JP5547366B2 - プラズマ処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被処理基板にプラズマ処理を施す技術に係り、特に処理容器内で高周波放電によりプラズマを生成する方式のプラズマ処理装置に関する。
プラズマ処理装置は、真空チャンバとして構成される密閉可能な処理容器内でたとえば半導体ウエハ、FPD用ガラス基板等の被処理基板にプラズマを利用してエッチング、堆積、酸化、スパッタリング等の処理を施すように構成されている。今日の主流である枚葉式の容量結合型プラズマ処理装置は、処理容器内に上部電極と下部電極とを平行に配置し、下部電極の上に基板を載置し、両電極間の空間に処理ガスを供給しながら、両電極の少なくとも一方に高周波を印加する。この高周波の印加で両電極間に形成される高周波電界により電子が加速され、電子と処理ガスとの衝突電離によってプラズマが発生し、プラズマ中のラジカルやイオンによって基板表面に所望の処理または微細加工が施される。
上記のようなプラズマ処理装置においては、プラズマ処理中に生成される気相の反応生成物あるいは反応副生成物が処理容器内の各部、特にプラズマと対向する部材の表面に付着し、そこで固化して堆積物(デポジション、以下“デポ”と略称する。)となる。処理容器内でプラズマと対向する部材は、主として上部電極の下面、下部電極(サセプタ)の基板周囲の上面、および処理容器の側壁等である。他にも、上部電極を処理容器の天井に一体に組み込む場合は、上部電極周囲の支持部材あるいは処理容器天井面もプラズマと対向する部材となる。また、サセプタの上面に基板より一回り大きな環状のフォーカスリングを載せる構成や、サセプタの外周面に筒状の壁材を被せる構成においては、フォーカスリングや壁材もプラズマと対向する部材となる(たとえば、特許文献1参照)。
このようなプラズマと対向する部材の表面に付着したデポが膜剥がれなどで離脱すると、パーティクルになって、デバイスの歩留まりを悪化させる。そこで、定期的または必要に応じてクリーニングプロセスを実施して、処理容器内の各部材からデポを取り除くようにしている。
特開2001−93884
上記のようなプラズマ処理装置において、処理容器内でプラズマ空間に面する異なる部材を接続する場合は、熱膨張を逃がすため、電流を遮断するため、あるいは不要な応力を掛けないようにするためなどの理由から両部材の間に適度な空隙または隙間を設けるようにしている。たとえば、処理ガス導入用のシャワーヘッドを兼ねる円盤状の上部電極を環状の支持部材を介して処理容器の天井に取り付ける場合は、支持部材の内径を上部電極の外径よりも幾らか大きな寸法に設定することで、上部電極の外周面と支持部材の内周面との間に隙間を形成するようにしている。また、上部電極を内側の円板状電極と外側のリング状電極とに半径方向で二分割する場合にも、上記の理由から両電極の間に隙間を設けることがある。
ところが、このようなプラズマ空間に面する部材間に隙間があると、デポがその隙間に入り込み、これがパーティクルの問題を引き起こしている。一般に、処理容器内の隙間に入り込んだパーティクルを取り除くには、マニュアルのクリーニングは通用せず、ガスクリーニングやプラズマクリーニングを採用するほかない。特に、プラズマ空間に臨む隙間に対しては、イオンスパッタ効果を奏するプラズマクリーニングが有利である。しかしながら、従来のプラズマ処理装置においては、両部材の接続箇所がプラズマ空間に向かって角部または段差部になっていると、プラズマクリーニングによっても、イオンが隙間の中に入って行かず、隙間の中のデポを取り除くのは困難であった。
本発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであって、プラズマ空間に臨む角部、段差部またはその他の隙間に入り込むデポを効果的に取り除くようにしたプラズマ処理装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第1のプラズマ処理装置は、減圧可能な処理容器内で高周波放電により処理ガスのプラズマを生成し、前記処理容器内の所定位置に配置された被処理基板に前記プラズマの下で所望のプラズマ処理を施すプラズマ処理装置であって、前記処理容器内で前記プラズマと対向する第1のおもて面と、前記第1のおもて面と連続する第1の合わせ面とを有する第1の部材と、前記処理容器内で前記第1の部材の第1のおもて面と角部を形成して前記プラズマと対向する第2のおもて面と、前記第2のおもて面と連続し、前記第1の部材の第1の合わせ面に隙間を介して対向する第2の合わせ面とを有する第2の部材とを有し、前記角部において前記第1の部材の第1のおもて面と前記第2の部材の第2のおもて面との成す角度を等分に二分割する直線の延長上に前記隙間の開口部とその奥の少なくとも途中までの部分とが位置している。
上記の構成においては、プラズマと対向する第1の部材の第1のおもて面と第2の部材の第2のおもて面との間に形成される角部の角度を等分に二分割する直線の延長上に隙間(第1および第2の合わせ面)を位置させる構成により、イオンシースからのイオンを隙間の中に良好に入り込ませて、隙間内部のデポ物をイオンスパッタにより効率よく除くことができる。
また、本発明の第2のプラズマ処理装置は、減圧可能な処理容器内で高周波放電により処理ガスのプラズマを生成し、前記処理容器内の所定位置に配置された被処理基板に前記プラズマの下で所望のプラズマ処理を施すプラズマ処理装置であって、前記処理容器内で前記プラズマと対向する第1のおもて面と、前記第1のおもて面と鉛直方向を基準として斜めの角度で連続する第1の合わせ面とを有する第1の部材と、前記処理容器内で前記第1の部材の第1のおもて面と角部を形成して前記プラズマと対向する第2のおもて面と、前記第2のおもて面と連続し、前記第1の部材の第1の合わせ面に隙間を介して対向する第2の合わせ面とを有する第2の部材とを有し、前記第1の部材と前記第2の部材とは、互いに結合され、電気的に同電位である。
上記の装置構成においては、第1および第2の部材のそれぞれのおもて面とプラズマとの間には、イオンシースが形成される。ここで、第1の部材と第2の部材とは、互いに結合され、電気的に同電位であるから、それぞれのおもて面に接しているイオンシースの厚みは略同じである。かかる条件の下で、第1の部材の第1のおもて面と第2の部材の第2のおもて面との間に形成される角部の付け根の隙間(第1および第2の合わせ面)を鉛直線または水平線を基準として斜めの角度に延ばす構成とすることにより、プラズマからのイオンをイオンシースを介して上記隙間の中に良好に入り込ませて、隙間内部のデポ物をイオンスパッタにより効率よく除くことができる。
本発明の好適な一態様によれば、第1の部材の第1の合わせ面と第2の部材の第2の合わせ面とがそれぞれ環状に延びる構成が採られる。
別の好適な一態様によれば、第1の合わせ面が第1の部材の外周面に設定され、第2の合わせ面が第2の部材の内周面に設定される。
別の好適な一態様によれば、プラズマ側からみて第1および第2の部材の裏側で隙間を気密に塞ぐ第3の部材が設けられる。
本発明の好適な一態様においては、第1の部材がプラズマ生成のための高周波の流れる電極であり、第2の部材が電極を支持するために処理容器に取り付けられる支持部材である。
また、本発明の第3のプラズマ処理装置は、減圧可能な処理容器内で高周波放電により処理ガスのプラズマを生成し、前記処理容器内の所定位置に配置された被処理基板に前記プラズマの下で所望のプラズマ処理を施すプラズマ処理装置であって、高周波が印加される導電体であって、かつ前記処理容器内でプラズマ生成空間と対向する第1のおもて面と、前記プラズマ生成空間とは対向しないで前記第1のおもて面と連続する第1の合わせ面とを有する第1の部材と、誘電体あるいは接地された導電体であって、かつ前記処理容器内で前記第1の部材の第1のおもて面と平面部を形成して前記プラズマ生成空間と対向する第2のおもて面と、前記プラズマ生成空間とは対向しないで前記第2のおもて面と連続し、前記第1の部材の第1の合わせ面に隙間を介して対向する第2の合わせ面とを有する第2の部材とを有し、前記平面部において、前記第1のおもて面と前記第1の合わせ面が鋭角を成し、前記第2のおもて面と前記第2の合わせ面が鈍角を成す構成としている。
上記の装置構成においては、第1の部材のプラズマ生成空間と対向する第1のおもて面と第2の部材のプラズマ生成空間と対向する第2のおもて面とが実質的に面一に並んで平面部を形成するとともに、第1の部材のプラズマ生成空間と対向しないで第1のおもて面と連続する第1の合わせ面と第2の部材のプラズマ生成空間と対向しないで第2のおもて面と連続する第2の合わせ面とが互いに対向して隙間を形成する。ここで、第1の部材には高周波が印加される一方で、第2の部材が接地されているので、プラズマ処理の最中に第1の部材のおもて面とプラズマ生成空間との間に形成されるイオンシースの厚さは、第2の部材のおもて面とプラズマ生成空間との間に形成されるイオンシースの厚さよりも大きい。このことによって、第1の部材と第2の部材との間に形成される隙間の入口付近でイオンシースに段差が生じる。かかる条件の下で、第1の部材においては第1のおもて面と第1の合わせ面とが鋭角を成し、第2の部材においては第2のおもて面と第2の合わせ面とが鈍角を成す構成とすることによりプラズマからのイオンをイオンシースを介して上記隙間の中に良好に入り込ませて、隙間内部のデポ物をイオンスパッタにより効率よく取り除くことができる。
本発明のプラズマ処理装置によれば、上記のような構成および作用により、プラズマ空間に臨む角部、段差部またはその他の隙間に入り込むデポを効果的に取り除くことができる。
以下、添付図を参照して本発明の好適な実施の形態を説明する。
図1に、本発明の一実施形態におけるプラズマエッチング装置の構成を示す。このプラズマエッチング装置は、カソードカップルの容量結合型プラズマエッチング装置として構成されており、たとえばアルミニウムまたはステンレス鋼等の金属製の円筒型チャンバ(処理容器)10を有している。チャンバ10は保安接地されている。
チャンバ10の底面には、絶縁板12を介してたとえばアルミニウムからなる円柱状のサセプタ支持台14が配置され、このサセプタ支持台14の上にたとえばアルミニウムからなる円板状のサセプタ16が設けられている。サセプタ16は下部電極と載置台とを兼ねており、この上に被処理基板としてたとえば半導体ウエハWが載置される。
サセプタ16の上面には半導体ウエハWを静電吸着力で保持するための静電チャック18が設けられている。この静電チャック18は導電膜からなる電極20を一対の絶縁層または絶縁シート22の間に挟み込んだものであり、電極20には直流電源24が配線およびスイッチ26を介して電気的に接続されている。直流電源24からの直流電圧により静電チャック18上にクーロン力で半導体ウエハWを吸着保持することができる。静電チャック18の周囲でサセプタ16の上面には、たとえばシリコンからなるフォーカスリング28が配置されている。サセプタ支持台14、サセプタ16およびフォーカスリング28の側面にはたとえば石英からなる円筒状の壁部材30が貼り付けられている。
サセプタ支持台14の内部には、サセプタ16に載置される半導体ウエハWの温度を制御するために、たとえば円周方向に延びる環状の冷媒室または冷媒通路32が設けられている。この冷媒室には、外付けのチラーユニット(図示せず)より配管34,36を介して所定温度の冷媒たとえば冷却水CWが循環供給される。さらに、ウエハ温度の精度を一層高めるために、伝熱ガス供給部(図示せず)からの伝熱ガスたとえばHeガスが、ガス供給管38およびガス通路40を介して静電チャック18と半導体ウエハWとの間に供給される。
サセプタ16には、第1および第2の高周波電源42,44がマッチングユニット45および給電棒41を介して電気的に接続されている。ここで、第1の高周波電源42は、主としてプラズマの生成に寄与する所定の周波数たとえば40MHzの第1高周波を出力する。一方、第2の高周波電源44は、主としてサセプタ12上の半導体ウエハWに対するイオンの引き込みに寄与する所定の周波数たとえば2MHzの第2高周波を出力する。マッチングユニット45には、第1の高周波電源42側のインピーダンスと負荷(主に電極、プラズマ、チャンバ)側のインピーダンスとの間で整合をとるための第1の整合器と、第2の高周波電源44側のインピーダンスと負荷側のインピーダンスとの間で整合をとるための第2の整合器とが収容されている。
チャンバ10の天井には、サセプタ12と平行に向かい合って接地電位の上部電極を兼ねるシャワーヘッド46が設けられている。このシャワーヘッド46は、サセプタ12と向かい合う電極板48と、この電極板48をその背後(上)から着脱可能に支持する電極本体50とを有し、電極本体50の内部にガス室52を設け、このガス室52からサセプタ12側に貫ける多数のガス吐出孔54を電極本体50および電極板48に形成している。電極板48とサセプタ12との間の空間がプラズマ生成ないし処理空間PRとなる。ガス室52の上部に設けられるガス導入口52aには、処理ガス供給源54からのガス供給管56が接続されている。このガス供給管56の途中にはマスフローコントローラ(MFC)58が設けられている。
上部電極(シャワーヘッド)46において、電極板48はたとえばSi,SiC等からなり、電極本体50はたとえばアルマイト処理されたアルミニウムからなり、電極本体50に電極板48がたとえばボルト(図示せず)を介して着脱可能に結合される。上部電極46の外周面とチャンバ10の内壁との間にリング状の電極支持体60が挿入され、この電極支持体60に電極本体50がたとえばボルト(図示せず)を介して結合されている。電極板48の外周面と電極支持部60の内周面とは密着してシール部材たとえばOリング62によって封止され、電極板48の外周面と電極支持体60の内周面との間にはたとえば0.1〜3mmの範囲内で設定された一定間隔の空隙または隙間64が設けられている。電極支持体60の材質は、たとえばアルマイト処理されたアルミニウムのような導体でもよく、あるいはセラミックのような絶縁体であってもよい。導体で構成される電極支持体60は、実質的に上部電極46を半径方向外側に拡げる電極拡張部分として機能する。
チャンバ10の側壁とサセプタ支持台14およびサセプタ16との間に形成される環状の空間は排気空間となっており、この排気空間の底にはチャンバ10の排気口66が設けられている。この排気口66に排気管68を介して排気装置70が接続されている。排気装置70は、ターボ分子ポンプなどの真空ポンプを有しており、チャンバ10内のプラズマ空間を所望の真空度まで減圧できるようになっている。チャンバ10の側壁には、半導体ウエハWの搬入出口を開閉するゲートバルブ72が取り付けられている。
このプラズマエッチング装置において、エッチングを行なうには、先ずゲートバルブ72を開状態にして加工対象の半導体ウエハWをチャンバ10内に搬入して、静電チャック18の上に載置する。そして、処理ガス供給源54よりエッチングガス(一般に混合ガス)を所定の流量および流量比でチャンバ10内に導入し、排気装置70によりチャンバ10内の圧力を設定値にする。さらに、第1および第2の高周波電源42,44をオンにして第1高周波(40MHz)および第2高周波(2MHz)をそれぞれ所定のパワーで出力させ、これらの高周波をマッチングユニット45および給電棒41を通してサセプタ16に印加する。また、スイッチ26をオンにし、静電吸着力によって、静電チャック38と半導体ウエハWとの間の接触界面に伝熱ガス(Heガス)を閉じ込める。シャワーヘッド46より吐出されたエッチングガスは両電極12,46間で高周波の放電によってプラズマ化し、このプラズマで生成されるラジカルやイオンによって半導体ウエハWの主面がエッチングされる。
次に、この実施形態のプラズマエッチング装置における特徴部分の構成および作用を詳細に説明する。
図2に、上部電極46の電極板48と電極支持体60との間に形成される隙間64周りの構成を拡大して示す。図示のように、電極支持体60の下面を電極板48の下面よりも下方つまりサセプタ18側にたとえば数cm程度突出させている。これは、リング形状の電極支持体60を上部電極46の拡張部分として、つまり高周波電極として機能させる場合に、電極支持体60を下方に突出させることによりその直下の電界強度を上げて、半導体ウエハW上のプラズマ密度分布を半径方向で均すねらいがある。
より詳細には、電極支持体60は、略水平に延びる下面60aと、この下面60aの内周端より略鉛直上方に向かって延びる第1鉛直内周面60bと、この第1鉛直内周面60bの上端から鉛直線または水平線を基準として略45°の傾斜角で半径方向外側つまり斜め上方に向かって延びる傾斜内周面60cと、この傾斜内周面60cの上端から略鉛直上方に向かって延びる第2鉛直内周面60dとを有している。
電極板48は、略水平に延びる下面48aと、この下面48aの外周端より鉛直線または水平線を基準として略45°の傾斜角で、つまり電極支持体60の傾斜内周面60cと平行に、斜め上方に向かって延びる傾斜外周面48bと、この傾斜外周面48bの上端から電極支持体60の第2鉛直内周面60dと平行に略鉛直上方に向かって延びる鉛直外周面48cとを有している。
ここで、電極板48の略水平な下面48aと電極支持体60の略垂直な第1鉛直内周面60bとの間に略90°の角度で角部62が形成される。そして、電極板48の傾斜外周面48bと電極支持体60の傾斜内周面60cとの間、および電極板48の鉛直外周面48cと電極支持体60の第2鉛直外周面60dとの間に跨って、略一定間隔の隙間64が形成される。
上記のようなプラズマエッチングの最中に半導体ウエハWの主面上で生じた気相の反応生成物の多くはチャンバ10の底の排気口66から排気されるが、その一部はチャンバ10内の部材、特にプラズマ空間PRに面する上部電極46、電極支持体60、チャンバ10の内壁、フォーカスリング28などの各おもて面にデポとして付着する。また、電極板48と電極支持体60との間の隙間64の中にもデポが入り込む。
一方で、プラズマエッチングの最中には、プラズマ空間PRで発生したプラズマが周囲に拡散し、プラズマとこれと接する物体との境界にはイオンシースSHが形成される。このイオンシースSHは、電子の速度がイオンの速度よりも格段に大きいために存在する電界空間であり、プラズマと隣接物体との間の電圧または電位変化はすべてこのシース内で生ずる。ここで、イオンシースSH内の電気力線または電界ベクトルEは、シース/バルクプラズマ境界面BMから法線方向に延びる。プラズマ中のイオンは、各位置でイオンシースSH内の電界ベクトルEに沿って加速され、真向かいの面に衝突または入射する。
すなわち、図2に示すように、電極板48の下面48aには、真向かいのイオンシース水平面から略鉛直上方に飛んでくるイオンが面と垂直に入射または衝突する。電極支持体60の第1鉛直内周面60bには、真向かいのイオンシース鉛直面から水平に飛んでくるイオンが面と垂直に入射または衝突する。また、電極支持体60の下面60aには、真向かいのイオンシース水平面から略鉛直上方に飛んでくるイオンが面と垂直に入射または衝突する。このように、イオンスパッタにより、電極板48の下面48aや電極支持体60の第1鉛直内周面60bおよび下面60aにはデポ膜が付き難く、付着しても取り除かれやすい。
また、電極板48と電極支持体60との間に形成される隙間64には、真向かいのイオンシースコーナー(角部)SCから略45°の角度で斜め上方に飛んできたイオンがそのまま隙間64の入口から内奥へ入る。隙間64内部にデポが付着していれば、イオンスパッタにより隙間64の外へ掻き出される。
このように、このプラズマエッチング装置においては、プラズマ空間PRに面する電極板48と電極支持体60との間に形成される角部または段差部62の隙間64を所定の傾斜角(45°)で形成する構成、つまり角部62の角度(90°)を二等分する直線Lの延長上に隙間64(特に開口部およびその付近)を位置させる構成により、イオンシースSHからのイオンを隙間64の中にダイレクトでまっすぐ入り込めるようにして、隙間64内部のデポ物をイオンスパッタにより効率よく(電極面やチャンバ内壁と同程度に)取り除くことができる。
また、このプラズマエッチング装置においては、ロット処理の合間にたとえばCF4等のフッ素系ガスを用いてプラズマクリーニングを行うことができる。その際にも、上記のプラズマ処理時と全く同様に隙間64内部に対してイオンスパッタ効果が奏されるので、クリーニング能力の向上が図れる。
因みに、従来のパーツ合わせ面構造によれば、図3に示すように、電極板48の外周面48eおよび電極支持体60の内周面60eがそれぞれ鉛直面に形成され、両部材48,60間の隙間64も開口から内奥まで鉛直線上に形成される。かかる構成においては、隙間64の開口に対して、真向かいのイオンシースコーナー(角部)SCから略45°の角度で斜め上方に飛んでくるイオンが隙間64の中にダイレクトに入り込めないため、隙間64内部のデポ物をイオンスパッタで取り除くのは困難である。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、上述した実施形態は本発明を限定するものではない。当業者にあっては、具体的な実施態様において本発明の技術思想および技術範囲から逸脱せずに種々の変形・変更を加えることが可能である。
たとえば、上記した実施形態においては、上部電極46の電極板48と電極支持体60との間に約90°の角度で角部62を形成して角部62付近の合わせ面ないし隙間64を45°の傾斜角で形成したが、別の角度を有する構成も可能である。たとえば、図示省略するが、角部62の角度を150°に設定した場合は、隙間64を水平線を基準にして約75°の傾斜角に設定すればよい。また、本発明においては、角部62の角度を二等分する直線上に隙間64を形成するのが最も好ましいが、多少ずれてもよく、基本的には電極板48の下面48aと電極支持体60の第1鉛直内周面60bとのなす角度を任意の比率で二分割する直線の延長上に隙間64の開口部とその奥の少なくとも途中までの部分とが位置している構造であれば、実用上相当の本発明の効果を得ることができる。
また、本発明は、上記した実施形態におけるような上部電極46の電極板48と電極支持体60の合わせ面構造に限定されるものではなく、チャンバ10内でプラズマ空間PRに面する任意の合わせ面構造に適用可能である。たとえば、図示省略するが、上部電極(シャワーヘッド)46自体を内側の円板状電極と外側のリング状電極とに半径方向で二分割して両電極の間に隙間を設ける構成にも本発明を適用することができる。
また、上記した実施形態のプラズマエッチング装置は、サセプタ16に第1高周波(40MHz)と第2高周波(2MHz)とを重畳して印加する下部2周波重畳印加方式を採っている。上記実施形態で使用した第1および第2の高周波のそれぞれの周波数は一例であり、プロセスに応じて任意の周波数を使用できる。通常、プラズマの生成に主として寄与する第1高周波の周波数は13.56MHz以上の値に選ばれ、基板へのイオン引き込みや上部電極へのイオン引き込みに主として寄与する第2高周波の周波数は13.56MHz以下の値に選ばれてよい。また、本発明は、下部2周波重畳印加方式に限定されず、サセプタ16に適当な周波数を有する1つの高周波のみ印加する下部1周波印加方式、サセプタ16と上部電極46とに異なる周波数の高周波を別々に印加する上部/下部2周波印加方式などにも適用可能である。
また、特に上部電極46に高周波を印加するタイプのプラズマエッチング装置では、本発明の要部を図4のように構成することができる。
図4に、上部電極46の電極板48'とその周囲に設置された導電体のリング74との間に形成される隙間64周りの構成を拡大して示す。この例では、電極板48'は高周波が印加されるHOT電極であり、リング74は接地されている。
より詳細には、リング74は、略水平に延びる下面74aと、この下面74aの内周端より水平線を基準として略135度(又は略45度)の傾斜角で半径方向内側つまり斜め上方に向かって延びる傾斜内周面74bとを有している。電極板48'は、略水平に延びる下面48a'と、この下面48'の外周端より水平線を基準として略135度(又は略45度)の傾斜角で、つまりリング74の傾斜内周面74bと平行に、斜め上方に向かって延びる傾斜外周面48b'とを有している。
ここで、電極板48'の略水平な下面48a'とリング74の略水平な下面74aとにより実質的に面一の平面部76が形成される。そして、電極板48'の傾斜外周面48b'とリング74の傾斜内周面74bとの間に、略一定間隔の隙間64が形成される。
プラズマエッチングの最中には、上述したようなイオンシースSHが形成されるが、この例におけるイオンシースSHは、電極板48'とリング74とが平面部76を形成するのにもかかわらず、電極板48'の下面48a'直下のシースSH1と、リング74の下面74a直下のシースSH2とでは厚さが異なる(SH1のほうがSH2よりも厚い)。これは、電極板48'は高周波が印加されるHOT電極である一方で、リング74は接地されているためである。このため、隙間64の入口近辺で平面部76の下方にイオンシースの段差が生じる。
この電極板48'とリング74との間に形成される隙間64には、真向かいのイオンシース(SP)から略135度(又は略45度)の角度で斜め上方に飛んできたイオンがそのまま隙間64の入口から内奥へ入る。隙間64内部にデボが付着していれば、イオンスパッタにより隙間64の外へ掻き出される。
このように、この例のプラズマエッチング装置においては、プラズマ空間PRに面する電極板48'とリング74との間に形成される隙間64を所定の傾斜角(135度又は45度)で形成する構成により、イオンシース段差部SPからのイオンを隙間64の中にダイレクトでまっすぐ入り込めるようにして、隙間64内部のデポをイオンスパッタにより、効率よく取り除くことができる。
なお、この例では、電極板48'の下面48a'に対して傾斜外周面48b'を135度(リング74の下面74aに対して傾斜内周面74bを135度)としたが、これに限るものではない。イオンシースSH1,SH2の厚さは、高周波電源からのパワー、ガス種、圧力等で変動する。予め変動するイオンシースSH1,SH2の厚さを測定しておき、代表的なあるいは中間的なイオンシースSH1,SH2の厚さに基づいて、電極板48'における傾斜外周面48b'の下面48a'に対する角度、リング74の傾斜内周面74bの下面74aに対する角度を決めるのが最も好ましい。とはいえ、図4のようなタイプの構成であれば、電極板48'における傾斜外周面48b'の下面48a'に対する角度θAは鋭角に、リング74の傾斜内周面74bの下面74aに対する角度θBは鈍角になる。
また、上記の例ではリング74を接地された導電体としたが、石英、セラミック、樹脂等の絶縁体であっても同様である。
また、リング74が電極板48'と平面部76を形成せずに電極板48'に対してプラズマ空間PR方向に張り出す場合、すなわち電極板48'とリング74が図2の電極板48と電極支持体60のように角部を形成する場合は、図2と類似の構成になる。すなわち、図示省略するが、電極板48'における傾斜外周面48b'の下面に対する角度θAが鈍角になり、リング74の傾斜内周面74bが電極板48'の傾斜外周面48b'と平行に延びて両者の間に隙間64が形成される。
本発明は、プラズマエッチングに限定されず、プラズマCVD、プラズマ酸化、プラズマ窒化、スパッタリングなどの他のプラズマ処理にも適用可能である。また、本発明における被処理基板は半導体ウエハに限るものではなく、フラットパネルディスプレイ用の各種基板や、フォトマスク、CD基板、プリント基板等も可能である。
本発明の一実施形態におけるプラズマエッチング装置の構成を示す縦断面図である。 実施形態の要部(サセプタ上面におけるフォーカスリング回りの構造)を拡大して示す部分拡大断面図である。 従来方式による比較例の構造を示す部分拡大断面図である。 別の実施形態の要部を拡大して示す部分拡大断面図である。
符号の説明
10 チャンバ(処理容器)
16 サセプタ(下部電極)
18 静電チャック
42 第1の高周波電源
44 第2の高周波電源
45 マッチングユニット
46 シャワーヘッド(上部電極)
48 電極板
50 電極本体
60 電極支持体
64 隙間
70 排気装置

Claims (8)

  1. 減圧可能な処理容器内で高周波放電により処理ガスのプラズマを生成し、前記処理容器内の所定位置に配置された被処理基板に前記プラズマの下で所望のプラズマ処理を施すプラズマ処理装置であって、
    前記処理容器内で前記プラズマと対向する第1のおもて面と、前記第1のおもて面と連続する第1の合わせ面とを有する第1の部材と、
    前記処理容器内で前記第1の部材の第1のおもて面と角部を形成して前記プラズマと対向する第2のおもて面と、前記第2のおもて面と連続し、前記第1の部材の第1の合わせ面に隙間を介して対向する第2の合わせ面とを有する第2の部材と
    を有し、
    前記角部において前記第1の部材の第1のおもて面と前記第2の部材の第2のおもて面との成す角度を等分に二分割する直線の延長上に前記隙間の開口部とその奥の少なくとも途中までの部分とが位置しているプラズマ処理装置。
  2. 前記第1の部材は、前記隙間の開口部から見て内奥で前記第1の合わせ面と所定の角度をなして連続する第3の合わせ面を有し、
    前記第2の部材は、前記第2の合わせ面と連続し、前記第1の部材の第3の合わせ面に隙間を介して対向する第4の合わせ面を有する、
    請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 減圧可能な処理容器内で高周波放電により処理ガスのプラズマを生成し、前記処理容器内の所定位置に配置された被処理基板に前記プラズマの下で所望のプラズマ処理を施すプラズマ処理装置であって、
    前記処理容器内で前記プラズマと対向する第1のおもて面と、前記第1のおもて面と鉛直方向を基準として斜めの角度で連続する第1の合わせ面とを有する第1の部材と、
    前記処理容器内で前記第1の部材の第1のおもて面と角部を形成して前記プラズマと対向する第2のおもて面と、前記第2のおもて面と連続し、前記第1の部材の第1の合わせ面に隙間を介して対向する第2の合わせ面とを有する第2の部材と
    を有し、
    前記第1の部材と前記第2の部材とは、互いに結合され、電気的に同電位である、
    プラズマ処理装置。
  4. 前記第1の部材の第1の合わせ面と前記第2の部材の第2の合わせ面とがそれぞれ環状に延びる、請求項1〜3のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記第1の合わせ面が前記第1の部材の外周面に設定され、前記第2の合わせ面が前記第2の部材の内周面に設定される、請求項4に記載のプラズマ処理装置。
  6. 前記プラズマ側からみて前記第1および第2の部材の裏側で前記隙間を気密に塞ぐ第3の部材を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  7. 前記第1の部材がプラズマ生成のための高周波の流れる電極であり、前記第2の部材が前記電極を支持するために前記処理容器に取り付けられる支持部材である、請求項1〜6のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  8. 減圧可能な処理容器内で高周波放電により処理ガスのプラズマを生成し、前記処理容器内の所定位置に配置された被処理基板に前記プラズマの下で所望のプラズマ処理を施すプラズマ処理装置であって、
    高周波が印加される導電体であって、かつ前記処理容器内でプラズマ生成空間と対向する第1のおもて面と、前記プラズマ生成空間とは対向しないで前記第1のおもて面と連続する第1の合わせ面とを有する第1の部材と、
    誘電体あるいは接地された導電体であって、かつ前記処理容器内で前記第1の部材の第1のおもて面と平面部を形成して前記プラズマ生成空間と対向する第2のおもて面と、前記プラズマ生成空間とは対向しないで前記第2のおもて面と連続し、前記第1の部材の第1の合わせ面に隙間を介して対向する第2の合わせ面とを有する第2の部材と
    を有し、
    前記平面部において、前記第1のおもて面と前記第1の合わせ面が鋭角を成し、前記第2のおもて面と前記第2の合わせ面が鈍角を成すことを特徴とするプラズマ処理装置。
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