JP5546297B2 - 撮像装置、撮像方法及びプログラム - Google Patents

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本発明は撮像装置、撮像方法及びプログラムに関し、特に、撮影した画像データを外部装置に転送するために用いて好適な技術に関する。
従来、画像及び音声を記録媒体にデジタル記録するデジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラが広く知られている。デジタルスチルカメラの記録媒体としては、SDカード等の小型メモリを用いるのが一般的であり、デジタルスチルカメラ本体から着脱自在である。また、デジタルスチルカメラで撮影した画像をパーソナルコンピュータ(PC)や記録媒体を有するデジタル装置に転送することもできる。転送方法としては、USB(Universal Serial Bus)やIEEE1394などのケーブルによりデジタルスチルカメラとPC等とを接続し、画像データを転送することができる。近年では、デジタルスチルカメラとPCとを有線或いは無線によってLAN接続することにより、デジタルスチルカメラに保持されている画像データをPCに取り込む方式も普及してきている。
また、デジタルスチルカメラでは、被写体像をデジタルスチルカメラの撮像素子からリアルタイムに読み出し、デジタルスチルカメラに搭載されている液晶モニタに表示されるリアルタイムの動画像を確認しながら、静止画像を撮影することができる。さらに近年では、被写体像を撮像素子から読み出し、デジタルスチルカメラに接続されるPCへリアルタイムに動画像データとして転送し、PC上で被写体を確認しながら撮影を行うシステムも提供されている。
一方、デジタルスチルカメラに接続されるPCに動画像データを転送する際に、動画像データの転送フレームレートfps(Frame per Second)は、撮像素子からの読み出し実行フレームレートfpsに比べて劣っている。このように画像データを転送する方が多くの時間がかかってしまうため、実際に撮像素子から読み出される動画像データからフレーム落ちさせた、フレーム数の少ない動画像データが転送されることになる。
このように、転送されないフレームまでもが撮像素子から読み出されるため、余計な電力を消費している。そこで、このような余計な電力を抑える方法をとして、例えば特許文献1に提案されている。この特許文献1には、転送路の転送フレームレートに応じて撮像素子からの読み出しタイミングをクロック制御することにより、転送されないフレームの読み出しを抑え、電力の消費を抑えることが提案されている。
特開平11−308587号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法は、撮像素子からの読み出しタイミングをクロック制御して、動画像データをPCに転送する際の消費電力を抑えることができるが、撮像素子から読み出される画像データの画質は改善されていないという問題点がある。
本発明は前述の問題点に鑑み、外部装置に画像データを転送する際に、消費電力を抑えるとともに、転送する画像データの画質を改善できるようにすることを目的としている。
本発明の撮像装置は、被写体像を光電変換して画像データを生成する撮像手段と、前記撮像手段から前記画像データを読み出して所定の画像処理を行う画像処理手段と、前記画像処理手段によって生成された画像データを外部装置に転送する転送手段と、前記転送手段によって転送する際の転送フレームレートの情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された転送フレームレートに基づいて、前記画像処理手段による前記撮像手段から読み出すタイミングを制御するとともに、前記被写体像の露出時間をより長くするように前記撮像手段を制御する制御手段とを有し、前記外部装置から前記転送手段によって転送される画像データを記録する旨の通知を受けた場合に、前記制御手段は、前記被写体像の露出時間をより長くしないように制御することを特徴とする。
本発明によれば、撮像素子からの余計な読み出しを抑えて消費電力を抑えるとともに、より高画質な動画像データを提供することができる。
実施形態に係る撮像装置の全体構成例を示すブロック図である。 動画像データの転送処理手順の一例を示すフローチャートである。 動画像データの転送処理手順の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る制御を実行するか否かの選択画面の一例を示す図である。 読み出し実行フレームレートと転送フレームレートとを示す図である。 動画像データの転送処理手順の一例を示すフローチャートである。 動画像データの転送処理手順の一例を示すフローチャートである。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の最良な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る撮像装置10の全体構成例を示すブロック図である。まず、図1を参照しながら各部の構成及び動作を説明する。
図1において、制御部11は、プログラム記憶部12に予め格納されているプログラムに従って、撮像装置10における全体の動作を制御する。被写体像からの光線Lは、撮影レンズ13及び絞り14を介して撮像素子15において光電変換される。撮像素子15は、受光した光線Lを電気信号に変換する素子であり、CCD(電化転送デバイス)、CMOSデバイス等の固定撮像素子により構成される。
センサ制御部16は、撮像素子15から画像信号(画像データ)を読み出すタイミングのクロック制御を行う。A/D変換器17はアナログ出力信号をデジタル出力信号に変換し、デジタル変換した画像信号を画像処理回路18に出力する。画像処理回路18は、入力された画像信号に対して輪郭補償、ガンマ補正、ホワイトバランス補正等の画像処理を行い、メモリ制御回路19に出力する。このようにセンサ制御部16、A/D変換器17、及び画像処理回路18は、画像処理手段として機能する。
メモリ制御回路19は記録手段として機能し、画像処理回路18において画像処理等がなされた画像信号を外部記録媒体I/F回路20を介してメモリーカードなどの外部記録媒体21に記録する。また、内部記憶装置22は、画像処理回路18において用いるホワイトバランス補正値等の情報を記憶する記憶手段である。
測光センサ25は、撮影レンズ13を介して得られる光の量を計測する装置であり、露出決定部23は、測光センサ25により計測された光の量を基に、適正な露出量を決定する。露出量が決定されると、制御部11は、撮像素子15のセンサ感度(ISO感度)の制御や、絞り14による撮影レンズ13の絞り制御、及びシャッター装置27による撮像素子15に光を供給するためにシャッターを開放する時間の制御を行う。
測距センサ26は、測距点に対応した公知のCCDやCMOS等のセンサで構成され、被写体までの距離に応じた測距点ずれ信号として制御部11へ出力する。ファイル生成部24は、画像処理回路18により画像処理された画像信号をJPEGフォーマットやMOVフォーマット等の所定のファイル形式に変換するためのものである。ストロボ制御部37は、撮像装置10に内蔵されているストロボ、または外付けのストロボを制御する装置である。ストロボ制御部37は、制御部11により絞り14やシャッター装置27などで設定された設定値での露出がアンダーであると判断された場合に、ストロボ発光させたり、ユーザーの操作に応じてストロボ操作の制御を行ったりする。
表示部28はカラー液晶素子から構成され、制御部11が表示制御手段として機能することにより、撮影画像や、撮影画像に関する情報、撮像装置10の詳細な各種設定状態等の情報を表示するためのものである。また、表示部28には、露出制御や撮影可能枚数などの撮影に関する各種の設定情報や、画像処理に関する各種の設定情報も表示される。外部装置接続I/F38は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)などの外部装置と物理的な接続を行うためのインターフェイスである。外部装置との間でファイルデータ及び画像データなどの送受信のやり取りは外部装置接続I/F38を介して行われる。本実施形態ではLAN接続I/Fを用いているが、外部装置との接続をUSBに代表される他のシリアル接続など、有線であっても無線であってもよい。
転送レート計測部46は取得手段として機能し、外部装置接続I/F38を介して画像データを転送する際の転送フレームレートを計測するためのものである。転送処理部47は転送手段として機能し、外部装置接続I/F38を介して転送された画像データの転送の合否を管理し、接続される外部装置と転送した画像データとのマッチングの管理を行うための制御部である。操作スイッチ群29は、撮影を指示する撮影スイッチや、撮影モードを選択するための選択ボタンなどから構成される。具体的には、この他にメニューボタン、再生ボタン、測光モード選択ボタンなどがある。
次に、上記構成を有する撮像装置10における、撮影した画像データを外部装置へ転送する処理及び撮像装置10において画像データを外部記録媒体21へ記録する処理の流れについて、図2のフローチャートを参照しながら説明する。なお、以下の説明では、撮像装置10と外部装置(PC)とが外部装置接続I/F38を介して接続されており、撮像装置10で撮影された動画像データを外部装置にリアルタイムで転送するように設定されているものとする。
図2は、本実施形態に係る撮像装置10による動画像データの転送処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS101において、制御部11は、撮像装置10に接続されている外部装置から外部装置接続I/F38を介して動画像転送開始命令を受信するまで待機する。そして、動画像転送開始命令を受信すると、ステップS102において、センサ制御部16により撮像素子15から画像信号の読み出しを開始し、A/D変換器17によりアナログ信号をデジタル信号に変換する。そして、画像処理回路18により、フレームごとに輪郭補償、ガンマ補正、ホワイトバランス補正等の画像処理を行う。
次に、ステップS103において、転送処理部47は、生成された動画像データを外部装置接続I/F38に接続されている外部装置に転送可能な状態であるか否かを判断する。この判断の結果、転送路が転送待ち状態であり、現在の転送が不可能である場合は、ステップS104において、制御部11により、生成された動画像データの1フレームを破棄する。一方、ステップS102の判断の結果、転送路が転送可能な状態である場合は、ステップS105に進む。そして、転送処理部47は、動画像データの1フレームを転送し、転送が完了した後に制御部11によりステップ102にて生成された動画像データの1フレームを破棄する。
次に、ステップS106において、転送レート計測部46は、外部装置に転送される動画像データの転送フレームレートを計測するのに十分な時間が経過しているか否かを判断する。この判断の結果、転送フレームレートを計測するのに十分な時間が経過していない場合は、ステップS102に戻る。一方、ステップS106の判断の結果、転送フレームレートを計測するのに十分な時間が経過した場合は、ステップS107において、転送レート計測部46は、外部装置への動画像データを転送する際の転送フレームレートを算出する。算出方法としては、例えば1秒間の間にステップS105の処理により転送されたフレーム数などから算出する。
転送フレームレートが算出されると、ステップS108において、露出決定部23の指示により制御部11は、生成される動画像が高画質になるように撮像素子15のISO感度を変更する。このとき、ISO感度を変更することによって露出時間も変更されるが、撮像素子15からの読み出し実行フレームレートが、ステップS107で算出された転送フレームレートよりも劣らないようにISO感度を変更する。そして、ステップS109において、露出決定部23は、露出を決定するために、絞りやシャッター速度などを決定する。
次に、ステップS110において、撮像素子15からの読み出し実行フレームレートがステップS107において算出された転送フレームレートに合うように、センサ制御部16により撮像素子15から読み出すタイミングを変更する。具体的には、読み出しが不要なタイミングで撮像素子15へのCPUクロックを下げる制御を行う。
以上のように露出の条件を変えることによって、転送フレームレートも変更される。そこで、次に、ステップS111において、接続された外部装置において転送フレームレートが変更されたことを認識できるように、外部装置に通知する。具体的には、転送処理部47により動画像の転送フォーマットに従った形式で、転送フレームレートを変更した旨のデータを外部装置に送信する。なお、転送フレームレートが変更される理由については後述する。そして、ステップS112において、制御部11は撮像装置10に接続されている外部装置へ動画像データの転送を終了するか否かを判断する。この判断の結果、動画像データの転送を終了しない場合は、ステップS102に戻り、処理を繰り返す。一方、ステップS112の判断の結果、動画像データの転送を終了する場合は、処理を終了する。
転送フレームレートが変更される場合として、転送路の転送状況が途中から良好になり転送フレームレートが良好になる場合や、ISO感度を変更してS/N比が良好になり、転送する画像サイズが縮小されて転送フレームレートが良好になる場合などがある。本実施形態ではこのような場合であっても、その時の転送フレームレートに随時あわせるように、前述したフローチャートに示す処理を実行することとなる。
図4は、転送フレームレートに応じた露出制御及びセンサ読み出し制御を実行するか否かを選択させる画面の一例を示す図である。
操作スイッチ群29のメニューボタンが操作されると、表示部28には図4に示すようなメニュー選択項目が表示される。ユーザーは、操作スイッチ群29の選択ボタン等を操作することにより、予めメニュー選択項目から転送フレームレートに応じた露出制御及びセンサ読み出し制御を実行するか否かを選択することができる。
図4に示すメニュー選択項目で転送フレームレートによる画質変更がOFFとなっている場合は画質が変更されず、センサ制御部16により撮像素子15から読み出すタイミングを変更するのみである。一方、メニュー選択項目で転送フレームレートによる画質変更がONとなっている場合は図2の処理手順に従い、転送フレームレートに応じてISO感度を変更して高画質な画像を生成し、さらに撮像素子15からの読み出しのタイミングを制御する。
図5は、動画像データを外部装置に転送した場合の読み出し実行フレームレートと転送フレームレートとの関係を示すタイミングチャートである。
図5(a)は、読み出し実行フレームレートを制御しない場合の例であり、撮像素子(センサ)から読み出す処理は外部装置への転送に関係なく定期的に実行されている。この状態では、外部装置へ転送することができる状態になったタイミングで外部装置へ画像データを転送することになる。このため、センサから読み出す処理が実行されるが、外部装置に転送されない画像データ(フレーム)が存在し、不要な読み出し処理が行われることになる。
一方、図5(b)は、本実施形態において、読み出し実行フレームレートを制御した場合の例であり、撮像素子15から読み出す処理は、外部装置へ画像データを転送するタイミングに合わせて実行されている。転送しない画像データを読み出す代わりに、撮像素子15のISO感度を下げ、1フレームの画像データを読み出すための露出時間に当てるようにしている。このように、不要な読み出し処理を行わないようにするにより、消費電力の節約等を実現している。また、撮像素子15のISO感度を、画像が高画質になるように変更することにより、S/N比の良好な画像データを生成することができ、より画像サイズの小さい画像データを生成することができる。これにより、図5(b)に示すように、画像データを転送するのにかかる時間を短縮し、外部装置へ転送する際の転送フレームレートを上げることができる。
ここで、外部記録媒体21に動画像データをリアルタイムに記録しているときに、外部装置から動画像データの転送要求を受けて動画像データをリアルタイムに転送する場合においては、転送フレームレートに応じた制御を実行しないようにしてもよい。これにより、外部記録媒体21に記録される動画像データにおいて、感度や絞りが途中で変更されてフレームごとに画像のばらつきが起こらないようにすることができる。なお、動画像データを記録する前に、本実施形態における転送フレームレートに応じた制御を実行した場合は、記録を開始した段階の露出制御のまま動画像データを外部記録媒体21に記録してもよい。または、外部記録媒体21に動画像データの記録を開始した段階で本実施形態における制御を無効にしてもよい。
また、撮像装置10に接続されている外部装置から動画像データを転送する要求を受信し、さらにその動画像データを外部装置側で記録する設定であることを通知された場合も、転送フレームレートに応じた制御を実行しないようにしてもよい。また、外部記録媒体21に記録する場合と同様、外部装置側で記録することを通知される前に、本実施形態における転送フレームレートに応じた制御を実行した場合は、通知を受けた段階の露出制御を維持するようにしてもよい。または、通知を受けた段階で本実施形態における制御を無効にしてもよい。
以上のように本実施形態によれば、動画像データを外部装置に転送する際の転送フレームレートに基づき、ISO感度を変更してS/N比の良好な画像を生成し、1フレームあたりの画像のサイズを小さくする。これにより転送する実行時間を短縮し、転送フレームレートを上げることができる。さらに、撮像素子からの不要な読み出しを行わないように、撮像素子の読み出しクロック制御を行うことにより、消費電力を低減することができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態では、複数の外部装置が接続されている場合について説明する。なお、本実施形態に係る撮像装置の構成は図1と同様であるため、説明は省略する。以下、第1の実施形態と異なる点についてのみ説明する。また、本実施形態においては、外部装置接続I/F38には複数の外部装置が接続可能であり、無線LANにて2つの外部装置が接続されており、動画像データを外部装置にリアルタイムで転送するように設定されているものとする。なお、外部装置接続I/F38での接続手段としては、無線LANに限らず有線LAN、USB、IEEE1394など、有線・無線に関係せずに可能であり、外部装置に接続される方法がそれぞれ異なっていてもよい。
次に、転送処理の制御について図2のフローチャートを参照しながら説明する。なお、本実施形態では第1の実施形態と異なる処理についてのみ説明する。
ステップS101及びステップS102は第1の実施形態と同様の処理である。ステップS103においては、接続される外部装置のいずれかに転送可能か否かを判断し、転送可能な場合は、ステップS105において転送可能な外部装置へ画像データを転送する。なお、ステップS104の処理は第1の実施形態と同様である。
ステップS106の判断の結果、転送フレームレートを計測するのに十分な時間が経過した場合は、ステップS107に進む。そして、ステップS107において、転送レート計測部46は、撮像装置10に接続されている外部装置毎に所定時間内に転送したフレーム数に基づき、外部装置毎の転送フレームレートを算出する。そして、ステップS107で算出された転送フレームレートのうち、最も良好な転送フレームレートの値を基に、ステップS108以降の処理を行う。
以上のように本実施形態によれば、撮像装置10に複数の外部装置が接続された状況において、それぞれの転送フレームレートを算出する。そして、最も良い転送フレームレートに応じてISO感度を変更してS/N比の良好な画像を生成し、1フレームあたりの画像のサイズを小さくする。これにより、最善の動画像データの画質、フレームレートを提供するとともに、消費電力を低減することができる。
(第3の実施形態)
以下、本発明の第3の実施形態について図3を参照しながら説明する。第1の実施形態では、動画像を高画質にするために撮像素子15のISO感度を変更したが、本実施形態では、絞り制御を行うことによって動画像を高画質にする。なお、本実施形態に係る撮像装置の構成は図1と同様であるため、説明は省略する。以下、第1の実施形態と異なる点についてのみ説明する。また、以下の説明では、撮像装置10と外部装置(PC)とが外部装置接続I/F38を介して接続されており、撮像装置10で撮影された動画像データを外部装置にリアルタイムで転送するように設定されているものとする。
図3は、本実施形態に係る撮像装置10による動画像データの転送処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、図3のステップS201からステップS207までの処理は、第1の実施形態で説明した図2のステップS101からステップS107までの処理と同様であるため、説明は省略する。
図3のステップS208においては、露出決定部23の指示により制御部11は、撮像装置10の絞り制御を被写界深度が大きくなるように、絞り14を用いて撮影レンズ13の絞りを制御する。このとき、絞り値を変更することにより露出時間が変更されるが、撮像素子15からの読み出し実行フレームレートが、ステップS207で算出された転送フレームレートよりも劣らないように絞り値を変更する。ステップS208で絞り値が変更されると、ステップS209において、露出決定部23は、露出を決定するために、撮像素子15のISO感度やシャッター速度などを決定する。なお、ステップS210からステップS212までの処理は、第1の実施形態で説明した図2のフローチャートのステップS110からステップS112までの処理と同様である。
以上のように本実施形態によれば、絞り値を変更することによってS/N比の良好な画像を生成し、1フレームあたりの画像のサイズを小さくする。これにより転送する実行時間を短縮し、転送フレームレートを上げることができる。さらに、撮像素子からの不要な読み出しを行わないように、撮像素子の読み出しクロック制御を行うことにより、消費電力を低減することができる。
(第4の実施形態)
以下、本発明の第4の実施形態について、図6を参照しながら説明する。第1の実施形態では、転送フレームレートを算出する例について説明したが、本実施形態では転送フレームレート情報を取得する例について説明する。なお、本実施形態に係る撮像装置の構成は図1と同様であるため、説明は省略する。以下、第1の実施形態と異なる点についてのみ説明する。また、以下の説明では、撮像装置10と外部装置(PC)とが外部装置接続I/F38を介して接続されており、撮像装置10で撮影された動画像データを外部装置にリアルタイムで転送するように設定されているものとする。
図6は、本実施形態に係る撮像装置10による動画像データの転送処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS301においては、図2のステップS101と同様の処理である。そして、ステップS302において、制御部11は取得手段として機能し、外部装置への転送フレームレート情報を取得する。取得方法としては、外部装置から外部装置接続I/F38を介して転送フレームレート情報を取得する。また、内部記憶装置22に外部装置毎の転送フレームレートを予め記憶しておき、外部装置接続I/F38に接続された外部装置に対応した転送フレームレートを読み出して取得してもよい。
次に、ステップS303において、露出決定部23の指示により制御部11は、ステップS302で取得し転送フレームレートに基づき、生成される動画像が高画質になるように撮像素子15のISO感度を変更する。このとき、ISO感度を変更することにより露出時間も変更されるが、撮像素子15からの読み出し実行フレームレートが、ステップS302で取得した転送フレームレートよりも劣らないようにISO感度を変更する。そして、ステップS304において、露出決定部23は、露出を決定するために、絞りやシャッター速度などを決定する。
次に、ステップS305において、撮像素子15からの読み出し実行フレームレートがステップS302において取得した転送フレームレートに合うように、センサ制御部16により撮像素子15から読み出すタイミングを変更する。具体的には、読み出しが不要なタイミングで撮像素子15へのCPUクロックを下げる制御を行う。
次に、ステップS306において、ステップS305で設定された読み出しタイミングにより、センサ制御部16は撮像素子15から画像信号を読み出し、A/D変換器17によりアナログ信号をデジタル信号に変換する。そして、画像処理回路18により、フレームごとに輪郭補償、ガンマ補正、ホワイトバランス補正等の画像処理を行う。そして、ステップS307において、転送処理部47は、生成された動画像データを、外部装置接続I/F38を介して外部装置へ転送する。そして、ステップS308において、制御部11は撮像装置10に接続されている外部装置へ動画像データの転送を終了するか否かを判断する。この判断の結果、動画像データの転送を終了しない場合は、ステップS306に戻り、処理を繰り返す。一方、ステップS308の判断の結果、動画像データの転送を終了する場合は、処理を終了する。
以上のように本実施形態によれば、転送フレームレート情報を取得することによって、動画像データの転送を開始する時点で、適切な転送フレームレートで高画質の動画像データを転送することができる。これにより、フレームごとに画像のばらつきが起こらないようにすることができる。
(第5の実施形態)
以下、本発明の第5の実施形態について図7を参照しながら説明する。第1の実施形態では、その時の転送フレームレートに随時あわせるようにする例について説明したが、本実施形態では、読み出し実行フレームレートを一度制御したら、その後は固定する例について説明する。なお、本実施形態に係る撮像装置の構成は図1と同様であるため、説明は省略する。以下、第1の実施形態と異なる点についてのみ説明する。また、以下の説明では、撮像装置10と外部装置(PC)とが外部装置接続I/F38を介して接続されており、撮像装置10で撮影された動画像データを外部装置にリアルタイムで転送するように設定されているものとする。
図7は、本実施形態に係る撮像装置10による動画像データの転送処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、ステップS401からステップS411までの処理は、第1の実施形態で説明した図2のステップS101からステップS111までの処理と同様であるため、説明は省略する。
ステップS412においては、転送フレームレート及び読み出し実行フレームレートが決定したか否かを判断する。この判断の結果、転送フレームレート及び読み出し実行フレームレートがまだ決定していない場合はステップS402に戻り、決定した場合はステップS413に進む。そして、ステップS412において、センサ制御部16は、ステップS410で決定した読み出しタイミングにより撮像素子15から画像データ(画像信号)を読み出す。そして、ステップS403と同様の手順で動画像データを生成する。
次に、ステップS414において、転送処理部47は、ステップS405と同様の手順で外部装置に動画像データをフレームごとに転送する。そして、ステップS415において、制御部11は撮像装置10に接続されている外部装置へ動画像データの転送を終了するか否かを判断する。この判断の結果、動画像データの転送を終了しない場合は、ステップS413に戻り、処理を繰り返す。一方、ステップS415の判断の結果、動画像データの転送を終了する場合は、処理を終了する。
以上のように本実施形態によれば、読み出し実行フレームレートを一度制御したら、その後は転送フレームレートが固定されるので、フレームごとに画像のばらつきを小さくすることができる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
11 制御部、15 撮像素子、16 センサ制御部、23露出決定部、46 転送レート計測部、47 転送処理部

Claims (11)

  1. 被写体像を光電変換して画像データを生成する撮像手段と、
    前記撮像手段から前記画像データを読み出して所定の画像処理を行う画像処理手段と、
    前記画像処理手段によって生成された画像データを外部装置に転送する転送手段と、
    前記転送手段によって転送する際の転送フレームレートの情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された転送フレームレートに基づいて、前記画像処理手段による前記撮像手段から読み出すタイミングを制御するとともに、前記被写体像の露出時間をより長くするように前記撮像手段を制御する制御手段とを有し、
    前記外部装置から前記転送手段によって転送される画像データを記録する旨の通知を受けた場合に、前記制御手段は、前記被写体像の露出時間をより長くしないように制御することを特徴とする撮像装置。
  2. 被写体像を光電変換して画像データを生成する撮像手段と、
    前記撮像手段から前記画像データを読み出して所定の画像処理を行う画像処理手段と、
    前記画像処理手段によって生成された画像データを外部装置に転送する転送手段と、
    前記転送手段によって転送する際の転送フレームレートの情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された転送フレームレートに基づいて、前記画像処理手段による前記撮像手段から読み出すタイミングを制御するとともに、前記被写体像の露出時間をより長くするように前記撮像手段を制御する制御手段と
    前記画像処理手段によって生成された画像データを記録媒体に記録する記録手段とを有し、
    前記記録手段によって前記画像データを記録しているときに、前記転送手段により前記画像データを転送する場合に、前記制御手段は、前記被写体像の露出時間をより長くしないように制御することを特徴とする撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記撮像手段のISO感度を下げ、前記被写体像の露出時間をより長くするように制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、被写界深度が大きくなるように絞りを制御し、前記被写体像の露出時間をより長くするように制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  5. 前記取得手段は、前記転送手段による前記画像データの転送フレームレートを計測することにより前記転送フレームレートの情報を取得することを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段による制御を実行するか否かをユーザーに選択させる画面を表示部に表示する表示制御手段をさらに有することを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記外部装置が複数ある場合に、前記制御手段は、前記複数の外部装置に対する転送フレームレートのうち、最も良好な転送フレームレートに基づいて、前記画像処理手段による前記撮像手段から読み出すタイミングを制御するとともに、前記被写体像の露出時間をより長くするように前記撮像手段を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  8. 被写体像を光電変換して画像データを生成する撮像手段から、前記画像データを読み出して所定の画像処理を行う画像処理工程と、
    前記画像処理工程において生成された画像データを外部装置に転送する転送工程と、
    前記転送工程において転送する際の転送フレームレートの情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程において取得された転送フレームレートに基づいて、前記画像処理工程における前記撮像手段から読み出すタイミングを制御するとともに、前記被写体像の露出時間をより長くするように前記撮像手段を制御する制御工程とを有し、
    前記外部装置から前記転送工程において転送される画像データを記録する旨の通知を受けた場合に、前記制御工程においては、前記被写体像の露出時間をより長くしないように制御することを特徴とする撮像方法。
  9. 被写体像を光電変換して画像データを生成する撮像手段から、前記画像データを読み出して所定の画像処理を行う画像処理工程と、
    前記画像処理工程において生成された画像データを外部装置に転送する転送工程と、
    前記転送工程において転送する際の転送フレームレートの情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程において取得された転送フレームレートに基づいて、前記画像処理工程における前記撮像手段から読み出すタイミングを制御するとともに、前記被写体像の露出時間をより長くするように前記撮像手段を制御する制御工程と
    前記画像処理工程において生成された画像データを記録媒体に記録する記録工程とを有し、
    前記記録工程において前記画像データを記録しているときに、前記転送工程により前記画像データを転送する場合に、前記制御工程においては、前記被写体像の露出時間をより長くしないように制御することを特徴とする撮像方法。
  10. 被写体像を光電変換して画像データを生成する撮像手段から、前記画像データを読み出して所定の画像処理を行う画像処理工程と、
    前記画像処理工程において生成された画像データを外部装置に転送する転送工程と、
    前記転送工程において転送する際の転送フレームレートの情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程において取得された転送フレームレートに基づいて、前記画像処理工程における前記撮像手段から読み出すタイミングを制御するとともに、前記被写体像の露出時間をより長くするように前記撮像手段を制御する制御工程とをコンピュータに実行させ
    前記外部装置から前記転送工程において転送される画像データを記録する旨の通知を受けた場合に、前記制御工程においては、前記被写体像の露出時間をより長くしないように制御することを特徴とするプログラム。
  11. 被写体像を光電変換して画像データを生成する撮像手段から、前記画像データを読み出して所定の画像処理を行う画像処理工程と、
    前記画像処理工程において生成された画像データを外部装置に転送する転送工程と、
    前記転送工程において転送する際の転送フレームレートの情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程において取得された転送フレームレートに基づいて、前記画像処理工程における前記撮像手段から読み出すタイミングを制御するとともに、前記被写体像の露出時間をより長くするように前記撮像手段を制御する制御工程と
    前記画像処理工程において生成された画像データを記録媒体に記録する記録工程とをコンピュータに実行させ、
    前記記録工程において前記画像データを記録しているときに、前記転送工程により前記画像データを転送する場合に、前記制御工程においては、前記被写体像の露出時間をより長くしないように制御することを特徴とするプログラム。
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