JP5547901B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は表示装置に係り、特にプラスチック基板を用いることにより、フレキシブルに湾曲させることが出来る表示装置に関する。
液晶表示装置は、薄型、小型、軽量に出来ることから色々な分野での使用が拡大している。薄型、小型、軽量に出来ることは、現在開発が進められている有機EL表示装置も同様である。これらの表示装置は、基板はガラスで形成されている。しかし、ガラスは脆いために、薄型とすると、機械的な信頼性が問題となる。また、ガラス基板を用いた場合は、フレキシブルに曲げることは困難である。
薄く、割れにくく、かつ、曲げられるディスプレイを実現させるために、基板の素材をガラスからプラスチックに置き換える検討が進められている。液晶表示装置は例えば、薄膜トランジスタ(TFT)や画素電極がマトリクス状に形成され、走査線や映像信号線が形成されたTFT基板と、カラーフィルタが形成された対向基板とから形成されている。
TFTを構成する半導体層は、a−Siあるいはpoly−Siで形成することが出来る。poly−SiでTFTを形成すると、電子、あるいはホールの移動度が高いために、駆動回路もTFTで形成できるというメリットがある。しかし、poly−Siはプロセス温度がa−Siに比べて高いために、プラスチック基板上に直接作りこむことが出来ない。
したがって、まず、ガラス基板上にpoly−Siを含むTFTを形成し、その後、ガラス基板をエッチングして除去し、TFTをプラスチック基板上に転写する技術が開発されている。このような技術を記載したものとして、例えば、「特許文献1」および「特許文献2」が存在する。
一方、非常に薄いTFTを転写する際、各薄膜にストレスがかかって、薄膜が破壊する現象が生ずる。「特許文献3」は、各薄膜が破壊することを防止するために、各薄膜にスリットあるいは孔等を形成してストレスを緩和する技術が記載されている。
特開2003−316281号公報 特開2004−259796号公報 特開2007−288080号公報
以下は、液晶表示装置の場合の問題点を例にとって説明するが、有機EL表示装置の場合も同様である。いわゆる転写方式は、具体的には、通常のTFT基板すなわち、ガラス基板上にTFTアレイを形成したものを用意し、ウェットエッチングでガラスを除去した後、TFTアレイをプラスチック基板上に載せかえるものである。しかし、転写工程および転写完了後において、TFTアレイに簡単にクラックが入ってしまうという問題が生じている。
TFTアレイの層構造は、ガラス基板から順にSiOxあるいはSiN等からなる下地絶縁膜、島状poly−Si、ゲート絶縁膜、ゲート電極、層間絶縁膜、無機パッシベーション膜、有機パッシベーション膜、画素電極、等から構成されており、これらを纏めてTFT層と呼んでいる。
TFT層全体の厚さは数μmと薄く、しかも、SiO、SiNといった破壊し易い脆性材料で1μm程度を占めている。したがって、ガラスを除去した時点で固定が不十分となるために、ちょっとした持ち運びなどの弱い力で簡単にクラックが入ってしまう。
クラックが入る様子を検討すると、典型例は次のようである。すなわち、ガラスエッチングやパネル切り出しのレーザ切断により、基板やパネルの端に長さ1mm以下の微小なクラックが生じる。プロセスの都合上、意図しないTFT基板の曲げがあるが、そのとき、パネル端の微小なクラックに応力が集中し、そのクラックが進行する。
クラックの進行の度合いは、元々クラックの深さや力に依存するため一様ではなく、画素領域を横断して完全にTFTを使用不可とするものから、周辺駆動回路、あるいは表示領域に到達せずに、画像表示に問題の無いものまである。
本発明の課題は、転写方式によるフレキシブルTFT基板において、周辺における微小クラックに起因するTFTアレイの破壊を防止し、転写方式によるフレキシブルTFT基板を用いた液晶表示装置、あるいは有機EL表示装置を実現することである。
本発明は以上のような課題を解決するものであり、具体的な手段は次のとおりである。
(1)プラスチック基板の上に接着材が形成され、前記接着材の上にTFT層が形成されたTFT基板を有する液晶表示装置であって、前記TFT層は、半導体層、ゲート絶縁膜、ゲート電極、層間絶縁膜、ドレイン電極、ソース電極、無機パッシベーション膜、有機パッシベーション膜を含み、前記TFT基板の周辺には、所定の幅と所定の厚さを有する補強金属層が形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
(2)前記補強金属層は、前記ゲート電極または前記ソース電極と同じ材料で形成されていることを特徴とする(1)に記載の液晶表示装置。
(3)前記半導体層の下には下地絶縁層が形成され、前記下地絶縁層の下には、ガラスのエッチング液にはエッチングされない、エッチング停止層が形成されていることを特徴とする(1)に記載の液晶表示装置。
(4)プラスチック基板の上に接着材が形成され、前記接着材の上にTFT層が形成されたTFT基板を有する液晶表示装置であって、前記TFT層は、半導体層、ゲート絶縁膜、ゲート電極、層間絶縁膜、ドレイン電極、ソース電極、無機パッシベーション膜、有機パッシベーション膜を含み、前記TFT基板の周辺には、所定の幅と所定の厚さを有する第1補強金属層と第2補強金属層が形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
(5)前記第1補強金属層は前記ゲート電極と同じ材料で形成され、前記第2補強金属層は前記ソース電極と同じ材料で形成されていることを特徴とする(4)に記載の液晶表示装置。
(6)前記第1補強金属層と前記第2補強金属層は直接積層して形成されていることを特徴とする(4)に記載の液晶表示装置。
(7)バリア層によってサンドイッチされたプラスチック基板の上にTFT層が形成されたTFT基板を有する液晶表示装置であって、前記TFT層は、ゲート電極、ゲート絶縁膜、半導体層、ドレイン電極、ソース電極、無機パッシベーション膜、有機パッシベーション膜を含み、前記TFT基板の周辺には、所定の幅と所定の厚さを有する補強金属層が形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
(8)プラスチック基板の上に接着材が形成され、前記接着材の上にTFT層が形成され、前記TFT層の上に有機EL発光層が形成されたTFT基板を有する有機EL表示装置であって、前記TFT層は、半導体層、ゲート絶縁膜、ゲート電極、層間絶縁膜、ドレイン電極、ソース電極、無機パッシベーション膜、有機パッシベーション膜を含み、前記TFT基板の周辺には、所定の幅と所定の厚さを有する補強金属層が形成されていることを特徴とする有機EL表示装置。
(9)前記半導体層の下には下地絶縁層が形成され、前記下地絶縁層の下には、ガラスのエッチング液にはエッチングされない、エッチング停止層が形成されていることを特徴とする(8)に記載の有機EL表示装置。
(10)プラスチック基板の上に接着材が形成され、前記接着材の上にTFT層が形成され、前記TFT層の上に有機EL発光層が形成されたTFT基板を有する有機EL表示装置であって、前記TFT層は、半導体層、ゲート絶縁膜、ゲート電極、層間絶縁膜、ドレイン電極、ソース電極、無機パッシベーション膜、有機パッシベーション膜を含み、前記TFT基板の周辺には、所定の幅と所定の厚さを有する第1補強金属層間絶縁膜と第2補強金属層が形成されていることを特徴とする有機EL表示装置。
(11)バリア層によってサンドイッチされたプラスチック基板の上にTFT層が形成され、前記TFT層の上に有機EL発光層が形成されたTFT基板を有する液晶表示装置であって、前記TFT層は、ゲート電極、ゲート絶縁膜、半導体層、ドレイン電極、ソース電極、無機パッシベーション膜、有機パッシベーション膜を含み、前記TFT基板の周辺には、所定の幅と所定の厚さを有する補強金属層が形成されていることを特徴とする有機EL表示装置。
本発明によれば、TFT基板の周辺にクラックに対して耐力の強い補強金属層を形成するので、TFT基板周辺での微小クラックの発生を減少させることが出来る。また、周辺に微小クラックが発生した場合でも、補強金属層が存在するので、クラックが進行することによる周辺駆動回路、あるいは、表示領域が破壊されることは無い。
補強金属層をゲート電極の形成と同時に、または、ドレインおおびソース電極の形成と同時に形成すれば、補強金属層を形成するプロセスを新たに設ける必要は無い。このように、本発明によれば、TFT層をプラスチック上に形成してフレキシブルな表示装置を歩留まりよく製造することが出来る。
以下は液晶表示装置を例にとって説明するが、本発明は、有機EL表示装置にも適用することが出来る。図1は本発明が適用される液晶表示装置におけるTFT基板20の例を示す断面図である。図1において、プラスチック基板10上に接着材11を介してTFTが配置している。接着材11の上にはエッチング停止層101形成され、エッチング停止層101の上には下地絶縁膜102が形成されている。下地絶縁膜102の上には、poly−Siによる半導体層103が形成されている。半導体層103はゲート電極105の下側において、TFTのチャネル層を形成するものであるが、ゲート電極105をマスクとしてイオン打ち込みを行なうことによってソース領域Sおよびドレイン領域Dが形成される。
半導体層103の上にはゲート絶縁膜104が形成され、ゲート絶縁膜104の上にはゲート電極105が形成されている。ゲート電極105の上には層間絶縁膜106が形成され、層間絶縁膜106の上には、ドレイン電極107およびソース電極108が形成されている。このようにして形成されたTFTを保護するために、SiOあるいはSiN等で形成された無機パッシベーション膜109が形成される。
無機パッシベーション膜109の上には、平坦化膜を兼ねた有機パッシベーション膜110が形成される。有機パッシベーション膜110は平坦化膜を兼ねるので、2ミクロン程度に厚く形成される。有機パッシベーション膜110の上にはITOによって画素電極111が形成され、画素電極111を覆って配向膜112が形成される。
図1に示すTFT基板20に対向してカラーフィルタ等が形成された対向基板を所定の間隔をおいて配置し、TFT基板20と対向基板との間に液晶を封入することによって液晶表示装置が完成する。
また、有機EL表示装置では、図1における画素電極111および配向膜112の代わりに、下部電極、有機EL発光層、上部電極を配置して有機EL表示装置用TFT基板20が完成する。その後、有機EL発光層を水分から保護するために、対抗基板をTFT基板20に対向して配置し、内部を気密に保って有機EL表示装置が完成する。
図1に示すようなTFTは画素毎に形成され、したがって、TFTはアレイ状にTFT基板20に形成される。図1に示すエッチング層は、まず、ガラス基板30上に形成され、その後、ガラス基板30をエッチングによって除去する。エッチングは図1に示すエッチング停止層101で停止する。その後、TFT層40をプラスチック基板10に転写する。このような転写法によるTFT基板20の製造プロセスを図2に示す。
図2(a)において、ガラス基板30上に,エッチング停止層101とTFT層を順番に形成する。ただしここでTFT層とは,SiO2などの下地絶縁膜102から,半導体層103,ゲート絶縁膜104、ゲート電極105、層間絶縁膜106,ドレイン電極107,ソース電極108、無機パッシベーション膜109、有機平坦化膜110、画素電極111等全てをまとめて表している。エッチング停止層101は,後の工程におけるガラスエッチングのときに,TFT層がエッチングされないように設けたもので,フッ酸系のガラスエッチング液に溶けない物質が用いられる。例えば、Mo,W,a-Si,ダイヤモンド,ダイヤモンドライクカーボンなどが使用できるが、不透明な材料の場合には,ガラスエッチング後に別のエッチング液で選択除去する必要がある。
図2(b)に示すように、ガラスエッチングに備えてTFTを保護するために、粘着材90が形成された保護フィルム80を用意し、TFT層40に貼り付ける。粘着材90は例えば、低温環境において粘着力が無くなり、剥離可能なものが用いられる。
図2(c)に示すように、保護フィルム80によってTFT層40を保護した後、ガラスのエッチング液によってガラスを除去する。ガラスのエッチング液には例えばフッ酸系のエッチング液が使用される。TFT層40はエッチング停止層101および保護フィルム80によってエッチング液から保護される。図2(c)の状態は厚さ数μmのTFT層40が保護フィルム80に張り付いた状態となっている。
次に図2(d)に示すように、TFT層40のエッチング停止層101側に、すなわち、ガラス基板30があった側に、接着材11を介してプラス基板を貼り付ける。なお、貼付けには粘着材を用いてもよい。
次に図2(e)に示すように、保護フィルム80を剥離する。本実施例での,保護フィルム80は低温で粘着力が低下する材料で固定されているため,冷却で剥離が可能となる。その他にも,容易に剥離可能な保護フィルム80として,有機溶剤溶融性の接着材使用のタイプや,加熱または紫外線照射で剥離可能なタイプなどを用いることができる。
保護フィルム80を剥離した時点で,TFT層40がプラスチックフィルムに転写されたことになる。その後、配向膜112等を塗付して180℃程度で焼成し、ラビングまたは光配向によって配向する。
以上の工程はTFT基板20が複数形成されたマザーTFT基板200に対して行なわれる。このようなマザーTFT基板200とカラーフィルタ等が形成されたマザー対向基板を組み合わせ、マザー基板が完成する。マザー基板から個々の液晶表示パネルを切り出し、液晶を注入すると液晶表示パネルが完成する。なお、液晶を滴下方式によって封入する場合は、マザーTFT基板200とマザー対向基板を組み合わせる前に各TFT基板20に液晶を滴下する。
図2で説明した上記転写方法は,1インチのような小さい基板ならば転写可能であるが,それ以上のサイズでは,TFT層40にクラックが生じてパネルが破壊される確率が高くなる。その原因は次の3点で説明される。
1点目は材料自身の問題である。TFT層全体の厚さは数μmと薄く,そのうちSiO,SINといった脆性材料の絶縁膜で1μm程度を占めるため,曲げ,および引っ張りに弱い。しかもガラスを除去した時点で,TFT層40の固定が不十分となるため,ちょっとした持ち運びなどでたわむなど,弱い力でも容易に曲がってしまう。
2点目はプロセスの問題で,クラックの起点となる微小なクラックや,応力が集中する形状が,転写工程で生じることである。ガラスエッチング工程においては,Si、Mg,Ca等の化合物の堆積を防ぐため,エッチング液を強く対流させたりしている。またエッチング速度の面内分布や,端面のエッチングなどが原因となって,TFT基板20の端には長さ1mm以下の微小なクラックが形成される。また画像表示パネルの作製のためには,パネル部分をレーザなどで切断して切り出さなければならない。このとき切断面では,レーザ照射部分と周辺の温度差から,微小なクラックが生じてしまう。
3点目もプロセスの課題で,転写プロセスにおいては,意図しないTFT基板20の曲げがある。転写TFT基板を曲げた場合,すでに生じていた微小なクラックに応力が集中し,クラックが進行してパネルの機能が損なわれてしまう。TFT基板を持ち運びだけでも,たわんで曲がってしまう。
また加熱工程や保護フィルム80の剥離などのように,曲げずに行うのが困難な工程もある。公知例等では,冷却やUV照射で簡単に保護フィルム80が剥離可能と説明されているが,実際には,完全な接着力の制御は不可能なため,保護フィルム80を端から徐々に剥離する場合では,剥離済部分と未剥離部分の境目で応力が集中し,クラックが進行し易い。
以上述べたように,転写工程,および画像表示パネル作製後においても,クラックの発生と進行は容易に起こりうる。クラックの進行の度合いは,元々の微小クラックの深さや外から加えられる力に依存するため一様ではなく,画素領域50を横断して完全に使用不可にするものから,画素まで到達せずに,画像表示には問題ないものまで様々である。従って転写TFT基板による画像表示パネルは,実用的な歩留まりで生産することは困難であった。
本発明は以上で説明したような、転写方式の問題点を克服するものである。以下に実施例を用いて本発明の内容を詳細に説明する。
図3はTFT層40をプラスチック基板10に転写後、保護フィルム80を除去した後の、個々のTFT基板20の端部の断面図である。図3において、プラスチック基板10の上に接着材11を介してエッチング停止層101が存在し、エッチング停止層101の上に下地絶縁膜102が存在している。
下地絶縁膜102の上にはゲート絶縁膜104が存在している。ゲート絶縁膜104の上には、所定の幅wで第1補強金属層121が存在している。第1補強金属層121はゲート電極105と同じ材料で同時に形成される。第1補強金属層121の上には層間絶縁膜106が存在している。層間絶縁膜106の上には所定の幅wで第2補強金属層122が存在している。第2補強金属層122はドレイン電極107あるいはソース電極108と同じ材料で同時に形成される。第2補強金属層122の上には無機パッシベーション膜109が存在し、無機パッシベーション膜109の上には有機パッシベーション膜110が存在している。
マザーガラス基板上にTFT層40を形成し、マザープラスチック基板10に転写する。この転写はマザーTFT基板200の状態で行われる。その後、マザー対向基板を貼り合わせ、マザー基板から個々の液晶表示パネルを分離する。個々の液晶表示パネルを切り出して分離するプロセスが、TFT基板20の端部にクラックが発生する最も大きな原因となる。
レーザによる切断が最もダメージが小さいが、それでも、レーザで加熱された部分と加熱されない部分との温度差によって微小なクラックが入ることは避けられない。このようにして発生した微小なクラックは、その後、基板が曲げられる等、基板に応力がかかると進行し、大きなクラックとなってディスプレイを破損する。
この他に、基板に応力がかかる原因の一つは、個々の液晶表示パネルに分離された後、液晶を真空注入するときである。また、液晶表示パネルがフレキシブル表示パネルとして完成した後、表示パネルを曲げたり、表示パネルを落としたりしたときに表示パネル周辺に応力がかかり、微小なクラックが進行して、表示装置を破壊させたりする。
図3に示すように、液晶表示パネルの周辺に金属層が存在すると、金属は応力に強いために、パネル周辺に微小クラックが発生しづらい。微小クラックが存在しなければ、クラックが進行することもなく、液晶表示パネルが破壊することもない。また、微小クラックが発生しても、金属層によってクラックが進行することを防止することが出来る
補強金属層120の幅は大きいほど、微小クラックに対する耐力は増すので、図3に示す金属層の幅wは0.2mm以上が望ましい。また、補強金属層120の厚さも大きい程、補強効果は優れる。補強金属層120の厚さは150nm以上あることが望ましい。図3においては、補強金属層120は第1補強金属層121と第2補強金属層122の2層となっているので、補強効果は優れている。
このように、液晶表示パネルの周辺におけるクラックの発生は、マザー基板から液晶表示パネル切断するときが最も大きな原因となっている。しかし、他の工程でも、液晶表示パネル周辺に微小クラックが発生する原因は存在する。
切断以外で微小クラックが発生する原因のひとつは、図2(c)に示すように、TFT層40を形成したガラス基板30をエッチングによって除去するときである。ガラスのエッチングにおいては、Si、Mg、Ca等の化合物が堆積することを防ぐために、エッチング液を強く対流させたり、気泡をぶつけたりすることが必要である。しかもエッチングが基板面内で完全に均一になることはないため、膜厚の不均一が大きい場所では、ガラスごとTFT層40にクラックが生ずる。また、クラックにならずとも、エッチングの基板面内の不均一や、基板の端面からのエッチングによってTFTの大きさが縮み、4辺が直線でなく、凹凸の曲線になって、応力集中が起こりやすい構造となる。
その他の微小クラックが生ずる工程は、図2(d)、図2(e)等である。図2(d)において、ガラス基板30を除去した状態で、プラスチック基板10にTFT層40を貼り付けるさい、TFT層40は保護フィルム80に粘着しただけの状態であるので、容易に曲げられ、そのときの曲げ応力によってクラックが入る。
図2(e)は、TFT層40をプラスチック基板10に貼り付けたあと、保護フィルム80を剥がした状態を示すものであるが、このとき、引き剥がしの応力によって、特にTFT層40の端部にクラックが入りやすい。このように、図2(c)から図2(e)に示すような工程においても、TFT基板20の端部に補強金属層120を配置することによって微小クラックを防止することができる。
図2に示した工程は、図4に示すような、マザーTFT基板200の状態で行われる。図4において、マザーTFT基板200には6個のTFT基板20が形成されている。個々のTFT基板20には表示のための画素領域50が形成されている。画素領域50の1辺に隣接して端子部60が形成されている。また、個々のTFT基板20において、周辺端部には補強金属層120が形成されている。
図4に示すマザーTFT基板200の状態で、保護フィルム80を貼り付けたり、ガラスのエッチングをしたり、プラスチック基板10に貼り付けたり、保護フィルム80をはがしたりする。これらの工程において、マザーTFT基板200の周辺部にクラックが入ると、ハンドリング時にクラックが進行して、個々のTFT基板20にダメージを与えることがある。
図5はこれを防止するために、マザーTFT基板200の周辺端部にも図3に示すようなマザーTFT基板補強金属層220を形成している。図5のようにマザーTFT基板補強金属層220を形成する場合は、個々のTFT基板20の端部に補強金属層120を形成するのと同時に行うことが出来るので、プロセスが増加することはない。
このように、マザーTFT基板200の状態で、マザーTFT基板200の端部にマザー補強金属層120を形成することによって、工程中におけるマザーTFT基板200端部から進行したクラックによって、個々のTFT基板20が破壊されることを防止できるので、製造歩留まりを上げることが出来る。
以上で説明した補強金属層120は、個々のTFT基板20の周辺全周に形成されているが、必ずしも全周に形成しなければならないわけではない。たとえば、個々のTFT基板20において、端部には、液晶表示パネルに電源、映像信号、走査信号等を供給するための端子部60が形成される。この端子部60は金属で形成されているので、微小クラック発生に対して比較的強い状態にある。したがって、図に示すように、端子部60には、補強金属層120を形成しなくともよい場合がある。
以上の例では、補強金属層120は、所定の幅を持った単純なストライプ状である。補強金属層120は、幅が広いほうが、補強効果はあるが、幅の広い金属層は、上下に絶縁層がある場合は、熱膨張係数の違いによってそれ自身がストレスの原因になる。図7はこのようなストレスを緩和するための、補強金属層120の平面図である。図7(a)は長方形の孔123を縦方向に並べたものであり、図7(b)はスリット状の孔123を2列にして縦方向に並べた場合であり、図7(c)は長方形の孔123を千鳥状に配置した例である。図7(a)乃至(c)は例であり、孔123の形状、配置は任意に選定することが出来る。
図7に示す孔123の形状配置は、第1補強金属層121と第2補強金属層122とで同様に形成してもよいし、片方だけでもよい。また、第1補強金属層121と第2補強金属層122とで、孔123の形状、配置を変化させてもよい。
補強金属層120は個々のTFT基板20の端部に形成されていることが最も効果がある。しかし、切断の精度によって、補強金属層120がかならずしもTFT基板端部に配置されない場合がある。図8はこの例である。図8に示すような状態であっても、端部に発生した微小クラックは、補強金属層120によって内部への進行が妨げられ、TFT基板全体が破壊されることを防止することが出来る。
図9は本発明の第2の実施例を示すTFT基板の端部の断面図である。図9において、プラスチック基板10の上に接着材11が配置され、接着材11の上に下地絶縁膜102が形成され、下地絶縁膜102の上にゲート絶縁膜104が形成されていることは実施例1の図3と同様である。また、第1補強金属層121がゲート絶縁膜104の上に形成されていることも図3と同様である。
図9において、第1補強金属層121の上に第2補強金属層122が直接積層されている。第1補強金属層121と第2補強金属層122が積層されていることによって、補強金属層120による微小クラックに対する耐力がより強くなっている。このような構成とするために、層間絶縁膜106は第1補強金属層121の1部を覆っているのみである。また、無機パッシベーション膜109は図3とは異なり、第2補強金属層122を覆ってない。
層間絶縁膜106および無機パッシベーション膜109はSiOあるいはSiNのような硬い材質であるので、クラックが生じやすい。したがって、層間絶縁膜106および無機パッシベーション膜109を端部に配置しないことによって微小クラックを生じにくくしている。一方、有機パッシベーション膜110は第2補強金属層122を覆って端部まで形成されている。有機パッシベーション膜110はアクリル樹脂等の柔軟性に富む材料なので、クラックが入りにくい。
図10は図9と本質的には同じ作用をもつ構成である。図9と異なるところは、図10では、層間絶縁膜106の端部を第2補強金属層122が覆い、第2補強金属層122の端部を無機パッシベーション膜109が覆っていることである。絶縁膜の端部と金属を積層することによって絶縁膜の端部にクラックが発生することを防止している。
図9の場合も図10の場合も、第1補強金属層121はゲート絶縁膜104と同時に形成し、第2補強金属層122はドレイン電極107およびソース電極108と同時に形成することは実施例1の場合と同様である。このように、本実施例の構成は、第1補強金属層121と第2補強金属層122が積層されている効果と、端部に無機膜を存在させず、有機パッシベーション膜110のみを存在さえたことによる効果とあいまって、微小クラックが、より起きにくい構成となっている。
図11は本発明の第3の実施例を示すTFT基板の端部の断面図である。図11はTFT基板端部には補強金属層120は第2補強金属層122が1層のみ形成されている場合である。また、TFT基板端部には下地絶縁層を除いては第2補強金属層122と、微小クラックに対して強い、有機パッシベーション膜110が形成されているのみである。
図11において、第2補強金属層122の下層には比較的硬く、微小クラックが生じやすいゲート絶縁膜104、下地絶縁膜102等は形成されていない。したがって、図11の構成は微小クラックに強い構成となっている。しかし、図11の構成はエッチング停止層101は省略することは出来ない。一方、図3、図8、図9、図20等の構成では、ガラスをエッチングして除去し後、必要であれば、エッチング停止層101をガラス用のエッチング液とは別なエッチング液によって除去することは可能である。
エッチング停止層101として、実施例1または実施例2等の構成であれば、a−Si、Mo、W等の不透明膜を使用した場合、エッチング停止層101を上記のように除去することは可能であるが、図11の構成では、エッチング停止層101を除去することは出来ない。エッチング停止層101を除去すると同時に、第2補強金属層122もダメージを受けるからである。したがって、本実施例におけるエッチング停止層101は、必ず、透明な材料を用いる必要がある。なお、第2補強金属層122はゲート電極105およびソース電極108と同時に形成することが出来ることは実施例1、実施例2と同様である。
実施例1から実施例3までは、TFT層40をガラス基板30の上に形成し、その後、プラスチック基板10にTFT層40を転写する構成であった。しかし、本発明は、転写方式の液晶表示パネルのみでなく、TFTをプラスチック基板10に直接形成するタイプの液晶表示パネルについても適用することが出来る。a−Siをチャネルとして用いるタイプのTFTはpoly−Siをチャネルとして用いるTFTとは異なり、プロセス温度が低いので、プラスチック基板10を使用してもTFTを形成することが出来る。
図12は本実施例におけるTFT基板の端部の断面図である。図12において、バリア層12によってサンドイッチされたプラスチック基板10の上にTFT層40が形成されている。バリア層12より上の構成は、実施例2と同様な構成となっている。すなわち、第1補強金属層121と第2補強金属層122が積層され、第2補強金属層122の上には有機パッシベーション膜110のみが形成されている。つまり、微小クラックに強い構成となっている。
すなわち、プラスチック基板10に直接TFT層40を形成する場合も、マザーTFT基板200に形成し、最終的には、個々の液晶表示パネルに切り出すが、このときの微小クラックが問題となることは、実施例1〜3で説明した転写方式の場合と同様だからである。
図12において、プラスチック基板10にバリア層12が設けてある。図12における下側のバリア層12は外部から水分等の不純物が浸入することを防止するためであり、TFT層40側のバリア層12はプラスチック基板10中の水分等の不純物がTFT層40に浸入して半導体層103を汚染することを防止するためである。このように、本発明は、プラスチック基板10の上に直接TFT層40を形成するタイプの液晶表示装置についても適用することが出来る。
実施例1〜4では、第1補強金属層121にゲート電極105と同じ層、第2補強金属層122にドレイン電極107およびソース電極108と同じ層を使用している。しかし、本発明はこれに限ることなく、第1補強金属層121にゲート電極105以外の金属、第2補強金属層122にドレイン電極107およびソース電極108以外の金属を使用することも可能である。この場合は、補強金属層120を形成するためのプロセスが別途必要になるが、補強金属層120の材料または膜厚に自由度が増し、より効果的な補強金属層120を形成することが出来る。
以上は液晶表示装置について説明した。しかし、本発明は有機EL表示装置についても適用することが出来る。有機EL表示装置の場合はTFT基板にTFT層40を形成し、TFT層40の上に下部電極、発光層、および、上部電極を形成する。発光層である有機EL層は、水分によって劣化するので、TFT基板を対向基板によってシールする。また、有機ELパネルの場合も、まずマザー基板に形成し、その後、マザー基板から個々の有機ELパネルを分離することは液晶表示パネルの場合と同様である。このように、本発明は有機EL表示装置に対しても適用することが出来る。
転写方式を用いたTFT基板の断面図である。 転写方式によるTFT基板を形成する工程図である。 実施例1によるTFT基板の断面図である。 本発明によるマザーTFT基板の例である。 本発明によるマザーTFT基板の他の例である。 本発明によるTFT基板の他の例である。 補強金属層の平面図の例である。 実施例1の他の形態を示すTFT基板の断面図である。 実施例2によるTFT基板の断面図である。 実施例2の他の形態を示すTFT基板の断面図である。 実施例3によるTFT基板の断面図である。 実施例4によるTFT基板の断面図である。
10…プラスチック基板、 11…接着材、 12…バリア層、 20…TFT基板、 30…ガラス基板、 40…TFT層、 50…画素領域、 60…端子部、 80…保護フィルム、 90…粘着材、 101…エッチング停止層、 102…下地絶縁膜、 103…半導体層、 104…ゲート絶縁膜、 105…ゲート電極、 106…層間絶縁膜、 107…ドレイン電極、 108…ソース電極、 109…無機パッシベーション膜、 110…有機パッシベーション膜、 111…画素電極、 112…配向膜、 120…補強金属層、 121…第1補強金属層、 122…第2補強金属層、 123…孔、 200…マザーTFT基板、 220…マザーTFT基板補強金属層。

Claims (11)

  1. プラスチック基板の上に接着材が形成され、前記接着材の上にTFT層が形成されたTFT基板を有する液晶表示装置であって、
    前記TFT層は、半導体層、ゲート絶縁膜、ゲート電極、層間絶縁膜、ドレイン電極、ソース電極、無機パッシベーション膜、有機パッシベーション膜を含み、
    前記TFT基板の周辺領域には、所定の幅と所定の厚さを有する、前記ゲート電極または前記ソース電極と同じ材料で、且つ前記ゲート電極または前記ソース電極と同層に位置する補強金属層が形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記TFT基板に形成された端子部には、前記補強金属層は形成されていないことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記半導体層の下には下地絶縁層が形成され、前記下地絶縁層の下には、ガラスのエッチング液にはエッチングされない、エッチング停止層が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  4. プラスチック基板の上に接着材が形成され、前記接着材の上にTFT層が形成されたTFT基板を有する液晶表示装置であって、
    前記TFT層は、半導体層、ゲート絶縁膜、ゲート電極、層間絶縁膜、ドレイン電極、ソース電極、無機パッシベーション膜、有機パッシベーション膜を含み、
    前記TFT基板の周辺領域には、前記ゲート電極と同じ材料で且つ前記ゲート電極と同層に形成された第1補強金属層と、前記ソース電極と同じ材料で且つ前記ソース電極と同層に形成されている第2補強金属層とが形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
  5. 前記TFT基板に形成された端子部には、前記第1補強金属層と前記第2補強金属層は形成されていないことを特徴とする請求項4に記載の液晶表示装置。
  6. 前記第1補強金属層と前記第2補強金属層は直接積層して形成されていることを特徴とする請求項4に記載の液晶表示装置。
  7. バリア層によってサンドイッチされたプラスチック基板の上にTFT層が形成されたTFT基板を有する液晶表示装置であって、
    前記TFT層は、ゲート電極、ゲート絶縁膜、半導体層、ドレイン電極、ソース電極、無機パッシベーション膜、有機パッシベーション膜を含み、
    前記TFT基板の周辺領域には、所定の幅と所定の厚さを有する、前記ゲート電極または前記ソース電極と同じ材料で、且つ前記ゲート電極または前記ソース電極と同層に位置する補強金属層が形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
  8. プラスチック基板の上に接着材が形成され、前記接着材の上にTFT層が形成され、前記TFT層の上に有機EL発光層が形成されたTFT基板を有する有機EL表示装置であって、
    前記TFT層は、半導体層、ゲート絶縁膜、ゲート電極、層間絶縁膜、ドレイン電極、ソース電極、無機パッシベーション膜、有機パッシベーション膜を含み、
    前記TFT基板の周辺領域には、所定の幅と所定の厚さを有する、前記ゲート電極または前記ソース電極と同じ材料で、且つ前記ゲート電極または前記ソース電極と同層に位置する補強金属層が形成されていることを特徴とする有機EL表示装置。
  9. 前記半導体層の下には下地絶縁層が形成され、前記下地絶縁層の下には、ガラスのエッチング液にはエッチングされない、エッチング停止層が形成されていることを特徴とする請求項8に記載の有機EL表示装置。
  10. プラスチック基板の上に接着材が形成され、前記接着材の上にTFT層が形成され、前記TFT層の上に有機EL発光層が形成されたTFT基板を有する有機EL表示装置であって、
    前記TFT層は、半導体層、ゲート絶縁膜、ゲート電極、層間絶縁膜、ドレイン電極、ソース電極、無機パッシベーション膜、有機パッシベーション膜を含み、
    前記TFT基板の周辺領域には、前記ゲート電極と同じ材料で且つ前記ゲート電極と同層に形成された第1補強金属層と、前記ソース電極と同じ材料で且つ前記ソース電極と同層に形成されている第2補強金属層とが形成されていることを特徴とする有機EL表示装置。
  11. バリア層によってサンドイッチされたプラスチック基板の上にTFT層が形成され、前記TFT層の上に有機EL発光層が形成されたTFT基板を有する有機EL表示装置であって、
    前記TFT層は、ゲート電極、ゲート絶縁膜、半導体層、ドレイン電極、ソース電極、無機パッシベーション膜、有機パッシベーション膜を含み、
    前記TFT基板の周辺領域には、所定の幅と所定の厚さを有する、前記ゲート電極または前記ソース電極と同じ材料で、且つ前記ゲート電極または前記ソース電極と同層に位置する補強金属層が形成されていることを特徴とする有機EL表示装置。
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