する第2の枢軸部と、の三つの端部を有し、前記第2の枢軸部が前方へ揺動すると前記第2の挟持部が前記第1の挟持部に接近し、前記第2の枢軸部が後方へ揺動すると前記第2の挟持部が前記第1の挟持部から離間するように配置構成されており、
    前記可動ハンドルは、前回動部と、該前回動部から後方へ延伸する後作動部と、を有し、且つ、前記前回動部が前記可動挟持ブロックの前記第2の枢軸部に軸支されており、
    前記付勢手段は、両端がそれぞれ前記可動挟持ブロックと前記固定ハンドルとに取り付けられていて、前記可動挟持ブロックの前記第2の枢軸部を後方へ引っ張る付勢力を前記可動挟持ブロックに与えるように配置構成されており、
    前記支持アームは、後端が前記固定ハンドルの前記後ハンドル部に配置され、前端が前記付勢手段に対抗して前記可動ハンドルの前記後作動部を支持するように配置されており、
    更に、前記前ハンドル部と前記可動挟持ブロックの前記第1の枢軸部とを挿通して前記第1の枢軸部を前記前ハンドル部に軸支すると共に前記前ハンドル部に固定されている軸棒と、前記第1の枢軸部の前記軸棒により挿通されている軸孔と、を有し、該軸棒と該軸孔とは、両者の間に常に所定の隙間が存在すると共に、前記軸孔の内周面、前記軸棒が常に少なくともその一部に当接している連続当接面と、前記軸棒が当接しない連続離間面と、からなるように構成されていることを特徴とする挟持工具。
  2. 前記可動ハンドルの前記後作動部が前記固定ハンドルの前記後ハンドル部に接近し、前記可動挟持ブロックの前記第2の枢軸部が前方へ揺動するロック位置と、
    前記可動ハンドルの前記後作動部が前記固定ハンドルの前記後ハンドル部から離間し、前記可動挟持ブロックの前記第2の枢軸部が後方へ揺動するルーズ位置と、の間で切り替えることができ、
    前記ロック位置に切り替えると、前記軸棒は前記軸孔の後端面に当接し、前記ルーズ位置に切り替えると、前記軸棒は前記軸孔の前端面に当接することができるように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の挟持工具。
  3. 前記軸棒の直径が前記軸孔の直径より短く、且つ、前記軸孔の前記軸棒に当接可能な角度範囲は、180°〜270°の範囲内であることを特徴とする請求項2に記載の挟持工具。
  4. 前記付勢手段は引張りコイルバネであり、
    前記ロック位置に切り替えられると、前記可動挟持ブロックの前記第2の枢軸部と前記支持アームの前記前、後端とが略一直線になると共に、直線の延伸方向と前記引張りコイルバネの延伸方向とが略平行となるように配置されるようになり、
    前記ロック位置から前記ルーズ位置に切り替えられると、前記引張りコイルバネの付勢力により前記可動挟持ブロックの前記第2の枢軸部が後方へ回動すると共に、前記支持アームの前記前端が前記引張りコイルバネから離間し、前記略一直線の配置関係を崩すことができるように構成されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の挟持工具。
JP2012222927A 2011-07-12 2012-10-05 挟持工具 Active JP5552517B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW100124592 2011-07-12
TW100124592A TW201302394A (zh) 2011-07-12 2011-07-12 萬能鉗

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012003417U Continuation JP3177804U (ja) 2011-07-12 2012-06-07 挟持工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013031921A JP2013031921A (ja) 2013-02-14
JP5552517B2 true JP5552517B2 (ja) 2014-07-16

Family

ID=46208354

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012003417U Ceased JP3177804U (ja) 2011-07-12 2012-06-07 挟持工具
JP2012222927A Active JP5552517B2 (ja) 2011-07-12 2012-10-05 挟持工具

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012003417U Ceased JP3177804U (ja) 2011-07-12 2012-06-07 挟持工具

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8950299B2 (ja)
EP (1) EP2546028B1 (ja)
JP (2) JP3177804U (ja)
CN (1) CN102873654B (ja)
TW (1) TW201302394A (ja)

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9855642B2 (en) 2011-07-12 2018-01-02 Ming Chieh Wu Effort-saving locking pliers
US10207393B2 (en) 2011-07-12 2019-02-19 Ming Chieh Wu Locking pliers
TWI472412B (zh) * 2012-08-20 2015-02-11 Ming Chieh Wu 具配重之管鉗結構
CN103128682A (zh) * 2013-03-07 2013-06-05 南通金鑫五金工具有限公司 自调式长杆大力钳
EP2826595B1 (en) * 2013-07-19 2019-05-29 Stanley Works (Europe) GmbH Adjustable locking pliers
CN104827412A (zh) * 2014-02-12 2015-08-12 吴丽珠 万能钳结构
USD771456S1 (en) 2014-08-01 2016-11-15 Milwaukee Electric Tool Corporation Pliers with control key
US9339939B1 (en) 2014-11-18 2016-05-17 Daniel Haney Device with force multiplying mechanism
US20160207175A1 (en) 2015-01-15 2016-07-21 Milwaukee Electric Tool Corporation Locking pliers with improved adjustment member
US20160265239A1 (en) * 2015-03-10 2016-09-15 Pactool International, Ltd. Panel positioning device and associated methods
TW201634187A (zh) * 2015-03-16 2016-10-01 Ming-Jie Wu 具有省力效果之夾持裝置
CN106031999B (zh) * 2015-03-18 2018-01-16 吴明杰 具有省力效果的夹持装置
USD782891S1 (en) 2015-04-02 2017-04-04 Milwaukee Electric Tool Corporation Locking pliers
USD803021S1 (en) * 2015-07-30 2017-11-21 Ming Chieh Wu Pliers
TWI556921B (zh) * 2015-12-25 2016-11-11 Li Tu Wu Universal pliers security structure
TWI556920B (zh) * 2015-12-25 2016-11-11 Li Tu Wu Universal clamp switch structure
US11541514B2 (en) 2016-03-23 2023-01-03 Milwaukee Electric Tool Corporation Locking pliers
DE102016105637B3 (de) * 2016-03-24 2017-06-22 Karl Klappenecker GmbH & Co. KG Instrument, insbesondere Chirurgisches Instrument
TWM533567U (en) * 2016-09-08 2016-12-11 Ming-Yu Lin Structure improvement of cutting machine
CN115042103B (zh) * 2017-09-11 2024-07-09 米沃奇电动工具公司 锁定钳、钳子和用于夹持工件的工具
US10702976B2 (en) * 2018-06-06 2020-07-07 GCX Corporation Pole clamp
USD910395S1 (en) 2019-03-11 2021-02-16 Milwaukee Electric Tool Corporation Pliers
TWI682836B (zh) * 2019-04-22 2020-01-21 吳明杰 萬能鉗
TWI683732B (zh) * 2019-05-21 2020-02-01 吳明杰 五連桿夾鉗
US11370088B2 (en) 2019-06-06 2022-06-28 Snap-On Incorporated Locking pliers release mechanism
CN110259109A (zh) * 2019-06-20 2019-09-20 广东博智林机器人有限公司 自锁钳子及具有其的铝模组件
JP7496782B2 (ja) 2021-01-14 2024-06-07 Jfe建材株式会社 土留構造構築用治具及び土留構造の構築方法
US20220234172A1 (en) * 2021-01-28 2022-07-28 Snap-On Incorporated High leverage locking pliers
CN112873078A (zh) * 2021-02-05 2021-06-01 南通金和工具有限公司 一种多用途大力钳

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4499797A (en) * 1982-11-19 1985-02-19 Wilson Neill R Self-adjusting locking wrench
US4989479A (en) * 1989-11-02 1991-02-05 Cooper Industries, Inc. Plier jaws
SE9302452D0 (sv) * 1993-07-19 1993-07-19 Stockholms Digitalmekanik Ab Taang
US5351585A (en) * 1993-08-11 1994-10-04 Petersen Manufacturing Co. Inc. Large capacity locking pliers
TWM265172U (en) * 2004-06-30 2005-05-21 Great Knives Manufacture Co Lt Pliers structure
US7143671B1 (en) * 2005-07-14 2006-12-05 Chiu-Wen Lai Lever-wrench pliers
TWM313580U (en) * 2006-12-11 2007-06-11 Wen-Yueh Chiang Head structure of universal pliers
US7454999B2 (en) * 2007-02-18 2008-11-25 Ming-Chieh Wu Locking pliers
DE102007037382B4 (de) * 2007-08-08 2015-08-06 Wiha Werkzeuge Gmbh Zange
US8056451B2 (en) * 2008-07-28 2011-11-15 Irwin Industrial Tool Company Locking pliers
US7861622B2 (en) * 2008-07-28 2011-01-04 Irwin Industrial Tool Company Locking pliers
CN101659014B (zh) 2009-07-07 2012-11-21 无锡动力工程股份有限公司 一种加工柴油机凸轮轴孔的预应力镗排夹具
CN101704227A (zh) * 2009-09-28 2010-05-12 何列文 自动调节大力钳
TWM400919U (en) * 2010-07-06 2011-04-01 shui-jin Wang Lighting clamp structure

Also Published As

Publication number Publication date
EP2546028A1 (en) 2013-01-16
US8950299B2 (en) 2015-02-10
CN102873654B (zh) 2015-09-09
US20130014618A1 (en) 2013-01-17
TWI411498B (ja) 2013-10-11
EP2546028B1 (en) 2014-08-06
CN102873654A (zh) 2013-01-16
TW201302394A (zh) 2013-01-16
JP2013031921A (ja) 2013-02-14
JP3177804U (ja) 2012-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5552517B2 (ja) 挟持工具
JP3106769U (ja) トグルレバー締め付け装置
US20080276784A1 (en) miter saw and a bevel lock device thereof
TWM547458U (zh) 鎖定鉗
JP6323329B2 (ja) 車両用ドアの開度調整装置の操作装置
JP2006336194A (ja) ヒンジ装置
JP5989552B2 (ja) 卓上切断機
WO2012146214A1 (zh) 斜断锯
JP6724491B2 (ja) 切断機
JP5879195B2 (ja) 帯鋸刃案内装置
JP5961446B2 (ja) ステアリング装置
JP5784421B2 (ja) クランプ装置
JP4374145B2 (ja) クランプ装置
JP5648910B2 (ja) ステージ装置
JP5856586B2 (ja) 切断具
JP5921276B2 (ja) 板材のクランプ装置
JP2007062662A (ja) ステアリングコラム装置
JPWO2017208708A1 (ja) 丸鋸
JP4166555B2 (ja) 車両用サイドテーブル装置
JP5390313B2 (ja) シートトラック装置のハンドル保持構造及び回動操作部材の保持構造
JP2010076059A (ja) 携帯用切断機
JP2016223125A (ja) 車両用ドアの開度調整装置の操作装置
JP2013136452A (ja) クランプアタッチメント
JP3196563U (ja) 車椅子用テーブル
JP5243488B2 (ja) ドアヒンジ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20121128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131029

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131031

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140428

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140526

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5552517

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250