JP4341071B2 - アプリケーションのタイムアウト時間調整システムおよび方法ならびにサーバ装置およびそのプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、アプリケーションのタイムアウト時間調整システムおよび方法ならびにサーバ装置およびそのプログラムに関し、特に、アクセスログ情報を利用してアプリケーションのタイムアウト時間の調整を行うアプリケーションのタイムアウト時間調整システムおよび方法ならびにサーバ装置およびそのプログラムに関する。
従来のタイムアウト管理システムの一例が特許文献1に記載されている。この従来のタイムアウト管理システムは、一時的なアクセス権に基づいた通信網を介したアクセスを受けてアクセス元にサービスを提供すると共にタイムアウト処理を管理する複数のタイムアウト管理サーバ(第1のサーバと第2のサーバ)と、アクセス権を複数のタイムアウト管理サーバについて並行して保有するクライアントとを備えている。タイムアウト管理サーバは、クライアントによるタイムアウト管理サーバに対するアクセスに呼応した、そのクライアントのアクセス権に基づいた、他のタイムアウト管理サーバに対するアクセスを発生させるアクセス発生部と、セッションIDが付与されてログイン状態となっているクライアントが他のタイムアウト管理サーバにログインしたときに、自己におけるタイムアウト時間と、他のタイムアウト管理サーバにおけるタイムアウト時間とを統一させるタイムアウト時間統一部とを含む。
上記のタイムアウト管理システムは、以下のように動作する。
利用者がサービスを受けるときには、大まかに4つの段階を経てサービスを受けることとなる。第1の段階は、第1のサーバのホームページ(メインホームページ)を見つけてアクセスする段階である。第2の段階は、そのメインホームページにログインする段階である。第3の段階は、メインホームページからリンクを使って第2のサーバのホームページ(サブホームページ)にアクセスしてログインする段階である。第4の段階は、各ホームページにアクセスしてサービスを受ける段階である。
第1の段階では、クライアントから第1のサーバに、トップページを求める「リクエスト」が送信され、第1のサーバからクライアントに、トップページ(認証用ページ)を表すHTML文書が返信される。クライアントではその認証用ページがブラウザで表示され、その認証用ページを介して利用者によってログイン用の情報が入力される。
第2の段階では、クライアントから第1のサーバにログイン用の情報が送信され、第1のサーバからクライアントに、認証の確認結果が返信される。
第3の段階では、クライアントから第1のサーバを介して第2のサーバに認証が依頼されて第2のサーバにログイン用の情報が送信される。認証結果は、第2のサーバから第1のサーバ経由でクライアントに返信される。この返信を受けたクライアントは、第1のサーバのタイムアウト時間統一部から予め与えられていた指示に基づいて、自動的に、所定のタイムアウト時間(例えば30分)にタイマ値を設定することを第1のサーバ越しに第2のサーバに指示してタイマ値を統一する。その後、クライアントから第2のサーバに、サブホームページを求める「リクエスト」が送信され、第2のサーバからクライアントに、サブホームページを表すHTML文書が返信される。クライアントではブラウザによってサブホームページが表示される。
第4の段階では、利用者が例えばメインホームページで提供されるサービスを受けることを希望した場合に、クライアントから第1のサーバに、サービスの提供を求める「リクエスト」が送信される。このとき、第1のサーバのアクセス発生部から与えられた指示に基づいて、クライアントから第2のサーバに、自動的に、ダミーの情報を求める「リクエスト」が送信される。第1のサーバからは、クライアントに、サービス提供用のページを表すHTML文書が返信され、クライアントではサービス提供用のページが表示される。また、第2のサーバからは、クライアントに、ダミーの情報を表すHTML文書が返信され、クライアントでは、不可視領域にダミーの情報が表示される。このようなダミーの情報が第2のサーバに要求されるので、第1のサーバのホームページでサービス利用を続けている場合であっても、第2のサーバのホームページでのタイムアウト処理が回避され、メインホームページとサブホームページとの一体感が維持される。
特開2004−62402号公報
しかしながら、上述したタイムアウト管理システムには、以下のような問題点がある。
すなわち、第1のサーバのホームページ(Webページ)に第2のサーバのホームページ(Webページ)がリンクされているときに、第1のサーバにおけるタイムアウト時間と第2サーバにおけるタイムアウト時間とを統一させているので、リンクされてない単独のWebアプリケーションについてタイムアウト時間を調整できないことである。
また、第1のサーバからクライアントにサービス提供用のページを表すHTML文書が返信されるときに、第2のサーバからクライアントにダミーの情報を表すHTML文書が返信されるので、毎アクセス時にダミー情報のための余分なアクセスを必要とすることである。
本発明の目的は、上述した従来の課題のいずれかを解決するアプリケーションのタイムアウト時間調整システムおよび方法ならびにサーバ装置およびそのプログラムを提供することにある。
本願第1の発明のアプリケーションのタイムアウト時間調整システムは、複数のサーバ装置と前記複数のサーバ装置にアクセスするクライアント端末とを備え、サーバ装置にアクセスしている前記クライアント端末が他のサーバ装置にもアクセスしているか否かを確認する手段と、他のサーバ装置にもアクセスしていることを確認したときに前記サーバ装置のアプリケーションに対するタイムアウト時間を調整する手段とを有する、ことを特徴とする。
本願第2の発明のアプリケーションのタイムアウト時間調整システムは、第1の発明において前記確認手段は、前記他のサーバ装置が記録するアクセス履歴を参照して前記他のサーバ装置にも前記クライアント端末がアクセスしていることを確認する手段を含む、ことを特徴とする。
本願第3の発明のアプリケーションのタイムアウト時間調整システムは、第1のアプリケーションを有し、クライアント端末から前記第1のアプリケーションに対する操作指示を受信して処理を行う第1のサーバ装置と、第2のアプリケーションを有し、前記クライアント端末から前記第2のアプリケーションに対する操作指示を受信して処理を行う第2のサーバ装置と、前記第1のサーバ装置に前記第1のアプリケーションに対する操作指示を送信し又は前記第2のサーバ装置に前記第2のアプリケーションに対する操作指示を送信するクライアント端末とを備え、前記第1のサーバ装置は、前記クライアント端末が前記第2のアプリケーションに対する操作指示を送信しているか否かを確認する確認手段と、前記確認手段が送信していることを確認したときに前記第1のアプリケーションのタイムアウト時間を延長する延長手段とを含む、ことを特徴とする。
本願第4の発明のアプリケーションのタイムアウト時間調整システムは、第3の発明において前記第2のサーバ装置は、前記クライアント端末から前記第2のアプリケーションに対する操作指示を受信したときにアクセス履歴記憶部に記録する手段を含み、前記確認手段は、前記アクセス履歴記憶部を参照し、現在時刻より一定時間前以内に、前記クライアント端末が前記第2のアプリケーションに対する操作指示を送信しているか否かを確認する手段を含む、ことを特徴とする。
本願第5のアプリケーションのタイムアウト時間調整システムは、第1のアプリケーションを有し、プロキシサーバ装置から前記第1のアプリケーションに対する操作指示を受信して処理を行う第1のサーバ装置と、第2のアプリケーションを有し、前記プロキシサーバ装置から前記第2のアプリケーションに対する操作指示を受信して処理を行う第2のサーバ装置と、クライアント端末から前記第1のアプリケーションに対する操作指示を受信して前記第1のサーバ装置に転送し又は前記クライアント端末から前記第2のアプリケーションに対する操作指示を受信して前記第2のサーバ装置に転送するプロキシサーバ装置と、前記第1のアプリケーションに対する操作指示を前記プロキシサーバ装置に送信し又は前記第2のアプリケーションに対する操作指示を前記プロキシサーバ装置に送信するクライアント端末とを備え、前記第1のサーバ装置は、前記クライアント端末が前記第2のアプリケーションに対する操作指示を送信しているか否かを確認する確認手段と、前記確認手段が送信していることを確認したときに前記第1のアプリケーションのタイムアウト時間を延長する延長手段とを含む、ことを特徴とする。
本願第6の発明のアプリケーションのタイムアウト時間調整システムは、第5の発明において前記プロキシサーバ装置は、前記クライアント端末から前記第2のアプリケーションに対する操作指示を受信したときにアクセス履歴記憶部に記録する手段を含み、前記確認手段は、前記アクセス履歴記憶部を参照し、現在時刻より一定時間前以内に、前記クライアント端末が前記第2のアプリケーションに対する操作指示を送信しているか否かを確認する手段を含む、ことを特徴とする。
本願第7の発明のアプリケーションのタイムアウト時間調整方法は、クライアント端末はサーバ装置にアクセスし、前記クライアント端末は他のサーバ装置にもアクセスし、前記サーバ装置は前記クライアント端末が他のサーバ装置にもアクセスしているか否かを確認し、前記サーバ装置は前記クライアント端末が他のサーバ装置にもアクセスしていることを確認したときに前記サーバ装置のアプリケーションに対するタイムアウト時間を調整する、ことを特徴とする。
本願第8の発明のアプリケーションのタイムアウト時間調整方法は、第7の発明において前記サーバ装置は前記他のサーバ装置が記録するアクセス履歴を参照して前記他のサーバ装置にも前記クライアント端末がアクセスしていることを確認する、ことを特徴とする。
本願第9の発明のアプリケーションのタイムアウト時間調整方法は、クライアント端末は第1のアプリケーションに対する操作指示を第1のサーバ装置に送信し、前記第1のサーバ装置は前記第1のアプリケーションに対する操作指示を受信して処理を行い、前記クライアント端末は第2のアプリケーションに対する操作指示を第2のサーバ装置に送信し、前記第2のサーバ装置は前記第2のアプリケーションに対する操作指示を受信して処理を行い、前記第1のサーバ装置は前記クライアント端末が前記第2のアプリケーションに対する操作指示を送信しているか否かを確認し、前記第2のアプリケーションに対する操作指示を送信していることを確認したときに前記第1のアプリケーションのタイムアウト時間を延長する、ことを特徴とする。
本願第10の発明のアプリケーションのタイムアウト時間調整方法は、第9の発明において前記第2のサーバ装置は前記クライアント端末から前記第2のアプリケーションに対する操作指示を受信したときにアクセス履歴記憶部に記録し、前記第1のサーバ装置は前記アクセス履歴記憶部を参照し、現在時刻より一定時間前以内に、前記クライアント端末が前記第2のアプリケーションに対する操作指示を送信しているか否かを確認する、ことを特徴とする。
本願第11の発明のアプリケーションのタイムアウト時間調整方法は、クライアント端末は第1のアプリケーションに対する操作指示をプロキシサーバ装置に送信し、前記プロキシサーバ装置は前記クライアント端末から前記第1のアプリケーションに対する操作指示を受信して第1のサーバ装置に転送し、前記第1のサーバ装置は前記プロキシサーバ装置から前記第1のアプリケーションに対する操作指示を受信して処理を行い、前記クライアント端末は第2のアプリケーションに対する操作指示を前記プロキシサーバ装置に送信し、前記プロキシサーバ装置は前記クライアント端末から前記第2のアプリケーションに対する操作指示を受信して前記第2のサーバ装置に転送し、前記第2のサーバ装置は前記プロキシサーバ装置から前記第2のアプリケーションに対する操作指示を受信して処理を行い、前記第1のサーバ装置は前記クライアント端末が前記第2のアプリケーションに対する操作指示を送信しているか否かを確認し、送信していることを確認したときに前記第1のアプリケーションのタイムアウト時間を延長する、ことを特徴とする。
本願第12の発明のアプリケーションのタイムアウト時間調整方法は、第11の発明において前記プロキシサーバ装置は前記クライアント端末から前記第2のアプリケーションに対する操作指示を受信したときにアクセス履歴記憶部に記録し、前記第1のサーバ装置は、前記アクセス履歴記憶部を参照し、現在時刻より一定時間前以内に、前記クライアント端末が前記第2のアプリケーションに対する操作指示を送信しているか否かを確認する、ことを特徴とする。
本願第13の発明のサーバ装置は、クライアント端末からアプリケーションに対する操作指示を受信して処理を行う手段と、前記クライアント端末が他のサーバ装置に対する操作指示を送信しているか否かを確認する確認手段と、前記確認手段により前記クライアント端末が他のサーバ装置に対する操作指示を送信していることを確認したときに前記アプリケーションのタイムアウト時間を延長する延長手段とを有する、ことを特徴とする。
本願第14の発明のサーバ装置は、第13の発明において前記確認手段は、前記他のサーバ装置からアクセス履歴を取得し、現在時刻より一定時間前以内に、前記クライアント端末が前記他のサーバ装置に対する操作指示を送信しているか否かを確認する手段を含む、ことを特徴とする。
本願第15の発明のプログラムは、サーバ装置に、クライアント端末からアプリケーションに対する操作指示を受信して処理を行う機能、前記クライアント端末が他のサーバ装置に対する操作指示を送信しているか否かを確認する確認機能、前記確認機能により前記クライアント端末が他のサーバ装置に対する操作指示を送信していることを確認したときに前記アプリケーションのタイムアウト時間を延長する機能、を実現させる。
本願第16の発明のプログラムは、第15の発明において前記他のサーバ装置からアクセス履歴を取得し、現在時刻より一定時間前以内に、前記クライアント端末が前記他のサーバ装置に対する操作指示を送信しているか否かを確認する機能、を実現させる。
本発明は、アプリケーションのタイムアウト時間を調整することができるという効果を有している。
その理由は、クライアント端末が他のサーバ装置にもアクセスしていることを確認したときに、アプリケーションのタイムアウト時間を調整するようにしたためである。
本発明は、ユーザが複数のアプリケーションを並行利用しているときに、アクセスログ情報を利用してアプリケーションのタイムアウト時間を調整することを特徴とする。
ここで、タイムアウト時間について説明する。
サーバ装置側のアプリケーションはクライアント端末からの特定の操作指示(ログイン指示等)により、クライアント端末に対応した情報(セッション情報等)の保持を開始する。以降、サーバ装置側のアプリケーションはクライアント端末より前回の操作指示から一定時間内に次回の操作指示がない場合に、クライアント端末に対応した情報を破棄する。この一定時間をタイムアウト時間という。例えば、タイムアウト時間を30秒とする。この場合、サーバ装置側のアプリケーションはクライアント端末より前回の操作指示から30秒経っても次回の操作指示がない場合に、サーバ装置側のアプリケーションのクライアント端末に対応した情報(セッション情報等)を破棄する。
次に、本発明を実施するための最良の形態の構成について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施例の構成を示す図である。
図1を参照すると、本実施例は、クライアント端末1と、サーバ端末2と、サーバ端末3とを備えている。クライアント端末1とサーバ端末2とサーバ端末3とはインターネット等のネットワーク4で相互に接続されている。
クライアント端末1は、プログラム制御で動作するパーソナルコンピュータ等のコンピュータである。クライアント端末1は、入力装置11と、表示装置12と、操作手段13と、送受信手段14とを備えている。
入力装置11は、サーバ端末側のWebアプリケーションに対する操作指示などを入力して操作手段13に送出する装置で、キーボード等である。
表示装置12は、操作手段13から受け取ったWebアプリケーション画面を表示する装置で、ディスプレイ等である。
操作手段13は、入力装置11から受け取ったWebアプリケーションに対する操作指示を送受信手段14を介してサーバ端末に送信する機能を有する。また、送受信手段14を介してサーバ端末から取得したWebアプリケーション画面を表示装置12に送出する機能を有する。
送受信手段14は、HTTPプロトコルに従って、ネットワーク4を介してサーバ端末とデータを送受信する機能を有する。
サーバ端末2は、プログラム制御で動作するワークステーション等のコンピュータ(サーバ装置)である。サーバ端末2は、アクセス履歴記憶部21と、送受信手段22と、処理手段23と、アクセス履歴記録手段24とを備えている。また、サーバ端末2は、メモリ(図示せず)や磁気ディスク(図示せず)などを備えている。また、サーバ端末2は、時刻手段(図示せず)を備え、時刻手段から現在時刻を取得する機能を有する。
アクセス履歴記憶部21は、メモリや磁気ディスクなどに確保される。アクセス履歴記憶部21は、クライアント端末1の識別子とクライアント端末1からWebアプリケーションAの操作指示を受信したときの受信時刻とを記憶する。
送受信手段22は、HTTPプロトコルに従って、ネットワーク4を介してクライアント端末1やサーバ端末3とデータを送受信する機能を有する。
処理手段23は、送受信手段22経由でクライアント端末1からWebアプリケーションAの操作指示を受信し、WebアプリケーションAを実行して処理を行う。そして、送受信手段22経由でクライアント端末1にWebアプリケーションAの処理結果を送信する。WebアプリケーションAはメモリや磁気ディスクなどに格納されている。
アクセス履歴記録手段24は、送受信手段22経由でクライアント端末1からWebアプリケーションAの操作指示を受信したときに、クライアント端末1の識別子と受信時刻とをアクセス履歴記憶部21に格納する機能を有する。
サーバ端末3は、プログラム制御で動作するワークステーション等のコンピュータ(サーバ装置)である。サーバ端末3には、セッション情報記憶部31と、送受信手段32と、処理手段33と、セッション管理手段34と、他アクセス情報取得手段35と、他アクセス情報記憶部36と、他アクセス履歴確認手段37と、アクセス履歴記憶部38と、アクセス履歴記録手段39とを備えている。また、サーバ端末3は、タイマ(図示せず)ならびにメモリ(図示せず)や磁気ディスク(図示せず)などを備えている。また、サーバ端末3は、時刻手段(図示せず)を備え、時刻手段から現在時刻を取得する機能を有する。
セッション情報記憶部31は、メモリや磁気ディスクなどに確保される。セッション情報記憶部31は、クライアント端末1とWebアプリケーションBとのセッション情報を記憶する。
送受信手段32は、HTTPプロトコルに従って、ネットワーク4を介してクライアント端末1やサーバ端末2とデータを送受信する機能を有する。
処理手段33は、送受信手段32経由でクライアント端末1からWebアプリケーションBの操作指示を受信し、WebアプリケーションBを実行して処理を行う。そして、送受信手段32経由でクライアント端末1にWebアプリケーションBの処理結果を送信する。WebアプリケーションBはメモリや磁気ディスクなどに格納されている。
セッション管理手段34は、送受信手段32経由でクライアント端末1からWebアプリケーションBの操作指示を受信したときに処理に必要なクライアント端末1のセッション情報をセッション情報記憶部31に格納/更新する。更に、他アクセス履歴確認手段37が、サーバ端末2上のアクセス履歴にクライアント端末1からの操作指示が一定時間内に記録されていないことを確認したときに、セッション管理手段34は、セッション情報記憶部31からクライアント端末1のセッション情報を削除し、WebアプリケーションBのタイムアウト処理を行う。また、他アクセス履歴確認手段37が、サーバ端末2上のアクセス履歴にクライアント端末1からの操作指示が一定時間内に記録されていることを確認したときに、セッション管理手段34は、WebアプリケーションBのタイムアウト時間を一定時間延長する(タイマにタイムアウト時間を再セットする)。そして、WebアプリケーションBの処理を継続する。このとき、セッション管理手段34はタイマを再セットしてWebアプリケーションBの処理を継続したときの時刻をアクセス履歴記憶部38に格納する。なお、タイムアウト時間は、メモリや磁気ディスクなどに予め格納されている。
他アクセス情報取得手段35は、クライアント端末1がアクセスする他のサーバ(サーバ端末3以外のサーバ、本例ではサーバ端末2)のネットワークアドレスを入力し、他アクセス情報記憶部36に登録する。あるいは、クライアント端末1がアクセスする他のサーバのネットワークアドレスを、クライアント端末1にアクセスして取得し、他アクセス情報記憶部36に登録するようにしてもよい。
他アクセス情報記憶部36は、メモリや磁気ディスクなどに確保される。他アクセス情報記憶部36は、クライアント端末1がアクセスする他のサーバのネットワークアドレスが記憶される。本例では、サーバ端末2のネットワークアドレスが記憶されている。
他アクセス履歴確認手段37は、サーバ端末3が最後にクライアント端末1から操作指示を受信してから一定時間(タイムアウト時間)が経過したときに、一定時間が経過したことをタイマにより通知される。そして、他アクセス履歴確認手段37は、他アクセス情報記憶部36に記憶されているクライアント端末1がアクセスする他のサーバのネットワークアドレスを読み出す。読み出したネットワークアドレスで送受信手段32を経由して他のサーバにアクセスし、クライアント端末1のアクセス履歴を取得する。本例では、サーバ端末2にアクセスしてアクセス履歴記憶部21を参照し、クライアント端末1のアクセス履歴を取得する。更に、取得したアクセス履歴に、一定時間以内にクライアント端末1からの操作指示が記録されているかどうかを判定する。すなわち、「((現在の時刻)−(一定時間))<アクセス履歴記憶部21に記憶されている最後のクライアント端末1からの受信時刻」が成立するかを判定する。現在の時刻は、タイムアウト時間が経過したことをタイマにより通知されたときの時刻である。また、一定時間は、タイムアウト時間である。そして、判定結果をセッション管理手段34に通知する。
アクセス履歴記憶部38は、メモリや磁気ディスク等の記憶装置に設けられる。アクセス履歴記憶部38は、クライアント端末1からWebアプリケーションBの操作指示を受信したときのクライアント端末1の識別子と受信時刻とが記憶される。また、セッション管理手段34がタイマを再セットしてWebアプリケーションBの処理を継続したときの時刻が記憶される。なお、アクセス履歴記憶部38には、時系列に記憶されている。
アクセス履歴記録手段39は、送受信手段32経由でクライアント端末1からWebアプリケーションBの操作指示を受信したときに、クライアント端末1の識別子と受信時刻とをアクセス履歴記憶部38に格納する機能を有する。更に、タイマに一定時間(タイムアウト時間)をセットする。タイマは、クライアント端末1からWebアプリケーションBの操作指示を受信してからタイムアウト時間が経過したことを検出するために使用される。
クライアント端末1はHTTPのクライアントとして動作し、サーバ端末2とサーバ端末3はHTTPのサーバとして動作する。
次に、本発明を実施するための最良の形態の動作について、図1および図2を参照して詳細に説明する。
図2は本発明の実施例の動作の流れを示す図である。
図2を参照すると、サーバ端末3が最後にクライアント端末1からの操作指示を受信してから一定時間が経過したかをタイマで判定する(ステップS1)。
一定時間経過していなければ、処理を継続する(ステップS2)。
一定時間経過すると、他アクセス履歴確認手段37は、サーバ端末2上のアクセス履歴を確認する。すなわち、他アクセス履歴確認手段37が他アクセス情報記憶部36に記憶されているサーバ端末2のネットワークアドレスを読み出す。読み出したネットワークアドレスで送受信手段32を経由してサーバ端末2にアクセスしてクライアント端末1のアクセス履歴(アクセス履歴記憶部21に記憶されているクライアント端末1の識別子と受信時刻)を取得する(ステップS3)。
他アクセス履歴確認手段37は、サーバ端末2上のアクセス履歴に一定時間以内にクライアント端末1からの操作指示が記録されているかどうかを判定する。すなわち、「((現在の時刻)−(一定時間))<アクセス履歴記憶部21に記憶されている最後のクライアント端末1からの受信時刻」が成立するかを判定する。そして、判定結果をセッション管理手段34に通知する(ステップS4)。
セッション管理手段34は、他アクセス履歴確認手段37からサーバ端末2上のアクセス履歴に一定時間以内にクライアント端末1からの操作指示が記録されていないことを通知されたときに、WebアプリケーションBのタイムアウト処理を行う。すなわち、セッション情報記憶部31からセッション情報を削除する(ステップS5)。
セッション管理手段34は、他アクセス履歴確認手段37からサーバ端末2上のアクセス履歴に一定時間以内にクライアント端末1からの操作指示が記録されていることを通知されたときに、セッション情報記憶部31からセッション情報を削除せずに、WebアプリケーションBのタイムアウト時間を一定時間延長する(ステップS6)。
以上説明したように、ユーザが他Webアプリケーションの操作を継続しているかを判定してタイムアウト時間を調整しているので、以下のような効果を奏する。
第1の効果は、もともとは単独のWebアプリケーションであっても、複数のWebアプリケーションのセッションタイムアウト情報を統合でき、アプリケーションがタイムアウトにならずに処理を継続できることである。また、ダミー情報のための余分なアクセスも必要ない。その理由は、ユーザが他Webアプリケーションの操作を継続しているかをアクセス履歴で判定し、タイムアウト時間を調整しているためである。
第2の効果は、監視対象となるWebアプリケーション側に対する改造が必要なく、簡単に実現できることである。
その理由は、現状のWebアプリケーションで一般に出力されているアクセスログ情報を利用しているためである。
上記の実施例では、サーバ端末2のアクセス履歴を参照して、サーバ端末3のWebアプリケーションのタイムアウト時間を調整する場合を説明した。サーバ端末2にサーバ端末3の構成要素を追加し、サーバ端末3にサーバ端末2の構成要素を追加して、サーバ端末2のWebアプリケーションとサーバ端末3のWebアプリケーションとが、それぞれタイムアウト時間を調整するようにしてもよい。
また、上記の実施例では、Webアプリケーションを用いて説明したが、Webアプリケーション以外のアプリケーションでもよい。
次に、本発明の他の実施例について説明する。
先ず、本発明の他の実施例の構成について、図面を参照して詳細に説明する。
図3は本発明の他の実施例の構成を示す図である。
図3を参照すると、本実施例は、クライアント端末5と、サーバ端末6と、サーバ端末7と、サーバ端末8とを備えている。クライアント端末5とサーバ端末6とサーバ端末7とサーバ端末8とはインターネット等のネットワーク4で相互に接続されている。
クライアント端末5は、プログラム制御で動作するパーソナルコンピュータ等のコンピュータである。クライアント端末5は、入力装置51と、表示装置52と、操作手段53と、送受信手段54とを備えている。
入力装置51と表示装置52とは、上述した実施例の入力装置11と表示装置12と同等の機能を有する。
また、操作手段53と送受信手段54とは、上述した実施例の操作手段13と送受信手段14と同等の機能を有する。
サーバ端末6は、プログラム制御で動作するワークステーション等のコンピュータ(サーバ装置)である。サーバ端末6は、アクセス履歴記憶部61と、送受信手段62と、転送手段63、アクセス履歴記録手段64とを備えている。また、サーバ端末6は、メモリ(図示せず)や磁気ディスク(図示せず)などを備えている。また、サーバ端末6は、時刻手段(図示せず)を備え、時刻手段から現在時刻を取得する機能を有する。
アクセス履歴記憶部61は、メモリや磁気ディスクなどに確保される。アクセス履歴記憶部61は、クライアント端末5の識別子とクライアント端末5からWebアプリケーションの操作指示を受信したときの受信時刻と転送先サーバ端末識別子とを記憶する。また、Webアプリケーションの識別子も併せて記憶するようにしてもよい。
送受信手段62は、HTTPプロトコルに従って、ネットワーク4を介してクライアント端末5、サーバ端末7、サーバ端末8とデータを送受信する機能を有する。
転送手段63は、送受信手段62経由でクライアント端末5からWebアプリケーションの操作指示を受信し、送受信手段62経由でサーバ端末7やサーバ端末8に転送する機能を有する。また、送受信手段62経由でサーバ端末7やサーバ端末8から処理結果を受信し、送受信手段62経由でクライアント端末5に転送する機能を有する。
アクセス履歴記録手段64は、送受信手段62経由でクライアント端末5からWebアプリケーションの操作指示を受信したときに、クライアント端末5の識別子と受信時刻と転送先サーバ端末識別子とをアクセス履歴記憶部61に格納する機能を有する。転送先サーバ識別子は、本例では、サーバ端末7の識別子あるいはサーバ端末8の識別子である。また、Webアプリケーションの識別子も併せて格納するようにしてもよい。
サーバ端末7は、プログラム制御で動作するワークステーション等のコンピュータ(サーバ装置)である。サーバ端末7は、送受信手段71と、処理手段72とを備えている。また、サーバ端末7は、メモリ(図示せず)や磁気ディスク(図示せず)などを備えている。また、サーバ端末7は、時刻手段(図示せず)を備え、時刻手段から現在時刻を取得する機能を有する。
送受信手段71は、HTTPプロトコルに従って、ネットワーク4を介してサーバ端末6とデータを送受信する機能を有する。
処理手段72は、送受信手段71経由でサーバ端末6を介してクライアント端末5からWebアプリケーションCの操作指示を受信し、WebアプリケーションCを実行して処理を行う。そして、送受信手段71経由でサーバ端末6を介してクライアント端末5にWebアプリケーションCの処理結果を送信する機能を有する。WebアプリケーションCはメモリや磁気ディスクなどに格納されている。
サーバ端末8は、プログラム制御で動作するワークステーション等のコンピュータ(サーバ装置)である。サーバ端末8は、セッション情報記憶部81と、送受信手段82と、処理手段83と、セッション管理手段84と、他アクセス情報取得手段85と、他アクセス情報記憶部86と、他アクセス履歴確認手段87と、アクセス履歴記憶部88と、アクセス履歴記録手段89とを備えている。また、サーバ端末8は、タイマ(図示せず)ならびにメモリ(図示せず)や磁気ディスク(図示せず)などを備えている。また、サーバ端末8は、時刻手段(図示せず)を備え、時刻手段から現在時刻を取得する機能を有する。
セッション情報記憶部81は、メモリや磁気ディスクなどに確保され、クライアント端末5とWebアプリケーションDとのセッション情報を記憶する。
送受信手段82は、HTTPプロトコルに従って、ネットワーク4を介してサーバ端末6とデータを送受信する機能を有する。
処理手段83は、送受信手段82経由でサーバ端末6を介してクライアント端末5からWebアプリケーションDの操作指示を受信し、WebアプリケーションDを実行して処理を行う。そして、送受信手段82経由でサーバ端末6を介してクライアント端末5にWebアプリケーションDの処理結果を送信する機能を有する。WebアプリケーションDはメモリや磁気ディスクなどに格納されている。
セッション管理手段84は、サーバ端末6を介して送受信手段82経由でクライアント端末5からのWebアプリケーションDの操作指示を受信したときに処理に必要なクライアント端末5のセッション情報をセッション情報記憶部81に格納/更新する。更に、他アクセス履歴確認手段87が、サーバ端末6上のアクセス履歴にクライアント端末5からの操作指示が一定時間内に記録されていないことを確認したときに、セッション管理手段84は、セッション情報記憶部81からクライアント端末5のセッション情報を削除し、WebアプリケーションDのタイムアウト処理を行う。また、他アクセス履歴確認手段87が、サーバ端末6上のアクセス履歴にクライアント端末5からの操作指示が一定時間内に記録されていることを確認したときに、セッション管理手段84は、WebアプリケーションDのタイムアウト時間を一定時間延長する(タイマにタイムアウト時間を再セットする)。そして、WebアプリケーションDの処理を継続する。このとき、セッション管理手段84はタイマを再セットしてWebアプリケーションDの処理を継続したときの時刻をアクセス履歴記憶部88に格納する。なお、タイムアウト時間は、メモリや磁気ディスクなどに予め格納されている。
他アクセス情報取得手段85は、クライアント端末5がアクセスする他のサーバ(本例では、サーバ端末6)のネットワークアドレスを入力し、他アクセス情報記憶部86に登録する。あるいは、クライアント端末5がアクセスする他のサーバ(本例では、サーバ端末6)のネットワークアドレスを、クライアント端末5にアクセスして取得し、他アクセス情報記憶部86に登録するようにしてもよい。
他アクセス情報記憶部86は、メモリや磁気ディスク等の記憶装置に設けられる。他アクセス情報記憶部86は、クライアント端末5がアクセスする他のサーバのネットワークアドレスが記憶される。本例では、サーバ端末6のネットワークアドレスが記憶される。
他アクセス履歴確認手段87は、サーバ端末8が最後にクライアント端末5からの操作指示を受信してから一定時間(タイムアウト時間)が経過したときに、タイムアウト時間が経過したことをタイマにより通知される。他アクセス履歴確認手段87は、他アクセス情報記憶部86に記憶されているクライアント端末5がアクセスする他のサーバのネットワークアドレスを読み出す。読み出したネットワークアドレスで送受信手段82を経由して他のサーバにアクセスし、クライアント端末5のアクセス履歴を取得する。本例では、サーバ端末6にアクセスしてアクセス履歴記憶部61を参照し、クライアント端末5のアクセス履歴を取得する。更に、取得したアクセス履歴に一定時間以内にクライアント端末5からの操作指示が記録されているかどうかを判定する。すなわち、「((現在の時刻)−(一定時間))<アクセス履歴記憶部61に記憶されている最後のクライアント端末5からサーバ端末7への受信時刻」が成立するかを判定する。現在の時刻は、タイムアウト時間が経過したことをタイマにより通知されたときの時刻である。また、一定時間は、タイムアウト時間である。そして、判定結果をセッション管理手段84に通知する。
アクセス履歴記憶部88は、メモリや磁気ディスク等の記憶装置に設けられる。アクセス履歴記憶部88は、クライアント端末5からWebアプリケーションDの操作指示を受信したときのクライアント端末5の識別子と受信時刻とが記憶される。また、セッション管理手段84がタイマを再セットしてWebアプリケーションDの処理を継続したときの時刻が記憶される。なお、アクセス履歴記憶部88には、時系列に記憶されている。
アクセス履歴記録手段89は、サーバ端末6を介して送受信手段82経由でクライアント端末5からのWebアプリケーションDの操作指示を受信したときに、クライアント端末5の識別子と受信時刻とをアクセス履歴記憶部88に格納する機能を有する。更に、タイマに一定時間(タイムアウト時間)をセットする。タイマは、クライアント端末5からのWebアプリケーションDの操作指示を受信してからタイムアウト時間が経過したことを検出するために使用される。
クライアント端末5はHTTPのクライアントとして動作し、サーバ端末6はHTTPのプロキシサーバとして動作し、サーバ端末7とサーバ端末8はHTTPのサーバとして動作する。
次に、本発明の他の実施例の動作について、図3および図4を参照して詳細に説明する。
図4は本発明の他の実施例の動作の流れを示す図である。
次に、図3および図4を参照して本実施例の動作について詳細に説明する。
図4を参照すると、サーバ端末8が最後にクライアント端末5からの操作指示を受信してから一定時間が経過したかをタイマで判定する(ステップS11)。
一定時間経過していなければ、処理を継続する(ステップS12)。
一定時間経過すると、他アクセス履歴確認手段87は、サーバ端末6上のアクセス履歴を確認する。すなわち、他アクセス履歴確認手段87が他アクセス情報記憶部86に記憶されているサーバ端末6のネットワークアドレスを読み出す。読み出したネットワークアドレスで送受信手段82を経由してサーバ端末6にアクセスし、クライアント端末5のアクセス履歴(アクセス履歴記憶部61に記憶されているクライアント端末5の識別子と受信時刻)を取得する(ステップS13)。
他アクセス履歴確認手段87は、サーバ端末6上のアクセス履歴に一定時間以内にクライアント端末5からサーバ端末7への操作指示が記録されているかどうかを判定する。すなわち、「((現在の時刻)−(一定時間))<アクセス履歴記憶部61に記憶されている最後のクライアント端末5からサーバ端末7への受信時刻」が成立するかを判定する。そして、判定結果をセッション管理手段84に通知する(ステップS14)。
セッション管理手段84は、他アクセス履歴確認手段87からサーバ端末6上のアクセス履歴に一定時間以内にクライアント端末5からサーバ端末7への操作指示が記録されていないことを通知されたときに、WebアプリケーションDのタイムアウト処理を行う。すなわち、セッション情報記憶部81からセッション情報を削除する(ステップS15)。
セッション管理手段84は、他アクセス履歴確認手段87からサーバ端末6上のアクセス履歴に一定時間以内にクライアント端末5からサーバ端末7への操作指示が記録されていることを通知されたときに、セッション情報記憶部81からセッション情報を削除せずに、WebアプリケーションDのタイムアウト時間を一定時間延長する(ステップS16)。
以上説明したように、ユーザが他Webアプリケーションの操作を継続しているかを判定してタイムアウト時間を調整しているので、以下のような効果を奏する。
第1の効果は、もともとは単独のWebアプリケーションであっても、複数のWebアプリケーションのセッションタイムアウト情報を統合できることである。その理由は、ユーザが他Webアプリケーションの操作を継続しているか判定し、タイムアウト時間を調整しているためである。
第2の効果は、監視対象となるWebアプリケーション側に対する改造が必要なく、簡単に実現できることである。
その理由は、現状のプロキシサーバで一般に出力されているアクセスログ情報を利用しているためである。
上記説明した実施例では、サーバ端末が、自分にアクセスしているクライアント端末が他のサーバ端末にもアクセスしていることを確認したときに、アプリケーションのタイムアウト時間を一定時間延長している。
更に他の実施例として、サーバ端末が他のサーバ端末毎にタイムアウト時間の延長時間を規定した延長時間テーブルを保持する。サーバ端末はアプリケーションのタイムアウト時間を延長するときに、延長時間テーブルを参照する。サーバ端末はクライアント端末がアクセスしている他のサーバ端末に対応した延長時間分だけアプリケーションのタイムアウト時間を延長するようにしても良い。これにより、クライアント端末が特定の他のサーバ端末にもアクセスしていることを確認したときに、アプリケーションのタイムアウト時間を延長しないようにすることもできる(予め延長時間テーブルの延長時間をゼロとしておく)。
本発明による上述した実施の形態において、サーバ端末の処理動作を実行するためのプログラム等を、データとしてサーバ端末の磁気ディスク等の記録媒体に記録するようにし、記録されたデータを読み出してサーバ端末を動作させるために用いる。このように、本発明によるサーバ端末を動作させるデータを記録媒体に記録させ、この記録媒体をインストールすることによりサーバ端末の機能が実現できるようになる。
アクセス履歴情報のみを利用しているという点から、Webアプリケーション以外の一般的なアプリケーション群に関しても応用可能である。
本発明の実施例の構成を示す図 本発明の実施例の動作の流れを示す図 本発明の他の実施例の構成を示す図 本発明の他の実施例の動作の流れを示す図
符号の説明
1 クライアント端末
2 サーバ端末
3 サーバ端末
4 ネットワーク
5 クライアント端末
6 サーバ端末
7 サーバ端末
8 サーバ端末
11 入力装置
12 表示装置
13 操作手段
14 送受信手段
21 アクセス履歴記憶部
22 送受信手段
23 処理手段
24 アクセス履歴記録手段
31 セッション情報記憶部
32 送受信手段
33 処理手段
34 セッション管理手段
35 他アクセス情報取得手段
36 他アクセス情報記憶部
37 他アクセス履歴確認手段
38 アクセス履歴記憶部
39 アクセス履歴記録手段
51 入力装置
52 表示装置
53 操作手段
54 送受信手段
61 アクセス履歴記憶部
62 送受信手段
63 転送手段
64 アクセス履歴記録手段
71 送受信手段
72 処理手段
81 セッション情報記憶部
82 送受信手段
83 処理手段
84 セッション管理手段
85 他アクセス情報取得手段
86 他アクセス情報記憶部
87 他アクセス履歴確認手段
88 アクセス履歴記憶部
89 アクセス履歴記録手段

Claims (16)

  1. 自装置にアクセスし、他のサーバ装置にもアクセスするクライアント端末が、前記他のサーバ装置にもアクセスしているか否かを確認する確認手段と、
    前記クライアント端末が前記他のサーバ装置にもアクセスしていることを確認したときに自置内のアプリケーションに対するタイムアウト時間を調整する調整手段を、備えるサーバ装置。
  2. 前記他のサーバ装置が記録するアクセス履歴を参照して前記他のサーバ装置にも前記クライアント端末がアクセスしていることを確認する前記確認手段を備える、請求項1記載のサーバ装置。
  3. 第1のアプリケーションを有し、クライアント端末から前記第1のアプリケーションに対する操作指示を受信して処理を行う第1のサーバ装置と、第2のアプリケーションを有し、前記クライアント端末から前記第2のアプリケーションに対する操作指示を受信して処理を行う第2のサーバ装置と、前記第1のサーバ装置に前記第1のアプリケーションに対する操作指示を送信し又は前記第2のサーバ装置に前記第2のアプリケーションに対する操作指示を送信するクライアント端末とを備え、前記第1のサーバ装置は、前記クライアント端末が前記第2のアプリケーションに対する操作指示を送信しているか否かを確認する確認手段と、前記確認手段が送信していることを確認したときに前記第1のアプリケーションのタイムアウト時間を延長する延長手段とを含む、ことを特徴とするアプリケーションのタイムアウト時間調整システム。
  4. 前記第2のサーバ装置は、前記クライアント端末から前記第2のアプリケーションに対する操作指示を受信したときにアクセス履歴記憶部に記録する手段を含み、前記確認手段は、前記アクセス履歴記憶部を参照し、現在時刻より一定時間前以内に、前記クライアント端末が前記第2のアプリケーションに対する操作指示を送信しているか否かを確認する手段を含む、ことを特徴とする請求項3記載のアプリケーションのタイムアウト時間調整システム。
  5. 第1のアプリケーションを有し、プロキシサーバ装置から前記第1のアプリケーションに対する操作指示を受信して処理を行う第1のサーバ装置と、第2のアプリケーションを有し、前記プロキシサーバ装置から前記第2のアプリケーションに対する操作指示を受信して処理を行う第2のサーバ装置と、クライアント端末から前記第1のアプリケーションに対する操作指示を受信して前記第1のサーバ装置に転送し又は前記クライアント端末から前記第2のアプリケーションに対する操作指示を受信して前記第2のサーバ装置に転送するプロキシサーバ装置と、前記第1のアプリケーションに対する操作指示を前記プロキシサーバ装置に送信し又は前記第2のアプリケーションに対する操作指示を前記プロキシサーバ装置に送信するクライアント端末とを備え、前記第1のサーバ装置は、前記クライアント端末が前記第2のアプリケーションに対する操作指示を送信しているか否かを確認する確認手段と、前記確認手段が送信していることを確認したときに前記第1のアプリケーションのタイムアウト時間を延長する延長手段とを含む、ことを特徴とするアプリケーションのタイムアウト時間調整システム。
  6. 前記プロキシサーバ装置は、前記クライアント端末から前記第2のアプリケーションに対する操作指示を受信したときにアクセス履歴記憶部に記録する手段を含み、前記確認手段は、前記アクセス履歴記憶部を参照し、現在時刻より一定時間前以内に、前記クライアント端末が前記第2のアプリケーションに対する操作指示を送信しているか否かを確認する手段を含む、ことを特徴とする請求項5記載のアプリケーションのタイムアウト時間調整システム。
  7. クライアント端末はサーバ装置にアクセスし、前記クライアント端末は他のサーバ装置にもアクセスし、前記サーバ装置は前記クライアント端末が他のサーバ装置にもアクセスしているか否かを確認し、前記サーバ装置は前記クライアント端末が他のサーバ装置にもアクセスしていることを確認したときに前記サーバ装置のアプリケーションに対するタイムアウト時間を調整する、ことを特徴とするアプリケーションのタイムアウト時間調整方法。
  8. 前記サーバ装置は前記他のサーバ装置が記録するアクセス履歴を参照して前記他のサーバ装置にも前記クライアント端末がアクセスしていることを確認する、ことを特徴とする請求項7記載のアプリケーションのタイムアウト時間調整方法。
  9. クライアント端末は第1のアプリケーションに対する操作指示を第1のサーバ装置に送信し、前記第1のサーバ装置は前記第1のアプリケーションに対する操作指示を受信して処理を行い、前記クライアント端末は第2のアプリケーションに対する操作指示を第2のサーバ装置に送信し、前記第2のサーバ装置は前記第2のアプリケーションに対する操作指示を受信して処理を行い、前記第1のサーバ装置は前記クライアント端末が前記第2のアプリケーションに対する操作指示を送信しているか否かを確認し、前記第2のアプリケーションに対する操作指示を送信していることを確認したときに前記第1のアプリケーションのタイムアウト時間を延長する、ことを特徴とするアプリケーションのタイムアウト時間調整方法。
  10. 前記第2のサーバ装置は前記クライアント端末から前記第2のアプリケーションに対する操作指示を受信したときにアクセス履歴記憶部に記録し、前記第1のサーバ装置は前記アクセス履歴記憶部を参照し、現在時刻より一定時間前以内に、前記クライアント端末が前記第2のアプリケーションに対する操作指示を送信しているか否かを確認する、ことを特徴とする請求項9記載のアプリケーションのタイムアウト時間調整方法。
  11. クライアント端末は第1のアプリケーションに対する操作指示をプロキシサーバ装置に送信し、前記プロキシサーバ装置は前記クライアント端末から前記第1のアプリケーションに対する操作指示を受信して第1のサーバ装置に転送し、前記第1のサーバ装置は前記プロキシサーバ装置から前記第1のアプリケーションに対する操作指示を受信して処理を行い、前記クライアント端末は第2のアプリケーションに対する操作指示を前記プロキシサーバ装置に送信し、前記プロキシサーバ装置は前記クライアント端末から前記第2のアプリケーションに対する操作指示を受信して前記第2のサーバ装置に転送し、前記第2のサーバ装置は前記プロキシサーバ装置から前記第2のアプリケーションに対する操作指示を受信して処理を行い、前記第1のサーバ装置は前記クライアント端末が前記第2のアプリケーションに対する操作指示を送信しているか否かを確認し、送信していることを確認したときに前記第1のアプリケーションのタイムアウト時間を延長する、ことを特徴とするアプリケーションのタイムアウト時間調整方法。
  12. 前記プロキシサーバ装置は前記クライアント端末から前記第2のアプリケーションに対する操作指示を受信したときにアクセス履歴記憶部に記録し、前記第1のサーバ装置は、前記アクセス履歴記憶部を参照し、現在時刻より一定時間前以内に、前記クライアント端末が前記第2のアプリケーションに対する操作指示を送信しているか否かを確認する、ことを特徴とする請求項11記載のアプリケーションのタイムアウト時間調整方法。
  13. クライアント端末からアプリケーションに対する操作指示を受信して処理を行う手段と、前記クライアント端末が他のサーバ装置に対する操作指示を送信しているか否かを確認する確認手段と、前記確認手段により前記クライアント端末が他のサーバ装置に対する操作指示を送信していることを確認したときに前記アプリケーションのタイムアウト時間を延長する延長手段とを有する、ことを特徴とするサーバ装置。
  14. 前記確認手段は、前記他のサーバ装置からアクセス履歴を取得し、現在時刻より一定時間前以内に、前記クライアント端末が前記他のサーバ装置に対する操作指示を送信しているか否かを確認する手段を含む、ことを特徴とする請求項13記載のサーバ装置。
  15. サーバ装置に、クライアント端末からアプリケーションに対する操作指示を受信して処理を行う機能、前記クライアント端末が他のサーバ装置に対する操作指示を送信しているか否かを確認する確認機能、前記確認機能により前記クライアント端末が他のサーバ装置に対する操作指示を送信していることを確認したときに前記アプリケーションのタイムアウト時間を延長する機能、を実現させるためのプログラム。
  16. 前記他のサーバ装置からアクセス履歴を取得し、現在時刻より一定時間前以内に、前記クライアント端末が前記他のサーバ装置に対する操作指示を送信しているか否かを確認する機能、を実現させるための請求項15記載のプログラム。
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