JP5548491B2 - パレット搬送装置及びパレット搬送方法 - Google Patents

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本発明は、ワークを載せる1又は2以上のパレットを搬送するパレット搬送装置及びパレット搬送方法に関する。更に詳しくは、パレットの搬送距離を容易に延長し得るパレット搬送装置及びパレット搬送方法に関するものである。
従来、製造ラインにおいて、ワークを搬送する装置として、そのワークをコンベアにて搬送し、搬送先の工作機がワークに対して所定の加工を行うベルトコンベアが知られている。しかしながら、このような従来のベルトコンベアにあっては、例えばステータ等の重量の大きいワークをコンベアに載せて搬送する場合、ワークを停止させた際にワークに働く慣性力が大きいため、搬送速度を高めることが難しく、ストッパーを介して正確に位置決めすることが難しいという不具合があった。
このような不具合を解消するために、本出願人は工作機に対してワークを載せる複数のパレットを四角形の軌道で搬送するパレット搬送装置を提案した(例えば、特許文献1参照。)。この搬送装置では、互いに平行に延びる奥側パレットレールと手前側パレットレールと、奥側パレットレールと手前側パレットレールの各両端部に対峙する二位置間をそれぞれ移動してそれら各端部に対して接続可能とする左パレットレールと右パレットレールと、複数のパレットを奥側パレットレール又は手前側パレットレールに沿って進退させる左パレット送り機構と右パレット送り機構とを備える。そして、複数のパレットを左パレット送り機構と右パレット送り機構の間に挟持して搬送するようにしている。このように、複数のパレットを左パレット送り機構と右パレット送り機構の間に挟持して搬送することにより、ワークの搬送速度と位置決め精度を高めることが期待できるものである。
特開2007−21629号公報
しかし、上記パレット搬送装置では、複数のパレットを左パレット送り機構と右パレット送り機構の間に挟持して搬送するので、挟持される複数のパレットにおけるパレット間のピッチがそのパレットの搬送方向の全長に限定され、そのピッチを変更したい場合には複数のパレットの全てをその全長が異なる別のパレットに交換しなければならず、そのピッチの変更に関して柔軟性に欠けるという未だ解決すべき課題が残存していた。
この場合、複数のパレットを挟持することなく、パレットレールに搭載された各パレットの移動を独立させてベルト等により行うことも考えられるけれども、ベルト等の長さには限界があり比較的長い距離そのパレットを搬送することができなかった。この点を解消して搬送距離を伸ばすためには、複数の搬送装置を直列に接続することも考えられる。しかし、搬送装置にはパレットを搬送するための駆動手段を備えているので、複数の搬送装置を連結することは、連結した搬送装置のそれぞれの駆動手段を制御する必要が生じ、その連結及び制御が比較的煩雑になって、ワークの加工費用を押し上げる不具合があった。
本発明の目的は、搬送ピッチを容易に変更し得るとともに、駆動手段を増加させることなく搬送経路を容易に延長し得る比較的安価なパレット搬送装置を提供することにある。
本発明のパレット搬送装置は、パレットを長手方向に沿って移動可能に搭載するパレットレールと、パレットレールの長手方向に所定の間隔を空けて設けられた少なくとも1つの回転プーリと、パレットが係止可能に構成されパレットレールの長手方向に回転プーリを介して順次連結して設けられた複数の循環ベルトと、回転プーリの内の少なくとも1つの回転プーリを回転可能に構成された駆動手段とを備える。
この場合、循環ベルトに幅方向に延びてパレットが係止可能な凹凸を長手方向に所定のピッチで交互に連続して形成し、パレットレールの長手方向から循環ベルトを回転プーリに押し付けて掛け回すとともに循環ベルトをパレットレールのパレットが搭載する側に延設するアイドルプーリを設け、アイドルプーリをパレットレールの長手方向に移動させて循環ベルトの長手方向における凹凸の位置を調整する位置調整機構を備えることが好ましい。
本発明のパレット搬送方法は、パレットレールに搭載されたパレットが係止する循環ベルトを循環させてパレットをパレットレールの長手方向に移動させるパレット搬送方法である。
その特徴ある点は、複数の循環ベルトを回転プーリを介してパレットレールの長手方向に順次連結し、回転プーリの内の少なくとも1つの回転プーリを回転させて回転プーリを介して連結された複数の循環ベルトの全てを循環させるところにある。
本発明のパレット搬送装置では、パレットを無端で設けられて循環するベルトに係止することにより、パレットレールに沿ってそのパレットを搬送することができる。このため、パレットのベルトに係止する位置を変化させることにより、パレット間の搬送ピッチをパレット自体を変更することなく変更することができる。
また、回転プーリを介してパレットレールの長手方向に順次連結される循環ベルトの数を増加させることにより、パレットの搬送経路を延長することができる。そして、駆動手段により1つの回転プーリを回転させることにより、回転プーリを介して連結された複数の循環ベルトの全てが循環することになるので、駆動手段を増加させることなくパレットの搬送経路を容易に延長することができる。
そして、循環ベルトとして凹凸が長手方向に所定のピッチで交互に連続する歯付きベルトを用いると、その循環ベルトの連結箇所における凹凸は所定のピッチで交互に連続するものとなっていなければならないけれども、連結箇所における回転プーリに循環ベルトを掛け回すアイドルプーリが位置調整可能に構成されていれば、そのアイドルプーリの位置を調整することにより連結箇所における循環ベルトの凹凸を所定のピッチで交互に連続するものとすることができる。
本発明実施形態のパレット搬送装置を示す正面図である。 そのパレット搬送装置の連結部分の拡大図である。 図1のA−A線拡大断面図である。
次に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3に示すように、本発明におけるパレット搬送装置10は、複数のパレット11を搬送するものであり、パレット11を長手方向に沿って移動可能に搭載するパレットレール22,42を備える。この実施の形態におけるパレット搬送装置10は、駆動手段を備える駆動パレット搬送装置21と、それに連結台62を介して連結された従動パレット搬送装置41とを備えるものを例示する。このため、この実施の形態におけるパレット搬送装置10は、駆動パレット搬送装置21における駆動パレットレール22とそれに連結台62を介して連結された従動パレット搬送装置41における従動パレットレール42とを備える。駆動パレットレール22と従動パレットレール42は同一構造であり、駆動パレットレール22を代表して説明すると、図3に示すように、これらのパレットレール22は、パレット11を長手方向に沿って移動可能に搭載するものであり、これらのパレットレール22は、図示しない架台上に直接固定されて設けられた支持板22aと、その支持板22aの上縁にねじ止めにより固定された市販の直線運動ガイドレール22bを備える。
一方、これらのパレットレール22に搭載されるパレット11は、直線運動ガイドレール22bを跨いでその直線運動ガイドレール22b上を移動可能に構成された直線運動ブロック11aと、そのブロック11aにねじ止めされた台座11bと、その台座11bの下側のパレットレール22を挟む両側に設けられた係止部材12とを有する。この直線運動ブロック11aは直線運動ガイドレール22bと対に販売される市販のものであって、図示しないローラリテーナを備えるものが好ましい。このローラリテーナを備える直線運動ブロック11aを用いることにより、パレットレール22の幅方向の移動を禁止しつつパレット11がパレットレール22上を移動する抵抗を著しく軽減することができる。これによりパレット11はパレットレール22に移動可能に搭載される。そして、パレット11における台座11bは、その上部中央部に図示しないワークを収めるワーク支持部が形成される。なお、係止部材12の詳細は後述する。
図1に戻って、本発明のパレット搬送装置10は、前述したパレットレール22,42の長手方向に所定の間隔を空けて設けられた少なくとも1つの回転プーリ27,47,61と、その回転プーリ27,47,61を介して順次連結して設けられた複数の循環ベルト23,24,43,44とを備える。駆動パレット搬送装置21と従動パレット搬送装置41とを備えるこの実施の形態におけるパレット搬送装置10では、3つの回転プーリ27,47,61が設けられ、その内の一つの回転プーリ27が駆動パレットレール22における支持板22aの長手方向の略中央又はその附近に設けられ、その内の一つの回転プーリ47が従動パレットレール42における支持板42aの長手方向の略中央又はその附近に設けられ、残余の回転プーリ61は連結台62に設けられるものとする。また、複数の循環ベルトは、駆動パレット搬送装置21に設けられる一対の駆動循環ベルト23,24と、従動パレット搬送装置41に設けられる一対の従動循環ベルト43,44とから成る。
また、このパレット搬送装置10には、パレットレール22,42の長手方向から循環ベルト23,24,43,44を回転プーリ27,47,61に押し付けて掛け回すとともに、それらの循環ベルト23,24,43,44をパレットレール22,42のパレット11が搭載する側に延設するアイドルプーリ31〜34,51〜54が設けられる。駆動パレット搬送装置21では、そこに設けられた回転プーリ27に掛け回す駆動循環ベルト23,24が一対であるため、その一対の駆動循環ベルト23,24を駆動パレットレール22のパレット11が搭載する側に延設する為に、アイドルプーリ31〜34は駆動パレットレール22の長手方向の両端と、そこに設けられた回転プーリ27の両側にそれぞれ設けられる。
回転プーリ27の両側に設けられたアイドルプーリ32,33は、一対の駆動循環ベルト23,24を駆動パレットレール22における長手方向の両側から回転プーリ27に押し付けて掛け回すように構成される。また、駆動パレットレール22における支持板22aの長手方向の両側に設けられたアイドルプーリ31,34は、一対の駆動循環ベルト23,24を駆動パレットレール22に沿わせて駆動パレットレール22の端部にまで案内し、支持板22aの中央の回転プーリ27に掛け回された一対の駆動循環ベルト23,24を支持板22aの両側に引き延ばし、その引き延ばされた各端部を駆動パレットレール22の長手方向における両端部で支持するように構成される。
一方、従動パレット搬送装置41においても、そこに設けられた回転プーリ47に掛け回す従動循環ベルト43,44が一対であるため、その一対の従動循環ベルト43,44を従動パレットレール42のパレット11が搭載する側に延設する為に、アイドルプーリ51〜54は従動パレットレール42の長手方向の両端と、そこに設けられた回転プーリ47の両側にそれぞれ設けられる。そして、回転プーリ47の両側に設けられたアイドルプーリ52,53は、一対の従動循環ベルト43,44を従動パレットレール42における長手方向の両側から回転プーリ47に押し付けて掛け回すように構成される。
また、従動パレットレール42における支持板42aの長手方向の両側に設けられたアイドルプーリ51,54は、一対の従動循環ベルト43,44を従動パレットレール42に沿わせて従動パレットレール42の端部にまで案内し、支持板42aの中央の回転プーリ47に掛け回された一対の従動循環ベルト43,44を支持板42aの両側に引き延ばし、その引き延ばされた各端部を従動パレットレール42の長手方向における両端部で支持するように構成される。
また、このパレット搬送装置10には、パレットレール22,42の長手方向から循環ベルト23,24,43,44を回転プーリ27,47,61に押し付けて掛け回すとともに、それらの循環ベルト23,24,43,44を引っ張って所定の張力を与える補助プーリ36〜39,56〜59が設けられる。駆動パレット搬送装置21では、そこに設けられた回転プーリ27に掛け回す駆動循環ベルト23,24が一対であるため、その一対の駆動循環ベルト23,24を駆動パレットレール22における長手方向の両側から回転プーリ27に押し付けて掛け回す為に、補助プーリ36〜39は駆動パレットレール22の長手方向の両端と、そこに設けられた回転プーリ27の両側にそれぞれ設けられる。そして、回転プーリ27の両側に設けられた補助プーリ37,38は、一対の駆動循環ベルト23,24を駆動パレットレール22における長手方向の両側から回転プーリ27に押し付けて掛け回すように構成される。
一方、従動パレット搬送装置41においても、そこに設けられた回転プーリ47に掛け回す従動循環ベルト43,44が一対であるため、その一対の従動循環ベルト43,44を従動パレットレール42における長手方向の両側から回転プーリ47に押し付けて掛け回す為に、補助プーリ56〜59は従動パレットレール42の長手方向の両端と、そこに設けられた回転プーリ47の両側にそれぞれ設けられる。そして、回転プーリ47の両側に設けられた補助プーリ52,53は、一対の従動循環ベルト43,44を従動パレットレール42における長手方向の両側から回転プーリ47に押し付けて掛け回すように構成される。
ここで、駆動パレット搬送装置21における回転プーリ27の両側に設けられたアイドルプーリ32,33及び補助プーリ37,38は、駆動パレットレール22の長手方向に直交する方向に離間して設けられ、そこに掛け回された駆動循環ベルト23,24を回転プーリ27に両側から押し付けて掛け回すように構成される。また、駆動パレットレール22の長手方向の両端に設けられたアイドルプーリ31,34及び補助プーリ36,39は、その端部において長手方向に直交する方向に離間して設けられ、掛け回された駆動循環ベルト23,24の一部を駆動パレットレール22の長手方向に直交する方向に掛け渡すように構成される。これにより、回転プーリ27に両側から押し付けられて掛け回された一対の駆動循環ベルト23,24は駆動パレットレール22の長手方向に連続し、図1の実線矢印で示すように、その双方が同期して同方向に循環するように構成される。
また、従動パレット搬送装置41における回転プーリ47の両側に設けられたアイドルプーリ52,53及び補助プーリ57,58にあっても、従動パレットレール42の長手方向に直交する方向に離間して設けられ、そこに掛け回された従動循環ベルト43,44を回転プーリ47に両側から押し付けて掛け回すように構成される。また、従動パレットレール42の長手方向の両端に設けられたアイドルプーリ51,54及び補助プーリ56,59にあっても、その端部において長手方向に直交する方向に離間して設けられ、掛け回された従動循環ベルト43,44の一部を従動パレットレール42の長手方向に直交する方向に掛け渡すように構成される。これにより、回転プーリ47に両側から押し付けられて掛け回された一対の従動循環ベルト43,44は従動パレットレール42の長手方向に連続し、図1の実線矢印で示すように、その双方が同期して同方向に循環するように構成される。
残余の回転プーリ61は、上述した駆動パレット搬送装置21の回転プーリ27及び従動パレット搬送装置41の回転プーリ47と同一構造のものであり、図2に示すように、この回転プーリ61は方形状の破線で示す連結台62に空転可能に枢支される。駆動パレット搬送装置21における駆動パレットレール22のアイドルプーリ31,34及び補助プーリ36,39が設けられた両端部には、その連結台62を装着可能な凹部22cがそれぞれ形成され、従動パレット搬送装置41における従動パレットレール42のアイドルプーリ51,54及び補助プーリ56,59が設けられた両端部にも、その連結台62を装着可能な凹部42cがそれぞれ形成される。そして、図2の実線矢印で示すように、その連結台62を駆動パレットレール22と従動パレットレール42とにより挟み込み、その連結台62をそれぞれの凹部22c,42cに装着することにより、図1に示すように、駆動パレットレール22と従動パレットレール42を連結するように構成される。
このように、連結台62により駆動パレットレール22と従動パレットレール42を連結すると、駆動アイドルプーリ34と駆動補助プーリ39の間に掛け渡された駆動循環ベルト24と、従動アイドルプーリ51と従動補助プーリ56の間に掛け渡された従動循環ベルト43により、連結台62に枢支された回転プーリ61を挟むように構成される。これにより、連結台62に枢支された回転プーリ61は、その両側から駆動循環ベルト24と従動循環ベルト43が押し付けられて掛け回されることになり、その駆動循環ベルト24と従動循環ベルト43は双方のパレットレール22,42の長手方向に連続して設けられる。そして、この回転プーリ61は、上述した回転プーリ27,47と同一構造のものであるので、図1の実線矢印で示すように、駆動循環ベルト24の循環により回転して従動循環ベルト43を更に循環させることになり、循環ベルト23,24,43,44の全てを同期して同方向に循環させるものとなる。
更に、本発明のパレット搬送装置10は、回転プーリ27,47,61の内の少なくとも1つの回転プーリ27を回転可能に構成された駆動手段26を備える。この実施の形態における駆動手段はサーボモータ26であり、駆動パレットレール22の支持板22aに設けられ、その回転軸に駆動パレット搬送装置21における回転プーリ27が取付けられる。そして図示しないコントローラからの指令によりサーボモータ26が駆動すると、回転プーリ27が取付けられた回転軸がその回転プーリ27とともに回転し、回転プーリ27に掛け回された一対の駆動循環ベルト23,24を図1の実線矢印で示すように循環可能に構成される。なお、図では駆動手段としてサーボモータ26を用いる場合を例示するけれども、サーボモータに代えて、エア又は油圧シリンダ等を駆動手段26として用いても良い。
駆動及び従動循環ベルト23,24,43,44は同一構造のいわゆる歯付きベルトである。図1の拡大図に示す循環ベルト24,43を代表して説明すると、これらの歯付きベルトは、幅方向に延びる凹凸24a,24b,43a,43bが長手方向に交互に連続して形成され、その凹凸24a,24b,43a,43bに係合可能な被凹凸12a,12bがパレット11における係止部材12に形成される。図3に示すように、この係止部材12は台座11bの下側の駆動パレットレール22を挟む両側にそれぞれ設けられるものであって、この両側に設けられた係止部材12に循環ベルト23,24,43,44である歯付きベルトに係合可能な被凹凸部12a,12bがそれぞれ形成される。パレット11の両側に設けられた係止部材12に被凹凸部12a,12bをそれぞれ形成するのは、このパレット11の図3における左右を反対にして搭載した場合にも、このパレット11を循環ベルト23,24,43,44に係合させるためである。
図1の拡大図に戻って、係止部材12は、長手方向に連続して形成された被凹凸部12a,12bが駆動循環ベルト24と従動循環ベルト43の双方における凹凸24a,24b,43a,43bに同時に係合可能な長さを有し、パレット11における被凹凸12a,12bがそれらの凹凸24a,24b,43a,43bに係合すると、それらの循環ベルト24,43と独立したパレット11の長手方向の移動を禁止するように構成される。このように歯付きベルトである循環ベルト24,43は、パレットレール22,42に搭載されたパレット11が係止可能に構成され、パレット11が係止された循環ベルト23,24,43,44を循環させると、パレット11がそれらの循環ベルト23,24,43,44とともに移動し、循環ベルト23,24,43,44が沿うパレットレール22,42に沿ってそのパレット11を搬送可能に構成される。
駆動パレット搬送装置21における4つのアイドルプーリ31〜34及び4つの補助プーリ36〜39、並びに従動パレット搬送装置41における4つのアイドルプーリ51〜54及び4つの補助プーリ56〜59は、位置調整機構40を介してそれぞれのパレットレール22,42における支持板22a,42aにそれぞれ取付けられる。この位置調整機構40は、図1の拡大図に示すように、それぞれの支持板22a,42aに長手方向に延びて設けられた小レール40aと、その小レール40aに移動可能に設けられた枢支台40bと、支持板22a,42aに取付けられた支持台40cと、その支持台40cに設けられ枢支台40bを小レール40aに沿って移動させるネジ部材40dとを備える。それぞれのプーリ34,51は位置調整機構40における枢支台40bに枢支され、その枢支台40bをネジ部材40dにより移動させてその位置を長手方向において調整することにより、それら全てのプーリ34,51の位置をパレットレール22,42の長手方向に調整可能に構成される。
ここで、図1における符号63は、その駆動及び従動循環ベルト24,43が撓むことを防止する為にそれぞれのパレットレール22,42に設けられた支持部材63であって、その駆動及び従動循環ベルト24,43が撓むことに起因するそれらの循環ベルト23,43における凹凸23a,23b,43a,43bとパレット11における被凹凸12a,12bとの係合が解除されることを防止するものである。
このような構成のパレット搬送装置10では、例えば、駆動パレットレール22に搭載されたパレット11は、それらのパレット11に設けられた被凹凸部12a,12bが駆動パレットレール22に沿って設けられた駆動循環ベルト23,24の凹凸24a,24bに係合する。このようにパレット11が係止した駆動循環ベルト23,24を駆動手段であるサーボモータ26を駆動して循環させることにより、駆動パレットレール22に沿ってそれらのパレット11を搬送することができる。パレット11が搬送されて駆動パレットレール22の端部にまで達すると、パレット11が係止され駆動パレットレール22に沿って長手方向に延びていた駆動循環ベルト24は駆動アイドルプーリ34によりその方向を下方に転換する。すると、パレット11と駆動循環ベルト24の係合は外れ、そのパレット11は駆動パレットレール22から従動パレットレール42に移る。そして、従動パレットレール42に移動したパレット11は従動パレットレール42に沿って設けられた従動循環ベルト43に新たに係止され、その従動循環ベルト43が循環することにより従動パレットレール42に沿って更に搬送される。よって、駆動パレット搬送装置21に従動パレット搬送装置41を連結して、回転プーリ27,47,61により連結されて搬送方向に延びる循環ベルト23,24,43,44の数を増加させることにより、パレット11の搬送経路を容易に延長することができる。
また、本発明のパレット搬送装置10では、各パレット11はパレットレール22,42に搭載された状態で移動するため、重量の大きいワークであっても、高速で搬送することができ、所定位置に停止することが可能であり、生産性を高められる。そして、各パレット11は各パレットレール22,42に沿って設けられた循環ベルト23,24,43,44に係止するので、それらの循環ベルト23,24,43,44を正確に循環制御することにより、パレット11の位置決めを高精度で行うことが可能となる。そして、パレット11の循環ベルト23,24,43,44に係合する位置を変化させることにより、パレット11自体を変更することなく速やかに各パレット11間におけるピッチを変更することができる。
また、駆動手段26により循環する駆動循環ベルト24は、その駆動循環ベルト24のアイドルプーリ34及び補助プーリ39の間に掛け渡された一部が掛け回された回転プーリ61を回転させる。そして、従動パレット搬送装置41におけるアイドルプーリ51及び補助プーリ56の間に掛け渡された従動循環ベルト43の一部もその回転する回転プーリ61に掛け回されているので、回転する回転プーリ61はその従動循環ベルト43を更に循環させることになる。従って、駆動手段であるサーボモータ26は、1つの回転プーリ27を回転させることにより、複数の回転プーリ27,47,61を介して連結された複数の循環ベルト23,24,43,44の全てを循環させることができる。よって、従動パレット搬送装置41に駆動手段を備えなくてもその従動パレット搬送装置41における従動循環ベルト43,44を駆動パレット搬送装置21における駆動循環ベルト23,24と同期して循環させることが可能となり、本発明のパレット搬送装置10では、駆動手段を増加させることなく搬送経路を容易に延長することができる。
ここで、そのパレット11が駆動パレットレール22から従動パレットレール42に移動するためには、図1の拡大図に示すように、パレット11と駆動循環ベルト24の係止状態を解消するとともに従動循環ベルト43にそのパレット11を新たに係止させることが必要である。してみると、駆動及び従動循環ベルト24,43としてパレット11が係止可能な凹凸24a,24b,43a,43bが長手方向に所定のピッチで交互に連続する歯付きベルトを用いると、その凹凸24a,24b,43a,43bに係合可能な被凹凸12a,12bをパレット11に形成することにより、比較的容易にパレット11と駆動循環ベルト24の係止状態を解消するとともに従動循環ベルト43にそのパレット11を新たに係止させることができる。ここで、パレット11が駆動パレットレール22から従動パレットレール42に移動するためには、その駆動及び従動循環ベルト24,43の凹凸24a,24b,43a,43bは所定のピッチで交互に連続するものとなっていなければならない。
本発明のパレット搬送装置10では、駆動パレット搬送装置21における4つのアイドルプーリ31〜34及び従動パレット搬送装置41における4つのアイドルプーリ51〜54は、それぞれが位置調整機構40を介して駆動及び従動パレットレール22,42の長手方向にそれぞれ位置調整可能に取付けられているので、駆動パレット搬送装置21に従動パレット搬送装置41を連結する際に、駆動循環ベルト24の凹凸24a,24bが従動循環ベルト43の凹凸43a,43bと所定のピッチで交互に連続するようなものでない場合には、この位置調整機構40により駆動及び従動アイドルプーリ34,51のいずれか一方又は双方の位置を調整することにより、連結箇所である駆動循環ベルト24の凹凸24a,24bを従動循環ベルト43の凹凸43a,43bと所定のピッチで交互に連続するものとすることができる。よって、パレット11を駆動パレットレール22から従動パレットレール42に確実に移動させることができる。
また、本発明のパレット搬送装置10では、駆動パレット搬送装置21における4つの補助プーリ36〜39及び従動パレット搬送装置41における4つの補助プーリ56〜59も、それぞれが位置調整機構40を介して駆動及び従動パレットレール22,42の長手方向にそれぞれ位置調整可能に取付けられているので、駆動及び従動アイドルプーリ34,51の位置を調整することにより生じる各循環ベルト23,24,43,44の張力の変化を調整することができる。例えば、図1の拡大図における駆動及び従動アイドルプーリ34,51を位置調整機構40を介して移動させると、そのアイドルプーリ34,51に掛け回されていた循環ベルト24,43が弛んだ場合には、補助プーリ39,56を位置調整機構40を介して移動させ、その弛んだ循環ベルト24,43を再び適正な張力で回転プーリ61に掛け回すようなことができる。
なお、上述した実施の形態では、駆動パレット搬送装置21の一方の端部に単一の従動パレット搬送装置41が連結された場合を説明したが、駆動パレットレール22の両端部に連結台62を装着可能な凹部22cをそれぞれ形成し、従動パレットレール42の両端部にもその連結台62を装着可能な凹部42cをそれぞれ形成しているので、パレット11の搬送経路を更に延長させたい場合には、図示しないが、駆動パレット搬送装置21の両端部にそれぞれ従動パレット搬送装置41を連結しても良く、駆動パレット搬送装置21に連結された従動パレット搬送装置41に更に従動パレット搬送装置41を連結しても良い。この場合であっても、更に追加された従動パレット搬送装置41における従動循環ベルト43,44を、駆動パレット搬送装置21における駆動循環ベルト23,24と同期して循環させることができ、駆動手段26を増加させることなくパレット11の搬送経路を更に延長することができる。
また、上述した実施の形態では、枢支台40bをネジ部材40dにより移動させる位置調整機構40を説明したが、この位置調整機構40は、パレットレール22,42の長手方向に位置調整可能である限り、この構造のものに限定されるものではなく、例えば、流体圧シリンダ等のアクチュエータによりアイドルプーリ又は補助プーリの位置を調整可能に構成しても良い。
また、上述した実施の形態では、駆動パレット搬送装置21の回転プーリ27及び従動パレット搬送装置41の回転プーリ47がそれぞれのパレットレール22,42の略中央部に設けられる場合を説明したが、図示しないが、従動パレット搬送装置41を一方の端部に連結させずに他の端部にのみ連結させるものであれば、駆動パレット搬送装置21における駆動パレットレール22の長手方向の一端部に回転プーリ27を設け、その他端部にアイドルプーリ及び補助プーリを設けるようにしても良い。また、駆動パレット搬送装置21にのみ連結可能であって、従動パレット搬送装置41を更に連結しないようなものであれば、従動パレット搬送装置41における従動パレットレール42の長手方向の一端部にアイドルプーリ及び補助プーリを設け、その他端部に回転プーリ47を設けるようにしても良い。
更に、上述した実施の形態では、駆動パレットレール22と従動パレットレール42を連結台62により連結し、その連結台62に回転プーリ61が枢支される例を説明したが、この回転プーリ61は、パレットレール22,42の長手方向両側から循環ベルト24,43が押し付けられて掛け回されるものである限り、連結台62と別のものに枢支させても良い。そして、駆動パレットレール22と従動パレットレール42の連結は他の構造の連結台62により連結しても良く、連結台62を用いることなく駆動パレットレール22と従動パレットレール42を連結可能なように構成しても良い。
10 パレット搬送装置
11 パレット
22,42 パレットレール
23,24,43,44 循環ベルト
24a,24b,43a,43b 凹凸
26 サーボモータ(駆動手段)
27,47,61 回転プーリ
31〜34,51〜54 アイドルプーリ
40 位置調整機構

Claims (2)

  1. パレット(11)を長手方向に沿って移動可能に搭載するパレットレール(22,42)と、前記パレットレール(22,42)の長手方向に所定の間隔を空けて設けられた少なくとも1つの回転プーリ(27,47,61)と、前記パレット(11)が係止可能に構成され前記パレットレール(22,42)の長手方向に前記回転プーリ(27,47,61)を介して順次連結して設けられた複数の循環ベルト(23,24,43,44)と、前記回転プーリ(27,47,61)の内の少なくとも1つの回転プーリ(27)を回転可能に構成された駆動手段(26)とを備えたパレット搬送装置であって、
    前記循環ベルト(24,43)に幅方向に延びて前記パレット(11)が係止可能な凹凸(24a,24b,43a,43b)が長手方向に所定のピッチで交互に連続して形成され、
    前記パレットレール(22,42)の長手方向から前記循環ベルト(23,24,43,44)を前記回転プーリ(27,47,61)に押し付けて掛け回すとともに前記循環ベルト(23,24,43,44)を前記パレットレール(22,42)の前記パレット(11)が搭載する側に延設するアイドルプーリ(31〜34,51〜54)が設けられ、
    前記アイドルプーリ(31〜34,51〜54)を前記パレットレール(22,42)の長手方向に移動させて前記循環ベルト(23,24,43,44)の長手方向における前記凹凸(24a,24b,43a,43b)の位置を調整する位置調整機構(40)を備えた
    ことを特徴とするパレット搬送装置。
  2. 請求項1に記載のパレット搬送装置を用いることでパレットを搬送し、
    パレットレール(22,42)に搭載されたパレット(11)が係止する循環ベルト(23,24,43,44)を循環させて前記パレット(11)を前記パレットレール(22,42)の長手方向に移動させるパレット搬送方法であって、
    複数の循環ベルト(23,24,43,44)を回転プーリ(27,47,61)を介して前記パレットレール(22,42)の長手方向に順次連結し、
    前記回転プーリ(27,47,61)の内の少なくとも1つの回転プーリ(27)を回転させて前記回転プーリ(27,47,61)を介して連結された前記複数の循環ベルト(23,24,43,44)の全てを循環させる
    ことを特徴とするパレット搬送方法。

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