JP2009017474A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストをかけず、いかなる周囲の環境にもより柔軟に対応して鮮明な撮像画像を取得可能とする。
【解決手段】本発明の画像処理装置10は、フレームレート変更制御部11eが、露光時間判定部11dによって、露光時間がフレームレートに基づくフレーム継続時間を越えると判定された場合に、よりレートの低いフレームレートに変更する。これによって、より低いフレームレートに基づいたより長いフレーム継続時間にわたって画像更新周期の先頭フレームが画像取り込みされることとなり、露光時間をより長く設定することが可能になり、露光時間の延長を先頭フレームに作用させることが可能になる。もって、昼や逆光など撮像対象の周囲の環境が明るい場合に対応するためにF値が大きいレンズを使用しても、夜やトンネルなど撮像対象の周囲の環境が暗い状況に対応して、撮像対象を正確に認識することが可能になる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、フレームレートを変更することによって撮像素子への露光時間の調整可能範囲を拡大し、撮像対象が存在する外部周辺環境に左右されることなく鮮明な撮像画像を取得することが可能な画像処理装置および画像処理方法に関する。
CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)やCCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子を利用して撮像対象の画像を電気信号に変換することによって動画を撮影するビデオカメラなどの撮像装置が搭載する画像処理装置では、1秒間に取得されるフレーム(画像)の数をあらわすフレームレート[fps]に従って、一定の画像更新周期(例えば、100ミリ秒)の1周期において取得されるフレーム数および1フレームが継続するフレーム継続時間が定まる。なお、フレーム継続時間[s]は、フレームレート[fps]の逆数である。
そして、かかる画像処理装置は、画像更新周期の1周期内に含まれるフレームのうち先頭フレームのみを画像表示用のフレームとして取得し、該画像更新周期内の先頭フレームより他のフレームのフレーム継続時間において、先頭フレームの画像処理をおこなうことが一般的である。
ところで、かかる画像処理装置を使用して撮像対象を撮像する場合に、該撮像対象が置かれている周囲の明暗が、取得される撮像画像の鮮明さを左右する。すなわち、撮像装置が有するレンズ特性や撮像素子の露光時間が一定である場合には、撮像対象の周囲が明るい環境であれば鮮明な撮像画像が取得され、撮像対象の周囲が暗い環境であれば不鮮明な撮像画像が取得される。
このように、撮像対象の周囲の明暗にかかわらず鮮明な撮像画像を取得するために、例えば、特許文献1には、撮像対象が明るい環境に置かれていれば、撮像素子の露光時間を短くし、該撮像対象が暗い環境に置かれていれば、撮像素子の露光時間を長くすることによって、適切な露光時間にて撮像対象の鮮明な撮像画像を取得することを可能にする従来技術が開示されている。
また、撮像対象の周囲の明暗にかかわらず鮮明な撮像画像を取得するために、例えば、特許文献1には、撮像対象が明るい環境に置かれていれば、撮像素子の電荷蓄積時間を短くし、該撮像対象が暗い環境に置かれていれば、撮像素子の電荷蓄積時間を長くすることによって、適切な電荷蓄積時間にて撮像対象の鮮明な撮像画像を取得することを可能にする従来技術が開示されている。
国際公開第05/027510パンフレット 特開2003−209750号公報
しかしながら、上記特許文献1に代表される従来技術では、次の問題点があった。すなわち、フレームレートは、通常、固定値であるため、画像処理される先頭フレームのフレーム継続時間も固定となる。そのため、撮像素子の露光時間を最大限引き延ばしたとしても、画像処理対象の先頭フレームが影響を受ける露光時間は、先頭フレームのフレーム継続時間までであるという制約がある。よって、露光時間を最大限引き延ばしたとしてもなお、撮像素子が十分な露光を得ることができず、不鮮明な撮像画像が取得されてしまうおそれがあった。
また、上記特許文献2に代表される従来技術では、次の問題点があった。すなわち、撮像対象の周囲の明暗を検知するために、撮像素子に測光用のモニタセンサを付加して音チップとする必要があるため、従来からある撮像素子をハードウェア的に変更しなければならず、製造コスト的な問題があった。さらに、撮像素子の電荷蓄積時間を長くしたとしても、撮像素子の電荷蓄積容量の制限を受けるため、効果に自ずと限界があった。
そして、たとえ特許文献1および2に代表される従来技術を組み合わせたとしても、露光時間に限界があり、かつ撮像素子の電荷蓄積容量に制限があるため、周囲の環境の変化に柔軟に対応して鮮明な撮像画像を取得することに限界がある。特に、撮像装置が車載用の撮像装置である場合には、車両の走行に伴って、撮像対象の周囲の明暗などの環境が刻々と変化していくにもかかわらず、車載用という用途の特殊性から、レンズを換装してレンズ特性を変化させることができないため、レンズ特性の変化以外の方法によって、いかなる周囲の環境にもより柔軟に対応して鮮明な撮像画像が取得できるようにしなければならない。
本発明は、上記問題点(課題)を解消するためになされたものであって、コストをかけず、いかなる周囲の環境の変化にもより柔軟に対応して鮮明な撮像画像が取得可能な画像処理装置および画像処理方法を提供することを目的とする。
上述した問題を解決し、目的を達成するため、本発明の画像処理装置は、撮像素子から所定のフレームレートで取得した撮像画像の明暗を判定する撮像画像明暗判定手段と、前記撮像画像明暗判定手段によって判定された前記撮像画像の明暗に基づいて前記撮像素子の露光時間を調整する露光時間調整手段と、前記露光時間調整手段によって調整された前記露光時間が第1のフレームレートに基づくフレーム継続時間を越えるか否かを判定する露光時間判定手段と、前記露光時間判定手段によって前記露光時間が前記第1のフレームレートに基づくフレーム継続時間を越えると判定され、かつ前記所定のフレームレートが該第1のフレームレートである場合に、前記撮像素子から前記撮像画像を取得するフレームレートを該第1のフレームレートから該第1のフレームレートより低い第2のフレームレートへと変更するフレームレート変更手段とを有することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記フレームレート変更手段は、前記露光時間判定手段によって前記露光時間が前記第1のフレームレートに基づくフレーム継続時間を越えると判定されず、かつ前記所定のフレームレートが前記第2のフレームレートである場合に、前記撮像素子から前記撮像画像を取得するフレームレートを該第2のフレームレートから該第1のフレームレートへと変更することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記撮像画像明暗判定手段は、前記撮像画像の濃淡値に基づいて該撮像画像の明暗を判定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記画像処理装置は、車両に搭載される撮像装置が有する車載用画像処理装置であることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記撮像画像明暗判定手段は、前記車両に搭載されるカーナビゲーション装置から取得される現在地情報に基づいて前記撮像画像の明暗を判定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記撮像画像明暗判定手段は、前記車両に搭載される前照灯または車幅灯の点灯・消灯に基づいて前記撮像画像の明暗を判定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記撮像画像明暗判定手段は、前記車両に搭載される該車両の外部周辺の照度を検知する照度検知装置による照度検知結果に基づいて前記撮像画像の明暗を判定することを特徴とする。
また、本発明の画像処理方法は、撮像素子から所定のフレームレートで取得した撮像画像の明暗を判定する撮像画像明暗判定ステップと、前記撮像画像明暗判定ステップによって判定された前記撮像画像の明暗に基づいて前記撮像素子の露光時間を調整する露光時間調整ステップと、前記露光時間調整ステップによって調整された前記露光時間が第1のフレームレートに基づくフレーム継続時間を越えるか否かを判定する露光時間判定ステップと、前記露光時間判定ステップによって前記露光時間が前記第1のフレームレートに基づくフレーム継続時間を越えると判定され、かつ前記所定のフレームレートが該第1のフレームレートである場合に、前記撮像素子から前記撮像画像を取得するフレームレートを該第1のフレームレートから該第1のフレームレートより低い第2のフレームレートへと変更し、前記露光時間判定ステップによって前記露光時間が前記第1のフレームレートに基づくフレーム継続時間を越えると判定されず、かつ前記所定のフレームレートが前記第2のフレームレートである場合に、前記撮像素子から前記撮像画像を取得するフレームレートを該第2のフレームレートから該第1のフレームレートへと変更するフレームレート変更ステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、撮像素子の露光時間が不足する場合に、第1のフレームレートに基づくフレーム継続時間を越える露光時間で撮像素子を露光することが可能になり、レンズの特性や撮像画像のゲイン増幅にともなうノイズやコストを気にすることなく、撮像対象の周囲の明暗に応じて露光時間の調整のみで簡単に鮮明な画像を得ることが可能になるという効果を奏する。
また、本発明によれば、フレームレートが第2のフレームレートであって、露光時間が第1のフレームレートに基づくフレーム継続時間を越えない場合に、フレームレートを高くすることが可能になるという効果を奏する。
また、本発明によれば、撮像画像自体の明暗に基づいて、必要とされる露光時間へと露光時間を正確に調整することが可能になるという効果を奏する。
また、本発明によれば、自動車の走行に伴って撮像対象の周囲の明暗が絶えず変化する場合であっても、必要な露光時間を正確に調整することが可能になるという効果を奏する。
また、本発明によれば、カーナビゲーション装置から取得される現在地情報に基づいて、簡易な構成で既存の情報を利用して、必要とされる露光時間へと露光時間を調整することが可能になるという効果を奏する。
また、本発明によれば、前照灯または車幅灯の点灯・消灯に基づいて、簡易な構成で、必要とされる露光時間へと露光時間を調整することが可能になるという効果を奏する。
また、本発明によれば、照度検知装置による照度検知結果に基づいて、簡易な構成で、必要とされる露光時間へと露光時間を正確に調整することが可能になるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照し、本発明の画像処理装置および画像処理方法に係る実施例を詳細に説明する。以下の実施例では、本発明の画像処理装置および画像処理方法は、車両に搭載される撮像装置が有する画像処理装置に関するものであるとするが、これに限定されるものではない。
先ず、従来の画像処理装置のフレームレートに基づく画像更新周期における画像取り込み期間、画像処理期間について説明する。図1−1は、従来の画像処理装置のフレームレートに基づく画像更新周期における画像取り込み期間、画像処理期間を説明するための図である。同図に示すように、従来の画像処理装置では、フレームレートはA[fps]で固定であった。
フレームレートがA[fps]のとき、固定の画像更新周期(例えば、100[ms])の1周期には(N+1)個のフレームが含まれるとする。このとき、(N+1)個の各フレームのフレーム継続時間は、1/A[s]である。(N+1)個のフレームのうちの先頭フレームである第0フレームのみが画像処理装置における画像処理対象であり、第1フレームから第Nフレームまでは、画像処理対象とはならず無視される。よって画像更新周期の先頭の第0フレームに想到するフレーム継続時間1/A[s]が画像取り込み期間a[s]であり、残りの{(1/A)×N}=b[s]が画像処理期間となる。この処理が画像更新周期a+b[s]として周期的に繰り返されることとなる。
画像取り込み対象(画像処理対象)のフレームが第0フレームのみであるので、画像処理装置が備える撮像装置が有する撮像素子の露光時間を調整することによって、第0フレームのより鮮明な画像を取得することが可能になる。
ここで、実施例にかかる画像処理装置が備える撮像装置が有する撮像素子の露光時間を調整する場合に、第0フレームのみが画像処理対象であるが、第0フレームの画像を取り込む時間が最大a=1/A[s]であることから、露光時間の作用は、最大を受けるのはa=1/A[s]までの時間だけである。よって、フレームレートがA[fps]である限りは、露光時間を0[s]からa=1/A[s]までの間で調整することによって、露光が適切な鮮明な第0フレームの画像を取り込むことが可能になる。
しかし、撮像対象の周囲の明暗の状況によっては、露光時間を最大a=1/A[s]まで延長したとしてもなお、十分な露光を得ることができない場合がある。このような場合であっても、従来の画像処理装置のように、フレームレートがA[fps]で固定的であると、露光時間をa=1/A[s]を越える時間まで延長しても、第0フレームがその作用を受けることはできなかった。
そこで、実施例にかかる画像処理装置は、図1−2に示すように、フレームレートをA[fps]よりもレートが低いB[fps]へと変更可能することによって、第0フレームの画像取り込み期間をa´=1/B[s]へと延長することによって、露光時間をa´=1/B[s]まで延長したとしても、第0フレームが露光作用を受けることを可能とした。
具体的には、フレームレートA[fps]よりもレートが低いフレームレートB[fps]とした場合に、A>Bであることから1/A<1/Bとなるため、実施例にかかる画像処理装置の第0フレームの画像取り込み期間a´=1/B[s]は、従来の画像処理装置の第0フレーム取り込み時間a=1/A[s]よりも長くなる。よって、実施例の画像処理装置は、露光時間を0[s]からa´=1/B[s]までの間で調整することによって、露光が適切な鮮明な第0フレームの画像を取り込むことが可能になる。
なお、フレームレートがB[fps]の場合、固定の画像更新周期(例えば、100[ms])の1周期には(M+1)個のフレームが含まれるとする。このとき、(M+1)個の各フレームのフレーム継続時間は、1/B[s]である。また、画像更新周期は、フレームレートにかかわらず、a+b[s]=a´+b´[s]である。
次に、実施例にかかる画像処理装置の構成について説明する。図2は、実施例にかかる画像処理装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、実施例にかかる画像処理装置10は、車両1に搭載され、CAN(Controller Area Network)100を介して、カーナビゲーション装置20と、照度検知装置30と、車幅灯・ヘッドライト装置40と相互通信可能に接続されている。
画像処理装置10は、制御部11と、記憶部12と、表示部13とを有する。そして、画像処理装置10には、CMOSセンサ14が接続されている。CMOSセンサ14は、撮像対象の画像を取り込む撮像素子であるが、CMOSセンサに限らず、CCDセンサであってもよい。
制御部11は、画像処理装置10全体の制御をつかさどる制御手段であり、特に実施例にかかる構成としてフレーム取得処理部11aと、画像明暗判定部11bと、露光時間変更制御部11cと、露光時間判定部11dと、フレームレート変更制御部11eとをさらに有する。
フレーム取得処理部11aは、CMOSセンサ14によって取得される画像を、フレームレートに基づいて決まるフレーム継続時間ごとに確定させて取得する処理をおこなう。そして、画像更新周期の1周期に含まれる複数のフレームのうちの先頭フレームの画像を画像処理対象として取り込み、画像認識処理(車両や歩行者、障害物などの認識処理)や画像認識対象物までの距離推定をおこなう。なお、フレーム取得処理部11aは、CMOSセンサ14に対して、画像処理装置10の電源オフ時にリセット信号を送信し、さらに、フレームレート、フレーム継続時間、画像更新周期、露光時間、シャッター操作指示などの制御信号を送信する。
そして、CMOSセンサ14は、フレーム取得処理部11aから受信したフレームレート、フレーム継続時間、画像更新周期、露光時間などの情報に基づく同期信号を画像処理装置10へと送信する。この同期信号を受信した画像処理装置10は、該同期信号に基づき、CMOSセンサ14から取得される第0フレームの画像取り込みの開始および終了、画像処理の開始および終了をおこなう。
画像明暗判定部11bは、CMOSセンサ14から取得された第0フレームの画像の明暗を判定する。画像の明暗の判定方法は、画像自体の輝度の濃淡値が第2の所定閾値を超えることとなる場合に該画像の明暗は「明」であると判定し、画像自体の輝度の濃淡値が第1の所定閾値未満となる場合に該画像の明暗は「暗」であると判定する。なお、第1の所定閾値<第2の所定閾値である。なお、CMOSセンサ14から取得された第0フレームの画像の明暗は、前述の方法に限らず、コントラスト比が所定閾値以上か否かによって判定することとしてもよい。
露光時間変更制御部11cは、画像明暗判定部11bによって判定された画像の明暗に応じて、該画像の明暗を示す値が第2の所定閾値以上、第1の所定閾値以内の範囲に収まるように、CMOSセンサ14の露光時間を1段階ずつ調整する。ここで、露光時間を1段階上げるとは露光時間を例えば(√2)倍することであり、露光時間を1段階下げるとは露光時間を例えば(√2)-1倍することである。露光時間変更制御部11cによって設定された露光時間は、後述の露光時間記憶テーブル12bに記憶される。
また、露光時間判定部11dは、露光時間記憶テーブル12bに現在記憶されている露光時間が、後述のフレームレート記憶テーブル12aで“選択”とされているフレームレートに基づくフレーム継続時間を越えるか否かを判定する。
なお、露光時間は、フレームレートの変更の必要性の有無を判定する根拠となる情報であるが、カーナビゲーション装置20から取得される地図情報(トンネルや森林地帯の暗い場所であるか否かなど)、時刻情報(夕方や夜などの暗い時間帯であるか否かなど)、月日情報(日の入りが早い冬季であるか否かなど)などに基づいてフレームレートの変更の必要性の有無を判定することとしてもよい。また、照度検知装置30から取得される車両1の外部周辺の照度が所定閾値以上であるか否かに応じてフレームレートの変更の必要性の有無を判定することとしてもよい。また、車幅灯・ヘッドライト装置40の点灯・消灯に応じてフレームレートの変更の必要性の有無を判定することとしてもよい。
フレームレート変更制御部11eは、露光時間判定部11dによって、露光時間記憶テーブル12bに現在記憶されている露光時間がフレームレート記憶テーブル12aで“選択”とされているフレームレートに基づくフレーム継続時間を越えると判定された場合に、よりレートの低いフレームレートを“選択”とするように変更する。これによって、より低いフレームレートに基づいたより長いフレーム継続時間にわたって第0フレームが画像取り込みされることとなり、露光時間をより長く設定することが可能になり、露光時間の延長を第0フレームに作用させることが可能になる。
記憶部12は、フレームレート記憶テーブル12aと、露光時間記憶テーブル12bとを格納する。フレームレート記憶テーブル12aは、図3に示すように、相対的にレートの高いフレームレートA[fps]と、相対的にレートの低いフレームレートB[fps]の2種類のフレームレートを記憶している。そして、フレームレートごとに、選択を示す選択フラグが対応付けられて管理されている。選択フラグが“1”であるフレームレートが選択されているフレームレートであるが、選択フラグが“1”であるフレームレートは1つのみであり、その他のフレームレートの選択フラグは“0”である。なお、フレームレートA[fps]が従来からの画像処理装置のフレームレートである。
なお、フレームレート記憶テーブル12aには、複数種類のフレームレートが記憶されていてもよい。この場合には、フレームレートを段階的に変更することが可能になる。例えば、フレームレートA[fps]、フレームレートB[fps]、フレームレートC[fps]の3種類のフレームレートが記憶されているとする(ただし、A>B>C)。このとき、それぞれのフレーム継続時間は、1/A[s]、1/B[s]、1/C[s](ただし、(1/A)<(1/B)<(1/C))である。
このとき、第0フレームによる画像の明暗を示す値と比較するための閾値を、第1の所定閾値、第2の所定閾値、第3の所定閾値の3つ定める(ただし、第1の所定閾値<第2の所定閾値<第3の所定閾値)。そして、第0フレームによる画像の明暗を示す値が第1の所定閾値未満の場合にフレームレートをA[fps]に設定し、第2の所定閾値以上第3の所定閾値未満の場合にフレームレートをB[fps]に設定し、第3の所定閾値以上の場合にフレームレートをC[fps]に設定する。このようにすると、露光時間に応じて適切なフレームレートを設定することが可能になる。
露光時間記憶テーブル12bは、図4に示すように、露光時間[s]を記憶する。この露光時間[s]は、露光時間変更制御部11cによって変更されたCMOSセンサ14の露光時間が記憶される。
次に、実施例の画像処理装置10で実行される露光時間調整処理について説明する。図5は、露光時間調整処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、先ず、フレーム取得処理部11aは、画像を取得する(ステップS101)。続いて、画像明暗判定部11bは、画像の明るさが第2の所定閾値を超えるか否かを判定する(ステップS102)。画像の明るさが第2の所定閾値を超えると判定された場合に(ステップS102肯定)、ステップS103へ移り、画像の明るさが第2の所定閾値を超えると判定されなかった場合に(ステップS102否定)、ステップS104へ移る。
ステップS103では、露光時間変更制御部11cは、CMOSセンサ14の露光時間を1段階下げる。この処理が終了すると、ステップS102へ戻る。ステップS102およびステップS103の処理を繰り返すことによって、画像の明るさを第2の所定閾値以下へと調整することができる。
一方、ステップS104では、画像明暗判定部11bは、画像の明るさが第1の所定閾値未満か否かを判定する。画像の明るさが第1の所定閾値未満であると判定された場合に(ステップS104肯定)、ステップS105へ移り、画像の明るさが第1の所定閾値未満であると判定されなかった場合に(ステップS104否定)、露光時間調整処理は終了する。
ステップS105では、露光時間変更制御部11cは、CMOSセンサ14の露光時間を1段階上げる。この処理が終了すると、ステップS104へ戻る。ステップS104およびステップS105の処理を繰り返すことによって、画像の明るさを第1の所定閾値以上へと調整することができる。
次に、実施例の画像処理装置10で実行されるフレームレート変更処理について説明する。図6は、フレームレート変更処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、先ず、フレームレート変更制御部11eは、フレームレート記憶テーブル12aを参照して、現在選択されているフレームレートがA[fps]であるか否かを判定する(ステップS111)。現在選択されているフレームレートがA[fps]であると判定された場合に(ステップS111肯定)、ステップS112へ移り、現在選択されているフレームレートがA[fps]であると判定されなかった場合に(ステップS111否定)、ステップS114へ移る。
ステップS112では、露光時間判定部11dは、露光時間記憶テーブル12bを参照して、現在設定されている露光時間が1/A[s]を超えるか否かを判定する。現在設定されている露光時間が1/A[s]を超えると判定される場合に(ステップS112肯定)、ステップS113へ移り、現在設定されている露光時間が1/A[s]を超えると判定されなかった場合に(ステップS112否定)、フレームレート変更処理は終了する。ステップS113では、フレームレート変更制御部11eは、フレームレートをB[fps]へ変更する。ステップS113の処理が終了すると、フレームレート変更処理は終了する。
一方、ステップS114では、露光時間判定部11dは、露光時間記憶テーブル12bを参照して、現在設定されている露光時間が1/A[s]以下であるか否かを判定する。現在設定されている露光時間が1/A[s]以下であると判定される場合に(ステップS114肯定)、ステップS115へ移り、現在設定されている露光時間が1/A[s]以下であると判定されなかった場合に(ステップS114否定)、フレームレート変更処理は終了する。ステップS115では、フレームレート変更制御部11eは、フレームレートをA[fps]へ変更する。ステップS115の処理が終了すると、フレームレート変更処理は終了する。
なお、カーナビゲーション装置20から取得される各種情報に基づいてフレームレートの変更の必要性の有無を判定する場合の他の実施例(その1)のフレームレート変更処理は、図7に示すようになる。すなわち、先ず、フレームレート変更制御部11eは、フレームレート記憶テーブル12aを参照して、現在選択されているフレームレートがA[fps]であるか否かを判定する(ステップS121)。現在選択されているフレームレートがA[fps]であると判定された場合に(ステップS121肯定)、ステップS122へ移り、現在選択されているフレームレートがA[fps]であると判定されなかった場合に(ステップS121否定)、ステップS124へ移る。
ステップS122では、露光時間判定部11dは、カーナビゲーション装置20からの情報に基づき、暗所と判定されるか否かを判定する。暗所と判定される場合に(ステップS122肯定)、ステップS123へ移り、暗所と判定されなかった場合に(ステップS122否定)、他の実施例(その1)のフレームレート変更処理は終了する。ステップS123では、フレームレート変更制御部11eは、フレームレートをB[fps]へ変更する。ステップS123の処理が終了すると、他の実施例(その1)のフレームレート変更処理は終了する。
一方、ステップS124では、露光時間判定部11dは、カーナビゲーション装置20からの情報に基づき、暗所と判定されるか否かを判定する。暗所と判定される場合に(ステップS124肯定)、他の実施例(その1)のフレームレート変更処理は終了し、暗所と判定されなかった場合に(ステップS124否定)、ステップS125へ移る。ステップS125では、フレームレート変更制御部11eは、フレームレートをA[fps]へ変更する。ステップS125の処理が終了すると、他の実施例(その1)のフレームレート変更処理は終了する。
なお、「車幅灯・ヘッドライト装置40の点灯・消灯」または「照度検知装置30から取得される車両1の外部周辺の照度が所定閾値以上であるか否か」に応じてフレームレートの変更の必要性の有無を判定する場合の他の実施例(その2)のフレームレート変更処理は、図8に示すようになる。すなわち、図7に示したフローチャートのステップS122およびステップS124をステップS122aおよびステップS124aへ変更したものが、他の実施例(その2)のフレームレート変更処理手順を示すフローチャートである。ステップS122aおよびステップS124a以外は、図7に示した同一のステップ番号のステップと同じ処理をおこなう。
すなわち、ステップS122aでは、露光時間判定部11dは、「車幅灯またはヘッドライトが点灯している」または「外部の照度が所定閾値未満」であるか否かを判定する。「車幅灯またはヘッドライトが点灯している」または「外部の照度が所定閾値未満」であると判定された場合に(ステップS122a肯定)、ステップS123へ移り、「車幅灯またはヘッドライトが点灯している」または「外部の照度が所定閾値未満」であると判定されなかった場合に(ステップS122a否定)、他の実施例(その2)のフレームレート変更処理は終了する。
また、ステップS124aでは、露光時間判定部11dは、「車幅灯またはヘッドライトが点灯している」または「外部の照度が所定閾値未満」であるか否かを判定する。「車幅灯またはヘッドライトが点灯している」または「外部の照度が所定閾値未満」であると判定された場合に(ステップS124a肯定)、他の実施例(その2)のフレームレート変更処理は終了し、「車幅灯またはヘッドライトが点灯している」または「外部の照度が所定閾値未満」であると判定されなかった場合に(ステップS124a否定)、ステップS125へ移る。
次に、図9−1、図9−2、図10−1、図10−2を参照して、実施例による作用・効果について説明する。図9−1、図9−2は、従来の画像処理装置による撮像画像の問題点を説明するための図である。
従来、CMOSセンサ14の露光時間は、フレームレートA[fps]に基づくフレーム継続時間1/A[s]に制限されていた。このため、CMOSセンサ14の感度を最大にするためには、露光時間を1/A[s]としたときである。特に、車載用画像処理装置は、昼、夜、トンネル、逆光など撮像対象の周囲の環境がめまぐるしく変化するが、撮像対象を正確に認識する必要がある。しかし、昼や逆光など撮像対象の周囲の環境が明るい場合に対応するためにF値が大きいレンズを使用する(図9−1の左側の図を参照)と、露光時間を最大値(1/A[s])にしたとしても感度不足となり、夜やトンネルなど撮像対象の周囲の環境が暗い状況へ至った場合に撮像対象を認識できず、いわゆる“黒つぶれ”という現象が発生する(図9−1の右側の図を参照)。
また、逆に、夜やトンネルなど撮像対象の周囲の環境が暗い場合に対応するためにF値が小さいレンズを使用する(図9−2の左側の図を参照)と、露光時間を最小値にしたとしても感度が過剰となり、昼や逆光など撮像対象の周囲の環境が明るい状況へ至った場合に撮像対象を認識できず、いわゆる“白とび”という現象が発生する(図9−2の右側の図を参照)。
そこで、実施例では、撮像対象の周囲の環境の明暗に応じてフレームレートを可変として露光時間の最大値をより大きく取ることを可能とした。すなわち、昼や逆光など撮像対象の周囲の環境が明るい場合に対応するためにF値が大きいレンズを使用する場合(図10−1の左側の図を参照)に、夜やトンネルなど撮像対象の周囲の環境が暗い状況へ至ったときも、フレームレートを可変として、露光時間の最大値をより大きく取ることを可能とされた露光時間の最大値までのいずれかの値まで露光時間を変更することによって感度が適切となり、撮像対象を正確に認識でき、いわゆる“黒つぶれ”という現象の発生を回避することが可能になる(図10−1の右側の図を参照)。
また、逆に、夜やトンネルなど撮像対象の周囲の環境が暗い場合に対応するためにF値が小さいレンズを使用する場合(図10−2の左側の図を参照)に、昼や逆光など撮像対象の周囲の環境が明るい状況に至ったとき、フレームレートを上げてフレーム継続時間を短くし、露光時間を小さくすることによって感度を適切とすることができ、撮像対象を正確に認識でき、いわゆる“白とび”という現象の発生を回避することが可能になる(図10−2の右側の図を参照)。
このように、実施例によれば、フレームレートの制御という比較的簡単な構成変更のみによって、コストをあまりかけず、昼や逆光など撮像対象の周囲の環境が明るい場合に対応するためにF値が大きいレンズを使用しても、夜やトンネルなど撮像対象の周囲の環境が暗い状況に対応して、撮像対象を正確に認識することが可能になる。また、F値が大きいレンズを使用することが可能であるため、被写体深度が大きくなり、ピント調整が容易になる。また、画像ノイズの問題があるゲイン増幅によって撮像対象を認識する必要がなくなり、画像ノイズの問題から開放される。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は、これに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内で、更に種々の異なる実施例で実施されてもよいものである。また、実施例に記載した効果は、これに限定されるものではない。
また、上記実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記実施例で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPU(Central Processing Unit)(またはMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)などのマイクロ・コンピュータ)および当該CPU(またはMPU、MCUなどのマイクロ・コンピュータ)にて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現されてもよい。
本発明は、画像処理装置において、コストをかけず、いかなる周囲の環境の変化にもより柔軟に対応して鮮明な撮像画像を取得したい場合に有用であり、特に、車載用の画像処理装置のように、撮像対象の周囲の撮影条件が刻々と変化する場合にも柔軟に対応して鮮明な撮像画像を取得したい場合に効果的である。
従来の画像処理装置のフレームレートに基づく画像更新周期における画像取り込み期間、画像処理期間を説明するための図である。 実施例にかかる画像処理装置のフレームレートに基づく画像更新周期における画像取り込み期間、画像処理期間を説明するための図である。 実施例にかかる画像処理装置の構成を示す機能ブロック図である。 フレームレート記憶テーブルの例を示す図である。 露光時間記憶テーブルの例を示す図である。 露光時間調整処理手順を示すフローチャートである。 フレームレート変更処理手順を示すフローチャートである。 他の実施例(その1)のフレームレート変更処理手順を示すフローチャートである。 他の実施例(その2)のフレームレート変更処理手順を示すフローチャートである。 従来の画像処理装置による撮像画像の問題点を説明するための図である。 従来の画像処理装置による撮像画像の問題点を説明するための図である。 実施例にかかる画像処理装置による撮像画像の特長を説明するための図である。 実施例にかかる画像処理装置による撮像画像の特長を説明するための図である。
符号の説明
1 車両
10 画像処理装置
11 制御部
11a フレーム取得処理部
11b 画像明暗判定部
11c 露光時間変更制御部
11d 露光時間判定部
11e フレームレート変更制御部
12 記憶部
12a フレームレート記憶テーブル
12b 露光時間記憶テーブル
13 表示部
14 CMOSセンサ
20 カーナビゲーション装置
30 照度検知装置
40 車幅灯・ヘッドライト装置
100 CAN

Claims (8)

  1. 撮像素子から所定のフレームレートで取得した撮像画像の明暗を判定する撮像画像明暗判定手段と、
    前記撮像画像明暗判定手段によって判定された前記撮像画像の明暗に基づいて前記撮像素子の露光時間を調整する露光時間調整手段と、
    前記露光時間調整手段によって調整された前記露光時間が第1のフレームレートに基づくフレーム継続時間を越えるか否かを判定する露光時間判定手段と、
    前記露光時間判定手段によって前記露光時間が前記第1のフレームレートに基づくフレーム継続時間を越えると判定され、かつ前記所定のフレームレートが該第1のフレームレートである場合に、前記撮像素子から前記撮像画像を取得するフレームレートを該第1のフレームレートから該第1のフレームレートより低い第2のフレームレートへと変更するフレームレート変更手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記フレームレート変更手段は、前記露光時間判定手段によって前記露光時間が前記第1のフレームレートに基づくフレーム継続時間を越えると判定されず、かつ前記所定のフレームレートが前記第2のフレームレートである場合に、前記撮像素子から前記撮像画像を取得するフレームレートを該第2のフレームレートから該第1のフレームレートへと変更することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記撮像画像明暗判定手段は、前記撮像画像の濃淡値に基づいて該撮像画像の明暗を判定することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記画像処理装置は、車両に搭載される撮像装置が有する車載用画像処理装置であることを特徴とする請求項1、2または3に記載の画像処理装置。
  5. 前記撮像画像明暗判定手段は、前記車両に搭載されるカーナビゲーション装置から取得される現在地情報に基づいて前記撮像画像の明暗を判定することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記撮像画像明暗判定手段は、前記車両に搭載される前照灯または車幅灯の点灯・消灯に基づいて前記撮像画像の明暗を判定することを特徴とする請求項4または5に記載の画像処理装置。
  7. 前記撮像画像明暗判定手段は、前記車両に搭載される該車両の外部周辺の照度を検知する照度検知装置による照度検知結果に基づいて前記撮像画像の明暗を判定することを特徴とする請求項4、5または6に記載の画像処理装置。
  8. 撮像素子から所定のフレームレートで取得した撮像画像の明暗を判定する撮像画像明暗判定ステップと、
    前記撮像画像明暗判定ステップによって判定された前記撮像画像の明暗に基づいて前記撮像素子の露光時間を調整する露光時間調整ステップと、
    前記露光時間調整ステップによって調整された前記露光時間が第1のフレームレートに基づくフレーム継続時間を越えるか否かを判定する露光時間判定ステップと、
    前記露光時間判定ステップによって前記露光時間が前記第1のフレームレートに基づくフレーム継続時間を越えると判定され、かつ前記所定のフレームレートが該第1のフレームレートである場合に、前記撮像素子から前記撮像画像を取得するフレームレートを該第1のフレームレートから該第1のフレームレートより低い第2のフレームレートへと変更し、前記露光時間判定ステップによって前記露光時間が前記第1のフレームレートに基づくフレーム継続時間を越えると判定されず、かつ前記所定のフレームレートが前記第2のフレームレートである場合に、前記撮像素子から前記撮像画像を取得するフレームレートを該第2のフレームレートから該第1のフレームレートへと変更するフレームレート変更ステップと
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
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