JP5550452B2 - デフォルメ地図生成装置およびデフォルメ地図生成方法 - Google Patents
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Description
しかし、同じデフォルメ地図を継続的に使用するシステムにおいて、使い慣れたデフォルメ地図の様子(形状特徴)を大きく変えずに、変更したい内容(新たに必要な道路を追加する、不要な道路を除く、特定部分の占める範囲や特定部分のデフォルメ形状をユーザ要求に応じて変更するなど)に応じて変更を施したデフォルメ地図を容易に生成したいという要求がある。
特許文献1から特許文献3に示す従来手法を用いて、既存のデフォルメ地図の特徴を特に考慮せずにデフォルメ地図を生成し直した場合は、変更内容の影響により、既存のデフォルメ地図において変更したくない部分の形状や配置が大きく変わる可能性があり、使い慣れたデフォルメ地図の様子(特徴)を保持しつつ、必要な変更を施したデフォルメ地図を生成することが困難であるという課題があった。
図1は、実施の形態1によるデフォルメ地図生成装置の構成を示すブロック図である。
デフォルメ地図生成装置10は、記憶部1、表示部2、基本デフォルメ地図生成部3、変更設定部4、デフォルメ変更可否設定部5、特徴抽出部6およびデフォルメ変更部7で構成されている。
記憶部1は、デフォルメ対象のデータ(座標や、ノード・リンクから成るネットワーク構造のデータなど。以下、対象データと表記する)や、変形途中・デフォルメ結果のデータ、定義データ、中間データなどを記憶する。
表示部2は、デフォルメ対象のデータやデフォルメ結果などを表示する。
基本デフォルメ地図生成部3は、指定した部分の対象データの形状を変形して、基本となるデフォルメ地図(以下、基本デフォルメ地図と表記する)を生成する。
デフォルメ変更可否設定部5は、変更主対象以外について、変更主対象の変形の影響を受けて既存デフォルメ地図の形状や配置の変更を許可する対象と許可しない対象とを設定する。
特徴抽出部6は、既存のデフォルメ地図から形状特徴を抽出する。
影響対象デフォルメ部7aは、デフォルメ変更可否設定部5で既存デフォルメ地図の形状や位置変更が許可されている対象について形状や配置を変更し、変形する。影響対象デフォルメ部7aの特徴保持デフォルメ部7bは、特徴抽出部6が抽出した特徴を保持するように、変更が許可されている形状を変形する。変更主対象デフォルメ部7cは、変更主対象設定部4aにおいて設定された変更対象の形状を変形する。
記憶部1は、対象データとして道路を構成する点(以下、補間点と称する)の座標や道路の接続関係である道路ネットワークデータなどの道路データを記憶する(ステップST1)。
a.簡略化度合
b.エッジの量子化方向、基本形状
c.最小・最大ノード間間隔
なお、変形基準は上記a〜cに限るものではなく、他の基準を使用しても良い。また、いくつかの特定のエッジを他のエッジよりも重要視する場合など、設定値の値を個別に変えても良い。変形基準は記憶部1に格納しておく。
図4(b)に示す例では、道路方向が45度の整数倍の方向に量子化されているが、道路方向の量子化を行わない変形でもよい。また、基本デフォルメ地図の縦横比や座標範囲に制限が必要な場合は、これに基づいてノードを再配置する。
ステップST3において設定された変更主対象の情報(ノード、リンク、座標およびIDなどの情報)は、変更主対象情報として記憶部1に格納すると共に、変更後領域設定部4b、デフォルメ変更可否設定部5およびデフォルメ変更部7に出力される。また、ステップST4において設定された変更後領域情報は、記憶部1に格納すると共にデフォルメ変更可否設定部5およびデフォルメ変更部7に出力される。
例えば、基本デフォルメ地図においてノードが密集している領域を変更対象としたい場合は、基本デフォルメ地図を複数のメッシュに分割し、各メッシュ内に含まれるノード数を算出することでノード密集度合いを評価する。具体的には、ノード数が一定値以上であるメッシュを抽出し、抽出されたメッシュに隣接するメッシュのノード数が一定値以上の場合はそのメッシュもノード密集度合いが高いとみなして併合し、更に隣接メッシュを取得して同様の処理を繰り返す。このようにして抽出メッシュ及び隣接メッシュを併合した結果のメッシュ内を通過するリンクを取得し、取得した全リンクに外接する矩形内に存在するエッジを変更主対象とする。
表示部2により、基本デフォルメ地図を画面に表示し、表示された基本デフォルメ地図上で形状などを変更したい範囲をマウスで指定する。基本デフォルメ地図上にない新たな道路を変更後のデフォルメ地図に含めたい場合は、基本デフォルメ地図との道路接続関係が正しい位置となるように基本デフォルメ地図上で道路線を追加し、マウスで指定する。また、基本デフォルメ地図から除外したい道路は、その道路を除外対象としてマウスで指定する。
図5に手動で変更主対象を設定する例を示す。図5において、一点鎖線で示される道路は基本デフォルメ地図から除外したい対象として指定された道路であり、破線の道路は形状を変更したい対象として指定された道路である。一点鎖線および破線の道路の両方が変更主対象となる。
まず、自動で変更後領域の設定を行う方法について説明する。
例えば変更後領域を矩形とする場合は、除外対象を除いた後の変更主対象のうち、付近にあるもの同士を同じ変更後領域内に配置させるものとみなしてグルーピングし、各グループ内の変更主対象を内包する矩形の重心及び変更後領域(矩形)の縦幅・横幅を定め、グループ内の変更主対象と関連付けて変更後領域情報とする。
図6に手動で変更後領域を設定する例を示す。図6において、矩形ABCDは、変更主対象を配置したい領域としてユーザが指定した領域である。矩形ABCD、つまり指定した領域の座標を取得し、領域内の変更対象と関連付けて変更後領域情報とする。なお、変更後領域は矩形や円に限らず、任意の形状で設定可能である。また、基本デフォルメ地図内において複数設定すること、円と矩形など異なる形状の変更後領域を混在して設定することも可能である。また、自動で変更後領域を設定した後、変更主対象のグルーピング結果や変更後領域を手動で修正し、変更後領域情報を修正することも可能である。
まず、変更主対象に除外するパーツが含まれる場合は、当該除外するパーツを除く(ステップST11)。次に、変更後領域設定部4bにおいて設定した領域(矩形ABCD)の重心を中心Pとし、矩形ABCDに外接する円の半径Rminを算出する。Rmin以上の半径で点Pを中心とする円を設定し、円に含まれる、あるいは交差するリンクのうち、変更主対象でないリンクとして、以下のリンクを変更許可対象とする(ステップST12)。
・ノードo1およびノードo2を両端とするリンク
・ノードo2およびノードo3を両端とするリンク
・ノードo3およびノードo4を両端とするリンク
・ノードo2およびノードo5を両端とするリンク
・ノードo5およびノードo6を両端とするリンク
・ノードo6およびノードo7を両端とするリンク
・ノードo7およびノードo8を両端とするリンク
・楕円形状のリンクL1
具体例として、図8(b)において、o1及びo11を両端とするリンクは変更許可対象とされたo1及びo2を両端とするリンクに接続するリンクであるため変更許可対象となる。同様にして、o1に接続するリンクに関しては、o1及びo9を両端とするリンクと、o1及びo13を両端とするリンクも変更許可対象となる。図8(b)に四角で示したノード(o9〜o13)は、このステップST13により取得されたリンクに関するノードを示している。
形状特徴は、他の道路と接続しない閉じたリンクの場合と、他の道路と接続するリンクとで抽出内容を変える。具体的には、図8(b)に示したリンクL1のように他の道路と接続しない閉じたリンクの場合には、まず楕円や円、ひし形などの基本的な図形に近いかどうかを評価する。近い基本図形がある場合は、その基本図形を形状特徴とする。図8(b)のリンクL1の場合は、楕円が形状特徴となる。図9に示す例のように近い基本図形がない場合は、リンクに外接する矩形の縦横比や、リンクを構成するエッジの長さ、付近のエッジ間の距離(図9のd1〜d5など)を形状特徴として抽出する。一方、他の道路と接続するリンクの場合は、リンクを構成する各エッジについて水平方向とのなす角度を形状特徴として抽出する。
具体的には影響対象デフォルメ部7aは、基本デフォルメ地図に対して変更主対象の表示範囲を変更後領域に変更することに伴い、デフォルメ変更可否設定部5にて基本デフォルメ地図の形状などの変更が許可されている対象について形状を変形する(ステップST7)。
また特徴保持デフォルメ部7bは、ステップST4において生成された変更後領域情報、ステップST5において生成された変更可否情報、およびステップST6において抽出された形状特徴を受け取ると、変更可否情報において変更許可対象のリンクを構成するノードに関して、形状特徴を保持しつつ、変更後領域の外側となる範囲でノードの再配置位置を算出し、座標を更新して形状を変形する(ステップST8)。影響対象デフォルメ部7aにおける変更後のデフォルメ地図は、基本デフォルメ地図とは異なる変更デフォルメ地図データとして記憶部1に格納する。また算出した再配置位置は、基本デフォルメ地図データ内で座標を更新せずに、変更デフォルメ地図データに反映させる。
図11(a)は、エッジ方向を水平、垂直、斜め45度方向に限定し、特定エッジに対する最小ノード間間隔として、基本デフォルメ地図生成部3において使用した値よりも大きな値とした変形基準に基づき変形した例を示している。
図10において示した中央の2本の水平エッジが、重要性の高いエッジとして変形基準の設定ファイル内に変形基準とともに記載されている。その場合図11(a)に示すように、指定された特定エッジのノード間間隔が図10の場合に比べて広がり、n9、n10、n11、n12の位置にノードが再配置される。
図11(b)は、図11(a)の変形基準に、更に基本デフォルメ地図生成部3で使用された値よりも小さな簡略化度合の値が設定された場合の変形例を示している。
なお、意図しない結果とは、変形させたくない部分が変形してしまう、既存デフォルメ地図内の配置を大きく変えたい部分が変更されないなどである。
図13は、実施の形態2によるデフォルメ地図生成装置の構成を示すブロック図である。
この実施の形態2のデフォルメ地図生成装置10は、実施の形態1において示したデフォルメ地図生成装置10の変更設定部4に追加対象配置部4cを追加して設けている。以下では、実施の形態1によるデフォルメ地図生成装置10の構成要素と同一または相当する部分には、実施の形態1で使用した符号と同一の符号を付して説明を省略または簡略化する。
追加対象配置部4cは、記憶部1に格納されている対象データから基本デフォルメ地図に含まれない新規に追加する道路について座標およびノード・リンクのネットワークなどのデータを取得し、新規に追加する道路のリンクIDを記述した定義ファイルを記憶部1に格納し、当該定義ファイルに基づき対象データ内から新規に追加する道路のデータを取得可能に構成する。また別の方法として、表示部2により対象データを画面表示し、ユーザが画面上で新規に追加したい道路をマウスで指定するように構成してもよい。
なお、デフォルメ変更可否設定部5、特徴抽出部6、およびデフォルメ変更部7の動作は実施の形態1と同様である。
なお、意図しない結果とは、変形させたくない部分が変形してしまう、既存デフォルメ地図内の配置を大きく変えたい部分が変更されないなどである。
図17は、実施の形態3によるデフォルメ地図生成装置の構成を示すブロック図である。
この実施の形態3のデフォルメ地図生成装置10は、実施の形態1において示したデフォルメ地図生成装置10のデフォルメ変更部7の影響対象デフォルメ部7aに、境界抽出部7dおよび領域適応デフォルメ部7eを追加して設けている。以下では、実施の形態1に係るデフォルメ地図生成装置10の構成要素と同一または相当する部分には、実施の形態1で使用した符号と同一の符号を付して説明を省略または簡略化する。
領域適応デフォルメ部7eは、変更設定部4の変更後領域設定部4bにおいて設定された変更後領域に関与する対象の形状を、変更後領域の形状に基づいて変形する。
特徴保持デフォルメ部7bは、特徴抽出部6が抽出した特徴を保持するように、変更が許可されている形状を変形する。
図19(a)の例では除外対象を除いた後の状態を示しており、変更主対象は実施の形態1と同様の点線で示す部分である。また、変更主対象以外の部分はすべて、デフォルメ変更可否設定部5において変更許可対象として設定されているものとする。R1は変更後領域設定部4bにより設定された変更後領域であり、境界抽出部7dは交点として点p1、p2およびp3を抽出する。
次に、抽出されたエッジの各ノードについて、ノード位置が変更後領域の外側となるように変更後領域の形状に沿った再配置位置を算出する。図19(c)の例では、交点p1、p3の再配置位置がq1、q3となり、図19(b)の破線で示される部分が図19(c)のように変更後領域を避ける位置として算出される。再配置後のエッジ方向は、水平、垂直、斜め45度方向などの予め定めた複数種類の方向となるようにし、周囲の道路と交差せず、もとのトポロジーを保持する位置を算出する。
再配置位置(座標)の算出では、基本デフォルメ地図において交差していた道路が離れたり、離れている道路が交差したりすることがないよう、道路の接続関係を保持した位置として算出する。また、最小ノード間間隔や最大ノード間間隔などの任意のデフォルメパラメータを記憶部1に格納しておき、特徴を保持した再配置位置を算出する際に、デフォルメパラメータを考慮した位置として算出することも可能である。
なお、意図しない結果とは、変形させたくない部分が変形してしまう、既存デフォルメ地図内の配置を大きく変えたい部分が変更されないなどである。
この実施の形態4では、基本デフォルメ地図内に設定された領域に別途作成済みのデフォルメ形状を挿入し、当該挿入部分の周辺の形状に合せて変形させる構成を示す。
図21は、実施の形態4によるデフォルメ地図生成装置の構成を示すブロック図である。
この実施の形態4のデフォルメ地図生成装置10のデフォルメ変更部7が変更主対象削除部7f、影響対象デフォルメ部7aおよび合成デフォルメ部7gで構成されている。また、実施の形態1のデフォルメ地図生成装置10の特徴抽出部6を有しない構成となっている。以下では、実施の形態1に係るデフォルメ地図生成装置10の構成要素と同一または相当する部分には、実施の形態1で使用した符号と同一の符号を付して説明を省略または簡略化する。
変更主対象削除部7fは、変更主対象設定部4aにより設定された変更主対象データを除いて変更デフォルメ地図のデータを記憶部1に格納する。
影響対象デフォルメ部7aは、デフォルメ変更可否設定部5において既存デフォルメ地図の形状や位置変更が許可されている対象について形状や配置を変更し、変形する。
合成デフォルメ部7gは、変更後領域に配置する別途作成済みのデフォルメ地図を読み込み、変更後領域の座標範囲で、且つ影響対象デフォルメ部7aにおける変更許可対象のデフォルメ形状に合せて変形する。
また、ノード座標の除外に伴い、ノード・リンクのネットワーク構造を再生成して変更デフォルメ地図用のネットワーク構造を新たに生成し、記憶部1に格納する(ステップST42)。変更デフォルメ地図およびその関連データは、影響対象デフォルメ部7aおよび合成デフォルメ部7gに出力される。
なお、変更後領域に配置する別途作成済みのデフォルメ形状データは、CD−RやUSBなどの記録媒体や外付けHDD、ネットワーク回線などを介して取り込み、記憶部1に格納する。
図23(a)は、変更後領域に配置する、別途作成しておいたデフォルメ形状の例を示している。予め作成しておくデフォルメ形状は、変更後領域の座標範囲や縦横比に合わせて生成しておくことが可能であるが、任意の座標範囲や縦横比で生成しておいてもよい。
図23(b)は、影響対象デフォルメ部7aによる処理が施された変更デフォルメ地図を示している。
図23(c)は、このようにして別途作成しておいた部分的なデフォルメ形状(図23(a))を、既存形状を尊重するデフォルメ地図(図23(b))内の所定の部分に配置し、形状を調整した結果を示している。
更に、図4に示す変更設定部4を図2に示す変更設定部4の構成に変え、追加対象配置部4cを含めても良い。追加対象配置部4cの具体的な動作は、実施の形態2に示す内容と同様である。
Claims (18)
- 既存のデフォルメ地図を変形して新規デフォルメ地図を生成するデフォルメ地図生成装置において、
デフォルメ対象データ、前記既存および新規デフォルメ地図、および前記変形に関するパラメータを記憶する記憶部と、
前記既存のデフォルメ地図に対して主に変更を施す対象である変更主対象を設定し、前記変更主対象の配置範囲を設定する変更設定部と、
前記既存のデフォルメ地図の形状特徴を抽出する特徴抽出部と、
前記形状特徴を保持すると共に、前記変更主対象および前記変更主対象の配置範囲に基づき前記既存のデフォルメ地図を変更して新規デフォルメ地図を生成するデフォルメ変更部とを備えたことを特徴とするデフォルメ地図生成装置。 - 変更主対象の変更に伴い、既存のデフォルメ地図を構成する当該変更主対象以外の要素に関して付随的に発生する形状の変更を許可する対象とするか、あるいは変更を許可しない対象とするかの設定を行うデフォルメ変更可否設定部を備え、
前記特徴抽出部は、前記変更を許可する対象について形状特徴を抽出する
ことを特徴とする請求項1記載のデフォルメ地図生成装置。 - 前記変更設定部は、既存のデフォルメ地図に対して変更主対象を設定する変更主対象設定部と、前記変更主対象および特定の対象の配置範囲を設定する変更後領域設定部とを備え、
前記デフォルメ変更部は、前記変更主対象以外の特定の対象について既存のデフォルメ地図の特徴を保持した変形を行う影響対象デフォルメ部と、前記変更主対象の配置位置を変更する変更主対象デフォルメ部と
を備えたことを特徴とする請求項1記載のデフォルメ地図生成装置。 - 前記変更設定部は、既存のデフォルメ地図に対して変更主対象を設定する変更主対象設定部と、前記変更主対象および特定の対象の配置範囲を設定する変更後領域設定部とを備え、
前記デフォルメ変更部は、前記変更主対象以外の特定の対象について既存のデフォルメ地図の特徴を保持した変形を行う影響対象デフォルメ部と、前記変更主対象の配置位置を変更する変更主対象デフォルメ部と
を備えたことを特徴とする請求項2記載のデフォルメ地図生成装置。 - 前記変更設定部は、既存のデフォルメ地図に対して変更主対象を設定する変更主対象設定部を備え、
前記デフォルメ変更部は、前記変更主対象以外の特定の対象について既存のデフォルメ地図の特徴を保持した変形を行う影響対象デフォルメ部と、前記変更主対象の配置位置を変更する変更主対象デフォルメ部と
を備えたことを特徴とする請求項1記載のデフォルメ地図生成装置。 - 前記変更設定部は、既存のデフォルメ地図に対して変更主対象を設定する変更主対象設定部を備え、
前記デフォルメ変更部は、前記変更主対象以外の特定の対象について既存のデフォルメ地図の特徴を保持した変形を行う影響対象デフォルメ部と、前記変更主対象の配置位置を変更する変更主対象デフォルメ部と
を備えたことを特徴とする請求項2記載のデフォルメ地図生成装置。 - 前記影響対象デフォルメ部は、前記デフォルメ変更可否設定部において変更を許可された対象について、既存のデフォルメ地図の形状特徴を保持して形状を変形する特徴保持デフォルメ部を備えた
ことを特徴とする請求項4または請求項6記載のデフォルメ地図生成装置。 - 前記影響対象デフォルメ部は、変更主対象の配置領域と、変更主対象以外の対象との境界を抽出する境界抽出部と、既存のデフォルメ地図に対して変更主対象の配置領域に基づき、前記配置領域付近の形状を変形させる領域適応デフォルメ部と、前記デフォルメ変更可否設定部において変更を許可された対象について既存のデフォルメ地図の形状特徴を保持して形状を変形する特徴保持デフォルメ部とを備えた
ことを特徴とする請求項4または請求項6記載のデフォルメ地図生成装置。 - 既存のデフォルメ地図を変形して新規デフォルメ地図を生成するデフォルメ地図生成装置において、
デフォルメ対象データ、前記既存および新規デフォルメ地図、前記変形に関するパラメータおよび作成済みのデフォルメ形状を記憶する記憶部と、
前記既存のデフォルメ地図に対して主に変更を施す対象である変更主対象を設定し、前記変更主対象の配置範囲を設定する変更設定部と、
前記変更主対象および前記変更主対象の配置範囲に基づき前記既存のデフォルメ地図を変更すると共に、前記作成済みのデフォルメ形状を当該変更後のデフォルメ地図の対応する領域に、当該領域の周辺形状に合せて変形および挿入して新規デフォルメ地図を生成するデフォルメ変更部と
を備えたことを特徴とするデフォルメ地図生成装置。 - 変更主対象の変更に伴い、既存のデフォルメ地図を構成する当該変更主対象以外の要素に関して付随的に発生する形状の変更を許可する対象とするか、あるいは変更を許可しない対象とするかの設定を行うデフォルメ変更可否設定部を備え、
前記デフォルメ変更部は、前記変更を許可する対象について前記作成済みのデフォルメ形状を変形および挿入して新規デフォルメ地図を生成する
ことを特徴とする請求項9記載のデフォルメ地図生成装置。 - 前記デフォルメ変更部は、既存のデフォルメ地図から変更主対象のデータを削除する変更主対象削除部と、前記変更主対象以外の特定の対象について既存のデフォルメ地図の特徴を保持した変形を行う影響対象デフォルメ部と、前記記憶部から作成済みのデフォルメ形状を読み込み、変更主対象の配置範囲において前記影響対象デフォルメ部における特定の対象のデフォルメ形状に合せて変形する合成デフォルメ部とを備えた
ことを特徴とする請求項9または請求項10記載のデフォルメ地図生成装置。 - 前記デフォルメ変更部は、既存のデフォルメ地図から変更主対象のデータを削除する変更主対象削除部と、前記変更主対象以外の特定の対象について既存のデフォルメ地図の特徴を保持した変形を行う影響対象デフォルメ部とを備えた
こと特徴とする請求項9または請求項10記載のデフォルメ地図生成装置。 - 前記記憶部に記憶されたデフォルメ対象データを変形し、基本となるデフォルメ地図を生成する基本デフォルメ地図生成部を備え、
前記基本デフォルメ地図生成部で生成された基本デフォルメ地図を既存のデフォルメ地図として用いることを特徴とする請求項1から請求項12のうちのいずれか1項記載のデフォルメ地図生成装置。 - デフォルメ対象データおよびデフォルメ結果である新規デフォルメ地図を表示する表示部を備えたことを特徴とする請求項1から請求項13のうちのいずれか1項記載のデフォルメ地図生成装置。
- 既存のデフォルメ地図を変形して新規デフォルメ地図を生成するデフォルメ地図生成方法において、
デフォルメ対象データ、前記既存および新規デフォルメ地図、および前記変形に関するパラメータを記憶する記憶ステップと、
前記既存のデフォルメ地図に対して主に変更を施す対象である変更主対象を設定し、前記変更主対象の配置範囲を設定する変更設定ステップと、
前記既存のデフォルメ地図の形状特徴を抽出する特徴抽出ステップと、
前記形状特徴を保持すると共に、前記変更主対象および前記変更主対象の配置範囲に基づき前記既存のデフォルメ地図を変更するデフォルメ変更ステップとを備えたことを特徴とするデフォルメ地図生成方法。 - 前記変更設定ステップにおいて、新規追加するデータを取得し、既存デフォルメ地図との接続関係に基づき算出した当該地図内の対応する位置に前記新規追加データを配置する追加対象配置ステップを備えたことを特徴とする請求項15記載のデフォルメ地図生成方法。
- 既存のデフォルメ地図を変形して新規デフォルメ地図を生成するデフォルメ地図生成方法において、
デフォルメ対象データ、前記既存および新規デフォルメ地図、前記変形に関するパラメータおよび作成済みデフォルメ形状を記憶する記憶ステップと、
前記既存のデフォルメ地図に対して主に変更を施す対象である変更主対象を設定し、前記変更主対象の配置範囲を設定する変更設定ステップと、
前記変更主対象および前記変更主対象の配置範囲に基づき前記既存のデフォルメ地図を変更すると共に、前記作成済みのデフォルメ形状を当該変更後のデフォルメ地図の対応する領域に、当該領域の周辺形状に合せて変形および挿入するデフォルメ変更ステップとを備え、
前記デフォルメ変更ステップは、前記既存のデフォルメ地図から変更主対象のデータを削除する変更主対象削除ステップと、前記既存デフォルメ地図の特徴を保持しつつ、前記変更主対象以外の特定の対象の変形を行う影響対象デフォルメステップと、記憶された作成済みのデフォルメ形状を読み込み、変更主対象の配置範囲において前記特定の対象のデフォルメ形状に合せて変形する合成デフォルメステップとを備えたことを特徴とするデフォルメ地図生成方法。 - 既存のデフォルメ地図を変形して新規デフォルメ地図を生成するデフォルメ地図生成方法において、
デフォルメ対象データ、前記既存および新規デフォルメ地図、前記変形に関するパラメータおよび作成済みのデフォルメ形状を記憶する記憶ステップと、
前記既存のデフォルメ地図に対して主に変更を施す対象である変更主対象を設定し、前記変更主対象の配置範囲を設定する変更設定ステップと、
前記変更主対象および前記変更主対象の配置範囲に基づき前記既存のデフォルメ地図を変更すると共に、前記作成済みのデフォルメ形状を当該変更後のデフォルメ地図の対応する領域に、当該領域の周辺形状に合せて変形および挿入するデフォルメ変更ステップとを備え、
前記デフォルメ変更ステップは、前記既存のデフォルメ地図から変更主対象のデータを削除して余白を作成する変更主対象削除ステップと、前記余白以外の領域について既存デフォルメ地図の特徴を保持しつつ、前記変更主対象以外の特定の対象の変形を行う影響対象デフォルメステップとを備えたことを備えたことを特徴とするデフォルメ地図生成方法。
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