JP5547530B2 - コンテンツ取得状況調査システム、コンテンツ取得状況調査方法 - Google Patents

コンテンツ取得状況調査システム、コンテンツ取得状況調査方法 Download PDF

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本発明は、端末装置によるネットワーク上のコンテンツの取得状況を調査するコンテンツ取得状況調査システム、及び、当該コンテンツ取得状況調査システムにおけるコンテンツ取得状況調査方法に関する。
近年、インターネットにおいては、文字、音声、映像等の様々なコンテンツが提供されるようになっている。このようなコンテンツの提供は徐々に拡大しており、テレビ放送の視聴率調査と同様に、コンテンツの取得状況の調査の重要度も増している。
コンテンツの取得状況を調査する技術としては、例えば、特許文献1及び2に記載された技術が存在する。
特開2002−236776号公報 特開2002−207662号公報
しかしながら、上述した特許文献1及び特許文献2に記載された技術では、パーソナルコンピュータ等の端末装置に、コンテンツの取得調査用のソフトウェアをインストールする必要があり、調査対象者にとって煩雑な作業を要求しなければならないという
問題があった。このように繁雑な作業を要求することは、調査対象者の確保を困難にする可能性もある。
また、企業等の端末装置にソフトウェアをインストールすることは、企業内の情報システムに対する影響が懸念される場合もあり、許可されないことも多い。
また、アクセス先のサイトに、コンテンツに調査用のスクリプトを埋め込んでもらい、コンテンツを受信した端末装置が自動的にスクリプトを実行することで、コンテンツの取得状況の調査を可能とすることも考えられるが、第三者のスクリプト埋め込みについては、サイトポリシーの観点もしくは作業負荷などにより許可されないことがある。
上記問題点に鑑み、本発明は、端末装置に専用のソフトウェアをインストールすることなく、コンテンツの取得状況を把握することが可能なコンテンツ取得状況調査システム、及び、コンテンツ取得状況調査方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は以下のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、ドメインネームシステムサーバ(DNSサーバ110)と、調査支援サーバ(調査支援サーバ130)と、収集サーバ(収集サーバ160)とを備え、端末装置(PC200)によるネットワーク上のコンテンツの取得状況の調査を支援するコンテンツ取得状況調査システムであって、前記ドメインネームシステムサーバは、前記端末装置からのアクセス先のドメイン名に対応するIPアドレスの問い合わせを受信する問い合わせ受信部(問い合わせ受信部121)と、前記問い合わせ受信部により、前記アクセス先のドメイン名に対応するIPアドレスの問い合わせが受信された場合に、常に前記調査支援サーバのIPアドレスである調査支援サーバIPアドレスを前記端末装置へ返信する返信部(返信部122)とを備え、前記調査支援サーバは、前記端末装置からの前記アクセス先のドメイン名と前記調査支援サーバIPアドレスとを含んだアクセス要求を受信するアクセス要求受信部(アクセス要求受信部141)と、前記アクセス要求受信部により受信された前記アクセス要求に含まれる前記アクセス先のドメイン名に対応するIPアドレスであるアクセス先IPアドレスを取得するアクセス先IPアドレス取得部(アクセス先IPアドレス取得部143)と、前記アクセス先IPアドレス取得部により取得された前記アクセス先IPアドレスに対応するアクセス先のコンテンツを取得するコンテンツ取得部(コンテンツ取得部144)と、前記コンテンツ取得部により取得された前記アクセス先のコンテンツに、前記端末装置に前記アクセス先のコンテンツが前記端末装置によって取得されたことを示すコンテンツ取得状況データを生成させ、前記収集サーバへ送信させるためのスクリプトである調査用スクリプトを埋め込み、調査用スクリプト付きコンテンツを生成するスクリプト埋込部(スクリプト埋込部145)と、前記スクリプト埋込部により生成された前記調査用スクリプト付きコンテンツを前記端末装置へ送信するスクリプト付きコンテンツ送信部(コンテンツ送信部146)とを備え、前記収集サーバは、前記調査用スクリプト付きコンテンツを受信した前記端末装置によって生成され、送信される前記コンテンツ取得状況データを受信するコンテンツ取得状況データ受信部(取得状況データ受信部171)を備えることを要旨とする。
このようなコンテンツ取得状況調査システムでは、端末装置がドメインネームシステムサーバに対して、アクセス先のドメイン名に対応するIPアドレスの問い合わせを行うと、ドメインネームシステムサーバは、常に調査支援サーバのIPアドレスを返信する。したがって、端末装置は、常に調査支援サーバへアクセス要求を送信することになる。そして、調査支援サーバは、端末装置からのアクセス要求を受信すると、アクセス先のIPアドレスを取得し、当該アクセス先のコンテンツを取得する。更に、調査支援サーバは、アクセス先のコンテンツに、端末装置にコンテンツ取得状況データを生成させ、収集サーバへ送信させるための調査スクリプトを埋め込んで、調査用スクリプト付きコンテンツを端末装置へ送信する。これにより、調査用スクリプト付きコンテンツを受信した端末装置は、調査用スクリプトを自動的に実行して、コンテンツ取得状況データを生成し、収集サーバへ送信する。更に、収集サーバは、端末装置からのコンテンツ取得状況データを受信する。
すなわち、端末装置におけるドメインネームシステムサーバを、常に調査支援サーバのIPアドレスを返信するドメインネームシステムサーバに設定するだけで、調査支援サーバが、プロキシサーバとして機能しつつ、端末装置へのコンテンツの全てを中継することができる。更に、調査支援サーバは、コンテンツを中継する際に、当該コンテンツに、調査用スクリプトを埋め込んで端末装置へ送信することによって、端末装置においてコンテンツ取得状況データが生成、送信され、収集サーバが収集することができる。このため、端末装置に専用のソフトウェアをインストールすることなく、コンテンツの取得状況を把握することが可能となる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記スクリプト埋込部は、前記アクセス先のコンテンツに、前記端末装置に前記端末装置の利用者のIDを含んだ前記コンテンツ取得状況データを生成させるための前記調査用スクリプトを埋め込むことを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、ドメインネームシステムサーバと、調査支援サーバと、収集サーバとを備え、端末装置によるネットワーク上のコンテンツの取得状況の調査を支援するコンテンツ取得状況調査システムにおけるコンテンツ取得状況調査方法であって、前記ドメインネームシステムサーバが、前記端末装置からのアクセス先のドメイン名に対応するIPアドレスの問い合わせを受信するステップと、前記ドメインネームシステムサーバが、前記アクセス先のドメイン名に対応するIPアドレスの問い合わせが受信された場合に、常に前記調査支援サーバのIPアドレスである調査支援サーバIPアドレスを前記端末装置へ返信ステップと、前記調査支援サーバが、前記端末装置からの前記アクセス先のドメイン名と前記調査支援サーバIPアドレスとを含んだアクセス要求を受信するステップと、前記調査支援サーバが、受信された前記アクセス要求に含まれる前記アクセス先のドメイン名に対応するIPアドレスであるアクセス先IPアドレスを取得するステップと、前記調査支援サーバが、取得された前記アクセス先IPアドレスに対応するアクセス先のコンテンツを取得するステップと、前記調査支援サーバが、取得された前記アクセス先のコンテンツに、前記端末装置に前記アクセス先のコンテンツが前記端末装置によって取得されたことを示すコンテンツ取得状況データを生成させ、前記収集サーバへ送信させるためのスクリプトである調査用スクリプトを埋め込み、調査用スクリプト付きコンテンツを生成するステップと、前記調査支援サーバが、生成された前記調査用スクリプト付きコンテンツを前記端末装置へ送信するステップと、前記収集サーバが、前記調査用スクリプト付きコンテンツを受信した前記端末装置によって生成され、送信される前記コンテンツ取得状況データを受信するステップとを備えることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、本発明の第3の特徴に係り、前記スクリプト付きコンテンツを生成するステップは、前記アクセス先のコンテンツに、前記端末装置に前記端末装置の利用者のIDを含んだ前記コンテンツ取得状況データを生成させるための前記調査用スクリプトを埋め込むことを要旨とする。
本発明によれば、端末装置に専用のソフトウェアをインストールすることなく、コンテンツの取得状況を把握することが可能となる。
本発明の実施形態に係る通信システムの全体概略構成図である。 本発明の実施形態に係るDNSサーバの構成図である。 本発明の実施形態に係るアクセス先IPアドレス問い合わせのデータ構造を示す図である。 本発明の実施形態に係るアクセス先IPアドレス応答のデータ構造を示す図である。 本発明の実施形態に係る調査支援サーバの構成図である。 本発明の実施形態に係るアクセス要求のデータ構造を示す図である。 本発明の実施形態に係るコンテンツ要求のデータ構造を示す図である。 本発明の実施形態に係る調査用スクリプト付きコンテンツのデータ構造を示す図である。 本発明の実施形態に係るコンテンツ取得状況データの構造を示す図である。 本発明の実施形態に係る収集サーバの構成図である。 本発明の実施形態に係るDNSサーバの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る調査支援サーバの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る収集サーバの動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る調査用スクリプト付きコンテンツのデータ構造を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るPCの動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係るコンテンツ取得状況データの構造を示す図である。
次に、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。具体的には、(1)コンテンツ取得状況調査システムを含んだ通信システムの構成、(2)コンテンツ取得状況調査システムを構成するドメインネームシステムサーバ(DNSサーバ)及び調査支援サーバの動作、(3)作用・効果、(4)その他の実施形態について説明する。以下の実施形態における図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(1)通信システムの構成
まず、本発明の実施形態に係るコンテンツ取得状況調査システムを含んだ通信システムの構成について、(1.1)通信システムの全体概略構成、(1.2)コンテンツ取得状況調査システムを構成するDNSサーバの構成、(1.3)コンテンツ取得状況調査システムを構成する調査支援サーバの構成、(1.4)コンテンツ取得状況調査システムを構成する収集サーバの構成の順に説明する。
(1.1)通信システムの構成
図1は、本発明の実施形態に係るコンテンツ取得状況調査システムを含んだ通信システムの全体概略構成図である。
図1に示すように、通信システム100は、ドメインネームシステム(DNS)サーバ110、調査支援サーバ130、収集サーバ160、パーソナルコンピュータ(PC)200、コンテンツサーバ300、インターネット400を含む。DNSサーバ110、調査支援サーバ130、収集サーバ160、PC200、コンテンツサーバ300は、それぞれインターネット400に接続されている。
PC200は、コンテンツサーバ300によって提供される、文字、音声、映像等の様々なコンテンツを取得する。この際、DNSサーバ110、調査支援サーバ130及び収集サーバ160は、コンテンツ取得状況調査システムを構成し、PC200の利用者によるコンテンツの取得状況を調査する。
(1.2)DNSサーバの構成
図2は、DNSサーバ110の構成図である。図2に示すように、DNSサーバ110は、制御部112、記憶部113、通信部116を含む。
制御部112は、例えばCPUによって構成され、DNSサーバ110が具備する各種機能を制御する。記憶部113は、例えばメモリによって構成され、DNSサーバ110における制御などに用いられる各種情報を記憶する。通信部116は、インターネット400を介して、PC200との間で通信を行う。
制御部112は、問い合わせ受信部121、返信部122を含む。
PC200において、ドメイン名に対応するIPアドレスの問い合わせ先は、DNSサーバ110に設定されている。PC200は、コンテンツサーバ300によって提供されるコンテンツを取得する際に、アクセス先であるコンテンツサーバ300のIPアドレスの問い合わせ(アクセス先IPアドレス問い合わせ)を、DNSサーバ110へ送信する。
図3は、アクセス先IPアドレス問い合わせのデータ構造を示す図である。図3に示すアクセス先IPアドレス問い合わせは、送信元であるPC200のIPアドレス(送信元PCIPアドレス)と、宛先であるDNSサーバ110のIPアドレス(宛先DNSサーバIPアドレス)と、コンテンツサーバ300に対応するドメイン名(アクセス先ドメイン名)とを含む。
制御部112内の問い合わせ受信部121は、インターネット400及び通信部116を介して、PC200からのアクセス先IPアドレス問い合わせを受信する。
制御部112内の返信部122は、PC200からのアクセス先IPアドレス問い合わせが受信されると、常に、調査支援サーバ130のIPアドレスを、アクセス先ドメイン名に対応するIPアドレス、換言すれば、コンテンツ取得時のアクセス先のIPアドレスとして含んだ応答(アクセス先IPアドレス応答)を生成し、通信部116及びインターネット400を介して、PC200へ送信する。調査支援サーバ130のIPアドレスは、記憶部113に記憶されている。
図4は、アクセス先IPアドレス応答のデータ構造を示す図である。図4に示すアクセス先IPアドレス応答は、送信元であるDNSサーバ110のIPアドレス(送信元DNSサーバIPアドレス)と、宛先であるPC200のIPアドレス(送信元PCIPアドレス)と、アクセス先ドメイン名と、コンテンツ取得時のアクセス先のIPアドレスとしての調査支援サーバ130のIPアドレス(調査支援サーバIPアドレス)とを含む。PC200は、DNSサーバ110からのアクセス先IPアドレス応答を受信する。
(1.3)調査支援サーバの構成
図5は、調査支援サーバ130の構成図である。図5に示すように、調査支援サーバ130は、制御部132、記憶部133及び通信部136を含む。
制御部132は、例えばCPUによって構成され、調査支援サーバ130が具備する各種機能を制御する。記憶部133は、例えばメモリによって構成され、調査支援サーバ130における制御などに用いられる各種情報を記憶する。通信部136は、インターネット400を介して、PC200及びコンテンツサーバ300との間で通信を行う。
制御部132は、アクセス要求受信部141、アクセス要求転送部142、アクセス先IPアドレス取得部143、コンテンツ取得部144、スクリプト埋込部145、コンテンツ送信部146を含む。
PC200は、DNSサーバ110からのアクセス先IPアドレス応答を受信後、コンテンツサーバ300によって提供されるコンテンツを取得すべく、アクセス要求を調査支援サーバ130へ送信する。上述したように、アクセス先IPアドレス応答には、調査支援サーバ130のIPアドレスが、コンテンツ取得時のアクセス先のIPアドレスとして含まれている。このため、PC200は、アクセス要求を調査支援サーバ130へ送信することになる。
図6は、アクセス要求のデータ構造を示す図である。図6に示すアクセス要求は、送信元であるPC200のIPアドレス(送信元PCIPアドレス)と、宛先である調査支援サーバ130のIPアドレス(宛先調査支援サーバIPアドレス)と、コンテンツサーバ300によって提供される、取得対象のコンテンツに対応するURL(アクセス先URL)とを含む。
調査支援サーバ130における制御部132内のアクセス要求受信部141は、インターネット400及び通信部116を介して、PC200からのアクセス要求を受信する。
アクセス要求受信部141によってアクセス要求が受信されると、アクセス先IPアドレス取得部143は、アクセス要求受信部141によって受信されたアクセス要求内のアクセス先URLに対応するドメイン名を特定する。更に、アクセス先IPアドレス取得部143は、特定したドメイン名に対応するIPアドレス、換言すれば、アクセス先であるコンテンツサーバ300のIPアドレスの問い合わせを、通信部136及びインターネット400を介して、DNSサーバ110以外の図示しないDNSサーバ(他DNSサーバ)へ送信する。
その後、アクセス先IPアドレス取得部143は、インターネット400及び通信部136を介して、他DNSサーバからのコンテンツサーバ300のIPアドレスを取得する。
コンテンツ取得部144は、調査支援サーバ130のIPアドレスを送信元のIPアドレスに設定し、アクセス先IPアドレス取得部143によって取得されたコンテンツサーバ300のIPアドレスを宛先のIPアドレスとして設定するとともに、アクセス要求受信部141により受信されたアクセス要求に含まれるアクセス先URLを含んだコンテンツ要求を生成する。更に、コンテンツ取得部144は、コンテンツ要求を、通信部136及びインターネット400を介して、コンテンツサーバ300へ送信する。
図7は、コンテンツ要求のデータ構造を示す図である。図7に示すコンテンツ要求は、送信元である調査支援サーバ130のIPアドレスと、宛先であるコンテンツサーバ300のIPアドレスと、アクセス先URLとを含む。
コンテンツサーバ300は、コンテンツ要求を受信すると、当該コンテンツ要求に含まれるアクセス先URLに対応するコンテンツを特定する。次に、コンテンツサーバ300は、特定したコンテンツの送信元のIPアドレスをコンテンツサーバ300のIPアドレスに設定し、宛先のIPアドレスを、コンテンツ要求の送信元である調査支援サーバ130のIPアドレスに設定する。更に、コンテンツサーバ300は、コンテンツを、調査支援サーバ130へ送信する。
調査支援サーバ130における制御部132内のコンテンツ取得部144は、インターネット400及び通信部116を介して、コンテンツサーバ300からのコンテンツを取得する。
記憶部133には、PC200に、コンテンツがPC200によって取得されたことを示すコンテンツ取得状況データを生成させ、更に、PC200に、当該コンテンツ取得状況データを収集サーバ160へ送信させるスクリプト(調査用スクリプト)が記憶されている。スクリプト埋込部145は、コンテンツ取得部144によってコンテンツが取得されると、記憶部133から調査用スクリプトを読み出し、コンテンツに埋め込んで、調査用スクリプト付きコンテンツを生成する。ここでは、調査用スクリプトには、ユーザID、アクセス日時及びアクセス先のURLを含んだコンテンツ取得状況データを生成、送信させるための命令と、コンテンツ取得状況データの送信先となる収集サーバのIPアドレスとが含まれている。
コンテンツ送信部146は、スクリプト埋込部145によって生成された調査用スクリプト付きコンテンツについて、送信元のIPアドレスを調査支援サーバ130のIPアドレスに設定し、宛先のIPアドレスを、アクセス要求受信部141によって受信されたアクセス要求の送信元であるPC200のIPアドレスに設定する。更に、コンテンツ送信部146は、調査用スクリプト付きコンテンツを、PC200へ送信する。
図8は、調査用スクリプト付きコンテンツのデータ構造を示す図である。図8に示す調査用スクリプト付きコンテンツは、送信元である調査支援サーバ130のIPアドレス(送信元調査支援サーバIPアドレス)と、宛先であるPC200のIPアドレス(宛先PCIPアドレス)と、コンテンツサーバ300によって提供される、取得対象のコンテンツに対応するURL(アクセス先URL)と、コンテンツデータと、調査用スクリプトとを含む。
PC200は、調査用スクリプト付きコンテンツを受信すると、コンテンツの表示や再生等の処理を行う。更に、PC200は、調査用スクリプトを自動的に実行する。
調査用スクリプトの実行によって、PC200は、コンテンツ取得状況データを生成する。上述したように、調査用スクリプトには、ユーザID、アクセス日時及びアクセス先のURLを含んだコンテンツ取得状況データを生成、送信させるための命令が含まれている。このため、PC200は、ユーザID、アクセス日時及びアクセス先のURLを含んだコンテンツ取得状況データを生成する。ユーザIDは、例えば、クッキー(cookie)IDが含まれる。アクセス日時は、例えば、PC200が調査用スクリプト付きコンテンツを受信した日時であり、PC200が内蔵する時計(図示せず)の時刻情報から得られる。あるいは、アクセス日時は、調査支援サーバ130や他のサーバに備えられるサーバ基準のクロックから取得されてもよい。更には、アクセス日時は、正確な時刻情報を取得することが可能な計時装置から取得されてもよい。アクセス先URLは、調査用スクリプト付きコンテンツに含まれているものである。また、PC200は、コンテンツ取得状況データの送信元のIPアドレスを、PC200のIPアドレスに設定し、宛先のIPアドレスを、調査用スクリプトに含まれる収集サーバ160のIPアドレスに設定する。更に、PC200は、コンテンツ取得状況データの送信元のIPアドレスを、PC200のIPアドレスに設定し、宛先のIPアドレスを、調査用スクリプトに含まれる収集サーバ160のIPアドレスに設定して、収集サーバ160へ送信する。図9は、コンテンツ取得状況データの構造を示す図である。
(1.4)収集サーバの構成
図10は、収集サーバ160の構成図である。図10に示すように、収集サーバ160は、制御部162、記憶部163、通信部166及びコンテンツ取得状況データベース(DB)168を含む。
制御部162は、例えばCPUによって構成され、収集サーバ160が具備する各種機能を制御する。記憶部163は、例えばメモリによって構成され、収集サーバ160における制御などに用いられる各種情報を記憶する。通信部166は、インターネット400を介して、PC200との間で通信を行う。
制御部162は、取得状況データ受信部171を含む。取得状況データ受信部171は、インターネット400及び通信部166を介して、PC200からのコンテンツ取得状況データを受信する。更に、取得状況データ受信部171は、受信したコンテンツ取得状況データを、コンテンツ取得状況DB168に登録する。
(2)コンテンツ取得状況調査システムを構成するDNSサーバ、調査支援サーバ及び収集サーバの動作
(2.1)DNSサーバの動作
図11は、DNSサーバ110の動作を示すフローチャートである。
ステップS101において、DNSサーバ110内の制御部112は、インターネット400及び通信部116を介して、PC200からのアクセス先IPアドレス問い合わせを受信する。
ステップS102において、制御部112は、コンテンツ取得時のアクセス先のIPアドレスとしての調査支援サーバ130のIPアドレスを含んだアクセス先IPアドレス応答を生成する。更に、制御部112は、アクセス先IPアドレス応答を、通信部116及びインターネット400を介して、PC200へ送信する。
(2.2)調査支援サーバの動作
図12は、調査支援サーバ130の動作を示すフローチャートである。
ステップS201において、調査支援サーバ130内の制御部132は、インターネット400及び通信部116を介して、PC200からのアクセス要求を受信する。
ステップS202において、制御部132は、受信したアクセス要求内のアクセス先URLに対応するドメイン名を特定し、当該ドメイン名に対応する、アクセス先であるコンテンツサーバ300のIPアドレスの問い合わせを他DNSサーバへ送信する。更に、制御部132は、インターネット400及び通信部136を介して、他DNSサーバからのコンテンツサーバ300のIPアドレスを取得する。
ステップS203において、制御部132は、取得したコンテンツサーバ300のIPアドレスを宛先のIPアドレスとして設定したコンテンツ要求を生成する。次に、コンテンツ取得部144は、コンテンツ要求を、通信部136及びインターネット400を介して、コンテンツサーバ300へ送信する。更に、制御部132は、インターネット400及び通信部116を介して、コンテンツサーバ300からのコンテンツを取得する。
ステップS204において、制御部132は、取得したコンテンツに調査用スクリプトを埋め込み、調査用スクリプト付きコンテンツを生成する。
ステップS205において、制御部132は、調査用スクリプト付きコンテンツを、通信部116及びインターネット400を介して、PC200へ送信する。
(2.3)収集サーバの動作
図13は、収集サーバ160の動作を示すフローチャートである。
PC200は、調査支援サーバ130からの調査用スクリプト付きコンテンツを受信すると、調査用スクリプトを自動的に実行し、コンテンツ取得状況データを生成する。更に、PC200は、コンテンツ取得状況データを、インターネット400を介して収集サーバ160へ送信する。
ステップS301において、収集サーバ160内の制御部162は、インターネット400及び通信部166を介して、PC200からのコンテンツ取得状況データを受信する。ステップS302において、制御部162は、受信したコンテンツ取得状況データを、コンテンツ取得状況DB168に登録する。
(3)作用・効果
本発明の実施形態に係る通信システムにおいて、DNSサーバ110、調査支援サーバ130及び収集サーバ160は、コンテンツ取得状況調査システムを構成している。
DNSサーバ110は、PC200からのコンテンツサーバ300のドメイン名に対応するIPアドレスの問い合わせを受信した場合に、常に調査支援サーバ130のIPアドレスをPC200へ返信する。これにより、PC200は、コンテンツ取得に際して、アクセス要求を常に調査支援サーバ130へ送信することになる。
調査支援サーバ130は、PC200からのアクセス要求を受信すると、当該アクセス要求に含まれる、アクセス先URLに対応するドメイン名を特定し、当該ドメイン名に対応するコンテンツサーバ300のIPアドレスを取得する。次に、調査支援サーバ130は、取得したコンテンツサーバ300のIPアドレスを宛先とするコンテンツ要求を送信し、コンテンツサーバ300からのコンテンツを取得する。更に、調査支援サーバ130は、取得したコンテンツに調査用スクリプトを埋め込んで調査用スクリプト付きコンテンツをPC200へ送信する。
PC200は、調査用スクリプト付きコンテンツを受信すると、調査用スクリプトを実行し、コンテンツ取得状況データを生成して収集サーバ160へ送信する。収集サーバ160は、コンテンツ取得状況データを受信し、コンテンツ取得状況DB168へ登録する。
したがって、PC200におけるドメイン名に対応するIPアドレスの問い合わせ先を、常に調査支援サーバ130のIPアドレスを返信するDNSサーバ110に設定するだけで、調査支援サーバ130が、PC200に代わってコンテンツを取得するプロキシサーバとして機能しつつ、PC200へのコンテンツの全てを中継することができる。更に、調査支援サーバ130は、コンテンツを中継する際に、当該コンテンツに、調査用スクリプトを埋め込んでPC200へ送信することによって、PC200においてコンテンツ取得状況データが生成、送信され、収集サーバ160が収集することができる。このため、PC200に専用のソフトウェアをインストールすることなく、コンテンツの取得状況を把握することが可能となる。
(4)その他の実施形態
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上述した実施形態では、調査支援サーバ130は、アクセス先であるコンテンツサーバ300のIPアドレスの問い合わせを、他DNSサーバへ送信し、当該他DNSサーバからのコンテンツサーバ300のIPアドレスを取得したが、調査支援サーバ130が自らDNSサーバとして機能し、コンテンツサーバ300のIPアドレスを特定するようにしてもよい。
また、調査支援サーバ130は、PC200の利用者の認証を行い、制御部132内のスクリプト埋込部145は、認証が成功したPC200に対して送信するコンテンツにのみ、調査用スクリプトを埋め込むようにしてもよい。
また、調査支援サーバ130の制御部132内のスクリプト埋込部145は、コンテンツ取得部144により取得されたコンテンツを解析し、当該コンテンツに既に調査用スクリプトが埋め込まれている場合には、別途調査スクリプトを埋め込まないようにしてもよい。この場合、コンテンツ送信部146は、コンテンツ取得部144によって取得されたコンテンツを、そのまま送信することになる。
また、コンテンツ取得部144により取得されたコンテンツが、htmlデータであって、対応するページが複数のフレームからなる構造である場合には、スクリプト埋込部145は、各フレームに対応するhtmlデータのそれぞれに調査用スクリプトを埋め込んでもよく、任意のhtmlデータにのみ調査用スクリプトを埋め込んでもよい。
また、上述した実施形態では、コンテンツ取得状況データにアクセス日時が含まれるようにした。しかし、収集サーバ160が、PC200の利用者によるコンテンツに対するアクセス状況(視聴状況)をより的確に把握できるようにするためには、コンテンツ取得状況データに、PC200の利用者が、どの日時からどれだけの時間コンテンツにアクセスした(視聴した)かを示す情報を含ませることが望ましい。
この場合には、以下の処理が行われる。調査支援サーバ130における制御部132内のコンテンツ取得部144は、インターネット400及び通信部116を介して、コンテンツサーバ300からのコンテンツを取得する。スクリプト埋込部145は、コンテンツ取得部144によってコンテンツが取得されると、記憶部133から調査用スクリプトを読み出し、コンテンツに埋め込んで、調査用スクリプト付きコンテンツを生成する。ここでは、調査用スクリプトには、ユーザID、アクセス先のURL、PC200におけるコンテンツのアクセス開始日時とアクセス時間とを含んだコンテンツ取得状況データを生成、送信させるための命令と、コンテンツ取得状況データの送信先となる収集サーバのIPアドレスとに加えて、PC200におけるコンテンツのアクセス開始日時とアクセス時間とを取得するためのActiveX(登録商標)及び測定タグとが含まれている。
コンテンツ送信部146は、スクリプト埋込部145によって生成された調査用スクリプト付きコンテンツについて、送信元のIPアドレスを調査支援サーバ130のIPアドレスに設定し、宛先のIPアドレスを、アクセス要求受信部141によって受信されたアクセス要求の送信元であるPC200のIPアドレスに設定する。更に、コンテンツ送信部146は、調査用スクリプト付きコンテンツを、PC200へ送信する。
図14は、調査用スクリプト付きコンテンツのデータ構造を示す図である。図14に示す調査用スクリプト付きコンテンツは、送信元である調査支援サーバ130のIPアドレス(送信元調査支援サーバIPアドレス)と、宛先であるPC200のIPアドレス(宛先PCIPアドレス)と、コンテンツサーバ300によって提供される、取得対象のコンテンツに対応するURL(アクセス先URL)と、コンテンツデータと、調査用スクリプトとを含む。調査用スクリプトには、上述したように、コンテンツ取得状況データの送信先となる収集サーバのIPアドレスとに加えて、PC200におけるコンテンツのアクセス開始日時とアクセス時間とを取得するためのActiveX(登録商標)及び測定タグが含まれている。
PC200は、調査用スクリプト付きコンテンツを受信すると、コンテンツの表示や再生等の処理を行う。更に、PC200は、調査用スクリプトを自動的に実行する。
図15は、PC200の動作を示すフローチャートである。以下においては、コンテンツはhtmlデータ等のウェブページデータであり、PC200において起動されるブラウザによって表示されることにより、PC200の利用者は、コンテンツを視聴することができるものとする。
ステップS401において、PC200は、調査支援サーバ130からの調査用スクリプト付きコンテンツを受信する。
ステップS402において、PC200は、調査用スクリプト内のActiveX(登録商標)を実行する。ActiveX(登録商標)の実行により、現在の日時がアクセス開始日時として取得され、PC200内の記憶部(図示せず)に記憶される。アクセス開始日時は、PC200が内蔵する時計(図示せず)の時刻情報から得られる。あるいは、アクセス開始日時は、調査支援サーバ130や他のサーバに備えられるサーバ基準のクロックから取得されてもよい。更には、アクセス開始日時は、正確な時刻情報を取得することが可能な計時装置から取得されてもよい。また、ActiveX(登録商標)の実行により、アクセス時間(アクセス開始からの経過時間)の測定が開始される。
ステップS403において、PC200は、ブラウザに表示されているウェブページが切り替えられたか否か、又は、ブラウザが閉鎖されたか否かを判定する。ブラウザに表示されているウェブページが切り替えられた場合や、ブラウザが閉鎖された場合には、PC200の利用者によるコンテンツの視聴が終了する。
ブラウザに表示されているウェブページが切り替えられた場合、又は、ブラウザが閉鎖された場合、ステップS404において、PC200は、調査用スクリプト内の測定タグを実行する。測定タグの実行により、ActiveX(登録商標)の実行において測定されている、現時点でのアクセス時間が取得される。
ステップS405において、PC200は、アクセス開始日時及びアクセス時間を含んだコンテンツ取得状況データを生成、送信する。
図16は、コンテンツ取得状況データの構造を示す図である。図16に示すように、コンテンツ取得状況データには、アクセス開始日時及びアクセス時間が含まれる。また、コンテンツ取得状況データには、ユーザID及びアクセス先のURLが含まれる。ユーザIDは、例えば、クッキー(cookie)IDが含まれる。アクセス先URLは、調査用スクリプト付きコンテンツに含まれているものである。更に、PC200は、コンテンツ取得状況データの送信元のIPアドレスを、PC200のIPアドレスに設定し、宛先のIPアドレスを、調査用スクリプトに含まれる収集サーバ160のIPアドレスに設定して、収集サーバ160へ送信する。
従来より、PC200は、コンテンツのアクセスログを生成することができる。このアクセスログには、コンテンツ毎のアクセス開始日時が含まれる。従って、ブラウザ上でウェブページを切り替えながらコンテンツにアクセスする場合、1のコンテンツのアクセス開始日時と、次にアクセスされたコンテンツのアクセス開始日時との差分を、1のコンテンツのアクセス時間として取得できる。しかし、この場合、最後にアクセスされたコンテンツについては、次にアクセスされたコンテンツが存在しないため、最後にアクセスされたコンテンツのアクセス時間を取得できない。
一方、上述したアクセス開始日時とアクセス時間の取得方法を採用する場合には、最後にアクセスされたコンテンツについても、アクセス時間を取得できる。
なお、ActiveX(登録商標)に代えて、PC200におけるコンテンツのアクセス開始日時とアクセス時間とを取得するためのJava(登録商標)アプレットが調査用スクリプトに含まれるようにしてもよい。この場合、PC200が当該Java(登録商標)アプレットを実行して、コンテンツのアクセス開始日時とアクセス時間とを取得する。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
本発明のコンテンツ取得状況調査システム、及び、コンテンツ取得状況調査方法は、端末装置に専用のソフトウェアをインストールすることなく、コンテンツの取得状況を把握することが可能であり、コンテンツ取得状況調査システム等として有用である。
100…通信システム、110…DNSサーバ、112…制御部、113…記憶部、116…通信部、121…問い合わせ受信部、122…返信部、130…調査支援サーバ、132…制御部、133…記憶部、136…通信部、138…取得状況DB、141…アクセス要求受信部、142…アクセス先IPアドレス取得部、143…コンテンツ取得部、144…スクリプト埋込部、145…コンテンツ送信部、160…収集サーバ、200…PC、300…コンテンツサーバ、400…インターネット

Claims (4)

  1. ドメインネームシステムサーバと、調査支援サーバと、収集サーバとを備え、端末装置によるネットワーク上のコンテンツの取得状況の調査を支援するコンテンツ取得状況調査システムであって、
    前記ドメインネームシステムサーバは、
    前記端末装置からのアクセス先のドメイン名に対応するIPアドレスの問い合わせを受信する問い合わせ受信部と、
    前記問い合わせ受信部により、前記アクセス先のドメイン名に対応するIPアドレスの問い合わせが受信された場合に、常に前記調査支援サーバのIPアドレスである調査支援サーバIPアドレスを前記端末装置へ返信する返信部と
    を備え、
    前記調査支援サーバは、
    前記端末装置からの前記アクセス先のドメイン名と前記調査支援サーバIPアドレスとを含んだアクセス要求を受信するアクセス要求受信部と、
    前記アクセス要求受信部により受信された前記アクセス要求に含まれる前記アクセス先のドメイン名に対応するIPアドレスであるアクセス先IPアドレスを取得するアクセス先IPアドレス取得部と、
    前記アクセス先IPアドレス取得部により取得された前記アクセス先IPアドレスに対応するアクセス先のコンテンツを取得するコンテンツ取得部と、
    前記コンテンツ取得部により取得された前記アクセス先のコンテンツに、前記端末装置に前記アクセス先のコンテンツが前記端末装置によって取得されたことを示すコンテンツ取得状況データを生成させ、前記収集サーバへ送信させるためのスクリプトである調査用スクリプトを埋め込み、調査用スクリプト付きコンテンツを生成するスクリプト埋込部と、
    前記スクリプト埋込部により生成された前記調査用スクリプト付きコンテンツを前記端末装置へ送信するスクリプト付きコンテンツ送信部と
    を備え、
    前記収集サーバは、
    前記調査用スクリプト付きコンテンツを受信した前記端末装置によって生成され、送信される前記コンテンツ取得状況データを受信するコンテンツ取得状況データ受信部を備えるコンテンツ取得状況調査システム。
  2. 前記スクリプト埋込部は、前記アクセス先のコンテンツに、前記端末装置に前記端末装置の利用者のIDを含んだ前記コンテンツ取得状況データを生成させるための前記調査用スクリプトを埋め込む請求項1に記載のコンテンツ取得状況調査システム。
  3. ドメインネームシステムサーバと、調査支援サーバと、収集サーバとを備え、端末装置によるネットワーク上のコンテンツの取得状況の調査を支援するコンテンツ取得状況調査システムにおけるコンテンツ取得状況調査方法であって、
    前記ドメインネームシステムサーバが、前記端末装置からのアクセス先のドメイン名に対応するIPアドレスの問い合わせを受信するステップと、
    前記ドメインネームシステムサーバが、前記アクセス先のドメイン名に対応するIPアドレスの問い合わせが受信された場合に、常に前記調査支援サーバのIPアドレスである調査支援サーバIPアドレスを前記端末装置へ返信ステップと、
    前記調査支援サーバが、前記端末装置からの前記アクセス先のドメイン名と前記調査支援サーバIPアドレスとを含んだアクセス要求を受信するステップと、
    前記調査支援サーバが、受信された前記アクセス要求に含まれる前記アクセス先のドメイン名に対応するIPアドレスであるアクセス先IPアドレスを取得するステップと、
    前記調査支援サーバが、取得された前記アクセス先IPアドレスに対応するアクセス先のコンテンツを取得するステップと、
    前記調査支援サーバが、取得された前記アクセス先のコンテンツに、前記端末装置に前記アクセス先のコンテンツが前記端末装置によって取得されたことを示すコンテンツ取得状況データを生成させ、前記収集サーバへ送信させるためのスクリプトである調査用スクリプトを埋め込み、調査用スクリプト付きコンテンツを生成するステップと、
    前記調査支援サーバが、生成された前記調査用スクリプト付きコンテンツを前記端末装置へ送信するステップと、
    前記収集サーバが、前記調査用スクリプト付きコンテンツを受信した前記端末装置によって生成され、送信される前記コンテンツ取得状況データを受信するステップと
    を備えるコンテンツ取得状況調査方法。
  4. 前記スクリプト付きコンテンツを生成するステップは、前記アクセス先のコンテンツに、前記端末装置に前記端末装置の利用者のIDを含んだ前記コンテンツ取得状況データを生成させるための前記調査用スクリプトを埋め込む請求項3に記載のコンテンツ取得状況調査方法。
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