JP5550252B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5550252B2
JP5550252B2 JP2009092315A JP2009092315A JP5550252B2 JP 5550252 B2 JP5550252 B2 JP 5550252B2 JP 2009092315 A JP2009092315 A JP 2009092315A JP 2009092315 A JP2009092315 A JP 2009092315A JP 5550252 B2 JP5550252 B2 JP 5550252B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor
layer
semiconductor substrate
integrated circuit
separation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009092315A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010245286A (ja
Inventor
隆夫 米原
清文 坂口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2009092315A priority Critical patent/JP5550252B2/ja
Priority to TW099108500A priority patent/TWI415222B/zh
Priority to PCT/JP2010/002242 priority patent/WO2010116662A1/en
Priority to US13/262,912 priority patent/US20120038039A1/en
Publication of JP2010245286A publication Critical patent/JP2010245286A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5550252B2 publication Critical patent/JP5550252B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/10Details of semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/11Device type
    • H01L2924/13Discrete devices, e.g. 3 terminal devices
    • H01L2924/1304Transistor
    • H01L2924/1306Field-effect transistor [FET]
    • H01L2924/13091Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor [MOSFET]

Landscapes

  • Dicing (AREA)

Description

本発明は、DRAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリや、CPUやDSP等の論理ICに好適に用いられる半導体装置の製造方法に関する。特に集積回路(IC)が作製されたチップを複数積層してパッケージ化した、いわゆる3次元実装された半導体装置の製造方法に関する。
CMOS回路が作製された半導体層を、ハンドル基板に転写して3次元実装されたICを製造する方法は、非特許文献1に記載されている。一例を挙げると、シリコンウエハの表面に多孔質シリコンからなる分離層を形成し、その上に単結晶シリコンからなる半導体層をエピタキシャル成長させ、その半導体層にCMOS回路を作製する。
続いて、CMOS回路が作製された半導体層をハンドル基板に貼り合わせ、分離層において分離を行い、半導体層をハンドル基板に転写する。この工程を複数回繰り返すことにより、CMOS回路が作製された半導体層を複数、ハンドル基板上に、積層する。
特許文献1には、バックサイドリセスが形成させたハンドル基板に、トランジスタが作製された半導体層をポリマーフィルムを介して接着し、当該半導体層をハンドル基板に転写するプロセスが記載されている。そして、このプロセスを繰り返して積層されたトランジスタを得ている。
米国特許第6638835号明細書
Proceeding of International Electron Device Meeting,Washington DC,USA,Dec.2005,Hiroyuki Sanda et al.「Fabrication and Characterization of CMOSFETs on Porous Silicon for Novel Device Layer Transfer」
しかしながら、従来の転写技術には分離層での分離において効率が低く、コストがかかる。特にチップサイズの大きな集積回路チップ上に、チップサイズの小さな集積回路チップ或いは機能素子を積層させた構造の半導体装置の製造方法の技術分野においては、転写技術の改善は重要である。
本発明は、このような背景技術に鑑みてなされたものであり、転写技術を改良し、低コストで3次元実装された半導体装置を提供することを目的とする。
本発明の骨子は、第1の半導体基板11の表面側に複数の第1の集積回路11を作製する工程と、第2の半導体基板1に設けられた分離層2上に形成された半導体層3に、前記第1の集積回路よりチップサイズが小さい第2の集積回路7を複数作製する工程と、前記分離層の端面が傾斜面112となるように、少なくとも前記半導体層を前記第2の集積回路毎に分離独立させる分離独立工程と、前記第1の半導体基板と前記第2の半導体基板とを、前記第1の集積回路の表面側に形成された接合パッドと前記第2の集積回路の表面側に形成された接合パッドとが接合するように貼り合わせ、貼り合わせ構造体を得る工程と、前記貼り合わせ構造体を前記分離層に沿って分離することにより、前記第2の集積回路が作製された半導体層が移設された前記第1の半導体基板を得る工程と、前記複数の第2の集積回路が移設された前記第1の半導体基板をダイシングして、前記第1の集積回路と前記第2の集積回路とを有する積層チップを得る工程とを含み、前記分離層は、前記第2の半導体基板の表面に垂直な方向に成長した孔からなる多孔質層であって、前記傾斜面は、前記第2の半導体基板の表面に対して45度以上80度以下の角度の面であることを特徴とする半導体装置の製造方法である。
本発明によれば、共通の半導体基板に、複数の半導体層と複数の分離層と少なくとも1つの半導体基板が貼り合わされた貼り合わせ構造体を、各分離層において、順次または同時に効率よく分離することができる。こうして、低コストで3次元実装された半導体装置を製造できる。
本発明に用いられるダイシング方法を説明するための模式的断面図である。 一実施形態による半導体装置の製造方法を説明する為の模式的断面図である。 別の実施形態による半導体装置の製造方法を説明する為の模式的断面図である。 本発明に用いられる分離方法を説明するための模式図である。 積層チップの模式的断面図である。 別の実施形態による半導体装置の製造方法を説明する為の模式的断面図である。
まず、図1を参照して、本発明の半導体装置の製造方法に用いられるダイシング方法とその後の貼り合わせ工程を説明する。
基板11は、後に半導体層3が一時的或いは永久的に転写される基板であり、シリコンウエハ、ガラス、樹脂フィルム、金属フィルムなどであり得る。好ましくは、基板11として第1の半導体基板を用意し、その半導体基板11の表面側に第1の集積回路17を周知の半導体製造プロセスにより作製する。ここでは、MOSトランジスタ一などの機能素子を作製した後、絶縁層の成膜とエッチング、配線となる金属層の成膜とCMPにより、配線パターンを形成しておく。そして、外部と電気的な接続を得るための接合パッドを最表面に形成する。こうして、第1の集積回路17を作製しておく。
一方、第2の半導体基板1の表面には、分離層2と、分離層上に形成され、転写(移設)される半導体層3とが形成される。半導体層3としては、単結晶半導体が好ましく用いられ、必要に応じて、第1の半導体基板と同様に半導体層3に、第2の集積回路と、接合パッドとが作製される。
第2の集積回路が複数作製された半導体層3を有する半導体基板1を、ダイの少なくとも1側面(端面)が傾斜するようにダイシングを行う。具体的には、ダイシングブレードを切断すべき基板の表面に対して45度乃至80度程度に斜めに配置し、半導体基板を削りながらカットする(図1中の矢印111を参照)。傾斜の向きは、貼り合わせ面側に向かって小さくなる向きでも大きくなる向きでもよい。また、全て同じ傾斜角(同じ向き)でダイシングしても良い。全てを同じ傾斜角でダイシングすることにより、ダイシングされた構造体の断面形状は台形ではなく平行四辺形となり、無駄領域を最小限に抑えられる。つづいて、傾斜した端面(ダイシング端面)112を有する集積回路チップを半導体層3が内側になるように、半導体基板11の表面と貼り合わせ、貼り合わせ構造体を得る。この時、必要に応じて、接着剤を介して、半導体層3の表面側と基板11の表面側とを貼り合わせることも好ましいものである。
そして、半導体基板1に、図1に示した貼り合わせ構造体を分離層2において分離するために、分離作用が生じる方向に力を加える。こうすると、分離層2に亀裂が生じ、半導体基板1が剥離し、集積回路が作製された半導体層3が半導体基板11側に残り、積層された半導体チップが得られる。
ここで、分離層2にシリコンなどの多孔質体からなる層を用いた場合には、陽極化成により形成された細孔が傾斜面に開口201を持つので、この開口201からエッチング液が多孔質体内に浸透し選択的にエッチングが進行する。こうして、チップの傾斜した端面112においては、分離層となる多孔質体が一部除去され凹部が形成されるので、そこに加圧された流体を付与すると流体の楔作用で、多孔質層内に多孔質層に沿って亀裂が生じ半導体基板1と半導体層3とが分離される。この際、チップを飛散させないためにパネルを接着したり、チップの形状に合わせたくぼみを形成したパネルを押し当てる等のチップ保持板を用いることが効果的である。水流を阻害しないようメッシュ状のチップ保持板であるとなお良い。
また、分離層が異なる孔密度を持つ複数の多孔質層からなる場合は、加圧された流体を付与すると、異なる孔密度の境界面で分離される。分離された半導体チップの裏面と基板表面には、夫々、多孔度の異なる多孔質層が残存し、それが保護層となって、流体分離中にクラックが素子、回路内へ進行、伝播するのを阻止することが可能となる。
シリコンなどの多孔質体は陽極化成によって、ウエハ全面に表面に垂直方向に電流を化成溶液中で流すことにより形成される。陽極化成を行う際には、P型又はN型の基板を用いるか、少なくとも陽極化成する領域がP型又はN型となるようにP型又はN型の不純物をドープしておくことが好ましい。本発明においては特にP型の基板を用いるか、少なくとも陽極化成する領域がP型となるようにP型の不純物をドープしておくことが好ましい。また、上記P型又はN型の領域抵抗率を調整して導電性を高め、必要に応じて多孔質層の一部を残存させて、チップ化した際に電磁波等のノイズに対するシールドとして機能させることもできる。その孔は表面から先端まで連続に連結され、その形成方向は電流の流通方向を一致する。即ち、多孔質層の孔はウエハ表面に垂直の方向に成長するため、細孔の成長方向には、著しいエッチング速度の増速現象が観察され、その加速されたエッチング速度はHF溶液を用いると孔の無い結晶シリコンに対して、十万倍に達することが、発明者等によって発見されている。
しかしながら、孔に垂直方向、即ち、ウエハの端面への方向には、孔壁が存在し、その孔壁は結晶シリコンで形成されているため、殆どエッチングが進行しない。つまり、このエッチング速度の著しい異方性は、分離層の端面を傾斜して一部の多孔質層の孔の先端を傾斜面に露出させることにより極めて重要な役割を果たす。流体を複数の多孔質層界面へ導入するためには、接着層に接合する界面を分離することを避け、そのトリガーを与える、導入空隙を形成することが最も効果的であることを見出した。よって、この流体の初期導入のための空隙形成に、傾斜面への多孔質層の選択的エッチングが有効である。
或いは、流体を用いなくとも傾斜面112にある多孔質体からなる分離層を横方向に選択的にエッチングして半導体層3と基板1とを分離してもよいが、長時間を必要として、選択性が低く、異方性が損なわれているため、同一の結晶シリコンで形成されている基板、デバイス活性層のエッチングが等方的に進行することになるため、加圧された流体を用いることが好ましい。。
以下、実施形態を参照して本発明の半導体装置の製造方法について説明する。
(実施形態1)
第1の半導体基板11としてバルクシリコンウエハ、エピタキシャルシリコンウエハのような半導体基板を用意する。そして、周知の製造プロセスにより半導体基板11の表面側に、複数の第1の集積回路17を作製する。ここで云う、第1の集積回路とは、後にチップ(ダイ)となる一つの集積回路部分である。例えば、CPUやDSPなどの論理ICである。また、はんだ、金、銅などからなる接合バッド16を形成する。こうして、図2(a)の符号10に示すような構造体が得られる。
一方、第2の半導体基板として、バルクシリコンウエハのような第2の半導体基板1に、多孔度が互いに異なる少なくとも2層の多孔質シリコンのような分離層2を形成し、分離層2上に複数、好ましくは3つ以上の第2の集積回路7を作製したウエハを用意する。ここで云う第2の集積回路とは、DRAMやフラッシュメモリなどの半導体メモリであり得る。半導体メモリであれば、第2の集積回路は、多数のメモリセルと、メモリセルを選択する選択回路、メモリセルから信号を読み出したり、メモリセルに信号を書き込むための信号処理回路等を含む。
また、MOSトランジスタのような能動素子及び多数のMOSトランジスタを接続する多層配線を形成した後、半導体層にスルーホールやビアホールと呼ばれる貫通孔を形成する。その貫通孔の内壁表面に絶縁膜を形成して絶縁性内壁表面とし、貫通孔内に導電体を充填して、貫通電極4を形成する(スルーシリコンビア技術)。この時、エッチング時間を調整して、溝の深さDtを半導体層3の厚さt3よりも小さくする。Dt<t3、つまり、溝4内の導電層の底が分離層2に到達しない程度に浅く形成する。半導体層3の厚さt3は1.0μm以上20μm以下、より好ましくは1.0μm以上10μm以下の範囲から選択しうる。例えば、CMOS回路を作製する場合には、1.0μm以上、2.0μm以下であり、メモリ構造を作製する場合には、種々の記憶電荷を保持する容量によって異なるが、1.0μm以上、10.0μm以下である。穴又は溝の深さDtは、半導体層3の厚さの半分以上であって、溝の下方に半導体層3の20分の1以下厚さの残留部を残すことが好ましいものである。つまり、t3/2≦Dt<t3/20×1を満足するように設計するとよい。導電体としては、スズ(Sn)、ニッケル(Ni)、銅(Cu)、金(Au)及びアルミニウム(Al)のうちのいずれか一つ、またはこれらのうちの少なくとも一つ以上で作製された合金で形成すると良い。
その後、はんだや金や銅からなる接合パッド6を形成する。図では判りやすいように、貫通電極や接合パッドの位置を集積回路のチップの内側に描いているが、通常、貫通電極や接合パッドは、集積回路のチップの周辺部分に複数設けられる。本発明において貫通電極とは、各チップの集積回路の配線と接続されており、チップ同士を積層した場合は、配線と電気的に接続できる機能を有するものを示す。具体的には、電源供給ライン、入出力ライン、クロック信号ライン、グランドラインになり得る。
そして、ダイシングソーを用いて、半導体層3の表面側から、ダイシングを行う。そして、隣接する集積回路7の間に溝9を彫っていき、第2の集積回路毎に分離独立させる。この時、ダイシングブレードを半導体層3の表面側から、半導体基板の表面に対して斜めに傾斜させた姿勢でダイシングを行う。ダイシングブレードの角度を変更してダイシングすれば、図2(a)の符号100に示す構造体が得られる。こうして、第2の集積回路7のチップサイズに対応したダイであって、端面112が傾斜したダイを複数得ることができる。このダイは、貼り合わせ面側に向かってチップサイズが小さくなるように、前記第2の半導体基板をダイシングして得られる。また、分離層2の端面は、曲面であってもよい。
複数の第1の集積回路17に接合パッドが形成された第1の半導体基板11の表面に、ダイシングされた第2の半導体基板1と、第1の半導体基板11とを、それぞれの接合パッドが形成された面同士を向かい合わせにする。
そして、間に接着剤18を介在させて、ダイシングされた半導体基板1と半導体基板11とを接着する。この時、フリップチップボンディングの要領にて接合パッド同士も接合させ、電気的に短絡しておく。
接着剤を用いる場合には、フリップチップボンディングした第1及び第2の半導体基板の周囲をディスペンサ等によりアクリル樹脂のような封止部材で一旦囲い、その封止部材の一部に開口を設けて硬化させておき、その開口から内部空間により粘性の低い接着剤を導入し、硬化させる。この接着剤の充填技術は液晶パネルの製造方法において用いられている、周知の液晶材料の充填する方法と同様である。本発明において用いることができる好ましい接着剤としては、低粘度、低不純物、高耐候性、低脱ガス、低収縮性、160℃における耐熱性、高接着力、低熱膨張率、高熱伝導率、高体積抵抗率を満たす接着剤を選択することが好ましい。これらの条件を満たす接着剤としては、例えば、アクリル系、メタクリル系(アクリレート系)、エポキシ系(酸無水物硬化剤)、ポリイミド系、ポリイミドアミド系(ポロイミド=ナイロン変性系)の接着剤を挙げることができる。そしてこれらの接着剤を接合表面(基板又はチップ表面)に塗布し、一定のタック性を残した状態で乾燥した後、所定の荷重をかけて、所定の温度で熱処理を行う。また、接着剤の代わりまたは接着剤に加えて、接着剤として機能するフィルム(ホットメルトシート)を用いて接着することも可能である。本発明においては例えば日立化成工業株式会社製のダイボンディングフィルム、FHシリーズ、DFシリーズ、HSシリーズ、アンダーフィル用フイルム、UFシリーズ等を使用することができる。
或いは、いずれか一方の半導体基板の表面における接合パッドの設けられていない領域に、接着性の粒子(接着ビーズ)を分散配置しておき、他方の半導体基板をフリップチップボンディングする際に、同時に接着ビーズを変形させて硬化してもよい。これらの方法により介在させた接着剤は、後に分離層2において半導体層3を分離する際に、接合パッドのみの接着力に頼らず、2つの半導体基板の接着強度を増すために用いられる。
また、貼りあわせの接着剤と導通の両方を兼ねるものとして、厚さ方向に対しては電気的に短絡して、横方向に対しては隣接する接合パッド間を絶縁する異方性導電フィルムやペーストを用いてもよい。
次に、隣接する第1の集積回路17の上にも、同様に、集積回路が形成され分離独立された半導体基板1を接合する。
図2の(b)には、一つの集積回路17と一つの集積回路7が形成された半導体層3とが貼り合わせ、その後、エッチング液に浸漬させた時の、貼り合わせ構造体の一部が示されている。
図2の(b)に示すように、2つの半導体基板1、11が接合された構造体の側面、具体的には第1の半導体基板と分離層と半導体層とからなるダイの傾斜した側面(ダイシング端面)において、分離層の露出部を部分的に除去する。
続いて、図1の(c)の矢印WJに示すように、研磨粒子を含まない(超音波やレーザ光も必須ではない)高圧の水流を吹き付ける。そして、分離層2において、半導体層3を第2の半導体基板1から剥離する。こうして、図1(d)に示すように、半導体基板1が除去され、集積回路7が作製された半導体層3が、第2の半導体基板1から第1の半導体基板11上に転写される。
分離方法は、上述したようないわゆるウオータージェット法に限らず、窒素等の高圧ガスを吹き付けるガスジェット法でもよく、要するに流体によって、自由に変形する楔の作用をもつ流体を吹き付ければよい。図に示すようにダイの端面は傾斜面になっているので、分離層としてシリコンの多孔質体を用いる場合には、分離層の露出した側面には多数の開口が存在するため、エッチングが選択的に進行する。第2の半導体基板を含むチップと第1の半導体基板との間には窪み(凹部)が形成されている。よって、この部分に楔を挿入することにより、2枚の半導体基板が互いに離れるような方向の力ベクトルを加えれば、両者は複数層の多孔度のことなる多孔質シリコン層界面に内在し、集中している歪みエネルギーの開放により、多孔質層界面に沿って分離される。
ここで、分離後の分離層2は、第1の半導体基板11の半導体層側、又は第2の半導体基板側、或いは両者の側に夫々、多孔度の異なる多孔質シリコン層が残留する。特に、分離層として多孔質体の多孔度が異なる少なくとも2つの多孔質層の積層体を用いれば、多孔質層の界面に近い部分であって、当該多孔質層の界面に沿って分離がなされ、残存する被分離物品の表面にクラックが伝播することを阻止する保護層として機能する。
これにより、残留多孔質層の厚さは、集積回路が作製される半導体基板表面部分の全体に亘って均一な厚さとなる。
エッチング液の例としては、フッ化水素と過酸化水素とを含む混合溶液、フッ化水素とフッ化アンモニウムと過酸化水素とを含む混合溶液が挙げられる。流体の楔作用を用いることなくエッチングのみで分離する手法を用いることもできる。この場合には、転写された半導体層3の露出面には図1(d)のような多孔質体からなる分離層は殆ど残留しないこともありうる。
分離層2が残留する場合には、必要に応じて、上述した混合溶液を用いてエッチング等により残留分離層を除去し、半導体層の裏面を露出させる。そして、貫通電極が露出するまで、半導体層の裏面をエッチングし、貫通電極を露出させた後、はんだや金などにより接合パッドを形成する。
こうして、図1(e)に示すように、大小2つのチップサイズの集積回路7、17が積層された積層チップが得られる。また、半導体基板11上では、不図示ではあるが隣接する領域にも同様の構造体が形成される。集積回路の積層数が2層でよい場合には、この構造体を垂直配置されたダイシングソーにより、隣接する集積回路間の領域に溝を形成して貼り合わせ構造体を切断し、各集積回路をチップ状に分離独立させるダイシングを行う。
こうして、少なくともチップサイズの小さい第1の集積回路7とチップサイズの大きい第2の集積回路17とを有する積層チップ、即ち3次元実装された半導体装置が製造できる。
(実施形態2)
本実施形態は、ダイの端面全部を傾斜面にするのではなく、少なくとも一つの端面を傾斜させ、そこに露出する分離層の露出部を部分的に除去した後、流体を吹き付けて分離を行う形態である。
図3(a)は分離方法を説明するための模式的断面を、図3(b)は分離された後の積層された半導体チップの模式的断面図である。
(実施形態3)
まず、前述した実施形態1において得られる図2(b)の構造体と同じ構造体を半導体基板11を共通にして、複数用意する。この様子を、図3に示す。
半導体基板11を回転させながら、流体噴射ノズル(噴射用開口)から加圧された流体をチップの傾斜面に向けて噴射する。このようにして、流体が噴出する開口と、貼り合わせ構造体とを相対的に移動させながら、流体を各チップの傾斜面に向けて噴射し、流体楔作用により、半導体基板11から、各ダイシングされた半導体基板1を次々と剥離していく。こうして、半導体基板11上には、互いに間隔をおいて複数の半導体層3(半導体チップ7)が転写されて残る。
更に、図4に示す構造体をダイシングソーにより、隣接する集積回路間の領域に溝を形成して貼り合わせ構造体を切断し、各集積回路をチップ状に分離独立させるダイシングを行う。この後、金属や、セラミックスや、金属配線が形成された絶縁性シートなどからなる実装基板上にダイシングされた積層チップは、ダイボンディングされ、パッケージ化される。
いずれも図も、縦方向を拡大して描いているが、実際には厚さ(図中縦方向の長さ)より、チップサイズ(図中横方向の長さ)の方がかなり大きい。
以上の実施形態において、第1の半導体基板11や、各半導体層3に作製される集積回路7、17は、同一の回路でもよく、別の回路でもよい。より好ましくは集積回路17を相対的に回路規模の大きな別の回路とする。集積回路7としては、DRAMのような記憶保持動作が必要な半導体メモリや、フラッシュメモリと称されるEEPROM、MRAM等の不揮発性半導体メモリが好ましく用いられる。また、積層数も、図示した2層に限らす、8層以上、より好ましくは12層以上であり得る。一方、集積回路17は、集積回路7又は27より回路規模の大きな上述した論理ICであることが好ましいものである。
更に、半導体基板11を薄層化することもできる。
(実施形態4)
本実施形態では、本発明の半導体装置の製造方法により得られた積層チップについて説明する。図5は、そのうち、チップサイズの小さい3つの集積回路が積層された部分の断面を示している。図5の下方には、不図示のチップサイズの大きな集積回路チップがあり、それに図5に示す構造体が積層されたものが、本実施形態の積層チップである。
半導体メモリなどの小チップサイズの集積回路7が作製された半導体層3には、貫通電極4と接合パッドとしてのはんだバンプ8が形成されている。その上には、同じ半導体メモリからなる集積回路27が作製された半導体層23が積層され、半導体層23には、貫通電極24と接合パッドとしてのはんだバンプ28が形成されている。
更にその上に、半導体メモリからなる集積回路37が作製された半導体層33が積層されている。ここで、一番上の半導体層33においては、分離層32を除去することなく、半導体層33上に残している。
貫通電極34は、下方の貫通電極24、4上に積層されるように配置され、互いに導通をとるように短絡している。それぞれの半導体層3、23、33の部分では、貫通孔内壁が絶縁膜で形成されているので、各半導体層と貫通孔内部でショートすることはない。一方、残留させた多孔質体からなる分離層32は、高濃度のほう素を含むシリコンからなる低抵抗層であるため、分離層と貫通電極34とを互いに短絡させることにより、分離層として用いた多孔質体からなる低抵抗層32を、電気シールド層として利用することにより、積層チップの誤動作や静電破壊等を防止することができる。貫通電極34とそれに繋がる貫通電極4、24は、各半導体層のP型ボディ部分を相互に電気的に短絡させるボディコンタクトである。このボディコンタクトは、pMOSトランジスタのN型半導体ウエルが形成されるところのP型のボディ部分(分離された半導体層の共通部分)を、不図示の配線層を通じて電気的に互いに短絡させるとともに、接地される。この多孔質体からなる層32に代えて、高濃度ドープのP+半導体層又は金属層を設けることもできる。
(実施形態5)
図6に本実施形態による第2の半導体基板を示す。ここには、実施形態1と同様に分離層、半導体層、集積回路、貫通電極、接合パッドが形成されている。実施形態1と異なる点は、ダイシングの角度である。集積回路が形成されていない半導体基板1の裏面側からダイシングブレードで溝9を形成し、ダイの端面を斜めカットすることにより、各集積回路チップに分離独立させる。ダイシングブレードの角度を変更してダイシングすれば、図6に示す構造体が得られる。こうして、第2の集積回路7のチップサイズに対応したダイであって、端面112が傾斜したダイを複数得ることができる。このダイは、貼り合わせ面側に向かってチップサイズが大きくなるように、前記第2の半導体基板をダイシングして得られる。
その後の、半導体装置の製造工程は、実施形態1などと同様である。ダイに対するダイシング端面の向きが実施形態1の場合と異なる。しかしながら、この場合も、分離層となる多孔質体の細孔が分離層のダイシング端面において開口しているので、そこからエッチング液が分離層に浸透し、分離層の少なくとも一部を除去することができる。
(実施形態6)
中央演算装置の機能を有する集積回路(CPU)を第1の半導体基板上に作製する。他のウエハ上に、最中密に配置してチップ取れ数が最大になるよう配置して、記憶装置の機能を有する集積回路(DRAM)を第2の半導体基板上に作製する。更に他の記憶装置(SRAM)をチップ取れ数が最大になるよう配置して第3の半導体基板上に作成する。更に又、別の記憶装置(FLASH MEMORY)を取れ数が最大になるよう配置して第4の半導体基板上に作成する。各記憶装置の回路チップのサイズは第1の半導体基板上に作製された演算装置の回路チップよりも小型に作製できる。
又、第2から4の半導体基板上には、陽極化成によって二種類の多孔度を有する多孔質シリコン層が複数形成され、更にこの上部に孔の無い、シリコン単結晶層がエピタキシャル成長によって形成されている。各記憶装置回路素子はこのエピタキシャル層に製造、集積されている。これらの小型の記憶装置回路チップをシリコンウエハからダイサーによって切り出す。この際、チップの四辺のうち、少なくとも一辺が傾斜するように裁断し、フリップボンダーによって第1の演算装置チップの表面側に接着層を介して配置、接着され、圧着によって、電極どうしの接続が形成される。接着層は有機絶縁物を溶液に溶かしたもので、スピンコートによって塗布し、揮発性の溶媒を低温の熱処理によって除去する。
この時点で有機絶縁層の表面には、若干の初期粘着性(タック性)が加水分解性基(アルコキシ基、シラノール基など)の作用によって発現する。この状態で分断された個別のチップを回路表面を下方に配置して設置、圧着し、加熱によって、有機絶縁層は固相へ移行して、チップは強固に接合される。第1の半導体基板はそのままの形状のまま、傾斜断面を有する切断チップの側面に表出する多孔質シリコンの孔の開口部をフッ酸と過酸化水素水の混合液を用いて、一ミリメートル以下の多孔質シリコン層を面内方向へ、選択的にエッチング除去する。この凹部に二層の多孔質シリコン層の界面が位置し、そこに歪みエネルギーが内在、蓄積されている。その部位を流体を照射することにより、流体楔が凹部から導かれて、二層の多孔質シリコン層の界面から剥離が開始され、短時間にチップ全体の基板部分が分離、除去される。分離面には、多孔質シリコン層が表面を被覆して水流などの機械的ダメージやクラックの伝播を阻止する。
表面の多孔質層を選択エッチングで除去して、パッシベーションを施して、第1の半導体基板をダイシングして、複数のメモリーとロジックが三次元集積された高密度、高速の半導体回路チップが完成する。
1 第2の半導体基板
2 分離層
3 半導体層
7 第2の集積回路
11 第1の半導体基板
17 第2の集積回路
112 傾斜面

Claims (5)

  1. 第1の半導体基板の表面側に複数の第1の集積回路を作製する工程と、
    第2の半導体基板に設けられた分離層上に形成された半導体層に、前記第1の集積回路よりチップサイズが小さい第2の集積回路を複数作製する工程と、
    前記分離層の端面が傾斜面となるように、少なくとも前記半導体層を前記第2の集積回路毎に分離独立させる分離独立工程と、
    前記第1の半導体基板と前記第2の半導体基板とを、前記第1の集積回路の表面側に形成された接合パッドと前記第2の集積回路の表面側に形成された接合パッドとが接合するように貼り合わせ、貼り合わせ構造体を得る工程と、
    前記貼り合わせ構造体を前記分離層に沿って分離することにより、前記第2の集積回路が作製された半導体層が移設された前記第1の半導体基板を得る工程と、
    前記複数の第2の集積回路が移設された前記第1の半導体基板をダイシングして、前記第1の集積回路と前記第2の集積回路とを有する積層チップを得る工程と、を含み、
    前記分離層は、前記第2の半導体基板の表面に垂直な方向に成長した孔からなる多孔質層であって、
    前記傾斜面は、前記第2の半導体基板の表面に対して45度以上80度以下の角度の面であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記分離独立工程は、前記第2の半導体基板をダイシングし、前記第2の半導体基板と前記分離層と前記半導体層とからなるダイシング端面を傾斜させる工程を含む請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記ダイシング端面にある前記分離層の少なくとも一部を除去した後、加圧された流体を付与して、前記半導体層を分離する請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記ダイシング端面に露出した前記分離層の少なくとも一部をエッチングで除去して、前記半導体層を分離する請求項2又は3のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記分離層は異なる孔密度を持つ複数の多孔質シリコンで形成され、前記流体を付与することにより、前記異なる孔密度の境界面で分離する請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
JP2009092315A 2009-04-06 2009-04-06 半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP5550252B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009092315A JP5550252B2 (ja) 2009-04-06 2009-04-06 半導体装置の製造方法
TW099108500A TWI415222B (zh) 2009-04-06 2010-03-23 半導體裝置及其製造方法
PCT/JP2010/002242 WO2010116662A1 (en) 2009-04-06 2010-03-29 Semiconductor device and method for manufacturing semiconductor device
US13/262,912 US20120038039A1 (en) 2009-04-06 2010-03-29 Semiconductor device and method for manufacturing semiconductor device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009092315A JP5550252B2 (ja) 2009-04-06 2009-04-06 半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010245286A JP2010245286A (ja) 2010-10-28
JP5550252B2 true JP5550252B2 (ja) 2014-07-16

Family

ID=43097981

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009092315A Expired - Fee Related JP5550252B2 (ja) 2009-04-06 2009-04-06 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5550252B2 (ja)

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2605968B2 (ja) * 1993-04-06 1997-04-30 日本電気株式会社 半導体集積回路およびその形成方法
DE19840421C2 (de) * 1998-06-22 2000-05-31 Fraunhofer Ges Forschung Verfahren zur Fertigung von dünnen Substratschichten und eine dafür geeignete Substratanordnung
JP2000114190A (ja) * 1998-10-08 2000-04-21 Sony Corp 気相成長方法および半導体装置の製造方法
JP2004179649A (ja) * 2002-11-12 2004-06-24 Sony Corp 超薄型半導体装置の製造方法および製造装置
JP2006019381A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Toagosei Co Ltd Izo膜のウエットエッチング方法
JP4424351B2 (ja) * 2004-09-08 2010-03-03 パナソニック株式会社 立体的電子回路装置の製造方法
JP2006108254A (ja) * 2004-10-01 2006-04-20 Sharp Corp 半導体チップの製造方法および半導体装置の製造方法
US7378331B2 (en) * 2004-12-29 2008-05-27 Intel Corporation Methods of vertically stacking wafers using porous silicon
JP2007096090A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Sanyo Electric Co Ltd 半導体発光素子及び半導体発光素子の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010245286A (ja) 2010-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110970407B (zh) 集成电路封装件和方法
TWI838146B (zh) 用於異質封裝整合的重構基板結構與製造方法
US8647923B2 (en) Method of manufacturing semiconductor device
KR100621438B1 (ko) 감광성 폴리머를 이용한 적층 칩 패키지 및 그의 제조 방법
US9472518B2 (en) Semiconductor structures including carrier wafers and methods of using such semiconductor structures
KR20160059738A (ko) 프리패키지 및 이를 사용한 반도체 패키지의 제조 방법
TWI509713B (zh) 形成結合的半導體結構之方法及用該方法所形成之半導體結構
US11855067B2 (en) Integrated circuit package and method
US9508702B2 (en) 3D device packaging using through-substrate posts
TWI567894B (zh) 晶片封裝
JP5409084B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP6341554B2 (ja) 半導体装置の製造方法
CN110854093A (zh) 一种三维叠层封装结构及其制造方法
JP5528000B2 (ja) 半導体装置の製造方法
TWI415222B (zh) 半導體裝置及其製造方法
JP5489512B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP5550252B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP5527999B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US11189609B2 (en) Methods for reducing heat transfer in semiconductor assemblies, and associated systems and devices
CN111115549B (zh) 低温封装结构及方法
JP2004207291A (ja) 半導体装置及びその製造方法、回路基板並びに電子機器
TW202427716A (zh) 用於異質封裝整合的重構基板結構與製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130917

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131118

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140317

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20140324

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140422

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140520

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees