JP5548424B2 - コンデンサ - Google Patents

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Description

この発明は、コンデンサ素子をケースに収納し樹脂を充填したコンデンサに関する。
ケースにコンデンサ素子を収納し樹脂を充填したコンデンサにおいて、ケース側壁の貫通孔を介して外部接続用端子を導出し、そのケース側壁をケース基体に嵌合させて樹脂を充填し樹脂封止するようにしたものがある(例えば特許文献1参照)。
特公平3−67332号公報
この場合、ケース側壁とケース基体の嵌合部に生じた僅かな隙間から樹脂が漏出する虞があった。このため、嵌合部のつなぎ目に沿って接着剤を塗布する等、樹脂漏れ防止を別途行う必要があり、コスト増を招いていた。
そこで、この発明は、上記の不具合を解消して、充填樹脂の漏れを確実に防止できるコンデンサを提供するものである。
上記課題を解決するため、本発明のコンデンサは、対向する両側部に開口部11、12を有するケース10と、このケース10に収納されるコンデンサ素子40と、このコンデンサ素子40に接続された端子30が挿通され、ケース10の一方の開口部12に嵌合される端子板20と、この端子板20とケース10の嵌合部50に形成された溝部15、90とを具備し、溝部15、90は、ケース10と端子板20との当接面を、ケース10の内側から溝部15、90までと溝部15、90からケース10の外部までとに分断するように、且つ溝部15、90からケース10の外部に至る当接面の溝部15、90側の端部が、溝部15、90の上方に位置するようにして設けられており、溝部15、90の容量より少ない容量の第1の樹脂60をケース10の内側からケース10と端子板20とに跨るようにして嵌合部50近傍に注入し硬化した後、第2の樹脂80をケース10に充填するよう構成している。
また、溝部15は、ケース10の開口部12の周囲に環状に形成されている。
さらに、溝部15は、端子板20に形成されている。
さらにまた、ケース10の下方側に位置する開口部12の周囲に環状に、且つ上方に開口を向けるようにして形成された凹部91に対して、端子板20の外周端に沿って環状に、且つ下方に向かって延設され、凹部91の溝部より狭幅とされた凸部92が挿入されることで、凹部91の開口部12側の内壁面91aと、凸部92の開口部12側の外壁面92aとの間に形成される空間を溝部90としている。
本発明のコンデンサの製造方法は、対向する両側部に開口部11、12を有するケース10と、このケース10に収納されるコンデンサ素子40と、このコンデンサ素子40に接続された端子30が挿通され、ケース10の一方の開口部12に嵌合される端子板20と、この端子板20とケース10の嵌合部50に形成された溝部15、90とを備え、溝部15、90は、ケース10と端子板20との当接面を、ケース10の内側から溝部15、90までと溝部15、90からケース10の外部までとに分断するように、且つ溝部15、90からケース10の外部に至る当接面の溝部15、90側の端部が、溝部15、90の上方に位置するようにして設けられており、この端子板20とケース10の嵌合部50に溝部15、90を形成し、溝部15、90の容量より少ない容量の第1の樹脂60をケース10の内側からケース10と端子板20とに跨るようにして嵌合部50近傍に注入し硬化した後、第2の樹脂80をケース10に充填することを特徴としている。
この発明のコンデンサにおいては、端子板とケースとの嵌合部に溝部を形成しているため、嵌合部に注入され、嵌合部に生じた僅かな隙間を通じて、ケース外部へと漏出しようとする第1の樹脂を溝部に溜める(トラップさせる)ことができる。また、第1の樹脂の容量を、溝部の容量よりも少ない量としているため、第1の樹脂が溝部から溢れてケース外部へと漏出することは無い。また、第1の樹脂を予め注入し硬化させた後、すなわち、嵌合部の僅かな隙間を第1の樹脂によって塞いだ後に、第2の樹脂をケースに充填するため、第2の樹脂が嵌合部を通じてケース外部へと漏出するのを防止することができる。
また、溝部が開口部の周囲に環状に形成されていることによって、嵌合部に浸入した第1の樹脂が確実に溝部に溜められることとなり、嵌合部からの樹脂の漏出を確実に防止することができる。また、端子板に溝部を形成することによって、第1の樹脂の注入できる容量を多くすることができる。
さらに、凹部の開口部側の内壁面と、凸部の開口部側の外壁面との間に形成される空間を溝部とすることで、ケースから溝部へと至る隙間の開口が、溝部の下方に、すなわち、溝部に溜まった第1の樹脂の液面よりも低くなるように位置されることとなり、毛細管現象によって、開口側から隙間内に第1の樹脂を浸入させることができ、確実に隙間を塞ぐ(シールする)ことができる。また、僅かな隙間に、第1の樹脂を浸入させることができなくとも、溝部に溜まった第1の樹脂によって開口が塞がれることとなるため、第2の樹脂が嵌合部から漏出することを確実に防止することができる。
この発明の実施形態に係るコンデンサを示した分解斜視図である。 コンデンサの断面図である。 ケースと端子板との嵌合部を拡大した断面図である。 参考例のコンデンサのケースと端子板との嵌合部を拡大した断面図である。 なる実施形態のコンデンサのケースと端子板との嵌合部を拡大した断面図である。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。この発明の一実施形態に係るコンデンサは、図1に示すように、開口部11、12の形成されたケース10と、このケース10に収納されるコンデンサ素子40と、このコンデンサ素子40と外部の電子機器等を接続するための一対の端子30、30と、ケース10の開口部12を封止する端子板20とから構成されている。
ケース10は、例えば中空立方体に形成された樹脂製の筐体であって、対向する上下両側部に開口部11、12が設けられている。ケース10の上方に設けられた開口部11は、ケース10内に収納されるコンデンサ素子40と、ケース10の下方に設けられた開口部12を封止するための端子板20とが挿通可能な大きさとされている。また、ケース10の下方に設けられた開口部12は、ケース側壁13・・の端部からケース10の内方に向かって延出された顎部14に囲まれた状態であり、ケース10の上方の開口部11に比べて、顎部14の突出幅分だけ小さく形成されている。また、図1及び図2に示すように、顎部14の上面14a側には、幅1〜数ミリメートル程の溝部15が形成されている。この溝部15は、ケース側壁13・・からケース10の内方側に僅かに離れた位置で、ケース側壁13・・に沿うようにして形成されており、ケース10の下方の開口部12の周囲を囲んだ平面視略環状となっている。
端子板20は、ケース10の下方の開口部12と略同等な大きさに形成された本体部21の四方側端面21a・・から、ケース10の顎部14と略同幅の突出量をもって掛け部22が延出された樹脂製の板材であって、その断面は凸字を上下反転した形態となっている。そして、ケース10の顎部14と端子板20の掛け部22を重ね合わせることで、ケース10の下方の開口部12を封止できるようになっている。また、端子板20の掛け部22の下面22a、すなわち、ケース10の顎部14の上面14aと対向する面には、顎部14の溝部15と対向する位置に、溝状の水切り部23が形成されている。また、端子板20の中央部近傍には、一方端部がケース10の内方へ、他方端部がケース10の外方に露出されるようにして、一対の端子30、30が埋め込まれている。
端子30は、例えば銅等の金属板からなり、略Z字状に折曲形成されている。端子30、30を端子板20に埋め込むには、端子板20の金型に予め端子30、30を配設して、そこに樹脂を充填して端子30、30と端子板20とを一体に成形するのが好ましいが、これに限らず、端子板20に孔を開けてこの孔に端子30、30を挿通させるようにしても良い。端子板20の孔と端子30、30との間の密着度が低いときは、別途、接着剤を充填する等、樹脂漏れ防止を施しても良い。なお、端子30の形状は、略Z字状に限らず、コンデンサ素子40の形状や大きさ等に合わせて適宜変更可能である。
コンデンサ素子40は、例えば絶縁性のフィルム上に金属が蒸着された金属化フィルムを巻回することでなるフィルムコンデンサであって、軸方向両端部に金属を溶射してなるメタリコン電極部41、41が形成されている。なお、コンデンサ素子40としては、フィルムコンデンサに限らず、種々のものが使用可能である。
このコンデンサの製造においては、まず、端子板20に埋め込まれ、一体となった一対の端子30、30と、コンデンサ素子40の両端部のメタリコン電極部41、41とを半田付け等で接続する。そして、コンデンサ素子40が上方に位置するように、すなわち、端子板20とケース10の下方の開口部12とが対向するようにして、端子板20とコンデンサ素子40とをケース10の上方の開口部11からケース10内に収納する。そして、端子板20の掛け部22と、ケース10の顎部14とを重ね合わせるようにして、端子板20をケース10の下方の開口部12に嵌合させる。この際、端子板20の掛け部22の側端面22bとケース内側面13aとがほぼ密着するとともに、端子板20の本体部21の側端面21aと顎部14の側端面14bともほぼ密着した状態となる。
この状態において、図3に示すように、ケース10の上方の開口部11から、端子板20とケース10の下方の開口部12との嵌合部50近傍に、例えばエポキシ樹脂等からなる第1の樹脂60を注入する。第1の樹脂60の注入量は、ケース10の顎部14に形成された溝部15の容量より少ない量とする。嵌合部50近傍に注入された第1の樹脂60は、毛細管現象によって、端子板20とケース10との間の僅かな隙間70に浸入する。そして、端子板20とケース10との間の僅かな隙間70を満たし終え、余った第1の樹脂60は、ケース10の顎部14の溝部15に溜まる(トラップされる)こととなる。この際、第1の樹脂60の注入量が、溝部15の容量より少ない量とされていることから、第1の樹脂60が溝部15から溢れ出して、ケース10の外部へと漏出することは無い。また、端子板20の掛け部22に水切り部23が形成されているため、第1の樹脂60が端子板20の掛け部22を伝い流れて、ケース10の下方の開口部12からケース10の外方に漏れ出すことは無く、確実に顎部14の溝部15に留めておくことができる。
第1の樹脂60が硬化した後、例えばエポキシ樹脂等からなる第2の樹脂80を、ケース10の上方の開口部11からケース10内に充填して、コンデンサ素子40を樹脂モールドすることにより、コンデンサの製造を完了する。この際、端子板20とケース10との嵌合部50に生じた僅かな隙間70は、第1の樹脂60によってシールされているため、第2の樹脂80が嵌合部50を通じて、ケース10の外方に漏れ出すことは無い。なお、図3は、端子板20とケース10との間の僅かな隙間70を視覚化するため、隙間70の幅を誇張して描いている。
次に、参考例について説明する。この参考例のコンデンサは、図4に示すように、端子板20のケース10と接する面、すなわち、端子板20の掛け部22の下面22aに、ケース10の下方の開口部12の外周を囲むようにして環状に溝部15を形成している。この場合、溝部15を挟んで、端子板20の本体部21側に位置する掛け部22の下面22aを、ケース10側の掛け部22の下面22aよりも下方に突出させた状態とし、端子板20やコンデンサ素子40の自重によって、ケース10の顎部14の上面14aと、端子板20の本体部21側の掛け部22の下面22aとが隙間無く密着するように形成している。
このように、端子板20側に溝部15を設けることによって、別途水切り部23を形成する必要が無くなるとともに、容量の大きな溝部15とすることができる。また、端子板20の掛け部22とともにケース10の顎部14にも溝部15を形成すれば、より容量の大きな溝部15を形成することができる。溝部15の容量を大きくすれば、第1の樹脂60の注入量を増やすことが可能となり、その結果、嵌合部50に満遍なく、第1の樹脂60を注入することができ、第2の樹脂80の漏れを確実に防止することができる。なお、溝部15の形成場所以外に、上記実施例との差異はなく、効果も同一であることから、同一符号を付し説明を省略する。また、図4は、端子板20とケース10との間の僅かな隙間70を視覚化するため、隙間70の幅を誇張して描いている。
次に、本発明の異なる実施形態について説明する。この実施形態に係るコンデンサは、図5に示すように、ケース10の顎部14の上面14a端部が、開口部12に沿って環状に、且つ上方に向かって延出されて、上方に開口した凹部91が形成されているとともに、端子板20の掛け部22の下面22a端部に沿って環状に、凹部91の溝幅より狭幅な凸部92が下方に向かって延出されている。そして、顎部14と掛け部22とを互いに掛け合わせるようにして、凹部91に凸部92を挿入し、端子板20をケース10の下方の開口部12に嵌合させることで、凹部91の開口部12側(図5における右側)の内壁面91aと、凸部92の開口部12側(図5における右側)の外壁面92aとの間に、第1の樹脂60を溜めるための溝部(トラップ)90を形成している。従って、ケース10から溝部90へと至る隙間70の溝部90側の開口93が、溝部90の下方に位置し、溝部90からケース10外方へと至る隙間70の溝部90側の開口が、溝部90の上方に位置することとなる。
このように、ケース10から溝部90へと至る隙間70の開口93を、溝部90の下方に、すなわち、溝部90に溜まった第1の樹脂60の液面よりも低くなるように位置させることで、例えば、嵌合部50の上方のみが密着し、下方は隙間70を有しているような箇所に対しても、毛細管現象によって、開口93側から隙間70内に第1の樹脂60を浸入させることができ、確実に隙間70を塞ぐ(シールする)ことができる。また、例え、僅かな隙間70に、第1の樹脂60を浸入させることができなくとも、溝部90に溜まった第1の樹脂60によって開口93が塞がれることとなるため、第2の樹脂80が嵌合部50から漏出することは無い。さらに、ケース10の下側の開口部12と端子板20とを嵌合させる以前に、第1の樹脂60を凹部91に注入しておき、注入された第1の樹脂60が硬化する前に、ケース10の下側の開口部12と端子板20とを嵌合させるといった工程にすることも可能である。この場合も、少なくとも凹部91に注入された第1の樹脂60によって、隙間70(開口93)は塞がれているため、第2の樹脂80がケース外部へと漏出することは無い。なお、顎部14及び掛け部22の形状、すなわち凹部91と凸部92以外に、上記実施例との差異はなく、効果も同一であることから、同一符号を付し説明を省略する。また、図5は、端子板20とケース10との間の僅かな隙間70を視覚化するため、隙間70の幅を誇張して描いている。
以上に、この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することが可能である。例えば、第1の樹脂60及び第2の樹脂80として、エポキシ樹脂を用いたが、エポキシ樹脂に限らず、種々の樹脂が使用可能である。また、第1の樹脂60と第2の樹脂80が同一の樹脂である必要は無く、夫々異なる樹脂を用いて良い。
10・・ケース、11・・ケースの上方の開口部、12・・ケースの下方の開口部、15、90・・溝部、20・・端子板、30・・端子、40・・コンデンサ素子、50・・嵌合部、60・・第1の樹脂、80・・第2の樹脂、91・・凹部、91a・・凹部の開口部側の内壁面、92・・凸部、92a・・凸部の開口部側の外壁面、93・・隙間の開口

Claims (5)

  1. 対向する両側部に開口部(11)(12)を有するケース(10)と、このケース(10)に収納されるコンデンサ素子(40)と、このコンデンサ素子(40)に接続された端子(30)が挿通され、ケース(10)の一方の開口部(12)に嵌合される端子板(20)と、この端子板(20)とケース(10)の嵌合部(50)に形成された溝部(15)(90)とを具備し、溝部(15)(90)は、ケース(10)と端子板(20)との当接面を、ケース(10)の内側から溝部(15)(90)までと溝部(15)(90)からケース(10)の外部までとに分断するように、且つ溝部(15)(90)からケース(10)の外部に至る当接面の溝部(15)(90)側の端部が、溝部(15)(90)の上方に位置するようにして設けられており、溝部(15)(90)の容量より少ない容量の第1の樹脂(60)をケース(10)の内側からケース(10)と端子板(20)とに跨るようにして嵌合部(50)近傍に注入し硬化した後、第2の樹脂(80)をケース(10)に充填するよう構成したことを特徴とするコンデンサ。
  2. 溝部(15)は、ケース(10)の開口部(12)の周囲に環状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサ。
  3. 溝部(15)は、端子板(20)に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンデンサ。
  4. ケース(10)の下方側に位置する開口部(12)の周囲に環状に、且つ上方に開口を向けるようにして形成された凹部(91)に対して、端子板(20)の外周端に沿って環状に、且つ下方に向かって延設され、凹部(91)の溝部より狭幅とされた凸部(92)が挿入されることで、凹部(91)の開口部(12)側の内壁面(91a)と、凸部(92)の開口部(12)側の外壁面(92a)との間に形成される空間を溝部(90)としたことを特徴とする請求項1に記載のコンデンサ。
  5. 対向する両側部に開口部(11)(12)を有するケース(10)と、このケース(10)に収納されるコンデンサ素子(40)と、このコンデンサ素子(40)に接続された端子(30)が挿通され、ケース(10)の一方の開口部(12)に嵌合される端子板(20)と、この端子板(20)とケース(10)の嵌合部(50)に形成された溝部(15)(90)とを備えたコンデンサの製造方法であって、溝部(15)(90)は、ケース(10)と端子板(20)との当接面を、ケース(10)の内側から溝部(15)(90)までと溝部(15)(90)からケース(10)の外部までとに分断するように、且つ溝部(15)(90)からケース(10)の外部に至る当接面の溝部(15)(90)側の端部が、溝部(15)(90)の上方に位置するようにして設けられており、溝部(15)(90)の容量より少ない容量の第1の樹脂(60)をケース(10)の内側からケース(10)と端子板(20)とに跨るようにして嵌合部(50)近傍に注入し硬化した後、第2の樹脂(80)をケース(10)に充填することを特徴とするコンデンサの製造方法。
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