JP5551842B1 - ヘルメットホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単かつ確実にヘルメットを保持することができて嵩張らず、降雨の際にも雨滴がヘルメット内部に侵入し難いヘルメットホルダを提供する。
【解決手段】自動二輪車の車両本体Sに取り付けて固定するための取付固定部11と、略U字形状に形成した保持アーム部18と、で構成し、該保持アーム部18の基端部側に設けた回動軸部18aを取付固定部11側に設けた支持部14の支持孔14dに起伏自在に嵌合させ、保持アーム部18を起立姿勢にしたときに該保持アーム部18の上からヘルメットHを被せることによってこのヘルメットを保持できるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、駐輪時にヘルメットを車体上に保持しておくための自動二輪車用ヘルメットホルダに関する。
自動二輪車用のヘルメットホルダとしては、起伏自在に取り付けられた運転シートのヒンジ部にヘルメットのDリングを掛けるためのフック部を設けたものが既によく知られている(例えば特許文献1や特許文献2)。
実公昭58−41682号公報 特開平6−127447号公報
しかしながら、かかる従来ヘルメットホルダはシートロックを前提とした保持機構であるため、使用の毎に運転シートを解錠して起立姿勢にしなければならず、手間がかかって面倒であり、さらには、フック部がヒンジ部に設けられているので運転シートが邪魔になってヘルメットが掛けにくいという欠点があった。
また、これらのヘルメットホルダに保持されたヘルメットは、車両本体の側面に横向きに突出して吊り下げられる形態となるため、隣の車両に接触して損傷したり内部に雨滴や塵埃が侵入したりし易いという問題もあった。
本発明は、かかる従来のヘルメットホルダの問題点を鑑みてなされたもので、その目的は、簡単かつ確実にヘルメットを保持することができて嵩張らず、降雨の際にも雨滴がヘルメット内部に侵入し難いヘルメットホルダを提供することにある。
かかる目的を達成するために本発明のヘルメットホルダは、
自動二輪車の車両本体に取り付けて固定するための取付固定部と、該取付固定部に基端部が起伏自在に支持される保持アーム部と、で構成され、
保持アーム部が起立姿勢にあるとき、該保持アーム部は、保持アーム部に正立状態で被せられたヘルメットを内側から支え、このヘルメットの正立状態を維持して落下を防ぐことを特徴としている。
こうした構成をとることによって本願発明のヘルメットホルダは、保持アーム部を起立させ、該保持アーム部にヘルメットを被せるだけでこのヘルメットを保持することが可能となり、保持されたヘルメットは、例え強風に煽られたり通行人と接触したりしたとしても内側に起立する保持アーム部によって支えられて落下するおそれがなくなる。
また、前記取付固定部または保持アーム部もしくはその両方が、保持アーム部が伏臥姿勢にあるときに荷物を載置可能なキャリアとして機能するようにしてもよい。
こうした構成をとることによって、ヘルメットを保持する必要がないときにはリアキャリアとして使用できるようになり、至便性が向上する。
さらにまた、前記保持アーム部を起立姿勢にしたときに該保持アーム部の少なくとも頭頂部が運転シートの上方に位置し、これによって運転シートに腰掛けて乗ることが妨げられるように保持アーム部を配設するとともに、該保持アーム部を起立姿勢にロックするための施錠装置を具備するようにしてもよい。
こうした構成をとることによって、運転シートに着座しての運転操作を不可能にすることでき、ひいては車両本体自体の盗難をも防止することができる。
また、前記取付固定部と保持アーム部とが、保持アーム部が伏臥姿勢にあるときに全体視でリアウイングの形態をなすようにしてもよい。
こうした構成をとることによって、不使用時には車両本体の美観の向上に寄与することができる。
さらにまた、前記ヘルメットホルダの取付固定部を、上方に開口する収納ボックス本体とこれにヒンジを介して開閉自在に連結される上蓋とからなるリアボックスの形態とし、保持アーム部を前記上蓋の上面に起伏自在に取り付けてもよい。
こうした構成をとることによって、不使用時にはリアボックスとして使用でき、至便性が向上するという利点が生ずる。
また、前記保持アーム部にヘルメットロック用の施錠装置を取り付けるとともに、該施錠装置が保持アーム部の起伏につれて起伏する位置に配されたものであってもよい。
こうした構成をとることによって、保持状態にあるヘルメットの盗難を防ぐことができ、さらには、その盗難を防止するための施錠装置の小型化をも実現することができるという利点が生じる。
本発明によれば、駐輪時にヘルメットを簡単に保持することが可能であり、降雨に見舞われた場合でもヘルメットは正立状態で保持されているために内部に雨滴が侵入するおそれがないという利点が生じる。
本発明にかかるヘルメットホルダの第1実施形態を示しており、保持アーム部を起立姿勢にした状態の側面図。 同、分解斜視図。 同、保持アーム部を伏臥姿勢にした状態を背面側から見た斜視図。 同、保持アーム部を起立姿勢にした状態を背面側から見た斜視図。 同、使用状態説明図。 本発明にかかるヘルメットホルダの第2実施形態を示しており、(a)は保持アーム部を伏臥姿勢にした状態の斜視図、(b)は起立姿勢にした状態の斜視図。 同、保持アーム部を起立姿勢にした状態の側面図。 同、分解斜視図。 同、施錠装置の使用説明図。 同、要部を拡大した施錠装置の使用説明図。 本発明にかかるヘルメットホルダの第3実施形態を示しており、(a)は保持アーム部を伏臥姿勢にした状態の斜視図、(b)は起立姿勢にした状態の斜視図。 同、(a)は保持アーム部を伏臥姿勢にした状態の側面図、(b)は起立姿勢にした状態の側面図。 同、分解斜視図。 同、施錠装置の使用説明図。 本発明にかかるヘルメットホルダの第4実施形態を示しており、(a)は保持アーム部を伏臥姿勢にした状態の斜視図、(b)は起立姿勢にした状態の斜視図。 同、(a)は保持アーム部を伏臥姿勢にした状態の側面図、(b)は起立姿勢にした状態の側面図。 同、(a)は保持アーム部を伏臥姿勢にした状態の構造説明図、(b)は起立姿勢にした状態の構造説明図。 本発明にかかるヘルメットホルダの第5実施形態を示しており、(a)は保持アーム部を伏臥姿勢にした状態の斜視図、(b)は起立姿勢にした状態の斜視図。 同、分解斜視図。 第5実施形態の変形例を示す斜視図。 本発明にかかるヘルメットホルダの第6実施形態を示しており、(a)は保持アーム部を伏臥姿勢にした状態の斜視図、(b)は起立姿勢にした状態の斜視図。 第6実施形態の変形例を示す斜視図。
以下、本発明にかかるヘルメットホルダの実施形態を図に基づき説明するが、これに限定されるものではない。
≪第1実施形態≫
図1ないし図5は本発明にかかるヘルメットホルダの第1実施形態を示しており、図1は保持アーム部を起立姿勢にした状態の側面図、図2は分解斜視図、図3は保持アーム部を伏臥姿勢にした状態を背面側から見た斜視図、図4は保持アーム部を起立姿勢にした状態を背面側から見た斜視図、図5は使用状態説明図である。
なお、ここでいう左右とは自動二輪車の幅方向を指し、左とは正面視で向かって左、右とは向かって右、前方とは前記自動二輪車に乗った運転者が見る方向、後方とはこれとは逆方向の意である。
図において、符号Sはスクータ型の自動二輪車の車両本体、Uは該車両本体Sにヒンジ(図示せず)を介して起伏自在に取り付けられた運転シート、Hはヘルメット、10は本実施形態のヘルメットホルダを示している。
ここでのヘルメットホルダ10は、ヘルメットHを保持しない時にはリアキャリアとして使用できるようになっており、車両本体Sに取り付けて固定するための取付固定部11と、該取付固定部11に起伏自在に支持される保持アーム部18と、ヘルメットHをロックするための施錠装置19と、で構成されており、取付固定部11は、さらに固定枠部12と横桟部13と支持部14と車体取付部15とで構成されている。
このうち固定枠部12は、金属棒を屈曲して平面視略コ字形状に形成されており、その左右両端部は平板状に加工されて台座部12a・12aをなし、該台座部12a・12aの略中央部には車両本体Sにボルト止めするための取付孔12b・12bがそれぞれ穿設されている。この固定枠部12の下部の前側および後側には横桟部13・13が接合されている。
横桟部13は、前記固定枠部12よりもやや細径の幅方向両外側に向かう金属棒からなるもので、その両端部はそれぞれが下方に向かって折り曲げられて紐掛け用の係止部13a・13aをなしている。これら前後の横桟部13・13のうち後側に配された横桟部13の下部中央には、金属製の薄板を折り曲げて形成された支持部14が取り付けられている。
この支持部14は、保持アーム部18を起伏自在に支持する役割を担っており、正面視矩形状に形成された連結板14aと、これの左右両端縁から後方に折り曲げられて延出する支持板14b・14bと、該支持板14b・14bの周縁からさらに幅方向内側に向かって延出する周壁14c・14cと、からなっており、支持板14bの中央部には保持アーム部18を起伏自在に支持するための支持孔14dが、周壁14cの周端縁上部および略中央部には保持アーム部18の起伏姿勢を維持するためのストッパ部14e・14fがそれぞれ切り欠かれている。
また、前記連結板14aの下端縁中央から前方に向かっては車体取付部15が延出しており、該車体取付部15の前後方向略中央部は前後にそれぞれ切り起こされてワイヤ巻取り部15a・15aが形成され、先端部には車両本体Sにボルト止めするための取付孔15bが穿設されている。
つぎに保持アーム部18は、弾性を有する金属棒を屈曲して形成されたもので、幅方向内側に向かう左右一対の回動軸部18a・18aと、これの先端部からそれぞれが上方に向かって延出する基端部18b・18bと、該基端部18b・18bからさらに前方に向かって延出するアーム本体18c・18cと、該アーム本体18c・18cの両先端部を連結し略コ字形状上向きに形成された受止め部18dと、からなっている。
この保持アーム部18は、回動軸部18a・18aが取付固定部11側に設けられた左右の支持板14b・14bにそれぞれ穿設されている支持孔14d・14dに内側から差し込まれることによって取付固定部11に起伏自在に支持されており、取付固定部11自体は、固定枠部12の両先端部に穿設された取付孔12b・12bおよび車体取付部15の先端部に穿設された取付孔15bにそれぞれボルトBを挿通して車両本体Sに締結固定されている。
なお、受止め部18dは、ヘルメットホルダ10をリアキャリアとして使用するときには搭載した荷物が前方にずれるのを防ぎ、保持アーム部18を起立させてヘルメットHを被せたときには、これを安定して支持するための役割を果たすものである。
施錠装置19は、施錠部19aとワイヤ部19bとで構成されるもので、既に広く市場に供されているワイヤ錠と構造的に特に変わるものはない。すなわち、略円柱形状をなす施錠部19aの長さ方向一端面には鍵差込口19cが設けられ、他端面には細い金属線を撚り合わせたワイヤ部19bの基端部が取り付けられるとともに、該ワイヤ部19bの先端部には係止部19dが、前記施錠部19aの周側壁にはこの係止部19dに対応する係止部挿入口19eが、それぞれ設けられた構造となっている。
この施錠装置19の施錠部19aは、金属板を断面視略U字形に折り曲げて形成されたワイヤ錠取付板19fによって連結板15の前面に固定されており、ワイヤ部19bは使用しない時には車体取付板15に設けられたワイヤ巻取り部15a・15aに巻き付けられた状態で保管される。
つぎに、かかる構成を有する本実施形態のヘルメットホルダ10の使用方法について説明する。
〈通常の形態〉
図3に示すように保持アーム部18は伏臥姿勢になっており、この状態にあるときには既存のリアキャリアと同様にアーム本体18c・18cと固定枠部12とで荷物を支持することができる。
なお、このとき保持アーム部18の基端部18bは支持部14の周壁14c上側に設けられている伏臥姿勢維持用のストッパ部14eと嵌合しており、走行中に道路の段差などによる強い衝撃が加わったとしても、それによって保持アーム部18が上下方向に揺動することはない。
〈ヘルメットを保持する場合〉
まず、保持アーム部18を掴み、左右のアーム本体18c・18cがお互いに近づくようにやや力を加えて握り込む。そうすると保持アーム部18は幅方向内側に向かって弾性変形し、基端部18b・18bが伏臥姿勢維持用のストッパ部14e・14eから外れる。これによって保持アーム部18は上下方向に自在に回動が可能となるので、そのまま引き上げて起立姿勢にする。
支持部14の周壁14cの周方向略中央部には起立姿勢維持用のストッパ部14fが設けられており、基端部18bがこのストッパ部14fの位置にきたときに手を緩めると保持アーム部18は自身の弾性復元力によって幅方向外側に向かって拡がり、該ストッパ部14fと嵌合し、掴んでいた手を離したとしても保持アーム部18は図4に示すように起立姿勢を維持したままの状態となる。
こうして起立姿勢になった保持アーム部18に、図1に想像線で示すように上からヘルメットHを被せると、このヘルメットHの頭頂部内面Haが保持アーム部18の受止め部18dによって受け止められ、保持される。ヘルメットHがこうした保持状態にあるとき、保持アーム部18はヘルメットHの内側に深く入り込んでいる。したがって、例え強風が吹いたり不用意に通行人の手などが当たったりしたとしても、保持アーム部18からヘルメットHが外れて落下することはない。また、ヘルメットHは正立した状態で保持されるため、降雨に見舞われたとしても内部が濡れるおそれがない。
このように本願発明のヘルメットホルダは、ただ単に保持アーム部に被せるだけでヘルメットを保持することができ、従来のヘルメットホルダのように、その都度施錠や解錠をしなければならないといった面倒がなく、手軽に使用することができるという利点を有する。
そして、さらにこれに加えて本実施形態におけるヘルメットホルダ10は、必要に応じてヘルメットHをロックすることもできるようにもなっている。以下はその説明である。
〈ヘルメットをロックする場合〉
ヘルメットHを保持アーム部18に被せて保持状態にした後、まず、鍵Kを用いて施錠装置19を解錠し、係止部挿入口19eに係合されている係止部19dを抜き取る。つぎにワイヤ巻取り部15a・15aに巻き取られた状態にあるワイヤ部19bを解いてから引き延ばし、図5に示すように係止部19dをヘルメットH側に設けられたDリングDに挿通させてから再び係止部挿入口19eに差し込んでロックする。
こうすることによって、盗難の心配をすることなく安全にヘルメットHを保持することができるという利点が生じるので、長時間に渡って駐輪するような場合には好適となる。
≪第2実施形態≫
図6なし図10は本願発明にかかるヘルメットホルダの第2実施形態を示しており、図6(a)は保持アーム部を伏臥姿勢にした状態の斜視図、(b)は起立姿勢にした状態の斜視図、図7は保持アーム部を起立姿勢にした状態の側面図、図8は分解斜視図、図9は施錠装置の使用説明図、図10は要部を拡大した施錠装置の使用説明図である。
図において、符号20は本実施形態のヘルメットホルダ、21は取付固定部、24は支持部、28は保持アーム部、29は施錠装置、Ssは運転シートUの直下に設けられ上方に開口する車両本体の収納室、をそれぞれ示している。なお、煩雑さを防ぐために既に説明した実施形態と同一の部位には同一記号を付し、説明は省略している。また、本案ヘルメットホルダ20以外の物品、例えば車両本体SやヘルメットH等は、図では省略されている場合であっても存在するものとして説明する場合がある。これらは、以降の実施形態においても同様とする。
本実施形態においては、保持アーム部28を起伏自在に支持するための支持部24は、取付枠部12の前側に配された横桟部13の下部に取り付けられており、保持アーム部28のアーム本体28cは、基端部18bから後方に向かって延出するものとなっている。また、これら左右のアーム本体28c・28cの後端は後桟部28eによって連結されている。
このように、保持アーム部が起伏するための支点は、取付固定部の後部に設定されたものに限らず、前部であってもよく、さらには側部に設定されたものであってもよく、要は保持アーム部の一端側が持ち上がって起立姿勢をとることができ、ヘルメットを被せたときにその内側に入り込んでヘルメットを支持することが可能であればその位置は問わない。
また、ここでの固定枠部12には、前側に前桟部22cが、さらにその前側には正面視略コ字形状の荷止め部22dが、それぞれ架設されており、この固定枠部12の後部を車両本体Sに取り付けるための車体取付部25は別体として形成されたものとなっている。
詳しくは、この車体取付部25は、横桟部13と同径の金属棒を端部に近づくにつれて幅方向に拡開する略コ字形状に屈曲し、その左右両端部それぞれを平板状に加工して台座部25a・25aとし、該台座部25a・25aの略中央部にボルト止め用の取付孔15b・15bを穿設したものとなっており、固定枠部12の後側に接合された横桟部13に両台座部25a・25aを前方向に向けた状態で取り付けられている。
さらに、施錠装置29は、ワイヤ巻取り部29aと、ワイヤ部29bと、該ワイヤ部29bの先端部に設けられた係止部29cと、で構成されており、このうちのワイヤ巻取り部29aは、天壁の周縁部にフランジを有する円柱状に形成されて収納室Ssの後壁に取り付けられている。そして、ワイヤ部29bの基端部は、このワイヤ巻取り部29aの周壁に連結されて巻き取りと繰り出しが自在におこなえるようになっている。
また、収納室Ssの開口部上端縁部には、前記ワイヤ部29bの巻取り繰り出しに対応するワイヤ部引出口Saとワイヤ部取込口Sbとが切り欠かれている。このワイヤ部引出口Saおよびワイヤ部取込口Sbの切欠き幅は、ワイヤ部29bが挿通可能かつ係止部29cが係止される寸法に設定されている。
かかる構成を有する第2実施形態のヘルメットホルダの使用方法について説明する。
〈通常の形態〉
第1実施形態と同様に保持アーム部28は伏臥姿勢にあり、ヘルメットホルダ20はリアキャリアとして使用することができる。
〈ヘルメットを保持する場合〉
この場合も第1実施形態と同様の方法で保持アーム部28を起立させるが、ここでの起立姿勢は図7の側面図に示すように略直立状態ではなく後方に傾いており、ヘルメットHを被せた際にも保持アーム部28の頭頂部となる後桟部28eとヘルメットHの頭頂部内面Haとは当接していない。すなわち、ここでの保持アーム部28は、単にヘルメットHの内部に起立しているだけのものとなっている。
このように本願発明における保持アーム部の役割とは、起立姿勢にあるときにヘルメットをその頭頂部に載せて支持する形態に限るものではなく、単にヘルメットの内部に起立するだけのものであってもよく、要は通行人が接触したり強風が吹いたりした際にヘルメットを内側から支えて落下を防ぐことができる程度に突出した状態になっていればそれでよい。
なお、本実施形態においてのヘルメットHは、保持アーム部28の代わりに固定枠部12の左右の縦桟部分および前桟部28fの三箇所で支持されるようになっている。
ちなみに、保持アーム部28の起立角度の設定は、本実施形態では起立姿勢用のストッパ部14fの周方向の位置を適宜に変更することによって容易におこなうことができる。
〈ヘルメットをロックする場合〉
まず、収納室Ssに取り付けられたワイヤ巻取り部29aに巻き取られているワイヤ部29bを解き、ワイヤ部引出口Saを介して外に引き出した後、ワイヤ部29bの先端部に設けられた係止部29cをヘルメットHのDリングDもしくはフルフェイス型であれば前面の覗き窓部に挿通させてからワイヤ部取込口Sbを介して再び収納室Ss内に戻し、適宜長さにワイヤ部29bを巻き戻して弛みをとってから運転シートUを閉じる。こうすることによって係止部29dはワイヤ部取込口Sbに引っ掛かって抜くことができなくなり、ヘルメットHはロックされる。
このように、本実施形態における施錠装置29は、運転シートUのロック機能を利用しているため構造が簡単であり、コストがあまりかからないという利点を有している。
≪第3実施形態≫
図11なし図14は本願発明にかかるヘルメットホルダの第3実施形態を示しており、図11(a)は保持アーム部を伏臥姿勢にした状態の斜視図、(b)は起立姿勢にした状態の斜視図、図12(a)は保持アーム部を伏臥姿勢にした状態の側面図、(b)は起立姿勢にした状態の側面図、図13は分解斜視図、図14は施錠装置の使用説明図である。
図において、符号30は本実施形態のヘルメットホルダ、31は取付固定部、32は固定枠部、34は支持部、38は保持アーム部を示している。
このうち取付固定部31は、取付孔12b・12bを有する台座部12a・12aと該台座部12a・12aから後方に向かって延出する左右一対の縦桟部32c・32cからなる固定枠部32と、縦桟部32c・32cの後端部から下方に向かって延出する支持桟部32d・32dと、該支持桟部32d・32dの両下端部から前方に向かって延出したのち先端部が連結し平面視略コ字形状に形成された車体取付部35と、からなるもので、車体取付部35の先端部中央は平板状に加工されて台座部35aをなし、該台座部35aの略中央部には取付孔35bが穿設されている。
また、保持アーム部38を起伏自在に支持するための支持部34は、金属板を正面視略矩形状に形成したもので、その上端縁は下方に向かって側面視略C字形状に屈曲することによって保持アーム部38を起伏自在に支持するための嵌合部34aが、下端縁を略J字形状に上方に向かって屈曲することによって保持アーム部38の起立姿勢を維持するためのストッパ部34bが、それぞれ形成されている。この支持部34は、前記取付固定部31の左右支持桟部32d・32dの後部に差し渡されて取り付けられている。
保持アーム部38は、幅方向外側に向かう左右一対の回動軸部38a・38aと、これの先端部からそれぞれが上方に向かって延出する基端部18b・18bと、該基端部18b・18bからさらに前方に向かって延出するアーム本体18c・18cと、該アーム本体18c・18cの両先端部を連結し略コ字形状上向きに形成された受止め部18dと、前記左右の回動軸部38a・38aに平面視で平行するとともに該回動軸部38a・38aの先端部を平面視略コ字形状に連結する起立維持用横桟部38gと、からなっており、回動軸部38a・38aが前記支持部34に設けられた嵌合部34aに両端側から嵌め合わせられることによって取付固定部31に起伏自在に支持されている。
さらに、前記受止め部18dの両基端部には、保持アーム部38よりも細径で弾力性を有する金属棒を中央部が略コ字形状下向きになるよう屈曲させて形成された嵌合用細桟部38hが架設されている。この嵌合用細桟部38hは保持アーム部38が伏臥姿勢にあるときには固定枠部32の縦桟部32c・32cに係合することによって保持アーム部38を伏臥姿勢に維持し、揺動を防ぐものである。
また、保持アーム部38の左右のアーム本体18c・18cのうち一方の側(図においては向かって右側)の後部下側には、側面視略コ字形状に形成された施錠装置取付用細桟部38iの両端部が取り付けられており、ここに施錠装置39が摺動自在に取り付けられている。
この施錠装置39は、構造的には既知のヘルメット施錠装置と何ら変わりのないもので、施錠部39aと、該施錠部39aの外側壁に設けられた鍵差込口39cと、施錠部39aに回動自在に取り付けられ前記鍵差込口39cと連動して解錠・施錠されるフック部39dと、施錠部39aの外側壁に穿設されこのフック部39dの先端部が挿入されるフック部挿入口39eと、が設けられており、ヘルメットHに取り付けられたフック部39dにヘルメットH側に設けられたDリングDを掛けた後、その先端部をフック部挿入口39eに挿入して施錠することによってヘルメットHがロックできるようになっている。
なお、施錠装置39は施錠装置取付用細桟部38iに固定して取り付けられたものであってもよいが、施錠装置39側のフック部39dとヘルメットH側のDリングDとの位置合わせが容易にできるように前記施錠部39aに摺動用の孔を穿設し、ここに前記の施錠装置取付用細桟部38iを挿通することによって該施錠装置取付用細桟部38iに沿って施錠装置39が摺動自在に移動できるようにしたものであってもよい。
つぎに、かかる構成を有する本実施形態のヘルメットホルダ30の使用方法について説明する。
〈通常の形態〉
第1実施形態や第2実施形態と同様に保持アーム部38は伏臥姿勢にあり、ヘルメットホルダ30はリアキャリアとして使用することができる。
なお、このとき、保持アーム部38は固定枠部12よりも外側に位置しており、リアキャリアとして荷物を受け止める際には、固定枠部12が内枠、保持アーム部28が外枠、としての役割を果すようになっている。
このように本願発明のヘルメットホルダ30は、リアキャリアの荷物支持用枠体のうち外枠に相当する部分が起立するものであっても内枠に相当する部分が起立するものであってもよく、また、枠体の全体が起立するものであってもよい。さらには伏臥姿勢にある保持アーム部と固定枠部とが並列するものであってもよく、要はリアキャリアとしての機能を果たし荷物を搭載できるようになっていればよい。
〈ヘルメットを保持する場合〉
本実施形態では、保持アーム部38は、ただ単に上に引き上げるだけで嵌合用細桟部38hが弾性変形して固定枠部32の縦桟部32c・32cから外れ、起立させることができるようになっている。なお、ここでの起立姿勢は図12(b)の側面図に示すように後方にやや傾いた状態であり、この状態になったときに保持アーム部38の基端部側に設けられた起立維持用桟部38gがストッパ部34bへ嵌入され、起立姿勢が保たれるようになっている。
保持アーム部38を起立姿勢にした後は、第1実施形態と同様にヘルメットHを被せて保持するだけでよい。
このように本実施形態のヘルメットホルダは、起立姿勢にするための手間を必要としないという利点を有している。
〈ヘルメットをロックする場合〉
まず、施錠装置39に設けられた鍵差込口39cに鍵Kを差し込んでフック部39dの先端を開放し、これをヘルメットH側のDリングDに掛けたのちにふたたび先端部をフック部挿入口39eに挿入して施錠する。
≪第4実施形態≫
図15なし図17は本願発明にかかるヘルメットホルダの第4実施形態を示しており、図15(a)は保持アーム部を伏臥姿勢にした状態の斜視図、(b)は起立姿勢にした状態の斜視図、図16(a)は保持アーム部を伏臥姿勢にした状態の側面図、(b)は起立姿勢にした状態の側面図、図17(a)は保持アーム部を伏臥姿勢にした状態の構造説明図、(b)は起立姿勢にした状態の構造説明図である。
本実施形態における保持アーム部48は、回動軸部48a・48aが車両本体Sの後部側面に取り付けられており、起立姿勢になったときには保持アーム部48の上部が運転シートU上に覆い被さって着座を妨げ、これによって車両の盗難を防止するようになっている。以下、この構成についてさらに詳しく説明する。
ここでの保持アーム部48は、左右一対の幅方向外側に延出する回動軸部48a・48aと、該回動軸部48a・48aの先端部から延出し運転シートUの後部に沿って大きく湾曲する基端部48b・48bと、この基端部48b・48bの先端からさらに後方に向かって延出する左右一対のアーム本体28c・28cと、該アーム本体28c・28cの後端を連結する後桟部28eと、で構成されている。
そして、取付固定部41は、略コ字形状の固定枠部42の前部に荷止め部22dを取り付け、後部の横桟部13の下部中央に前方に延出する車体取付部45を接合したものとなっている。
本実施形態の大きな特徴は、ヘルメットHをロックするための施錠装置39に加えて車両本体Sの内部に保持アーム部ロック用の施錠装置49が組み込まれていることであり、これによって保持アーム部48は起立姿勢の状態でロックされるようになっている。
詳しくは、この施錠装置49は、運転シート開閉機構の施錠装置を兼ねるもので、施錠部49aと、これの側面から幅方向外向きに延出しその先端部が車両本体Sの側面から突出する鍵挿入部49bと、で構成されており、鍵挿入部49bの突端面には鍵差込口49cが設けられ、施錠部49aにはこの鍵差込口49cに差し込まれた鍵Kによって施解錠することのできるロック用のフック部49m・49nが、該施錠部49aの上下からそれぞれ突出するように設けられている。
また、回動軸部48a・48aの間には、該回動軸部48a・48aと連動するロック用細桟部48jが架設されており、このロック用細桟部48jの略中央部は略コ字形状に折り曲げられて掛け具48kをなしている。
そして、上部に設けられたフック部49mは運転シートUの内側に設けられた掛け具(図示せず)を、下部に設けられたフック部49nは前記したロック用細桟部48jの略中央部に設けられた掛け具48kを、それぞれ施解錠自在に掛止してこれらをロックすることができるようになっている。
つぎに、この第4実施形態のヘルメットホルダの使用方法について説明する。
〈通常の形態〉
既に説明した他の実施形態と同様に保持アーム部48は伏臥姿勢にあり、ヘルメットホルダ40はリアキャリアとして使用することができる。
なお、ここでは伏臥姿勢の維持手段については特に図示していないが、例えば弾力性を有する金属線等でフックを形成し、保持アーム部48が伏臥姿勢になった状態のときに前記したロック用細桟部48jの略中央部に設けられた掛け具48kを係止するように車両本体Sの内部に配設してもよく、弾力性を有する係止部を保持アーム部48に取り付けて該保持アーム部48が伏臥姿勢にあるときに取付固定部41のいずれかの部位に掛止されるようにしてもよい。
〈ヘルメットを保持する場合〉
まず、保持アーム部48を持ち上げる。そうすると、これにつれてロック用細桟部48jの掛け具48kも回動し、保持アーム部48が起立姿勢になった時点で施錠装置49側に設けたロック用のフック部49nに掛かって起立姿勢が維持される。あとは他の実施形態と同じようにヘルメットHを被せて保持させればよい。
また、このとき本実施形態では図15(b)に示すように保持アーム部48が運転シートUに覆い被さった状態となり、着座して運転することを妨げるので、結果として車両盗難防止装置としての役割を果すという効果も有する。
ちなみに、起立姿勢等の解除方法としては、例えば鍵Kを鍵差込口49cに差し込んでから右に回すことでフック部49mが解除されて運転シートUが起伏自在になり、左に回すことでフック部49nが解除されて保持アーム部48が起伏自在となるようにすれば至便性が高く合理的でもある。
また、保持アーム部48を、起立姿勢になった際に常に施錠されるものとせず、例えば簡易的なヘルメット保持の場合には運転シートUに凭れ掛かる状態で保持アーム部48の起立姿勢が維持されるようにし、ロックさせたい場合には、その姿勢よりもさらに深く保持アーム部48を前傾させることで初めて掛け具48kがフック部49nによって掛止される、といったようにしてもよい。
なお、ここまでに説明した実施形態ではヘルメットホルダは車両本体に直に取り付けるものとしているが、これに限定されるものではなく、例えば既に車両本体に取り付けられている別体のリアキャリアの上に重ねて取り付けるものであってもよい。
≪第5実施形態≫
図18および図19は本願発明にかかるヘルメットホルダの第5実施形態を示しており、図18(a)は保持アーム部を伏臥姿勢にした状態の斜視図、(b)は起立姿勢にした状態の斜視図。図19は分解斜視図である。
図において符号50はヘルメットホルダ、51は取付固定部、52は固定枠部、58は保持アーム部、を示している。
本実施形態ではヘルメットホルダ50は、保持アーム部58が伏臥姿勢にあるときにはテールウイングとしての形態をとるようになっている。
詳しくは、取付固定部51は、平面視略U字形状に形成された固定枠部52と、該固定枠部52の両先端部から内側に向かって延出する板状の車体取付部55・55と、からなっており、固定枠部52の先端部の幅方向内側壁には保持アーム部58を起伏自在に支持するための支持孔52a・52aが、車体取付部55・55の先端部略中央には車両本体Sにボルト止めするための取付孔55a・55aが、それぞれ穿設されている。
保持アーム部58は、伏臥姿勢にあるときには前記取付固定部51の内側に嵌合する大きさの平面視略U字形状に形成されており、その左右両先端部の幅方向外側壁には前記固定枠部52に穿設された支持孔52a・52aに対応する回動軸部58a・58aが突設され、下部にはこの保持アーム部58が伏臥姿勢になった際に取付固定部51に設けられた車体取付部55・55と干渉しないための切欠き部58b・58bが切り欠かれている。
かかる構成のヘルメットホルダ50は、通常は保持アーム部58を伏臥姿勢にしてテールウイングの形態をとることによって車両本体Sの美観を向上させ、駐輪時には起立姿勢にすることによってヘルメットを保持することができる。
≪第5実施形態の変形例≫
図20は第5実施形態の変形例を示す斜視図である。
ここでの保持アーム部58は、幅方向両外側壁に収納凹部(図示せず)を設け、該収納凹部に幅方向外向きに付勢された押出部58c・58cを収納したものとしている。こうするとヘルメットHは押出部58c・58cを内側から押し当てられた状態で支持されることになるので、グラついたりせず、より確実に保持されるという利点がある。
≪第6実施形態≫
図21は本願発明にかかるヘルメットホルダの第6実施形態を示しており、図21(a)は保持アーム部を伏臥姿勢にした状態の斜視図、(b)は起立姿勢にした状態の斜視図である。
図において符号Rは車両本体Sに取り付けられた既存のリアキャリア、60はヘルメットホルダ、61は取付固定部、68は保持アーム部、を示している。
本実施形態では、取付固定部61は、上方に開口する収納部本体62aと、この収納部本体にヒンジ62bを介して開閉自在に取り付けられた上蓋部62cと、で構成されたリアボックスの形態をとっており、保持アーム部68は、これの上蓋部62cの天壁上面に起伏自在に取り付けられたものとなっている。
詳しくは、保持アーム部68は、金属棒を屈曲してなるもので幅方向内側に向かう左右一対の回動軸部68a・68aと、これの先端部からそれぞれが後方に向かって延出するアーム本体68c・68cと、該アーム本体18c・18cの両先端部に取り付けられ平面視略矩形状に形成された合成樹脂製の握り部68dと、で構成されており、握り部68dの中央部には指を掛けて引き起こすための指掛け部68eが穿設されている。
そして、取付固定部61の上蓋部62cには、天壁上面に前記保持アーム部68が嵌合する形状に収納凹部62dが凹設され、該収納凹部62dの内周壁に穿設された支持孔(図示せず)に回動軸部68a・68aが嵌め込まれることで保持アーム部68は上蓋部62cに起伏自在に支持されている。
かかる構成のヘルメットホルダ60は、車両本体Sに取り付けられた既存のリアキャリアRに図示しない取付手段によって取付固定部61を取り付け、通常はリアボックスとして、駐輪時には保持アーム部68を起立姿勢にしてヘルメットホルダとして、使用することができる。なお、図示しない取付手段とは既知のリアボックス取付手段を用いるものとし、ここでは説明を省略している。
≪第6実施形態の変形例≫
図22は 第6実施形態の変形例を示す斜視図である。
ここでは、握り部68dの前端面左右両側に摺動用の孔(図示せず)を穿設し、これにアーム本体68c・68cを摺動自在に差し込んだものとしている。こうすることによって起立時における握り部68dの位置を上方向に伸ばすことができ、リアボックスとしての形態をとる取付固定部61の前後方向のサイズが小さい場合でも確実に保持アーム部68の高さを確保することができるという利点が生じる。
なお、握り部68dを伸ばした状態で維持する手段としては、例えば握り部68d側の摺動用の孔に凸部、これに対応するアーム本体68c・68c側に凹部を形成し、握り部68dを伸ばして適宜位置になったときにこれらが嵌合するようにしたものであってもよいし、他の既知の係止手段を用いたものであってもよい。
以上、説明した実施形態では、ヘルメットホルダがリアキャリアやテールウイングあるいはリアボックスなどの用途を兼用するものとしたが、これに限定されるものではなく、例えば自動二輪車の給油口の周りにガード用の枠体を形成し、これが起伏してヘルメットを保持するようにしたものであってもよい。また、単にヘルメットホルダとしてだけ機能するものであってもよい。
10、20、30、40、50、60・・・・・ヘルメットホルダ
11、21、31、41、51、61・・・・・取付固定部
12、32、42、52・・・・・・・・・・・固定枠部
15、25、35、45、55・・・・・・・・車体取付部
18、28、38、48、58、68・・・・・保持アーム部

Claims (6)

  1. 自動二輪車の車両本体に取り付けて固定するための取付固定部と、該取付固定部に基端部が起伏自在に支持される保持アーム部と、で構成され、
    保持アーム部が起立姿勢にあるとき、該保持アーム部は、保持アーム部に正立状態で被せられたヘルメットを内側から支え、このヘルメットの正立状態を維持して落下を防ぐことを特徴とするヘルメットホルダ。
  2. 前記取付固定部または保持アーム部もしくはその両方が、保持アーム部が伏臥姿勢にあるときに荷物を載置可能なキャリアとして機能することを特徴とする請求項1に記載のヘルメットホルダ。
  3. 前記保持アーム部を起立姿勢にしたときに該保持アーム部の少なくとも頭頂部が運転シートの上方に位置し、これによって運転シートに腰掛けて乗ることが妨げられるように保持アーム部を配設するとともに、該保持アーム部を起立姿勢にロックするための施錠装置を具備することを特徴とする請求項1ないし請求項2のいずれかに記載のヘルメットホルダ。
  4. 前記取付固定部と保持アーム部とが、保持アーム部が伏臥姿勢にあるときに全体視でリアウイングの形態をなすことを特徴とする請求項1に記載のヘルメットホルダ。
  5. 前記前記ヘルメットホルダの取付固定部が、上方に開口する収納ボックス本体とこれにヒンジを介して開閉自在に連結される上蓋とからなるリアボックスの形態をとり、保持アーム部は、前記上蓋の上面に起伏自在に取り付けられたことを特徴とする請求項1に記載のヘルメットホルダ。
  6. 前記保持アーム部にヘルメットロック用の施錠装置が取り付けられ、該施錠装置は保持アーム部の起伏につれて起伏する位置に配されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のヘルメットホルダ。
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